JP2017135443A - ジャケット型デバイス及びジャケット型デバイス付き携帯通信端末 - Google Patents

ジャケット型デバイス及びジャケット型デバイス付き携帯通信端末 Download PDF

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【課題】小さいコイル径のコイルアンテナを有するRFIDと容易に磁界結合して通信可能であって、携帯通信端末のリーダライタ側コイルアンテナと磁界結合する補助アンテナを有するデバイス型ジャケットを提供する。
【解決手段】ジャケット型デバイスは、携帯通信端末に搭載されたリーダライタ側コイルアンテナと、物品に設けられ、リーダライタ側コイルアンテナよりもコイル径の小さなRFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させるための補助アンテナを備えた、携帯通信端末に装着可能なジャケット型デバイスであって、補助アンテナは、リーダライタ側コイルアンテナと磁界結合するための大径コイル部と、大径コイルアンテナと互いに接続され、大径コイル部よりもコイル径が小さく、RFIDタグのコイルアンテナと磁界結合するための小径コイル部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯通信端末等に装着して、携帯通信端末のリーダライタ側コイルアンテナと磁気結合する補助アンテナとして機能するジャケット型デバイス及び該ジャケット型デバイスを装着したジャケット型デバイス付き携帯通信端末に関する。
近年、物品の管理、流通経路追跡、及び、真贋判定等にRFIDタグが広く利用され始めている。RFIDタグは、物品に付され、リーダライタ側のアンテナとの間で、いわゆる電波を用いた通信又は磁界結合による通信によって信号を送受信している。
例えば、通信可能領域を大きくするためのアンテナを備えた携帯通信端末用ジャケットが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。図7は、特許文献1の情報端末装置60の構成を示す概略斜視図である。この情報端末装置60では、アンテナ支持部51に設けられた外部アンテナ56を有する。外部アンテナ56は、内蔵アンテナと電磁結合して、その間で信号の送受信を行う。さらに、外部アンテナ56は、RFIDタグとの間で電波の送受信によって信号の送受信を行う。つまり、RFIDタグと内蔵アンテナとの間で、外部アンテナを介して信号の送受信を行っている。この特許文献1の情報端末装置では、外部アンテナを内蔵アンテナよりも大きい径とすることによって通信距離を拡大している。
特開2006−48580号公報
一方、読み取り対象の物品が小さい、あるいは、物品のデザイン性の観点から、物品に付すRFIDタグのサイズが小さい、つまり、RFIDタグのアンテナサイズが小さい場合がある。
しかし、上記のような大きな外部アンテナは、小さいコイルアンテナとはアンテナの面積が大きく異なっており、一方アンテナの誘導磁界を他方アンテナに鎖交させることは困難であって、読み取りが困難であるという問題があった。また、上記のような外部アンテナは、単なる1ターンループであって、コイルアンテナではなく、磁界結合の結合度を十分に確保するのが困難であった。
本発明の目的は、小さいコイル径のコイルアンテナを有するRFIDタグと容易に磁界結合して通信可能であって、携帯通信端末のリーダライタ側コイルアンテナと磁界結合する補助アンテナを有するデバイス型ジャケットを提供することである。
本発明に係るジャケット型デバイスは、携帯通信端末に搭載され、RFIDタグと通信するためのリーダライタ側コイルアンテナと、物品に設けられ、前記リーダライタ側コイルアンテナよりもコイル径の小さな前記RFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させるための補助アンテナを備えた、前記携帯通信端末に装着可能なジャケット型デバイスであって、
前記補助アンテナは、
前記リーダライタ側コイルアンテナと磁界結合するための大径コイル部と、
前記大径コイルアンテナと互いに接続され、前記大径コイル部よりもコイル径が小さく、前記RFIDタグの前記コイルアンテナと磁界結合するための小径コイル部と、
を有する。
本発明に係るジャケット型デバイスによれば、補助アンテナのコイル径の小さい小径コイル部によって、コイル径の小さいRFIDタグと容易に磁界結合して通信できる。
(a)は、実施の形態1に係るジャケット型デバイスを携帯通信端末本体に装着した全体構成を示す斜視図であり、(b)は、(a)のジャケット型デバイスの補助アンテナの構成を示す平面図であり、(c)は、(a)の携帯通信端末のリーダライタ側コイルアンテナの構成を示す平面図である。 実施の形態1に係るジャケット型デバイスの補助アンテナの等価回路図の一例である。 実施の形態1に係るジャケット型デバイスと、装着する携帯通信端末本体とを示す斜視図である。 (a)は、実施の形態1に係るジャケット型デバイスを装着した携帯通信端末による万年筆に搭載されたRFIDタグとの通信の一例を示す概略図であり、(b)は、万年筆に搭載されたRFIDタグの構成の一例を示す概略図である。 実施の形態2に係るジャケット型デバイスと、装着する携帯通信端末本体とを示す斜視図である。 実施の形態2に係るジャケット型デバイスを装着した携帯通信端末による腕時計に搭載されたRFIDタグとの通信の一例を示す概略図である。 従来の外部アンテナの構成を示す概略斜視図である。
第1の態様に係るジャケット型デバイスは、携帯通信端末に搭載されたリーダライタ側コイルアンテナと、物品に設けられ、前記リーダライタ側コイルアンテナよりもコイル径の小さなRFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させるための補助アンテナを備えた、前記携帯通信端末に装着可能なジャケット型デバイスであって、
前記補助アンテナは、
前記リーダライタ側コイルアンテナと磁界結合するための大径コイル部と、
前記大径コイルアンテナと互いに接続され、前記大径コイル部よりもコイル径が小さく、前記RFIDタグの前記コイルアンテナと磁界結合するための小径コイル部と、
を有する。
上記構成によれば、補助アンテナのコイル径の小さい小径コイル部によって、コイル径の小さいRFIDタグと容易に磁界結合して通信できる。
第2の態様に係るジャケット型デバイスは、上記第1の態様に係るジャケット型デバイスであって、前記小径コイル部は、複数巻きの巻き線からなってもよい。
上記構成によれば、小径コイル部が複数巻きの巻き線からなるので磁界を強くでき、小型のRFIDタグの微少なコイルアンテナであっても磁界結合による結合度を高めることができる。
第3の態様に係るジャケット型デバイスは、上記第2の態様に係るジャケット型デバイスであって、前記小径コイル部における巻き数は、前記大径コイル部における巻き数よりも多くてもよい。
第4の態様に係るジャケット型デバイスは、上記第1から第3のいずれかの態様に係るジャケット型デバイスであって、前記大径コイル部および前記小径コイル部は、絶縁基板に搭載されていてもよい。
第5の態様に係るジャケット型デバイスは、上記第4の態様に係るジャケット型デバイスであって、前記絶縁基板のうち、前記小径コイル部を搭載する部分は、前記携帯通信端末から突出していてもよい。
第6の態様に係るジャケット型デバイスは、上記第5の態様に係るジャケット型デバイスであって、前記絶縁基板の前記携帯通信端末から突出する部分の突出方向に垂直な横幅は、前記携帯通信端末と重なる部分の横幅よりも小さくてもよい。
第7の態様に係るジャケット型デバイスは、上記第1から第6のいずれかの態様に係るジャケット型デバイスであって、前記ジャケット型デバイスを前記携帯通信端末に装着時に、前記大径コイル部が前記リーダライタ側コイルアンテナと対面する位置に配置され、前記小径コイル部が前記携帯通信端末から突出する位置に配置されるように、前記携帯情報端末と位置合わせする位置合わせ部をさらに備えてもよい。
第8の態様に係るジャケット型デバイス付き携帯通信端末は、上記第1から第7のいずれかの態様に係る前記ジャケット型デバイスが装着されている。
第9の態様に係るジャケット型デバイス付き携帯通信端末は、RFIDタグと通信するためのリーダライタ側コイルアンテナを有する携帯通信端末本体と、
前記携帯通信端末本体に装着されたジャケット型デバイスと、
を備えた携帯通信端末であって、
前記ジャケット型デバイスは、前記携帯通信端末本体のリーダライタ側コイルアンテナと、物品に設けられ、前記リーダライタ側コイルアンテナよりもコイル径の小さな前記RFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させるための補助アンテナを備え、
前記補助アンテナは、
前記リーダライタ側コイルアンテナと磁界結合するための大径コイル部と、
前記大径コイルアンテナと互いに接続され、前記大径コイル部よりもコイル径が小さく、前記RFIDタグの前記コイルアンテナと磁界結合するための小径コイル部と、
を有する。
以下、実施の形態に係るジャケット型デバイス及びジャケット型デバイス付き携帯通信端末について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1(a)は、実施の形態1に係るジャケット型デバイス10を携帯通信端末本体20に装着した全体構成を示す斜視図である。図1(b)は、図1(a)のジャケット型デバイス10の補助アンテナ16の構成を示す平面図である。図1(c)は、図1(a)の携帯通信端末20のリーダライタ側コイルアンテナ22の構成を示す平面図である。図2は、実施の形態1に係るジャケット型デバイス10の補助アンテナ16の等価回路図の一例である。図3は、実施の形態1に係るジャケット型デバイス10と、装着する携帯通信端末本体20とを示す斜視図である。
実施の形態1に係るジャケット型デバイス10は、HF帯RFIDシステム用のリーダライタを搭載した携帯通信端末に外付けされるデバイスであって、絶縁基板11上に設けられた補助アンテナ16を備える。この補助アンテナ16によって、携帯通信端末20のリーダライタ側コイルアンテナ22と、物品に設けられたRFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させることができる。このジャケット型デバイス10は、携帯通信端末20に装着可能である。携帯通信端末20のリーダライタ側コイルアンテナ22は、RFIDタグと通信するためのものである。また、RFIDタグのコイルアンテナは、リーダライタ側コイルアンテナ22よりもコイル径の小さなコイルアンテナである。
このジャケット型デバイス10の補助アンテナ16は、大径コイル部12と、大径コイルアンテナと互いに接続された小径コイル部と、を有する。大径コイル部12は、リーダライタ側コイルアンテナ22と磁界結合する。一方、小径コイル部14は、大径コイル部12よりもコイル径が小さく、RFIDタグのコイルアンテナと磁界結合する。
このジャケット型デバイス10によれば、携帯通信端末20のリーダライタ側コイルアンテナ22よりもコイル径が小さいコイルアンテナを有するRFIDタグについても、小さいコイル径を有する小径コイル部14によって磁界結合によって通信可能である。これによって、コイル径が小さいコイルアンテナを有するRFIDタグであっても通信可能である。
図4(a)は、実施の形態1に係るジャケット型デバイス10を装着した携帯通信端末20による万年筆30に搭載されたRFIDタグとの通信の一例を示す概略図であり、(b)は、万年筆30に搭載されたRFIDタグ5の構成の一例を示す概略図である。例えば、万年筆30の後端部に超小型のRFIDタグ5を仕込むことができる。このRFIDタグ5は、RFIC素子1と、RFIC素子1と接続され、複数巻きの巻き線からなるコイルアンテナ2と、を有する。
実施の形態1に係る携帯通信端末20に内蔵されているリーダライタ側コイルアンテナ22は、超小型RFIDタグ5のアンテナ2のサイズよりもかなり大きいので、そのままでは読みにくい。そこで、このジャケット型デバイス10では、ジャケット(アッタッチメント)に小径コイル部(読取り部)14と大径コイル部(RW結合部)12とからなる補助アンテナ(リピータ)16を搭載している。この補助アンテナ16によれば、大径コイル部12を携帯通信端末20に内蔵されたコイルアンテナ22と結合させ、小径コイル部14を万年筆30のパッドに仕込まれた超小型のRFIDタグ5と結合させている。これによって、比較的小さなアンテナを持った超小型のRFIDタグ5と比較的大きなアンテナを持った携帯通信端末20とを通信させることができる。たとえば真贋判定等に用いることができる。
以下にこのジャケット型デバイス10の構成要素について説明する。
<絶縁基板>
絶縁基板11には、通常使用される絶縁基板であれば使用できる。絶縁基板11は、図示しないが、携帯通信端末20に着脱可能な取り付け部を有している。携帯通信端末(本体)20に装着しやすく、小径コイル部のRFIDタグを視認して位置合わせが容易に行えるように絶縁基板11は透明であってもよい。また、絶縁基板11は、平板形状に限られない。例えば、携帯通信端末20の裏面を覆うカバーであってもよい。また、携帯通信端末20の裏面に装着され、裏面から表面を覆う手帳型であってもよい。なお、補助アンテナ16が自身で形状保持可能な材料で構成されている場合、絶縁基板は必ずしも必要であるわけではない。
<補助アンテナ>
補助アンテナ16は、互いに接続された大径コイル部12と小径コイル部14とからなる。なお、図2に示すように、補助アンテナ16は、大径コイル部12を構成するコイルL1、小径コイル部を構成するコイルL2ならびに各コイルに並列接続されたコンデンサ13を有した共振回路を備える。この共振回路の共振周波数はキャリア周波数(ここでは
HF帯)に相当する。なお、コンデンサ13は、図1や図3では省略した。この等価回路図の例では、補助アンテナ16は、大径コイル部12と小径コイル部14に加えてコンデンサ13を有するが、このコンデンサ13はコンデンサチップで構成されていてもよいし、絶縁基板11に描かれたコンデンサパターンで構成されていてもよい。このように、本例の補助アンテナはパッシブデバイスであって、バッテリーや信号増幅回路を有しているわけではない。
<大径コイル部>
大径コイル部12は、スマートフォン、タブレット、専用検出装置等の携帯通信端末20のリーダライタ(RW)側コイルアンテナ22と対応する箇所に設けられる。この大径アンテナ12は、リーダライタ側コイルアンテナ22と磁界結合して、リーダライタ側コイルアンテナ22との信号の送受信を行う。大径コイル部12は、例えば、直径3cm以上8cm以下であってもよい。なお、上記直径は一例であって限定するものではない。
<小径コイル部>
小径コイル部14は、大径コイル部12と互いに接続され、コイル径(コイル部の外径寸法)が大径コイル部12よりも小さい。また、小径コイル部14は、小さいコイル径のRFIDタグのコイルアンテナと磁界結合して信号の送受信を行う。なお、小径コイル部14は、1つに限定されず、複数あってもよい。また、小径コイル部14は、携帯通信端末20から突出した位置に配置されていてもよい。この場合、携帯通信端末20の画面をみながら、超小型のRFIDタグへの位置合わせができる。さらに、小径コイル部14における磁束密度を大きくするため、小径コイル部14は、複数巻きの巻き線によって構成してもよい。さらに、小径コイル部14の巻き数を大径コイル部12の巻き数よりも多くしておいてもよい。これによって読み取り性を向上できる。また磁界結合の結合度を高めることができる。小径コイル部14は、例えば、直径2mm以上20mm以下であってもよい。なお、小径コイル14の上記直径は一例であって限定するものではない。
また、小径コイル部14は、必要に応じて携帯通信端末20から突出した位置に配置できるように折り畳み式に格納されていてもよい。例えば、絶縁基板11が上記のようにカバーや、手帳型の場合には、それらの中に小径コイル14を格納してもよい。これによって、携帯通信端末20の形状のままでは入らない狭い部分に設けられたRFIDタグについても位置合わせすることができ磁界結合によって信号の送受信を行うことができる。さらに、小径コイル部14は、伸縮性を有してもよい。小径コイル部14は、携帯通信端末20の長辺方向からの角度を可変させることができるように構成してもよい。小径コイル部14は、曲げられるように構成してもよい。小径コイル部14を設けた絶縁基板11上に小径コイル部14の位置を示すマークを設けてもよい。これによって小径コイル部14をRFIDタグに位置合わせしやすくなる。小径コイル部14を設けた絶縁基板11は、透明又は半透明にしてもよい。これによってRFIDタグを視認でき、小径コイル部14をRFIDタグに位置合わせしやすくなる。
<RFIDタグ>
RFIDタグ5は、HF帯RFIDタグである。このタグ5は、信号処理回路やメモリ回路を有するRFIC素子1と、RFIC素子1と接続され、複数巻きの巻き線からなるコイルアンテナ2と、を有する。例えば、コイルアンテナ2の直径は、1mm以上2cm以下であってもよい。
<携帯通信端末>
このジャケット型デバイス10を装着する携帯通信端末20は、RFIDタグと通信するためのリーダライタ側コイルアンテナ22を有する。この携帯通信端末20としては、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、RFIDタグ専用業務端末等のいずれであってもよい。
なお、上記携帯通信端末20に上記ジャケット型デバイス10を装着した場合、ジャケット型デバイス付き携帯通信端末となる。
<ジャケット型デバイスと携帯通信端末との位置合わせ>
ジャケット型デバイス10は、携帯通信端末20への装着用の位置合わせ部18を有してもよい。ジャケット型デバイス10を携帯通信端末20に装着時に、位置合わせ部18によって、大径コイル部12がリーダライタ側コイルアンテナ22と対面する位置に配置される。また同様に、小径コイル部14が携帯通信端末20から突出する位置に配置される。この位置合わせ部18は、例えば、携帯通信端末20と面するジャケット型デバイス10の面に携帯通信端末の凹凸と整合するように設けられていてもよい。あるいは、携帯情報端末20の側面と整合する形状であってもよい。位置合わせ部18は、ジャケット型デバイス10と携帯通信端末20とを装着する方向を限定する方向性を有するものであってもよい。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係るジャケット型デバイス10aと、装着する携帯通信端末本体20とを示す斜視図である。図6は、実施の形態2に係るジャケット型デバイス10aを装着した携帯通信端末20による腕時計40に搭載されたRFIDタグとの通信の一例を示す概略図である。
このジャケット型デバイス10aは、実施の形態1に係るジャケット型デバイスと対比すると、小径コイル部14を設けた絶縁基板11aは、携帯通信端末20からの突出方向に垂直な横幅が携帯通信端末20と重なる部分の横幅よりも小さい点で相違する。これによって、携帯通信端末20の横幅よりも狭い部分に設けられたRFIDタグについても小径コイル部14を位置合わせでき、読み取ることができる。
例えば、図6では、腕時計40のベルト部(または本体部)の内側に超小型のRFIDタグを仕込むことができる。この場合、上記ジャケット型デバイス10aでは、小径コイル部14を設けた先端部の幅が携帯通信端末本体20の幅よりも小さい。
そこで、携帯通信端末20自体では入らないような部位(ここでは腕時計40の内側)にも読取り部である小径コイル部14を挿入して、RFIDタグと磁気結合して信号の送受信を行うことができる。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係るジャケット型デバイスは、小さいコイル径の小径コイル部によって、小さいコイル径のRFIDタグと容易に磁気結合して通信可能である。
1 RFIC素子
2 コイル
5 RFIDタグ
10、10a ジャケット型デバイス(補助アンテナ装置)
11 絶縁基板
11a 突出部
12 大径コイル部
13 内部容量
14 小径コイル部
16 補助アンテナ
18 位置合わせ部
20 携帯通信端末(本体)
22 RW側アンテナコイル
30 万年筆
40 腕時計
51 アンテナ支持部
56 外部アンテナ
60 情報端末装置

Claims (9)

  1. 携帯通信端末に搭載されたリーダライタ側コイルアンテナと、物品に設けられ、前記リーダライタ側コイルアンテナよりもコイル径の小さなRFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させるための補助アンテナを備えた、前記携帯通信端末に装着可能なジャケット型デバイスであって、
    前記補助アンテナは、
    前記リーダライタ側コイルアンテナと磁界結合するための大径コイル部と、
    前記大径コイルアンテナと互いに接続され、前記大径コイル部よりもコイル径が小さく、前記RFIDタグの前記コイルアンテナと磁界結合するための小径コイル部と、
    を有する、ジャケット型デバイス。
  2. 前記小径コイル部は、複数巻きの巻き線からなる、請求項1に記載のジャケット型デバイス。
  3. 前記小径コイル部における巻き数は、前記大径コイル部における巻き数よりも多い、請求項2に記載のジャケット型デバイス。
  4. 前記大径コイル部および前記小径コイル部は、絶縁基板に搭載されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のジャケット型デバイス。
  5. 前記絶縁基板のうち、前記小径コイル部を搭載する部分は、前記携帯通信端末から突出する、請求項4に記載のジャケット型デバイス。
  6. 前記絶縁基板の前記携帯通信端末から突出する部分の突出方向に垂直な横幅は、前記携帯通信端末と重なる部分の横幅よりも小さい、請求項5に記載のジャケット型デバイス。
  7. 前記ジャケット型デバイスを前記携帯通信端末に装着時に、前記大径コイル部が前記リーダライタ側コイルアンテナと対面する位置に配置され、前記小径コイル部が前記携帯通信端末から突出する位置に配置されるように、前記携帯情報端末と位置合わせする位置合わせ部をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のジャケット型デバイス。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の前記ジャケット型デバイスが装着されたジャケット型デバイス付き携帯通信端末。
  9. RFIDタグと通信するためのリーダライタ側コイルアンテナを有する携帯通信端末本体と、
    前記携帯通信端末本体に装着されたジャケット型デバイスと、
    を備えたジャケット型デバイス付き携帯通信端末であって、
    前記ジャケット型デバイスは、前記携帯通信端末本体のリーダライタ側コイルアンテナと、物品に設けられ、前記リーダライタ側コイルアンテナよりもコイル径の小さな前記RFIDタグのコイルアンテナと、をそれぞれ磁界結合させるための補助アンテナを備え、
    前記補助アンテナは、
    前記リーダライタ側コイルアンテナと磁界結合するための大径コイル部と、
    前記大径コイルアンテナと互いに接続され、前記大径コイル部よりもコイル径が小さく、前記RFIDタグの前記コイルアンテナと磁界結合するための小径コイル部と、
    を有する、ジャケット型デバイス付き携帯通信端末。
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