JP2017135642A - 電話音声モニタリング評価システム - Google Patents

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真也 松下
Shinya Matsushita
真也 松下
齋藤 雅人
Masato Saito
雅人 齋藤
高島 俊哉
Toshiya Takashima
俊哉 高島
琴野 今田
Kotono Imada
琴野 今田
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【課題】スーパーバイザまたはモニタリング担当者等によるモニタリング評価とカリブレーションとモニタリング評価レポート作成とフィードバックを不要とする技術を提供すること。【解決手段】各オペレータと顧客の会話(通話)の通話録音ファイル(音声ファイル)を作成し、当該通話録音ファイルにおける音声認識と感情認識を組み合わせて、音声分析し、当該音声分析結果を元にモニタリングチェック項目のテキストデータを作成し、当該テキストデータから各オペレータの評価を自動化し、かつ、各オペレータの評点と比較したい評点、及び顧客/オペレータ発話割合、オペレータ個人やコンタクトセンタのパフォーマンスを示すレーダーチャートや各種グラフを含むモニタリングレポート(個人別パフォーマンスシート)を作成して出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、オペレータモニタリング評価システム、特にコンタクトセンタなどに適用して好適であり、顧客とオペレータ間における音声(発話)を認識して電話対応オペレータのモニタリング評価、モニタリング評価レポートを作成し、フィードバックする電話音声モニタリング評価システム及び電話音声モニタリング評価方法に関する。
コールセンタのオペレータと顧客との会話の音声を分析し、分析結果と評価基準とをもって、会話の採点を行う装置として、特開2014−123813号公報(特許文献1)に記載の技術がある。この公報には、「音声分析部14は、音声蓄積部13から音声ファイルを読み込む機能を有する。また、音声分析部14は、読み込んだ音声ファイルを、言語分析、対話分析および感情分析の3つの要素を組み合わせて、分析する機能を有する。その際、音声分析部14は、評価パラメータ入力部11から分析の種類ごとに評価パラメータを取得し、これを分析に使用する。」(明細書の段落0030参照)という記載がある。
特開2014−123813号公報
特許文献1に記載された発明によれば、音声ファイルから音声分析、音声分析結果の蓄積、採点、チェックシート生成、評価、チェックシート表示、音声ファイルのランキング、採点結果の修正、採点基準にフィードバック、等により、コールセンタのオペレータと顧客の会話をコールセンタの特徴に合わせて評価できるという効果を奏する。
しかし、特許文献1では、感情などの要素や対話特性による評価を行える効果に留まり、各オペレータの評価のばらつきを少なくするためのモニタリング評価とカリブレーション(Calibration)とフィードバックが必要であった。カリブレーションとは、モニタリング担当者(オペレータ)が同一のコールで発生するモニタリング評価のブレをなくして、一貫した評価を行うために実施する話し合い、つまり、スーパーバイザまたはモニタリング担当者による評価基準のすりあわせが必要であり、このすりあわせをスーパーバイザまたはモニタリング担当者に頼っているのが現状であった。
そこで、本発明では、スーパーバイザまたはモニタリング担当者等によるモニタリング評価とカリブレーションとモニタリング評価レポート作成とフィードバックを不要とする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明のオペレータモニタリング評価システムの一つは、例えば、各オペレータと顧客の会話(通話)の通話録音ファイル(音声ファイル)を作成し、当該通話録音ファイルにおける音声認識及び感情認識に基づいて、音声分析しテキスト化し、当該テキストとモニタリングチェック項目の評価基準とを比較し、各オペレータの評価、顧客/オペレータ発話割合を含むモニタリング評価レポート(個人別パフォーマンスシート)の作成を自動化して出力するものである。
本発明によれば、人によるモニタリングと、カリブレーション(すりあわせ)と、モニタリングレポートの作成と、フィードバックを必要としない電話音声モニタリング評価システムを提供できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明をコンタクトセンタのオペレータ端末と連携した電話音声モニタリングシステムの構成例を示すブロック図。 図2は、音声認識サーバ(演算装置)の機能ブロック図。 図3は、電話音声モニタリング評価システムの処理手順を示すフローチャート。 図4は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/グループ別パフォーマンスシート(日次)の一例を示す図。 図5は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(案件毎)のフィードバックシートの一例を示す図。 図6は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(日次、および、月次)の一例を示す図。 図7は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(半年毎)の一例を示す図。 図8は、顧客とオペレータ間の会話を対応付けして文字及び会話時間、感情、オペレータへの応対評価に関する通知メッセージ(要注意ワード、NGワード、OKワードなど)、オペレータへの作業指示等の注意喚起をオペレータ端末のディスプレイに表示した表示画面例を示す図。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
本例は、コンタクトセンタにおいて、顧客とオペレータ間の会話(通話)におけるオープニング、クロージング等のマナーチェック、要注意ワード、NGワード、OKワードなどのチェック、音声から感情を認識して評価する、電話音声モニタリング評価システムである。そして、電話音声モニタリング評価システムは、このモニタリングの結果を元に各オペレータ(個人)及びオペレータが所属するグループの評点(平均)、通話時間、並びに顧客(cus:カスタマ)対オペレータ(ope)との発話割合(cus/ope発話割合)、評価項目毎のレーダーチャート、評価項目毎の評点推移とグループの平均の推移を生成し、出力する。
コンタクトセンタとは、企業において、顧客への対応業務を専門に行う業務・部門である。顧客の業種には、例えば、金融、保険、製造、自動車、サービス、流通サービス、IT、公共、学校、などがあるが、本例では、金融をサンプルとして説明する。
図1は、本発明をコンタクトセンタのオペレータ端末14と連携した電話音声モニタリングシステムの構成例を示すブロック図である。
電話音声モニタリング評価システム1は、電話端末11、コンバージャー13、オペレータ端末(パーソナルコンピュータ)14、音声認識サーバ12、出力装置(プリンタ、ディスプレイ)15、を有する。
そして、電話音声モニタリング評価システム1は、音声認識部1212にて認識した音声情報(音声認識データ)と感情認識部1213にて認識した感情情報(感情認識データ)を組み合わせてオペレータ評価のためのモニタリング作業を自動化する機能を有する。
ここで、組み合わせたオペレータ評価とは、例えば、モニタリングチェック項目における「項番2」に対する「項目」で「オープニングで挨拶した」に対して、音声認識データが「ありがとうございます。」と挨拶したならば、「適切な応答」であると評価して評点を高くする。しかし、その一方、感情認識データが「その応答に感情が籠っていない」と評価すれば、評点を低くする。そして、上記両者の評価を組み合わせて総合的に評点を決定するとの意味である。
以下、電話音声モニタリング評価システム1を構成する各部の動作について説明する。
電話端末11は、ネットワーク2を介して顧客電話端末3の顧客(ユーザ)との通話(会話)を行うものである。
コンバージャー13は、顧客電話端末3とオペレータ端末14間の通話(会話)の音声を音声ファイルに変換し、通話録音ファイル(以下、音声ファイルと称する)を作成する機能を有する。音声ファイルは、音声認識サーバ12の記憶装置122に記憶する。本例では、コンバージャー13を備えているが、これは、音声認識部1212で代用してもよい。
音声認識サーバ12は、演算装置121、記憶装置122、を有し、記憶装置122に記憶された音声ファイルの音声を認識する機能、当該認識した音声認識結果を元にテキストデータを作成する機能を有する。また、作成したテキストデータの音声を分析する機能、当該分析した結果を元にモニタリング評価レポート(個人別パフォーマンスシート)を生成、出力する機能を有する。
演算装置(制御装置)121は、例えば、CPUからなり、電話音声モニタリング評価システム1の動作制御を司り、内部に格納されたプログラムに従って電話音声モニタリング評価システム1を構成する上記電話端末11、コンバージャー13、オペレータ端末14、音声認識サーバ12、出力装置(プリンタ、ディスプレイ)15、などの動作を制御する。
図2は、音声認識サーバ(演算装置・記憶装置)12の機能ブロック図である。
音声認識サーバ12における演算装置121は、通話録音ファイル(音声ファイル)受信部1211、音声認識部1212、感情認識部1213、音声分析部1214、テキストデータ作成部1215、評価部(個人別パフォーマンス)1216、モニタリング評価レポート作成部1217、モニタリング評価レポート出力部1218、を有する。
通話録音ファイル(音声ファイル)受信部1211は、記憶装置122に記憶された音声ファイルを受信する。
音声認識部1212は、音声ファイルの音声(顧客及び/又はオペレータ音声)を認識し、音声情報(認識データ)を出力する。
感情認識部1213は、音声ファイルの音声から感情、例えば、声の張り、声の明るさ、重複、声のクリア感、声の高さ(トーン)、声の大きさ(強さ)、などを認識し、感情認識情報(感情データ)を出力する。
音声分析部1214は、音声認識部1212にて認識した音声情報(音声認識データ)と感情認識部1213にて認識した感情情報(感情認識データ)を組み合わせてオペレータ評価のためのモニタリング作業の自動化を可能とする音声分析をする。
テキストデータ作成部1215は、音声分析部1214にて分析した音声をテキストデータに変換し、テキストデータを作成する。この作成したテキストデータは、オペレータ端末14に供給する。オペレータ端末14は、テキストデータをディスプレイに表示する(図8参照)。
評価部(個人別パフォーマンス)1216は、テキストデータ作成部1215におけるテキストデータについてモニタリングチェック項目別に評価(電話オペレータ自動モニタリングの品質評価)し、当該評価を評点(数値化)として出力する。つまり、各オペレータの個人別パフォーマンスを評価する。この評価は、予め設定された評価パラメータ(数値)と比較して行う。
モニタリング評価レポート作成部1217は、評価部1216における評価結果(評点)を元にモニタリング評価レポート、例えば、本システム側の指示を受けて、前記モニタリングチェック項目の項番毎の評点を含む案件毎のモニタリングフィードバックシート、モニタリングチェック項目の項番毎の評点を含む日次毎、月次毎、モニタリングチェック項目の項番毎の評点を含む半年毎の個人別パフォーマンスシート、の何れかを、作成時間を任意で設定し、自動生成する。
個人別パフォーマンスシート(図4〜図7参照)には、例えば、オペレータ個人の評点(個人平均)と比較したい評点(当該オペレータが所属するグループの平均評点や最高評点、ベンチマーク、当該オペレータの過去の評点など)、及び顧客対オペレータの発話割合(cus/ope発話割合)、などを含んでいる。cus/ope発話割合は、それぞれの通話時間をタイマーにより計測することにより求める。グループとは、オペレータが属するコンタクトセンタ、コンタクトセンタの同じ受付チームなどである。
このようにオペレータの評点と比較したい評点を各項目に対比して示し、また、顧客対オペレータの発話割合(cus/ope発話割合)を対比して示し、評価コメントと改善案を示す。このように示した個人別パフォーマンスシートにより、オペレータ自身により、対応の良し悪しの把握と改善を図ることが可能である。モニタリング個人別パフォーマンスシートについては後述する。
モニタリング評価レポート出力部1218は、モニタリング評価レポート作成部1217にて作成したモニタリング評価レポートを出力装置15のプリンタやオペレータ端末14やその他ネットワーク上の端末に出力し、プリンタやディスプレイにて印刷や表示可能とする。
記憶装置122は、音声ファイルを記憶する通話録音ファイル(音声ファイル)DB1221、テキストデータを記憶するテキストデータDB1222、モニタリングチェック項目を記憶するモニタリングチェック項目DB1223、評価パラメータを記憶する評価パラメータDB1224、ログDB1225、要注意・NG・OKワードDB1226を有する。
図3は、電話音声モニタリング評価システム1の処理手順を示すフローチャートである。
図3のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップS1211:電話端末11は、顧客(カスタマ)とオペレータの会話(通話)の音声を受信する。このとき、タイマーにより、顧客(カスタマ)とオペレータの会話の通話時間を計測する。
ステップS1210:コンバージャー13は、音声(信号)を音声ファイルに変換し、顧客と各オペレータの音声ファイルを作成する。
ステップS1212:音声認識部1212は、音声ファイルの各オペレータの音声を認識し、音声をテキストデータとして作成する。
ステップS1213:感情認識部1213は、ステップS1210における音声ファイルの音声から感情(声の高さや音量など)から感情レベルを検出して、問題のある会話を抽出し、顧客とオペレータの声やクリア感などを判断する。係る技術は、公知であるので、その詳細説明は省略する。
ステップS1214:音声分析部1214は、ステップS1212における音声認識データとステップS1213における感情認識データの結果を組み合わせてモニタリングチェック項目(DB1223)に対する音声を分析する。モニタリングチェック項目は、後述する。
ステップS1215:テキストデータ作成部1215は、音声分析部1214にて分析した音声をテキストデータに変換し、テキストデータを作成する。
ステップS1216:評価部1216は、分析した結果を既存の方法にて評価する。この評価は、オペレータ毎に個人別パフォーマンスとして評価する。
ステップS1217:モニタリング評価レポート作成部1217は、ステップS1216における個人別パフォーマンスを受け、モニタリング評価レポート、つまり個人別パフォーマンスシートを作成する。個人別パフォーマンスシートは、例えば、モニタリングチェックの項目、評点、通話時間、顧客/パフォーマンス発話割合、評価コメント、改善案、項目別レーダーチャート、などを含む。
ステップS1218:モニタリング評価レポート出力部1218は、ステップS1217にて作成したモニタリング評価レポートを出力(含顧客/オペレータ発話割合)する。
上述したステップS1213〜ステップS1218は、音声認識部1212にて認識した音声情報(音声認識データ)と感情認識部1213にて認識した感情情報(感情認識データ)を組み合わせてオペレータ評価のためのモニタリング作業を自動化する機能を説明するものである。
係るステップにより、スーパーバイザやモニタリング担当者等によるモニタリング評価とカリブレーションとモニタリング評価レポート作成とフィードバック作業が省略できる。
図4は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/グループ別パフォーマンスシート(日次)の一例を示す図である。
モニタリング評価レポート/グループ別パフォーマンスシート(日次)41は、モニタリング(金融グループ)yyyy年MM月dd日における一例を示すものであり、オペレータ411、通話開始時間412、通話終了時間413、モニタリング項目414の(1〜20)4141の項番毎の評点とログの点数、重み4142、通話時間415、サイトコード416、その他、例えば、案件内容、評価コメントや改善提案などの各情報欄を含む。
図5は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシートのフィードバックシート(案件毎のモニタリングフィードバックシート)の一例を示す図である。
モニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(案件毎)のフィードバックシート51は、図4から1案件毎に展開され、オペレータ名511、通話時間(通話開始時間512、通話終了時間513)、通話録音番号(通録No)514、お客様名515、機器・号機516、ご担当者名517、等の案件内容、復唱したお客様名518、復唱した機器・号機519、復唱したご担当者名520、等の復唱した内容、モニタリング項目522の重み523、項番毎の評点524、評価コメント(良い点に関するコメント526、問題と思われる点とその改善提案527、他)、NG・不適切ワード及び適切ワード等の発話回数525、パフォーマンスチャート528、評価項目毎のレーダーチャート529、顧客対オペレータの発話割合530、含む。
モニタリングの項目522には、例えば、以下のようなモニタリングチェック項目を含み、これらの項目には、重み付けする。
「項番」 「項目」
1 「オープニングで名乗った」
2 「オープニングで挨拶した」
3 「サイトを確認した」
4 「機器・号機を確認した」
5 「現象・用件を確認した」
6 「連絡先または連絡先電話番号を確認した」
7 「来歴を確認した」
8 「業務影響を確認した」
9 「契約について確認した」
10 「申告者に連絡要否を確認した」
11 「緊急障害に関わる状況を確認した」
12 「重要障害に関わる状況を確認した」
13 「言葉遣い・態度でクレームになる可能性がある」
14 「言葉遣い・態度が不適切である」
15 「言葉遣い・態度が適切である」
16 「保留前の言葉を述べた」
17 「保留後の言葉を述べた」
18 「お客様情報をこちらから伝えた」
19 「クロージングで名乗った」
20 「クロージングで挨拶した」
重み519は、例えば、「即U」、「要U」、「要B」、などを付し、評点524は、例えば、数値で表記する。
「即U」は、即刻改善が必要な、お客様に影響する項目を意味し、「要U」は、改善が必要であり、お客様に影響する項目を意味し、「要B」は、改善が必要であり、ビジネスに影響する項目、を意味する。
モニタリングチェック項目(DB1223)と評価パラメータ(DB1224)は、項目数、項目内容、項目毎の評価パラメータとも変更可能である。
項目毎の重みは、「即刻改善」や「改善必要」などの2段階に限らず任意の段階で設定可能であり、項目毎の評点に重み付けすることが可能である。
パフォーマンスチャート528は、評点と発話割合と通話時間とのバランスを図示の如く、表示したものであり、項目別レーダーチャート529は、挨拶、機器確認、用件確認、言葉遣い、連絡先確認、サイト確認、などの項目を図示の如く表記したものであり、cus/ope発話割合530は、顧客とオペレータの発話の割合をグラフで表記したものである。
図6は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(日次、および/又は、月次毎の個人別パフォーマンスシート)の一例を示す図である。
モニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(日次、および、月次)61は、モニタリングの項目618の項番毎の評点620(オペレータ個人の平均、グループ平均)、パフォーマンスレーダーチャート624、評価項目毎のレーダーチャート625、顧客対オペレータの発話割合626、評点と通話時間(グループ平均、個人平均)を対比して示すグラフ627、628、NG・不適切ワード及び適切ワード等の発話回数順位623、評価コメントや改善提案621、などの各情報欄を含む。項番毎の評点(個人の平均、グループ平均)620と、評点と通話時間(グループ平均、個人平均)を対比して示すグラフ627、628は、比較したい評点とオペレータの値を示すものに代えてもよい。
図7は、顧客として金融機関をサポートするグループのオペレータのモニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(半年毎の個人別パフォーマンスシート)の一例を示す図である。
モニタリング評価レポート/個人別パフォーマンスシート(半年毎)71は、例えば、モニタリングの項目618の項番毎の評点を示す折れ線グラフ(グループの平均点と比較した評点の推移)727、オペレータの通話時間とグループの平均通話時間のグラフ728、NG・不適切ワード及び適切ワード等の発話回数順位723、パフォーマンスレーダーチャート724、評価項目毎のレーダーチャート725、顧客対オペレータの発話割合726、面談者(マネージャ、スーパーバイザ、モニタリング担当者等)とオペレータのコメント729、などの情報欄を含む。
図8は、顧客とオペレータ間の会話を対応付けして文字及び会話時間、感情、オペレータへの応対評価に関する通知メッセージ(要注意ワード、NGワード、OKワードなど)、オペレータへの作業指示等の注意喚起をオペレータ端末のディスプレイに表示した表示画面例を示す図である。
表示画面81には、図示の如く、テキストデータにおける顧客(カスタマ)811とオペレータ812の会話と感情を示すマーク(記号、色、イラスト等)814を時系列に表示する。これにより、オペレータ自身は、顧客との間で、どのようなことをどのような時間でどのような会話のやり取りがなされたか、また、その時の感情などを客観的に把握することができる。
また、オペレータや顧客(カスタマ)が、要注意ワード、NGワード、OKワードを発話時、各ワードの即時指摘813とともに、あらかじめ要注意・NG・OKワードDBに登録しておいた対応策や応対方法を表示し、オペレータに促すことができる。
以上述べた実施例によれば、オペレータ個々の評価点、顧客の評価点、顧客対オペレータの発話割合(cus/ope発話割合)を含む個人別パフォーマンスシートを作成し出力することにより、カリブレーション、つまり、1つのコールについて同一の評価シートを使って評価者全員がモニタリングし、評価項目毎に平均値を出したあと、各評価者が項目毎に平均と自身の評価点を比較して差が何を意味しているのかを検討するようなことがなくなる。
また、電話音声モニタリングシステムを統括するコンタクトセンタ事業者側において、品質維持・向上のために必要なオペレータのモニタリング作業の自動化による工数低減、評価基準の標準化、全件チェックによる評価精度向上が見込める。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Draive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
1 電話音声モニタリング評価システム
2 ネットワーク
3 顧客電話端末
11 電話端末
12 音声認識サーバ
13 コンバージャー
14 オペレータ端末
15 出力装置(プリンタ、ディスプレイ)
121 演算装置(CPU)
122 記憶装置
1211 通話録音ファイル(音声ファイル)受信部
1212 音声認識部
1213 感情認識部
1214 音声分析部
1215 テキストデータ作成部
1216 評価部(個人別パフォーマンス)
1217 モニタリング評価レポート作成部
1218 モニタリング評価レポート出力部
1221 通話録音ファイル(音声ファイル)
1222 テキストデータDB
1223 モニタリングチェック項目DB
1224 評価パラメータDB
1225 ログDB
1226 要注意・NG・OKワードDB

Claims (4)

  1. 音声及び感情を認識する機能を有する音声認識サーバを備えた電話音声モニタリング評価システムにおいて、
    前記音声認識サーバは、
    顧客とオペレータ間の会話における顧客とオペレータの音声及び顧客とオペレータの感情を認識し、
    前記認識した顧客とオペレータの音声及び顧客とオペレータの感情を元に音声分析する手段と、
    前記音声分析した結果を元にテキストデータを作成する手段と、
    前記テキストデータ及びモニタリングチェック項目を示す情報を元に当該モニタリングチェック項目に対するテキストデータの顧客とオペレータの音声について個人別パフォーマンスを評価する手段と、
    前記個人別パフォーマンスの評価を元にモニタリングチェック項目、評点、顧客対オペレータの発話割合、の各情報を含む、モニタリングレポートを作成し、出力する手段と、
    を備えたことを特徴とする電話音声モニタリング評価システム。
  2. 請求項1に記載された電話音声モニタリング評価システムにおいて、
    前記モニタリングレポートを作成し、出力する手段は、
    前記モニタリングチェック項目の項番毎の評点を含む案件毎のモニタリングフィードバックシート、モニタリングチェック項目の項番毎の評点を含む日次毎、月次毎、モニタリングチェック項目の項番毎の評点を含む半年毎の個人別パフォーマンスシート、の何れかを出力する、
    ことを特徴とする電話音声モニタリング評価システム。
  3. 請求項2に記載された電話音声モニタリング評価システムにおいて、
    前記モニタリングレポートは、さらに
    評点、発話割合、通話時間を含むパフォーマンスレーダーチャート、前記モニタリングチェック項目の項目別レーダーチャート、オペレータが属するグループの評点、通話時間の平均値情報、を含む
    ことを特徴とする電話音声モニタリング評価システム。
  4. 音声及び感情を認識する機能を有する音声認識サーバを備えた電話音声モニタリングシステムにおける電話音声モニタリング評価方法において、
    前記音声認識サーバは、
    顧客とオペレータ間の会話における顧客とオペレータの音声及び顧客とオペレータの感情を認識する工程、
    前記認識した顧客とオペレータの音声及び顧客とオペレータの感情を元に音声分析する工程、
    前記音声分析した結果を元にテキストデータを作成する工程、
    前記テキストデータ及びモニタリングチェック項目を示す情報を元に当該モニタリングチェック項目に対するテキストデータの顧客とオペレータの音声について個人別パフォーマンスを評価する工程、
    前記個人別パフォーマンスの評価を元にモニタリングチェック項目、評点、顧客対オペレータの発話割合、の各情報を含む、モニタリングレポートを作成、出力する工程、
    の各工程を演算装置に実行させることを特徴とする電話音声モニタリング評価方法。

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