JP2017136900A - 油回収装置及び油回収方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来にない非常に実用的な油回収装置及び油回収方法を提供することを目的とする。
【解決手段】水面に油が浮いた被処理領域Aにおける当該油を回収する油回収装置であって、前記被処理領域Aを水上走行する船体1と、この船体1により牽引され前記被処理領域Aを移動する油吸着体2とを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、油回収装置及び油回収方法に関するものである。
近年、籾殻炭はその有用性が認められて様々な分野において使用されており、この籾殻炭は秀れた油吸着性能を有することから油吸着部材としての使用も注目されている。
本出願人は、水面に流出した油を吸着する油吸着部材として、例えば特開2011−67809号,特許第4970421号及び特許第5360769号等に開示される籾殻炭を主原料とした油吸着部材を提案している。
これら油吸着部材の主原料とされる籾殻炭は、多孔質故に極めて良好な油吸着性能を具備する。
特開2011−67809号公報 特許第4970421号公報 特許第5360769号公報
本発明者は、前述した籾殻炭を主原料とした油吸着部材を用いた油回収について鋭意研究し、従来にない非常に実用的な油回収装置及び油回収方法を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
水面に油が浮いた被処理領域Aにおける当該油を回収する油回収装置であって、前記被処理領域Aを水上走行する船体1と、この船体1により牽引され前記被処理領域Aを移動する下記の油吸着体2とを有する構成であることを特徴とする油回収装置に係るものである。

前記油吸着体2は、複数の収納部3が連設された通水性を有する袋体であり、この各収納部3には籾殻炭を主原料とした油吸着部材4が収納されている構成である。
また、請求項1記載の油回収装置において、前記油吸着体2は、牽引方向及び牽引方向と直交する方向に複数の前記収納部3が連設された構成であることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の油回収装置において、前記船体1は、前記被処理領域Aを水上走行し得る構成であることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の油回収装置において、前記船体1は、左右に間隔を介して浮き胴体1Aが配設された双胴体構造であり、前記油吸着体2はこの両浮き胴体1A間の後方において牽引されるものであることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の油回収装置において、前記船体1の後部から突設される牽引部材5に前記油吸着体2は連結されていることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の油回収装置において、前記油吸着体2の後端部には浮き体6が設けられていることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項6記載の油回収装置において、前記浮き体6は、前記油吸着体2の後端部から延設される線状部材6aと、この線状部材6aの先端部に設けられる浮き部材6bとで構成されていることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項6,7いずれか1項に記載の油回収装置において、前記浮き体6は発光することを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項1〜8いずれか1項に記載の油回収装置において、前記油吸着体2における一部の収納部3に発泡材7が収納されていることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項9記載の油回収装置において、前記発泡材7は柱形状であることを特徴とする油回収装置に係るものである。
また、請求項1〜10いずれか1項に記載の油回収装置を少なくとも2台用意し、一の油回収装により前記被処理領域Aの水面に浮く油を回収し、他の油回遊装置により前記被処理領域Aを他の領域と区画するオイルフェンス13を形成することを特徴とする油回収方法に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、水面に浮いた油を迅速且つ良好に回収することができるなど、従来にない非常に実用的な油回収装置及び油回収方法となる。
実施例1を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 実施例1の要部の説明図である。 実施例1の使用状態説明図である。 実施例1の要部の動作説明図である。 実施例1の使用状態説明図である。 実施例2を示す斜視図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
水面に油が浮いた被処理領域Aに船体1を水上走行させ、この船体1で牽引する油吸着体2に油を吸着させて回収する。
この船体1は、例えば遠隔操作して水上走行をさせるように構成すれば、例えば作業者が船に乗って手作業で油を回収する場合に比べて安全である。
また、油吸着体2は、通水性を有する収納部3が複数連設され、各収納部3に籾殻炭を主原料とした油吸着部材4が収納された構成であるから、船体1を水上走行させるだけで油が吸着され、且つ水は通過し、よって、効率よく油を回収することができる。
また、油吸着体2は、複数の収納部3が連設された通水性を有する袋体であるから、各収納部3を境に屈曲し、例えば水面の波に順応して接触面積を確保しながら水上を移動することができ、良好な油の回収が達成されることになる。
本発明の具体的な実施例1について図面に基づいて説明する。
本実施例は、水面に油が浮いた被処理領域Aにおける当該油を回収する油回収装置であって、被処理領域Aを水上走行する船体1と、この船体1により牽引され被処理領域Aを移動する油吸着体2とを有する構成である。尚、本実施例では回収する油としては灯油やA重油を対象としているが、その他にも水面に浮く油分であれば適宜回収処理し得るものである。
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
船体1は、図1に図示したように左右に間隔を介して浮き胴体1Aが配設された双胴体構造であり、作業者(操縦者)が持つコントローラからの無線信号を受信する受信部,受信部からの制御信号をもとに作動する駆動部(電気モーター),スクリュー部及び舵部を備えた所謂ラジオコントロール船構造である。
従って、船体1は遠隔操作により水上走行し得ることになり、作業者は水上にて作業する必要が無くなりそれに伴う危険が可及的に低減される。尚、船体1としては作業者が搭乗して水上走行操作し得るタイプの船体でも良く、また、駆動部は電気モーターに比して推進力が強力なエンジンでも良いが、万一の船体からのオイルの流出等を考慮すると電気モーターが最適と考える。
また、浮き胴体1Aの内縁同士の間隔は後述する油吸着体2の横幅よりも狭い間隔に設定されている。
従って、この浮き胴体1A同士の間を通過した油を油吸着体2で良好に回収することができる。
また、本実施例では、この船体1と同構造の油回収装置(別の船体)をもう一台用意しており、後述するオイルフェンス13を形成する際に使用される。
また、船体1の後部には油吸着体2が連結される牽引部材5が突設されている。
この牽引部材5は適宜な可撓性を有するロープであり、一端部は船体1の後端部に連結され、他端部は油吸着体2の前端部に連結されている。
従って、油吸着体2はこの両浮き胴体1A間の後方において牽引される。
油吸着体2は、複数の収納部3が連設された通水性を有する袋体であり、この各収納部3には籾殻炭を主原料とした油吸着部材4が収納されている。
具体的には、油吸着体2は、図1に図示したように撥水性及び通油性を有する素材(織布若しくは不織布)で形成したものであり、平面視長方形状に形成されている。尚、油吸着体2の大きさや形状は適宜設計変更し得るものである。
また、この油吸着体2は、水若しくは油に反応して変色する機能(インジケーター機能)を具備せしめても良く、その他、油を吸着することで変色した籾殻炭が透けて見える素材や構造のもので構成するようにしても良い。
本実施例では、図1,2に図示したように長さ方向及び巾方向に熱融着してなる区画線部3aが設けられ、この区画線部3aを介して複数の収納部3が設けられており、船体1による牽引方向及び牽引方向と直交する方向に複数の収納部3が連設された構成である。
尚、区画線部3aは鋏などの切断具を用いて分離でき、この区画線部3aにミシン目を設けて手の力で分離し得るように構成しても良い。
また、この各収納部3には油吸着部材4が収納されている。
本実施例の油吸着部材4は撥水性部材であって、本出願人が特開2011−67809で提案している油吸着部材が採用されている。
具体的には、この油吸着部材4は、炭化した多孔質植物材料としての籾殻炭を主原料として構成され、この籾殻炭のグラファイト含有量を、籾殻炭1g当たり0.5g以上(0.579g)、且つ、含水率20%(重量)以下とされている。尚、油吸着部材4は籾殻炭でない他の素材を混合せしめて構成するようにしても良い。
このグラファイト含有量を籾殻炭1g当たり0.5g以上とした籾殻炭は秀れた撥水性を有し、撥水性が要求される油吸着部材を構成する籾殻炭として極めて有用である。
また、多孔質植物材料(無数の穴があって表面積が多い植物)としては、例えば蕎麦殻,麦殻,椰子殻,豆殻,植物の蔓,藁若しくは葦などでも良く、本実施例の特性を発揮するものであれば適宜採用し得るものである。
また、本実施例では、油吸着体2における一部の収納部3(本実施例では長さ方向中央部及び最後端部の収納部)に発泡材7が収納されている。
この発泡材7は、図2に図示したように適宜な合成樹脂製の発泡剤(例えばDMノバフォーム株式会社製の生分解性バラ状発泡緩衝材「製品名:ノバールECO」)であり、発泡材7は柱状に形成されている。尚、発泡材は球状や板状でも良い。
従って、油吸着体2が長くて重量があったとしても水に沈むことが可及的に防止されることになる。
また、油吸着体2の後端部には浮き体6が設けられている。
この浮き体6は、油吸着体2の後端部から延設される線状部材6aと、この線状部材6aの先端部に設けられる浮き部材6bとで構成されている。
この線状部材6aは適宜な可撓性を有するロープであり、一端部が油吸着体2の後端部に連結され、他端部が浮き部材6bに連結されている。
浮き部材6bは合成樹脂製の中空体であり、この浮き部材6bの浮力は油吸着体2が水分を吸収して沈降することを防止する程度の浮力に設定されている。
また、この浮き部材6bの表面には夜光性塗料が塗布されている。
従って、浮き体6は発光し、夜間においても油吸着体2の位置を確認できて良好な油回収作業が行える。尚、浮き体6が発光する構造としては電球を用いた発光装置を設けても良い。
前述した本実施例に係る油吸着体2は、図4に図示したように適宜な脱酸素剤10(例えば三菱ガス化学株式会社製のエージレス(登録商標))及び適宜な乾燥剤11(例えばAGCエスアイテック株式会社製のヒシビート(商品名))とともに通気しない容体12内に収納して密閉することで保存される。
容体12は、通気性を具備しない部材(合成樹脂や金属など)からなる袋(例えば株式会社メイワパックス製のバリアナイロン/ポリエチレンからなる袋、ポリエチレンテフタレート/アルミ/ポリエチレンからなる袋)であり、開口部から油吸着体2と脱酸素剤10と乾燥剤11を収納した後、開口部がシール(熱融着)される。この容体12の開口部を閉塞する際、場合によっては脱酸素剤10及び乾燥剤11を収納せず単に密閉するだけでも良いし、容体12内を真空処理しても良いし、不活性ガスを充填するようにしても良い。
尚、容体12内を真空処理(真空パック)した場合には、容体12内に酸素がある場合に危惧される酸素中の水分を吸うことによる性能低下を可及的に防止し得るのは勿論、容体12内で籾殻炭が動くことが防止され、籾殻炭が容体12内で動くことで危惧される該籾殻炭が壊れてしまうことを可及的に防止し得ることになる。
また、容体12は帯電防止性を有している。前述した素材は油が着火する程度の静電気が帯電しないことは確認済みである。
従って、本実施例は、容体12は帯電防止性を具備しているため、油が静電気により着火する静電気火災が起きる心配はなく極めて有用である。尚、袋体3も帯電防止性を具備する部材からなるものが望ましいが、袋体3が帯電防止性を具備しない部材であったとしても籾殻炭は電気抵抗が小さく帯電しにくい素材である為、この籾殻炭に袋体3は触れていることで着火する程度の静電気が帯電することはない。即ち、袋体3を構成する不織布は静電気を帯びる素材であるが、内部に入っている導電性の籾殻炭と接触する事によって、静電気誘導が起き静電気を除去する事ができる。また、容体12は酸素バリアができるうえ静電気防止対策が施されて製品化される為、より安全性が高くなる。静電気誘導とは帯電した物体を導体(籾殻炭)に接近させることで、帯電した物体に近い側に、帯電した物体とは逆の極性の電荷が引き寄せられる現象である。導体(籾殻炭)中を実際に電荷が移動することで引き起こされる。このときの電荷は導体(籾殻炭)内の電位差を打ち消すように移動する為、導体(籾殻炭)内は等電位となる。
尚、容体12は袋に限らず箱状体でも良い。
本実施例の上述のように構成したから、水面に油が浮いた被処理領域Aに船体1を水上走行させ、この船体1で牽引する油吸着体2に油を吸着させて回収する。
本実施例では、図7に図示したように油回収装置を少なくとも2台用意し、一の油回収装置により被処理領域Aの水面に浮く油を回収し、他の油回遊装置により被処理領域Aを他の領域と区画するオイルフェンス13を形成している。このオイルフェンス13を形成するタイミングとしては、油の回収の前でも良いし、後でも良いし、同時でも良い。尚、本実施例では、オイルフェンス13として油吸着体2を採用しているが、その他の構造でも良い。
よって、本実施例によれば、この船体1は、遠隔操作により水上走行を操作する構成であり、例えば作業者が船に乗って手作業で油を回収する場合に比べて安全である。
また、本実施例は、油吸着体2は、通水性を有する収納部3が複数連設され、各収納部3に籾殻炭を主原料とした油吸着部材4が収納された構成であるから、船体1を水上走行させるだけで油のみが吸着され且つ水は通過し、よって、効率よく油を回収することができる。
また、本実施例は、油吸着体2は、複数の収納部3が連設された通水性を有する袋体であるから、各収納部3(区画線部3a)を境に屈曲し、例えば水面の波に順応して接触面積を確保しながら水上を移動することができ、良好な油の回収が達成されることになる(図5,6参照)。
また、本実施例は、船体1は、左右に間隔を介して浮き胴体1Aが配設された双胴体構造であり、油吸着体2はこの両浮き胴体1A間の後方において牽引されるものであるから、船体1は安定した水上走行を行い、更に、この船体1(左右の浮き胴体1A間)を通過した位置に油吸着体2が存在するから良好な油の回収作業が行われることになる。
また、本実施例は、油吸着体2の後端部には浮き体6が設けられているから、油吸着体2の沈降を防止することができ、しかも、油吸着体2の位置を確認できて良好な油回収作業が行える。
また、本実施例は、浮き体6は、油吸着体2の後端部から延設される線状部材6aと、この線状部材6aの先端部に設けられる浮き部材6bとで構成されているから、簡易構造にして量産性に秀れることになる。
また、本実施例は、浮き体6は発光するから、夜間においても油吸着体2の位置を確認できて良好な油回収作業が行える。
また、本実施例は、油回収装置を少なくとも2台用意し、一の油回収装置により被処理領域Aの水面に浮く油を回収し、他の油回遊装置により被処理領域Aを他の領域と区画するオイルフェンス13を形成するから、迅速且つ確実に油を回収することができる。
本発明の具体的な実施例2について図8に基づいて説明する。
本実施例は、別タイプの牽引部材5を設けている。
具体的には、図8に図示したように船体1に設けられ牽引方向と直交する方向に長さを有するように配される棒状部材5aに一端部が連結され、他端部が油吸着体2に連結され適宜な可撓性を有する複数組のロープで構成されている。
尚、本実施例の油吸着体2は実施例1よりサイズダウンしたものであるが構造は同一である。
その余は実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
A 被処理領域
1 船体
1A 浮き胴体
2 油吸着体
3 収納部
4 油吸着部材
6 浮き体
6a 線状部材
6b 浮き部材
7 発泡材
13 オイルフェンス

Claims (11)

  1. 水面に油が浮いた被処理領域における当該油を回収する油回収装置であって、前記被処理領域を水上走行する船体と、この船体により牽引され前記被処理領域を移動する下記の油吸着体とを有する構成であることを特徴とする油回収装置。

    前記油吸着体は、複数の収納部が連設された通水性を有する袋体であり、この各収納部には籾殻炭を主原料とした油吸着部材が収納されている構成である。
  2. 請求項1記載の油回収装置において、前記油吸着体は、牽引方向及び牽引方向と直交する方向に複数の前記収納部が連設された構成であることを特徴とする油回収装置。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の油回収装置において、前記船体は、前記被処理領域を水上走行し得る構成であることを特徴とする油回収装置。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の油回収装置において、前記船体は、左右に間隔を介して浮き胴体が配設された双胴体構造であり、前記油吸着体はこの両浮き胴体間の後方において牽引されるものであることを特徴とする油回収装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の油回収装置において、前記船体の後部から突設される牽引部材に前記油吸着体は連結されていることを特徴とする油回収装置。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の油回収装置において、前記油吸着体の後端部には浮き体が設けられていることを特徴とする油回収装置。
  7. 請求項6記載の油回収装置において、前記浮き体は、前記油吸着体の後端部から延設される線状部材と、この線状部材の先端部に設けられる浮き部材とで構成されていることを特徴とする油回収装置。
  8. 請求項6,7いずれか1項に記載の油回収装置において、前記浮き体は発光することを特徴とする油回収装置。
  9. 請求項1〜8いずれか1項に記載の油回収装置において、前記油吸着体における一部の収納部に発泡材が収納されていることを特徴とする油回収装置。
  10. 請求項9記載の油回収装置において、前記発泡材は柱形状であることを特徴とする油回収装置。
  11. 請求項1〜10いずれか1項に記載の油回収装置を少なくとも2台用意し、一の油回収装により前記被処理領域の水面に浮く油を回収し、他の油回遊装置により前記被処理領域を他の領域と区画するオイルフェンスを形成することを特徴とする油回収方法。
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