JP2017136916A - 雪上車 - Google Patents

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Seiji Sawai
誠二 沢井
高志 今村
Takashi Imamura
高志 今村
篤司 安田
Atsushi Yasuda
篤司 安田
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Abstract

【課題】車体の重心位置が高くなることを抑えつつ、深雪を走行するときの走行抵抗を低減する。
【解決手段】ロアアーム43はアッパーアーム42の下方に配置されている。ロアアーム43はスキー支持フレーム31に連結されている基部43a、43bを有し、基部43a、43bから車幅方向の外方に伸びており、スキー支持フレーム31とスキー41R、41Lとを連結している。ロアアーム43の基部43a、43bはエンジン11の下端11gよりも高い位置に位置している。ロアアーム43の少なくとも一部はクランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置に位置している。
【選択図】図2B

Description

本発明は雪上車におけるスキーの支持構造に関する。
下記特許文献1に開示されるように、雪上車は左右のスキーを支持するためのアッパーアームとロアアームとを有している。アッパーアームの基部とロアアームの基部は車体フレームの前部に連結されている。アッパーアームの先端とロアアームの先端とにナックルが連結されている。スキーはナックルの下端に連結されている。スキーとナックルとが車体フレームに対して相対的に上下動できるように、アッパーアームの基部とロアアームの基部は車体フレームによって回転可能に支持されている。従来の雪上車では、特許文献1で開示されるように、ロアアームの基部はエンジンの下面と連続的に接続されたフレームに連結されており、エンジンの下端と概ね同じ高さに位置している。
米国特許出願公開第2013/0032417号明細書
従来の雪上車ではロアアームが比較的低い位置で車体フレームに連結されている。例えば特許文献1の雪上車では、上述したように、ロアアームはエンジンの下端と概ね同じ高さに位置している。このようなレイアウトでは、ロアアーム全体の位置が低くなるので、車両が深雪を走行するときに、雪がロアアームに当たり、それによる走行抵抗が生じる場合がある。この点、従来の雪上車におけるエンジンとロアアームとの位置関係を維持したまま、ロアアームの位置とエンジンの位置とを高くすると、車体の重心位置が高くなるので、走行性能に影響が生じる。
本発明の目的の一つは、車体の重心位置が高くなることを抑えつつ、深雪を走行するときの走行抵抗を低減することにある。
(1)上記課題を解決するための雪上車は、スキー支持フレームを前部に有している車体フレームと、前記スキー支持フレームに対して車幅方向の外方に配置されているスキーと、前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているアッパーアームと、前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記アッパーアームの下方に配置され、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているロアアームと、クランク軸を有し、前記スキー支持フレームの後方に配置されているエンジンと、を備える。前記ロアアームの前記基部は前記エンジンの下端よりも高い位置に位置し、前記ロアアームの少なくとも一部は、前記クランク軸の回転中心と同じ高さ、又は前記クランク軸の回転中心よりも高い位置に位置している。この雪上車によれば、車体の重心位置が高くなることを抑えつつ、深雪を走行するときの走行抵抗を低減できる。
(2)(1)の雪上車において、前記ロアアームは、前記スキー支持フレームから車幅方向の外方に伸びている前ロッドと、前記スキー支持フレームから車幅方向の外方に伸びており且つ前記前ロッドの後方に位置している後ロッドとを含んでもよい。そして、前記前ロッドの基部と前記後ロッドの基部のうち少なくとも一方は前記クランク軸の回転中心と同じ高さ、又は前記クランク軸の回転中心よりも高い位置に位置してもよい。
(3)(1)の雪上車において、前記車体フレームは前記エンジンを支持しているエンジン支持フレームを有し、前記スキー支持フレームは前記エンジン支持フレームに対して上方にずれて配置されてもよい。
(4)(3)の雪上車において、前記スキー支持フレームの下方には、車体の側面視において前記スキー支持フレームの下側を覆うように形成されている下面部を有しているカバー部材が配置されてもよい。この雪上車によれば、エンジンやエンジンを支持しているフレームに雪が当たることを抑えることができる。
(5)(4)の雪上車において、前記カバー部材は、車体の側面視において前記下面部から上方に伸びて前記スキー支持フレームに接続されている側面部を有してもよい。
(6)(1)の雪上車において、前記ロアアームの基部と前記アッパーアームの基部は、前記スキーが上下動できるように、前記スキー支持フレームによって回転可能に支持されており、前記ロアアームの前記基部の回転中心を通る軸線は、前記クランク軸の回転中心と同じ高さ又は前記クランク軸の回転中心よりも高い位置を通ってもよい。
(7)(1)の雪上車において、前記スキーはナックルの下端に連結されており、前記ロアアームの先端と前記アッパーアームの先端は前記ナックルに連結されており、前記ロアアームの基部と前記アッパーアームの基部は、前記スキーと前記ナックルとが上下動できるように、前記スキー支持フレームによって回転可能に支持されてもよい。そして、前記ロアアームの先端と、前記アッパーアームの先端とを通り且つ車幅方向に平行な仮想平面を定義したとき、前記ロアアームの前記基部の回転中心を通る軸線と前記仮想平面と交点は、前記クランク軸の回転中心よりも高い位置に位置してもよい。
(8)(1)の雪上車において、前記スキーはナックルの下端に連結されており、前記ロアアームの先端と前記アッパーアームの先端は前記ナックルに連結されており、前記ロアアームの前記先端は前記エンジンの下端よりも上方に位置してもよい。
(9)(8)の雪上車において、前記ロアアームの前記先端は前記クランク軸の回転中心よりも上方に位置してもよい。
(10)(1)の雪上車において、前記スキーはナックルの下端に連結されており、前記ナックルには、運転者の操舵に応じて前記ナックルを回転させるためのタイロッドの先端が連結されており、前記タイロッドの先端は前記クランク軸の回転中心よりも上方に位置してもよい。
(11)(1)の雪上車において、運転者が足を載せるための足載部をさらに有し、前記ロアアームの前記基部は前記ステップ部の最低位置よりも上方に位置してもよい。この雪上車によれば、足載部の位置を低くした場合でも、ロアアームに雪があたることを抑えることができる。
(12)(1)の雪上車において、前記ロアアームの基部と前記アッパーアームの基部は、前記スキーが上下動できるように、前記スキー支持フレームによって回転可能に支持されており、前記アッパーアームの前記基部の回転中心を通る直線はセカンダリ軸の回転中心よりも上方に位置してもよい。
(13)上記課題を解決するための雪上車は、スキー支持フレームを前部に有している車体フレームと、前記スキー支持フレームに対して車幅方向の外方に配置されているスキーと、前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているアッパーアームと、前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記アッパーアームの下方に配置され、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているロアアームと、クランク軸を有し、前記スキー支持フレームの後方に配置されているエンジンと、を備える。前記ロアアームの前記基部は前記エンジンの下端よりも高い位置に位置し、車体の側面視において、前記ロアアームの前記基部の最前部と前記エンジンの下端とを結ぶ仮想直線を定義したとき、前記仮想直線が水平面となす角度は15度以上且つ45度以下である。この雪上車によれば、ロアアームの位置を比較的高くできる。その結果、車体の重心位置が高くなることを抑えつつ、深雪を走行するときの走行抵抗を低減できる。
(14)(13)の雪上車において、前記スキー支持フレームの下方には、前記スキー支持フレームの下側を覆い、且つ、前方且つ上方に伸びている下面部を有しているカバー部材が配置されてもよい。この雪上車によれば、エンジンやエンジンを支持しているフレームに雪が当たることを抑えることができる。
(15)(14)の雪上車において、前記カバー部材の前記下面部は、前記仮想直線に対して下方に膨らむように湾曲してもよい。
(16)(15)の雪上車において、前記カバー部材は車体の正面視において前記下面部から、車幅方向の中心に向かって斜め上方に伸びている側面部を有してもよい。この雪上車によれば、カバー部材の上側に雪が溜まることを抑えることができる。
(17)上記課題を解決するための雪上車は、スキー支持フレームを前部に有している車体フレームと、前記スキー支持フレームに対して車幅方向の外方に配置されているスキーと、前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているアッパーアームと、前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記アッパーアームの下方に配置され、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているロアアームと、クランク軸を有し、前記スキー支持フレームの後方に配置されているエンジンと、を備える。車体の側面視において、前記スキーの下端を基準とする前記ロアアームの前記基部の最前部の高さは、320mm以上である。この雪上車によれば、ロアアームの位置を比較的高くできる。その結果、車体の重心位置が高くなることを抑えつつ、深雪を走行するときの走行抵抗を低減できる。
本発明の実施形態の一例である雪上車の側面図である。雪上車の外装を構成する車体カバーは取り外されている。 雪上車の前部の側面図である。雪上車の外装を構成する車体カバーは取り外されている。 スキーを支持しているアーム、サスペンション、及びエンジンの位置関係を表す側面図である。 車体フレーム、左スキー、及びサスペンションの平面図である。 車体フレーム、左右のスキー、及びサスペンションの正面図である。 車体フレーム、左スキー、及びサスペンションの斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態の一例である雪上車1の側面図である。図2Aは雪上車1の前部の側面図である。図1及び図2Aにおいて、雪上車1の外装を構成する車体カバーは取り外されている。図2Bはスキー41R、41Lを支持しているアーム42、43と、サスペンション45、及びエンジン11の位置関係を表す側面図である。図3は車体フレーム30、左スキー41L、及びサスペンション45の平面図である。図4は車体フレーム30、スキー41R、41L、及びサスペンション45の正面図である。図5は車体フレーム、左スキー、及びサスペンションの斜視図である。
以下の説明では、これらの図においてY1、Y2で示す方向をそれぞれ前方、後方と称する。Z1、Z2で示す方向をそれぞれ上方、下方と称する。X1、X2で示す方向をそれぞれ右方向、左方向と称する。
図1に示すように、雪上車1はトラックベルト16を駆動する駆動系を有している。駆動系はエンジン11、変速機12、セカンダリ軸13及びトラックベルト駆動軸14を有している。
エンジン11はクランク軸11aを収容しているクランクケース11d(図3参照)を有している。図2Aに示すように、エンジン11は、クランクケース11dに取り付けられているシリンダブロック11bと、シリンダブロック11bに取り付けられているシリンダヘッド11cとを有している。シリンダブロック11bの内部にはシリンダが形成されている。シリンダヘッド11cの内部にはシリンダの燃焼室に繋がっている吸気通路及び排気通路が形成されている。雪上車1の例では、クランクケース11dは、車体フレーム30の前部を構成している後述するスキー支持フレーム31(図1参照)より後方に位置している。シリンダブロック11bとシリンダヘッド11cはクランクケース11dの上側に取り付けられ、シリンダの軸線が後方に傾斜するように配置されている。このため、エンジン11はスキー41R、41Lを支持している後述するアーム42、43と車体の側面視において重なっていない。エンジン11の姿勢は雪上車1の例に限られない。例えば、エンジン11の一部は後述するアーム42、43と車体の側面視において重なってもよい。
変速機12は例えば無段変速機であり、図2Aに示されるように、クランク軸11aからトルクを受ける駆動プーリ12aと、駆動プーリ12aからトルクを受ける被駆動プーリ12bとを有している。プーリ12a、12bには、駆動プーリ12aのトルクを被駆動プーリ12bに伝えるベルト12c(図1参照)が掛けられている。雪上車1の例では、駆動プーリ12aはクランク軸11aに設けられている。被駆動プーリ12bはセカンダリ軸13に設けられている。セカンダリ軸13はクランク軸11aより後方に位置し、且つクランク軸11aよりも高い位置に位置している。駆動プーリ12aと被駆動プーリ12bは、例えばクランク軸11aの端部とセカンダリ軸13の端部とにそれぞれ設けられる。図3に示されるように、駆動プーリ12aと被駆動プーリ12bは、例えば、後述するエンジン支持フレーム32に対して車幅方向の外方(雪上車1の例では左方向)に設けられる。エンジン支持フレーム32の内側に設けられてもよい。
変速機12のレイアウトは雪上車1の例に限られない。例えば、駆動プーリ12aはクランク軸11aとは異なるプライマリ軸に設けられてもよい。変速機12は必ずしも無段変速機でなくてもよい。本明細書において、「セカンダリ軸」とは変速機12の被駆動部材が設けられる軸である。すなわち、変速機12として無段変速機を有している雪上車においては、セカンダリ軸は被駆動プーリ12bが設けられる軸である。変速機12としてギア式の変速機を有している雪上車においては、セカンダリ軸は変速機12の被駆動ギアが設けられている軸である(被駆動ギアとはプライマリ軸に設けられている駆動ギアに係合しているギアである)。
トラックベルト駆動軸14はベルトやチェーンなどを介してセカンダリ軸13と連結されており、セカンダリ軸13からトルクを受けて回転する。図1に示すように、トラックベルト駆動軸14には、トラックベルト16の内側に配置され、トラックベルト16に引っ掛かっているスプロケット14bが設けられている。トラックベルト16の内側には、トラックベルト16をガイドするガイド輪15a、15b、15cとトラックベルト16をガイドするスライドレール17とが配置されている。スライドレール17によってトラックベルト16は雪面に押しつけられる。
図1に示すように、シート8はトラックベルト16の上方に配置されている。雪上車1はシート8の前方に、スキー41R、41Lを操舵するためのステアリングハンドル21を有している。また、雪上車1は、ステアリングハンドル21の中央部から下方且つ前方に斜めに伸びているステアリングコラム22を有している。ステアリングハンドル21はステアリングコラム22と、後述するタイロッド24(図4参照)と、ナックル44とを通してスキー41R、41Lに連結されている。雪上車1はエンジン11の燃料を蓄える燃料タンク9を有している。燃料タンク9は、図1に示すように、例えばステアリングコラム22とシート8との間に配置される。雪上車1の例では、エンジン11はステアリングコラム22と燃料タンク9の下方に位置している。
雪上車1は右スキー41Rと左スキー41Lとを有している(図4参照)。図2Aに示すように、雪上車1の車体フレーム30はスキー支持フレーム31を有している。スキー41R、41Lはスキー支持フレーム31に対して車幅方向の外方に配置されている。すなわち、右スキー41Rはスキー支持フレーム31の右方向に配置され、左スキー41Lはスキー支持フレーム31の左方向に配置されている。雪上車1はアッパーアーム42とアッパーアーム42の下方に配置されているロアアーム43とを有している。アッパーアーム42はスキー支持フレーム31に連結されている基部42a、42bを有し、基部42a、42bから車幅方向の外方に伸びている。ロアアーム43はスキー支持フレーム31に連結されている基部43a、43bを有し、基部43a、43bから車幅方向の外方に伸び、すなわち、雪上車1は、スキー支持フレーム31に対して右方向に配置され且つスキー支持フレーム31と右スキー41Rとを連結しているアッパーアーム42及びロアアーム43と、スキー支持フレーム31に対して左方向に配置され且つスキー支持フレーム31と左スキー41Lとを連結しているアッパーアーム42及びロアアーム43とを有している。アッパーアーム42の先端42pとロアアーム43の先端43pはナックル44に連結されている。スキー41R、41Lはナックル44の下端44fに連結されている。本明細書において「スキー支持フレーム」とはロアアーム43の基部43a、43bとアッパーアーム42の基部42a、42bとが連結されている部位である。スキー支持フレーム31は車体フレーム30の他の部位(例えば、後述するエンジン支持フレーム32)と一体的に形成されていてもよいし、車体フレーム30の他の部位とは別体に形成され、当該他の部位にボルトや溶接などの結合手段によって固定されてもよい。
雪上車1の例では、図4に示すように、ロアアーム43の基部43a、43bはアッパーアーム42の基部42a、42bよりも車幅方向の中心寄りに位置している。左右方向におけるアッパーアーム42の先端の位置は、左右方向におけるロアアーム43の先端の位置と概ね等しい。そのため、ロアアーム43はアッパーアーム42よりも長い。
アーム42、43の基部42a、42b、43a、43bは回転可能となるようにスキー支持フレーム31に連結されている。すなわち、アーム42、43の基部42a、42b、43a、43bは、アーム42、43が基部42a、42b、43a、43bを中心にして上下動できるようにスキー支持フレーム31に連結されている。これによって、ナックル44とスキー41R、41Lは車体フレーム30に対して相対的に上下動できる。図3に示すように、アッパーアーム42は前ロッド42mと、前ロッド42mの後方に位置している後ロッド42nとを有している。ロアアーム43は前ロッド43mと、前ロッド43mの後方に位置している後ロッド43nとを有している。前ロッド42mの基部42aと、後ロッド42nの基部42bと、前ロッド43mの基部43aと、後ロッド43nの基部43bがスキー支持フレーム31に連結されている。基部42a、42b、43a、43bには軸が設けられている。基部42a、42b、43a、43bの軸はスキー支持フレーム31の側部に設けられているアーム連結部31a、31b、31c、31d(図2A及び図5参照)によってそれぞれ支持されている。
雪上車1の例では、スキー支持フレーム31は複数のパネルで構成されている。図4に示すように、スキー支持フレーム31は、例えば車幅方向(左右方向)において互いに離れて配置されている左右のサイドパネル31gと、左右のサイドパネル31gの前縁に固定されているフロントパネル31fとを有する。アーム42、43を支持するアーム連結部31a、31b、31c、31dはパネル31f、31gに溶接で固定されたり、パネル31f、31gと一体的に形成される。
図4に示すように、雪上車1の例では、サイドパネル31gは、アッパーアーム42の基部42a、42bが連結されている部分(アーム連結部31a、31bが設けられている部分、)から、ロアアーム43の基部43a、43bが連結されている部分(アーム連結部31c、31dが設けられている部分)に向かって車幅方向の中心寄りに傾斜している。左右のサイドパネル31gの傾斜に合わせて、フロントパネル31fの左右方向での幅は下方に向かって徐々に小さくなっている。スキー支持フレーム31の構造は、ここで説明する例に限られない。例えば、スキー支持フレーム31は複数のパイプで構成されてもよい。この場合、アーム連結部31a、31b、31c、31dはパイプに固定されてもよい。
アッパーアーム42は平面視において略三角形であり、アッパーアーム42の2つのロッド42m、42nは共通の先端(アッパーアーム42の先端42p)に接続している。ロアアーム43も略三角形であり、ロアアーム43の2つのロッド43m、43nは共通の先端(ロアアーム43の先端43p)に接続している。アッパーアーム42の先端42pは、ナックル44とアッパーアーム42との角度が変化できるように、例えばボールジョイントを介してナックル44に連結されている。同様に、ロアアーム43の先端43pは、ナックル44とロアアーム43との角度が変化できるように、例えばボールジョイントを介してナックル44に連結されている。
図2Aに示すようにエンジン11はスキー支持フレーム31の後方に配置されている。車体フレーム30はエンジン11を支持しているエンジン支持フレーム32を有している。エンジン支持フレーム32は、例えば、エンジン11の左右の側面に沿って配置されるサイドフレーム32a(図3及び図5参照)を有している。また、エンジン支持フレーム32はエンジン11の下側及び前側を覆い且つサイドフレーム32aの下部に固定されているロアフレーム32cを有する。スキー支持フレーム31はエンジン支持フレーム32の前側に固定されている。エンジン支持フレーム32とスキー支持フレーム31の構造は、雪上車1の例に限られず、適宜変更されてよい。
雪上車1のロアアーム43は従来の雪上車に比べて高い位置で支持されている。具体的には、図2Bに示すように、ロアアーム43の基部43a、43bはエンジン11の下端11gよりも高い位置でスキー支持フレーム31に連結されている。また、ロアアーム43の基部43a、43bはクランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置に位置している。言い換えれば、ロアアーム43の基部43a、43bは車体の側面視において回転中心C1を通る水平面H1よりも上方に位置している。水平面H1は、車体に荷重がかかっていない状態でスキー41R、41Lと平行な面である。「車体に荷重がかかっていない状態」とは、運転者が乗っておらず、車体に自重のみががかかっている状態を意味している。ロアアーム43の2つの基部43a、43bはクランク軸11aの回転中心C1と同じ高さでもよい。すなわち、水平面H1は車体の側面視においてロアアーム43の基部43a、43bと交差してもよい。
ロアアーム43のこのようなレイアウトによれば、駆動系の重心位置を低い位置に保ったまま、ロアアーム43の位置を高くできる。その結果、車体の重心位置が高くなることを抑え、且つ車両が深雪を走行するときの走行抵抗を低減できる。つまり、雪上車では、エンジンを含む駆動系の重心位置がエンジンのクランク軸の高さ近辺からセカンダリ軸の高さ近辺の範囲に位置している場合がある。ところが、従来の雪上車では、ロアアームがエンジンの下端と概ね同じ高さで車体フレームに連結されているので、駆動系の重心位置とロアアームの位置とが上下方向において大きく離れている。雪上車1では、ロアアーム43の基部43a、43bはクランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置に位置しているので、従来の雪上車に比べてロアアーム43の位置が駆動系の重心高さに近づいている。その結果、車体の重心位置をあげることなく、車両が深雪を走行するときの走行抵抗を低減できる。
図2Bに示すように、雪上車1の例では、スキー41R、41Lの下端を基準とするロアアーム43の基部43a、43bの高さh1は、車体に荷重がかかっていない状態で320mm以上である。高さh1をこのように設定することにより、ロアアーム43の位置が従来の雪上車に比べて高くなり、車両が深雪を走行するときの走行抵抗を低減できる。高さh1は330mm以上でもよい。高さh1は550mm以下が好ましい。
雪上車の他の例では、ロアアーム43の2つの基部43a、43bのうち一方の基部の位置がクランク軸11aの回転中心C1よりも高く、他方の基部の位置はクランク軸11aの回転中心C1よりも低くてもよい。例えば、前ロッド43mの基部43aが後ロッド43nの基部43bよりも高くなるように、ロアアーム43は斜めに配置されてもよい。そして、前ロッド43mの基部43aが水平面H1より上方に位置し、後ロッド43nの基部43bは水平面H1より下方に位置してもよい。
雪上車のさらに他の例では、ロアアーム43の基部43a、43bとは異なる部位が車体に荷重がかかっていない状態において水平面H1よりも上方に位置してもよい。例えば、ロアアーム43の左右方向での中途部が上方に膨らむようにロアアーム43が湾曲している場合、ロアアーム43において最も高い位置にある部位が水平面H1よりも上方に位置してもよい。
ロアアーム43の基部43a、43bは、図2Bに示す軸線Ax1を中心にして回転する。軸線Ax1はクランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置を通っている。ロアアーム43はその前側が後側よりも高くなるように斜めに配置され、軸線Ax1は水平面H1に対して傾斜してもよい。この場合、雪上車1の例とは異なり、軸線Ax1はクランク軸11aの回転中心C1よりも低い位置を通ってもよい。
上述したように、ロアアーム43の先端43pとアッパーアーム42の先端42pはナックル44に連結されている。図2Bに示される平面P1は、ロアアーム43の先端43pとアッパーアーム42の先端42pとを通り且つ車幅方向に平行な仮想平面である。平面P1と軸線Ax1との交点Q1はクランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置に位置してもよい。すなわち、交点Q1は水平面H1よりも上方に位置してもよい。
図1に示されるように、車体フレーム30はトラックベルト16の上側を覆うベルトハウジング33を有している。シート8はベルトハウジング33上に配置されている。ベルトハウジング33はその側部に、運転者が足を載せるための足載部33aを有している。足載部33aはベルトハウジング33の最前部から後方に伸びている。図2Aに示されるように、ロアアーム43の基部43a、43bは足載部33aよりも高い位置に位置している。このような位置関係によれば、足載部33aの位置を低くした場合でも、ロアアーム43に雪があたることを抑えることができる。雪上車1の例では、ロアアーム43は足載部33aの最前部よりも高い位置に位置している。
上述したように、雪上車1はトラックベルト駆動軸14を有している。図2Bに示すように、ロアアーム43の基部43a、43bはトラックベルト駆動軸14の回転中心よりも高い位置に位置してもよい。また、ロアアーム43の基部43a、43bは変速機12の駆動プーリ12aの下端よりも高い位置に位置してもよい。
上述したようにロアアーム43の先端43pはナックル44に連結されている。図2Bに示すように、ロアアーム43の先端43pは車体に荷重がかかっていない状態でエンジン11の下端11gよりも高い位置に位置している。ここで「車体に荷重がかかっていない状態」とは、上述したように、運転者が乗っておらず、車体に自重のみががかかっている状態を意味している。雪上車1の例では、車体に荷重がかかっていない状態で、ロアアーム43は水平面と概ね並行に配置されている。したがって、ロアアーム43の先端43pは、基部43a、43bと同様、クランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置に位置している。言い換えると、ロアアーム43の先端43pはクランク軸11aの回転中心C1を通る水平面H1よりも上方に位置している。雪上車1の例の例に替えて、ロアアーム43は、車体に荷重がかかっていない状態において、基部43a、43bから車幅方向の外方且つ下方に斜めに伸びてもよい。そして、ロアアーム43の先端43pは水平面H1よりも低くてもよい。
また、雪上車1の例では、スキー41R、41Lの下端を基準とするロアアーム43の基部43a、43bの高さh1は、スキー41R、41Lの下端を基準とするアッパーアーム42の基部42a、42bの高さh2の半分よりも大きい。また、スキー41R、41Lの下端を基準とするロアアーム43の先端43pの高さは、スキー41R、41Lの下端を基準とするアッパーアーム42の先端42pの高さの半分よりも大きい。
雪上車1の例では、アッパーアーム42は、ロアアーム43と同様、比較的高い位置でスキー支持フレーム31に連結されている。具体的には、図2Bに示すように、アッパーアーム42の基部42a、42bはセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置でスキー支持フレーム31に連結されている。すなわち、アッパーアーム42の基部42a、42bはセカンダリ軸13の回転中心C2を通る水平面H2よりも上方に位置している。アッパーアーム42が基部42a、42bを中心にして上下動できるように、アッパーアーム42の基部42a、42bは軸線Ax2(図2B参照)を中心にして回転可能となっている。基部42a、42bの軸線Ax2はセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置を通っている。すなわち、軸線Ax2と回転中心C2を通る鉛直線V1との交点Q3は回転中心C2よりも上方に位置している。
アッパーアーム42のこのようなレイアウトによれば、アッパーアーム42を介して車体フレーム30とナックル44とに作用する力を低減したり、車体フレーム30とナックル44とに作用する力の増大を抑えることができる。つまり、スキー41R、41Lが上下動するとき、雪面からスキー41R、41Lに作用する力はアッパーアーム42とナックル44とを介して車体フレーム30に伝わる。このとき、ナックル44とロアアーム43との連結部分が支点となり、ナックル44は梃子のように働く。例えばスキー41R、41Lが上方に動くとき、左右のナックル44はその下端が車幅方向の外方に開くように傾く。このとき、ナックル44と車体フレーム30とに、これらを互いに引っ張る力がアッパーアーム42を介して作用する。雪上車1の例では、アッパーアーム42が比較的高い位置で支持されているので、ロアアーム43の先端43p(ロアアーム43とナックル44との連結部分)とアッパーアーム42の先端42p(アッパーアーム42とナックル44との連結部分)との間に十分な距離を確保できる。その結果、車体フレーム30とナックル44とに作用する力を低減したり、ロアアーム43の位置を高くすることに起因して車体フレーム30とナックル44とに作用する力が増大することを、抑えることができる。
エンジンを含む駆動系の重心位置がエンジンのクランク軸の高さ近辺からセカンダリ軸の高さ近辺の範囲に位置している場合がある。雪上車1の例では、基部42a、42bの軸線Ax2よりも低い位置にセカンダリ軸13の回転中心C2が存在している。そのため、駆動系の重心を低い位置に保ちながら、すなわち、車体の重心が高くなることを抑えながら、車体フレーム30とナックル44とに作用する力を低減したり、車体フレーム30とナックル44とに作用する力が増大することを抑えることができる。
図2Bの例に替えて、アッパーアーム42の基部42a、42bは軸線Ax2がセカンダリ軸13の回転中心C2を通るように配置されてもよい。例えば、アッパーアーム42の2つの基部42a、42bは同じ高さに位置し、軸線Ax2は水平に配置される。他の例では、ロアアーム43は前ロッド43mの基部43aが後ロッド43nの基部43bよりも高くなるように斜めに配置され、軸線Ax2は水平面H2に対して傾斜してもよい。
雪上車1の例では、車体の側面視において、スキー41R、41Lの下端を基準とするアッパーアーム42の基部42a、42bの高さh2(図2B参照)は550mm以上である。高さh2は好ましくは560mm以上である。また、車体の側面視において、エンジン11の下端11gの高さを基準とするアッパーアーム42の基部42a、42bの高さh3(図2B参照)は300mm以上である。高さh3は350mm以上でもよい。高さh3は380mm以上でもよい。
図2Bに示すように、雪上車1の例では、アッパーアーム42の基部42a、42bは被駆動プーリ12bの上端よりも高い位置に位置している。すなわち、軸線Ax2とセカンダリ軸13の回転中心C2を通る鉛直線V1との交点Q3は被駆動プーリ12bの上端よりも上方に位置している。アッパーアーム42の基部42a、42bは被駆動プーリ12bの上端と同じ高さに位置してもよい。
上述したように、アッパーアーム42の先端42pはナックル44に連結されている。車体に荷重がかかっていない状態で、アッパーアーム42の先端42pの位置はセカンダリ軸13の回転中心C2の位置よりも高い。すなわち、車体に荷重がかかっていない状態で、スキー41R、41Lの下端を基準とするアッパーアーム42の先端42pの位置は、スキー41R、41Lの下端を基準とするセカンダリ軸13の回転中心C2の位置よりも高い。
図2Bには、ロアアーム43の先端43pとアッパーアーム42の先端42pとを通り且つ車幅方向に平行な仮想平面P1が示されている。アッパーアーム42の基部42a、42bの回転中心を通る軸線Ax2と仮想平面P1との交点Q2はセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置に位置している。すなわち、交点Q2は水平面H2よりも上方に位置している。
スキー41R、41Lはナックル44の下端44fに連結されている。アッパーアーム42はナックル44の上端44e(第1連結部)に連結されている。ナックル44の下端44fから上端44eまでの距離D1(図2B参照)は、例えば430mm以上である。距離D1は470mm以上であってもよい。距離D1は500mm以上であってもよい。
雪上車1の例では、ナックル44は、その上下方向における中途部に、クロスバー44d(第2連結部)を有している。ロアアーム43はクロスバー44dに連結されている。雪上車1の例では、クロスバー44dはナックル44の下端44fと上端44eとの間の中間位置よりも低い位置に位置している。別の例では、クロスバー44dはナックル44の下端44fと上端44eとの間の中間位置と同じ高さに位置してもよい。さらに別の例では、クロスバー44dはナックル44の下端44fと上端44eとの間の中間位置よりも高い位置に位置してもよい。
上述したように、車体フレーム30はエンジン支持フレーム32とスキー支持フレーム31とを有している。図2Aに示すように、スキー支持フレーム31はエンジン支持フレーム32の前方に位置しエンジン支持フレーム32に接続されている。雪上車1の例では、スキー支持フレーム31はエンジン支持フレーム32に対して上方にずれて配置されている。すなわち、図5に示すように、スキー支持フレーム31の最後部の下端31eはエンジン支持フレーム32に接続され、且つエンジン支持フレーム32の下端32fから上方に離れて位置している。このことによって、ロアアーム43とアッパーアーム42は比較的高い位置で支持されている。
図5に示すように、スキー支持フレーム31はその最下部にロアアーム43の基部43a、43bを支持するアーム連結部31c、31dを有している。言い換えれば、スキー支持フレーム31はエンジン支持フレーム32の最前部の下端32fから上方に離れた部位を有し、この部位にアーム連結部31c、31dが取り付けられている。上述したように、雪上車1の例では、スキー支持フレーム31は複数のパネル31f、31gによって構成されている。サイドパネル31gの最下部にアーム連結部31a、31bが固定されている。サイドパネル31gの最後部の下端31eはエンジン支持フレーム32に接続されている。上述したようにスキー支持フレーム31は複数のパイプによって構成されてもよい。この場合、アーム連結部31c、31dが取り付けられるパイプがエンジン支持フレーム32の下端32fから上方に離れて位置し、エンジン支持フレーム32に接続される。雪上車1の例では、スキー支持フレーム31とエンジン支持フレーム32は別体であり、例えば溶接やボルトなどの結合手段によって互いに固定されている。スキー支持フレーム31とエンジン支持フレーム32は一体的に形成されてもよい。
図2Aにおいて、直線L1はロアアーム43の前ロッド43mの基部43aの最前部とエンジン11の下端11gとを結ぶ仮想直線である。上述したように、ロアアーム43の基部43aはエンジン11の下端11gよりも高い位置でスキー支持フレーム31に連結されている。そのため、直線L1はエンジン11の下端11gを通る水平面に対して傾斜している。雪上車1の例では、仮想直線L1と水平面とがなす角度θ1は、車体の側面視において、15度以上であり且つ45度以下である。
図5に示すように、スキー支持フレーム31の下方にはカバー部材51が配置されている。カバー部材51の下面部51aはスキー支持フレーム31の下側を覆い、前方且つ上方に伸びるように形成されている。このようなカバー部材51によって、エンジン支持フレーム32の下部に雪があたることを防止したり、エンジン11の下部に雪があたることを防止できる。カバー部材51の下面部51aはエンジン支持フレーム32の最前部の下端32fから前方且つ上方に斜めに伸びている。
図2Aに示すように、雪上車1の例では、下面部51aは下方に膨らむように湾曲している。言い換えれば、車体の側面視における下面部51aと仮想直線L1との間の距離は、下面部51aの前端と下面部51aの後端との間の位置で最大値D1となっている。
図5に示すように、カバー部材51は側面部51bを有している。側面部51bは車体の側面視において下面部51aから上方の伸び、スキー支持フレーム31の下部に接続されている。雪上車1の例では、側面部51bは下面部51aから上方且つ車幅方向の中心に向かって斜めに伸びている。より詳細には、側面部51bは下面部51aの左右の縁からスキー支持フレーム31の下縁に向かって斜めに伸びている。側面部51bに雪がのった場合、その雪は側面部51bに沿って下側に流れる。その結果、カバー部材51の上側に雪が溜まることを抑えることができる。
雪上車1の例では、カバー部材51はスキー支持フレーム31とは別体であり、溶接やボルトなどの結合手段によってスキー支持フレーム31に固定される。図5に示すように、側面部51bの後縁51cはエンジン支持フレーム32に接続されている。雪上車1の例では、カバー部材51はエンジン支持フレーム32とは別体であり、溶接やボルトなどの結合手段によってエンジン支持フレーム32に固定される。より詳細には、側面部51bの後縁51cはエンジン支持フレーム32のロアフレーム32cの前面に固定されている。
図2Aに示すように、雪上車1はサスペンション45を有している。サスペンション45の上端45bはスキー支持フレーム31に取り付けられている。サスペンション45はアッパーアーム42の前ロッド42mと後ロッド42nとの間に配置されている。サスペンション45の上端45bはアッパーアーム42の基部42a、42bよりも上方に位置している。サスペンション45の下端45aはロアアーム43に取り付けられている。
図2Bに示すように、サスペンション45の上端45bはセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置に位置している。すなわち、サスペンション45の上端45bは回転中心C2を通る水平面H2より上方に位置している。サスペンション45のこのようなレイアウトによれば、ロアアーム43の位置を高くすることに起因してサスペンション45とロアアーム43との間の角度が小さくなることを、防ぐことができる。その結果、スキー41R、41Lが上下動するときにロアアーム43に作用する力を、サスペンション45で効果的に受けることができる。
図5に示すように、スキー支持フレーム31はサスペンション45の上端45bが連結されているサスペンション連結部31fを有している。スキー支持フレーム31は、アーム連結部31a、31b、31c、31dが設けられている部分から上方に突出している部分を有している。この突出している部分にサスペンション連結部31fは固定されている。雪上車1の例では、スキー支持フレーム31はアーム連結部31a、31b、31c、31dが固定されているサイドパネル31gを有している。スキー支持フレーム31の上部31hはサイドパネル31gの上縁からさらに上方に突出している。上部31hは、例えば、サイドパネル31gを上方に延長した板状の部分であり、サイドパネル31gと一体的に形成されている。上部31hにサスペンション連結部31fが固定されている。スキー支持フレーム31の構造は、雪上車1の例に限られない。例えば、上部31hはサイドパネル31gと一体的に形成された部分でなくてもよい。この場合、上部31hはサイドパネル31gに溶接やボルトで固定されてもよい。
図4に示すように、スキー支持フレーム31は、車幅方向(左右方向)において互いに離れて位置し且つ左右のサスペンション45がそれぞれ取り付けられる2つの上部31hを有している。2つの上部31hの間にはロッド31iが掛け渡されている。このロッド31iによって、サスペンション45からスキー支持フレーム31に作用する力に対するスキー支持フレーム31の剛性を向上できる。
上述したように、サスペンション45の上端45bはセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置に位置している。また、雪上車1の例では、サスペンション45の上端45bは、セカンダリ軸13に設けられている被駆動プーリ12bの上端よりも高い位置に位置している。また、サスペンション45の上端45bは、燃料タンク9の下端9a(図1参照)よりも高い位置に位置している。さらに、サスペンション45の上端45bは、シート8の下端8a(図1参照)よりも高い位置に位置している。
図4に示すように、雪上車1はタイロッド24を有している。タイロッド24は間接的に或いは直接的にステアリングコラム22の下端に連結されている。タイロッド24は車幅方向に伸びており、タイロッド24の先端24a(図2A参照)はナックル44に連結されている。ステアリングハンドル21とステアリングコラム22の回転はタイロッド24を通してナックル44に伝えられる。タイロッド24はロアアーム43よりも高い位置に配置され、タイロッド24の先端24aはクランク軸11aの回転中心C1よりも高い位置に位置している(図2B参照)。
図2Aに示すように、ナックル44は前支柱部44aと後支柱部44bとを有している。前支柱部44aの上端と後支柱部44bの上端は互いに接続している。前支柱部44aの下端と後支柱部44bの下端も互いに接続している。前支柱部44aの中途部と後支柱部44bの中途部との間にはクロスバー44dが掛け渡されている。ロアアーム43の先端43pはクロスバー44dの上方に位置し、クロスバー44dに連結されている。ナックル44の形状は、図2Aに示す例に限られない。例えば、ナックル44は、クロスバー44dの下方に配置され、且つ前支柱部44aと後支柱部44bとに掛け渡されるクロスバーを有してもよい。タイロッド24の先端は後支柱部44bに連結されている。
本発明は以上説明した雪上車1に限られず、種々の変更がなされてもよい。雪上車1の例では、アッパーアーム42の基部42a、42bはセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置でスキー支持フレーム31に連結されている。また、アッパーアーム42の基部42a、42bの軸線Ax2はセカンダリ軸13の回転中心C2よりも高い位置を通っている。しかしながら、アッパーアーム42の基部42a、42bはセカンダリ軸13の回転中心C2よりも低い位置に位置してもよい。また、アッパーアーム42の基部42a、42bの軸線Ax2はセカンダリ軸13の回転中心C2よりも低い位置を通ってもよい。
1 雪上車、8 シート、9 燃料タンク、11 エンジン、11a クランク軸、11d クランクケース、12 変速機、12a 駆動プーリ、12b 被駆動プーリ、13 セカンダリ軸、14 トラックベルト駆動軸、15a,15b、15c ガイド輪、16 トラックベルト、17 スライドレール、24 タイロッド、31 スキー支持フレーム、31a,31b,31c,31c アーム連結部、31f サスペンション連結部、31f フロントパネル、32 エンジン支持フレーム、33 ベルトハウジング、33a 足載部、41R,41L スキー、42 アッパーアーム、42a,42b 基部、42m 前ロッド、42n 後ロッド、43 ロアアーム、43a,43b 基部、43m 前ロッド、43n 後ロッド、44 ナックル、44e 上端(第1連結部)、44d クロスバー(第2連結部)、45 サスペンション、51 カバー部材、51a 下面部、51b 側面部、C1 クランク軸の回転中心、C2 セカンダリ軸の回転中心、H1 水平面、H2 水平面、Ax1 軸線、Ax2 軸線。

Claims (17)

  1. スキー支持フレームを前部に有している車体フレームと、
    前記スキー支持フレームに対して車幅方向の外方に配置されているスキーと、
    前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているアッパーアームと、
    前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記アッパーアームの下方に配置され、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているロアアームと、
    クランク軸を有し、前記スキー支持フレームの後方に配置されているエンジンと、を備え、
    前記ロアアームの前記基部は前記エンジンの下端よりも高い位置に位置し、
    前記ロアアームの少なくとも一部は、前記クランク軸の回転中心と同じ高さ、又は前記クランク軸の回転中心よりも高い位置に位置している
    ことを特徴とする雪上車。
  2. 前記ロアアームは、前記スキー支持フレームから車幅方向の外方に伸びている前ロッドと、前記スキー支持フレームから車幅方向の外方に伸びており且つ前記前ロッドの後方に位置している後ロッドと、を含み、
    前記前ロッドの基部と前記後ロッドの基部のうち少なくとも一方は前記クランク軸の回転中心と同じ高さ、又は前記クランク軸の回転中心よりも高い位置に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  3. 前記車体フレームは前記エンジンを支持しているエンジン支持フレームを有し、
    前記スキー支持フレームは前記エンジン支持フレームに対して上方にずれて配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  4. 前記スキー支持フレームの下方には、車体の側面視において前記スキー支持フレームの下側を覆うように形成されている下面部を有しているカバー部材が配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の雪上車。
  5. 前記カバー部材は、車体の側面視において前記下面部から上方に伸びて前記スキー支持フレームに接続されている側面部を有している
    ことを特徴とする請求項4に記載の雪上車。
  6. 前記ロアアームの基部と前記アッパーアームの基部は、前記スキーが上下動できるように、前記スキー支持フレームによって回転可能に支持されており、
    前記ロアアームの前記基部の回転中心を通る軸線は、前記クランク軸の回転中心と同じ高さ又は前記クランク軸の回転中心よりも高い位置を通る
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  7. 前記スキーはナックルの下端に連結されており、
    前記ロアアームの先端と前記アッパーアームの先端は前記ナックルに連結されており、
    前記ロアアームの基部と前記アッパーアームの基部は、前記スキーと前記ナックルとが上下動できるように、前記スキー支持フレームによって回転可能に支持されており、
    前記ロアアームの前記先端と、前記アッパーアームの前記先端とを通り且つ車幅方向に平行な仮想平面を定義したとき、前記ロアアームの前記基部の回転中心を通る軸線と前記仮想平面と交点は、前記クランク軸の回転中心よりも高い位置に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  8. 前記スキーはナックルの下端に連結されており、
    前記ロアアームの先端と前記アッパーアームの先端は前記ナックルに連結されており、
    前記ロアアームの前記先端は前記エンジンの下端よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  9. 前記ロアアームの前記先端は前記クランク軸の回転中心よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項8に記載の雪上車。
  10. 前記スキーはナックルの下端に連結されており、
    前記ナックルには、運転者の操舵に応じて前記ナックルを回転させるためのタイロッドの先端が連結されており、
    前記タイロッドの先端は前記クランク軸の回転中心よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  11. 運転者が足を載せるための足載部をさらに有し、
    前記ロアアームの前記基部は前記ステップ部の最低位置よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  12. 前記ロアアームの基部と前記アッパーアームの基部は、前記スキーが上下動できるように、前記スキー支持フレームによって回転可能に支持されており、
    前記アッパーアームの前記基部はセカンダリ軸の回転中心よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車。
  13. スキー支持フレームを前部に有している車体フレームと、
    前記スキー支持フレームに対して車幅方向の外方に配置されているスキーと、
    前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているアッパーアームと、
    前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記アッパーアームの下方に配置され、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているロアアームと、
    クランク軸を有し、前記スキー支持フレームの後方に配置されているエンジンと、を備え、
    前記ロアアームの前記基部は前記エンジンの下端よりも高い位置に位置し、
    車体の側面視において、前記ロアアームの前記基部の最前部と前記エンジンの下端とを結ぶ仮想直線を定義したとき、前記仮想直線が水平面となす角度は15度以上且つ45度以下である
    ことを特徴とする雪上車。
  14. 前記スキー支持フレームの下方には、前記スキー支持フレームの下側を覆い、且つ、前方且つ上方に伸びている下面部を有しているカバー部材が配置されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の雪上車。
  15. 前記カバー部材の前記下面部は、前記仮想直線に対して下方に膨らむように湾曲している
    ことを特徴とする請求項14に記載の雪上車。
  16. 前記カバー部材は、車体の正面視において、前記下面部から、車幅方向の中心に向かって斜め上方に伸びている側面部を有している
    ことを特徴とする請求項15に記載の雪上車。
  17. スキー支持フレームを前部に有している車体フレームと、
    前記スキー支持フレームに対して車幅方向の外方に配置されているスキーと、
    前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているアッパーアームと、
    前記スキー支持フレームに連結されている基部を有し、前記基部から車幅方向の外方に伸びており、前記アッパーアームの下方に配置され、前記スキー支持フレームと前記スキーとを連結しているロアアームと、
    クランク軸を有し、前記スキー支持フレームの後方に配置されているエンジンと、を備え、
    車体の側面視において、前記スキーの下端を基準とする前記ロアアームの前記基部の最前部の高さは、320mm以上である
    ことを特徴とする雪上車。
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