JP2017141713A - 排気浄化機構の異常診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることのできる排気浄化機構の異常診断装置を提供する。
【解決手段】排気浄化機構は、エンジン1の排気通路26に設けられたSCR触媒41や、排気に尿素水を添加する尿素水供給機構200を備えている。制御装置80は、NOx浄化率が異常判定値以下のときには排気浄化機構に異常ありと判定する異常診断を行う。SCR触媒41よりも下流の排気通路26には、排気の酸素濃度及びNOx濃度を検出するNOxセンサ150が設けられている。そして、制御装置80は、エンジン1において燃料カットが実行されているときにNOxセンサ150で検出された酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低い場合には、排気浄化機構の異常診断についてその実行を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気浄化機構の異常診断装置に関するものである。
排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化する選択還元型触媒を排気通路に備える内燃機関の排気浄化機構が知られている。こうした排気浄化機構は、例えば尿素水などの還元剤を排気に添加する添加機構を備えており、排気に添加された還元剤に由来するアンモニアが選択還元型触媒に吸着される。そして、選択還元型触媒に吸着されたアンモニアによってNOxが還元処理される。
また、NOxを浄化する排気浄化機構の異常診断を行う装置は、選択還元型触媒に流入する排気のNOx濃度と、選択還元型触媒を通過した排気のNOx濃度との比率を求めることでNOx浄化率を算出し、算出されたNOx浄化率が異常判定値以下のときには排気浄化機構に異常ありと判定するようにしている(例えば特許文献1等)。
特開2011−202639号公報
ところで、劣化があまり進行していない新しい選択還元型触媒では、同触媒が低温状態のときにNOxの吸着が起き、高温状態のときにはNOxの脱離が起きることがある。なお、こうしたNOxの吸着及び脱離は、選択還元型触媒の劣化がある程度進行すると起きなくなる。
選択還元型触媒においてNOxの脱離現象が起きると、選択還元型触媒を通過した排気のNOx濃度が高くなる。そのため、選択還元型触媒に流入する排気のNOx濃度が同等であったとしても、脱離現象が起きた場合には、NOx浄化率の算出値が低下する。
この算出されたNOx浄化率が異常判定値以下の値であった場合には、NOx浄化率の低下が選択還元型触媒での脱離現象に起因した一時的なものであって排気浄化機構には異常が無いにもかかわらず、排気浄化機構に異常ありと誤判定されてしまう。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることのできる排気浄化機構の異常診断装置を提供することにある。
上記課題を解決する異常診断装置は、内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒と、前記選択還元型触媒に流入する排気にアンモニア成分を含む還元剤を添加する還元剤添加機構と、を備える排気浄化機構に適用される装置であり、前記選択還元型触媒に流入する排気のNOx濃度と前記選択還元型触媒を通過した排気のNOx濃度とに基づいてNOx浄化率を算出するとともに前記NOx浄化率が予め設定された異常判定値以下のときには前記排気浄化機構に異常ありと判定する異常診断を行う異常診断部を有している。そして、この異常診断装置は、前記選択還元型触媒よりも下流の排気通路に設けられて排気の酸素濃度を検出するセンサと、前記内燃機関において燃料カットが実行されているときに前記センサで検出された前記酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低い場合には、前記異常診断の実行を禁止する診断禁止部と、を備えている。
選択還元型触媒におけるNOxの脱離は、選択還元型触媒の劣化がある程度進むと起きなくなる。一方、劣化があまり進んでいない新しい選択還元型触媒は、排気中の酸素を吸蔵する能力があり、そうした酸素吸蔵量は選択還元型触媒の劣化が進むにつれて減少していく。従って、選択還元型触媒の酸素吸蔵量が多い場合には、選択還元型触媒の劣化があまり進んでいないと判断することができ、この場合に排気浄化機構の異常診断を行うとNOxの脱離に起因した誤判定が起きる可能性がある。
ここで、内燃機関において燃料カットが実行されると、燃焼室では混合気の燃焼が起きなくなるため、燃焼室から排気通路に排出される排気の酸素濃度は大気中の酸素濃度とほぼ同じになる。ただし、選択還元型触媒の劣化があまり進んでおらず酸素吸蔵量が多い場合には、選択還元型触媒を通過する際に排気中の酸素の一部が選択還元型触媒に吸蔵される。そのため、選択還元型触媒よりも下流の排気通路内における酸素濃度は、大気中の酸素濃度よりも低くなる。従って、燃料カットの実行中において選択還元型触媒よりも下流の排気通路内における酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低くなっていれば、選択還元型触媒の劣化がそれほど進んでいないと考えることができ、この場合には排気浄化機構の異常診断を禁止することが好ましい。
そこで、同構成では、選択還元型触媒よりも下流の排気通路に排気の酸素濃度を検出するセンサを設けるようにしている。そして、燃料カットが実行されているときに同センサで検出された酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低い場合には、選択還元型触媒の劣化があまり進んでおらず、排気浄化機構の異常診断を行うとNOxの脱離に起因した誤判定が起きる可能性があるため、そうした異常診断の実行を禁止するようにしている。
従って、同構成によれば、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることができる。
なお、NOxの脱離は、選択還元型触媒が高温状態のときに起こる。従って、選択還元型触媒の劣化があまり進んでいない状態であっても、同触媒の温度が低ければ、NOxの脱離は起きにくいため、上述したような誤判定は起きにくい。そこで、燃料カットの実行中において選択還元型触媒よりも下流の排気通路内における酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低くなっており、且つ選択還元型触媒の温度が所定温度以上の高温状態になっているときに、上述した異常診断の実行を禁止することが好ましい。こうした構成によれば、NOxの脱離が起き易いときには異常診断の実行が禁止されるため、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることができる。一方、選択還元型触媒の温度が上記所定温度に満たないときには(例えば内燃機関の運転状態が低負荷状態で排気温度が低いときなど)、上述した異常診断の実行が禁止されないため、選択還元型触媒の劣化があまり進んでいない状態であったとしても、排気浄化機構の異常診断が実行される。従って、選択還元型触媒の劣化が進むまで排気浄化機構の異常診断が実行されない状態になることを回避することができるようになり、排気浄化機構の異常診断の実行機会を増やすことができる。
排気浄化機構の異常診断装置の一実施形態について、これが適用される内燃機関及びその周辺構成を示す概略図。 SCR触媒を通過した排気の酸素濃度を示すタイミングチャート。 同実施形態の異常診断装置が実行する一連の処理手順を示すフローチャート。
以下、排気浄化機構の異常診断装置を車両に搭載されたディーゼルエンジン(以下、「エンジン」という)に適用した一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、エンジン1には複数の気筒#1〜#4が設けられている。シリンダヘッド2には複数の燃料噴射弁4a〜4dが取り付けられている。これら燃料噴射弁4a〜4dは対応する各気筒#1〜#4の燃焼室に燃料を噴射する。また、シリンダヘッド2には新気を気筒内に導入するための吸気ポートと、燃焼ガスを気筒外へ排出するための排気ポート6a〜6dとが各気筒#1〜#4に対応して設けられている。
燃料噴射弁4a〜4dは、高圧燃料を蓄圧するコモンレール9に接続されている。コモンレール9はサプライポンプ10に接続されている。サプライポンプ10は燃料タンク内の燃料を吸入するとともにコモンレール9に高圧燃料を供給する。コモンレール9に供給された高圧燃料は、各燃料噴射弁4a〜4dの開弁時に同燃料噴射弁4a〜4dから気筒内に噴射される。
吸気ポートにはインテークマニホールド7が接続されている。インテークマニホールド7は吸気通路3に接続されている。この吸気通路3内には吸入空気量を調整するための吸気絞り弁16が設けられている。この吸気絞り弁16は、アクチュエータ17にて開度が調整される。
排気ポート6a〜6dにはエキゾーストマニホールド8が接続されている。エキゾーストマニホールド8は排気通路26に接続されている。
排気通路26の途中には、気筒に導入される吸入空気を、排気圧を利用して過給するターボチャージャ11が設けられている。同ターボチャージャ11の吸気側コンプレッサと吸気絞り弁16との間の吸気通路3にはインタークーラ18が設けられている。このインタークーラ18によって、ターボチャージャ11の過給により温度上昇した吸入空気の冷却が図られる。
また、排気通路26の途中にあって、ターボチャージャ11の排気側タービンの下流には、排気を浄化する第1浄化部材30が設けられている。この第1浄化部材30の内部には、排気の流れ方向に対して直列に酸化触媒31及びフィルタ32が配設されている。
酸化触媒31には、排気中のHCを酸化処理する触媒が担持されている。その触媒としては、塩基性の強いアルミナが使われている。また、フィルタ32は、排気中のPM(粒子状物質)を捕集する部材であって多孔質のセラミックで構成されており、さらにはPMの酸化を促進させるための触媒が担持されている。排気中のPMは、フィルタ32の多孔質の壁を通過する際に捕集される。
また、エキゾーストマニホールド8の集合部近傍には、酸化触媒31やフィルタ32に添加剤として燃料を供給するための燃料添加弁5が設けられている。この燃料添加弁5は、燃料供給管27を介して前記サプライポンプ10に接続されている。なお、燃料添加弁5の配設位置は、排気系にあって第1浄化部材30の上流側であれば適宜変更するも可能である。なお、こうした燃料添加弁5からの燃料添加に代えて、各燃料噴射弁4a〜4dの燃料噴射時期を調整してポスト噴射を行うことにより、機関燃料を排気に添加するようにしてもよい。
フィルタ32に捕集されたPMの量が所定値を超えると、フィルタ32の再生処理が開始されて燃料添加弁5からはエキゾーストマニホールド8内に向けて燃料が噴射される。この燃料添加弁5から噴射された燃料は、酸化触媒31に達すると酸化され、これにより排気温度の上昇が図られる。そして、酸化触媒31にて昇温された排気がフィルタ32に流入することにより、同フィルタ32は昇温され、これによりフィルタ32に堆積したPMが酸化処理されてフィルタ32の再生が図られる。
また、排気通路26の途中にあって、第1浄化部材30の下流には、排気を浄化する第2浄化部材40が設けられている。第2浄化部材40の内部には、還元剤を利用して排気中のNOxを還元浄化する排気浄化触媒としての選択還元型触媒(以下、SCR触媒という)41が配設されている。
さらに、排気通路26の途中にあって、第2浄化部材40の下流には、排気を浄化する第3浄化部材50が設けられている。第3浄化部材50の内部には、排気中のアンモニアを浄化するアンモニア酸化触媒51が配設されている。
エンジン1には、アンモニア成分を含む還元剤である尿素水を排気に添加する還元剤供給機構としての尿素水供給機構200が設けられている。尿素水供給機構200は、尿素水を貯留するタンク210、排気通路26内に尿素水を噴射供給する尿素添加弁230、尿素添加弁230とタンク210とに接続されておりタンク210内の尿素水を尿素添加弁230に供給する尿素水通路240、尿素水通路240の途中に設けられたポンプ220等で構成されている。
尿素添加弁230は、第1浄化部材30と第2浄化部材40との間の排気通路26に設けられている。この尿素添加弁230が開弁されると、尿素水通路240を介して排気通路26内に尿素水が噴射される。
ポンプ220は電動式のポンプであり、正回転時には、タンク210から尿素添加弁230に向けて尿素水を送液する。一方、逆回転時には、尿素添加弁230からタンク210に向けて尿素水を送液する。つまり、ポンプ220の逆回転時には、尿素添加弁230及び尿素水通路240から尿素水が回収されてタンク210に戻される。
また、尿素添加弁230とSCR触媒41との間の排気通路26内には、尿素添加弁230から噴射された尿素水を分散させることにより同尿素水の霧化を促進する分散板60が設けられている。
尿素添加弁230から噴射された尿素水は、排気熱を利用した加水分解によってアンモニアに変化し、SCR触媒41にて吸着される。そしてSCR触媒41に吸着されたアンモニアによりNOxが還元浄化される。
この他、エンジン1には排気再循環装置(以下、EGR装置という)が備えられている。このEGR装置は、排気の一部を吸入空気に導入することで気筒内の燃焼温度を低下させ、NOxの発生量を低減させる装置である。この排気再循環装置は、吸気通路3とエキゾーストマニホールド8とを連通するEGR通路13、同EGR通路13に設けられたEGR弁15、及びEGRクーラ14等により構成されている。EGR弁15の開度が調整されることにより排気通路26から吸気通路3に導入される排気還流量、いわゆる外部EGR量が調量される。また、EGRクーラ14によってEGR通路13内を流れる排気の温度が低下される。
エンジン1には、機関運転状態を検出するための各種センサやスイッチが取り付けられている。例えば、エアフロメータ19は吸気通路3内の吸入空気量GAを検出する。絞り弁開度センサ20は吸気絞り弁16の開度を検出する。クランク角センサ21はクランクシャフトの回転角度を検出し、その検出信号に基づいて機関回転速度NEが算出される。アクセル操作量センサ22はアクセルペダル(アクセル操作部材)の踏み込み量、すなわちアクセル操作量ACCPを検出する。外気温度センサ23は、外気温度THoutを検出する。車速センサ24はエンジン1が搭載された車両の車速SPDを検出する。イグニッションスイッチ(IG)25は、車両の運転者によってエンジン1の始動操作及び停止操作が行われる。
また、酸化触媒31の上流に設けられた第1排気温度センサ100は、酸化触媒31に流入する前の排気の温度である第1排気温度TH1を検出する。酸化触媒31とフィルタ32との間には、フィルタ32に流入する前の排気の温度である第2排気温度TH2を検出する第2排気温度センサ120が設けられている。差圧センサ110は、フィルタ32の上流及び下流の排気圧の圧力差ΔPを検出する。
第1浄化部材30と第2浄化部材40との間の排気通路26にあって、尿素添加弁230の上流には、第3排気温度センサ130が設けられている。第3排気温度センサ130は、SCR触媒41に流入する前の排気の温度である第3排気温度TH3を検出する。
第3浄化部材50よりも下流の排気通路26には、SCR触媒41を通過した後の排気の温度である第4排気温度TH4を検出する第4排気温度センサ140や、SCR触媒41を通過した後の排気のNOx濃度を検出するNOxセンサ150などが設けられている。
NOxセンサ150は周知のセンサであって、2つのガス室を有しており、一方のガス室からは排気の酸素濃度に応じた出力信号が得られ、他方のガス室からは排気のNOx濃度に応じた出力信号が得られる。つまり、このNOxセンサ150は、SCR触媒41を通過した排気の酸素濃度AN及びNOx濃度の双方を検出することが可能なセンサとなっている。
これら各種センサ等の出力は制御装置80に入力される。この制御装置80は、中央処理制御装置(CPU)、各種プログラムやマップ等を予め記憶した読出専用メモリ(ROM)、CPUの演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)、タイマカウンタ、入力インターフェース、出力インターフェース等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成されている。
そして、制御装置80により、例えば燃料噴射弁4a〜4dや燃料添加弁5の燃料噴射量制御や燃料噴射時期制御、サプライポンプ10の吐出圧力制御、吸気絞り弁16を開閉するアクチュエータ17の駆動量制御、EGR弁15の開度制御等、エンジン1の各種制御が行われる。
そうしたエンジン1の各種制御の1つとして、制御装置80は、アクセル操作量ACCPが「0」であって且つ機関回転速度NEが所定範囲内の速度となっているときには燃料噴射弁4a〜4dからの燃料噴射を停止する、いわゆる燃料カットを実行する。なお、周知のように、アクセルペダルが操作されたり、機関回転速度NEが所定の復帰回転速度にまで低下すると、そうした燃料カットの実行が中止されて、燃料噴射弁4a〜4dからの燃料噴射が再開される。
また、制御装置80は、排気浄化制御の1つとして、上記尿素添加弁230による尿素水の添加制御を行う。この添加制御では、制御装置80にて、エンジン1から排出されるNOxを還元処理するために過不足の無い尿素添加量が機関運転状態等に基づいて算出される。そして、算出された尿素添加量が尿素添加弁230から噴射されるように、尿素添加弁230の開弁状態が制御される。
また、制御装置80は、SCR触媒41や尿素水供給機構200等で構成される排気浄化機構について異常の有無を診断する異常診断部80Aや、異常診断部80Aによる異常診断の実行を禁止する診断禁止部80Bなどを有する異常診断装置を構成している。
そうした異常診断部80Aによる異常診断は以下のように行われる。すなわち制御装置80は、SCR触媒41に流入する排気のNOx濃度を第1NOx濃度N1とし、これを機関運転状態に基づいて算出する。すなわち、燃料噴射弁4a〜4dから噴射される燃料噴射量、燃料の噴射時期、機関回転速度、及び空燃比に関与する吸入空気量GA等に基づいてエンジン1の気筒内で発生するNOxの濃度を算出し、その算出値を第1NOx濃度N1とする。また、SCR触媒41よりも下流の排気通路26に設けられたNOxセンサ150によって検出されるNOx濃度、つまりSCR触媒41によって浄化された排気のNOx濃度を第2NOx濃度N2とし、次式(1)からNOx浄化率CFを算出する。

NOx浄化率CF=(第1NOx濃度N1−第2NOx濃度N2)/第1NOx濃度N1×100(%) ・・・(1)

そして、算出されたNOx浄化率CFが、予め設定された異常判定値α以下のときには、NOx浄化が十分に行われていないため、制御装置80の異常診断部80Aは、排気浄化機構に異常ありと判定する。
ところで、劣化があまり進行していない新しいSCR触媒41では、同SCR触媒41が低温状態のときにNOxの吸着が起き、高温状態のときにはNOxの脱離が起きることがある。なお、こうしたNOxの吸着及び脱離は、SCR触媒41の劣化がある程度進行すると起きなくなる。
SCR触媒41においてNOxの脱離現象が起きると、SCR触媒41を通過した排気のNOx濃度、つまり上記第2NOx濃度N2は脱離したNOxの分だけ高くなる。そのため、SCR触媒41に流入する排気のNOx濃度が同等であったとしても、NOxの脱離現象が起きた場合には、上述したNOx浄化率CFの算出値が低下する。
また、第1NOx濃度N1の増大時期と、NOxの脱離による第2NOx濃度N2の増大時期とがずれており、第1NOx濃度N1に対して第2NOx濃度N2の方が高くなる現象が起きた場合にも、上述したNOx浄化率CFの算出値は低下する。
そして、NOxの脱離現象が起きているときに算出されたNOx浄化率CFが異常判定値α以下の値であった場合には、NOx浄化率CFの低下がSCR触媒41でのNOxの脱離現象に起因した一時的なものであって、排気浄化機構には異常が無いにもかかわらず、排気浄化機構に異常ありと誤判定されてしまう。
そこで、本実施形態では、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを、以下のようにして抑えるようにしている。
まず、上述したように、SCR触媒41からのNOxの脱離は、SCR触媒41の劣化がある程度進行すると起きなくなる。
ここで、新品状態からあまり劣化の進んでいないSCR触媒41は、排気中の酸素を吸蔵する能力があり、そうした酸素吸蔵量はSCR触媒41の劣化が進むにつれて減少していく。従って、SCR触媒41の酸素吸蔵量が多い場合には、SCR触媒41の劣化があまり進んでいないと判断することができる。
ここで、エンジン1において上述した燃料カットが実行されると、燃焼室では混合気の燃焼が起きなくなるため、燃焼室から排気通路26に排出される排気の酸素濃度は大気中の酸素濃度とほぼ同じになる。ただし、SCR触媒41の劣化があまり進んでおらず、酸素吸蔵量が多い場合には、SCR触媒41を通過する際に排気中の酸素の一部がSCR触媒41に吸蔵される。そのため、SCR触媒41よりも下流の排気通路26内における上記酸素濃度ANは、大気中の酸素濃度よりも低くなる。
つまり、図2において二点鎖線で示すように、劣化があまり進んでいない、例えば新品状態のSCR触媒41の場合には、燃料カット実行中に検出される上記酸素濃度ANが大気中の酸素濃度ATよりも低くなる。一方、図2において実線で示すように、劣化がある程度進んだSCR触媒41の場合には、酸素吸蔵量が低下しているため、燃料カット実行中に検出される上記酸素濃度ANは、大気中の酸素濃度ATとほぼ等しくなる。
従って、燃料カットの実行中においてSCR触媒41よりも下流の排気通路26内における酸素濃度ANが大気中の酸素濃度ATよりも低くなっていれば、SCR触媒41の劣化がそれほど進んでいないと考えることができ、この場合には排気浄化機構の異常診断を禁止することにより、上述した誤判定の発生を防ぐことができる。
そこで、制御装置80の診断禁止部80Bは、上記技術思想に基づき、NOxの脱離が起きやすいときには異常診断の実行を禁止する。
図3に、診断禁止部80Bによる異常診断の禁止処理について、その一連の処理手順を示す。なお、この禁止処理は所定周期毎に繰り返し実行される。
この処理では、まず、NOxセンサ150が活性化しているか否かが判定される(S100)。そして、NOxセンサ150が活性化していないときには(S100:NO)、NOxセンサ150の検出信号を利用した上記異常診断は実行されないため、本処理による異常診断の禁止処理も行う必要がない。そのため、ステップS100にて否定判定されるときには、異常診断の実行を禁止することなく、本処理は一旦終了される。
一方、NOxセンサ150が活性化しているときには(S100:YES)、現在燃料カットが実行されているか否かが判定される(S110)。そして、燃料カットが実行されていないときには(S110:NO)、酸素濃度ANによるSCR触媒41の劣化判定が行えないため、本処理は一旦終了される。
一方、燃料カットが実行されているときには(S110:YES)、現在のSCR触媒41の温度である床温THS及び排気流量EAを読み込み、その読み込んだ床温THSが判定値α以上であり、且つ読み込んだ排気流量EAが判定値β以上であるか否かが判定される(S120)。排気流量EAは、吸入空気量GA及び機関回転速度NEなどに基づき別の処理にて算出される値である。床温THSは、SCR触媒41に流入する前の排気の温度である上記第3排気温度TH3や排気流量EA等に基づき別の処理にて算出される値である。そして、判定値αとしては、床温THSがこの判定値α以上に高くなっていることに基づき、SCR触媒41においてNOxの脱離が起きることを的確に判定することができるように、その値の大きさは設定されている。また、判定値βとしては、排気流量EAがこの判定値β以上に多くなっていることに基づき、SCR触媒41からはNOx浄化率CFに悪影響を与える量のNOxが脱離することを的確に判定することができるように、その値の大きさは設定されている。
ステップS120において、床温THSが判定値α未満であると判定されるとき、または排気流量EAが判定値β未満であると判定されるとき、または床温THSが判定値α未満であって且つ排気流量EAが判定値β未満であると判定されるときには(S120:NO)、NOxの脱離が起きない、あるいは脱離が起きたとしてもNOxの脱離量が比較的少なくNOx浄化率CFにそれほど悪影響を与えないと考えられるため、異常診断の実行を禁止することなく、本処理は一旦終了される。
一方、ステップS120において、床温THSが判定値α以上であって且つ排気流量EAが判定値β以上であると判定されるときには(S120:YES)、現在の酸素濃度AN、すなわち燃料カット実行中の酸素濃度ANが読み込まれる(S130)。なお、このときに読み込む酸素濃度ANは、燃料カットが開始されてから酸素濃度ANの変化が安定した時点での値を読み込むことが好ましい。
次に、読み込んだ酸素濃度ANが判定値AN1未満であるか否かが判定される(S140)。判定値AN1には、大気中の酸素濃度AT(標準的な大気中の酸素濃度)よりもやや低い値が設定されており、酸素濃度ANが判定値AN1未満に低くなっていることに基づき、SCR触媒41の劣化状態はNOxの脱離が未だ起きる程度に新しい状態であることを的確に判定することができるように、同判定値AN1の値の大きさは設定されている。なお、判定値AN1として、実際の大気中の酸素濃度や標準的な大気中の酸素濃度を設定してもよい。
そして、酸素濃度ANが判定値AN1以上であるときには(S140:NO)、SCR触媒41の酸素吸蔵量が低下しており、SCR触媒41の劣化はある程度進んでいるため、NOxの脱離は起きないと考えることができるため、本処理による異常診断の禁止処理を行う必要はない。そのため、酸素濃度ANが判定値AN1以上であるときには(S140:NO)、異常診断の実行を禁止することなく、本処理は一旦終了される。
一方、酸素濃度ANが判定値AN1未満であるときには(S140:YES)、SCR触媒41の酸素吸蔵量がまだ十分に確保されており、SCR触媒41の劣化はほとんど進んでいないと考えられることから、SCR触媒41においてNOxの脱離が起きる可能性がある。そこで、酸素濃度ANが判定値AN1未満であるときには(S140:YES)、異常診断部80Aによる上記異常診断の実行を禁止して(S150)、本処理は一旦終了される。なお、ステップS150にて異常診断の実行が禁止されると、現在算出されているNOx浄化率CFはリセットされる。
次に、このように構成される実施形態の作用、並びにその効果について説明する。
SCR触媒41よりも下流の排気通路26における排気の酸素濃度ANを検出するセンサ(NOxセンサ150)を設けている。そして、燃料カットが実行されているときに(図3のステップS110:YES)、そのセンサで検出された酸素濃度ANが大気中の酸素濃度ATよりも低い場合には(図3のステップS140:YES)、SCR触媒41の劣化があまり進んでおらず、排気浄化機構の異常診断を行うとNOxの脱離に起因した誤判定が起きる可能性がある。そのため、そうした異常診断の実行を禁止するようにしている(図3のステップS150)。従って、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることができるようになる。
また、NOxの脱離は、SCR触媒41が高温状態のときに起こる。従って、SCR触媒41の劣化があまり進んでいない状態であっても、床温THSが低ければ、NOxの脱離は起きにくいため、上述したような排気浄化機構に関する異常判定の誤りは起きにくい。
そこで、燃料カットの実行中においてSCR触媒41よりも下流の排気通路26内における酸素濃度ANが大気中の酸素濃度よりも低くなっているという条件に加えて、SCR触媒41の温度である床温THSが判定値α以上の高温状態になっているときに(図3のステップS120:YES)、上述した異常診断の実行を禁止している。従って、NOxの脱離が起き易いときには異常診断の実行が禁止されることにより、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることができる。一方、例えばエンジン1の運転状態が低負荷状態で排気温度が低く、SCR触媒41の床温THSが上記判定値αに満たないときには(図3のステップS120:NO)、NOxの脱離が起きにくいため、上述した異常診断の実行が禁止されない。そのため、SCR触媒41の劣化があまり進んでいない状態であったとしても、SCR触媒41の温度が低く、NOxの脱離が起きにくい状態のときには、排気浄化機構の異常診断が実行される。従って、SCR触媒41の劣化が進むまで排気浄化機構の異常診断が実行されない状態になることを回避することができ、排気浄化機構の異常診断の実行機会を増やすことができる。
また、SCR触媒41から脱離するNOxの量は、排気流量に応じて増減する。従って、SCR触媒41からNOxが脱離したとしても、その脱離量がそれほど多くなければ、脱離したNOxがNOx浄化率CFに与える影響はそれほど大きくない。そこで、燃料カットの実行中においてSCR触媒41よりも下流の排気通路26内における酸素濃度ANが大気中の酸素濃度よりも低くなっているという条件、及び床温THSが判定値α以上の高温状態であるという条件に加えて、排気流量EAが判定値β以上になっているときに(図3のステップS120:YES)、上述した異常診断の実行を禁止するようにしている。従って、NOxの脱離が起き易く、かつNOxの脱離量がNOx浄化率CFに悪影響を与える程度に多いときには、異常診断の実行が禁止されるため、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを適切に抑えることができる。一方、SCR触媒41の床温THSが判定値α以上の高温状態になっているときでも、排気流量EAが上記判定値βに満たないときには(図3のステップS120:NO)、上述した異常診断の実行が禁止されない。そのため、SCR触媒41の劣化があまり進んでいない状態、あるいはSCR触媒41が高温化しておりNOxの脱離が起きやすい状態のときでも、NOxの脱離量がそれほど多くはなく、NOx浄化率CFに悪影響を与えない場合には、排気浄化機構の異常診断が実行される。従って、これによっても排気浄化機構の異常診断の実行機会を増やすことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・図2に示したステップS120の処理を省略して、ステップS110で肯定判定されるときには、次にステップS130の処理を実行するようにしてもよい。この場合でも、少なくともSCR触媒41の劣化があまり進んでおらずNOxの脱離が起きやすいときには、排気浄化機構の異常診断が禁止されるため、排気浄化機構が異常ありと誤判定されることを抑えることができる。
・図2に示したステップS120の処理において、排気流量EA及び判定値βの比較処理を省略してもよい。
・図2に示したステップS120の処理において、床温THS及び判定値αの比較処理を省略してもよい。
・NOxセンサ150にて、SCR触媒41よりも下流の排気通路26における排気の酸素濃度AN(SCR触媒41を通過した排気の酸素濃度AN)を検出するようにしたが、そうした部位の酸素濃度ANを検出する空燃比センサを別途設けてもよい。
・機関運転状態から第1NOx濃度N1を推定するようにしたが、センサを使って第1NOx濃度N1を検出するようにしてもよい。
・酸化触媒31、フィルタ32、SCR触媒41、及びアンモニア酸化触媒51の配設数は適宜変更することができる。
・排気温度センサやNOxセンサの配設数は適宜変更することができる。
・排気に添加する還元剤として尿素水を使用するようにしたが、アンモニア成分を含むのであれば他の還元剤でもよい。
1…エンジン、2…シリンダヘッド、3…吸気通路、4a〜4d…燃料噴射弁、5…燃料添加弁、6a〜6d…排気ポート、7…インテークマニホールド、8…エキゾーストマニホールド、9…コモンレール、10…サプライポンプ、11…ターボチャージャ、13…EGR通路、14…EGRクーラ、15…EGR弁、16…吸気絞り弁、17…アクチュエータ、18…インタークーラ、19…エアフロメータ、20…絞り弁開度センサ、21…クランク角センサ、22…アクセル操作量センサ、23…外気温度センサ、24…車速センサ、25…イグニッションスイッチ、26…排気通路、27…燃料供給管、30…第1浄化部材、31…酸化触媒、32…フィルタ、40…第2浄化部材、41…選択還元型触媒(SCR触媒)、50…第3浄化部材、51…アンモニア酸化触媒、60…分散板、80…制御装置、100…第1排気温度センサ、110…差圧センサ、120…第2排気温度センサ、130…第3排気温度センサ、140…第4排気温度センサ、150…NOxセンサ、200…尿素水供給機構、210…タンク、220…ポンプ、230…尿素添加弁、240…尿素水通路。

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられた選択還元型触媒と、前記選択還元型触媒に流入する排気にアンモニア成分を含む還元剤を添加する還元剤添加機構と、を備える排気浄化機構に適用されて、前記選択還元型触媒に流入する排気のNOx濃度と前記選択還元型触媒を通過した排気のNOx濃度とに基づいてNOx浄化率を算出するとともに前記NOx浄化率が予め設定された異常判定値以下のときには前記排気浄化機構に異常ありと判定する異常診断を行う異常診断部を有する異常診断装置であって、
    前記選択還元型触媒よりも下流の排気通路に設けられて排気の酸素濃度を検出するセンサと、
    前記内燃機関において燃料カットが実行されているときに前記センサで検出された前記酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低い場合には、前記異常診断の実行を禁止する診断禁止部と、を備える
    排気浄化機構の異常診断装置。
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