JP2022032278A - 質問回答装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回答できなかった質問文と回答文とのセットをデータベースに効率的に記憶させることができる質問回答装置を提供すること。【解決手段】本開示の質問回答装置1は、ユーザとの対話ログデータから、ユーザの質問文を抽出する対話ログ処理部112と、ユーザの質問文と予め記憶された質問文との類似度が所定の基準よりも低いか否かを判定する類似度判定部114と、を備える。質問回答装置1は、対話ログデータに含まれる質問文におけるユーザの質問文の頻度が所定の基準よりも高いか否かを判定する頻度判定部115を備える。質問回答装置1は、類似度が所定の基準よりも低い場合、かつ頻度が所定の基準よりも高い場合、ユーザの質問文とユーザの質問文に対する管理者の回答文とをデータベースに登録する登録部116を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、質問回答装置に関する。
テキストを用いた自動応答システム(例、チャットボット)において、ユーザからの質問に対して回答できるように知識を拡充するための学習をする技術が種々提案されている。
特許文献1では、ユーザからの質問文に回答できなかった場合、ユーザからの質問文とその質問文をユーザに回答させて取得した回答文とに基づいて、知識を拡充するための学習をする技術が開示されている。
特開2019-061482号公報
しかし、特許文献1に係る技術では、自動応答システムが回答できなかったユーザからの質問文を抽出し、抽出した全て質問文に対する回答文を作成する。そのため、回答できなかった質問文と回答文とのセットをデータベースに効率的に記憶させることは難しいという問題点があった。
本開示では、回答できなかった質問文と回答文とのセットをデータベースに効率的に記憶させることができる質問回答装置を提供することを目的とする。
本開示の質問回答装置は、ユーザとの対話ログデータから、ユーザの質問文を抽出する対話ログ処理部と、前記ユーザの質問文と予め記憶された質問文との類似度が所定の基準よりも低いか否かを判定する類似度判定部と、前記対話ログデータに含まれる質問文における前記ユーザの質問文の頻度が所定の基準よりも高いか否かを判定する頻度判定部と、前記類似度が所定の基準よりも低い場合、かつ前記頻度が所定の基準よりも高い場合、前記ユーザの質問文と前記ユーザの質問文に対する管理者の回答文とをデータベースに登録する登録部と、を備える。
本開示によって、回答できなかった質問文と回答文とのセットをデータベースに効率的に記憶させることができる質問回答装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る質問回答装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る質問回答装置の動作の概要を示す模式図である。 第1の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る質問回答装置における第1の出力画面を示す模式図である。 第1の実施形態に係る質問回答装置における第2の出力画面を示す模式図である。 第2の実施形態に係る質問回答装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る質問回答装置における評価入力画面を示す模式図である。 第2の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る質問回答装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る質問回答装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る質問回答装置の動作を示すフローチャートである。
以下では、本開示を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を用いて、第1の実施形態に係る質問回答装置1の構成及び動作の概要を説明する。図1は、第1の実施形態に係る質問回答装置1の構成を示すブロック図である。質問回答装置1は、制御部11、対話ログDB12、既存知識DB13、出力装置14及び入力装置15を備える。質問回答装置1は、例えばPC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット等のユーザ端末である。
制御部11は、対話ログDB12、既存知識DB13、出力装置14及び入力装置15と接続し、接続した各構成を制御する。制御部11は、記憶手段に格納された各種プログラムに基づいて、各種制御を実行する機能を有し、中央演算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)等により実現される。
また、制御部11は、チャット処理部111、対話ログ処理部112、ゴミデータフィルタ部113、類似度判定部114、頻度判定部115及び登録部116を備える。
図2は、第1の実施形態に係る質問回答装置1の動作の概要を示す模式図である。図2に示すように、質問回答装置1において、例えばチャットボットなどのアプリケーションを起動することによって、アプリケーションのユーザと対話を行うことができる。チャットボットは、テキストを用いてユーザと自動で対話を行うアプリケーションである。質問回答装置1は、ユーザから質問を受けると、その質問に対して回答する。
チャット処理部111は、入力装置15に入力されたユーザの質問文を入力装置15から取得する。チャット処理部111は、取得したユーザの質問文に対応する回答文を既存知識DB13から抽出する。ここで、既存知識DB13は、質問文(以下、既存の質問文)と質問文に対する回答文(以下、既存の回答文)とを紐づけて記憶している。そして、チャット処理部111は、既存知識DB13から抽出した回答文を出力装置14に出力させる。そうすることによって、チャット処理部111は、ユーザの質問に対して回答する。
また、チャット処理部111は、ユーザの質問文及びユーザの質問文に対する回答文(以下、ユーザへの回答文)を含む対話ログデータを対話ログDB12に記憶する。
また、図2に示すように、質問回答装置1において、チャットボットの管理用ソフトなどのアプリケーションを起動することによって、既存知識DB13を更新する環境を管理者に提供できる。具体的には、質問回答装置1は、対話ログDB12が記憶するユーザの質問文に基づいて、既存知識DB13が記憶する既存の回答文を更新することによって、ユーザへの回答文を更新することができる。さらに、質問回答装置1は、全てのユーザへの回答文を更新するのではなく、以下の構成で更新すべきユーザへの回答文を判定する。
対話ログ処理部112は、対話ログDB12からユーザの質問文を1又は複数選択し、選択した質問文から1件読み出す。
ゴミデータフィルタ部113は、対話ログ処理部112が読み出したユーザの質問文のなかから、タイプミスや「あ」「テスト」などといったゴミデータに該当するか否かを判定する。ゴミデータフィルタ部113は、例えばユーザの質問文が以下の条件が少なくとも1つに当てはまる場合、ゴミデータに該当すると判定する。
・自立語が含まれない質問文
・3文字以下である質問文
・事前登録したNGワードが含まれている質問文
類似度判定部114は、ユーザの質問と既存知識DB13に記憶されている既存の質問文との類似度が所定の基準よりも低いか否か判定する。ここで、類似度判定部114は、ユーザの質問文と既存の質問文との類似度を判定することによって、ユーザの質問文に対する回答文を既存知識DB13に記憶しているかどうか判定できる。すなわち、チャットボットがユーザに対して正しく回答できたかどうかを判定することができる。具体的には、類似度判定部114は、例えば以下の方法で類似度を算出する。類似度判定部114は、類似度を例えばパーセント(%)で算出する。
・既存の質問文に同じ自立語が含まれている割合を類似度とする。
・単語をベクトル化したモデルにより、既存の質問文との距離を測って近似度(すなわち、類似度)を算出する。
頻度判定部115は、ユーザの質問文の頻度が所定の基準より高いか否かを判定する。ここで、頻度判定部115は、ユーザの質問の頻度を算出することによって、ユーザの質問が頻繁にされるか否かを判定することができる。具体的には、頻度判定部115は、対話ログDB12にアクセスし、類似度判定部114において用いられる類似度の算出方法を用いて、ユーザの質問文と対話ログDB12が記憶する質問文との類似度を算出する。そして、頻度判定部115は、所定の基準より類似度の高い対話ログDB12が記憶する質問文の個数を算出する。頻度判定部115は、算出した個数に基づいて、頻度を例えば回数(回)で算出する。頻度判定部115は、ユーザの質問文の頻度が所定の基準(回)より高いか否かを判定する。
登録部116は、判定結果を出力装置14に出力させる。判定結果は、ユーザの質問文と、類似度判定部114が算出した類似度と、頻度判定部115が算出した頻度とを含んでいる。ここで、登録部116は、チャットボットの管理ソフトを介して、判定結果を出力してもよい。
また、登録部116は、ユーザの質問文に対する管理者の回答文を入力装置15から取得する。そして、登録部116は、ユーザの質問文と管理者の回答文とを紐づけて既存知識DB13に記憶する。
対話ログDB12及び既存知識DB13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の記憶手段である。
対話ログDB12は、ユーザの質問文とユーザへの回答文とを含む対話ログデータを記憶する。
既存知識DB13は、既存の質問文と既存の回答文とを紐づけて記憶している。なお、既存知識DB13が記憶する質問文と回答文は、管理者が管理ソフト等を用いて予め登録しておいてもよい。
出力装置14は、LCD(Liquid Crystal)や有機EL(Electro Luminescence)素子等であり、制御部11から供給された情報を変換しユーザに視覚的に伝達する。また、出力装置14は、スピーカ等によって、制御部11から供給された情報を音声で出力する。
入力装置15は、キーボード、マウス、タッチパネルやマイク等であり、ユーザによって入力された情報を変換し制御部11に供給する。
なお、チャットボットやチャットボットの管理ソフトなどのアプリケーションは、質問回答装置1が備える記憶手段(不図示)に予め記憶されている。そして、制御部11は、各アプリケーションを実行する。
続いて、図3を用いて、第1の実施形態に係る質問回答装置1の動作を説明する。図3は、第1の実施形態に係る質問回答装置1の動作を示すフローチャートである。以下、質問回答装置1が既存知識DB13を更新する動作について詳細に説明する。
質問回答装置1は、任意のタイミングで既存知識DB13を更新する。例えば、質問回答装置1は、管理者が既存知識DB13の拡充をしたいと考え操作したタイミング又は定期的に管理ソフトを立ち上げるタイミングなど、一定期間ごとに既存知識DB13を更新する。また、質問回答装置1は、ユーザがチャットボットにおいて質問をするたびに既存知識DB13を更新する。
まず、対話ログ処理部112は、対話ログDB12からユーザの質問文を読み出す(ステップS101)。対話ログ処理部112は、ユーザの質問文を1又は複数選択し、選択した質問文から1件読み出す。
次に、ゴミデータフィルタ部113は、ユーザの質問文がゴミデータに該当するか否かを判定する(ステップS102)。ゴミデータに該当する場合(ステップS102 YES)、質問回答装置1は、ステップS106の処理に進む。なお、ユーザがチャットボットにおいて質問をするたびに質問回答装置1が既存知識DB13を更新する場合、例えばユーザに「情報が足りないのでもう少し情報を追加して再度質問してください」等の案内を提示してもよい。そうすることによって、ユーザは再質問をしやすくなる。
一方、ゴミデータに該当しない場合(ステップS102 NO)、類似度判定部114は、ユーザの質問文と既存の質問文との類似度が所定の基準より低いか否かを判定する(ステップS103)。
既存の質問文との類似度が所定の基準以上の場合(ステップS103 NO)、質問回答装置1は、ステップS106の処理に進む。
一方、既存の質問文との類似度が所定の基準より低い場合(ステップS103 YES)、頻度判定部115は、ユーザの質問文の頻度が所定の基準より高いか否かを判定する(ステップS104)。なお、質問回答装置1は、ステップS104の処理をステップS103の処理の前に行ってもよい。
頻度が所定の基準以下の場合(ステップS104 NO)、質問回答装置1は、ステップS106の処理に進む。
一方、頻度が所定の基準より高い場合(ステップS104 YES)、登録部116は、判定結果を管理者に対して出力する(ステップS105)。判定結果は、ユーザの質問文と、類似度判定部114が算出した類似度と、頻度判定部115が算出した頻度とを含んでいる。具体的には、登録部116は、判定結果を出力装置14に供給する。出力装置14は、管理者に対して供給された判定結果を出力する出力装置14は、例えばディスプレイに判定結果を表示して、管理者が判定結果を管理できるようにする。
なお、質問回答装置1がステップS105を実行するたびに、判定結果を追加して出力し、ユーザの質問文に対する複数の判定結果を出力できる。出力される判定結果については後述する。
次に、対話ログ処理部112は、対話ログDB12から選択したユーザの質問の読み出しを完了したか否かを判定する(ステップS106)。ユーザの質問の読み出しを完了していない場合(ステップS106 NO)、質問回答装置1は、ステップS101の処理に進む。この場合、対話ログ処理部112は、次のユーザの質問文を1件読み出す。
一方、ユーザの質問の読み出しを完了した場合(ステップS106 YES)、管理者は、出力された判定結果に基づいて、ユーザの質問文に対して回答文を入力する。そして、登録部116は、ユーザの質問文と入力された管理者の回答文とを紐づけて既存知識DB13に登録する(ステップS107)。
具体的には、ユーザの質問の読み出しを完了した時点で、例えば図4に示すように登録部116は、判定結果を出力している。図4は、第1の実施形態に係る質問回答装置1における第1の出力画面14Aを示す。
第1の出力画面14Aは、判定結果テーブルと追加ボタン144とを含む。判定結果テーブルは、判定結果を格納しており、追加候補141、既存との類似度142及び質問された頻度143の項目を含む。追加候補141は、ユーザの質問文(例、有給申請の方法は?)を示す項目である。既存との類似度142は、そのユーザの質問文に対する類似度判定部114が算出した類似度(例、31%)を示す項目である。質問された頻度143は、そのユーザの質問文に対する頻度判定部115が算出した頻度(例、10回)を示す項目である。判定結果テーブルのレコードは、例えば既存との類似度142や質問された頻度143の項目の値によって、ソート可能である。また、追加ボタン144は、判定結果テーブルのレコードにそれぞれ対応している。追加ボタン144は、管理者によってクリックされると、出力装置14は、図5に示す第2の出力画面14Bを出力する。
管理者は、第1の出力画面14Aにおいて、追加候補141のなかから回答文を追加したいユーザの質問文を選択し、選択したユーザの質問文を含むレコードと対応する追加ボタン144をクリックする。追加ボタン144が管理者によってクリックされると、出力装置14は、図5に示す第2の出力画面14Bを出力する。以下、管理者が図5に示す「有給申請の方法は?」を含むレコードと対応する追加ボタン144をクリックしたと仮定する。
図5は、第1の実施形態に係る質問回答装置1における第2の出力画面14Bを示す。第2の出力画面14Bは、質問欄145及び回答欄146の項目を含む。また、第2の出力画面14Bは、登録ボタン147及び戻るボタン148のボタンを含む。質問欄145は、ユーザの質問文(例、有給申請の方法は?)を出力する項目である。質問欄145は、第1の出力画面14Aにおいて押下された追加ボタン144に対応するレコードに含まれる追加候補141である。回答欄146は、管理者が質問欄145に対する回答を入力する項目である。登録ボタン147は、回答欄146に入力された回答文を既存知識DB13に登録するボタンである。
管理者は、回答欄146に回答文(例、人事システムで登・・・)を入力する。そして、管理者が登録ボタン147を押下すると、登録部116は、既存知識DB13において、質問欄145に出力された質問文(すなわち、ユーザの質問文)と対応する既存の回答文を回答欄146に入力された回答文に更新する。なお、登録部116は、質問欄145に出力された質問文と回答欄146に入力された回答文とを紐づけて既存知識DB13に記憶してもよい。
第1の実施形態に係る質問回答装置1の対話ログ処理部112は、ユーザとの対話ログデータから、ユーザの質問文を抽出する。類似度判定部114は、ユーザの質問文と予め記憶された質問文との類似度を判定することによって、ユーザの質問文が既存知識DB13に含まれるか、すなわち、ユーザの質問に対して回答できなかったかどうか判定する。頻度判定部115は、対話ログデータに含まれる質問文におけるユーザの質問文の頻度を判定することによって、ユーザの質問が頻繁にされる質問であるか判定する。次に、登録部116は、類似度が所定の基準よりも低い場合、かつ頻度が所定の基準よりも高い場合、ユーザの質問文とユーザの質問文に対する管理者の回答文とをデータベースに登録する。すなわち、登録部116は、回答できなかったユーザの質問、かつ頻度の高いユーザの質問に対して選択的に回答文を作成し、データベースに登録することができる。
したがって、質問回答装置1は、回答できなかった質問文と回答文とのセットをデータベースに効率的に記憶させることができる。また、質問回答装置1では、完全な自動化ではなく、管理者のチェックを入れることによって、回答文などのデータの正しさを担保できる。
(第2の実施形態)
まず、図6を用いて、第2の実施形態に係る質問回答装置2の構成を説明する。図6は、第2の実施形態に係る質問回答装置2の構成を示す。質問回答装置2は、第1の実施形態に係る質問回答装置1の制御部11に、ユーザ評価判定部117を追加した構成を備える。
質問回答装置2のチャット処理部111は、図2に示すようにチャットボットなどのアプリケーションを介して、ユーザと対話を行う。その際、質問回答装置2のチャット処理部111は、質問回答装置1のチャット処理部111の機能に加え、図7に示すように、ユーザの質問文に対する回答文の評価を入力するための評価入力画面14Cをユーザに出力する。図7は、第2の実施形態に係る質問回答装置2における評価入力画面14Cを示す。
評価入力画面14Cは、ユーザ入力欄149とチャットボット回答欄1410とを含む。ユーザ入力欄149は、ユーザの質問文(例、人事システムについて教えて)を含む。チャットボット回答欄1410は、ユーザへの回答文(例、社内ポータルサイトから「人事システム」をクリックして利用できます。)を含む。また、チャットボット回答欄1410は、ユーザへの回答文に対するユーザの評価の入力項目を含む。
例えば、質問回答装置2は、「この回答は役に立ちましたか?」とユーザに質問して、「はい」または「いいえ」の項目をユーザに選択させる。「はい」がユーザに選択された場合、ユーザの評価を「高」とする。また、「いいえ」がユーザに選択された場合、ユーザの評価を「低」とする。ここで、対話ログDB12は、対話ログデータとして、ユーザの質問文とユーザへの回答文とユーザの評価とを紐づけて記憶している。
ユーザ評価判定部117は、ユーザへの回答文に対するユーザの評価が所定の基準より低いか否か判定する。具体的には、ユーザ評価判定部117は、ユーザの質問文に対応するユーザの評価を対話ログDB12から取得する。例えば、ユーザ評価判定部117は、ユーザの評価が「低」の場合、ユーザの評価が所定の基準より低いと判定する。また、ユーザ評価判定部117は、ユーザの評価が「高」の場合、ユーザの評価が所定の基準以上と判定する。
続いて、図8及び図9を用いて、第2の実施形態に係る質問回答装置2の動作を説明する。図8及び図9は、第2の実施形態に係る質問回答装置2の動作を示すフローチャートである。以下、質問回答装置2における既存知識DB13を更新する動作を詳細に説明する。
まず、質問回答装置2は、図3に示すステップS101からステップS103の処理を行う。そして、ユーザの質問文と既存の質問文との類似度が所定の基準以上の場合(ステップS103 NO)、ユーザ評価判定部117は、ユーザへの回答文に対するユーザの評価が所定の基準より低いか否か判定する(ステップS201)。
そして、ユーザの質問文に対するユーザの評価が所定の基準より低い場合(ステップS201 YES)、登録部116は、既存知識DB13が記憶する既存の質問文と既存の回答文との修正を管理者に依頼する(ステップS202)。具体的には、登録部116は、ユーザの質問文に対応する既存の質問文と既存の回答文とを既存知識DB13から取得する。登録部116は、既存の質問文と既存の回答文とを修正する修正画面を出力装置14に出力させる。
一方、ユーザの質問文に対するユーザの評価が所定の基準以上の場合(S201 NO)、質問回答装置2は、ステップS106の処理に進む。
次に、ステップS106の後、ステップS202において出力された修正画面において、管理者は、既存の質問文と既存の回答文とを修正する。そして、登録部116は、修正された既存の質問文と既存の回答文とを既存知識DB13に登録する(ステップS203)。この際、登録部116は、既存知識DB13において、修正前の既存の回答文を修正後と既存の回答文に更新してもよい。
したがって、第2の実施形態に係る質問回答装置2では、ユーザ評価が利用できることにより、既存知識DB13が記憶する既存の回答文にユーザが納得しているかどうかを確認できる。また、質問回答装置2では、ユーザが納得していない場合、既存の回答文を修正できる。また、質問回答装置2では、第1の実施形態に係る質問回答装置1において奏する効果を奏することができる。
(第3の実施形態)
まず、図10を用いて、第3の実施形態に係る質問回答装置3の構成を説明する。図10は、第3の実施形態に係る質問回答装置3の構成を示す。第3の実施形態に係る質問回答装置3は、第1の実施形態に係る質問回答装置1の制御部11に、ユーザ評価判定部117とコールセンタログ処理部118とを追加した構成を備える。そして、質問回答装置3は、質問回答装置1にコールセンタログDB16を追加した構成を備える。
コールセンタログ処理部118は、コールセンタログDB16と接続し、コールセンタログDB16からユーザの質問文と類似の質問文を抽出し、抽出した質問文に対するオペレータの回答文を取得する
コールセンタログDB16は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の記憶手段である。コールセンタログDB16は、質問文とその質問文に対するオペレータの回答文とのセットを複数記憶している。
続いて、図11及び図12を用いて、第3の実施形態に係る質問回答装置3の動作を説明する。図11及び図12は、第3の実施形態に係る質問回答装置3の動作を示すフローチャートである。以下、質問回答装置3における既存知識DB13を更新する動作を詳細に説明する。
まず、質問回答装置3は、図3に示すステップS101からステップS104の処理を行う。ユーザの質問文の頻度が所定の基準より高い場合(ステップS104 YES)、コールセンタログ処理部118は、コールセンタログDB16からユーザの質問文と類似の質問文を抽出し、抽出した質問文に対するオペレータの回答文を取得する(ステップS301)。
次に、質問回答装置3は、ステップS105からステップS106の処理を行う。なお、登録部116は、ステップS105における判定結果の出力を行わなくてもよい。
そして、登録部116は、管理者に対してオペレータの回答文の了承を得る(ステップS302)。具体的には、登録部116は、管理者に対し、「抽出した質問と回答の対をそのまま登録してよいか」等の質問を出力装置14に出力し、オペレータの回答文が正しいか否かの了承を得る。この際、登録部116は、例えば「はい」又は「いいえ」の選択肢を出力装置14に出力し、管理者に選択させてもよい。
管理者がオペレータの回答文の了承しなかった場合(ステップS302 NO)、登録部116は、管理者が修正した回答文を取得する(ステップS303)。
一方、管理者がオペレータの回答文の了承した場合(ステップS302 YES)、質問回答装置3は、ステップS304の処理に進む。
次に、登録部116は、ユーザの質問文と作成した回答文(オペレータの回答文、又は管理者がオペレータの回答文を修正した回答文)とを既存知識DB13に登録する(ステップS304)。
第3の実施形態に係る質問回答装置3では、コールセンタのログから類似の質問文及び回答文の候補を抽出し、管理者に回答文を提示する。したがって、質問回答装置3では、管理者が回答を一から作る必要がなく、場合によってはボタン一つで直ぐに回答文を登録できるため、管理者が回答文を作成する手間を削減することができる。また、質問回答装置3では、第1の実施形態に係る質問回答装置1及び第2の実施形態に係る質問回答装置2における効果を奏することができる。
(第4の実施形態)
まず、図13を用いて、第4の実施形態に係る質問回答装置4の構成を説明する。図13は、第4の実施形態に係る質問回答装置4の構成を示す。第4の実施形態に係る質問回答装置4は、第1の実施形態に係る質問回答装置1の制御部11に、NG文判定部119を追加した構成を備える。そして、質問回答装置4は、質問回答装置1にNG文DB17を追加した構成を備える。
NG文判定部119は、NG文DB17と接続し、ユーザの質問文とNG文DB17が記憶するNG文との類似度が基準値よりも低いか否かを判定する。類似度の算出方法は、類似度判定部114における類似度の算出方法と同様である。
NG文DB17は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の記憶手段である。NG文DB17は、NG文となる文章を複数種類記憶している。NG文となる文章は、予め設定されている。
続いて、図14及び図15を用いて、第4の実施形態に係る質問回答装置3の動作を説明する。図14及び図15は、第4の実施形態に係る質問回答装置4の動作を示すフローチャートである。以下、質問回答装置4における既存知識DB13を更新する動作を詳細に説明する。
まず、質問回答装置3は、図3に示すステップS101からステップS104の処理を行う。ユーザの質問文の頻度が所定の基準より高い場合(ステップS104 YES)、NG文判定部119は、ユーザの質問文とNG文DB17が記憶するNG文との類似度が基準値よりも低いか否かを判定する(ステップS401)。
NG文との類似度が基準値以上の場合(ステップS401 NO)、NG文判定部119は、NG文DB17にユーザの質問文を登録し、ユーザに案内を提示する(ステップS402)。その提示する案内は、例えばユーザに質問文の再入力を促す文章である。なお、ユーザが質問文を入力するたびに質問回答装置3が既存知識DB13を更新する動作を行わない場合、NG文判定部119がユーザに案内を提示しなくてもよい。
一方、NG文との類似度が基準値よりも低い場合(ステップS401 YES)、質問回答装置4は、ステップS105の処理に進む。
第4の実施形態に係る質問回答装置4は、ユーザの質問文にNG文が含まれていると判定した場合、管理者にユーザの質問文を提示しない。したがって、質問回答装置4は、管理者に不要な情報を提示することを低減するため、既存知識DB13への登録作業を効率化することができる。また、質問回答装置4は、ユーザの質問文にNG文が含まれていると判定した場合、再質問の案内を提示してユーザが再質問しやすい環境を提供するため、ユーザに次のアクションを促すことができる。また、質問回答装置4では、第1の実施形態に係る質問回答装置1と同様の効果を奏する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上述の実施形態における各構成は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくはその両方によって構成され、1つのハードウェア又はソフトウェアから構成してもよいし、複数のハードウェア又はソフトウェアから構成してもよい。各装置の機能(処理)を、CPUやメモリ等を有するコンピュータにより実現してもよい。例えば、記憶装置に実施形態における方法を行うためのプログラムを格納し、各機能を、記憶装置に格納されたプログラムをCPUで実行することにより実現してもよい。
これらのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random Access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 質問回答装置
2 質問回答装置
3 質問回答装置
4 質問回答装置
11 制御部
12 対話ログDB
13 既存知識DB
16 コールセンタログDB
17 NG文DB
14 出力装置
14A 第1の出力画面
14B 第2の出力画面
14C 評価入力画面
15 入力装置
111 チャット処理部
112 対話ログ処理部
113 ゴミデータフィルタ部
114 類似度判定部
115 頻度判定部
116 登録部
117 ユーザ評価判定部
118 コールセンタログ処理部
119 NG文判定部
141 追加候補
142 既存との類似度
143 質問された頻度
144 追加ボタン
145 質問欄
146 回答欄
147 登録ボタン
148 戻るボタン
149 ユーザ入力欄
1410 チャットボット回答欄

Claims (1)

  1. ユーザとの対話ログデータから、ユーザの質問文を抽出する対話ログ処理部と、
    前記ユーザの質問文と予め記憶された質問文との類似度が所定の基準よりも低いか否かを判定する類似度判定部と、
    前記対話ログデータに含まれる質問文における前記ユーザの質問文の頻度が所定の基準よりも高いか否かを判定する頻度判定部と、
    前記類似度が所定の基準よりも低い場合、かつ前記頻度が所定の基準よりも高い場合、前記ユーザの質問文と前記ユーザの質問文に対する管理者の回答文とをデータベースに登録する登録部と、を備える
    質問回答装置。
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