JP2017135984A - たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品 - Google Patents

たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2017135984A
JP2017135984A JP2014119548A JP2014119548A JP2017135984A JP 2017135984 A JP2017135984 A JP 2017135984A JP 2014119548 A JP2014119548 A JP 2014119548A JP 2014119548 A JP2014119548 A JP 2014119548A JP 2017135984 A JP2017135984 A JP 2017135984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
filter
annular segment
fragrance
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014119548A
Other languages
English (en)
Inventor
圭 平地
Kei Hirachi
圭 平地
雄一 古殿
Yuichi Furudono
雄一 古殿
淳二 神谷
Junji Kamiya
淳二 神谷
慶子 吉浦
Keiko Yoshiura
慶子 吉浦
英樹 永江
Hideki Nagae
英樹 永江
工藤 健一
Kenichi Kudo
健一 工藤
一平 大宅
Ippei Oya
一平 大宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP2014119548A priority Critical patent/JP2017135984A/ja
Priority to PCT/JP2015/064618 priority patent/WO2015190256A1/ja
Priority to TW104116402A priority patent/TW201601644A/zh
Publication of JP2017135984A publication Critical patent/JP2017135984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D3/00Tobacco smoke filters, e.g. filter-tips, filtering inserts; Filters specially adapted for simulated smoking devices; Mouthpieces for cigars or cigarettes
    • A24D3/04Tobacco smoke filters characterised by their shape or structure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D3/00Tobacco smoke filters, e.g. filter-tips, filtering inserts; Filters specially adapted for simulated smoking devices; Mouthpieces for cigars or cigarettes
    • A24D3/06Use of materials for tobacco smoke filters
    • A24D3/14Use of materials for tobacco smoke filters of organic materials as additive

Abstract

【課題】単純な構成により香味強度を切り替え可能とする技術を提供する。【解決手段】たばこ製品用のフィルタは、たばこ製品の長手方向に連設された内部構造の異なるセグメントを複数含む。紙部材で被覆された空洞を含み、香料を内包する香料カプセルを当該空洞に保持する香料セグメントと、当該香料セグメントよりも刻側に設けられ、フィルタの横断面のほぼ中心に沿って通気孔が設けられた第1の環状セグメントと、香料セグメントよりも吸口側に設けられ、フィルタの横断面のほぼ中心に沿って、香料カプセルの直径よりも内径の小さい通気孔が設けられた第2の環状セグメントとを含み、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントは、香料を担持した状態において、フィルタの径方向の押圧により通気孔を塞ぐことができるとともに所定の復元力を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品に関する。
従来、風味剤等を内包し喫煙者が加えた圧力によって破壊できるカプセルをフィルタに組み込んだシガレットが提案されている(例えば、特許文献1)。また、特殊な機構を組み込むことで、香味を変化させられるようにする技術も提案されている(例えば、特許文献2及び3)。また、フィルタの構成又はフィルタの材料を変更することで香喫味や煙量感を調整できるようにする技術も提案されている(例えば、特許文献4及び5)。
特表2007−520204号公報 特表2013−515475号公報 国際公開第2012/156697号 国際公開第2013/068398号 特開2003−274918号公報
従来、香料の強度を可逆的に変更するためには、特殊な機構をシガレットに組み込んだり、フィルタ自体の構成を複雑化する必要があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、単純な構成により香味強度を切り替え可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るたばこ製品用のフィルタは、たばこ製品の長手方向に連設された内部構造の異なるセグメントを複数含む。紙部材で被覆された空洞を含み、香料を内包する香料カプセルを当該空洞に保持する香料セグメントと、当該香料セグメントよりも刻側に設けられ、フィルタの横断面のほぼ中心に沿って通気孔が設けられた第1の環状セグメントと、香料セグメントよりも吸口側に設けられ、フィルタの横断面のほぼ中心に沿って、香料カプセルの直径よりも内径の小さい通気孔が設けられた第2の環状セグメントとを含み、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントは、香料を担持した状態において、フィルタの径方向の押圧により通気孔を塞ぐことができるとともに所定の復元力を有する。
このようにすれば、使用者が指でフィルタの一部である環状セグメントを押圧したり解放したりすることによって、通気孔を塞いだり開いたりすることができる。そして、環状セグメントには香料が担持されるため、使用者の操作によって、香味の強弱を双方向的に切り替えることができる。すなわち、単純な構成でありながら香味強度の切り替えを実現することができる。
また、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントは、押圧の解放から30秒後に通気孔の断面積が0.3mm以上に復元するようにしてもよい。特に、押圧の解放から30秒後に通気孔の断面積が0.3mm以上に復元すれば、使用者が通常の喫煙において香味強度の変更を楽しむのに十分なものとなる。
また、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントの通気孔は直径が2.0mm以上、且つ6.0mm以下とし、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントのフィルタの長手方向の長さの合計は15.0mm以上、且つ32.0mm以下としてもよい。具体的にこのような構成によれば、香味強度の切り替えを十分に感じることができるものとなる。
また、第1の環状セグメント、第2の環状セグメント及び香料セグメントは、外周を撥油性又は撥水性を有する紙部材で被覆されるようにしてもよい。このようにすれば、香料がたばこ製品の外周に滲み出すことを抑制できる。また、撥油性又は撥水性を有する紙部材によれば、一般的に、従来の巻紙に用いられる紙部材を用いるよりもフィルタ部の強度を向上させることができる。
フィルタは、通気孔が設けられていないフィルタセグメントを、最も刻側にさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、タールやニコチンの吸着、煙の冷却といった効果が得られるとともに、刻を含むたばこロッドをフィルタに連設した場合、香料成分が刻に移ってしまうことを抑制できる。また、貫通孔のない通常のフィルタセグメントを設けることによりたばこ刻の吸口側への通気孔を通じた移動を規制することができる。さらに、当該フィルタセグメントの周囲に巻かれる巻紙やチップペーパーに換気孔(貫通孔)を設け、フィルタ全体での通気抵抗を調整するようにしてもよい。上記の第1の環状セグメント、第2の環状セグメント及び香料セグメントのように内部に空洞のある箇所の場合、換気孔を設けても全体の通気抵抗を調整するのは困難であるところ、上記のフィルタセグメントの場合は通気抵抗の調整に好適なものとなる。
香料はメンソールであり、当該メンソールの添加量は10000ppm/cig.以上、40000ppm/cig.以下としてもよい。このような範囲であれば、香味強度の十分な切り替えを感じることができるとともに、メンソールが結晶化したり紙材料に染み出してくることを抑制できる。
また、本発明の他の側面に係るたばこ製品は、刻を含むロッド部と、上述したフィルタとを有するものである。このようなたばこ製品によれば、単純な構成でありながら香味強度を切り替え可能とすることができるものとなる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて採用することができる。
本発明によれば、単純な構成により香味強度を切り替え可能とする技術を提供することができる。
シガレットの一例を示す斜視図である。 フィルタ部の一例を示す斜視図である。 フィルタ部の一例を示す縦断面図である。 押圧されたフィルタ部の一例を示す縦断面図である。 復元度の測定を説明するための、フィルタ部の縦断面図である。 復元度の測定を説明するための手順を示す模式図である。 サンプルについて復元率(加重後の面積/加重前の面積)を求めた結果を示す表である。 官能評価に用いたフィルタ部の構成を説明するための、フィルタ部の縦断面図である。 官能評価に用いたフィルタ部の構成を説明するための表である。 官能評価の結果を示す表である。 官能評価の結果を示す折れ線グラフである。 開孔時と閉孔時とのメンソール感の平均値の差をロットごとに示す棒グラフである。 香料添加量が5,000ppm/cig.、CH長が15.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が5,000ppm/cig.、CH長が20.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が5,000ppm/cig.、CH長が27.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が5,000ppm/cig.、CH長が32.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が5,000ppm/cig.のときの、縦にCH径、横にCH長をとり、開孔時のメンソール感の平均値と閉孔時のメンソール感の平均値との差を示す表である。 香料添加量が10,000ppm/cig.、CH長が15.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が10,000ppm/cig.、CH長が20.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が10,000ppm/cig.、CH長が27.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が10,000ppm/cig.、CH長が32.0mmの場合のメンソール感の評価結果を示す表である。 香料添加量が10,000ppm/cig.のときの、縦にCH径、横にCH長をとり、開孔時のメンソール感の平均値と閉孔時のメンソール感の平均値との差を示す表である。
本発明に係るシガレットの実施形態について、図面に基づいて説明する。
<<実施形態>>
<シガレットの構成>
図1は、本実施形態に係るシガレットの一例を示す斜視図である。シガレット1は、ほぼ円柱形状であり、たばこロッド11とフィルタ部(単に「フィルタ」とも呼ぶ)12とを含む。たばこロッド11は、たばこ刻を巻紙で包むことにより形成される。フィルタ部12は、セルロースアセテートのような繊維材料で形成された繊維トウなどを素材紙及び成型紙で包んで形成され、内部に香料を含むカプセル保持している。なお、本実施の形態では、シガレット1の軸方向に連設される構成部分の単位をセグメントと呼ぶ。軸方向とはシガレット1の長手方向である。複数のセグメントは成型紙等の紙部材で巻かれ、フィルタ部12が形成される。また、たばこロッド11及びフィルタ部12は、さらにチップペーパーのような紙材料で巻かれることにより連設され、シガレット1が形成される。なお、ほぼ円柱形状であるシガレット1(すなわち、たばこロッド11及びフィルタ部12)の曲面を、側面とも呼ぶ。また、後述するように、香料としては例えばメンソールを用いることができる。
図2は、本実施形態に係るフィルタ部12の一例を示す斜視図である。フィルタ部12は、フィルタセグメント121と、環状セグメント122と、キャビティ(cavity)セグメント123と、環状セグメント124と、巻紙125とを含む。フィルタ部12は、そ
の側面を巻紙125で包まれることにより、複数のセグメントを結合させている。なお、環状セグメント122を第1の環状セグメントあるいはCH(Center Hole)1、環状セ
グメント124を第2の環状セグメントあるいはCH(Center Hole)2とも呼ぶ。フィ
ルタセグメント121は、一般的な円柱形状のアセテートフィルタにより形成される。また、円柱形状の環状セグメント122は、その横断面(すなわち、フィルタ部12の底面及び上面に平行な断面)のほぼ中心に沿って貫通する通気孔1222が設けられたアセテートフィルタにより形成される。なお、通気孔1222の周囲に存在する、繊維トウで形成された環状の部分を環状部1221とも呼ぶ。キャビティセグメント123は、内部が空洞になった領域であり、内部に香料カプセル126を保持している。香料カプセル126は、例えば、液体状又は粉末状の香料成分を内包するカプセルである。また、環状セグメント124は、円柱形状の横断面のほぼ中心に沿って貫通する通気孔1242が設けられたアセテートフィルタにより形成される。横断面がほぼ円形である通気孔1242の内径は、香料カプセル126の直径よりも小さくなっているため、香料カプセル126は吸口側に移動できない。なお、通気孔1242の周囲に存在する、繊維トウで形成された環状の部分を環状部1241とも呼ぶ。なお、便宜上、香料カプセルを保持するキャビティセグメント123を、香料セグメントとも呼ぶ。
なお、香料が液体状の場合、水性香料を採用しても、油性香料を採用しても良い。また、使用者は、フィルタ部12の外側から香料カプセル126を押圧等することにより、香料カプセル126を破壊することができる。香料カプセル126が破壊されると、香料カプセル126内部の香料成分が放出され、環状セグメント122及び環状セグメント124に香料成分が担持される。また、香料成分の少なくとも一部が気化又はエアロゾル化し、使用者はこれを吸引することで、香味を感じることができる。なお、香料カプセル126は、既存の技術を用いて製造することができる。
本実施形態に係る環状セグメント122及び環状セグメント124は、径方向の押圧により通気孔1222及び通気孔1242を塞ぐ(閉孔する)ことができるとともに、所定の復元力を有し、力を加えていない状態では開孔する。
<動作>
図3及び図4は、フィルタ部12の一例を模式的に表す縦断面図である。図3は、フィルタ部12に力を加えていない通常の状態を表している。すなわち、図3のフィルタ部12の場合は、環状セグメント122及び環状セグメント124の中央を通気孔1222及び通気孔1242が貫通している。図4は、使用者がフィルタ部12を横断面の径方向に押圧した状態の一例を表している。すなわち、通気孔1222及び通気孔1242は、フィルタ部12の長手方向の中央付近において閉孔している。このとき、キャビティセグメント123の内部に存在する香料カプセル126は、巻紙125の内側に挟まれて破壊され、内包している香料成分が放出される。なお、図4において矢印は使用者の押圧によってフィルタ部12にかかる力の向きを示している。また、本実施形態に係る環状セグメント122及び環状セグメント124は所定の復元力を有しているため、図4に示す押圧した状態から力を解放すると、図3に示す力を加えていない状態に遷移する。すなわち、使用者の動作により図3の開孔状態と図4の閉孔状態とを切り替えることができる。
図3に示す力を加えていない状態では、喫煙時に主流煙は主として通気孔1222及び通気孔1242を通過して使用者の口腔へ導入される。なお、一点鎖線の矢印は使用者に吸引される主流煙の向きを示している。一方、図4に示す押圧した状態では、主流煙は環状部1221及び環状部1241の一部を通過して使用者の口腔へ導入される。ここで、環状部1221及び環状部1241は香料を担持しているため、図4に示す押圧した状態においては、図3に示す力を加えていない状態よりも多くの香料成分が使用者の口腔へ導入される。すなわち、本実施形態に係るシガレット1は、使用者が指でフィルタ部12の
一部である環状セグメント122及び環状セグメント124を押圧したり解放したりすることによって香味強度を双方向的に切り替えることができるようになっている。
<環状セグメントの構成と通気孔の復元度>
次に、通気孔の直径と環状セグメント及びキャビティセグメントの軸方向(フィルタの長手方向)の長さとを変更した場合の、通気孔の断面積の復元度を測定した結果を示す。図5は、復元度の測定を説明するための、フィルタ部12の一部を示す縦断面図である。図5は、環状セグメント122、キャビティセグメント123、及び環状セグメント124を巻紙125で巻き、一体に形成したフィルタ部12の一部の縦断面図である。復元度の測定では、環状セグメント122の通気孔1222の直径、及び環状セグメント124の通気孔1242の直径を同一にして、CH(Center Hole)径と呼ぶ。また、環状セグ
メント122の軸方向の長さ(換言すれば通気孔1222の長さ)をCH長1と呼ぶ。そして、キャビティセグメント123の軸方向の長さをCavity長と呼ぶ。同様に、環状セグメント124の軸方向の長さ(すなわち、通気孔1242の長さ)をCH長2と呼ぶ。
測定対象の環状セグメント及びキャビティセグメントの詳細は後述するが、通気孔1222及び1242の直径が、2.0mm、3.2mm、5.0mm及び6.0mmのものを用いた。また、環状セグメントの軸方向の長さは、5.0mm、7.5mm、及び14.0mmのものを用いた。なお、繊維トウのスペック(仕様)は一般的なフィルタに用いられるものであり、5.0Y47000、可塑剤量12%とした。なお、環状セグメント122、キャビティセグメント123、及び環状セグメント124の横断面外径は、一般的なシガレットと同様に7.5mm程度とした。
ここで、繊維トウのスペックを示す「5.0」とは、単繊度が5.0デニールであることを表し、「Y」とは断面形状がY字型であることを表し、「47000」とは総繊度が47000デニールであることを表している。フィルタに用いられる一般的な繊維トウは、単繊度が1.5〜8.0デニール程度、断面形状が円形、楕円形、Y字型、X字型、I字型等、総繊度が15000〜50000デニール程度である。
測定には、クリープメーター「RE2−33005S」(株式会社山電製)を用いた。また、プランジャーサイズは35mmとし、圧縮速度は1.0mm/秒とした。画像解析には、画像解析ソフト「WinRoof」(三谷商事株式会社製)を用いた。なお、環境条件は、温度22℃±2℃、湿度60%±5%RHとした。
図6は、測定手順を説明するための図である。測定手順は、次の手順(1)〜(9)に示す通りである。
(1)環状セグメント122の環状部1221、及び環状セグメント124の環状部1241にエタノールを20μl添加し、30秒間経過させる。
(2)図6の上段(A)に示すように、通気孔1222及び通気孔1242の断面形状(すなわち、円柱状の環状セグメント122、キャビティセグメント123、及び環状セグメント124を底面又は上面から見たときの通気孔1222及び通気孔1242の形状)をカメラ2で撮影する。なお、通気孔断面は、環状セグメント122及び環状セグメント124の両側から撮影する。
(3)図6の中段(B)に示すように、プランジャー3によって、環状セグメント122、キャビティセグメント123、及び環状セグメント124の短手方向(すなわち、横断面の径方向)に圧縮(加重)する。
(4)環状セグメント122、キャビティセグメント123、及び環状セグメント124の圧縮応力が60ニュートン(N)に達すると、その時点の力で圧縮状態を10秒間維持する。
(5)図6の下段(C)に示すように、環状セグメント122を圧縮から解放し、外力を
加えない状態を30秒間継続する。
(6)上記(3)〜(5)(すなわち、図6の(B)及び(C))を計7回繰り返す。
(7)上記(2)の要領で通気孔1222及び通気孔1242の断面形状を撮影する。
(8)画像解析ソフトを用いて上記(2)及び(7)で撮影した通気孔1222及び通気孔1242の断面積を測定する。
(9)同様のスペックで作成された別のサンプル(環状セグメント122、キャビティセグメント123、及び環状セグメント124)について、上記(1)〜(8)を計5回繰り返し、測定値の平均を算出する。
なお、60Nは、一般的な男性の、人差し指と親指とによる手指摘み力である。また、7回という反復回数は、シガレット1本の平均的なパフ(吸引)回数である。
図7は、上記の測定を下記サンプル(1)〜(7)を用いて行い、復元率(加重後の面積/加重前の面積)を求めた結果を示す表である。なお、通気孔が潰れて全く戻らなくなるのでなければ(すなわち復元率がほぼ0でない限り)、香味強度の切り替えはある程度感じられる。
(1)CH径:2.0mm、CH長1:5.0mm、Cavity長:5.0mm、CH長2:14.0mm
(2)CH径:3.2mm、CH長1:5.0mm、Cavity長:5.0mm、CH長2:14.0mm
(3)CH径:3.2mm、CH長1:5.0mm、Cavity長:2.5mm、CH長2:14.0mm
(4)CH径:2.0mm、CH長1:7.5mm、Cavity長:5.0mm、CH長2:7.5mm
(5)CH径:3.2mm、CH長1:7.5mm、Cavity長:5.0mm、CH長2:7.5mm
(6)CH径:5.0mm、CH長1:7.5mm、Cavity長:5.0mm、CH長2:7.5mm
(7)CH径:6.0mm、CH長1:7.5mm、Cavity長:5.0mm、CH長2:7.5mm
復元率の列に示すように、CH径が5.0mmの場合に最も復元率は高くなり、CH径が5.0mmよりも小さい場合にはCH径が大きくなるにつれて復元率も高くなった。しかしながら、CH径が2.0mmの場合であっても通気孔が潰れて戻らなくなることはなかった。したがって、CH径はおおむね2.0mm以上、且つ6.0mm以下の範囲で任意に決めるようにすればよい。また、サンプル(2)とサンプル(3)との比較によれば、Cavity長が2.5mmの場合と5.0mmの場合とで通気孔横断面積の復元率にそれほど差は表れなかった。したがって、Cavity長はおおむね2.5mm以上、且つ5.0mm以下の範囲において、香料カプセルを保持するのに好ましい大きさを適宜選択することができる。また、サンプル(1)〜サンプル(7)によれば、何れの場合も、通気孔が潰れて戻らなくなることはなかった。また、サンプル(1)〜(5)に示すように、CH長1及びCH長2の長さが異なる場合であっても、成型紙で一体に形成されている環状セグメントの間で復元率に大きな差は表れなかった。また、同一のCH径、同一のCavity長の場合は、2つの環状セグメントの長さの合計(CH長1+CH長2)が長い方が復元率は大きくなった。したがって、複数のセグメントからなるフィルタ部を採用する場合も、2つの環状セグメントの軸方向の長さの合計が15.0mm以上であれば、0.1程度の復元率が期待できる(例えば、図7のサンプル(4)を参照)。なお、使用者が指で潰すための領域や使用者が咥えるための領域を確保するには、環状セグメントの長さ(CH長1及びCH長2)の合計がおおむね15.0mm以上あることが好ましい。
<環状セグメントの構成と官能評価>
次に、図7に示した復元度を測定したサンプル(1)〜(7)について、官能評価を行った結果を示す。図8に示すように、官能評価に用いたサンプルは図7(1)〜(7)に示したセグメントに加え、フィルタセグメント121を含むものである。また、フィルタセグメント121の軸方向の長さをFilter長と呼ぶ。なお、他の構成は図5の例と同様である。
なお、環状セグメント122の環状部1221及び環状セグメント124の環状部1241の可塑剤量は、いずれも12%とした。また、フィルタセグメント、環状セグメント122の環状部1221、及び環状セグメント124の環状部1241のスペックは、2.8Y35000とした。図9は、官能評価に用いたフィルタ部の構成を説明するための表である。図9に示すロット(Lot)1〜ロット7は、環状セグメントのCH長を5.0
mm〜14.0mmとし、Cavity長を2.5mm又は5.0mmとし、フィルタ部の全長が30.0mmになるようにFilter長を調整した。図9に示すロット1〜7のCH長1、Cavity長及びCH長2はそれぞれ、図7に示すサンプル(1)〜(7)のCH長1、Cavity長及びCH長2に対応するものである。また、エタノールを溶媒としたlメンソール(l-Menthol)溶液を20μlシリンジで環状セグメント122及び環状セグメント124
に添加した。なお、メンソール濃度は、刻量650mgとして計算すると、シガレット当たり10,000ppmであった。
パネルは3名の評価担当者であり、評価結果は3名の平均値である。評価手順は、(1)環状セグメントを押圧しない状態(すなわち開孔状態。「Open」とも呼ぶ)での吸引、及び(2)環状セグメントを押圧した状態(すなわち閉孔状態。「Close」とも呼ぶ)での吸引を、任意のペースで3回繰り返した。そして、計6回(順に「1st」〜「6th」とも呼ぶ)の吸引におけるそれぞれの香味強度(「メンソール感」とも呼ぶ)をVAS(Visual Analogue Scale:視覚的評価スケール)を用いて評価した。なお、V
ASは0〜100までのスケールを有し、最もメンソール感を強く感じたときが100となるようなスケールを用いた。
図10の表は、縦にロット1〜ロット7の各項目を有し、横に1st〜6thの各回、3回のOpen時(1st、3rd、5th)と3回のClose時(2nd、4th、6th)の各平均値、並びにOpen時の平均値とClose時の平均値の差の各項目を有しており、それぞれの評価結果を示す値が示されている。図11は、評価結果を示す折れ線グラフである。各ロットとも、Open時とClose時とで香味強度の切り替えが感じられた。また、図12は、図10に示すOpen時の平均値とClose時の平均値との差を、ロットごとに棒グラフで示した図である。Open時とClose時とにおける香味強度の違いは、ロット間で多少の差が認められ、いずれのロットにおいても十分な香味強度の切り替えが感じられた。
<環状セグメントの長さ、通気孔の直径、及び香料の添加量と香味強度の官能評価>
次に、環状セグメントの長さ、通気孔の直径、及び香料の添加量が異なる場合の、開孔状態及び閉孔状態における香味強度(「メンソール感」とも呼ぶ)の官能評価について説明する。
測定対象の環状セグメントとしては、通気孔の直径(「CH径」とも呼ぶ)が、2.0mm、3.2mm、5.0mm及び6.0mmのものを用いた。また、環状セグメントの軸方向の長さ(「CH長」とも呼ぶ)は、15.0mm、20.0mm、27.0mm、32.0mmのものを用いた。なお、本官能評価では、1つのセグメント(環状セグメント)からなるフィルタを用いている。図7のサンプル(1)〜(5)によれば、複数のセグメントを採用する場合も、環状セグメントの軸方向の長さの合計に応じて通気孔断面積
の復元率も大きくなると考えられるため、本官能評価では環状セグメントの全長を1つのセグメントに見立てて評価を行った。繊維トウのスペックは、5.0Y47000、可塑剤量12%とした。香料は、2種類の濃度のlメンソール(l-Menthol)20μlをシリ
ンジで注入した。刻量650mgとして計算すると、各濃度の場合の添加量は5,000ppm/cig.、及び10,000ppm/cig.に相当する。
官能評価は、図9に示すロット1〜ロット7の場合と同様の手順で行った。すなわち、パネルは3名の評価担当者であり、OpenとCloseとを交互に6回(6パフ)繰り返し、メンソール感をVASで評価した。評価結果は3名の平均値である。
図13〜図16は、香料添加量が5,000ppm/cig.の場合のメンソール感の評価結果を示す表である。各表は、縦にCH径(2.0mm、3.2mm、5.0mm及び6.0mm)、横に1st〜6thの各回、3回のOpen時(1st、3rd、5th)と3回のClose時(2nd、4th、6th)の各平均値、並びにOpen時の平均値とClose時の平均値の差の各項目を有しており、それぞれの評価結果を示す値が示されている。
また、図17は、縦にCH径、横にCH長をとり、Open時の平均値とClose時の平均値との差を示す表である。
Open時とClose時との評価結果の平均値の差は、香味強度の違いを数値で表したものといえる。そして、香料添加量が5,000ppm/cig.の場合、CH径及びCH長がいずれの場合も、香味強度の切り替えは数値に表れた。また、図17に示すように、CH径及びCH長によって、Open時とClose時とで香味強度の差に大きな違いは表れなかった。
図18〜図21は、香料添加量が10,000ppm/cig.の場合のメンソール感の評価結果を示す表である。各表は、縦にCH径(2.0mm、3.2mm、5.0mm及び6.0mm)、横に1st〜6thの各回、3回のOpen時(1st、3rd、5th)と3回のClose時(2nd、4th、6th)の各平均値、並びにOpen時の平均値とClose時の平均値の差の各項目を有しており、それぞれの評価結果を示す値が示されている。
また、図22は、縦にCH径、横にCH長をとり、Open時の平均値とClose時の平均値との差を示す表である。
香料添加量が10,000ppm/cig.の場合、CH径及びCH長がいずれの場合も、香味強度の切り替えは十分に感じることができた。また、図22に示すように、香料添加量が10,000ppm/cig.の場合も、香料添加量が5,000ppm/cig.の場合と同様に、CH径及びCH長によって、Open時とClose時とで香味強度の差に大きな違いは表れなかった。なお、Open時とClose時との香味強度の差は、いずれのCH径及びCH長においても、5,000ppm/cig.の場合よりも大きな値となっている。そして、この数値の差は、評価者に実感として感じとれるものであった。したがって、添加量は10,000ppm/cig.の方が好ましいことがわかった。ただし、添加量が40,000ppm/cig.を超えると、メンソールが結晶化したりチップペーパー等の紙材料の外側に染み出し、染み巻きになったりするおそれがある。したがって、添加量は40,000ppm/cig.以下であることが好ましい。
上述の実験結果によれば、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントの通気孔の直径が2.0mm以上且つ6.0mm以下、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメ
ントの長手方向の長さの合計が15.0mm以上であれば、香味強度の切り替えを十分に感じられることがわかる。なお、シガレット1を一般的な長さとするためには、環状セグメントの軸方向の長さは、32.0mm程度以下であることが好ましい。また、シガレット1を一般的な太さとするためには、通気孔の直径は6.0mm程度以下であることが好ましい。
換言すれば、第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントは、香料を担持した状態において、60Nの力による10秒間の横断面の径方向の押圧と、解放とを7回反復した後、通気孔の断面積が0.3mm以上に復元することが好ましい。0.3mm以上とは、図7に示したサンプル(4)の場合の加重後の通気孔の断面積に基づく概ねの値である。
また、香料は、例えばメンソールを用いることができる。香料としてメンソールが用いられる場合、添加量は10,000ppm/cig.以上40,000ppm/cig.以下であることが好ましい。
<その他の変形>
上述の実施形態を総括すると、香味強度の切り替えを体験できるたばこ製品は、押圧により開孔状態と閉孔状態とを切り替え可能であり、香料を担持するフィルタを備えることにより実現することができる。具体的には、香料を担持した状態において、フィルタの径方向の押圧により通気孔を塞ぐことができるとともに所定の復元力を有し、押圧の解放から30秒後に通気孔の断面積が0.3mm以上に復元する環状セグメントを有することが望ましい。このような条件を満たせば、通常の喫煙時において香味強度の切り替えを十分に感じることができる。
フィルタ部12は、フィルタセグメント121を有していなくてもよい。フィルタセグメント121がない場合も香味強度の切り替えを十分に感じることができる。ただし、フィルタセグメント121を設けることで、フィルタ本来の濾過(タールやニコチンの吸着)や煙の冷却といった効果が得られるとともに、環状セグメント122及び環状セグメント124に担持される香料がたばこロッド11の刻に移ってしまうことを抑制することができる。また、フィルタセグメント121によれば、刻がフィルタ部12内へ侵入するのを抑制することができる。
また、任意のたばこ製品に装着できるような上述のいずれかに示すフィルタ部を提供するようにしてもよい。たばこ製品とは、例えば紙巻たばこ(フィルタシガレット、両切たばこ(フィルタ無し))、シガー(葉巻)、シガリロ等が例示できる。
フィルタ部12、特に環状セグメント及びキャビティセグメントを包む成型紙、素材紙、チップペーパー等の紙材料は、液状の香料を透過しない素材で形成されていることが好ましい。このようにすれば、香料がシガレットの断面外周側に滲み出し、染み巻きになることを抑制できる。香料を透過しない素材とは、例えば、香料の性質に応じて、撥水性又は撥油性を有する素材を採用することができる。
なお、上記のような構成のフィルタ部12について、香味強度の切り替えを感じるために好ましい通気孔の復元率等の範囲や、これを実現するトウスペック、CH長及びCH径の組み合わせ等をより詳細に特定するようにしてもよい。また、フィルタ部の強度や復元率を確保するために成型紙やチップペーパーの材質や坪量について、好ましいものを選択するようにしてもよい。
1 シガレット
11 たばこロッド
12 フィルタ部
121 フィルタセグメント
122 環状セグメント(第1の環状セグメント)
1221 環状部
1222 通気孔
123 キャビティセグメント
124 環状セグメント(第2の環状セグメント)
1241 環状部
1242 通気孔
125 巻紙
126 香料カプセル

Claims (7)

  1. たばこ製品の長手方向に連設された内部構造の異なるセグメントを複数含む、たばこ製品用のフィルタであって、
    紙部材で被覆された空洞を含み、香料を内包する香料カプセルを当該空洞に保持する香料セグメントと、
    当該香料セグメントよりも刻側に設けられ、前記フィルタの横断面のほぼ中心に沿って通気孔が設けられた第1の環状セグメントと、
    前記香料セグメントよりも吸口側に設けられ、前記フィルタの横断面のほぼ中心に沿って、前記香料カプセルの直径よりも内径の小さい通気孔が設けられた第2の環状セグメントと、
    を含み、
    前記第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントは、香料を担持した状態において、前記フィルタの径方向の押圧により前記通気孔を塞ぐことができるとともに所定の復元力を有する
    フィルタ。
  2. 前記第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントは、前記押圧の解放から30秒後に前記通気孔の断面積が0.3mm以上に復元する
    請求項1に記載のフィルタ。
  3. 第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントの通気孔は直径が2.0mm以上、且つ6.0mm以下であり、前記第1の環状セグメント及び第2の環状セグメントのフィルタの長手方向の長さの合計は15.0mm以上、且つ32.0mm以下である、
    請求項1又は2に記載のフィルタ。
  4. 前記第1の環状セグメント、第2の環状セグメント及び前記香料セグメントは、外周を撥油性又は撥水性を有する紙部材で被覆される
    請求項1から3のいずれか一項に記載のフィルタ。
  5. 前記フィルタは、前記通気孔が設けられていないフィルタセグメントを、最も刻側にさらに含む
    請求項1から4のいずれか一項に記載のフィルタ。
  6. 前記香料はメンソールであり、当該メンソールの添加量は10000ppm/cig.以上、40000ppm/cig.以下である
    請求項1から5のいずれか一項に記載のフィルタ。
  7. 刻を含むロッド部と、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のフィルタと、
    を有するたばこ製品。
JP2014119548A 2014-06-10 2014-06-10 たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品 Pending JP2017135984A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119548A JP2017135984A (ja) 2014-06-10 2014-06-10 たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品
PCT/JP2015/064618 WO2015190256A1 (ja) 2014-06-10 2015-05-21 たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品
TW104116402A TW201601644A (zh) 2014-06-10 2015-05-22 煙草製品用的濾嘴及煙草製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119548A JP2017135984A (ja) 2014-06-10 2014-06-10 たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017135984A true JP2017135984A (ja) 2017-08-10

Family

ID=54833361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014119548A Pending JP2017135984A (ja) 2014-06-10 2014-06-10 たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2017135984A (ja)
TW (1) TW201601644A (ja)
WO (1) WO2015190256A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200097794A (ko) * 2017-12-22 2020-08-19 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 흡연 물품 및 흡연 물품의 필터
WO2021070330A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15 日本たばこ産業株式会社 非燃焼加熱型香味吸引器具
JPWO2021070328A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15
WO2022250135A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 日本たばこ産業株式会社 液体を添加したフィルター、該フィルターを備える香味吸引物品、及び香味吸引物品パッケージ
RU2798251C1 (ru) * 2019-10-10 2023-06-20 Джапан Тобакко Инк. Ароматический ингалятор с нагревом без горения

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6419322B2 (ja) * 2015-05-13 2018-11-07 日本たばこ産業株式会社 フィルター付き喫煙物品、及び喫煙物品のフィルター
JP6544877B2 (ja) * 2016-05-09 2019-07-17 日本たばこ産業株式会社 たばこフィルター用巻取紙、そのたばこフィルター用巻取紙を用いたたばこフィルター、およびそのたばこフィルターを用いたシガレット
US11632984B2 (en) * 2016-07-07 2023-04-25 Philip Morris Products S.A. Smoking article mouthpiece for receiving an insert unit
JP6831384B2 (ja) * 2016-08-17 2021-02-17 日本たばこ産業株式会社 フィルタ及びたばこ製品
TWI727128B (zh) * 2017-12-25 2021-05-11 日商日本煙草產業股份有限公司 吸煙物品及吸煙物品的濾嘴
GB201817569D0 (en) * 2018-10-29 2018-12-12 Nerudia Ltd Smoking substitute consumable
CN218245699U (zh) * 2022-01-30 2023-01-10 乐智有限公司 过滤组件及烟弹

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2709077B2 (ja) * 1987-05-29 1998-02-04 日本たばこ産業株式会社 煙草用フィルター
EP1972213A1 (en) * 2007-03-21 2008-09-24 Philip Morris Products S.A. Multi-component filter providing improved flavour enhancement
GB0906192D0 (en) * 2009-04-09 2009-05-20 British American Tobacco Co Apparatus
JP5487359B2 (ja) * 2011-03-31 2014-05-07 日本たばこ産業株式会社 シガレット

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200097794A (ko) * 2017-12-22 2020-08-19 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 흡연 물품 및 흡연 물품의 필터
KR102467162B1 (ko) * 2017-12-22 2022-11-16 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 흡연 물품 및 흡연 물품의 필터
WO2021070330A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15 日本たばこ産業株式会社 非燃焼加熱型香味吸引器具
JPWO2021070328A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15
JPWO2021070330A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15
WO2021070328A1 (ja) * 2019-10-10 2021-04-15 日本たばこ産業株式会社 非燃焼加熱型香味吸引器具
RU2798251C1 (ru) * 2019-10-10 2023-06-20 Джапан Тобакко Инк. Ароматический ингалятор с нагревом без горения
JP7350870B2 (ja) 2019-10-10 2023-09-26 日本たばこ産業株式会社 非燃焼加熱型香味吸引器具
JP7350869B2 (ja) 2019-10-10 2023-09-26 日本たばこ産業株式会社 非燃焼加熱型香味吸引器具
WO2022250135A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 日本たばこ産業株式会社 液体を添加したフィルター、該フィルターを備える香味吸引物品、及び香味吸引物品パッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
TW201601644A (zh) 2016-01-16
WO2015190256A1 (ja) 2015-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015190256A1 (ja) たばこ製品用のフィルタ及びたばこ製品
JP6874041B2 (ja) 放射状に堅い喫煙物品フィルター
KR102504427B1 (ko) 캡슐을 포함하는 필터를 구비한 흡연 물품
JP6649900B2 (ja) 換気された口側端くぼみを備えた喫煙物品
KR102245876B1 (ko) 마우스 말단의 오염이 감소된 흡연 물품
KR101804349B1 (ko) 삽입식 필터 유닛
HK1113646A1 (en) Cigarettes and filter subassemblies with sqeezable flavor capsule and methods of manufacture
EP2578095A3 (en) Flavour capsule for enhanced flavour delivery in cigarettes
WO2009010176A2 (de) Tabakersatzstoff und tabakersatzstofff-formkörper
EP3039972A1 (en) Elongate delivery device including liquid release component
CA2801373C (en) Tobacco smoke filter
JP6367468B2 (ja) たばこ製品用フィルタおよびたばこ製品
RU2625736C2 (ru) Курительное изделие, содержащее табак высокой плотности
WO2004076289A3 (en) A container comprising nicotine and the use and manufacture thereof
RU107025U1 (ru) Конструкция капсулы для сигаретного фильтра (варианты)
TW201521607A (zh) 香煙用濾嘴
KR102265731B1 (ko) 담배 필터 권지 및 이를 포함하는 담배 필터
DE202008002676U1 (de) Genuß- und Rauchzigarette ohne Nikotin/Tabak/Kraut
JP3134391U (ja) パイプ用フィルタ
RU2796054C2 (ru) Курительное изделие с полостью на конце, подносимом ко рту, и вентиляцией
KR101775672B1 (ko) 담배 필터 기능 부가 장치
JP5306931B2 (ja) フィルター付きシガレット
JP2006109819A (ja) 健康喫煙具
TW201544019A (zh) 附有過濾器之吸煙物品