JP2017135103A - 制御スイッチ - Google Patents

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康平 是澤
Kohei Koresawa
康平 是澤
坂元 豪介
Gosuke Sakamoto
豪介 坂元
友香 伊佐治
Yuka Isaji
友香 伊佐治
七井 識成
Satoshige Nanai
識成 七井
受田 高明
Takaaki Ukeda
高明 受田
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Abstract

【課題】機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチを提供する。【解決手段】本開示の一態様に係る制御スイッチは、機器の動作のレベルを、第1〜第3動作レベルを含む複数の動作レベルの間で制御するための制御スイッチであって、各々が対象物を感知する、第1〜第3センサを含む複数のセンサであり、第1〜第3センサの順に互いに間隔を空けて一方向に沿って配置され、第1〜第3動作レベルに対応する第1〜第3レベル値が第1〜第3センサの各々に対して割り当てられ、第1〜第3レベル値は、この順に増加又は減少する値である、複数のセンサと、第1〜第3センサを用いて一方向に沿った対象物の移動速度を取得する取得回路と、移動速度に基づいて第1〜第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更する変更回路と、第1〜第3センサのうち対象物を感知したセンサのレベル値に対応する動作レベルで機器を動作させる制御回路とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、制御スイッチに関する。
従来、複数のタッチセンサを備える照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明装置では、複数のタッチセンサの各々に光出力が割り当てられている。この照明装置は、タッチ入力を検出したタッチセンサに割り当てられた光出力で点灯する。
特開2014−186931号公報
上記従来の照明装置では、光出力の微調整を行うことが難しい。また、動作レベルを大きく変更する場合には操作量が大きくなる。このように、上記従来の照明装置には操作性が悪いという問題がある。
そこで、本開示は、機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチを提供する。
本開示の一態様に係る制御スイッチは、機器の動作のレベルを、第1、第2及び第3動作レベルを含む複数の動作レベルの間で制御するための制御スイッチであって、
各々が対象物を感知する、第1、第2及び第3センサを含む複数のセンサであって、
前記第1センサ、前記第2センサ、前記第3センサの順に、互いに間隔を空けて一方向に沿って配置され、
前記第1センサ、前記第2センサ、及び前記第3センサに対して、各々が前記複数の動作レベルのいずれかに対応する複数のレベル値のうち、前記第1動作レベルに対応する第1レベル値、前記第2動作レベルに対応する第2レベル値及び前記第3動作レベルに対応する第3レベル値がそれぞれ割り当てられ、
前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値は、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値の順に増加又は減少する値である、複数のセンサと、
前記第1、前記第2及び前記第3センサを用いて、前記一方向に沿った前記対象物の移動速度を取得する取得回路と、
前記移動速度に基づいて、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更する変更回路と、
前記第1、前記第2及び前記第3センサのうち前記対象物を感知したセンサに割り当てられたレベル値に対応する動作レベルで前記機器を動作させる制御回路とを備える。
前記変更回路は、
(i)前記移動速度が第1速度より遅い場合、前記第1レベル値と前記第2レベル値との間隔である第1レベル間隔、及び前記第2レベル値と前記第3レベル値との間隔である第2レベル間隔がいずれも小さくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更し、
(ii)前記移動速度が前記第1速度より速い第2速度より速い場合、前記第1レベル間隔、及び前記第2レベル間隔がいずれも大きくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更し、
(iii)前記移動速度が前記第1速度以上前記第2速度以下の場合、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値を変更しない。
本開示によれば、機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチを提供することができる。
実施の形態1に係る制御スイッチが制御する機器を示す概観斜視図である。 実施の形態1に係る制御スイッチの構成を示す図である。 実施の形態1に係る制御スイッチの複数のセンサに割り当てられたレベル値の一例を示す図である。 実施の形態1に係る制御スイッチにおいて、対象物の移動速度の取得方法を示す図である。 実施の形態1に係る制御スイッチの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る制御スイッチにおいて、対象物の移動速度が遅い場合の複数のセンサに割り当てられる複数のレベル値の一例を示す図である。 実施の形態1に係る制御スイッチにおいて、対象物の移動速度が速い場合の複数のセンサに割り当てられる複数のレベル値の一例を示す図である。 実施の形態1に係る制御スイッチにおいて、対象物の移動速度が通常である場合の複数のセンサに割り当てられる複数のレベル値の一例を示す図である。 実施の形態2に係る制御スイッチの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る制御スイッチにおいて、対象物の動きに応じて変更される複数のレベル値の一例を示す図である。 実施の形態2に係る制御スイッチにおいて、対象物の動きに応じて変更される複数のレベル値の一例を示す図である。 実施の形態2に係る制御スイッチにおいて、対象物の動きに応じて変更される複数のレベル値の一例を示す図である。 実施の形態2に係る制御スイッチにおいて、対象物の動きに応じて変更される複数のレベル値の一例を示す図である。 変形例に係る制御スイッチの複数のセンサが同時に対象物をセンシングする様子を示す図である。
(本開示の概要)
本開示の一態様に係る制御スイッチは、機器の動作のレベルを、第1、第2及び第3動作レベルを含む複数の動作レベルの間で制御するための制御スイッチであって、
各々が対象物を感知する、第1、第2及び第3センサを含む複数のセンサであって、
前記第1センサ、前記第2センサ、前記第3センサの順に、互いに間隔を空けて一方向に沿って配置され、
前記第1センサ、前記第2センサ、及び前記第3センサに対して、各々が前記複数の動作レベルのいずれかに対応する複数のレベル値のうち、前記第1動作レベルに対応する第1レベル値、前記第2動作レベルに対応する第2レベル値及び前記第3動作レベルに対応する第3レベル値がそれぞれ割り当てられ、
前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値は、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値の順に増加又は減少する値である、複数のセンサと、
前記第1、前記第2及び前記第3センサを用いて、前記一方向に沿った前記対象物の移動速度を取得する取得回路と、
前記移動速度に基づいて、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更する変更回路と、
前記第1、前記第2及び前記第3センサのうち前記対象物を感知したセンサに割り当てられたレベル値に対応する動作レベルで前記機器を動作させる制御回路とを備える。
前記変更回路は、
(i)前記移動速度が第1速度より遅い場合、前記第1レベル値と前記第2レベル値との間隔である第1レベル間隔、及び前記第2レベル値と前記第3レベル値との間隔である第2レベル間隔がいずれも小さくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更し、
(ii)前記移動速度が前記第1速度より速い第2速度より速い場合、前記第1レベル間隔、及び前記第2レベル間隔がいずれも大きくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更し、
(iii)前記移動速度が前記第1速度以上前記第2速度以下の場合、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値を変更しない。
本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記変更回路は、演算回路と、プログラムを記憶するメモリとを含み、前記プログラムが前記演算回路により実行されるときに、前記プログラムは、前記変更回路に、
(i)前記移動速度が第1速度より遅い場合、前記第1レベル値と前記第2レベル値との間隔である第1レベル間隔、及び前記第2レベル値と前記第3レベル値との間隔である第2レベル間隔がいずれも小さくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更させ、
(ii)前記移動速度が前記第1速度より速い第2速度より速い場合、前記第1レベル間隔、及び前記第2レベル間隔がいずれも大きくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更させてもよい。
割り当てられたレベル値が固定されている場合には、微調整が困難である。また、例えば、照明装置を消灯から全点灯させる場合など、機器の動作レベルの調整量が大きい場合には、例えば、複数のタッチセンサの一端から他端まで手をスライドさせる必要がある。つまり、手を動かす距離が長くなるので、制御スイッチの操作性が悪くなる。
本開示の一態様に係る制御スイッチでは、複数のセンサに割り当てられたレベル値が変更されるので、機器の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。例えば、多くのセンサに対して、微調整が望まれる動作範囲に多くのレベル値を割り当てることで、動作レベルの制御を精度良く行うことができる。あるいは、少数のセンサに対して、所定の動作範囲に少数のレベル値を割り当てることで、少ない操作量で動作レベルを大きく変更することができる。このように、本開示の一態様に係る制御スイッチによれば、機器の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記第1センサに割り当てられた前記第1レベル値、前記第2センサに割り当てられた前記第2レベル値、及び前記第3センサに割り当てられた前記第3レベル値は、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値の順に増加又は減少する値である。
これにより、制御スイッチを操作する手などの対象物を複数のセンサの並び方向に沿ってスライドさせることで、動作レベルを大きく又は小さくすることができる。対象物の移動距離及び移動方向によって、動作レベルの大小を制御することができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記変更回路は、前記移動速度が第1速度より遅い場合、前記第1レベル値と前記第2レベル値との間隔である第1レベル間隔、及び前記第2レベル値と前記第3レベル値との間隔である第2レベル間隔がいずれも小さくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更する。
これにより、複数のセンサのレベル間隔が初期値よりも小さくなるので、機器の動作レベルの微調整を行いやすくすることができる。一般的には、手などの対象物をゆっくりと動かすことで微調整を行おうとする場合が多い。このため、対象物の移動速度が遅い場合にレベル間隔が小さく変更されることで、微調整を行いやすくなり、ユーザによる操作性を高めることができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記変更回路は、前記移動速度が前記第1速度より速い第2速度より速い場合、前記第1レベル間隔、及び前記第2レベル間隔がいずれも大きくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更する。
これにより、複数のセンサのレベル間隔が初期値よりも大きくなるので、少ない操作量で機器の動作レベルを大きく変更することができる。一般的には、手などの対象物を速く動かすことで大きな調整を行おうとする場合が多い。このため、対象物の移動速度が速い場合にレベル間隔が大きく変更されることで、対象物を少し動かすだけで動作レベルを大きく変更することができるので、ユーザによる操作性を高めることができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記変更回路は、前記移動速度が前記第1速度以上前記第2速度以下の場合、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値を変更しない。
これにより、ユーザによる操作性をより高めることができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記変更回路は、さらに、前記機器の前記動作の前記レベルが、所定期間以上継続して、前記複数の動作レベルのうち1つの動作レベルである場合、前記複数のセンサのうち前記対象物を感知した前記センサに、前記複数のレベル値のうち、前記1つの動作レベルに対応するレベル値を割り当ててもよい。
従来の照明装置のように、割り当てられたレベル値が固定されている場合には、動作レベルが突発的に大きく変化する恐れがある。例えば、照明装置が全点灯中であるときに、レベル値「0」が割り当てられたセンサが対象物をセンシングした場合、照明装置は一旦消灯してしまう。
本開示の一態様に係る制御スイッチでは、センサが対象物をセンシングした場合に、機器の動作レベルが、所定期間以上継続して同じ動作レベルであるときは、現状の動作レベルに応じたレベル値が当該センサに割り当てられる。このため、動作レベルが突発的に大きく変化することを抑制することができる。したがって、例えば操作再開時などに、動作レベルが意図せずに変化してしまうことを抑制することができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記制御回路は、前記複数のセンサのうち2つのセンサが同時に前記対象物を感知した場合、前記複数のレベル値のうち、前記2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じて前記機器を動作させてもよい。
これにより、センサの個数を抑制しつつ、より高い精度で機器の動作レベルを調整することができる。センサの個数が抑制されるので、制御スイッチの小型化、軽量化及び低コスト化を実現することができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記取得回路は、前記第1センサが前記対象物を感知してから、前記第2センサが前記対象物を感知するまでに要した時間と、前記第1センサから前記第2センサまでの距離とを用いて、前記移動速度を算出してもよい。
これにより、移動速度を取得するための専用の部材を必要としないので、制御スイッチの小型化、軽量化及び低コスト化を実現することができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記第1、前記第2及び前記第3センサは等間隔に配置され、かつ、前記第1レベル間隔と前記第2レベル間隔とが等しくてもよい。
これにより、レベル値とセンサとの対応関係をユーザが理解しやすくなるので、ユーザによる操作性を高めることができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記第1、前記第2及び前記第3センサは、直線状に配置されていてもよい。
これにより、直線方向に沿って対象物をスライドさせればよいので、操作が簡単になり、操作性を高めることができる。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記複数のセンサの各々は、前記対象物と前記複数のセンサの各々との間に生じる静電容量の変化を検出する電極を含んでいてもよい。
また、本開示の一態様に係る制御スイッチにおいて、前記複数のセンサの各々は、前記対象物が反射又は放射する赤外線を受け取る受光部を含んでいてもよい。
例えば、接触操作では、制御スイッチに直接触れることで手の位置が安定するため、微調整がしやすく、意図しない操作による誤動作なども発生しにくい。一方で、非接触操作では、手が制御スイッチに対して浮いた状態であるので、その位置が安定しにくい。そのため、手又は体の揺れなどによって、意図せずに隣のセンサのセンシング範囲に手が入ってしまうことがある。
本開示の一態様に係る制御スイッチによれば、例えば手の移動速度が遅い場合に複数のセンサのレベル間隔が小さくなるので、意図せず隣のセンサのセンシング範囲に手が入ったとしても、動作レベルの変化量は抑制される。したがって、動作レベルが変化してしまったとしても、レベル間隔が小さくなっているので再調整も容易であり、操作性が高められる。
本開示において、回路、ユニット、装置、部材又は部の全部又は一部、又はブロック図の機能ブロックの全部又は一部は、半導体装置、半導体集積回路(IC)、又はLSIを含む一つ又は複数の電子回路によって実行されてもよい。LSI又はICは、一つのチップに集積されてもよいし、複数のチップを組み合わせて構成されてもよい。例えば、記憶素子以外の機能ブロックは、一つのチップに集積されてもよい。ここでは、LSIやICと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI、若しくはULSIと呼ばれるものであってもよい。 LSIの製造後にプログラムされる、Field Programmable Gate Array (FPGA)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができるreconfigurable logic deviceも同じ目的で使うことができる。
さらに、回路、ユニット、装置、部材又は部の全部又は一部の機能又は操作は、ソフトウエア処理によって実行することが可能である。この場合、ソフトウエアは一つ又は複数のROM、光学ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録され、ソフトウエアが処理装置によって実行されたときに、そのソフトウエアで特定された機能が処理装置および周辺装置によって実行される。システム又は装置は、ソフトウエアが記録されている一つ又は複数の非一時的記録媒体、処理装置、及び必要とされるハードウエアデバイス、例えばインターフェース、を備えていても良い。
以下では、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[1.構成]
まず、実施の形態1に係る制御スイッチの構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る制御スイッチ1が制御する機器3を示す概観斜視図である。図2は、本実施の形態に係る制御スイッチ1の構成を示す図である。
制御スイッチ1は、例えば、明るさ、調色比又は音量などのレベルを調整するためのレベル調整用の制御スイッチである。制御スイッチ1は、機器3の動作レベルを制御する。具体的には、制御スイッチ1は、複数のセンサ10による対象物2のセンシング結果に基づいて、機器3の動作レベルを制御する。例えば、制御スイッチ1は、複数のセンサ10によって対象物2のスライドを検知し、検知したスライドの方向などに応じて照明装置を明るく又は暗く調整する。
図1に示すように、対象物2は、例えば、ユーザの手などである。対象物2は、手に限らず、指、足、頭など人体の他の一部でもよく、あるいは、タッチペンなどの物体でもよい。
機器3は、動作レベルが調整可能な所定の動作を行う機器である。例えば、機器3は、図1に示すように、調光又は調色機能を有する照明装置である。図1では、一例としてデスクスタンドを示している。図1に示すように、機器3は、光源4と、支持部5とを備える。
光源4は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を備える光源モジュールである。光源4は、LEDの代わりに、有機EL(Electro Luminescence)素子又はレーザ素子などを備えてもよい。
支持部5は、光源4を支える支持部であり、機器3の外郭筐体を構成する。支持部5は、樹脂材料又は金属材料などから形成される。
なお、機器3は、オーディオ機器又は空調機器などの各種エレクトロニクス機器でもよい。機器3は、制御スイッチ1によって制御された動作レベル、例えば、明るさ、音量、温度などで動作する。
本実施の形態では、制御スイッチ1は、機器3に設けられる。すなわち、制御スイッチ1と機器3とは、一体に構成されている。具体的には、図1に示すように、制御スイッチ1は、支持部5の内部に配置される。支持部5には、開口が設けられ、制御スイッチ1は、当該開口を介して制御スイッチ1の複数のセンサ10が露出するように支持部5の内部に配置されている。なお、開口には、センサ10を保護するためのカバーが設けられていてもよい。
なお、制御スイッチ1は、例えば、機器3を操作するリモコン装置(図示せず)に設けられてもよい。すなわち、制御スイッチ1と機器3とは、無線又は有線で通信してもよい。
図2に示すように、制御スイッチ1は、複数のセンサ10と、基台20と、取得回路30と、変更回路40と、制御回路50とを備える。取得回路30、変更回路40及び制御回路50は、システムLSI(Large Scale Integration)又はマイクロコンピュータなどの回路によって実現される。当該回路は、例えば、基台20に実装される。以下では、制御スイッチ1が備える各構成要素の詳細について説明する。
[1−1.センサ]
複数のセンサ10は、並んで配置されている。複数のセンサ10の各々は、対象物2をセンシングするセンサである。複数のセンサ10の個数は、3以上である。本実施の形態では、図3に示すように、制御スイッチ1が6個のセンサ11、12、13、14、15、16を備える例について説明する。図3は、本実施の形態に係る制御スイッチ1の複数のセンサ11、12、13、14、15、16に割り当てられたレベル値を示す図である。以下の説明において、センサ11、12、13、14、15、16を特に区別しない場合には、センサ10として説明を行う。
複数のセンサ10は、基台20上に並んで配置されている。本実施の形態では、複数のセンサ10は、一直線に並んで配置されている。なお、複数のセンサ10は、直線に限らず、曲線に沿って配置されていてもよい。あるいは、複数のセンサ10は、マトリクス状に配置されていてもよい。
本実施の形態では、複数のセンサ10は、等間隔に並んで配置されている。なお、複数のセンサ10は、等間隔に配置されていなくてもよく、例えば、その並び方向に沿って、配置間隔が漸増又は漸減していてもよい。
複数のセンサ10の各々には、それぞれ1つのレベル値が割り当てられている。具体的には、複数のセンサ10には、複数のレベル値が一対一で割り当てられている。図3において、6個のセンサ11、12、13、14、15、16を示す円の中に記載された数値が、各々に割り当てられたレベル値の一例を示している。
本実施の形態では、複数のセンサ10には、その並び方向に沿って複数のレベル値が昇順又は降順で割り当てられている。複数のセンサ10には、複数のレベル値が等しいレベル間隔で予め割り当てられている。レベル間隔は、隣り合う2つのセンサ10間における、各々に割り当てられたレベル値のレベル差である。
図3では、明るさをレベル値として割り当てた例を示している。機器3は、明るさが「0」(すなわち、消灯)から「100」(全点灯)の範囲で動作する。複数のセンサ10の並び方向における一方の端部(始端)に位置するセンサ11にはレベル値「0」が割り当てられ、他方の端部(終端)に位置するセンサ16にはレベル値「100」が割り当てられている。センサ12、センサ13、センサ14、センサ15にはそれぞれ、等間隔となるように、レベル値「20」、「40」、「60」、「80」が割り当てられている。
なお、割り当てられたレベル値は、複数のセンサ10上又はその近傍に表示されてもよい。例えば、複数のセンサ10の各々の近傍に、各々に割り当てられたレベル値を表示する表示部が設けられていてもよい。当該表示部は、液晶ディスプレイなどである。
複数のセンサ10の各々は、対象物とセンサとの間に生じる静電容量の変化を検出する電極を含む、静電容量式の非接触センサである。センサ10は、センシング範囲内に対象物2が入った場合に、静電容量が変化する。つまり、センサ10は、静電容量の変化によって対象物2をセンシングする。
複数のセンサ10は、各々のセンシング範囲が互いに重複しないように配置されている。例えば、複数のセンサ10の各々のセンシング範囲は、各々の直上領域である。つまり、センシング範囲は、上面視において、図2に示すセンサ10の円形の範囲である。なお、直上(又は上方)とは、基台20のセンサ10が設置された面の法線方向を意味する。センシング範囲の形状はこれに限定されず、正方形などの多角形又は楕円形などでもよい。
なお、複数のセンサ10は、非接触方式で対象物2をセンシングするセンサでもよい。例えば、複数のセンサの各々は、対象物が反射又は放射する赤外線を受け取る受光部を含む赤外線センサでもよい。あるいは、複数のセンサ10の各々は、タッチセンサなどの接触式のセンサでもよい。
[1−2.基台]
基台20は、複数のセンサ10を支持する部材である。基台20は、例えば、板状の基板であり、主面に複数のセンサ10が並んで配置されている。基台20は、例えば、ガラス基板、樹脂基板などである。基台20の形状及び大きさなどは、特に限定されない。基台20は、可撓性を有するフレキシブル基板でもよい。このため、複数のセンサ10は、曲面に沿って並んで配置されていてもよい。
基台20には、金属などの導電性材料から形成されるパターン配線が形成されている。パターン配線は、複数のセンサ10の各々と、取得回路30及び制御回路50などを実現する回路とを電気的に接続している。これにより、複数のセンサ10の各々から対象物2のセンシング結果が取得回路30及び制御回路50などに送信される。
[1−3.取得回路]
取得回路30は、複数のセンサ10の並び方向に沿った対象物2の移動速度を取得する。本実施の形態では、取得回路30は、複数のセンサ10による対象物2のセンシング結果に基づいて移動速度を算出する。具体的には、取得回路30は、複数のセンサ10に含まれる第1センサが対象物2をセンシングしてから、第1センサに隣り合う第2センサが対象物2をセンシングするまでに要した時間と、第1センサから第2センサまでの距離とを用いて、移動速度を算出する。
図4は、本実施の形態に係る制御スイッチ1において、対象物2の移動速度の取得方法を示す図である。図4に示すように、取得回路30は、センサ11が対象物2をセンシングしてから、隣のセンサ12が対象物2をセンシングするまでの時間を移動時間tとして取得する。取得回路30は、取得した移動時間tと、センサ11とセンサ12との間の距離dとを用いて移動速度vを算出する。具体的には、取得回路30は、距離dを移動時間tで除することにより、移動速度v(=d/t)を算出する。
取得回路30は、例えば、移動速度の算出プログラムが格納された不揮発性メモリ、算出プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、算出プログラムを実行するプロセッサなどで実現される。
なお、取得回路30は、センサ10によるセンシング結果を用いずに、移動速度を算出してもよい。例えば、取得回路30は、複数のセンサ10とは別に設けられた速度センサ又は加速度センサなどでもよい。
[1−4.変更回路]
変更回路40は、対象物2の移動速度に基づいて、複数のセンサ10へのレベル値の割り当てを変更する。具体的には、変更回路40は、移動速度が、例えば第1速度より遅い場合に、複数のセンサ10のレベル間隔を小さくする。変更回路40は、移動速度が、例えば第2速度より速い場合に、複数のセンサ10のレベル間隔を大きくする。
より具体的には、変更回路40は、移動速度が第1速度v1より遅い場合に、複数のセンサ10のレベル間隔を小さくする。変更回路40は、移動速度が、第1速度よりも速い第2速度v2より速い場合に、複数のセンサ10のレベル間隔を大きくする。変更回路40は、移動速度が第1速度v1以上第2速度v2以下の場合に、複数のセンサ10のレベル間隔を変更しない。
変更回路40は、例えば、移動速度とレベル間隔とを対応付けたテーブルを参照して、レベル値の割り当てを変更する。当該テーブルは、記憶部(図示せず)に格納されており、例えば、移動速度とレベル間隔とが正の相関関係を有するように、複数の移動速度と複数のレベル間隔とを対応付けている。変更回路40は、取得回路30が取得した移動速度に基づいて、テーブルを参照することでレベル間隔を決定し、隣り合う2つのセンサのレベル間隔が、決定したレベル間隔になるようにレベル値の割り当てを変更する。
変更回路40は、例えば、レベル値の割当プログラム及び上記テーブルなどが格納された不揮発性メモリ、割当プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、割当プログラムを実行するプロセッサなどで実現される。
[1−5.制御回路]
制御回路50は、複数のセンサ10のうち対象物2をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。本実施の形態では、制御回路50は、機器3の光源4を制御する。制御回路50と光源4とは、有線又は無線で接続されている。制御回路50は、レベル値を示す制御信号を有線又は無線で光源4に送信することで、光源4の動作レベルである明るさを制御する。光源4は、制御回路50から制御信号を受信した場合に、制御信号が示すレベル値に応じた動作レベルで動作する。
一例として、対象物2がセンサ15のセンシング範囲内に位置し、センサ15が対象物2をセンシングした場合を想定する。この場合、制御回路50は、センサ15に割り当てられたレベル値「80」を示す制御信号を光源4に送信する。光源4は、レベル値が「80」であることを示す制御信号を受信したとき、明るさ「80」で点灯する。
制御回路50は、例えば、機器3の制御プログラムなどが格納された不揮発性メモリ、制御プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、制御プログラムを実行するプロセッサなどで実現される。
[2.動作]
続いて、本実施の形態に係る制御スイッチ1の動作について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係る制御スイッチ1の動作を示すフローチャートである。
まず、制御スイッチ1は、複数のセンサ10のうち一のセンサが対象物2をセンシングするのを待機する(S10でNo)。一のセンサが対象物2をセンシングした場合(S10でYes)、制御回路50は、当該センサに割り当てられたレベル値で機器3を動作させる(S11)。
例えば、図4に示すように、センサ11が対象物2をセンシングする場合を想定する。対象物2がセンサ11に近づくことで、センサ11の静電容量が変化する。静電容量の変化が予め定められた閾値を超えたときに、センサ11が対象物2をセンシングしたと判定し、制御回路50は、センサ11に割り当てられたレベル値「0」で機器3を動作、すなわち消灯させる。
次に、制御回路50は、対象物2がスライド動作を行っているか否かを判定する(S12)。具体的には、制御回路50は、所定の期間内に隣のセンサ12が対象物2をセンシングするか否かを判定する。所定の期間は、例えば、1秒以下又は数秒間である。対象物2をセンサ11がセンシングしてから隣のセンサ12がセンシングするまでの期間が所定の期間より短い期間である場合、制御回路50は、対象物2がスライド動作を行っていると判定する。対象物2をセンサ11がセンシングしてから隣のセンサ12がセンシングするまでの期間が所定の期間より長い期間である場合、又は、別のセンサ13、14、15、16のいずれかが対象物2をセンシングした場合、制御回路50は、対象物2がスライド動作をしていないと判定する。
対象物2がスライド動作をしている場合(S12でYes)、取得回路30は、移動速度vを算出する(S13)。具体的には、取得回路30は、対象物2をセンサ11がセンシングしてからセンサ12がセンシングするまでの時間である移動時間tで、センサ11とセンサ12との間の距離dを除することにより、移動速度vを算出する。
変更回路40は、移動速度vの判定を行う(S14)。移動速度vが第1速度v1より遅い場合(S14でv<v1)、変更回路40は、複数のセンサ10のレベル間隔を小さくする(S15)。レベル間隔の変更後は、ステップS11に戻り、センサ12に割り当てられた変更後のレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
移動速度vが第2速度v2より速い場合(S14でv>v2)、変更回路40は、複数のセンサ10のレベル間隔を大きくする(S16)。レベル間隔の変更後は、ステップS11に戻り、センサ12に割り当てられた変更後のレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
移動速度vが第1速度v1以上第2速度v2以下の場合(S14でv1≦v≦v2)、変更回路40は、複数のセンサ10のレベル間隔を変更しない(S17)。具体的には、変更回路40は、レベル間隔を初期値から変更しない、すなわち、初期値に戻す(S18)。あるいは、既にレベル間隔が変更済みの場合は、初期値に戻すのではなく、変更済みのレベル間隔をそのまま維持してもよい。
対象物2がスライド動作をしていない場合(S12でNo)、変更回路40は、複数のセンサ10を初期値に戻す(S17)。その後、ステップS10に戻り、制御スイッチ1は、一のセンサが対象物2をセンシングするのを待機する。
以下では、ステップS14の移動速度vの判定に基づくレベル間隔の変更の具体例について、図6Aから図6Cを用いて説明する。なお、以下の説明では、複数のセンサ10には、図4に示すように等しいレベル間隔「20」で予めレベル値が割り当てられている場合について説明する。
[2−1.移動速度が遅い場合]
図6Aは、本実施の形態に係る制御スイッチ1において、対象物2の移動速度vが遅い場合の複数のセンサ10に割り当てられる複数のレベル値の一例を示す図である。具体的には、図6Aは、図4に示す割り当てから変更された後のレベル値の割り当てを示している。なお、図6Aにおいて、6個のセンサ11、12、13、14、15、16を示す円の中に記載された数値が、各々に割り当てられたレベル値の一例を示している。対象物2が重なっているセンサ12及び14については、円のすぐ外側にレベル値を記載している。後述する図6B、図6C及び図8Aから図8Dについても同様である。
図4と図6Aとを比較して分かるように、移動速度vが第1速度v1より小さい場合には、レベル間隔が「20」から「10」に小さく変更されている。本実施の形態では、変更回路40は、最初に検知したセンサ11のレベル値「0」を基準として、すなわち、変更せずに、残りのセンサ12、13、14、15、16のレベル値を、各々のレベル間隔が「10」になるように変更する。具体的には、図6Aに示すように、センサ12、13、14、15、16にはそれぞれ、レベル値「10」、「20」、「30」、「40」、「50」が割り当てられる。レベル値の割り当てが変更された後、制御回路50は、センサ12に割り当てられたレベル値「10」に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
割り当ての変更後、例えば、対象物2が移動速度vを維持したまま、図6Aに示すように、センサ13、センサ14の順にスライドすることで、機器3の動作レベルは、レベル値「20」、「30」の順に大きくなる。これにより、最終的には、機器3は、レベル値「30」の大きさに応じた動作、具体的には、明るさ「30」での点灯を行う。
以上のように、レベル間隔を変更する前(図4)では、複数のセンサ10には、「0」から「100」の範囲でレベル値が割り当てられていたのに対して、変更後(図6A)では、「0」から「50」の範囲でレベル値が割り当てられる。つまり、複数のセンサ10によって制御可能な動作レベルの範囲が狭くなっている。
図4に示す変更前の割り当てでは、レベル値が「30」に割り当てられたセンサがないため、明るさを「30」に調整することができない。一方で、図6Aに示す変更後の割り当てでは、センサ14にレベル値「30」が割り当てられているため、明るさを「30」に調整することができる。このように、狭い範囲に属する複数のレベル値に複数のセンサ10が割り当てられているので、動作レベルの微調整が可能となり、操作性を高めることができる。
なお、スライド途中、例えば、センサ13からセンサ14までの間で対象物2の移動速度が変化した場合には、ステップS14の判定に応じて、レベル値の割り当ての変更が行われる。あるいは、1回のスライド操作においては、レベル値の割り当ての変更は1回のみ行われてもよい。すなわち、レベル値の割り当てを1回変更した後、スライド動作を続けている間、速度の算出(S13)及び判定(S14)を行わずに、センシング結果に基づく機器3の制御のみが行われてもよい。
[2−2.移動速度が速い場合]
図6Bは、本実施の形態に係る制御スイッチ1において、対象物2の移動速度vが速い場合の複数のセンサ10に割り当てられる複数のレベル値の一例を示す図である。具体的には、図6Bは、図4に示す割り当てから変更された後のレベル値の割り当てを示している。
図4と図6Bとを比較して分かるように、移動速度vが第2速度v2より大きい場合には、レベル間隔が「20」から「30」又は「40」に大きく変更されている。本実施の形態では、変更回路40は、最初に検知したセンサ11のレベル値「0」を基準として、すなわち、変更せずに、残りのセンサ12、13、14、15、16のレベル値を、各々のレベル間隔が「30」又は「40」になるように変更する。具体的には、図6Bに示すように、センサ12、13、14にはそれぞれ、レベル値「30」、「60」、「100」が割り当てられる。なお、センサ15及びセンサ16には、レベル値が割り当てられなくてもよく、あるいは、最大値であるレベル値「100」が割り当てられてもよい。レベル値の割り当てが変更された後、制御回路50は、センサ12に割り当てられたレベル値「30」に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
割り当ての変更後、例えば、対象物2が移動速度vを維持したまま、図6Bに示すようにセンサ13、センサ14の順にスライドすることで、機器3の動作レベルは、レベル値「60」、「100」の順に大きくなる。これにより、最終的には、機器3は、レベル値「100」の大きさに応じた動作、具体的には、全点灯を行う。
以上のように、レベル間隔を変更する前(図4)では、「0」から「100」の範囲のレベル値が6つのセンサ11、12、13、14、15、16に割り当てられていたのに対して、変更後(図6B)では、4つのセンサ11、12、13、14に割り当てられる。つまり、所定の動作範囲のレベル値を割り当てるのに要するセンサ10の個数が少なくなり、レベル値「0」が割り当てられたセンサ11からレベル値「100」が割り当てられたセンサ14までの距離が短くなっている。
図4に示す変更前の割り当てでは、レベル値「100」に調整するためには、対象物2は、センサ11からセンサ16までを移動しなければいけない。一方で、図6Bに示す変更後の割り当てでは、センサ14にレベル値「100」が割り当てられているため、対象物2は、センサ11からセンサ14までを移動すればよい。このように、対象物2の移動距離が少なくても、動作レベルを大きく変化させることができる。したがって、大きく動作レベルを変更したいときに対象物2の移動量を少なくすることができ、操作性を高めることができる。
[2−3.移動速度が通常の場合]
図6Cは、本実施の形態に係る制御スイッチ1において、対象物2の移動速度vが通常(v1以上v2以下)である場合の複数のセンサ10に割り当てられる複数のレベル値の一例を示す図である。
図4と図6Cとを比較して分かるように、移動速度vが第1速度v1以上第2速度v2以下の場合は、レベル間隔は変更されない。このため、レベル間隔「20」が維持された状態で、制御回路50は、センサ12に割り当てられたレベル値「20」に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
例えば、対象物2が移動速度vを維持したまま、図6Cに示すようにセンサ13、センサ14の順にスライドすることで、機器3の動作レベルは、レベル値「40」、「60」の順に大きくなる。これにより、最終的には、機器3は、レベル値「60」の大きさに応じた動作、具体的には、明るさ「60」での点灯を行う。
このように、通常の速度で対象物2が移動する場合には、レベル値の割り当ては変更されない。これにより、意図しないレベル値の変更が抑制されるので、操作性を高めることができる。
[3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る制御スイッチ1では、機器3の動作レベルを制御する制御スイッチであって、並んで配置され、対象物2をセンシングする3以上の複数のセンサ10であって、複数のレベル値が割り当てられた複数のセンサ10と、複数のセンサ10の並び方向に沿った対象物2の移動速度を取得する取得回路30と、移動速度に基づいて、複数のセンサ10への複数のレベル値の割り当てを変更する変更回路40と、複数のセンサ10のうち対象物2をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる制御回路50とを備える。
これにより、複数のセンサ10に割り当てられたレベル値が変更するので、機器3の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。例えば、多くのセンサに対して、微調整が望まれる動作範囲に多くのレベル値を割り当てることで、動作レベルの制御を精度良く行うことができる。あるいは、少数のセンサに対して、所定の動作範囲に少数のレベル値を割り当てることで、少ない操作量で動作レベルを大きく変更することができる。このように、制御スイッチ1によれば、機器3の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2に係る制御スイッチ1について説明する。なお、本実施の形態に係る制御スイッチ1の構成は、実施の形態1に係る制御スイッチ1と同じである。以下では、本実施の形態に係る制御スイッチ1の動作を主に説明する。
図7は、本実施の形態に係る制御スイッチ1の動作を示すフローチャートである。図7に示すように、実施の形態1に係る制御スイッチ1の図5に示す動作と比較して、対象物2がスライド動作を行っていないと判定された場合(S12でNo)の動作が異なっている。
対象物2がスライド動作をしていない場合(S12でNo)とは、所定の期間の間に隣のセンサが対象物2をセンシングしなかった場合である。例えば、ユーザが一度、機器3の動作レベルを調整した後、しばらくしてから再び動作レベルを調整しようとする場合などが想定される。
この場合、制御スイッチ1は、複数のセンサ10のうち一のセンサが対象物2をセンシングするのを待機する(S20でNo)。一のセンサが対象物2をセンシングした場合(S20でYes)、変更回路40は、当該一のセンサに割り当てられたレベル値を、機器3の現在のレベル値に変更する(S21)。続いて、変更回路40は、初期のレベル間隔に戻して、他のセンサにレベル値を割り当てる(S22)。
その後、ステップS12に戻り、対象物2がスライド動作している場合(S12でYes)、実施の形態1と同様に、レベル間隔の変更を行う。
以下では、図8Aから図8Dを用いて、図7で示した動作の具体例について説明する。図8Aから図8Dは、本実施の形態に係る制御スイッチ1において、対象物2の動きに応じて変更される複数のレベル値の一例を示す図である。
ここでは、まず、図8Aに示すように、センサ13が対象物2をセンシングすることで、機器3は、レベル値「40」に応じた動作、例えば、明るさ「40」で点灯を行う。その後、複数のセンサ10のいずれも対象物2を、所定の期間以上センシングしなかった場合(S12でNo)を想定する。この場合、機器3は、レベル値「40」に応じた動作を所定の期間以上継続している。
次に、図8Bに示すように、センサ12が対象物2をセンシングしたとき(S20でYes)、変更回路40は、センサ12に機器3の動作中のレベル値「40」を割り当てる(S21)。さらに、変更回路40は、センサ12以外のセンサ11、13、14、15、16の各々に、レベル間隔が「20」になるようにレベル値を割り当てる(S22)。
これにより、センサ11、センサ13、センサ14及びセンサ15の各々に、レベル値「20」、「60」、「80」、「100」が割り当てられる。なお、センサ16には、レベル値が割り当てられなくてもよく、あるいは、最大値である「100」が割り当てられてもよい。
図8Cに示すように、対象物2がそのままスライドした場合(S12でYes)、実施の形態1と同様に、移動速度vの判定を行う。ここでは、一例として、移動速度vが第1速度v1より遅い場合について説明する。
この場合、図8Dに示すように、変更回路40は、レベル間隔を「10」に変更する(S15)。これにより、センサ13にはレベル値「50」が割り当てられるので、制御回路50は、レベル値「50」に応じた動作レベルで機器3を動作させる。そのまま、対象物2がセンサ14、センサ15の順でスライドすることで、機器3の動作レベルは、レベル値「60」、「70」の順に大きくなる。これにより、最終的には、機器3は、レベル値「70」の大きさに応じた動作、具体的には、明るさ「70」での点灯を行う。
以上のように、本実施の形態に係る制御スイッチ1では、変更回路40は、さらに、機器3が所定の動作レベルの動作を所定の期間以上継続している場合に、複数のセンサ10のうち一のセンサが対象物2をセンシングしたとき、当該一のセンサに所定の動作レベルに応じたレベル値を割り当てる。
これにより、センサが対象物2をセンシングした場合に、現状の動作レベルに応じたレベル値が当該センサに割り当てられる。このため、動作レベルが突発的に大きく変化することを抑制することができる。つまり、操作再開時に動作レベルが意図せずに変化してしまうことを抑制することができる。
(変形例)
以下では、上記の実施の形態に係る制御スイッチの変形例について、図9を用いて説明する。図9は、本変形例に係る制御スイッチ1において、複数のセンサ10が同時に対象物2をセンシングする様子を示す図である。
上記の実施の形態1及び2では、複数のセンサ10のセンシング範囲が重複しておらず、対象物2が複数のセンシング範囲に入らない場合について説明した。これに対し、図9に示すように、対象物2が複数のセンサ10のセンシング範囲に跨って存在する場合が考えられる。
本変形例では、制御回路50は、複数のセンサ10のうち2つのセンサが同時に対象物2をセンシングした場合、当該2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。なお、本開示において同時とは、完全に同時、又は、実質的に同時とみなせる程度に僅かな時間以内を意味する。
このように、本変形例に係る制御スイッチ1では、制御回路50は、複数のセンサ10のうち2つのセンサが同時に対象物2をセンシングした場合、当該2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
これにより、センサの個数を抑制しつつ、より高い精度で動作レベルを調整することができる。
なお、制御回路50は、3つ以上のセンサが対象物2を同時にセンシングした場合も同様に、当該3つ以上のセンサに割り当てられた3つ以上のレベル値の平均値に応じた動作レベルで機器3を動作させてもよい。
また、センサが静電容量式センサの場合、静電容量の変化が大きい程、対象物2がセンサに近いことを意味する。したがって、制御回路50は、2つのセンサの各々の静電容量の変化の大きさに基づいて、2つのレベル値を重み付け加算した値に応じた動作レベルで機器3を動作させてもよい。
例えば、センサ12とセンサ13とが同時に対象物2をセンシングした場合において、対象物2がセンサ13により近いときを想定する。この場合、センサ13の静電容量の変化量がセンサ12の静電容量の変化量より大きくなるので、制御回路50は、センサ13に割り当てられたレベル値をセンサ12に割り当てられたレベル値より大きく重み付けて加算してもよい。
(他の実施の形態)
以上、1つ又は複数の態様に係る制御スイッチについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本開示の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、及び、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の範囲内に含まれる。
例えば、上記の実施の形態では、複数のセンサ10には複数のレベル値が等しいレベル間隔で予め割り当てられている例について説明したが、これに限らない。複数のセンサ10では、その並び方向に沿って、レベル間隔が漸増又は漸減していてもよい。変更後のレベル間隔についても、等しいレベル間隔でなくてもよく、例えば、複数のセンサ10の並び方向に沿って、変更後のレベル間隔が漸増又は漸減していてもよい。また、例えば、複数のセンサ10には複数のレベル値が昇順又は降順で割り当てられていなくてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、移動速度の判定に第1速度v1と第2速度v2とを用いたがこれに限らない。変更回路40は、移動速度vが所定の速度より遅い場合にレベル間隔を小さくし、これ以外の場合には、レベル間隔を変更しなくてもよい。また、変更回路40は、移動速度vが所定の速度より速い場合にレベル間隔を変更し、これ以外の場合には、レベル間隔を変更しなくてもよい。
また、本開示は、制御スイッチ1として実現できるだけでなく、制御スイッチ1の各構成要素である取得回路30、変更回路40及び制御回路50が行う処理をステップとして含むプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体として実現することもできる。
つまり、上述した包括的又は具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
また、上記の各実施の形態は、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチとして利用でき、例えば、照明機器、音響機器、空調機器などの各種エレクトロニクス機器の動作レベルを制御するスイッチなどに利用することができる。
1 制御スイッチ
2 対象物
3 機器
4 光源
5 支持部
10、11、12、13、14、15、16 センサ
20 基台
30 取得回路
40 変更回路
50 制御回路

Claims (8)

  1. 機器の動作のレベルを、第1、第2及び第3動作レベルを含む複数の動作レベルの間で制御するための制御スイッチであって、
    各々が対象物を感知する、第1、第2及び第3センサを含む複数のセンサであって、
    前記第1センサ、前記第2センサ、前記第3センサの順に、互いに間隔を空けて一方向に沿って配置され、
    前記第1センサ、前記第2センサ、及び前記第3センサに対して、各々が前記複数の動作レベルのいずれかに対応する複数のレベル値のうち、前記第1動作レベルに対応する第1レベル値、前記第2動作レベルに対応する第2レベル値及び前記第3動作レベルに対応する第3レベル値がそれぞれ割り当てられ、
    前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値は、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値の順に増加又は減少する値である、複数のセンサと、
    前記第1、前記第2及び前記第3センサを用いて、前記一方向に沿った前記対象物の移動速度を取得する取得回路と、
    前記移動速度に基づいて、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更する変更回路と、
    前記第1、前記第2及び前記第3センサのうち前記対象物を感知したセンサに割り当てられたレベル値に対応する動作レベルで前記機器を動作させる制御回路とを備え、
    前記変更回路は、
    (i)前記移動速度が第1速度より遅い場合、前記第1レベル値と前記第2レベル値との間隔である第1レベル間隔、及び前記第2レベル値と前記第3レベル値との間隔である第2レベル間隔がいずれも小さくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更し、
    (ii)前記移動速度が前記第1速度より速い第2速度より速い場合、前記第1レベル間隔、及び前記第2レベル間隔がいずれも大きくなるように、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値のうち少なくとも2つの値を変更し、
    (iii)前記移動速度が前記第1速度以上前記第2速度以下の場合、前記第1レベル値、前記第2レベル値及び前記第3レベル値を変更しない、
    制御スイッチ。
  2. 前記変更回路は、さらに、前記機器の前記動作の前記レベルが、所定期間以上継続して、前記複数の動作レベルのうち1つの動作レベルである場合、前記複数のセンサのうち前記対象物を感知した前記センサに、前記複数のレベル値のうち、前記1つの動作レベルに対応するレベル値を割り当てる、
    請求項1に記載の制御スイッチ。
  3. 前記制御回路は、前記複数のセンサのうち2つのセンサが同時に前記対象物を感知した場合、前記複数のレベル値のうち、前記2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じて前記機器を動作させる、
    請求項1または2に記載の制御スイッチ。
  4. 前記取得回路は、前記第1センサが前記対象物を感知してから、前記第2センサが前記対象物を感知するまでに要した時間と、前記第1センサから前記第2センサまでの距離とを用いて、前記移動速度を算出する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  5. 前記第1、前記第2及び前記第3センサは等間隔に配置され、かつ、前記第1レベル間隔と前記第2レベル間隔とが等しい、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  6. 前記第1、前記第2及び前記第3センサは、直線状に配置されている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  7. 前記複数のセンサの各々は、前記対象物と前記複数のセンサの各々との間に生じる静電容量の変化を検出する電極を含む、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  8. 前記複数のセンサの各々は、前記対象物が反射または放射する赤外線を受け取る受光部を含む、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
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