JP2017134995A - 制御スイッチ - Google Patents

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康平 是澤
Kohei Koresawa
康平 是澤
坂元 豪介
Gosuke Sakamoto
豪介 坂元
友香 伊佐治
Yuka Isaji
友香 伊佐治
七井 識成
Satoshige Nanai
識成 七井
受田 高明
Takaaki Ukeda
高明 受田
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Abstract

【課題】機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチを提供する。【解決手段】機器3の動作レベルを制御する制御スイッチ1であって、並んで配置され、被センシング物2をセンシングする3以上の複数のセンサ10であって、複数のレベル値が割り当てられた複数のセンサ10と、複数のセンサ10のうち被センシング物2をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる制御部30とを備え、複数のセンサ10は、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が不均一になるように配置されている。【選択図】図2

Description

本開示は、機器の動作レベルを制御する制御スイッチに関する。
従来、複数のタッチセンサを備える照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明装置では、複数のタッチセンサの各々に光出力が割り当てられており、タッチ入力を検出したタッチセンサに割り当てられた光出力で点灯する。
特開2014−186931号公報
上記従来の照明装置では、光出力の微調整を行うことが難しい。また、動作レベルを大きく変更する場合には操作量も大きくなる。このように、上記従来の照明装置には操作性が悪いという問題がある。
そこで、本開示は、機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチを提供する。
上記課題を解決するため、本開示の一態様に係る制御スイッチは、機器の動作レベルを制御する制御スイッチであって、並んで配置され、被センシング物をセンシングする3以上の複数のセンサであって、複数のレベル値が割り当てられた複数のセンサと、前記複数のセンサのうち前記被センシング物をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで前記機器を動作させる制御部とを備え、前記複数のセンサは、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が不均一になるように配置されている。
本開示によれば、機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチを提供することができる。
実施の形態に係る制御スイッチが制御する機器を示す概観斜視図である。 実施の形態に係る制御スイッチの構成を示す図である。 実施の形態に係る制御スイッチの複数のセンサの配置の実施例1を示す図である。 実施の形態に係る制御スイッチの複数のセンサの配置の実施例2を示す図である。 実施の形態に係る制御スイッチの複数のセンサに割り当てられた複数のレベル値と機器の動作範囲との関係を示す図である。 変形例1に係る制御スイッチの複数のセンサに割り当てられた複数のレベル値と機器の動作範囲との関係を示す図である。 変形例1に係る制御スイッチの複数のセンサの配置の一例を示す図である。 変形例2に係る制御スイッチの複数のセンサが略同時に被センシング物をセンシングする様子を示す図である。
(本開示の概要)
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る制御スイッチは、機器の動作レベルを制御する制御スイッチであって、並んで配置され、被センシング物をセンシングする3以上の複数のセンサであって、複数のレベル値が割り当てられた複数のセンサと、前記複数のセンサのうち前記被センシング物をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで前記機器を動作させる制御部とを備え、前記複数のセンサは、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が不均一になるように配置されている。
例えば、複数のセンサが等間隔で配置されている場合には、微調整が困難又は不可能である。また、例えば、動作レベルを大きく変更したい場合には、手をスライドさせる距離(操作量)が大きくなる。このため、機器の動作レベルの制御に対する操作性が悪い。
本開示の一態様に係る制御スイッチによれば、複数のセンサの配置間隔が不均一になるので、配置間隔が大きくなっている部分では、手の揺れなどによって意図せずに隣のセンサのセンシング範囲に入りにくくなるので、意図しないレベル値の変更を抑制することができる。したがって、狭い動作範囲でのレベル値の調整(すなわち、微調整)が行いやすくなる。また、配置間隔が小さくなっている部分では、少ない操作量で動作レベルを大きくすることができる。このように、本開示の一態様に係る制御スイッチによれば、機器の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。
また、例えば、前記複数のセンサは、前記機器の第1動作範囲に属するレベル値が割り当てられた複数の第1センサと、前記第1動作範囲より広く、かつ、前記第1動作範囲に重複しない前記機器の第2動作範囲に属するレベル値が割り当てられた複数の第2センサとを含み、前記複数の第1センサ間の配置間隔は、前記複数の第2センサ間の配置間隔より広くてもよい。
これにより、狭い第1動作範囲では複数のセンサの配置間隔が大きくなり、広い第2動作範囲では複数のセンサの配置間隔が小さくなるので、第1動作範囲では、意図しないレベル変更を抑制することができ、第2動作範囲では、少ない操作量で動作レベルを大きく変更することができる。
また、例えば、前記複数のセンサには、その並び方向に沿って前記複数のレベル値が昇順又は降順で割り当てられていてもよい。
これにより、制御スイッチを操作する手などの被センシング物を複数のセンサの並び方向に沿ってスライドさせることで、動作レベルを大きく又は小さくすることができる。被センシング物の移動距離及び移動方向によって、動作レベルの大小を制御することができる。
また、例えば、前記複数のセンサでは、前記並び方向に沿って、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が漸増又は漸減していてもよい。
これにより、配置間隔が漸増又は漸減するので、被センシング物の動きに合わせてより自然な割り当てが実現できる。このため、操作性が高められる。
また、例えば、前記機器の動作範囲は、前記第1動作範囲及び前記第2動作範囲の少なくとも一方を複数有し、前記複数のセンサは、前記複数の第1センサのセット及び前記複数の第2センサのセットの少なくとも一方を複数含んでいてもよい。
これにより、例えば、微調整が必要な動作範囲が複数存在する場合であっても、複数の動作範囲の各々で配置間隔を大きくすることができるので、意図しないレベル変更が抑制されて微調整が行いやすくなる。あるいは、微調整が不要な動作範囲が複数存在する場合であっても、複数の動作範囲の各々で配置間隔を大きくすることができるので、少ない操作量で大きくレベル値を変更することができる。
また、例えば、前記制御部は、前記複数のセンサのうち2つのセンサが略同時に前記被センシング物をセンシングした場合、当該2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じた動作レベルで前記機器を動作させてもよい。
これにより、センサの個数を抑制しつつ、より高い精度で動作レベルを調整することができる。センサの個数が抑制されるので、制御スイッチの小型化、軽量化及び低コスト化を実現することができる。
また、例えば、前記複数のセンサには、前記複数のレベル値が等しいレベル間隔で割り当てられていてもよい。
これにより、複数のセンサには等しいレベル間隔でレベル値が割り当てられているので、操作者がセンサに割り当てられたレベル値を把握しやすくなり、操作性を高めることができる。
また、例えば、前記複数のセンサは、一直線に並んで配置されていてもよい。
これにより、直線方向に沿って被センシング物をスライドさせればよいので、操作が簡単になり、操作性を高めることができる。
また、例えば、前記複数のセンサは、静電容量式の非接触センサであってもよい。あるいは、例えば、前記複数のセンサは、赤外線センサであってもよい。
これにより、非接触の制御スイッチにおいて、特に操作性が高められる。例えば、接触操作では、スイッチ(センサ)に直接触れることで手(指)の位置が安定するため、微調整がしやすく、意図しない操作による誤動作なども発生しにくい。一方で、非接触操作では、手(指)が制御スイッチに対して浮いた状態であるので、その位置が安定しにくい。そのため、手又は体の揺れなどによって、意図せずに隣のセンサのセンシング範囲に手が入ってしまうことがある。
本開示の一態様に係る制御スイッチによれば、複数のセンサの配置間隔が不均一になるので、配置間隔が大きくなっている部分では、手の揺れなどによって意図せずに隣のセンサのセンシング範囲に入りにくくなるので、意図しないレベル値の変更を抑制することができる。したがって、微調整が行いやすくなる。また、配置間隔が小さくなっている部分では、少ない操作量で動作レベルを大きくすることができる。このように、本開示の一態様に係る制御スイッチによれば、機器の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。
以下では、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[1.構成]
まず、実施の形態に係る制御スイッチの構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る制御スイッチ1が制御する機器3を示す概観斜視図である。図2は、本実施の形態に係る制御スイッチ1の構成を示す図である。
制御スイッチ1は、例えば、明るさ(調光比)又は音量などのレベルを調整するためのレベル調整用の制御スイッチである。制御スイッチ1は、機器3の動作レベルを制御する。具体的には、制御スイッチ1は、複数のセンサ10による被センシング物2のセンシング結果に基づいて、機器3の動作レベルを制御する。例えば、制御スイッチ1は、複数のセンサ10によって被センシング物2のスライドを検知し、検知したスライドの方向などに応じて照明装置を明るく又は暗く調整する。
図1に示すように、被センシング物2は、例えば、ユーザの手などである。被センシング物2は、手に限らず、指、脚、頭などの人体の他の一部でもよく、あるいは、タッチペンなどの物体でもよい。
機器3は、動作レベルが調整可能な所定の動作を行う機器である。例えば、機器3は、図1に示すように、調光又は調色機能を有する照明装置である。図1では、一例としてデスクスタンドを示している。図1に示すように、機器3は、光源4と、支持部5とを備える。
光源4は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を備える光源モジュールである。光源4は、LEDの代わりに、有機EL(Electro Luminescence)素子又はレーザ素子などを備えてもよい。
支持部5は、光源4を支える支持部であり、機器3の外郭筐体を構成する。支持部5は、樹脂材料又は金属材料などから形成される。
なお、機器3は、オーディオ機器又は空調機器などの各種エレクトロニクス機器でもよい。機器3は、制御スイッチ1によって制御された動作レベル(例えば、調光比、音量、温度など)で動作する。
本実施の形態では、制御スイッチ1は、機器3に設けられる。すなわち、制御スイッチ1と機器3とは、一体に構成されている。具体的には、図1に示すように、制御スイッチ1は、支持部5の内部に配置される。支持部5には、開口が設けられ、制御スイッチ1は、当該開口を介して制御スイッチ1の複数のセンサ10が露出するように支持部5の内部に配置されている。なお、開口には、センサ10を保護するためのカバーが設けられていてもよい。
なお、制御スイッチ1は、例えば、機器3を操作するリモコン装置(図示せず)に設けられてもよい。すなわち、制御スイッチ1と機器3とは、無線又は有線で通信してもよい。
図2に示すように、制御スイッチ1は、複数のセンサ10と、基台20と、制御部30とを備える。制御部30は、システムLSI(Large Scaled Integration)又はマイクロコンピュータなどの制御回路によって実現される。当該制御回路は、例えば、基台20に実装される。以下では、制御スイッチ1が備える各構成要素の詳細について説明する。
[1−1.センサ]
複数のセンサ10は、並んで配置され、被センシング物2をセンシングする複数のセンサである。複数のセンサ10の個数は、3以上である。本実施の形態では、図3A又は図3Bに示すように、制御スイッチ1が6個のセンサ11〜16を備える例について説明する。図3A及び図3Bはそれぞれ、本実施の形態に係る制御スイッチ1の複数のセンサ11〜16の配置の実施例1及び2を示す図である。以下の説明において、センサ11〜16を特に区別しない場合には、センサ10として説明を行う。
複数のセンサ10は、基台20上に並んで配置されている。本実施の形態では、複数のセンサ10は、一直線に並んで配置されている。なお、複数のセンサ10は、直線に限らず、曲線に沿って配置されていてもよい。あるいは、複数のセンサ10は、マトリクス状に配置されていてもよい。
本実施の形態では、複数のセンサ10は、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が不均一になるように配置されている。配置の具体例については、後で説明する。
複数のセンサ10には、複数のレベル値が割り当てられている。具体的には、複数のセンサ10には、複数のレベル値が一対一で割り当てられている。図3A及び図3Bにおいて、6個のセンサ11〜16を示す円の中に記載された数値が、各々に割り当てられたレベル値の一例を示している。
図4は、本実施の形態に係る制御スイッチ1の複数のセンサ11〜16に割り当てられた複数のレベル値と機器3の動作範囲との関係を示す図である。図4に示すように、センサ11〜16には、レベル間隔が等間隔になるように、複数のレベル値が割り当てられている。一例として、レベル間隔は「20」である。なお、レベル間隔は、隣り合う2つのセンサ10間における、各々に割り当てられたレベル値のレベル差である。レベル間隔は、等間隔でなくてもよく、例えば、複数のセンサ10の並び方向に沿って漸増又は漸減していてもよい。
割り当てられたレベル値は、複数のセンサ10又はその近傍に表示されてもよい。例えば、複数のセンサ10の各々の近傍に、各々に割り当てられたレベル値を表示する表示部が設けられていてもよい。当該表示部は、液晶ディスプレイなどである。
複数のセンサ10は、静電容量式の非接触センサである。センサ10は、センシング範囲内に被センシング物2が入った場合に、静電容量が変化する。つまり、センサ10は、静電容量の変化によって被センシング物2をセンシングする。
複数のセンサ10は、各々のセンシング範囲が互いに重複しないように配置されている。例えば、複数のセンサ10の各々のセンシング範囲は、各々の直上領域である。つまり、センシング範囲は、上面視において、図2に示すセンサ10の円形の範囲である。なお、直上(又は上方)とは、基台20のセンサ10が設置された面の法線方向を意味する。センシング範囲の形状はこれに限定されず、正方形などの多角形又は楕円形などでもよい。
なお、複数のセンサ10は、非接触方式で被センシング物2をセンシングするセンサであればよく、例えば、赤外線センサでもよい。あるいは、複数のセンサ10は、タッチセンサなどの接触式のセンサでもよい。
[1−2.基台]
基台20は、複数のセンサ10を支持する部材である。基台20は、例えば、板状の基板であり、主面に複数のセンサ10が並んで配置されている。基台20は、例えば、ガラス基板、樹脂基板などである。基台20の形状及び大きさなどは、特に限定されない。基台20は、可撓性を有するフレキシブル基板でもよい。このため、複数のセンサ10は、曲面に沿って並んで配置されていてもよい。
基台20には、金属などの導電性材料から形成されるパターン配線が形成されている。パターン配線は、複数のセンサ10の各々と、制御部30を実現する制御回路とを電気的に接続している。これにより、複数のセンサ10の各々から被センシング物2のセンシング結果が制御部30に送信される。
[1−3.制御部]
制御部30は、複数のセンサ10のうち被センシング物2をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。本実施の形態では、制御部30は、機器3の光源4を制御する。制御部30と光源4(機器3)とは、有線又は無線で接続されている。制御部30は、レベル値を示す制御信号を有線又は無線で光源4に送信することで、光源4の動作レベル(調光比)を制御する。光源4は、制御部30から制御信号を受信した場合に、制御信号が示すレベル値に応じた動作レベルで動作する。
一例として、複数のセンサ10には図3Aに示すレベル値の割り当てが行われている場合において、被センシング物2がセンサ15のセンシング範囲内に位置し、センサ15が被センシング物2をセンシングした場合を想定する。この場合、制御部30は、センサ15に割り当てられたレベル値「80」を示す制御信号を光源4に送信する。光源4は、レベル値が「80」であることを示す制御信号を受信したとき、調光比「80」で点灯する。
制御部30は、例えば、機器3の制御プログラムなどが格納された不揮発性メモリ、制御プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、制御プログラムを実行するプロセッサなどで実現される。
[2.センサの配置]
以下では、本実施の形態に係る複数のセンサ10の配置について説明する。本実施の形態に係る複数のセンサ10は、各々に割り当てられたレベル値が機器3の動作範囲のうち、微調整が必要な第1動作範囲に属するか、微調整が不要な第2動作範囲に属するかによってその配置が定められている。まず、図4を用いて機器3の動作範囲について説明する。
本実施の形態では、機器3は、図4に示すように、レベル値(調光比)「0」〜「100」までの動作範囲で動作する。具体的には、機器3は、消灯(調光比「0」)、調光点灯、全点灯(調光比「100」)の間で動作する。
機器3の動作範囲には、微調整が必要な第1動作範囲と、微調整が不要な第2動作範囲とが含まれる。第1動作範囲と第2動作範囲とは、互いに排他的である。言い換えると、第1動作範囲と第2動作範囲とは重複しない。
本実施の形態では、第2動作範囲は、第1動作範囲より広い。具体的には、第1動作範囲は、レベル値「0」から「40」までのレベル差「40」の範囲である。第2動作範囲は、レベル値「40」から「100」までのレベル差「60」の範囲である。
なお、図4は一例に過ぎず、第1動作範囲と第2動作範囲とはこれに限定されない。例えば、本実施の形態では、第1動作範囲と第2動作範囲とが連続しているが、連続せずに離れていてもよい。また、第1動作範囲と第2動作範囲とでレベル差が等しくてもよい。あるいは、第1動作範囲が第2動作範囲より狭くてもよい。
[2−2.実施例1]
実施例1では、図3Aに示すように、センサ11〜13は、第1動作範囲に属するレベル値が割り当てられた第1センサであり、配置間隔d1で等間隔に配置されている。センサ13〜16は、第2動作範囲に属するレベル値が割り当てられた第2センサであり、配置間隔d2で等間隔に配置されている。配置間隔d1は、配置間隔d2より大きい。また、センサ11〜16には、レベル間隔が「20」で互いに等しくなるように、レベル値が昇順で割り当てられている。
図3Aに示すように、第1動作範囲に属するセンサ11〜13は、広い配置間隔で配置されているので、被センシング物2は、意図しないセンサのセンシング範囲内に入りにくくなる。したがって、意図しないレベル変更などが抑制され、狭い動作範囲でのレベル値の調整が容易になり、操作性が高められている。
また、第2動作範囲に属するセンサ13〜16は、狭い配置間隔で配置されているので、例えば、被センシング物2をスライドさせてレベル値を「40」から「100」まで増加させる場合に、被センシング物2の移動量を少なくすることができる。したがって、少ない移動量で大きなレベル変更が可能となるので、操作性が高められている。
[2−3.実施例2]
実施例2では、図3Bに示すように、センサ11〜13は、第1動作範囲に属するレベル値が割り当てられた第1センサである。センサ13〜16は、第2動作範囲に属するレベル値が割り当てられた第2センサである。センサ11〜16は、その並び方向に沿って、配置間隔が漸減するように配置されている。
具体的には、図3Bに示すように、センサ11とセンサ12との配置間隔D1、センサ12とセンサ13との配置間隔D2、センサ13とセンサ14との配置間隔D3、センサ14とセンサ15との配置間隔D4、及び、センサ15とセンサ16との配置間隔D5は、D1≧D2≧D3≧D4≧D5を満たす。なお、センサ11〜16では、その並び方向に沿って、配置間隔が漸増していてもよい。
これにより、実施例1の場合と同様に、第1動作範囲に属するセンサ11〜13においては、意図しないレベル変更が抑制され、狭い動作範囲でのレベル値の調整が容易になり、操作性が高められている。第2動作範囲に属するセンサ13〜16においては、少ない移動量で大きなレベル変更が可能となるので、操作性が高められている。また、配置間隔が漸減しているので、被センシング物2の動きに合わせてより自然な割り当てとなっている。このため、操作性がより高められている。
[3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る制御スイッチ1では、機器3の動作レベルを制御する制御スイッチであって、並んで配置され、被センシング物2をセンシングする3以上の複数のセンサ10であって、複数のレベル値が割り当てられた複数のセンサ10と、複数のセンサ10のうち被センシング物2をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで機器3を動作させる制御部30とを備え、複数のセンサ10は、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が不均一になるように配置されている。
これにより、複数のセンサ10の配置間隔が不均一になるので、配置間隔が大きくなっている部分では、手の揺れなどによって意図せずに隣のセンサのセンシング範囲に入りにくくなるので、意図しないレベル値の変更を抑制することができる。したがって、微調整が行いやすくなる。また、配置間隔が小さくなっている部分では、少ない操作量で動作レベルを大きくすることができる。このように、制御スイッチ1によれば、機器3の動作レベルの制御に対する操作性を高めることができる。
(変形例1)
以下では、上記の実施の形態に係る制御スイッチの変形例1について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は、本変形例に係る制御スイッチ1の複数のセンサ10に割り当てられた複数のレベル値と機器3の動作範囲との関係を示す図である。図6は、本変形例に係る制御スイッチ1の複数のセンサ10の配置の一例を示す図である。
本変形例に係る制御スイッチ1は、微調整が必要な第1動作範囲を複数有する機器3を制御するスイッチである。図6に示すように、制御スイッチ1は、11個のセンサ10a〜10kを備える。なお、センサの個数はこれに限定されず、実施の形態と同様に6個でもよい。本変形例では、説明を分かりやすくするために11個のセンサ10a〜10kを例示する。
本変形例では、図5に示すように、機器3の動作範囲は、微調整が必要な2つの第1動作範囲と微調整が不要な1つの第2動作範囲とを有する。例えば、レベル値の最小値近傍と最大値近傍とで微調整が必要となり、レベル値の中央値近傍では微調整が不要である場合を想定する。この場合、一例として、第1動作範囲は、レベル値「0」〜「30」の範囲と、レベル値「70」〜「100」の範囲とである。第2動作範囲は、レベル値「30」〜「70」の範囲である。
なお、第1動作範囲が、レベル値の中央値「50」を含む範囲であり、第1動作範囲が、レベル値の最小値「0」を含む範囲と、最大値「100」を含む範囲とであってもよい。また、第1動作範囲と第2動作範囲との各々が複数設けられていてもよい。
第1動作範囲及び第2動作範囲の少なくとも一方が複数設けられているので、第1動作範囲に属する複数の第1センサのセット、及び、第2動作範囲に属する複数の第2センサのセットの少なくとも一方が、複数のセンサ10には含まれる。
本変形例では、図5及び図6に示すように、センサ10a〜10kに対して、レベル間隔が「10」となるように、レベル値「0」〜「100」が昇順で割り当てられている。図5に示すように、第1動作範囲には、センサ10a〜10dと、センサ10h〜10kとが含まれる。第2動作範囲には、センサ10d〜10hが含まれる。なお、第1動作範囲と第2動作範囲との境界に位置するセンサ10d及びセンサ10hは、両方の範囲に属しているとみなす。
図6に示すように、第1動作範囲におけるセンサ10a〜10d及びセンサ10h〜10kはそれぞれ、配置間隔がd1となるように等間隔で配置されている。第2動作範囲におけるセンサ10d〜10hは、配置間隔d2となるように等間隔で配置されている。本変形例では、配置間隔d1は、配置間隔d2より大きい。なお、センサ10a〜10dにおける配置間隔と、センサ10h〜10kにおける配置間隔とは、互いに異なっていてもよい。
これにより、第1動作範囲におけるセンサ10a〜10d及びセンサ10h〜10kでは配置間隔が広いので、被センシング物2が意図せず隣のセンサのセンシング範囲に入ることが抑制されるので、微調整を行いやすくなる。第2動作範囲におけるセンサ10d〜10hでは配置間隔が狭いので、少ない操作量で大きく動作レベルを変更することができる。
このように、本変形例に係る制御スイッチでは、機器3の動作範囲は、第1動作範囲及び第2動作範囲の少なくとも一方を複数有し、複数のセンサ10は、第1動作範囲に属する複数の第1センサのセット及び第2動作範囲に属する複数の第2センサのセットの少なくとも一方を複数含んでいる。
これにより、例えば、微調整が必要な動作範囲が複数存在する場合であっても、複数の動作範囲の各々で配置間隔を大きくすることができるので、意図しないレベル変更が抑制されて微調整が行いやすくなる。あるいは、微調整が不要な動作範囲が複数存在する場合であっても、複数の動作範囲の各々で配置間隔を大きくすることができるので、少ない操作量で大きくレベル値を変更することができる。
なお、図5及び図6では、レベル値「0」〜「30」までの第1動作範囲に属するセンサの数と、レベル値「70」〜「100」までの第1動作範囲に属するセンサの数とが等しい例について示したが、これに限定されない。複数の第1動作範囲が設けられている場合に、各々に含まれるセンサの個数は互いに異なっていてもよい。
(変形例2)
続いて、上記の実施の形態に係る制御スイッチの変形例2について、図7を用いて説明する。図7は、本変形例に係る制御スイッチ1において、複数のセンサ10が略同時に被センシング物2をセンシングする様子を示す図である。
上記の実施の形態では、複数のセンサ10のセンシング範囲が重複しておらず、被センシング物2が複数のセンシング範囲に入らない場合について説明した。これに対し、図7に示すように、被センシング物2が複数のセンサ10のセンシング範囲に跨って存在する場合が考えられる。
本変形例では、制御部30は、複数のセンサ10のうち2つのセンサが略同時に被センシング物2をセンシングした場合、当該2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。なお、略同時とは、同時、又は、実質的に同時とみなせる程度に僅かな時間以内を意味する。
このように、本変形例に係る制御スイッチ1では、制御部30は、複数のセンサ10のうち2つのセンサが略同時に被センシング物2をセンシングした場合、当該2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じた動作レベルで機器3を動作させる。
これにより、センサの個数を抑制しつつ、より高い精度で動作レベルを調整することができる。
なお、制御部30は、3つ以上のセンサが被センシング物2をセンシングした場合も同様に、当該3つ以上のセンサに割り当てられた3つ以上のレベル値の平均値に応じた動作レベルで機器3を動作させてもよい。
また、センサが静電容量式センサの場合、静電容量の変化が大きい程、被センシング物2がセンサに近いことを意味する。したがって、制御部30は、2つのセンサの各々の静電容量の変化の大きさに基づいて、2つのレベル値を重み付け加算した値に応じた動作レベルで機器3を動作させてもよい。
例えば、センサ12とセンサ13とが略同時に被センシング物2をセンシングした場合において、被センシング物2がセンサ13により近いときを想定する。この場合、センサ13の静電容量の変化量がセンサ12の静電容量の変化量より大きくなるので、制御部30は、センサ13に割り当てられたレベル値をセンサ12に割り当てられたレベル値より大きく重み付けて加算してもよい。
(他の実施の形態)
以上、1つ又は複数の態様に係る制御スイッチについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本開示の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、及び、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の範囲内に含まれる。
例えば、上記の実施の形態では、微調整が必要な第1動作範囲は、微調整が不要な第2動作範囲より広い例について示したが、これに限らない。第1動作範囲は、第2動作範囲より狭くてもよく、あるいは、第2動作範囲に等しくてもよい。例えば、レベル値「0」〜「60」が第1動作範囲に属し、レベル値「60」〜「100」が第2動作範囲に属してもよい。つまり、第1動作範囲で調整可能なレベル差は「60」であり、第2動作範囲で調整可能なレベル差は「40」でもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、複数のセンサに割り当てられた複数のレベル値が固定である例について示したが、レベル値は変更可能でもよい。
また、上記の各実施の形態は、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、機器の動作レベルの制御に対する操作性が高められた制御スイッチとして利用でき、例えば、照明機器、音響機器、空調機器などの各種エレクトロニクス機器の動作レベルを制御するスイッチなどに利用することができる。
1 制御スイッチ
2 被センシング物
3 機器
4 光源
5 支持部
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h、10i、10j、10k、11、12、13、14、15、16 センサ
20 基台
30 制御部

Claims (10)

  1. 機器の動作レベルを制御する制御スイッチであって、
    並んで配置され、被センシング物をセンシングする3以上の複数のセンサであって、複数のレベル値が割り当てられた複数のセンサと、
    前記複数のセンサのうち前記被センシング物をセンシングしたセンサに割り当てられたレベル値に応じた動作レベルで前記機器を動作させる制御部とを備え、
    前記複数のセンサは、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が不均一になるように配置されている
    制御スイッチ。
  2. 前記複数のセンサは、
    前記機器の第1動作範囲に属するレベル値が割り当てられた複数の第1センサと、
    前記第1動作範囲より広く、かつ、前記第1動作範囲に重複しない前記機器の第2動作範囲に属するレベル値が割り当てられた複数の第2センサとを含み、
    前記複数の第1センサ間の配置間隔は、前記複数の第2センサ間の配置間隔より広い
    請求項1に記載の制御スイッチ。
  3. 前記複数のセンサには、その並び方向に沿って前記複数のレベル値が昇順又は降順で割り当てられている
    請求項2に記載の制御スイッチ。
  4. 前記複数のセンサでは、前記並び方向に沿って、隣り合う2つのセンサ間の配置間隔が漸増又は漸減している
    請求項3に記載の制御スイッチ。
  5. 前記機器の動作範囲は、前記第1動作範囲及び前記第2動作範囲の少なくとも一方を複数有し、
    前記複数のセンサは、前記複数の第1センサのセット及び前記複数の第2センサのセットの少なくとも一方を複数含んでいる
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  6. 前記制御部は、前記複数のセンサのうち2つのセンサが略同時に前記被センシング物をセンシングした場合、当該2つのセンサに割り当てられた2つのレベル値の平均値に応じた動作レベルで前記機器を動作させる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  7. 前記複数のセンサには、前記複数のレベル値が等しいレベル間隔で割り当てられている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  8. 前記複数のセンサは、一直線に並んで配置されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  9. 前記複数のセンサは、静電容量式の非接触センサである
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
  10. 前記複数のセンサは、赤外線センサである
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の制御スイッチ。
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