JP2017142865A5 - - Google Patents

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請求項1記載の発明では、各々に識別情報であるIDを付された単数若しくは複数の販売者と、各々に識別情報であるIDを付された複数の購買者とが共同売買することで共同収益を得る、閉鎖的な新規市場である戦略的互恵市場を支援する支援装置であって、前記共同売買において前記購買者から前記販売者に支払われる売買価格Qに含まれて取引され、前記販売者と前記購買者との前記共同収益の原資となる互恵金額Rから、前記販売者への還元額を算出する算出情報が格納されている算出情報格納部と、前記共同売買が行われる場合に、前記販売者を識別する販売者ID、前記購買者を識別する購買者ID、前記共同売買の日時、前記売買価格Qおよび前記互恵金額Rを含む取引情報を、取得して格納する取引情報格納部と、を備え、前記取引情報格納部に格納された前記取引情報における前記販売者IDごとの前記互恵金額Rについて、前記算出情報格納部に格納されている前記算出情報を用いることにより、前記共同売買における前記販売者IDで識別される前記販売者への前記還元額を算出する還元額算出部と、前記取引情報格納部に格納された前記取引情報のうち、販売者IDごとに、予め定められた所定の取引期間における前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、および、前記所定の取引期間における前記還元額算出部により算出された前記還元額の合計である総還元額TBXを算出することにより、前記販売者IDで識別される前記販売者ごとの共同収益JPRを、前記算出情報格納部に格納されている下記{式1}を用いて算出する共同収益算出部と、{式1:JPR=TBR−TBX}を備えることを特徴とする支援装置を提供する。
請求項2記載の発明では、前記算出情報格納部は、算出情報として、第1還元率R1%および第2還元率R2%、並びに、下記{式2}{式3}{式4}、{式2:BR1=R×R1%}{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}{式4:TBX=TBR1+TBR2}を格納しており、前記還元額算出部は、前記取引情報格納部に格納された前記取引情報ごとに、前記算出情報格納部に格納している前記{式2}による、前記共同売買における前記販売者IDで識別される前記販売者への第1還元額BR1を算出する第1還元額算出部と、前記取引情報格納部に格納された前記取引情報のうち、販売者IDごとに、前記所定の取引期間における前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQを算出し、前記算出情報格納部に格納している前記{式3}による、前記共同売買における前記販売者IDで識別される前記販売者への第2還元額TBR2を算出する第2還元額算出部と、を備え、前記共同収益算出部は、前記算出情報格納部に格納している前記{式4}による、販売者IDごとに、前記所定の取引期間における前記第1還元額BR1の合計TBR1と、前記第2還元額TBR2との和を、前記{式1}の前記総還元額TBXとして用いることを特徴とする請求項1に記載の支援装置を提供する。
請求項3記載の発明では、前記算出情報格納部は、算出情報として、前記共同収益JPRを、前記販売者の販売者共同収益BJPRに分配する{式7:BJPR=JPR×B%}と、前記共同収益JPRを、前記購買者の購買者共同収益PJPRに分配する{式8:PJPR=JPR×P%}を格納していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支援装置を提供する。
請求項4記載の発明では、前記算出情報格納部は、前記{式1〜式4}、並びに、前記{式7、および、式8}を格納する演算式テーブルと、前記{式1〜式4}、並びに、前記{式7、および、式8}の算出に用いる前記第1還元率R1%および前記第2還元率R2%の値を、予め指定した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の「総売買価格TBQ」あるいは「総互恵金額TBR」に応じて、「0%≦R1%≦R2%≦100%」の範囲で確定し、並びに販売者分配率B%および購買者分配率P%の値を、予め指定した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の「総売買価格TBQ」あるいは「総互恵金額TBR」に応じて、「B%+P%=100%」の範囲内で確定するパラメータテーブルとを備えたことを特徴とする請求項3に記載の支援装置を提供する。
請求項5記載の発明では、会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引することを共同売買JBSと称し、前記共同売買JBSで取引された前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記互恵金額Rを原資として算出した前記販売者BIDと前記購買者PIDの取り分を共同収益JPRと称し、前記共同収益JPRを、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、および、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPRに分配し、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援する支援装置であって、前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、前記共同売買管理部は、前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、並びに前記共同売買JBSが行われる場合に、前記取引情報として、前記共同売買JBSにおいて、前記購買者PIDから前記販売者BIDに支払われる売買価格Qに含まれて取引され、法定通貨と換金することが可能な市場通貨Mを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、前記算出情報格納部は、{式1:JPR=TBR−TBX}、{式2:BR1=R×R1%}、{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、{式4:TBX=TBR1+TBR2}、{式7:BJPR=JPR×B%}、{式8:PJPR=JPR×P%}を格納している演算式テーブル、および、第1還元率R1%、第2還元率R2%、販売者分配率B%、購買者分配率P%を格納しているパラメータテーブルを備え、前記共同収益管理部は、前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、前記第1還元額算出部は、前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出し、前記第2還元額算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出し、前記共同収益算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出し、前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出し、前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配することを特徴とする支援装置を提供する。
請求項6記載の発明では、前記共同売買JBSにおいて、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)が前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に付与したポイントPは前記取引情報と共に、前記取引情報格納部に格納しており、前記所定の取引期間が終了した後に、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)の内、同一地域における複数の販売者BIDを対象として、前記取引情報格納部から抽出した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の付与ポイントBPを合計した総付与ポイントTB、および、前記複数の販売者BID(例えば、同一地域のBID−1〜N)の総付与ポイントTBPを合計した総付与ポイント合計TTBP、並びに、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを合計した販売者共同収益合計TBJPR、を用いて算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)のポイント分担額TBPMを、前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを用いて、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の支援装置を提供する。
請求項7記載の発明では、前記共同売買JBSにおいて、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)が前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に付与したポイントPは前記取引情報と共に、前記取引情報格納部に格納しており、前記所定の取引期間が終了した後に、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)の内、業種業態を同じくする同業他社など、複数の販売者BIDを対象として、前記取引情報格納部から抽出した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の付与ポイントBPを合計した総付与ポイントTBP、および、前記複数の販売者BID(例えば、同業他社のBID−1〜N)の総付与ポイントTBPを合計した総付与ポイント合計TTBP、並びに、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを合計した販売者共同収益合計TBJPR、を用いて算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)のポイント分担額TBPMを、前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを用いて、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の支援装置を提供する。
請求項8記載の発明では、前記共同売買JBSにおける{取引式}において、前記複数の販売者BIDが前記複数の購買者PIDに付与したポイントPについて、前記共同決済TJSで算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記分担額TBPMが複数存在する場合は、前記分担額TBMPの平均値を、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式7}で算出した前記販売者共同収益BJPRで決済することを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の支援装置を提供する。
請求項9記載の発明では、前記取引情報格納部は、前記共同売買JBSが行われる場合に、前記取引情報として、前記共同売買JBSにおいて、前記購買者PIDから前記販売者BIDに支払われる売買価格Qとは別に、前記販売者BIDから前記購買者PIDに付与するポイントP(Pの原資は前記販売者BIDごとに{式7}で算出した前記販売者共同収益BJPR)を、さらに取得して格納する請求項1から請求項8の何れか1項に記載の支援装置を提供する。
請求項10記載の発明では、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)の内、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式8}で算出した前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である前記購買者共同収益PJPRを合計した購買者共同収益総額TPJPR、および、前記複数の購買者PIDが前記複数の販売者BIDから獲得したポイントPを換金した購買者ポイント換金額総計TTPPMを、法定通貨に換金することが可能な個人資産PAに換算した総個人資産TPAを、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを特徴とする請求項3から請求項9の何れか1項に記載の支援装置を提供する。
請求項11記載の発明では、前記算出情報格納部には前記総個人資産TPAを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配する演算式が格納されており、前記演算式は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記購買者PIDごと(例えば、PID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TPQ又は前記総売買価格TPQを指数化した数値に基づいて、前記総個人資産TPAを前記購買者IDごとに分配した場合の第1の分配額と、前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記購買者PIDごと(例えば、PID−1)に抽出した、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TPR又は前記総互恵金額TPRを指数化した数値に基づいて、前記総個人資産TPAを前記購買者IDごとに分配した場合の第2の分配額と、前記総互恵金額TPRと前記総売買金額TPQとの比率TPR%(算出式は「TPR%=TPR÷TPQ×100%」)又は該比率TPR%を指数化した数値に基づいて、前記総個人資産TPAを前記購買者IDごとに分配した場合の第3の分配額と、を算出し、前記第1乃至第3の分配額の平均値を前記購買者PIDごと(例えば、PID−1)の分配額として決定する、請求項10に記載の支援装置を提供する。
請求項12記載の発明では、会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引すること、更に、前記{取引式}において、前記{取引式}とは別に、前記ポイントP(Pの原資は販売者共同収益BJPR)を販売者BIDから購買者PIDに付与すること、および、個人資産PA(PAの原資は購買者共同収益総額TPJPR、および、購買者ポイント換金額総計TTPPM)を購買者PIDから販売者BIDに付与すること、を、共同売買JBSと称し、前記共同売買JBSで取引された前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記互恵金額Rを原資として算出した前記販売者BIDと前記購買者PIDの取り分を共同収益JPRと称し、前記共同収益JPRを、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、および、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPRに分配し、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援する支援装置であって、前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、前記共同売買管理部は、前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、市場通貨M、ポイントP、個人資産PAを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、前記算出情報格納部は、{式1:JPR=TBR−TBX}、{式2:BR1=R×R1%}、{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、{式4:TBX=TBR1+TBR2}、{式7:BJPR=JPR×B%}、{式8:PJPR=JPR×P%}を格納している演算式テーブル、および、第1還元率R1%、第2還元率R2%、販売者分配率B%、購買者分配率P%を格納しているパラメータテーブルを備え、前記共同収益管理部は、前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、前記第1還元額算出部は、前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出し、前記第2還元額算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出し、前記共同収益算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出し、前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出し、前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配することを特徴とする支援装置を提供する。
請求項13記載の発明では、会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引すること、更に、前記{取引式}において、前記{取引式}とは別に、前記ポイントP(Pの原資は販売者共同収益BJPR)を販売者BIDから購買者PIDに付与すること、および、個人資産PA(PAの原資は購買者共同収益総額TPJPR、および、購買者ポイント換金額総計TTPPM)を購買者PIDから販売者BIDに付与すること、を、共同売買JBSと称し、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援する支援装置で用いる支援方法あって、前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、前記共同売買管理部は、前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、市場通貨M、ポイントP、個人資産PAを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、前記算出情報格納部は、{式1:JPR=TBR−TBX}、{式2:BR1=R×R1%}、{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、{式4:TBX=TBR1+TBR2}、{式7:BJPR=JPR×B%}、{式8:PJPR=JPR×P%}を格納している演算式テーブル、および、第1還元率R1%、第2還元率R2%、販売者分配率B%、購買者分配率P%を格納しているパラメータテーブルを備え、前記共同収益管理部は、前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、前記第1還元額算出部は、前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出するステップと、前記第2還元額算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出するステップと、前記共同収益算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出するステップと、前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出するステップと、前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配するステップと、を備えたことを特徴とする支援方法を提供する。
請求項14記載の発明では、会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引すること、更に、前記{取引式}において、前記{取引式}とは別に、前記ポイントP(Pの原資は販売者共同収益BJPR)を販売者BIDから購買者PIDに付与すること、および、個人資産PA(PAの原資は購買者共同収益総額TPJPR、および、購買者ポイント換金額総計TTPPM)を購買者PIDから販売者BIDに付与すること、を、共同売買JBSと称し、前記共同売買JBSで取引された前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記互恵金額Rを原資として算出した前記販売者BIDと前記購買者PIDの取り分を共同収益JPRと称し、前記共同収益JPRを、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、および、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPRに分配し、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援するコンピュータである支援装置であって、前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、前記共同売買管理部は、前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、市場通貨M、ポイントP、個人資産PAを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、前記算出情報格納部は、{式1:JPR=TBR−TBX}、{式2:BR1=R×R1%}、{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、{式4:TBX=TBR1+TBR2}、{式7:BJPR=JPR×B%}、{式8:PJPR=JPR×P%}を格納している演算式テーブル、および、第1還元率R1%、第2還元率R2%、販売者分配率B%、購買者分配率P%を格納しているパラメータテーブルを備え、前記共同収益管理部は、前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、前記第1還元額算出部は、前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出する機能と、前記第2還元額算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出する機能と、前記共同収益算出部は、前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出する機能と、前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出する機能と、前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配する機能と、をコンピュータに実現させるプログラムを提供する。
請求項15記載の発明では、新規市場(戦略的互恵市場)の管理運営に必要な費用を前記共同収益JBSから拠出する場合、前記複数の販売者BIDが拠出する拠出額の総額と前記複数の購買者PIDが拠出する拠出額の総額が等しくなる様に折半することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載の支援装置を提供する。
請求項16記載の発明では、前記共同売買JBSにおいて前記購買者PIDから前記販売者BIDに支払われる売買価格Qに含まれて取引され、前記販売者BIDと前記購買者PIDとの前記共同収益JPRの原資となる互恵金額Rの数値、および、前記共同売買JBSにおいて前記販売者BIDから前記購買者PIDに付与するポイントPの数値を、遊園地やテーマパークの「入場時(時刻や予約)」「入場中(遊具施設利用)」「退場時(滞在時間や天候)」に発生する諸事情に応じて決定することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載の支援装置を提供する。
請求項17記載の発明では、前記共同売買JBSにおいて、前記複数の販売者BID(例えばBID−1〜N)が前記複数の購買者PID(例えばPID−1〜N)に付与したポイントは、前記取引情報と共に、前記取引情報格納部に格納されており、前記所定の取引期間が終了した後に、前記購買者PIDごと(例えばID−1)に、前記取引情報格納部から抽出したポイント獲得数TPPに基づき算出したポイント換金額TPPMを、前記購買者ごと(例えばPID−1)の取り分と、前記複数の購買者PID(例えばPID−1〜N)の取り分に分配することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載の支援装置を提供する。
請求項18記載の発明では、前記共同売買が行われる場合に、前記単数若しくは複数の販売者を識別する識別情報である販売者ID、前記購買者を識別する識別情報である購買者ID、前記共同売買の日時、前記売買価格Qおよび前記互恵金額Rを含む取引情報を、前記各販売者が設置するレジ端末から通信回線を介して取得し、前記取引情報格納部に格納することを特徴とする請求項1に記載の支援装置を提供する。
請求項19記載の発明では、前記購買者を識別する識別情報である購買者IDを、前記購買者が保有する、当該購買者IDを記憶している携帯端末から、前記各販売者が設置するレジ端末が近距離無線通信で取得し、前記購買者と前記販売者間の決済を行い、かつ当該レジ端末から通信回線を介して取得し、前記取引情報格納部に格納することを特徴とする請求項1に記載の支援装置を提供する。
請求項20記載の発明では、前記販売者BID側の前記レジ端末に乱数生成装置を設置し発生させた乱数と、前記購買者PID側の前記携帯端末に乱数生成装置を設置し発生させた乱数と、に基づき確定した前記互恵金額R、前記市場通貨M、前記ポイントP、前記個人資産PAの各数値を取引情報として、前記取引情報格納部に格納することを特徴とする請求項19に記載の支援装置を提供する。
次に、「No.1〜100000000」は「図41〜図44」に付記した固有の連番である。先ず、図41に「PID−1〜100000000」の順にTPQを記録する。TPQは、取引情報格納部51(図3)の「取引情報」から情報処理格納部52が抽出する。実施例14では、実施例2の図13で作成した「PID−1〜100000000のTPQ」を転記する。その後、TPQを昇順でソート(並べ替え)した状態である。たとえば、No.1の「PID−54321」は「TPQ=750000」である。No.100000000の「PID−12345」は「TPQ=5250000000」である。
Tは「No.1〜100000000のTPQ」を合計した値である。
以上の説明から「図41〜図44」の共通事項は{「TPAの内訳」「TPAの収支」「No.」「PID」}である。
以下、図41〜図44を用いて、「TPA=33926750000000」を「PID−1〜100000000のPA」に分配する。
図41は2036年度のPA(1)である。図41の「TPの収支」をTPA(1)と見做す。図41はTPQに基づきTPA(1)を「PID−1〜100000000のPA(1)」に分配する。したがって、「PID−1〜100000000のPA(1)」を合計した値がTPA(1)である。尚、「TTPQ=TTBQ」の原則を用いる。したがって、{「図41のTTPQ」=「図23のTTBQ」=「450000000000000」}である。
QPOは{「No.1(PID−54321)のTPQ=750000」を基準値(1.00)}とした倍率である。尚、図41はTPQを昇順で並べ替えている(ソート)。たとえば、No.1(PID−54321)は「QPO=1.00」である。No.10000000(PID−12345)は「QPO=7000」である。

Claims (20)

  1. 各々に識別情報であるIDを付された単数若しくは複数の販売者と、各々に識別情報であるIDを付された複数の購買者とが共同売買することで共同収益を得る、閉鎖的な新規市場である戦略的互恵市場を支援する支援装置であって、
    前記共同売買において前記購買者から前記販売者に支払われる売買価格Qに含まれて取引され、前記販売者と前記購買者との前記共同収益の原資となる互恵金額Rから、前記販売者への還元額を算出する算出情報が格納されている算出情報格納部と、
    前記共同売買が行われる場合に、前記販売者を識別する販売者ID、前記購買者を識別する購買者ID、前記共同売買の日時、前記売買価格Qおよび前記互恵金額Rを含む取引情報を、取得して格納する取引情報格納部と、を備え、
    前記取引情報格納部に格納された前記取引情報における前記販売者IDごとの前記互恵金額Rについて、前記算出情報格納部に格納されている前記算出情報を用いることにより、前記共同売買における前記販売者IDで識別される前記販売者への前記還元額を算出する還元額算出部と、
    前記取引情報格納部に格納された前記取引情報のうち、販売者IDごとに、予め定められた所定の取引期間における前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、および、前記所定の取引期間における前記還元額算出部により算出された前記還元額の合計である総還元額TBXを算出することにより、前記販売者IDで識別される前記販売者ごとの共同収益JPRを、前記算出情報格納部に格納されている下記{式1}を用いて算出する共同収益算出部と、
    {式1:JPR=TBR−TBX}
    を備えることを特徴とする支援装置。
  2. 前記算出情報格納部は、算出情報として、
    第1還元率R1%および第2還元率R2%、並びに、下記{式2}{式3}{式4}、{式2:BR1=R×R1%}
    {式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}
    {式4:TBX=TBR1+TBR2}
    を格納しており、
    前記還元額算出部は、
    前記取引情報格納部に格納された前記取引情報ごとに、
    前記算出情報格納部に格納している前記{式2}による、前記共同売買における前記販売者IDで識別される前記販売者への第1還元額BR1を算出する第1還元額算出部と、
    前記取引情報格納部に格納された前記取引情報のうち、販売者IDごとに、前記所定の取引期間における前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQを算出し、前記算出情報格納部に格納している前記{式3}による、前記共同売買における前記販売者IDで識別される前記販売者への第2還元額TBR2を算出する第2還元額算出部と、を備え、
    前記共同収益算出部は、前記算出情報格納部に格納している前記{式4}による、販売者IDごとに、前記所定の取引期間における前記第1還元額BR1の合計TBR1と、前記第2還元額TBR2との和を、前記{式1}の前記総還元額TBXとして用いることを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
  3. 前記算出情報格納部は、算出情報として、
    前記共同収益JPRを、前記販売者の販売者共同収益BJPRに分配する
    {式7:BJPR=JPR×B%}と、
    前記共同収益JPRを、前記購買者の購買者共同収益PJPRに分配する
    {式8:PJPR=JPR×P%}
    を格納していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支援装置。
  4. 前記算出情報格納部は、
    前記{式1〜式4}、並びに、前記{式7、および、式8}を格納する演算式テーブルと、
    前記{式1〜式4}、並びに、前記{式7、および、式8}の算出に用いる前記第1還元率R1%および前記第2還元率R2%の値を、予め指定した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の「総売買価格TBQ」あるいは「総互恵金額TBR」に応じて、「0%≦R1%≦R2%≦100%」の範囲で確定し、
    並びに
    販売者分配率B%および購買者分配率P%の値を、予め指定した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の「総売買価格TBQ」あるいは「総互恵金額TBR」に応じて、「B%+P%=100%」の範囲内で確定するパラメータテーブルとを備えたことを特徴とする請求項3に記載の支援装置。
  5. 会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引することを共同売買JBSと称し、
    前記共同売買JBSで取引された前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記互恵金額Rを原資として算出した前記販売者BIDと前記購買者PIDの取り分を共同収益JPRと称し、
    前記共同収益JPRを、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、および、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPRに分配し、
    前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、
    更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援する支援装置であって、
    前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、
    前記共同売買管理部は、
    前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、並びに前記共同売買JBSが行われる場合に、前記取引情報として、前記共同売買JBSにおいて、前記購買者PIDから前記販売者BIDに支払われる売買価格Qに含まれて取引され、法定通貨と換金することが可能な市場通貨Mを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、
    前記算出情報格納部は、
    {式1:JPR=TBR−TBX}、
    {式2:BR1=R×R1%}、
    {式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、
    {式4:TBX=TBR1+TBR2}、
    {式7:BJPR=JPR×B%}、
    {式8:PJPR=JPR×P%}
    を格納している演算式テーブル、および、
    第1還元率R1%、
    第2還元率R2%、
    販売者分配率B%、
    購買者分配率P%
    を格納しているパラメータテーブルを備え、
    前記共同収益管理部は、
    前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、
    前記第1還元額算出部は、
    前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出し、
    前記第2還元額算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出し、
    前記共同収益算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出し、
    前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出し、
    前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配することを特徴とする支援装置。
  6. 前記共同売買JBSにおいて、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)が前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に付与したポイントPは前記取引情報と共に、前記取引情報格納部に格納しており、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)の内、同一地域における複数の販売者BIDを対象として、前記取引情報格納部から抽出した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の付与ポイントBPを合計した総付与ポイントTB、および、前記複数の販売者BID(例えば、同一地域のBID−1〜N)の総付与ポイントTBPを合計した総付与ポイント合計TTBP、並びに、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを合計した販売者共同収益合計TBJPR、を用いて算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)のポイント分担額TBPMを、
    前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを用いて、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の支援装置。
  7. 前記共同売買JBSにおいて、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)が前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に付与したポイントPは前記取引情報と共に、前記取引情報格納部に格納しており、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)の内、業種業態を同じくする同業他社など、複数の販売者BIDを対象として、前記取引情報格納部から抽出した販売者BIDごと(例えば、BID−1)の付与ポイントBPを合計した総付与ポイントTBP、および、前記複数の販売者BID(例えば、同業他社のBID−1〜N)の総付与ポイントTBPを合計した総付与ポイント合計TTBP、並びに、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを合計した販売者共同収益合計TBJPR、を用いて算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)のポイント分担額TBPMを、
    前記{式7}で算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である前記販売者共同収益BJPRを用いて、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の支援装置。
  8. 前記共同売買JBSにおける{取引式}において、前記複数の販売者BIDが前記複数の購買者PIDに付与したポイントPについて、前記共同決済TJSで算出した前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記分担額TBPMが複数存在する場合は、前記分担額TBMPの平均値を、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式7}で算出した前記販売者共同収益BJPRで決済することを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の支援装置。
  9. 前記取引情報格納部は、前記共同売買JBSが行われる場合に、前記取引情報として、前記共同売買JBSにおいて、前記購買者PIDから前記販売者BIDに支払われる売買価格Qとは別に、前記販売者BIDから前記購買者PIDに付与するポイントP(Pの原資は前記販売者BIDごとに{式7}で算出した前記販売者共同収益BJPR)を、さらに取得して格納する請求項1から請求項8の何れか1項に記載の支援装置。
  10. 前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)の内、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に前記{式8}で算出した前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である前記購買者共同収益PJPRを合計した購買者共同収益総額TPJPR、および、前記複数の購買者PIDが前記複数の販売者BIDから獲得したポイントPを換金した購買者ポイント換金額総計TTPPMを、法定通貨に換金することが可能な個人資産PAに換算した総個人資産TPAを、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを特徴とする請求項3から請求項9の何れか1項に記載の支援装置。
  11. 前記算出情報格納部には前記総個人資産TPAを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配する演算式が格納されており、
    前記演算式は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記購買者PIDごと(例えば、PID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TPQ又は前記総売買価格TPQを指数化した数値に基づいて、前記総個人資産TPAを前記購買者IDごとに分配した場合の第1の分配額と、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記購買者PIDごと(例えば、PID−1)に抽出した、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TPR又は前記総互恵金額TPRを指数化した数値に基づいて、前記総個人資産TPAを前記購買者IDごとに分配した場合の第2の分配額と、
    前記総互恵金額TPRと前記総売買金額TPQとの比率TPR%(算出式は「TPR%=TPR÷TPQ×100%」)又は該比率TPR%を指数化した数値に基づいて、前記総個人資産TPAを前記購買者IDごとに分配した場合の第3の分配額と、を算出し、
    前記第1乃至第3の分配額の平均値を前記購買者PIDごと(例えば、PID−1)の分配額として決定する、請求項10に記載の支援装置。
  12. 会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引すること、更に、前記{取引式}において、前記{取引式}とは別に、前記ポイントP(Pの原資は販売者共同収益BJPR)を販売者BIDから購買者PIDに付与すること、および、個人資産PA(PAの原資は購買者共同収益総額TPJPR、および、購買者ポイント換金額総計TTPPM)を購買者PIDから販売者BIDに付与すること、を、共同売買JBSと称し、
    前記共同売買JBSで取引された前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記互恵金額Rを原資として算出した前記販売者BIDと前記購買者PIDの取り分を共同収益JPRと称し、
    前記共同収益JPRを、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、および、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPRに分配し、
    前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、
    更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援する支援装置であって、
    前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、
    前記共同売買管理部は、
    前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、市場通貨M、ポイントP、個人資産PAを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、
    前記算出情報格納部は、
    {式1:JPR=TBR−TBX}、
    {式2:BR1=R×R1%}、
    {式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、
    {式4:TBX=TBR1+TBR2}、
    {式7:BJPR=JPR×B%}、
    {式8:PJPR=JPR×P%}
    を格納している演算式テーブル、および、
    第1還元率R1%、
    第2還元率R2%、
    販売者分配率B%、
    購買者分配率P%
    を格納しているパラメータテーブルを備え、
    前記共同収益管理部は、
    前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、
    前記第1還元額算出部は、
    前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出し、
    前記第2還元額算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出し、
    前記共同収益算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出し、
    前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出し、
    前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配することを特徴とする支援装置。
  13. 会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引すること、更に、前記{取引式}において、前記{取引式}とは別に、前記ポイントP(Pの原資は販売者共同収益BJPR)を販売者BIDから購買者PIDに付与すること、および、個人資産PA(PAの原資は購買者共同収益総額TPJPR、および、購買者ポイント換金額総計TTPPM)を購買者PIDから販売者BIDに付与すること、を、共同売買JBSと称し、
    前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、
    更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援する支援装置で用いる支援方法あって、
    前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、
    前記共同売買管理部は、
    前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、市場通貨M、ポイントP、個人資産PAを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、
    前記算出情報格納部は、
    {式1:JPR=TBR−TBX}、
    {式2:BR1=R×R1%}、
    {式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、
    {式4:TBX=TBR1+TBR2}、
    {式7:BJPR=JPR×B%}、
    {式8:PJPR=JPR×P%}
    を格納している演算式テーブル、および、
    第1還元率R1%、
    第2還元率R2%、
    販売者分配率B%、
    購買者分配率P%
    を格納しているパラメータテーブルを備え、
    前記共同収益管理部は、
    前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、
    前記第1還元額算出部は、
    前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出するステップと、
    前記第2還元額算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出するステップと、
    前記共同収益算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出するステップと、
    前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出するステップと、
    前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配するステップと、
    を備えたことを特徴とする支援方法。
  14. 会員登録する販売者Bの各々に識別情報IDを付した単数若しくは複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)と、会員登録する購買者Pの各々に識別情報IDを付した複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)とが、所定の取引期間、および、{取引式:売買価格Q=互恵金額R+市場通貨M+残額S}に基づき売買取引すること、更に、前記{取引式}において、前記{取引式}とは別に、前記ポイントP(Pの原資は販売者共同収益BJPR)を販売者BIDから購買者PIDに付与すること、および、個人資産PA(PAの原資は購買者共同収益総額TPJPR、および、購買者ポイント換金額総計TTPPM)を購買者PIDから販売者BIDに付与すること、を、共同売買JBSと称し、
    前記共同売買JBSで取引された前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記互恵金額Rを原資として算出した前記販売者BIDと前記購買者PIDの取り分を共同収益JPRと称し、
    前記共同収益JPRを、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、および、前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)
    の取り分である購買者共同収益PJPRに分配し、
    前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記販売者BIDの分担額を、前記販売者共同収益BJPRを用いて決済すること、および、前記共同売買JBSの実施に伴い発生する前記購買者PIDの還付額を、前記購買者共同収益PJPRを用いて決済すること、を共同決済TJSと称し、
    更に、前記購買者共同収益PJPRを前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)に分配することを含む前記共同売買JBS、前記共同収益JPR、前記共同決済TJSを実施することを特徴とする会員制の新規市場(戦略的互恵市場)を支援するコンピュータである支援装置であって、
    前記支援装置は、共同売買管理部と算出情報格納部、および、共同収益管理部を備え、
    前記共同売買管理部は、
    前記共同売買JBSが実施された場合に、取引日時、販売者BID、購買者PID、売買価格Q、互恵金額R、市場通貨M、ポイントP、個人資産PAを含む取引情報を格納する取引情報格納部、および、前記取引情報の情報処理(データの収集や抽出や転記や集計や算出)に用いる情報処理図を格納している情報処理格納部を備え、
    前記算出情報格納部は、
    {式1:JPR=TBR−TBX}、
    {式2:BR1=R×R1%}、
    {式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}、
    {式4:TBX=TBR1+TBR2}、
    {式7:BJPR=JPR×B%}、
    {式8:PJPR=JPR×P%}
    を格納している演算式テーブル、および、
    第1還元率R1%、
    第2還元率R2%、
    販売者分配率B%、
    購買者分配率P%
    を格納しているパラメータテーブルを備え、
    前記共同収益管理部は、
    前記販売者BIDに還元する還元額を算出する還元額算出部に第1還元額算出部と第2還元額算出部、および、前記共同収益JPRを算出する共同収益算出部を備え、
    前記第1還元額算出部は、
    前記取引情報格納部から抽出した前記共同売買JBSごとの前記互恵金額R、および、前記第1還元率R1%を用いた、前記{式2:BR1=R×R1%}による第1還元額BR1を算出する機能と、
    前記第2還元額算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記取引情報格納部から、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に抽出した、前記売買価格Qの合計である総売買価格TBQ、および、前記互恵金額Rの合計である総互恵金額TBR、並びに、前記第1還元率R1%、および、前記第2還元率R2%を用いた、前記{式3:TBR2=TBR×(TBR÷TBQ)×(R2%−R1%)}による第2還元額TBR2を算出する機能と、
    前記共同収益算出部は、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記第1還元額算出部が算出した前記複数の販売者BID(例えば、BID−1〜N)に還元する前記第1還元額BR1のうち、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記第1還元額BR1を合計した総第1還元額TBR1、および、前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)に算出した前記第2還元額TBR2を用いた、前記{式4:TBX=TBR1+TBR2}による総還元額TBXを算出する機能と、
    前記総還元額TBX、および、前記総互恵金額TBRを用いた、前記{式1:JPR=TBR−TBX}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の前記共同収益JPRを算出する機能と、
    前記共同収益JPR、および、前記販売者分配率B%を用いた、前記{式7:BJPR=JPR×B%}による前記販売者BIDごと(例えば、BID−1)の取り分である販売者共同収益BJPR、並びに、前記共同収益JPR、および、前記購買者分配率P%を用いた、前記{式8:PJPR=JPR×P%}による前記複数の購買者PID(例えば、PID−1〜N)の取り分である購買者共同収益PJPR、に分配する機能と、をコンピュータに実現させるプログラム。
  15. 新規市場(戦略的互恵市場)の管理運営に必要な費用を前記共同収益JBSから拠出する場合、前記複数の販売者BIDが拠出する拠出額の総額と前記複数の購買者PIDが拠出する拠出額の総額が等しくなる様に折半することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載の支援装置。
  16. 前記共同売買JBSにおいて前記購買者PIDから前記販売者BIDに支払われる売買価格Qに含まれて取引され、前記販売者BIDと前記購買者PIDとの前記共同収益JPRの原資となる互恵金額Rの数値、および、前記共同売買JBSにおいて前記販売者BIDから前記購買者PIDに付与するポイントPの数値を、遊園地やテーマパークの「入場時(時刻や予約)」「入場中(遊具施設利用)」「退場時(滞在時間や天候)」に発生する諸事情に応じて決定することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載の支援装置。
  17. 前記共同売買JBSにおいて、前記複数の販売者BID(例えばBID−1〜N)が前記複数の購買者PID(例えばPID−1〜N)に付与したポイントは、前記取引情報と共に、前記取引情報格納部に格納されており、
    前記所定の取引期間が終了した後に、前記購買者PIDごと(例えばID−1)に、前記取引情報格納部から抽出したポイント獲得数TPPに基づき算出したポイント換金額TPPMを、前記購買者ごと(例えばPID−1)の取り分と、前記複数の購買者PID(例えばPID−1〜N)の取り分に分配することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか1項に記載の支援装置。
  18. 前記共同売買が行われる場合に、前記単数若しくは複数の販売者を識別する識別情報である販売者ID、前記購買者を識別する識別情報である購買者ID、前記共同売買の日時、前記売買価格Qおよび前記互恵金額Rを含む取引情報を、前記各販売者が設置するレジ端末から通信回線を介して取得し、前記取引情報格納部に格納することを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
  19. 前記購買者を識別する識別情報である購買者IDを、前記購買者が保有する、当該購買者IDを記憶している携帯端末から、前記各販売者が設置するレジ端末が近距離無線通信で取得し、前記購買者と前記販売者間の決済を行い、かつ当該レジ端末から通信回線を介して取得し、前記取引情報格納部に格納することを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
  20. 前記販売者BID側の前記レジ端末に乱数生成装置を設置し発生させた乱数と、前記購買者PID側の前記携帯端末に乱数生成装置を設置し発生させた乱数と、に基づき確定した前記互恵金額R、前記市場通貨M、前記ポイントP、前記個人資産PAの各数値を取引情報として、前記取引情報格納部に格納することを特徴とする請求項19に記載の支援装置。
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