JP2017137183A - 制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施の形態に係る制御システム100について概略的に示すブロック図である。この図に示されるように、制御システム100は、建造物10において、低層区間20の昇降路群21のそれぞれを昇降する乗りかご25〜27の運行を統括的に制御する群管理ユニット(第1の制御ユニット)200と、高層区間30の昇降路群31のそれぞれを昇降する乗りかご35〜37の運行を統括的に制御する群管理ユニット(第2の制御ユニット)300と、群管理ユニット200及び群管理ユニット300との間の通信をおこなう第1の通信路101及び第2の通信路102と、を有している。ここで、群管理ユニット200及び300は、直接又は間接的に広域ネットワーク60に接続されていてもよい。また、説明のために本実施の形態において、各昇降路群21,31は3つの昇降路を有することとしているが、1つ、2つや4つ以上の昇降路群であってもよい。また、第1の通信路101及び第2の通信路102は、有線接続であっても無線接続であってもよい。
次に、通信制御部310により処理される通信の通信データについて説明する。第1の通信路101及び第2の通信路102は、少なくとも第1の通信データD1、第2の通信データD2、第3の通信データD3及び第4の通信データD4の通信に用いられる。例えば、第1の通信データD1は、最も高い応答性と、最も高い信頼性が求められるが、通信のデータ量は少ないためネットワークの伝送容量は要求されないデータとすることができる。例えば、本実施の形態においては、第1の通信データD1は、故障情報およびアラーム情報等の緊急データや、ネットワークで接続された複数の群管理ユニット300の群管理制御部361同士が、正確な時刻同期をとって処理を行うための同期制御データなどを通信するデータとすることができる。
図3は、群管理ユニット300が、群管理ユニット200に対して、第1の通信路101及び第2の通信路102を用いて行う通信について示すタイミングチャートである。ここでは例示的に、群管理ユニット300の群管理ユニット200に対する通信として説明するが、群管理ユニット300の群管理ユニット200に対する通信であってもよく、また、通信の語は送信だけでなく受信も含む意味で用いている。このタイミングチャートに示されるように、通信制御部310は、時刻T1において、データ更新のイベントE1が発生した際に、第1の通信データD1の通信を第1の通信路101及び第2の通信路102の両方を用いて行う。ここで第1の通信データD1は、送信データ分割部352により、第1のデータ送受信部330及び第2のデータ送受信部340の両方に転送され、第1のデータ送受信部330及び第2のデータ送受信部340は、それぞれ第1の通信ポート321及び第2の通信ポート322から、それぞれ第1の通信路101及び第2の通信路102を介して第1の通信データD1を送信する。
従来は、通信路に通信不能等の異常が発生し、乗りかご25〜27及び35〜37の乗継ぎ制御の制御性能を落としてエレベータシステムの縮退運転を行い、効率を犠牲にして制御を行うおそれがあった。本実施の形態によれば、第1の通信路101及び第2の通信路102のどちらか一方に異常が発生し通信不能となっても、より必要性の高い情報である第1の通信データD1、第2の通信データD2及び第3の通信データD3に通信を絞り込むため、一方の通信路のみで転送するものの通信性能の低下を抑制でき、乗りかご25〜27及び35〜37の乗継ぎ制御の制御性能等を維持することができる。したがって、複数の通信路のうちの一部が使用不能となった場合であっても、より効率的に複数の制御装置間の通信を行うことができる。
図6は、上述の実施の形態の変形例に係る群管理ユニット400について示すブロック図であり、図7は、群管理ユニット400を用いて、第1の通信路101及び第2の通信路102の通信を行った場合について示すタイミングチャートである。群管理ユニット400は、通信制御部410が送信時間管理部454を有する点で図2の群管理ユニット300と異なっている。送信時間管理部454は、第4の通信データD4の残りの送信時間を監視する。図7に示されるように、第2の通信データD2及び第3の通信データD3は、それぞれ分割時間TI21及び分割時間TI31となるように、例えばそれぞれm及びn個の通信単位である許容時間分割データ(D2−1〜D2−n、D3−1〜D3−m)に分割して送信される。ここで、分割時間TI21及び分割時間TI31は、第1の通信データD1がデータ更新のイベントE1発生後から送信が開始されるまでの時間の最大の許容時間である応答許容時間TI10以下に設定される。また、第4の通信データD4は、第2の通信データD2の通信間隔TI22以下の時間である分割時間TI41の通信単位である周期分割データ(D4−1、D4−2・・・)に分割されて送信される。
Claims (7)
- 第1の通信路及び第2の通信路に接続された第1の制御ユニットと、
前記第1の通信路及び前記第2の通信路に接続された第2の制御ユニットと、を備え、
前記第1の制御ユニットは、前記第1の通信路を用いて、第1の通信データ、第2の通信データ及び第3の通信データの通信を行うと共に、前記第2の通信路を用いて、前記第1の通信データ、前記第2の通信データ及び前記第4の通信データの通信を行い、前記第1の通信路又は前記第2の通信路のいずれか一方が使用できない場合に、他方の通信路により前記第1の通信データ、前記第2の通信データ及び前記第3の通信データの通信を行い、前記第4の通信データの通信を行わない通信制御部を有する、制御システム。 - 請求項1に記載の制御システムにおいて、
前記通信制御部は、前記第2の通信データ及び前記第3の通信データの通信を、互いに独立した通信周期で周期的に行う
ことを特徴とする制御システム。 - 請求項2に記載の制御システムにおいて、
前記通信制御部は、前記第4の通信データを、周期的な前記第2の通信データの通信の通信間隔以下の単位である周期分割データに分割して、前記第4の通信データの通信を行い、
前記第1の通信データの通信を行うイベントが前記第4の通信データの通信中に発生した場合に、前記第4の通信データの通信を中断して前記第1の通信データの通信を開始し、前記第1の通信データの通信終了後、前記中断された前記第4の通信データを、次の前記第2の通信データの通信周期の開始までの通信データに分割して最初から通信する
ことを特徴とする制御システム。 - 請求項2に記載の制御システムにおいて、
前記通信制御部は、前記第4の通信データを、周期的な前記第2の通信データの通信の通信間隔以下の単位である周期分割データに分割して、前記第4の通信データの通信を行い、
前記第1の通信データの通信を行うイベントの発生の際に、通信中の前記第4の通信データの前記周期分割データの通信終了が、前記第1の通信データの通信を行うイベントの発生から通信が開始されるまでの最大の許容時間である許容応答時間内である判断するときは、前記周期分割データの通信終了後に、前記第1の通信データの通信を開始し、
前記周期分割データの通信終了が前記許容応答時間の後である判断するときは、通信中の前記周期分割データの通信を中断し、前記第1の通信データの通信を開始し、前記第1の通信データの送信終了後、前記中断した前記周期分割データから通信を行う
ことを特徴とする制御システム。 - 請求項1又は2に記載の制御システムにおいて、
前記通信制御部は、前記第1の通信データの通信を行うイベントが前記第3の通信データの通信中に発生した場合に、前記第3の通信データの通信を中断し、前記第1の通信データの通信を開始し、前記第1の通信データの通信終了後、前記第3の通信データの通信を最初から行う
ことを特徴とする制御システム。 - 請求項1又は2に記載の制御システムにおいて、
前記通信制御部は、前記第3の通信データを、前記第1の通信データを送信するイベントの発生から送信が開始されるまでの最大の許容時間である許容応答時間以下の単位である許容時間分割データに分割して通信を行い、
前記通信制御部は、前記第1の通信データの通信を行うイベントが前記第3の通信データの通信中に発生した場合に、前記イベントが発生した際に通信中の前記第3の通信データの前記許容時間分割データの通信後に、前記第1の通信データの通信を行い、前記第1の通信データの通信終了後、前記第3の通信データの次の前記許容時間分割データの通信を最初から行う
ことを特徴とする制御システム。 - 請求項1又は2に記載の制御システムにおいて、
前記第1の制御ユニット及び前記第2の制御ユニットは、エレベータの昇降路群を管理する群管理ユニットである
ことを特徴とする制御システム。
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