JP2017142417A - 情報処理装置および光量判断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示光量を容易且つ高精度に判断することができる技術を提供する。【解決手段】本発明の情報処理装置は、表示部の画面の表示光量を基準目標光量に基づいて制御する第1制御を行い、第1制御が行われた状態において表示光量が他の領域と異なる領域を画面の領域から選択する選択操作の結果を取得し、選択操作の結果に基づいて、選択操作によって選択された領域である選択領域と、選択操作によって選択されなかった領域である非選択領域との少なくとも一方の目標光量を変更する第2制御を行い、第2制御が行われた状態において選択領域の表示光量が非選択領域の表示光量に応じた光量であるか否かに関する指定を行う指定操作の結果を取得し、第2制御による変更後の目標光量と、指定操作の結果とに基づいて、選択領域の表示光量を判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および光量判断方法に関する。
近年、画像表示装置に対して、表示画像(画面に表示された画像)の忠実性の向上が望まれている。しかしながら、画像表示装置では、様々な要因により表示画像の忠実性が低下する。例えば、画像表示装置の表示ムラは、表示画像の忠実性の低下を招く。表示ムラは、画面の面内方向におけるムラである。表示ムラには、表示光量(画面の光量;画像表示装置の発光量)のムラである光量ムラ、表示輝度(画面の輝度;画像表示装置の発光輝度)のムラである輝度ムラ、表示色(画面の色;画像表示装置の発光色)のムラである色ムラ、等がある。表示ムラが存在する場合には、同じ画像データに基づいて画像が表示されたとしても、画像が表示された位置(表示位置)に依って、画像の見えが変化する(忠実性の低下)。
画像表示装置として、液晶パネルとバックライトモジュール(発光部)を有する液晶表示装置が知られている。液晶表示装置では、例えば、液晶パネルが有する複数の液晶素子の間で液晶素子の電極(素子電極)の太さが不均一である場合がある。素子電極の太さの不均一は、液晶パネルの透過特性(液晶素子を駆動する駆動信号と、液晶素子の透過率との対応関係など)のムラを招き、液晶表示装置の表示ムラを招く。
そこで、画像表示装置の表示ムラを検出する技術として、特許文献1に開示の技術が提案されている。特許文献1には、画像表示装置の画面を撮像することにより撮像画像を取得する撮像部と、撮像画像に基づいて表示ムラを検出する検出部とを有する検査装置が開示されている。
表示ムラは変化するため、表示ムラの検査は定期的に行われることが好ましい。例えば、液晶表示装置では、液晶表示装置の使用環境の変化、時間の経過、等によって、液晶素子にかかる応力の変化などが発生する。そして、液晶素子にかかる応力の変化などによって、液晶素子が有する偏光板の光軸と、液晶素子が有する液晶の光軸との間のずれが生じる。光軸のずれにより、液晶パネルの透過特性のムラが変化し、液晶表示装置の表示ムラが変化する。このような表示ムラの変化は、暗い画像を表示する場合に特に目立つ。
画像表示装置として、駆動信号の供給に応じて発光する自発光素子を表示素子として有する装置も知られている。例えば、有機EL素子を表示素子として有する有機EL表示装置(organic electroluminescence display)が知られている。このような画像表示装置では、表示素子の総発光時間の増加によって、表示ムラが発生したり変化したりする。
しかしながら、特許文献1に開示されているような検査装置をユーザーが持っていない場合があり、そのようなユーザーは、表示光量の検査、表示ムラの検査、等を定量的に行うことができない。また、特許文献1に開示の検査装置では、画面からの光とは異なる光が撮像部に入射することがある。画面からの光とは異なる光が撮像部に入射すると、正確でない撮像画像(表示光量と大きく異なる光量を表す撮像画像)が得られることがある。正確でない撮像画像が得られた場合には、表示ムラを高精度に検出することはできない。そして、正確な撮像画像(表示光量を高精度に表す撮像画像)を得るためには、撮像部と画像表示装置の位置関係の工夫、撮像環境の工夫、補助部材の使用、等が必要となる。そのため、特許文献1に開示されているような検査装置をユーザーが持っていたとしても、
表示光量の検査、表示ムラの検査、等を高精度に行うことは容易ではない。
特開2015−87529号公報
本発明は、表示光量を容易且つ高精度に判断することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
表示部の発光量である表示光量を制御する制御手段と、
前記表示光量が他の領域と異なる領域を前記表示部の画面の領域から選択するユーザー操作である選択操作の結果を取得する第1取得手段と、
前記選択操作によって選択された領域である選択領域の表示光量が、前記選択操作によって選択されなかった領域である非選択領域の表示光量に応じた光量であるか否かに関する指定を行うユーザー操作である指定操作の結果を取得する第2取得手段と、
前記選択領域の表示光量を判断する判断手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記画面の表示光量を、予め定められた目標光量である基準目標光量に基づいて制御する第1制御を行い、
前記第1取得手段は、前記第1制御が行われた状態に基づく選択操作の結果を取得し、
前記制御手段は、前記選択操作の結果に基づいて、前記選択領域と前記非選択領域の少なくとも一方の目標光量を変更する第2制御を行い、
前記第2取得手段は、前記第2制御が行われた状態に基づく指定操作の結果を取得し、
前記判断手段は、前記第2制御による変更後の目標光量と、前記指定操作の結果とに基づいて、前記選択領域の表示光量を判断する
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明の第2の態様は、
表示部の発光量である表示光量を判断する光量判断方法であって、
前記表示部の画面の表示光量を、予め定められた目標光量である基準目標光量に基づいて制御する第1制御を行うステップと、
前記第1制御が行われた状態において前記表示光量が他の領域と異なる領域を前記画面の領域から選択するユーザー操作である選択操作の結果を取得するステップと、
前記選択操作の結果に基づいて、前記選択操作によって選択された領域である選択領域と、前記選択操作によって選択されなかった領域である非選択領域との少なくとも一方の目標光量を変更する第2制御を行うステップと、
前記第2制御が行われた状態において前記選択領域の表示光量が前記非選択領域の表示光量に応じた光量であるか否かに関する指定を行うユーザー操作である指定操作の結果を取得するステップと、
前記第2制御による変更後の目標光量と、前記指定操作の結果とに基づいて、前記選択領域の表示光量を判断するステップと、
を有することを特徴とする光量判断方法である。
本発明の第3の態様は、上述した光量判断方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、表示光量を容易且つ高精度に判断することができる。
本実施形態に係る情報処理装置の構成例 本実施形態に係る分割領域の一例 本実施形態に係る透過率、発光量、及び、表示光量の対応関係の一例 本実施形態に係る透過率、発光量、及び、表示光量の対応関係の一例 本実施形態に係る透過率、発光量、及び、表示光量の対応関係の一例 本実施形態に係る情報処理装置の処理フローの一例 本実施形態に係る第2制御の一例 本実施形態に係る第2制御の一例 本実施形態に係る第1制御の一例 本実施形態に係るバックライトモジュールの発光量の一例
以下、本発明の実施形態に係る情報処理装置および光量判断方法について説明する。本実施形態に係る情報処理装置としては、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)を使用することができる。なお、以下では、本実施形態に係る情報処理装置が画像表示装置とは別体の装置である例を説明するが、本実施形態に係る情報処理装置は、画像表示装置内に設けられていてもよい。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示すブロック図である。図1では、情報処理装置100は画像表示装置110に接続されている。情報処理装置100は、画像表示装置110の表示光量(画像表示装置110の発光量;画像表示装置110の画面から発せられた光の光量)を、情報処理により判断することができる。画像表示装置110は、任意の画像を画面に表示することができる。
本実施形態では、画像表示装置として液晶表示装置が使用される例を説明するが、画像表示装置として様々な装置を使用することができる。例えば、発光部と、発光部からの光を透過する表示パネルとを有する他の画像表示装置を使用することができる。具体的には、表示素子として、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを有するMEMSシャッター方式表示装置を使用することができる。透過型表示装置(発光部と表示パネルを有する画像表示装置;表示パネルが発光部からの光を透過する画像表示装置)では、例えば、発光部と表示パネルの組み合わせを「表示部」と呼ぶことができる。上述した発光部を有さず、且つ、表示素子として自発光素子を有する画像表示装置(自発光型表示装置)を使用することもできる。具体的には、表示素子として有機EL素子を有する有機EL表示装置ディスプレイ(organic electroluminescence display)、表示素子としてプラズマ素子を有するプラズマ表示装置(PDP;Plasma Display
Panel)、等を使用することができる。自発光型表示装置では、例えば、複数の表示素子(複数の自発光素子)を有する表示パネルを「表示部」と呼ぶことができる。
本実施形態では、まず、情報処理装置100は、画像表示装置110の画面の表示光量を、予め定められた目標光量である基準目標光量に基づいて制御する第1制御を行う。第1制御では、画面の一部の領域の表示光量が基準目標光量に基づいて制御されてもよいが、本実施形態では、画面の全領域の表示光量が基準目標光量に基づいて制御される。そして、情報処理装置100は、選択操作をユーザーに行わせる。選択操作は、表示光量が他の領域と異なる領域を画面の領域から選択するユーザー操作である。そして、情報処理装置100は、選択操作の結果を取得する(第1取得)。以後、選択操作によって選択され
た領域を「選択領域」と記載し、選択操作によって選択されなかった領域を「非選択領域」と記載する。本実施形態では、第1制御が行われた状態に基づく選択操作の結果が取得される。具体的には、情報処理装置100は、第1制御が行われた状態で、選択操作をユーザーに行わせる。そして、情報処理装置100は、第1制御が行われた状態で行われた選択操作の結果を取得する。
次に、情報処理装置100は、選択操作の結果に基づいて、選択領域と非選択領域の少なくとも一方の目標光量を変更する第2制御を行う。第2制御により、選択領域と非選択領域の少なくとも一方の表示光量が、変更後の目標光量に応じた目標光量に変化する。本実施形態では、図2に示すように、画像表示装置110の画面の領域が、水平方向5個×垂直方向5個の計25個の分割領域201〜225によって構成されている。そして、情報処理装置100は、各分割領域の表示光量を個別に制御することができる。
なお、図2には、マトリクス状に配置された複数の分割領域が示されているが、分割領域の配置は特に限定されない。例えば、千鳥格子状に配置された複数の分割領域により、画面の領域が構成されてもよい。また、分割領域のサイズ、分割領域の数、分割領域の形状、等も特に限定されない。例えば、分割領域の数は、25個より多くても少なくてもよい。分割領域のサイズは、画像データの1画素に相当するサイズ、画像データの2つ以上の画素に相当するサイズ、画像表示装置110の1表示素子に相当するサイズ、画像表示装置110の2つ以上の表示素子に相当するサイズ、等であってもよい。分割領域の形状は、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形、円形、等であってもよい。複数の分割領域の間で、分割領域のサイズ、分割領域の数、分割領域の形状、等が異なっていてもよい。
そして、情報処理装置100は、指定操作をユーザーに行わせる。指定操作は、選択領域の表示光量が非選択領域の表示光量に応じた光量であるか否かに関する指定を行うユーザー操作である。「非選択領域の表示光量に応じた光量」は特に限定されないが、本実施形態では、「非選択領域の表示光量に応じた光量」が「非選択領域の表示光量に略一致する光量」である例を説明する。本実施形態において、「略一致」は「完全一致」を含む。そして、情報処理装置100は、指定操作の結果を取得する(第2取得)。上述したように、第2制御により、選択領域と非選択領域の少なくとも一方の表示光量が変化する。そのため、第2制御により、選択領域の表示光量と非選択領域の表示光量との差を低減することができる。本実施形態では、第2制御が行われた状態に基づく指定操作の結果が取得される。具体的には、情報処理装置100は、第2制御が行われた状態で、指定操作をユーザーに行わせる。そして、情報処理装置100は、第2制御が行われた状態で行われた指定操作の結果を取得する。
次に、情報処理装置100は、第2制御による変更後の目標光量と、指定操作の結果とに基づいて、選択領域の表示光量を判断する。
上述したように、本実施形態では、画像表示装置110は液晶表示装置である。図1に示すように、画像表示装置110は、表示パネルである液晶パネル111と、発光部であるバックライトモジュール112とを有する。透過型表示装置では、表示パネルの透過率と、発光部の発光量との少なくとも一方を変更することにより、表示光量を変更することができる。自発光型表示装置では、自発光素子である表示素子の発光量を変更することにより、表示光量を変更することができる。
液晶パネル111は、バックライトモジュール112からの光を透過する複数の表示素子として、複数の液晶素子を有する。各表示素子が有する液晶素子の数は特に限定されない。本実施形態では、画像表示装置110は、モノクロ画像を表示するモノクロ表示装置
である。しかしながら、画像表示装置110として、カラー画像を表示可能なカラー表示装置が使用されてもよい。画像表示装置110がカラー表示装置である場合には、各表示素子は、複数の色にそれぞれ対応する複数のサブ表示素子を有する。例えば、各表示素子は、赤色の表示を行うR表示素子、緑色の表示を行うG表示素子、及び、青色の表示を行うB表示素子の3種類のサブ表示素子を有する。R表示素子、G表示素子、及び、B表示素子が液晶素子である場合には、R表示素子は入射した光の赤色成分を透過し、G表示素子は入射した光の緑色成分を透過し、B表示素子は入射した光の青色成分を透過する。
液晶素子の構造は特に限定されない。例えば、液晶素子として、IPS(In Plane Switching)方式の液晶素子、VA(Vertical Alignment)方式の液晶素子、PDLC(Polymer Dispersed Liquid
Crystal:高分子分散型液晶)、等を使用することができる。
液晶素子の特性、液晶素子の透過率の制御方法、等も特に限定されない。例えば、100階調の値(1〜100%の値)を有する液晶駆動信号を液晶素子に供給(入力)することにより、液晶素子の透過率が、所定のガンマカーブに従って、液晶駆動信号に対応する透過率X%に制御される。ガンマカーブは、液晶駆動信号の値と透過率との対応関係を表すカーブ(関数)であり、所定のガンマカーブは、例えば、ガンマ値=2.2のガンマカーブである。液晶素子の透過率がX%に制御された場合、液晶素子に照射された光のX%の光が液晶素子を透過する。液晶素子の透過率が100%に制御された場合には、液晶素子に照射された光の略全てが液晶素子を透過する。液晶駆動信号の階調は特に限定されないが、本実施形態では、液晶駆動信号の値は100階調の値(1〜100%)である。また、所定のガンマカーブは特に限定されないが、本実施形態では、所定のガンマカーブはガンマ値=1.0のガンマカーブである。
バックライトモジュール112は、液晶パネル111の背面に光を照射する発光部である。バックライトモジュール112の構造は特に限定されない。例えば、バックライトモジュール112は、直下型バックライトモジュールであってもよいし、サイドライト型(エッジ型)バックライトモジュールであってもよい。直下型バックライトモジュールは、液晶パネル111と対向する光源を有するバックライトモジュールである。サイドライト型バックライトモジュールは、光源からの光を液晶パネル111の側に導く導光部材(導光板)を有するバックライトモジュールである。
バックライトモジュール112は、1つ以上の光源を有する。光源は、1つ以上の発光素子を有する。発光素子としては、発光ダイオード(LED)、有機EL素子、冷陰極管(CCFL)、プラズマ素子、等を使用することができる。発光素子に供給する光源駆動信号(電圧または電流)の大きさ、光源駆動信号を発光素子に供給する時間、等を変更することにより、発光素子の発光量を変更することができる。
本実施形態では、バックライトモジュール112は、複数の分割領域にそれぞれ対応する複数の光源(部分発光部)を有する。情報処理装置100は、各光源の発光量を個別に制御できる。また、本実施形態では、発光量の単位として「%」を使用する。発光量の上限値は100%であり、発光量の下限値は0%である。光源の発光量=0%は、光源が消灯している状態に対応する。なお、情報処理装置100は、各光源の発光量を個別に制御できず、全ての光源の発光量を一括して制御してもよい。
本実施形態では、光源として、白色の光を発する白色光源が使用される。なお、光源の発光色が変更可能であってもよい。例えば、発光色が互いに異なる複数の発光素子を光源が有していれば、各発光素子の発光量を個別に変更することにより、光源の発光色を変更することができる。ここで、赤色の光を発するR発光素子、緑色の光を発するG発光素子
、及び、青色の光を発するB発光素子の3種類の発光素子を光源が有する場合を考える。この場合には、R発光素子の発光量、G発光素子の発光量、及び、B発光素子の発光量のバランス(比率)を変更することにより、光源の発光色を変更することができる。
図3(A)〜3(C),4(A)〜4(C),5(A)〜5(C)を用いて、液晶パネル111の透過率、バックライトモジュール112の発光量、及び、画像表示装置110の表示光量の対応関係について説明する。図3(A)〜3(C),4(A)〜4(C),5(A)〜5(C)のそれぞれにおいて、25個の領域は、図2の25個の分割領域201〜225にそれぞれ対応する。図3(A),4(A),5(A)は、各分割領域における液晶パネル111の透過率を示す。図3(B),4(B),5(B)は、各分割領域におけるバックライトモジュール112の発光量を示す。図3(C),4(C),5(C)は、各分割領域における画像表示装置110の表示光量を示す。図3(C),4(C),5(C)の表示光量は、液晶パネル111の透過率にバックライトモジュール112の発光量を乗算した値である。
図3(A)〜3(B)は、全ての分割領域の目標光量として50%が使用された場合の例を示す。図3(A)では、全ての分割領域において、液晶パネル111の透過率が上限値(100%)に制御されている。図3(B)では、全ての分割領域において、バックライトモジュール112の発光量が上限値の半分の値(50%)に制御されている。そのため、図3(C)に示すように、全ての分割領域において、画像表示装置110の表示光量が50%に制御される。
本実施形態では、バックライトモジュール112が有する光源からの光は、当該光源に対応する分割領域にのみ影響を及ぼし、他の分割領域には影響を及ぼさない。即ち、光源からの光は、当該光源に対応する分割領域にのみ照射され、他の分割領域へは漏れない。そのため、図3(B),4(B),5(B)の発光量は、「バックライトモジュール112が有する各光源の発光量」と言える。しかしながら、光源からの光は、当該光源に対応する分割領域と、他の分割領域(周囲の分割領域)とに影響を及ぼしてもよい。その場合には、影響量を考慮した計算を行うことにより、バックライトモジュール112の部分的な発光量の制御を高精度に行うことができる。その結果、画像表示装置110の部分的な表示光量の制御を高精度に行うことができる。
光源からの光が他の分割領域に影響を及ぼす例について、図10(A)〜10(C)を用いて説明する。図10(A)は、1つの光源を点灯させた場合におけるバックライトモジュール112の発光量の分布を示す。具体的には、図10(A)は、分割領域213に対応する光源のみを発光量=50%で点灯させた場合の分布を示す。図10(A)から、分割領域213の左右方向に隣接する分割領域212,214の発光量が、分割領域213に対応する光源からの光によって25%だけ高められることがわかる。他の光源を点灯させた場合にも、同様の分布が得られる。この場合には、図10(B)に示すように各光源の発光量を制御すればよい。それにより、図10(C)に示すように、バックライトモジュール112の発光量の分布として、均一な発光量の分布を得ることができる。図10(C)では、全ての分割領域において、バックライトモジュール112の発光量=50%が得られている。バックライトモジュール112の発光量を均一にすることにより、表示光量を均一にすることができる。なお、バックライトモジュール112の発光量を均一にできない場合には、液晶パネル111の透過率を部分的に調整することにより、表示光量を均一にすることができる。
図4(A)〜4(B)は、全ての分割領域の目標光量として0.5%が使用された場合の例を示す。図4(A)では、全ての分割領域において、液晶パネル111の透過率が下限値(1%)に制御されている。図4(B)では、全ての分割領域において、バックライ
トモジュール112の発光量が50%に制御されている。そのため、図4(C)に示すように、全ての分割領域において、画像表示装置110の表示光量が0.5%に制御される。このように、液晶パネル111の透過率を変更することにより、画像表示装置110の表示光量を変更することができる。同様に、バックライトモジュール112の発光量を変更することにより、画像表示装置110の表示光量を変更することができる。なお、液晶パネル111の透過率の下限値は1%より大きくても小さくてもよい。一般的に、液晶パネル111はバックライトモジュール112からの光を完全に遮断することはできないため、液晶パネル111の透過率の下限値は0%よりも大きい。
図5(A)〜5(B)は、全ての分割領域の目標光量として0.5%が使用された場合の例を示す。図5(A)では、図4(A)の液晶駆動信号と同じ液晶駆動信号が使用される。しかしながら、図5(A)では、液晶パネル111の透過率のムラが生じている。具体的には、図5(A)では、分割領域202,203の透過率が5%に制御されている。換言すれば、分割領域202,203の透過率の下限値が1%から5%に増加している。このような透過特性(透過率の下限値など)の変化は、例えば、液晶素子にかかる応力の変化などによって生じる。他の分割領域の透過率は、図4(A)と同様に、1%に制御されている。図5(B)では、図4(B)と同様に、全ての分割領域において、バックライトモジュール112の発光量が50%に制御されている。そのため、画像表示装置110の表示ムラが生じる。具体的には、図5(C)に示すように、表示光量のムラである光量ムラが生じる。図5(C)では、分割領域202,203の表示光量が2.5%であり、且つ、他の分割領域の表示光量が5%である光量ムラが生じている。
なお、表示ムラとして、表示輝度(画面の輝度;画像表示装置の発光輝度)のムラである輝度ムラ、表示色(画面の色;画像表示装置の発光色)のムラである色ムラ、等が生じることもある。また、バックライトモジュール112の発光量のムラによって表示ムラが生じることもある。
次に、情報処理装置100の機能部について説明する。図1に示すように、情報処理装置100は、光量制御部120、選択結果取得部130、制御部140、光量判断部150、指定結果取得部160、及び、記憶部170を有する。なお、情報処理装置100は、光量制御部120、選択結果取得部130、制御部140、光量判断部150、指定結果取得部160、及び、記憶部170のそれぞれは、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。
制御部140は、情報処理装置100の各機能部の処理を制御する。制御部140としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)が使用される。
光量制御部120は、制御部140からの指示に応じて、画像表示装置110の表示光量を制御する。従って、上述した第1制御や第2制御は、光量制御部120によって行われる。本実施形態では、光量制御部120は、液晶パネル111の透過率と、バックライトモジュール112の発光量との少なくとも一方を制御することにより、画像表示装置110の表示光量を制御する。具体的には、光量制御部120は、目標光量に応じた駆動信号(液晶駆動信号と光源駆動信号)を用いて、液晶パネル111の各表示素子(各液晶素子)の透過率と、バックライトモジュール112の各光源の発光量とを制御する。
液晶パネル111の各表示素子が、R表示素子、G表示素子、及び、B表示素子の3つの液晶素子を有する場合には、例えば、光量制御部120により、各R表示素子の透過率、各G表示素子の透過率、及び、各B表示素子の透過率が制御される。バックライトモジ
ュール112の各光源が、R発光素子、G発光素子、及び、B発光素子の3種類の発光素子を有する場合には、例えば、光量制御部120により、各R発光素子の発光量、各G発光素子の発光量、及び、各B発光素子の発光量が制御される。
なお、目標光量として、光の色(波長)をさらに示す値が使用されてもよい。例えば、目標光量は、複数の波長にそれぞれ対応する複数の光量を示してもよい。具体的には、目標光量は、赤色の光量、緑色の光量、及び、青色の光量を示してもよい。その場合には、目標光量が示す色に応じて、R表示素子の液晶駆動信号、G表示素子の液晶駆動信号、及び、B表示素子の液晶駆動信号が個別に決定されてもよい。目標光量が示す色に応じて、R発光素子の光源駆動信号、G発光素子の光源駆動信号、及び、B発光素子の光源駆動信号が個別に決定されてもよい。
上述したように、本実施形態では、画像表示装置110はモノクロ表示装置であり、光源の発光色が白色である。そのため、本実施形態では、複数種類のサブ表示素子(R表示素子、G表示素子、及び、B表示素子)と、複数種類の発光素子(R発光素子、G発光素子、及び、B発光素子)とについては考慮しない。しかしながら、以下の説明の「光量」を「赤色の光の光量」、「緑色の光の光量」、「青色の光の光量」、等と読み替えた処理が行われれば、様々な色の表示ムラに対応した処理を実現することができる。
選択結果取得部130は、上述した選択操作の結果を示す選択結果情報を取得し、取得した選択結果情報を制御部140に通知する。例えば、ユーザーに触れられた位置を検出するタッチパネル(接触センサ)が画像表示装置110の画面に設けられており、タッチパネルに触れて領域を選択する選択操作が行われる。そして、選択結果取得部130は、タッチパネルを用いて行われた選択操作の結果を示す選択結果情報を、画像表示装置110から取得する。なお、選択操作は、タッチパネルを用いたユーザー操作に限られない。例えば、選択操作は、マウスなどの他のユーザインタフェースを用いたユーザー操作であってあってもよい。また、選択結果情報の取得方法は特に限定されない。例えば、選択結果取得部130は、画像表示装置110とは異なる装置(マウスなど)から選択結果情報を取得してもよい。選択結果取得部130は、ユーザーが指定した位置を示す位置情報を外部から取得し、選択領域を示す選択結果情報を位置情報に基づいて生成してもよい。
指定結果取得部160は、上述した指定操作の結果を示す指定結果情報を取得し、取得した指定結果情報を制御部140に通知する。例えば、押圧型スイッチが画像表示装置110に設けられており、押圧型スイッチを押下する指定操作が行われる。そして、指定結果取得部160は、押下型スイッチの状態を示す指定結果情報を、画像表示装置110から取得する。なお、画像表示装置110は、押下型スイッチが押下された場合にだけ指定結果情報を出力してもよいし、押下型スイッチが押下されなかった場合にだけ指定結果情報を出力してもよいし、それら両方の場合に指定結果情報を出力してもよい。また、指定操作は、押下型スイッチの押下に限られない。例えば、指定操作は、タッチパネル、マウス、等の他のユーザインタフェースを用いたユーザー操作であってあってもよい。また、指定結果情報の取得方法は特に限定されない。例えば、指定結果取得部160は、画像表示装置110とは異なる装置(マウス、情報処理装置100に設けられた押下型スイッチ、等)から指定結果情報を取得してもよい。指定結果取得部160は、ユーザーが指定した位置を示す位置情報を外部から取得し、位置情報に基づいて指定結果情報を生成してもよい。
記憶部170は、予め定められた関係情報を記憶する。本実施形態では、関係情報は、表示光量と表示輝度との対応関係を表す。具体的には、関係情報は、液晶駆動信号、光源駆動信号、及び、表示輝度の対応関係を表す。例えば、液晶パネル111の透過率を1%に制御することが想定された液晶駆動信号と、バックライトモジュール112の発光量を
50%に制御することが想定された光源駆動信号との組み合わせに対して、表示輝度=1cd/mが対応付けられている。液晶パネル111の透過率を100%に制御することが想定された液晶駆動信号と、バックライトモジュール112の発光量を50%に制御することが想定された光源駆動信号との組み合わせに対して、表示輝度=100cd/mが対応付けられている。記憶部170としては、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ディスク、等を使用することができる。
なお、関係情報のフォーマットは特に限定されない。関係情報として、テーブルが使用されてもよいし、関数が使用されてもよい。また、記憶部170は、情報処理装置100に内蔵された記憶装置であってもよいし、情報処理装置100に対して着脱可能な記憶装置であってもよい。また、関係情報は、変更不可能な情報であってもよいし、変更可能な情報であってもよい。例えば、制御部140が関係情報を適宜変更してもよい。具体的には、以下で述べる処理により、液晶駆動信号と光源駆動信号の組み合わせに対応する表示光量が変化した場合に、制御部140が、当該組み合わせに対応付けられた表示輝度を、変化後の表示光量に対応する表示輝度に変更してもよい。
光量判断部150は、制御部140からの指示応じて、選択領域の表示光量を判断する。表示光量を判断することにより、光量ムラを判断することができる。上述したように、光量判断部150は、第2制御による変更後の目標光量と、指定操作の結果とに基づいて、選択領域の表示光量を判断する。光量判断部150は、記憶部170に記録された関係情報を用いて、表示光量から表示輝度を判断することもできる。例えば、光量判断部150は、選択領域の表示光量の判断結果に基づいて、選択領域の表示輝度を判断することができる。ひいては、輝度ムラを判断することができる。
情報処理装置100の処理フローの一例について、図6のフローチャートを用いて説明する。図6の処理フローは、例えば、情報処理装置100の動作モードとして所定の動作モードを設定するユーザー操作に応じて開始される。所定の動作モードは、光量ムラを判断(検出)する動作モード、光量ムラの原因となる表示光量を判断する動作モード、表示光量が目標光量と異なる領域における表示光量を判断する動作モード、等である。そして、図6の処理フローは、例えば、選択領域の表示光量が判断されたことに応じて終了される。
まず、S601にて、制御部140は、第1制御の実行を光量制御部120に指示する。光量制御部120は、制御部140からの指示に応じて第1制御を実行する。本実施形態では、第1制御により、基準目標光量に応じて(基準目標光量を目標光量として用いて)、各分割領域の表示光量が制御される。本実施形態では、基準目標光量として0.5%が使用される。また、本実施形態では、第1制御により、液晶パネル111の各液晶素子の透過率が、同じ液晶駆動信号で制御される。具体的には、第1制御により、液晶パネル111の各液晶素子の透過率が、下限値に制御される。そして、第1制御により、バックライトモジュール112の各光源の発光量が、同じ光源駆動信号で制御される。即ち、図4(A)〜図4(C)の状態の実現を想定した駆動信号(液晶駆動信号と光源駆動信号)が使用される。ここでは、図5(A)に示す透過率のムラと、図5(C)に示す表示光量のムラとが生じた場合の例を説明する。
なお、基準目標光量は特に限定されない。例えば、基準目標光量は0.5%より大きくても小さくてもよい。基準目標光量として、目標光量の下限値が使用されてもよい。目標光量の下限値は特に限定されないが、例えば、目標光量の下限値は0%よりも大きい。第1制御では、液晶素子の透過率が下限値より大きい値に制御されてもよい。第1制御では、複数の液晶素子の間で液晶駆動信号が異なっていてもよいし、複数の光源の間で光源駆動信号が異なっていてもよい。
なお、第1制御では、基準目標光量に基づいて、基準目標光量とは異なる目標光量を決定し、決定した目標光量に応じて、各分割領域の表示光量が制御されてもよい。例えば、基準目標光量よりも多い目標光量が決定され、基準目標光量に応じた発光量よりも多い発光量に、各光源の発光量が制御されてもよい。それにより、表示光量のムラを目立たせることができる。図9(A)〜9(C)は、基準目標光量(0.5%)よりも多い目標光量(1%)が使用された場合の例を示す。図9(A)は、図5(A)と同じである。図9(B)は、各光源の発光量を示す。図9(B)では、各光源の発光量が、図4(B),5(B)の2倍の発光量(100%)に制御されている。その結果、図9(C)に示すように、分割領域202,203の表示光量と、他の分割領域の表示光量との差を、図5(C)の2倍に高めることができる。但し、分割領域202,203の表示光量として、基準目標光量に対応する表示光量を判断する際には、目標光量を基準目標光量の2倍に高めたこと、各光源の発光量を2倍に高めたこと、等を考慮する必要がある。図9(A)には、図5(A)と同じ液晶駆動信号が使用された場合の例が示されているが、図5(A)と異なる液晶駆動信号が使用されてもよい。液晶駆動信号(液晶パネル111の透過率)は特に限定されない。基準目標光量に応じた発光量よりも多い発光量にバックライトモジュール112の発光量が制御されれば、表示光量のムラを目立たせることができる。
次に、S602にて、制御部140は、S601の第1制御が行われた状態で、選択操作の実行をユーザーに促す。具体的には、制御部140は、タッチパネルの機能を有効化し、選択操作を行わせるためのアナウンスを行う。アナウンスの実行として、例えば、画像の表示、音声の出力、ランプの点灯、等が行われる。アナウンス後に所定時間(5秒、10秒、30秒、1分、5分、等)だけ待っても選択操作が行われなかった場合には、制御部140は、光量ムラが発生していないと判断する。例えば、制御部140は、全ての分割領域において目標光量の表示が行われたと判断する。そして、本処理フローが終了される。アナウンスに応じて選択操作が行われた場合には、選択結果取得部130は、行われた選択操作の結果を示す選択結果情報を取得し、取得した選択結果情報を制御部140に出力する。そして、S603へ処理が進められる。ここでは、図5(C)に示す光量ムラが発生しているため、例えば、分割領域202,203を選択する選択操作が行われ、分割領域202,203を示す選択結果情報が取得される。
S603にて、制御部140は、第2制御の実行を光量制御部120に指示する。光量制御部120は、制御部140からの指示に応じて第2制御を実行する。本実施形態では、第2制御により、非選択領域(S602で選択されなかった領域)の目標光量が繰り返し変更される。具体的には、非選択領域の目標光量が5%ずつ高められる。その結果、例えば、図5(C)の分布、図7(A)の分布、図7(B)の分布、図7(C)の分布、図7(D)の分布、図7(E)の分布の順に、表示光量の分布が変化する。
なお、非選択領域は、S602で選択されなかった領域全体であってもよいし、S602で選択されなかった領域の一部であってもよい。目標光量の1回の変化量は5%より大きくても小さくてもよい。非選択領域の目標光量を低減することで、非選択領域の表示光量が選択領域の表示光量に近づくこともある。そのため、第2制御により、非選択領域の目標光量が低減されてもよい。上述したように、液晶パネル111の透過率と、バックライトモジュール112の発光量との少なくとも一方を変更することにより、画像表示装置110の表示光量を変更することができる。第2制御では、液晶パネル111の透過率のみが変更されてもよいし、バックライトモジュール112の発光量のみが変更されてもよい。液晶パネル111の透過率と、バックライトモジュール112の発光量との両方が変更されてもよい。表示光量が変更されれば、どのような方法で表示光量が変更されてもよい。
なお、第2制御の方法は上記方法に限られない。例えば、第2制御により、非選択領域における複数の部分領域にそれぞれ対応する複数の目標光量として、互いに異なる複数の光量が設定されてもよい。部分領域は、非選択領域の一部の領域である。
図8(A)〜8(C)は、分割領域211〜215の目標光量が0.5%から変更された場合の例を示す。具体的には、分割領域211の目標光量として0.1%が、分割領域212の目標光量として1.0%が、分割領域213の目標光量として1.5%が設定されている。そして、分割領域214の目標光量として2.0%が、分割領域215の目標光量として2.5%が設定されている。図8(A)は、各分割領域における液晶パネル111の透過率を示す。図8(A)では、分割領域212の透過率が2%へ、分割領域213の透過率が3%へ、分割領域214の透過率が4%へ、分割領域215の透過率が10%へ高められている。図8(B)は、各分割領域におけるバックライトモジュール112の発光量を示す。図8(B)では、分割領域211の発光量が10%へ、分割領域215の発光量が25%へ低減されている。この場合には、各分割領域の表示光量として、図8(C)に示す表示光量が得られる。図8(C)では、分割領域211の表示光量が0.1%へ低減されている。そして、分割領域212の表示光量が1.0%へ、分割領域213の表示光量が1.5%へ、分割領域214の表示光量が2.0%へ、分割領域215の表示光量が2.5%へ高められている。
なお、図8(A)〜8(C)では部分領域として分割領域が使用されているが、分割領域とは異なる領域が部分領域として使用されてもよい。例えば、2つ以上の分割領域からなる領域が、部分領域として使用されてもよい。部分領域のサイズと部分領域の形状は特に限定されない。図8(A)〜8(C)では水平方向に並んだ5つの部分領域が使用されているが、部分領域の配置、部分領域の数、等も特に限定されない。例えば、複数の部分領域が垂直方向に並んでいてもよい。複数の部分領域の間で、部分領域のサイズ、部分領域の数、部分領域の形状、等が異なっていてもよい。
なお、図8(A)〜8(C)では、部分領域の目標光量の低下と、部分領域の目標光量の増加とが行われているが、部分領域の目標光量の低下と、部分領域の目標光量の増加との一方のみが行われてもよい。部分領域の目標光量が繰り返し変更されてもよい。
次に、S604にて、制御部140は、S603の第2制御が行われた状態で、指定操作の実行をユーザーに促す。具体的には、制御部140は、スイッチ(押圧型スイッチ)の機能を有効化し、非選択領域の表示光量が選択領域の表示光量に近づいた場合にスイッチを押下させるためのアナウンスを行う。アナウンスに応じてスイッチが押下された場合には、指定結果取得部160は、スイッチが押下されたことを示す指定結果情報を取得し、取得した指定結果情報を制御部140に出力する。そして、非選択領域の表示光量を選択領域の表示光量にさらに近づけることが可能かの判断のため、S603へ処理が戻される。そのため、スイッチが押下される度に、非選択領域の目標光量(および表示光量)が変更される。アナウンス後に所定時間(5秒、10秒、30秒、1分、5分、等)だけ待ってもスイッチが押下されなかった場合には、制御部140は、前回の状態が所望の状態であると判断する。そして、S605へ処理が進められる。所望の状態は、選択領域の目標光量が第1制御の目標光量であり、且つ、選択領域の表示光量が非選択領域の表示光量に略一致する状態である。例えば、所望の状態は、非選択領域の表示光量が選択領域の表示光量に最も近い状態である。
S603とS604の処理の具体例について説明する。まず、S603の処理により、表示光量の分布が図5(C)の分布から図7(A)の分布に変化する。その結果、選択領域(分割領域202,203)の表示光量と、非選択領域(分割領域201,204〜225)の表示光量との差(表示光量差)が、2.0%から1.5%に減少する。そのため
、S604にてスイッチが押下され、S603の処理が再び行われる。その結果、表示光量の分布が図7(A)の分布から図7(B)の分布に変化し、表示光量差が1.5%から1.0%に減少する。そのため、S604にてスイッチが押下され、S603の処理が再び行われる。このように、S603とS604の処理が繰り返し行われ、図5(C)の分布、図7(A)の分布、図7(B)の分布、図7(C)の分布、図7(D)の分布、図7(E)の分布の順に、表示光量の分布が変化する。しかしながら、表示光量の分布が図7(D)の分布から図7(E)の分布に変化すると、表示光量との差(表示光量差)が0%から0.5%に増加する。そのため、表示光量の分布が図7(D)の分布から図7(E)の分布に変化した場合には、S604にてスイッチは押下されず(タイムアウト)、図7(D)の分布が実現される状態が所望の状態であると判断され、S605へ処理が進められる。
なお、指定操作は、非選択領域の表示光量が選択領域の表示光量に近づいた場合に行われるスイッチの押下に限られない。例えば、指定操作は、非選択領域の表示光量が選択領域の表示光量に略一致するとユーザーが知覚した場合に行われるスイッチの押下であってもよい。また、図8(A)〜8(C)を用いて説明した処理が行われる場合には、指定操作として、複数の部分領域の中から、表示光量が選択領域の表示光量に最も近い部分領域を選択するユーザー操作が行われてもよい。その場合には、選択領域と、選択された部分領域との間で上記所望の状態が実現されていると判断すればよい。同じ部分領域が続けて選択されるまで、選択されなかった部分領域の目標光量(および表示光量)が繰り返し変更されてもよい。その場合には、選択領域と、続けて選択された部分領域との間で上記所望の状態が実現されていると判断すればよい。
S605にて、制御部140は、光量判断の実行を光量判断部150に指示する。例えば、制御部140は、スイッチが押下されなかった場合に、上記所望の状態における非選択領域の目標光量(第2制御による変更後の目標光量)を、光量判断部150に通知する。そして、光量判断部150は、制御部140からの指示に応じて、所望の状態における非選択領域の目標光量を判断する。即ち、第2制御による変更後の目標光量と、指定操作の結果とに基づいて、所望の状態における非選択領域の目標光量が判断される。そして、光量判断部150は、第1制御の目標光量に対応する選択領域の表示光量が、判断した非選択領域の目標光量に応じた光量である、と判断する。「非選択領域の目標光量に応じた光量」は特に限定されないが、本実施形態では、「非選択領域の目標光量に応じた光量」が「非選択領域の目標光量に略一致する光量」である例を説明する。ここでは、非選択領域の目標光量が2.5%である図7(D)の分布が、所望の状態に対応する。そのため、第1制御の目標光量0.5%に対応する選択領域の表示光量は2.5%である、と判断される。
なお、光量判断部150は、判断した非選択領域の目標光量に基づいて、第1制御の目標光量とは異なる目標光量に対応する選択領域の表示光量を判断してもよい。光量判断部150は、記憶部170に記録された関係情報を用いて、選択領域の表示光量から選択領域の表示輝度をさらに判断してもよい。例えば、関係情報において表示光量2.5%に表示輝度2.5cd/mが対応付けられている場合には、選択領域の表示光量2.5%から、第1制御の目標光量0.5%に対応する選択領域の表示輝度が2.5cd/mである、と判断することができる。
以上述べたように、本実施形態では、選択操作(領域の選択)、指定操作(表示光量差の有無に関する指定)、等のユーザー操作が行われる。そして、情報処理として、目標光量に基づく表示光量の制御、目標光量と選択操作に基づく表示光量の制御、目標光量と指定操作の結果とに基づく表示光量の判断、等の情報処理が行われる。それにより、表示光量を容易且つ高精度に判断することができる。具体的には、画面の撮像結果、画面からの
光の測定結果、等が使用されない。そのため、外光(画面からの光とは異なる光)が表示光量の判断結果に影響を及ぼすことはなく、表示光量を高精度に判断することができる。また、本実施形態で行われる上記ユーザー操作と上記情報処理には、装置の位置の工夫、環境の工夫、補助部材の使用、等は必要ない。そのため、表示光量を容易に判断することができる。
なお、本実施形態では、第2制御として、非選択領域の目標光量を変更する制御が行われる例を説明したが、第2制御はこれに限られない。例えば、第2制御として、選択領域の目標光量を変更する制御が行われてもよい。第2制御により、選択領域の目標光量が繰り返し変更されてもよい。その場合にも、上述した方法と同様の方法で、所望の状態、所望の状態に対応する目標光量、等を判断することができる。但し、この場合には、所望の状態は、非選択領域の目標光量が第1制御の目標光量であり、且つ、選択領域の表示光量が非選択領域の表示光量に応じた光量である状態である。
例えば、光量判断部150は、第2制御による変更後の目標光量と、指定操作の結果とに基づいて、上記所望の状態における選択領域の目標光量を判断する。そして、光量判断部150は、第1制御の目標光量に対応する選択領域の表示光量が、判断した目標光量と第1制御の目標光量と差に基づいて第1制御の目標光量を変更した光量に応じた光量である、と判断する。「第1制御の目標光量を変更した光量に応じた光量」は特に限定されないが、例えば、「第1制御の目標光量を変更した光量に応じた光量」は「第1制御の目標光量を変更した光量に略一致する光量」である。ここで、第1制御の目標光量が2.5%であり、且つ、選択領域の目標光量を1%に低減する第2制御により所望の状態が実現された場合を考える。この場合には、例えば、目標光量2.5%に対応する選択領域の表示光量が、光量4%(=2.5%+(2.5%−1%))に略一致する、と判断される。
第2制御として、選択領域の目標光量と、非選択領域の目標光量との両方を変更する制御が行われてもよい。第2制御により、選択領域の目標光量と、非選択領域の目標光量とが繰り返し変更されてもよい。その場合には、所望の状態は、選択領域の目標光量も非選択領域の目標光量も第2制御による変更後の目標光量であり、且つ、選択領域の表示光量が非選択領域の表示光量に応じた光量である状態である。そして、第1制御の目標光量、所望の状態における非選択領域の目標光量、及び、所望の状態における選択領域の目標光量に基づいて、第1制御の目標光量に対応する選択領域の表示光量を判断することができる。
なお、本実施形態では、表示光量と表示輝度との対応関係を表す関係情報が使用されたが、表示光量と表示色との対応関係を表す関係情報が使用されてもよい。例えば、光量(目標光量、発光部の発光量、表示光量、等)として、複数の波長にそれぞれ対応する複数の光量が使用されてもよい。そして、関係情報において、画面からの光の主波長、画面からの光のXYZ三刺激値、等が、表示色として、表示光量に対応付けられていてもよい。そのような関係情報を使用することにより、選択領域の表示光量の判断結果から、選択領域の表示色を判断することができる。ひいては、色ムラを判断することができる。
なお、各光源を同じ光源駆動信号で駆動し、且つ、目標光量に応じて液晶パネルの透過率のみを変更する第1制御が、複数の目標光量のそれぞれについて行われてもよい。そのような処理の結果、選択領域、非選択領域、及び、表示光量差が、複数の第1制御の間で互いに等しい場合には、バックライトモジュールからの光にムラが生じていると判断することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は
記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:情報処理装置 120:光量制御部 130:選択結果取得部
140:制御部 150:光量判断部 160:指定結果取得部

Claims (16)

  1. 表示部の発光量である表示光量を制御する制御手段と、
    前記表示光量が他の領域と異なる領域を前記表示部の画面の領域から選択するユーザー操作である選択操作の結果を取得する第1取得手段と、
    前記選択操作によって選択された領域である選択領域の表示光量が、前記選択操作によって選択されなかった領域である非選択領域の表示光量に応じた光量であるか否かに関する指定を行うユーザー操作である指定操作の結果を取得する第2取得手段と、
    前記選択領域の表示光量を判断する判断手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記画面の表示光量を、予め定められた目標光量である基準目標光量に基づいて制御する第1制御を行い、
    前記第1取得手段は、前記第1制御が行われた状態に基づく選択操作の結果を取得し、
    前記制御手段は、前記選択操作の結果に基づいて、前記選択領域と前記非選択領域の少なくとも一方の目標光量を変更する第2制御を行い、
    前記第2取得手段は、前記第2制御が行われた状態に基づく指定操作の結果を取得し、
    前記判断手段は、前記第2制御による変更後の目標光量と、前記指定操作の結果とに基づいて、前記選択領域の表示光量を判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2制御は、前記選択領域と前記非選択領域の少なくとも一方の目標光量を繰り返し変更する制御を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2制御は、前記非選択領域における複数の部分領域にそれぞれ対応する複数の目標光量として、互いに異なる複数の目標光量を設定する制御を含み、
    前記指定操作は、前記複数の部分領域の中から、表示光量が前記選択領域の表示光量に最も近い部分領域を選択するユーザー操作である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2制御は、前記非選択領域の目標光量を変更する制御であり、
    前記判断手段は、
    前記第2制御による変更後の目標光量と、前記指定操作の結果とに基づいて、前記選択領域の目標光量が前記第1制御の目標光量であり、且つ、前記選択領域の表示光量が前記非選択領域の表示光量に応じた光量である状態における、前記非選択領域の目標光量を判断し、
    前記第1制御の目標光量に対応する前記選択領域の表示光量が、判断した前記非選択領域の目標光量に応じた光量である、と判断する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2制御は、前記選択領域の目標光量を変更する制御であり、
    前記判断手段は、
    前記第2制御による変更後の目標光量と、前記指定操作の結果とに基づいて、前記非選択領域の目標光量が前記第1制御の目標光量であり、且つ、前記選択領域の表示光量が前記非選択領域の表示光量に応じた光量である状態における、前記選択領域の目標光量を判断し、
    前記第1制御の目標光量に対応する前記選択領域の表示光量が、判断した目標光量と前記第1制御の目標光量と差に基づいて前記第1制御の目標光量を変更した光量に応じた光量である、と判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示部は、発光部と、発光部からの光を透過する表示パネルとを有し、
    前記制御手段は、前記発光部の発光量と、前記表示パネルの透過率との少なくとも一方を制御することにより、前記表示光量を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示パネルは、前記発光部からの光を透過する複数の表示素子を有し、
    前記第1制御により、各表示素子の透過率が同じ駆動信号で制御される
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1制御により、前記表示パネルの透過率が下限値に制御される
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1制御の目標光量は、前記基準目標光量よりも多く、
    前記第1制御により、前記基準目標光量に応じた発光量よりも多い発光量に、前記発光部の発光量が制御される
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1制御の目標光量は、前記基準目標光量である
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記基準目標光量は、目標光量の下限値である
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示光量と、前記表示部の発光輝度である表示輝度との対応関係が予め定められており、
    前記判断手段は、前記選択領域の表示光量の判断結果に基づいて、前記選択領域の表示輝度を判断する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示光量と、前記表示部の発光色である表示色との対応関係が予め定められており、
    前記判断手段は、前記選択領域の表示光量の判断結果に基づいて、前記選択領域の表示色を判断する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記非選択領域の表示光量に応じた前記光量は、前記非選択領域の表示光量に略一致する光量である
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 表示部の発光量である表示光量を判断する光量判断方法であって、
    前記表示部の画面の表示光量を、予め定められた目標光量である基準目標光量に基づいて制御する第1制御を行うステップと、
    前記第1制御が行われた状態において前記表示光量が他の領域と異なる領域を前記画面の領域から選択するユーザー操作である選択操作の結果を取得するステップと、
    前記選択操作の結果に基づいて、前記選択操作によって選択された領域である選択領域と、前記選択操作によって選択されなかった領域である非選択領域との少なくとも一方の目標光量を変更する第2制御を行うステップと、
    前記第2制御が行われた状態において前記選択領域の表示光量が前記非選択領域の表示光量に応じた光量であるか否かに関する指定を行うユーザー操作である指定操作の結果を
    取得するステップと、
    前記第2制御による変更後の目標光量と、前記指定操作の結果とに基づいて、前記選択領域の表示光量を判断するステップと、
    を有することを特徴とする光量判断方法。
  16. 請求項15に記載の光量判断方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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