JPH031613A - 非接触認識信号入力装置 - Google Patents

非接触認識信号入力装置

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JPH031613A
JPH031613A JP1042182A JP4218289A JPH031613A JP H031613 A JPH031613 A JP H031613A JP 1042182 A JP1042182 A JP 1042182A JP 4218289 A JP4218289 A JP 4218289A JP H031613 A JPH031613 A JP H031613A
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light
sensor
recognition signal
input
circuit
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Toshihiko Hatanaka
畑中 利彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、非接触認識信号入力装置、特に複数の入力を
簡単かつ確実に行うことのできる非接触認識信号入力装
置に関するものである。
[従来の技術] 使用者によって所望の認識信号入力を行うことのできる
非接触認識信号が各種の産業分野において用いられてお
り、例えばスイッチ操作時に直接使用者の指などを触れ
ることなくスイッチのオンオフ或いは所望の信号入力を
与えることのできる利点を有する。
このような非接触認識信号入力装置は、エレベータの呼
ボタンなどとして広く用いられており、また、近年にお
いては、車両用キーレスエントリ装置の認識信号入力装
置として、或いは車両用キーレスエンジンスタート装置
の認識信号入力装置としても用いられる。
更に、このような認識信号入力装置の用途は近年のホー
ムセキュリティ分野においても、各種の開扉信号を得る
ために有用である。
すなわち、通常の可動部分を含む接触型認識信号入力装
置は、車両或いは屋外で用いられた場合、埃或いは煙苧
の煙その他の塵埃によって比較的容易に作動不良を起こ
すことがあり、装置の入力手段としては必ずしも適切で
なかった。
従って、このような従来の接触型認識信号入力装置に比
して、非接触認識信号入力装置は入力装置自体を密閉型
として、機械的な可動部のない堅牢な故障の少ない入力
装置を提供可能である。
また、本発明で対象とする非接触認識信号入力装置は、
その表面をガラス或はプラスチックの絶縁層或いは絶縁
板で覆い、これによって、使用者の指がガラス或いはプ
ラスチック表面に触れることによって動作し、また表面
が汚れた場合にも極めて簡単に清掃することができると
いう利点もある。
前述したごとく、このような非接触認識信号入力装置の
好適な使用例としては、車両用のキーレスエントリ装置
があり、以下にこのキーレスエントリ装置の例を説明す
る。
車両の盗難を防止するためにドアロック装置は不可欠で
あるが、一方において、このドアロックを解除するため
のキーを常時携帯し管理することは結構厄介であり、ま
たその紛失時には著しく面倒な後処理を特徴とする 特に、このような後処理は車室内にキーを置き忘れたま
までドアロックしてしまうような場合にしばしば生じ、
古くからキーレスエントリの要請が高かった。
従来において、このようなキーレスエントリは盗難防止
及びいたずら等により破壊されることとの調和のもとで
実現されていた。
従来のキーレスエントリは、通常、車体の外表面に、例
えばドアハンドルの周縁などにキーボードを取り付け、
このキーボードによって特定の予め定められた認識(以
下IDと称す)番号を複数桁の文字列或いは数字列とし
て入力し、これが所定の登録番号と一致したときにロッ
ク解除有する方式から成る。
この従来方式は、暗証番号を用いた多くの本人確認方式
と同様に、盗難防止には大きな威力を発揮する。
しかしなから、前記従来におけるキーボード型のキーレ
スエントリ装置は、自動車の外表面にキー、ボードが設
けられるので、キーボード装置自体が破壊されやすく、
或いはいたずらによって使用不能になりやすいという欠
点があった。
従って、従来においても、キーレスエントリのID番号
を入力するために、車室内に設けられたセンサを車外か
ら非接触で操作して所望のエントリ入力を行うことが望
まれている。
[発明が解決しようとする課題] このような非接触認識信号入力装置としては、幾つかの
提案がな′されており、例えば光センサを用いた装置も
提案されたが、このような光センサでは外光照度の変動
或いは汚れなどの影響を受けやすく、エントリ入力の確
実性が低いという問題があった。
従来において、非接触認識信号入力装置は例えばエレベ
ータの呼ボタンなどにも実用化されており、これらの非
接触認識信号入力装置としては静電容量型が用いられて
いる。
このような静電容量型の非接触認識信号入力装置も車両
のキーレスエントリ装置に利用可能であるが、センサ感
度の調整が微妙であり、十分に実用的な感度を与えた場
合には複数個センサを整列配置した時にセンサ間の干渉
が生じ、誤動作を招きやすいという問題があった。
すなわち、車両用のキーレスエントリ装置などにおいて
は、前述した複数桁のID番号を入力しなければならず
、このために複数個のセンサを整列配置することが必要
となり、このために、従来の静電容量型非接触認識信号
入力装置では、例えば使用者の指などを近接させた時に
、所望桁のエントリ入力ばかりでなく、これに隣接する
センサからも入力が行われてしまいやすいという問題が
あった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、良好な入力感度を得なから、かつ隣接配置さ
れたセンサ間の干渉が生じにくい改良された非接触認識
信号入力装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この出願の第1請求項によ
れば、センサ基板状に複数設けた接地電極囲繞形の電気
センサと、この電気センサ入力よりID信号を出力する
検知回路と、前記センサ基板に複数設けられ、板状ガラ
スに面した受発光素子対からなる光センサと、この先セ
ンサ入力よりID信号を出力する受光処理回路と、この
受光処理回路と前記検知回路とより信号入力してAND
又はOR動作有する論理回路とを備え、動作の信頼性を
高めている。
又、第2請求項においては、センサ基板に支持された環
状接地電極よりも、内側電極を後退させて絶縁支持する
ことにより、感度と信頼性を高めた電気センサを有する
更に、第3請求項においては、センサ基板に支持した電
気センサの内側電極を環状とし、その内側電極の中心部
内空に受発光素子対を配して、−の動作で入力形態の異
なるID入力を得るようにしたものである。
[作用] 従って、本件出願の第1請求項によれば、非接触認識信
号入力装置が例えば車両等の窓ガラス内側に配置され、
使用者は単に窓ガラス越しに指などをセンサに近接する
ことで所望のID番号をエントリすることが可能となる
電気センサと光センサとを用いているので、電気的障害
があるときは光センサで動作させ、光学的障害のある場
合には電気センサで動作させることができる。又、何ら
障害が無い場合にはANDで動作する論理回路を用いて
、電気センサよりのIDと光センサよりのIDとが入力
しないと動作しない様にし、ID破りや誤動作が阻止さ
れる。
光センサは、前面の板状ガラスの外側を撫でることによ
り、板状ガラスが鏡として動作してID入力が可能とな
る。
第2請求項によれば、内側電極が後退することにより、
電気力線分布が広がり、その結果、表面部に人体の一部
が近接すると鋭敏にしかも確実に信号入力動作を行う。
第3r1求項によれば、電気センサと光センサとが同心
状に配列されているため、−動作で両センサを動作させ
ることができる。
従って、装置の操作性が良好になる。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
本発明に係る非接触認識信号入力装置は、各種の応用分
野に用いられ、例えば車両用のキーレスエントリ或いは
キーレスエンジンスタート装置として、又はホームセキ
ュリティのID番号入力用その他として用いられるが、
以下の説明においては、車両用キーレスエントリ装置と
して説明する。
第1図には車両の側方窓内面に設けられた本発明に係る
電子キーレスエントリ装置の外観図が示されており、車
両の運転席側ドア10に収納可能に設けられた側方窓1
2の内面に本発明に係る電子キーレスエントリ装置14
が設けられている。
実施例における電子キーレスエントリ装置14は車両に
オプションとして容易に着脱可能な構成から成り、第2
図の内面側から見た状態から明らかなように、電子キー
レスエントリ装置14の表側には装置本体から下方に伸
びた平薄板から成る固定板14aを有し、該固定板14
aをドア1゜と窓ガラス12との間に挾み込むことによ
って極めて容易に電子キーレスエントリ装置14をドア
】0にしっかりと固定保持することができる。
そして、本発明に係る電子キーレスエントリ装置14は
ドアロックを解除するためのロック解除装置を内蔵して
おり、実施例によれば、このロック解除装置はドアロッ
クのノブ16を上方に押し上げるためのロック解除ソレ
ノイド18をaしており、このロック解除ソレノイドは
リード線2゜を介して電子キーレスエントリ装置14に
接続されており、電子キーレスエントリ装置14の給電
指令によってドアロックノブ16を上方に押し上げるこ
とができる。
第1図に戻って、前記電子キーレスエントリ装置14は
その正面から見て明らかなように、その表面に窓ガラス
12の内面に近接してセンサ基板22が配置されている
。このセンサ基板22はプラスチックなどの絶縁薄板か
らなり、前述した固定板14aと一体に形成することも
可能である。
前記センサ基板22上には複数個の電気センサ24−1
.24−2.24−3.24−4.24−5が平面状に
整列配置されており、この5個の電気センサから所望の
ID番号をエントリ入力することができる。
これらの電気センサ24は、実際上前記センサ基板22
にプリント配線などで形成され、例えば0.2mm程度
の所定厚の銅箔を同心状にパターン成形して所望の電気
センサを得ることができる。
本発明において、更に、前記センサ基板22の各電気セ
ンサ24の周囲には接地電極26が囲繞して形成され、
この接地電極26は各センサ部分において環状内空を有
し、内側環状電極28とは絶縁された状態でセンサ基板
24に設けられている。実施例において、接地電極26
は前述した内側環状電極28と同様にプリント配線にて
形成されており、後述するごとく、各センサの内側環状
電極28を囲繞して接地電極が配置されていることから
、各電気センサ24間の干渉を除去し、誤入力を防ぐた
めに極めて有効である。
内側環状電極28の中心内空部には、受発光素子対から
なる認識信号入力用の5個の光センサ30−1.30−
2.30−3.30−4.3〇−5を含み、これらの素
子対30は、それぞれ発光素子と受光素子とからなり、
例えば素子対30−1は、発光索子30aと受光素子3
0bとで形成され、他の素子も同様である。
そして、実施例における発受光素子対30は本発明にお
ける非接触ID入力光センサを形成し、素子対30−1
が数字のOと5、素子対30−2が数字の1と6そして
順次多素子対30−3. 30−4.30−5がそれぞ
れ数字の2と7.3と8及び4と9を入力するために兼
用されている。
実施例において、電子キーレスエントリ装置14は更に
リセット用に発受光素子対32と電気センサ34、スタ
ート用の発受光素子対36と電気センサ38とを含み、
これらの素子対はそれぞれ発光素子32aと受光索子3
2bそして発光索子36aと受光素子36bとから成る
実施例における各発光素子30as32a、36aはそ
れぞれLEDからなり、その発光周波数は可視光、赤外
線あるいは遠赤外線から任意に設定可能である。また、
各受光素子30b、32b、36bはホトトランジスタ
あるいはホトダイオードから形成される。
そして、本発明において、これら再発受光素子はそれぞ
れ発光面又は受光面が外部に向けて整列配置されており
、この結果、対となっている各受光素子30b、32b
、36bには隣接配置されている対応する発光索子30
 a s 32 a s 36 aからの光が直接入射
しないようになっている。そして、外部から指その他に
よってこれらの近接配置された発受光素子対を撫でると
、このときに反射光が撫でられた受光素子に入射し、こ
れを反射信号として電子キーレスエントリ装置14が取
り込むことができる。
従って、このような発受光素子対の撫で操作は窓ガラス
12を介して非接触で行われるので、電子キーレスエン
トリ装置14が車外に露出することなく容易に信号の取
り込みを行うことが可能となる。
図示した実施例において、前述した各非接触ID入力光
センサの位置を夜間においてもあるいは昼間でもはっき
りと認識させるため、前記発受光素子対30.32.3
6の上方にはそれぞれ表示用LED40が設けられてい
る。
従って、これらのLED点灯によってID入力時に確実
な入力が行われたか否かを使用者が容易に確認すること
ができる。
これらの電気センサ24と光センサ30とは、第3図に
示す縦断面図にその相互関係が最も良く示されている。
図において、窓ガラス12に面した絶縁層42の裏面に
は環状内空44を有する接地電極26が設けられ、この
環状内空44より後退した位置に内側環状電極28が絶
縁支持されて電気センサ24を形成している。この電気
センサ24の内側環状電極28の中心内空部には光セン
サ30が設けられ、その上方には表示用LED40が設
けられている。
第4図には前記電気センサ24に接続され電気センサ2
4の電気特性変化を検出して信号出力する検知回路の一
例が示されている。
図において、電気センサ24はFETQ、のゲート入力
に接続され、またこのゲート入力にはコンデンサCIを
介して電源電圧が供給されている。
また、FETQ、のドレインは電源に接続され、またそ
のソースは可変抵抗VR及びインダクタンスLを介して
接地されている。そして、FETQ のソース−ドレイ
ン間はコンデンサC2を介して接続されている。
従って、FETQlには正帰還がかけられ発振回路を形
成していることが理解される。この発振周波数はそのイ
ンダクタンス、キャパシタンス及び抵抗によって定まり
、その調整は可変抵抗VRにて行うことができる。
また、前述したFETQ、のゲートに接続された電気セ
ンサ24がそのキャパシタンス等の電気特性を変化する
と、発振周波数が変動し或いはインピーダンス(キャパ
シタンス)の大幅な変動によって発振を停止させること
が可能となる。
前記FETQ  のソース端子は抵抗C3を介し■ てトラジスタQ2のベースに接続されている。このトラ
ンジスタQ2はそのコレクタが抵抗R1を介して電源に
接続され、またそのエミッタがコンデンサC4を介して
接地されている。
従って、前記FETQ1が発振を継続しているときには
、コンデンサC3に所望の充電電荷が蓄積され、トラン
ジスタQ2をオン状態に保つことができる。
前記トランジスタQ は更に抵抗R2を介してそのエミ
ッタが次のトランジスタQ3のベースに接続され、また
このトランジスタQ3のベースは抵抗R3を介して接地
されている。トランジスタQ3のコレクタは抵抗R4を
介して電源側に、またそのエミッタは直接接地されてい
る。そして、トランジスタQ3のコレクタから出力端子
Tを介して電子キーレスエントリ装置14にエントリ入
力が供給される。
従って、前記FETQ、の発振状態ではトランジスタQ
2がオン状態となり、この結果コンデンサC4に所望の
充電電荷が蓄積されるのでトランジスタQ3もオン状態
となり、出力端子TにはrLJ信号が出力されることと
なる。従って、この「L」信号によって、キーレスエン
トリ装置14はエントリ入力がOであることを認識する
一方、第3図に示したごとく、所望の電気センサ24に
外部から窓ガラス12を介して使用者の指などを近接さ
せると、このときに該当する電気センサ24のキャパシ
タンスが変化し、この結果、第4図の検知回路において
、FETQ、の発振周波数が著しく低下し或いは発振を
停止し、この結果、コンデンサC3の充電が行われなく
なり、トランジスタQ2がオフ状態となり、更に、コン
デンサC4の充電が行われないことからこれに続くトラ
ンジスタQ3もオフ状態となる。
従って、この状態で、出力端子Tは電源電圧となり、キ
ーレスエントリ装置14にrHJなるエントリ入力を供
給することができる。
前述した電気センサ24のインピーダンス(キャパシタ
ンス)変化は、センサ24自体の電気力線を比誘電率の
大きな指が横切ることによって変化すること、或いはセ
ンサ24の相互インダクタンスが指の近接によって変化
することにより生じ、十分に大きな電気特性変化を容易
に得ることが可能である。
また、本発明によれば、前記指の近接によっても、該、
当する電気センサ24のみが電気特性変化を起こし、こ
れに隣接する他の電気センサはその周囲に接地電極26
が囲繞しているので、比較的電気センサ24の間隔が狭
い場合においても誤入力を生じることはない。
前述した実施例において、FETQ、から成る発振回路
はその発振周波数がIKHz程度に設定されており、使
用者の指を第3図に示すように窓ガラス12に接触させ
ると、このときのインダクタンス変化によって発振回路
は発振停止するように設定されている。
実験によれば、このときの電気センサ24の電気特性変
化は10%程度の低下を示した。
各電気センサ24からキーレスエントリ装置14へのエ
ントリ入力の伝達はセンサ基板22を貫通するリード線
46により行われ、実施例によれば、このリード線46
は同軸ケーブルとすることが好適であった。
第5図には本発明の検知回路の他の実施例が示されてお
り、電気センサ24はコンデンサC5を介してFETQ
lのゲートに接続され、FETQlはそのドレインが電
源に、またソースがコンデンサCBを介してゲートに接
続されている。また、FETQ  のゲートは抵抗R5
を介して接地されている。
従って、このFETQlも正帰還発振回路を構成してい
ることが理解される。
第5図において、電気センサ24は等価回路で示され、
インダクタンス24bとコンデンサ24aとが直列接続
され、これに抵抗24cが並列接続された構成から成る
使用者が指をこの電気センサ24に近付けると、第5図
においてセンサ24と接地間の可変容量C7が変化する
こととなり、第5図によれば、この容量C7の変化によ
って発振周波数が変化することが理解される。
以上のようにして、本発明によれば、車両の窓ガラス内
面等に設けた複数のセンサコイルに人体の一部を近接さ
せて、所望のエントリ入力を行うことが可能である。こ
のようなエントリ入力は、前述したID番号の入力に用
いられ、また装置のリセット入力その他としても用いる
ことが可能である。
第6図には本発明にかかる光センサ用回路を主とする電
子キーレスエントリ装置の全体的な回路構成が示されて
いる。本実施例の非接触ID入力光センサは第6図の符
号48で示され、ID番号入力用及び前記リセット、ス
タートID信号を入力する発受光素子対及び表示用LE
Dがこの非接触IDセンサ48に含まれている。
本発明において、前記非接触ID入力光センサ48の発
光素子には所定の交流電気信号が与えられ、この為に装
置は発光制御回路50を有し、その出力である交流電気
信号が前記発光素子30a、32aそして実施例におい
て表示用LED40SC4与えられている。
また、前記発光制御回路50の出力は後述する受光処理
回路へ同期信号として供給され、外部からの混入ノイズ
によるID入力を防止している。
実施例において発光制御回路50はスタート用の発受光
素子対36からの信号、更に詳細には受光索子36bか
らの信号を受は入れ、このスタート信号入力から所定時
間、例えば7秒間電子キーレスエントリ装置を作動状態
とし、この制限時間内に正しいID入力が行われない場
合にはこの入力操作を無効とする。電気センサ38も同
様な回路が組まれる(図示せず)。
即ち、前記非接触ID入力光センサ48はスタ−ト用発
光素子36aを除いて通常の場合には電源電圧が遮断さ
れており、いずれの発光素子あるいは受光素子も非作動
状態におかれている。また、前記スタート用発光素子3
6aも車両用のバッテリ52からイグニッションスイッ
チの反転スイッチ54から作動電圧が入力されており、
自動車のイグニッションスイッチオン作動状態ではこの
反転スイッチ54が図示の如くオフ状態に保たれ、電子
キー装置が作動することがない。そして、イグニッショ
ンスイッチ54がオフ状態と体ると前記スイッチ54が
オン作動し、バッテリ52からの電流がスタート用発光
素子36aに供給され、外部からのロック解除信号のス
タート作用を受は付ける。
従って、前記スタート用受発光素子対30が自動車の外
部から窓ガラス12を通して撫でられると、前述した如
く発光制御回路50にスタート信号が供給される。
そして、この信号はキースタート回路56によって前置
増幅その他の処理が行われ、キータイマ58に供給され
、前述した所定時間だけ装置が励起状態におかれる。
前記キータイマ58の作動中、発振器60には電源電圧
が供給され、所定周波数の交流電気信号が出力され、増
幅器62によって増幅された信号が前述した如く各発光
索子30 a % 32 a s及び40Sへ供給され
、同様に後述する受光処理回路へもこの交流信号が供給
される。
第7図には前述した発光素子制御回路の好適な実施例が
示されており、キータイマ58はリレーコイル64とリ
レー接点66そして前記リレーコイル64に電流を供給
するトランジスタ68を含み、該トランジスタ68がオ
ン作動状態にある時のみ接点66が閉じられ、後続する
発振器60へ電圧が供給される。
前記トランジスタ68を入力端子58aから供給される
キースタート回路56のトリガ信号にて所定時間、例え
ば7秒間オン作動させるためにタイマIC70が用いら
れ、そのIC70の外部に接続されたコンデンサの容量
値によって任意のオン作動時間を設定することができる
このようにして、キースタート回路58はスタート用発
受光素子対36aのスタート信号を受は付けると、これ
から所定時間発振器60に電源電圧が供給され、発振器
回路60は所定の周波数、例えば1000〜10KHz
の発振信号を出力する。
そして、この発振信号は増幅器62で増幅され、非接触
IDセンサ48に出力される。
スタート表示用LED40Sには前記発光制御回路50
の出力がそのまま供給されており、前記スタート用発受
光素子対36の撫で操作が確実に受は付けられたことを
LED40Sの点灯によって使用者に知らせることがで
きる。
従って、LED40Sが点灯すると、電子キー装置はI
D番号が受付は可能な状態となったことを使用者に知ら
せる。
このとき、前記発光制御回路50の出力は前述した如く
、ID番号入力用の5個の発光索子30aそしてリセッ
ト用の発光素子32aに駆動電流を供給してこれらの発
光素子が点灯される。
任意のID入力用発受光素子対30を窓ガラス12の外
から撫で操作すればこの操作順に所定のID信号を入力
することができ、入力されたID信号が順次対応する表
示をLED40によって表示される。
また、この撫で操作時に誤入力が行われたときには、リ
セット用の発受光素子対32を撫で操作して、それまで
の入力をキャンセルすることができる。
本発明において、前記ID入力信号の受光処理は各セン
サ毎に行われ、この結果、実施例によれば、受光処理回
路は6個の回路72によって形成されている。これらの
受光処理回路72はいずれも同一の構成から成り、以下
においてはID番号入力用の受光素子30b−1と対応
する受光処理回路72−1について説明する。
受光処理回路72は、第8図に示される如く、2段増幅
器74.76を含む。増幅器74は初段増幅であって、
受光素子30b−1のID入力信号を増幅し、次の増幅
器76において端子76aからの信号によってレベル設
定が行われる。
実施例において、第8図の端子76aは外部から調整可
能な可変抵抗器78の出力を増幅器76のトランジスタ
に与え、この結果、増幅器76の増幅度が可変抵抗器7
8の設定により任意に調整される。
増幅器76の出力は端子76bから前述した表示用LE
D40−1に供給され、この結果、撫で操作されたID
番号入力用の発受光素子対301から正しくID信号が
入力されたことを確認できる。
また、増幅器76の出力端子76cからは前述した発光
制御回路の交流信号と同期処理するために同期検波回路
SOにID入力信号が供給される。
同期検波回路80では、受光素子から取り込まれた反射
信号が前記発光制御回路の交流信号と一致しているか否
かを同期検波制御によりて確認し、その出力が積分器8
2及び成形回路84を介して処理され、論理回路86へ
入力される。
従って、本発明の受光処理回路によれば、外部からの入
力、例えば各受光素子に太陽光あるいは他の光が入力さ
れた場合においても、これをノイズとして除去すること
が可能となる。
論理回路86には上記受光処理回路72よりの出力の他
、電気センサ24からID信号入力した検知回路(第4
図)の出力端子Tよりの出力をも入力する。
従って、論理回路86がOR回路である場合は、受光処
理回路72よりの出力か、或いは検知回路の出力端子T
よりの出力かのいずれかが入力されると、論理回路86
は出力を発する。
しかしなから、誤動作の減少やID破りの確率を更に低
めたい場合には、論理回路86をAND回路とし、受光
処理回路72と検知回路の出力端子Tからの出力とが共
に入力された場合のみに、論理回路86が出力するよう
にすることもできる。
以上のようにして入力されたID信号はロック解除装置
として示される能動回路88のエンコーダ90によって
順次取り込まれ、実施例によれば、入力されたID信号
が4桁の数字列としてエンコーダ90によって符号化さ
れる。
また能動回路88としてのロック解除装置はマトリック
ス回路92そして比較器94を含み、マトリックス92
には予め各自動車毎に定められた所定の登録番号が入力
端子92aから供給され、この登録番号と前記エンコー
ダ90からの符号化された信号が比較器94で比較され
、両者が一致したときに出力94aから前述した第1図
及び第2図に示されるソレノイド18に駆動信号が供給
される。
従って、このID入力と登録番号とが一致したときには
、直ちにソレノイド18の磁気吸引動作によってドアロ
ックノブ16が」1方に押し上げられロック解除を行う
ことができる。
また以上のようにして、本実施例によれば、スタートセ
ンサの入力によってID番号入力用のセンサを励起状態
とし、次にこのID番号用センサから所定の例えば4桁
の数字列を暗証番号として入力し、これが登録番号と一
致した時にロック解除が行われ、他の何らの複雑な操作
及びキーによる解除を行うことなくキーレスエントリを
可能とする。
[発明の効果] 以」二説明したように、本発明の第1請求項によれば、
板状ガラス(窓ガラス)等の内側に配して外側から非接
触で認識信号を高い確実性を持って入力できるばかりか
、電気センサと光センサとから別々に入力した認識信号
を論理回路を介して出力し、登録番号と比較する様にし
たので、電気的障害のある場合には光センサで難無く対
応でき、逆に光学的障害がある場合には電気センサで認
識信号を入力でき、広範囲に安定した認識信号が入力で
きる装置が得られる。
また、論理回路としてAND回路を用いれば、光センサ
と電気センサとの両方からの認識信号が入力されないと
動作しないため、ID破りや誤動作が更に良好に阻止さ
れる装置となる。
第2請求項によれば、電気センサの内側電極が接地電極
より後退配置されていることにより、両電極間の電気力
線が広がり、センサ前面部での電気力線が密になるため
、該前面部へ比誘電率の高い物体(人体部分等)が到来
した場合の電気特性の変化が大きくなり、感度の高い電
気センサを備えた装置を提供できるものとなる。
また、第3請求項によれば、電気センサと光センサとが
同心状に配されているため、−動作で光センサと電気セ
ンサとに同時に認識信号を入力できるので、利用者の操
作性を害さずに、確度の高い認識信号入力ができ、小形
で信頼性の高い装置を提供できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の非接触認識信号入力装置の一実施例
としての車両の窓ガラス内面に設けられたキーレスエン
トリ装置の概略構成図、第2図は第1図を内側から見た
要部斜視図、第3図は本発明によるセンサ部の縦断面図
、第4図及び第5図はそれぞれ電気センサからの認識信
号を検知する検知回路の異なる実施例を示す回路図、 第6図は光センサからの認識信号を検知するための処理
回路の回路図、 第7図は第6図の発光制御回路の具体例を示す回路図、 第8図は第6図の受光処理回路の前段部を示す回路図で
ある。 10 ・・・ ドア 12 ・・・ 窓ガラス 14 ・・・ キーレスエントリ装置 16 ・・・ ドアロックノブ 18 ・・・ ソレノイド 22 ・・・ センサ基板 24 ・・・ 電気センサ 26 ・・・ 接地電極 28 ・・・ 内側環状電極 30 ・・・ 光センサ 32 ・・・ リセット用発光素子対 34 ・・・ リセット用電気センサ 36 ・・・ スタート用発光素子対 38 ・・・ リセット用電気センサ 40 ・・・ 表示用LED ID入力光センサ 論理回路 能動回路 エンコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)センサ基板と、環状内空を有する接地電極とこの
    環状内空を有する接地電極の内空部の内側に同心状に離
    間配置した内側電極とを有して前記基板上に複数個平面
    状に整列配置された電気センサと、この電気センサへの
    人体の一部の近接に応じて認識信号を出力する検知回路
    と、板状ガラス内面に近接してそれぞれ発光面又は受光
    面が外側に向けて整列配置された発光素子と受光素子と
    の複数対を前記センサ基板に支持してなり、板状ガラス
    の外面から受発光素子を対を撫でることによって認識信
    号を入力する光センサと、この光センサの発光素子に所
    定の交流電気信号を与える発光制御回路と、前記光セン
    サの認識信号の入力時に受光素子から取り込まれた反射
    信号を前記発光制御回路の交流信号と同期処理して認識
    信号を検出する受光処理回路と、この受光処理回路の出
    力と前記検知回路の出力とを入力する論理回路と、この
    論理回路の出力と予め定められた登録番号とを比較して
    正しい認識信号入力時に動作指示する能動回路とを備え
    る非接触認識信号入力装置。
  2. (2)板状ガラスと、この板状ガラスの内側に近接して
    絶縁支持される環状内空を有する接地電極と、この環状
    内空を有する接地電極より後退して接地電極内空部と同
    心状に離間支持される内側電極とからなる電気センサを
    備える非接触認識信号入力装置。
  3. (3)板状ガラスと、この板状ガラスの内面に近接配置
    される環状内空を有する接地電極とこの環状内空を有す
    る接地電極の内空部の内側に同心状に離間配置される内
    側環状電極とからなる電気センサと、この電気センサの
    内側環状電極の中心内空部に配置されて発光面と受光面
    とを前記板状ガラスの内面に近接して外側に向けて支持
    され発光素子と受光素子とを有し、板状ガラスの外側か
    ら受発光素子対を撫でることにより認識信号を入力する
    光センサとを備える非接触認識信号入力装置。
JP1042182A 1989-02-21 1989-02-21 非接触認識信号入力装置 Pending JPH031613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9769907B2 (en) 2016-01-27 2017-09-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Control switch including sensors, acquisition circuit, change circuit, and control circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9769907B2 (en) 2016-01-27 2017-09-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Control switch including sensors, acquisition circuit, change circuit, and control circuit

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