JP2017134688A - 振動発生装置、振動パターン設定方法、および振動パターン設定プログラム - Google Patents

振動発生装置、振動パターン設定方法、および振動パターン設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通知対象者に適合する振動パターンを設定すること。【解決手段】振動発生装置100は、通知対象者110が眠気を催したことが検知されると、予め記憶された複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知対象者110への通知を行う。振動発生装置100は、振動パターンによる通知が行われた後の通知対象者110の体調に関するセンシングデータを取得する。振動発生装置100は、取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、複数の振動パターンに含まれる振動パターンについての通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを検証する。振動発生装置100は、検証した結果に基づいて、複数の振動パターンから通知対象者110に適合する振動パターンを決定する。振動発生装置100は、決定した振動パターンを通知対象者用の振動パターンに設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、振動発生装置、振動パターン設定方法、および振動パターン設定プログラムに関する。
従来、自動車などの運転者に振動加振器を装着させ、振動加振器の振動により運転者への通知を行う技術がある。例えば、運転者が眠気を催したことを検出すると、振動加振器を振動させることにより運転者への警告通知を行う。
関連する先行技術としては、例えば、椅子に着席した使用者の臀部による圧力を計測し、使用者が所定の時間内に臀部を浮かせる動作をしない場合に、使用者が眠気を催していると判断し、臀部に振動を与えることで、使用者に警告を与えるものがある。また、例えば、車両の走行中に、異常状態であると判定されたときに、運転者に対して所定の振動パターンの振動を与え、異常状態が継続している場合に、振動パターンを変化させつつ振動を与える技術がある。
特開2011−107968号公報 特開2007−55321号公報
しかしながら、上述した従来技術では、運転者への通知に用いられる振動パターンとして運転者に適合する振動パターンを設定することが難しい。例えば、運転者ごとに覚醒しやすい振動パターンが異なり、運転者を覚醒させやすい振動パターンを特定することが難しい。
1つの側面では、本発明は、通知対象者に適合する振動パターンを設定することができる振動発生装置、振動パターン設定方法、および振動パターン設定プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、記憶部に記憶された通知対象者に通知を行う複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する振動発生装置、振動パターン設定方法、および振動パターン設定プログラムが提案される。
本発明の一態様によれば、通知対象者に適合する振動パターンを設定することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる振動パターン設定方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、振動発生システム200の一例を示す説明図である。 図3は、振動発生装置100の具体例を示す説明図である。 図4は、振動発生装置100を装着する一例を示す説明図である。 図5は、振動発生装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図6は、振動パターンの一例を示す説明図である。 図7は、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第1の例を示す説明図(その1)である。 図8は、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第1の例を示す説明図(その2)である。 図9は、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第2の例を示す説明図(その1)である。 図10は、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第2の例を示す説明図(その2)である。 図11は、通知対象者用の振動パターンを設定する第1の例を示す説明図である。 図12は、通知対象者用の振動パターンを設定する第2の例を示す説明図である。 図13は、通知対象者用の振動パターンを設定し直す第1の例を示す説明図である。 図14は、通知対象者用の振動パターンを設定し直す第2の例を示す説明図である。 図15は、振動パターンを分類する一例を示す説明図である。 図16は、設定処理手順の第1の例を示すフローチャートである。 図17は、設定処理手順の第2の例を示すフローチャートである。 図18は、更新処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明にかかる振動発生装置、振動パターン設定方法、および振動パターン設定プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態にかかる振動パターン設定方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる振動パターン設定方法の一実施例を示す説明図である。図1において、振動発生装置100は、複数の振動パターンに含まれる振動パターンにしたがって振動を発生させて通知対象者110への通知を行うコンピュータである。
複数の振動パターンは、それぞれ、振動の強さや振動の間隔などが異なるパターンである。振動パターンは、不規則なパターンであることが好ましい。振動は、例えば、振動加振器によって発生する。通知対象者110とは、振動を与えることによって覚醒を促す対象である。通知対象者110は、例えば、バスやタクシーなどの運転者である。
ここで、どのような振動パターンによる通知が、通知対象者110を覚醒させる効果が大きいかは、通知対象者110ごとに異なる傾向がある。しかしながら、従来では、通知対象者110への通知に用いられる振動パターンは、実際に通知が行われる通知対象者110を覚醒させる効果が大きいか否かを考慮せずに設定されることがある。また、従来では、設定された通知対象者110への通知に用いられる振動パターンは、運用中に通知対象者110を覚醒させる効果が大きいか否かを考慮して変更されることが難しい。換言すれば、従来では、通知対象者110への通知に用いられる振動パターンは、必ずしも実際に通知が行われる通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい、通知対象者110に適合する振動パターンであるとは限らない。
このため、通知対象者110への通知に用いられる振動パターンが、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に適した振動パターンではなく、通知対象者110を効果的に覚醒させることができない場合がある。結果として、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合に通知対象者110への通知が行われても、通知対象者110を覚醒させるまでに時間がかかってしまい、運転中の事故の発生を効果的に抑制することができない場合がある。
そこで、本実施の形態では、通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、複数の振動パターンから通知対象者110に適合する振動パターンを決定して、通知対象者用の振動パターンに設定する振動パターン設定方法について説明する。通知対象者110に適合する振動パターンとは、複数の振動パターンのうち通知対象者110を効果的に覚醒させることができる振動パターンである。
図1の例では、(1−1)振動発生装置100は、通知対象者110が眠気を催したことが検知されると、予め記憶された複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知対象者110への通知を行って、通知対象者110に覚醒を促す。振動発生装置100は、例えば、通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値が、閾値を超えたことに応じて、通知対象者110が眠気を催したことを検知する。
(1−2)振動発生装置100は、複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後の通知対象者110の体調に関するセンシングデータを取得する。センシングデータは、少なくとも振動パターンによる通知が行われた後に、通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値がどのようになるかを特定することができるデータである。センシングデータは、例えば、通知対象者110の脈波波形データ、または、通知対象者110の顔画像を含む動画像データなどである。センシングデータは、通知対象者110の姿勢データであってもよい。姿勢データは、例えば、通知対象者110が着席した椅子などにかかる圧力データである。
(1−3)振動発生装置100は、取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、複数の振動パターンに含まれる振動パターンについての通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを検証する。そして、振動発生装置100は、複数の振動パターンから通知対象者110に適合する振動パターンを決定する。特定のパラメータの値は、例えば、眠気の度合いを示す値である。
振動発生装置100は、例えば、特定のパラメータの値に基づいて、複数の振動パターンのうち通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定する。また、振動発生装置100は、例えば、特定のパラメータの値に基づいて、複数の振動パターンのうち通知対象者110を覚醒させる効果が一定より大きい振動パターンのいずれかを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定してもよい。
(1−4)振動発生装置100は、決定した振動パターンを通知対象者用の振動パターンに設定する。これによれば、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定した後は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい通知対象者用の振動パターンを、通知対象者110への通知に用いることができる。
これにより、振動発生装置100は、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができる。そして、振動発生装置100は、通知対象者110を効果的に覚醒させることができ、通知対象者110が覚醒するまでにかかる時間の低減化を図り、運転中の事故の発生を抑制することができる。
また、振動発生装置100は、振動発生装置100を利用する通知対象者110が複数いる場合であっても、それぞれの通知対象者110に適合する振動パターンを決定して、それぞれの通知対象者用の振動パターンを設定することができる。このため、振動発生装置100は、振動発生装置100を現在利用中の通知対象者110に合わせた通知を行うことができ、振動発生装置100を現在利用中の通知対象者110を効果的に覚醒させることができる。
また、振動発生装置100は、通知対象者110の周囲の状況や通知対象者110のストレスに配慮して、複数の振動パターンとして、発生する振動の大きさが一定以下になる振動パターンを採用する場合があってもよい。具体的には、振動発生装置100は、通知対象者110がバスやタクシーなどの運転者である場合に、通知対象者110の周囲にいる乗客などに配慮して、複数の振動パターンとして、発生する振動の大きさが一定以下になる振動パターンを採用する。
この場合であっても、振動発生装置100は、発生する振動の大きさが一定以下になる複数の振動パターンのうち、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい通知対象者110に適合する振動パターンを設定することができる。結果として、振動発生装置100は、通知対象者110の周囲の状況や通知対象者110のストレスに配慮した上で、通知対象者110を効果的に覚醒させることができるようにすることができる。また、振動発生装置100は、発生する振動の大きさが一定以下になる振動パターンを採用することにより、消費電力の低減化を図ることができる。
ここでは、振動発生装置100が、振動パターンによって通知対象者110への通知を行う場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、振動パターンの代わりに、通知対象者110の種々の感覚を通じて通知を行う通知パターンを採用してもよい。通知パターンは、例えば、通知対象者110の視覚、聴覚、触覚などを通じて通知を行うパターンである。通知パターンは、具体的には、通知対象者110に聞かせる音のパターン、通知対象者110に照射する光のパターンなどである。具体的には、振動発生装置100は、スピーカーから警告音やメッセージを発して、通知対象者110への通知を行う。また、具体的には、振動発生装置100は、LEDなどの発光素子やディスプレイを明滅させて、通知対象者110への通知を行う。
このとき、振動発生装置100は、通知パターンとして振動パターンを採用することにより、通知対象者110の周囲にいる人間に対する影響が少なくなるようにして、通知対象者110への通知を行うことができる。また、振動発生装置100は、通知が行われる際に、通知対象者110が視線を動かさなくてもよいようにすることができ、事故の発生を抑制することができる。
また、設定した通知対象者用の振動パターンによる通知が繰り返されると、設定した通知対象者用の振動パターンに通知対象者110が慣れて、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性がある。同様に、通知対象者110の体調が変化すると、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性がある。このため、振動発生装置100は、定期的に、または、不定期に、通知対象者用の振動パターンを設定し直すようにしてもよい。
(振動発生システム200の一例)
次に、図1に示した振動発生装置100を適用した、振動発生システム200の一例について説明する。
図2は、振動発生システム200の一例を示す説明図である。図2において、振動発生システム200は、振動発生装置100と、連携装置220とを含む。振動発生システム200において、振動発生装置100と連携装置220とは、有線接続または無線接続される。振動発生装置100と連携装置220とは、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などを用いて近距離無線接続されてもよい。振動発生装置100と連携装置220とは、インターネットなどのネットワークを介して接続されてもよい。
振動発生装置100は、通知対象者110が装着するため、小型かつ軽量であることが好ましい。このため、振動発生装置100は、入力装置やディスプレイやスピーカーを有さなくてもよい。振動発生装置100は、例えば、入力装置やディスプレイやスピーカーを有さない代わりに、入力装置やディスプレイやスピーカーを有する連携装置220と通信して、連携装置220が有する入力装置やディスプレイやスピーカーを用いてもよい。
〈振動発生装置100のハードウェア構成例〉
次に、振動発生装置100のハードウェア構成例について説明する。図2において、振動発生装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、通信装置203と、タイマ204と、RTC(Real Time Clock)205と、センサ206と、信号処理回路207と、AD(Analog Digital)変換器208と、駆動回路209と、振動発生器210と、バッテリ211と、充電回路212と、コネクタ213とを有する。また、各構成部は、例えば、バスによってそれぞれ接続される。
ここで、CPU201は、振動発生装置100の全体の制御を司る。CPU201は、例えば、処理速度が高速である倍精度浮動小数点演算機能を搭載してもよい。CPU201の演算性能は、振動発生装置100がバッテリ211によって駆動するため、消費電力を考慮した性能であってもよい。
メモリ202は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU201のワークエリアとして使用される。メモリ202に記憶されるプログラムは、CPU201にロードされることで、コーディングされている処理をCPU201に実行させる。また、ROMには、例えば、複数の振動パターンを示すデータが記憶される。
通信装置203は、通信回線を通じてネットワークに接続され、ネットワークを介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した連携装置220)に接続される。そして、通信装置203は、ネットワークと内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。通信装置203は、例えば、モデムやLAN(Local Area Network)アダプタなどである。通信装置203は、例えば、WiFiやBluetoothの通信機器であってもよい。通信装置203は、例えば、連携装置220から、連携装置220を有する通知対象者110を識別する情報や振動発生装置100への各種指示を受け付けることができる。
タイマ204は、任意の時点間における経過時間を計測する装置である。RTC205は、現在の日付や時刻を計測する装置である。振動発生装置100は、連携装置220がタイマ224やRTC225を有している場合には、タイマ204やRTC205を有さなくてもよい。
センサ206は、通知対象者110に装着され、通知対象者110の状態をセンシングして、通知対象者110のセンシングデータを取得する装置である。センサ206は、例えば、通知対象者110の脈波波形データを取得する脈波計である。センサ206は、例えば、通知対象者110の顔画像を含む動画像データを取得するカメラであってもよい。信号処理回路207は、センサ206からの電気信号を処理して、AD変換器208に出力する。AD変換器208は、信号処理回路207からの電気信号についてAD変換を行ってデジタルデータに変換して、CPU201に出力する。AD変換器208は、センサ206からの電気信号が微弱であったり、インピーダンスが高いような場合には、バッファアンプなどによってセンサ206からの電気信号を補正してもよい。
駆動回路209は、CPU201の制御にしたがって、振動発生器210を駆動する回路である。駆動回路209は、振動発生器210の直流モータに供給する電圧を変化させ、振動発生器210が発生する振動の強度を変化させることができる。駆動回路209は、振動発生器210の直流モータに供給する電圧を止め、振動発生器210に振動を発生させないことができる。振動発生器210は、振動を発生する装置である。振動発生器210は、例えば、直流モータの回転軸に偏心形状の分銅を付けたバイブレータである。振動発生器210は、直流モータに供給する電圧を変えられることにより、異なる強度の振動を発生する。振動発生器210は、直流モータに供給する電圧が止められた場合には、振動を発生しない。振動発生器210は、他の方式によって振動を発生させる装置であってもよい。
バッテリ211は、充電可能であって、振動発生装置100の各部への電源供給を行う。充電回路212は、バッテリ211を充電するための回路である。コネクタ213は、外部からバッテリ211の充電に用いる電気を取り入れて、充電回路212に送る。
振動発生装置100は、上述した構成部のほか、例えば、ディスクドライブ、ディスク、SSD(Solid State Drive)、半導体メモリ、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
〈連携装置220のハードウェア構成例〉
次に、連携装置220のハードウェア構成例について説明する。図2において、連携装置220は、CPU221と、メモリ222と、通信装置223と、タイマ224と、RTC225と、入出力装置226と、スピーカー227と、電源回路228とを有する。また、各構成部は例えば、バスによってそれぞれ接続される。
ここで、CPU221は、連携装置220の全体の制御を司る。メモリ222は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU221のワークエリアとして使用される。メモリ222に記憶されるプログラムは、CPU221にロードされることで、コーディングされている処理をCPU221に実行させる。
通信装置223は、通信回線を通じてネットワークに接続され、ネットワークを介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した振動発生装置100)に接続される。そして、通信装置223は、ネットワークと内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。通信装置223は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。通信装置223は、例えば、WiFiやBluetoothの通信機器であってもよい。通信装置223は、例えば、振動発生装置100に対して、連携装置220を有する通知対象者110を識別する情報や振動発生装置100への各種指示を出力することができる。
タイマ224は、任意の時点間における経過時間を計測する装置である。RTC225は、現在の日付や時刻を計測する装置である。入出力装置226は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。入出力装置226は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを有する。また、入出力装置226は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入出力装置226は、例えば、キーボードやマウス、または、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどを有してもよい。
入出力装置226は、例えば、通知対象者110を識別する情報や振動発生装置100への各種指示を受け付けることができる。入出力装置226は、例えば、通知対象者110の状態や振動発生装置100および連携装置220の動作状態などを表示することができる。スピーカー227は、音声を出力する。電源回路228は、連携装置220の各部への電源供給を行う。
連携装置220は、上述した構成部のほか、例えば、ディスクドライブ、ディスク、SSD、半導体メモリ、スキャナ、プリンタなどを有することにしてもよい。連携装置220は、例えば、ノートPC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーション装置などである。
(振動発生装置100の具体例)
次に、図3を用いて、振動発生システム200に含まれる振動発生装置100の具体例について説明する。
図3は、振動発生装置100の具体例を示す説明図である。振動発生装置100は、例えば、バスやタクシーの運転者などの通知対象者110に装着され、バスやタクシーの運転中に通知対象者110が眠気を催した場合などに振動パターンによる通知を行うことにより、事故の発生を抑制する。
振動発生装置100において、センサ206は、クリップ形状になっており、通知対象者110の耳たぶをはさんで通知対象者110のセンシングデータを取得し、ケーブルを介してCPU201に出力される。センサ206は、具体的には、赤外領域のLEDおよび受光素子を内蔵しており、LEDから発せられ、耳たぶを透過させた赤外光から、内蔵した受光素子を用いて脈波波形データを取得可能になっている。振動発生装置100は、例えば、通知対象者110の首にかけるように装着される。振動発生装置100は、機能や重量バランスなどを考慮して左右に分割されている。
図3の例では、振動発生装置100において、振動発生器210は、振動発生装置100の左側に内蔵される。振動発生装置100において、振動発生器210は、複数内蔵されてもよく、振動発生装置100の左側と右側とに一つずつ内蔵されてもよい。振動発生装置100は、振動発生器210を複数内蔵することにより、効果的に通知対象者110への通知を行うようにしてもよい。
(振動発生装置100を装着する一例)
次に、図4を用いて、振動発生システム200に含まれる振動発生装置100を装着する一例について説明する。
図4は、振動発生装置100を装着する一例を示す説明図である。図4に示すように、通知対象者110は、振動発生装置100のセンサ206を耳たぶに装着し、振動発生装置100を首の周りにかけるように装着している。通知対象者110は、眠気の予兆が振動発生装置100に検知されると、振動発生装置100の振動を受けることにより覚醒を促される。
(振動発生装置100の機能的構成例)
次に、図5を用いて、振動発生装置100の機能的構成例について説明する。図5は、振動発生装置100の機能的構成例を示すブロック図である。振動発生装置100は、記憶部501と、取得部502と、通知部503と、決定部504と、設定部505とを含む。
記憶部501は、例えば、図2に示したメモリ202によって実現される。取得部502〜設定部505は、制御部となる機能であり、例えば、図2に示したメモリ202に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、通信装置203により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ202に記憶される。
記憶部501は、通知対象者110の感覚を通じて通知を行う複数の通知パターンを記憶する。通知パターンは、通知対象者110の視覚、聴覚、または、触覚の少なくともいずれかを通じて通知を行うパターンである。通知パターンは、例えば、通知対象者110に照射する光をあらわす光パターン、通知対象者110に聞かせる音をあらわす音パターン、通知対象者110に与える振動をあらわす振動パターンなどである。音パターンは、例えば、スピーカーから発せられる音の大きさの時系列変化を示すパターンである。光パターンは、例えば、LEDなどの発光素子やディスプレイの明滅の時系列変化を示すパターンである。記憶部501は、例えば、通知対象者110に通知を行う複数の振動パターンを記憶する。これにより、記憶部501は、通知対象者用の通知パターンの候補を記憶することができる。
取得部502は、リアルタイムに、通知対象者110の体調に関するセンシングデータを取得し、取得したセンシングデータに基づいて通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値を特定する。センシングデータは、通知対象者110の脈波波形データ、または、通知対象者110の顔画像を含む動画像データである。特定のパラメータの値は、通知対象者110の眠気の度合いを示す値である。取得部502は、例えば、リアルタイムに、図2に示したセンサ206を用いて通知対象者110のセンシングデータを取得し、取得したセンシングデータに基づいて通知対象者110の眠気の度合いを示す値を特定する。これにより、取得部502は、通知部503が通知を行うか否かの判定基準に用いられる通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値を特定することができる。
通知部503は、記憶部501が記憶した複数の通知パターンに含まれる通知パターンによる通知対象者110への通知を行う。通知部503は、例えば、取得部502が取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知対象者110への通知を行う。第1の閾値は、例えば、通知対象者110が眠った状態を示す値、通知対象者110が眠気を催した予兆がある状態を示す値、通知対象者110が眠気を催し始める予兆がある状態を示す値などである。
通知部503は、具体的には、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら通知対象者110への通知を行う。これにより、通知部503は、複数の通知パターンのそれぞれを試験的に通知対象者110への通知に用いることができる。
通知部503は、通知パターンとして音パターンを採用した場合には、振動発生装置100がスピーカーを有していれば、振動発生装置100が有するスピーカーから警告音やメッセージを発して通知対象者110への通知を行ってもよい。また、通知部503は、振動発生装置100がスピーカーを有していなければ、連携装置220と通信して連携装置220が有するスピーカー227から警告音やメッセージを発して、通知対象者110への通知を行ってもよい。
通知部503は、通知パターンとして光パターンを採用した場合には、振動発生装置100がLEDやディスプレイを有していれば、振動発生装置100が有するLEDやディスプレイを明滅させて通知対象者110への通知を行ってもよい。また、通知部503は、振動発生装置100がLEDやディスプレイを有していなければ、連携装置220と通信して連携装置220が有する入出力装置226に含まれるLEDやディスプレイを明滅させて、通知対象者110への通知を行ってもよい。
決定部504は、取得部502が取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、複数の通知パターンから通知対象者110に適合する通知パターンを決定する。通知対象者110に適合する通知パターンは、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンである。センシングデータは、少なくとも、複数の通知パターンに含まれる通知パターンによる通知が行われた後の通知対象者110の体調に関するデータを含む。決定部504は、例えば、取得部502が取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、複数の振動パターンから通知対象者110に適合する振動パターンを決定する。
決定部504は、具体的には、取得部502が取得したセンシングデータから特定される眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて第1の時間間隔を算出し、算出した第1の時間間隔に基づいて通知対象者110に適合する振動パターンを決定する。第1の時間間隔は、振動パターンによる通知が行われてから眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回るまでの時間間隔である。第2の閾値は、例えば、第1の閾値より小さいことが好ましい。第2の閾値は、第1の閾値より大きくてもよい。決定部504は、より具体的には、複数の振動パターンのうち算出した第1の時間間隔が相対的に小さい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定する。
また、決定部504は、具体的には、取得部502が取得したセンシングデータから特定される眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて第2の時間間隔を算出し、算出した第2の時間間隔に基づいて通知対象者110に適合する振動パターンを決定してもよい。第2の時間間隔は、振動パターンによる通知が行われてから、眠気の度合いを示す値が次に第1の閾値を超えるまでの時間間隔である。第2の時間間隔は、振動パターンによる通知が行われてから、眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回った後、次に第1の閾値を超えるまでの時間間隔であってもよい。決定部504は、より具体的には、複数の振動パターンのうち算出した第2の時間間隔が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定する。
また、決定部504は、具体的には、取得部502が取得したセンシングデータから特定される眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて第3の時間間隔を算出し、算出した第3の時間間隔に基づいて通知対象者110に適合する振動パターンを決定してもよい。第3の時間間隔は、振動パターンによる通知が行われた後に眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回ってから、次に第1の閾値を超えるまでの時間間隔である。決定部504は、より具体的には、複数の振動パターンのうち算出した第3の時間間隔が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定する。これにより、決定部504は、複数の通知パターンから、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい通知対象者110に適合する通知パターンを決定することができる。
決定部504は、センシングデータから特定される眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて眠気の度合いを示す値の低下量を算出し、算出した低下量に基づいて通知対象者110に適合する振動パターンを決定してもよい。眠気の度合いを示す値の低下量は、第1の閾値から、振動パターンによる通知が行われた所定秒後の眠気の度合いを示す値を減算した差分値である。決定部504は、例えば、複数の振動パターンのうち算出した低下量が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定する。これにより、決定部504は、複数の通知パターンから、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい通知対象者110に適合する通知パターンを決定することができる。また、決定部504は、時間間隔を計測する手段がなくても、通知対象者110に適合する通知パターンを決定することができる。
ここでは、決定部504が、それぞれの振動パターンについて算出した第1の時間間隔などを比較して、複数の振動パターンから通知対象者110に適合する振動パターンに決定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、決定部504は、通知対象者110への通知が行われる都度、前回までに決定した通知対象者110に適合する通知パターンについての第1の時間間隔などと、今回通知に用いられた通知パターンについての第1の時間間隔などとを比較してもよい。そして、決定部504は、比較した結果に基づいて、今回通知に用いられた通知パターンを、前回までに決定した通知対象者110に適合する通知パターンの代わりに、新たな通知対象者110に適合する通知パターンとして決定するかを判定する。これにより、決定部504は、通知対象者110への通知が行われる都度、通知対象者110に適合する通知パターンを更新することができる。
また、ここでは、決定部504が、通知対象者110に適合する通知パターンを一つ決定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、決定部504は、それぞれの振動パターンについて算出した第1の時間間隔などに基づいて、通知対象者110に適合する振動パターンを複数決定してもよい。
設定部505は、決定部504が決定した通知パターンを通知対象者用の通知パターンに設定する。設定部505は、例えば、決定部504が決定した振動パターンを通知対象者用の振動パターンに設定する。これにより、設定部505は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい通知パターンを、通知対象者用の通知パターンとして設定することができる。
通知部503は、設定部505が通知対象者用の通知パターンを設定した後、設定部505が設定した通知対象者用の通知パターンによる通知を行う。通知部503は、例えば、設定部505が設定した通知対象者用の振動パターンによる通知を行う。通知部503は、具体的には、取得部502が取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、設定部505が設定した通知対象者用の振動パターンによる通知を行う。これにより、通知部503は、眠気を催した通知対象者110を効果的に覚醒させることができる。
通知部503は、具体的には、通知の回数が所定の倍数以外のときは通知対象者用の振動パターンによる通知を行い、回数が所定の倍数のときは複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら通知対象者110への通知を行ってもよい。これにより、通知部503は、眠気を催した通知対象者110を効果的に覚醒させつつ、複数の通知パターンのそれぞれを試験的に通知対象者110への通知に用いることができる。
設定部505は、通知対象者用の振動パターンを設定してから所定の期間が経過するまでは、通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、所定の期間が経過したことに応じて通知対象者用の振動パターンを設定し直す。設定部505は、例えば、通知対象者用の振動パターンを設定してから翌週の月曜日になるまでは通知対象者用の振動パターンの設定を変更しないようにする。そして、設定部505は、翌週の月曜日以降に通知対象者用の振動パターンを設定し直す。
設定部505は、所定の順序で通知対象者110への通知を行った結果、通知対象者用の振動パターンを設定し直す。設定部505は、例えば、所定の順序で複数の振動パターンのそれぞれによる通知が少なくとも1回以上行われた場合に、通知対象者用の振動パターンを設定し直す。設定部505は、具体的には、それぞれの振動パターンによる通知が行われた後のセンシングデータに基づいて決定部504によって決定された通知対象者110に適合する振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定し直す。
設定部505は、通知対象者用の振動パターンを設定し直す指示を受け付けるまでは、通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、指示を受け付けたことに応じて通知対象者用の振動パターンを設定し直す。これにより、設定部505は、設定した通知対象者用の振動パターンに対する通知対象者110の慣れや、通知対象者110の体調の変化などを考慮し、定期的に、または、不定期に、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。換言すれば、設定部505は、定期的に、または、不定期に、通知対象者110を覚醒させる効果が最新の時点において相対的に大きい通知パターンによって、通知対象者用の通知パターンを更新することができる。
通知部503は、複数の振動パターンのうち、決定部504が算出した第1の時間間隔が相対的に小さい方から所定数の振動パターンを選択し、複数の振動パターンの代わりに選択した所定数の振動パターンを用いるようにしてもよい。また、決定部504は、同様に、複数の振動パターンのうち算出した第1の時間間隔が相対的に小さい方から所定数の振動パターンを選択し、複数の振動パターンの代わりに選択した所定数の振動パターンを用いるようにしてもよい。これにより、決定部504は、通知対象者110に適合する通知パターンを決定する処理にかかる時間を低減することができる。
通知部503は、複数の振動パターンのうち、決定部504が算出した第2の時間間隔が相対的に大きい方から所定数の振動パターンを選択し、複数の振動パターンの代わりに選択した所定数の振動パターンを用いるようにしてもよい。また、決定部504は、同様に、複数の振動パターンのうち算出した第2の時間間隔が相対的に大きい方から所定数の振動パターンを選択し、複数の振動パターンの代わりに選択した所定数の振動パターンを用いるようにしてもよい。これにより、決定部504は、通知対象者110に適合する通知パターンを決定する処理にかかる時間を低減することができる。
通知部503は、いずれかの振動パターンによる通知を行った後、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第3の閾値以下になったことに応じて、当該振動パターンによる振動発生器210の振動を停止してもよい。第3の閾値は、通知対象者110の覚醒状態を示す値である。これにより、振動発生装置100は、振動発生器210の振動にかかる消費電力の増加を抑制することができる。
ここでは、振動発生装置100が、記憶部501〜設定部505を有する場合について説明したが、これに限らない。例えば、連携装置220が、振動発生装置100の代わりに、記憶部501〜設定部505の少なくとも一部を有していてもよい。
(振動パターンの一例)
次に、図6を用いて、振動パターンの一例について説明する。
図6は、振動パターンの一例を示す説明図である。振動パターン1〜nは、それぞれ異なるパターンである。また、振動パターン1〜nは、不規則なパターンであることが好ましい。このため、振動パターン1〜nは、例えば、振動の強度、周波数、振動を発生させる時間と振動を停止させる時間の比率などをランダムに組み合わせて生成されることが好ましい。
図6の例では、振動パターン1〜nは、周波数0.25Hz〜2Hzの範囲で、振動発生器210に2段階の電圧をかけて強度の強い振動または強度の弱い振動を発生させることによって生成されるパターンである。振動パターン1〜nは、それぞれ、通知対象者110に装着された振動発生器210をOFFにして振動を停止させた状態、振動発生器210をONにして強度の強い振動を発生させる状態、振動発生器210をONにして強度の弱い振動を発生させる状態を含む。
具体的には、振動パターン1は、振動発生器210を制御し、振動開始から1秒目までは強度の強い振動を発生させ、1.8秒目まで振動を停止させ、2.2秒目までは強度の強い振動を発生させ、3秒目まで振動を停止させるようなパターンである。振動パターン1は、例えば、8秒後には振動を停止するパターンである。また、振動パターン1は、8秒間の振動を終えた後、再度0秒の時点に戻って8秒間振動し直してもよい。振動パターン2〜nは、振動パターン1と同様のため、説明を省略する。
(通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第1の例)
次に、図7および図8を用いて、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第1の例について説明する。
図7および図8は、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第1の例を示す説明図である。振動発生装置100は、通知対象者110に装着され、通知対象者110の運転中に動作する。
振動発生装置100は、通知対象者110に装着されたことに応じて、通知対象者IDを取得しておく。振動発生装置100は、例えば、通知対象者110に装着された場合に、通知対象者110が所有する連携装置220と通信することにより、通知対象者IDを取得する。振動発生装置100は、具体的には、通知対象者110の操作入力によって連携装置220に入力された通知対象者IDを、連携装置220から受信する。また、振動発生装置100は、具体的には、通知対象者110が所有する連携装置220を識別する情報を、通知対象者IDとして用いてもよい。
振動発生装置100は、通知対象者110の運転中に通知対象者110のセンシングデータを取得し、センシングデータからリアルタイムに通知対象者110の眠気レベルを算出する。振動発生装置100は、例えば、センサ206から通知対象者110の脈波波形データを取得し、時間経過に伴う脈拍間隔の変動の周波数ごとにスペクトル密度を算出し、算出したスペクトル密度が極大となる特徴点に基づいて眠気レベルを算出する。また、振動発生装置100は、例えば、センサ206から通知対象者110の脈波波形データを取得し、脈波波形データにおける脈拍間隔の揺らぎ周波数の分布を解析して、眠気レベルを算出してもよい。
また、振動発生装置100は、例えば、通知対象者110の顔画像を含む動画像データを取得し、動画像データから特定される通知対象者110の上瞼と下瞼との距離に基づいて、通知対象者110の眠気レベルを算出してもよい。眠気レベルを算出する技術には、例えば、特開2010−155072号公報などに記載された技術を参照することができる。
振動発生装置100は、眠気レベルが第1の閾値以上になったことを通知対象者110の眠気の予兆として検知し、眠気の予兆を検知したことに応じて複数の振動パターン1〜nに含まれる振動パターンkによる通知対象者110への通知を行う。kは、1〜nである。このとき、振動発生装置100は、眠気の予兆を検知する都度、通知対象者110への通知に用いられる振動パターンkを切り替える。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110に覚醒を促すことができるとともに、試験的に、それぞれの振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができる。
振動発生装置100は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行った後の眠気レベルの時系列変化に基づいて、振動パターンkが有する通知対象者110を覚醒させる効果の大きさについて検証する。振動発生装置100は、例えば、振動パターンkによる通知を行ってから、眠気レベルが第1の閾値より小さい第2の閾値を下回るまでの第1の時間間隔t1(k)を、振動パターンkが有する通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値として計測する。
ここで、第1の時間間隔t1(k)は、振動パターンkによる通知によって通知対象者110がどのくらい早く覚醒したかを示す値であるため、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値として採用することができる。第1の時間間隔t1(k)は、値が小さいほど、通知対象者110を覚醒させる効果が大きいことを示す。
振動発生装置100は、具体的には、タイマ204を用いて、第1の時間間隔t1(k)として、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行ってから眠気レベルが第1の閾値よりもΔSL1低い第2の閾値を下回るまでの時間間隔を計測する。以下の説明では、第1の閾値よりもΔSL1低い値を第2の閾値にした場合に計測される第1の時間間隔t1(k)を「第1の時間間隔t1−1(k)」と表記する場合がある。振動発生装置100は、計測した第1の時間間隔t1−1(k)を、振動パターンkの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値として採用する。これにより、振動発生装置100は、振動パターンkの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を取得することができる。
また、振動発生装置100は、例えば、第1の時間間隔t1(k)を複数種類計測してもよい。振動発生装置100は、具体的には、タイマ204を用いて、第1の時間間隔t1(k)として、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行ってから、眠気レベルが第1の閾値よりもΔSL2低い第2の閾値を下回るまでの時間間隔を計測する。ΔSL2は、ΔSL1とは異なる値である。ΔSL2は、例えば、ΔSL1よりも大きい値である。以下の説明では、第1の閾値よりもΔSL2低い値を第2の閾値にした場合に計測される第1の時間間隔t1(k)を「第1の時間間隔t1−2(k)」と表記する場合がある。これにより、振動発生装置100は、振動パターンkの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を、複数取得することができる。
このように、振動発生装置100は、振動パターン1〜nについて第1の時間間隔t1−1(1)〜t1−1(n)や第1の時間間隔t1−2(1)〜t1−2(n)を計測する。そして、振動発生装置100は、計測した第1の時間間隔t1−1(1)〜t1−1(n)や第1の時間間隔t1−2(1)〜t1−2(n)を、図8に示す第1の計測結果テーブル800に登録する。第1の計測結果テーブル800は、例えば、図2に示した振動発生装置100のメモリ202により実現される。
また、振動発生装置100は、眠気レベルが第3の閾値以下になったことを通知対象者110の覚醒として検知し、通知対象者110の覚醒を検知したことに応じて振動パターンkによる振動発生器210の振動を停止してもよい。これにより、振動発生装置100は、振動発生器210の振動にかかる消費電力の増加を抑制することができる。ここで、図8の説明に移行する。
図8において、第1の計測結果テーブル800は、通知対象者IDのフィールドに対応付けて、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、計測日と、計測時刻とのフィールドを有する。第1の計測結果テーブル800は、通知対象者110ごとに各フィールドに情報を設定することにより、計測結果情報をレコードとして記憶する。
通知対象者IDは、振動発生装置100を装着した通知対象者110を識別する情報である。振動パターン番号は、通知対象者110への通知に用いられた振動パターンの番号である。振動パターン番号は、例えば、上述した「k」である。第1の時間間隔t1(k)は、振動パターンkによって通知対象者110への通知を行ってから眠気レベルが第2の閾値を下回るまでの時間間隔である。第1の時間間隔t1(k)は、例えば、上述した第1の時間間隔t1−1(k)や第1の時間間隔t1−2(k)を含んでもよい。
順位は、第1の時間間隔t1(k)に基づいて割り当てられた通知対象者110を覚醒させる効果の大きさの順番である。順位は、例えば、振動発生装置100によって、第1の時間間隔t1−1(k)の値が小さい方から順番に割り当てられ、第1の時間間隔t1−1(k)の値が最小になった振動パターン(k)が1位になる。また、順位は、振動パターン間で第1の時間間隔t1−1(k)の値が同一または近似する場合には、さらに第1の時間間隔t1−2(k)の値に基づいて割り当てられてもよい。計測日は、第1の時間間隔t1(k)が計測された日付である。計測時刻は、第1の時間間隔t1(k)が計測された時刻である。
これにより、振動発生装置100は、振動パターン1〜nについて通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を、第1の計測結果テーブル800に登録しておくことができる。そして、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800に基づいて、通知対象者用の振動パターンを設定することができる。
ここでは、振動発生装置100が、第1の計測結果テーブル800に、第1の時間間隔t1−1(k)や第1の時間間隔t1−2(k)を一つ記憶する場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、過去に振動パターン(k)による通知が複数回行われた場合には、第1の計測結果テーブル800の第1の時間間隔t1(k)のフィールドに、過去の複数回分の第1の時間間隔t1−1(k)やt1−2(k)を記憶してもよい。
さらに、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800の第1の時間間隔t1(k)のフィールドに、過去の複数回分の第1の時間間隔t1−1(k)やt1−2(k)の平均値や中央値などを記憶してもよい。そして、振動発生装置100は、第1の時間間隔t1−1(k)の平均値が小さい方から順番に、複数の振動パターンに順位を割り当ててもよい。
ここでは、振動発生装置100が、タイマ204を用いて、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行う都度、リアルタイムに第1の時間間隔t1(k)を計測する場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行った際のセンシングデータを蓄積しておき、後になってから第1の時間間隔t1(k)を算出してもよい。また、振動発生装置100は、通知対象者への通知を行った時点を記憶しなくてもよく、センシングデータから通知対象者への通知を行った時点を算出してもよい。
(通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第2の例)
次に、図9および図10を用いて、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第2の例について説明する。
図9および図10は、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を計測する第2の例を示す説明図である。振動発生装置100は、図7と同様に、通知対象者110に装着され、通知対象者110の運転中に動作する。振動発生装置100は、図7と同様に、通知対象者110に装着されたことに応じて、通知対象者IDを取得しておく。振動発生装置100は、図7と同様に、通知対象者110の運転中に通知対象者110のセンシングデータを取得し、センシングデータからリアルタイムに通知対象者110の眠気レベルを算出する。
振動発生装置100は、図7と同様に、眠気レベルが第1の閾値以上になったことを通知対象者110の眠気の予兆として検知し、眠気の予兆を検知したことに応じて複数の振動パターン1〜nに含まれる振動パターンkによる通知対象者110への通知を行う。このとき、振動発生装置100は、眠気の予兆を検知する都度、通知対象者110への通知に用いられる振動パターンkを切り替える。
振動発生装置100は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行った後の眠気レベルの時系列変化に基づいて、振動パターンkについての通知対象者110を覚醒させる効果の大きさについて検証する。振動発生装置100は、図7とは異なり、タイマ204を用いて、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行ってから、再び通知対象者110の眠気の予兆が検出されて通知対象者110への通知が行われるまでの第2の時間間隔t2(k)を計測する。第2の時間間隔t2(k)は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行ってから、眠気レベルがΔSL1低下した後において再び通知対象者110の眠気の予兆が検出されて通知対象者110への通知が行われるまでの時間間隔であってもよい。
振動発生装置100は、計測した第2の時間間隔t2(k)を、振動パターンkの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値として採用する。ここで、第2の時間間隔t2(k)は、振動パターンkによる通知によって通知対象者110がどのくらい長く覚醒していられたかを示す値であるため、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値として採用することができる。第2の時間間隔t2(k)は、値が大きいほど、通知対象者110を覚醒させる効果が大きいことを示す。これにより、振動発生装置100は、振動パターンkの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を取得することができる。
このように、振動発生装置100は、振動パターン1〜nについて第2の時間間隔t2(1)〜t2(n)を計測する。そして、振動発生装置100は、計測した第2の時間間隔t2(1)〜t2(n)を、図10に示す第2の計測結果テーブル1000に登録する。第2の計測結果テーブル1000は、例えば、図2に示した振動発生装置100のメモリ202により実現される。
また、振動発生装置100は、眠気レベルが第3の閾値以下になったことを通知対象者110の覚醒として検知し、通知対象者110の覚醒を検知したことに応じて振動パターンkによる振動発生器210の振動を停止してもよい。これにより、振動発生装置100は、振動発生器210の振動にかかる消費電力の増加を抑制することができる。ここで、図10の説明に移行する。
図10において、第2の計測結果テーブル1000は、通知対象者IDのフィールドに対応付けて、振動パターン番号と、第2の時間間隔t2(k)と、順位と、計測日と、計測時刻とのフィールドを有する。第2の計測結果テーブル1000は、通知対象者110ごとに各フィールドに情報を設定することにより、計測結果情報をレコードとして記憶する。
通知対象者IDは、振動発生装置100を装着した通知対象者110を識別する情報である。振動パターン番号は、通知対象者110への通知に用いられた振動パターンの番号である。振動パターン番号は、例えば、上述した「k」である。第2の時間間隔t2(k)は、通知対象者110への通知を行ってから、再び通知対象者110の眠気の予兆が検出されて通知対象者110への通知が行われるまでの時間間隔である。
順位は、第2の時間間隔t2(k)に基づいて割り当てられた通知対象者110を覚醒させる効果の大きさの順番である。順位は、例えば、振動発生装置100によって、第2の時間間隔t2(k)の値が大きい方から順番に割り当てられ、第2の時間間隔t2(k)の値が最大になった振動パターン(k)が1位になる。計測日は、第2の時間間隔t2(k)が計測された日付である。計測時刻は、第2の時間間隔t2(k)が計測された時刻である。
ここでは、振動発生装置100が、第2の計測結果テーブル1000に、第2の時間間隔t2(k)を一つ記憶する場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、過去に振動パターン(k)による通知対象者110への通知が複数回行われた場合には、第2の計測結果テーブル1000の第2の時間間隔t2(k)のフィールドに、過去の複数回分の第2の時間間隔t2(k)を記憶してもよい。
さらに、振動発生装置100は、第2の計測結果テーブル1000の第2の時間間隔t2(k)のフィールドに、過去の複数回分の第2の時間間隔t2(k)の平均値などを記憶してもよい。そして、振動発生装置100は、第2の時間間隔t2(k)の平均値が大きい方から順番に、複数の振動パターンに順位を割り当ててもよい。
ここでは、振動発生装置100が、タイマ204を用いて、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行う都度、リアルタイムに第2の時間間隔t2(k)を計測する場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行った際のセンシングデータを蓄積しておき、後になってから第2の時間間隔t2(k)を算出してもよい。また、振動発生装置100は、通知対象者への通知を行った時点を記憶しなくてもよく、センシングデータから通知対象者への通知を行った時点を算出してもよい。
(通知対象者用の振動パターンを設定する第1の例)
次に、図11を用いて、通知対象者用の振動パターンを設定する第1の例について説明する。
図11は、通知対象者用の振動パターンを設定する第1の例を示す説明図である。図11において、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800に基づいて、通知対象者用の振動パターンを選択する。振動発生装置100は、例えば、第1の計測結果テーブル800において順位「1」に対応する振動パターンを通知対象者用の振動パターンとして選択し、以降では通知対象者用の振動パターンにより通知対象者110への通知を行う。さらに、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンにより通知対象者110への通知を行った後、眠気レベルが第3の閾値以下になったことを通知対象者110の覚醒として検知したことに応じて振動発生器210の振動を停止してもよい。
これにより、振動発生装置100は、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができる。そして、振動発生装置100は、通知対象者110を効果的に覚醒させることができ、通知対象者110が覚醒するまでにかかる時間の低減化を図り、事故の発生を抑制することができる。さらに、振動発生装置100は、通知対象者110が覚醒するまでにかかる時間が低減されれば振動発生器210を振動させる時間も低減することができるため、振動発生器210の振動にかかる消費電力の増加をより抑制することができる。
また、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800に選択結果を追加した管理テーブル1100を作成し、メモリ202内のROMに記憶しておく。管理テーブル1100は、例えば、図2に示した振動発生装置100のメモリ202により実現される。
図11において、管理テーブル1100は、通知対象者IDのフィールドに対応付けて、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、選択結果と、計測日と、計測時刻とのフィールドを有する。管理テーブル1100は、通知対象者110ごとに各フィールドに情報を設定することにより、計測結果情報をレコードとして記憶する。
通知対象者IDと、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、計測日と、計測時刻とは、第1の計測結果テーブル800と同様のため、説明を省略する。選択結果は、通知対象者用の振動パターンとして選択されたか否かを示すフラグである。選択結果は、「1」であれば通知対象者用の振動パターンとして選択されたことを示し、「0」であれば通知対象者用の振動パターンとして選択されていないことを示す。
これにより、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンの選択結果が消去されないように、通知対象者用の振動パターンの選択結果を含む管理テーブル1100を作成してメモリ202内のROMに記憶しておくことができる。
ここでは、振動発生装置100が、第1の計測結果テーブル800に基づいて通知対象者用の振動パターンを選択する場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800の代わりに、第2の計測結果テーブル1000に基づいて通知対象者用の振動パターンを選択してもよい。
(通知対象者用の振動パターンを設定する第2の例)
次に、図12を用いて、通知対象者用の振動パターンを設定する第2の例について説明する。
図12は、通知対象者用の振動パターンを設定する第2の例を示す説明図である。図12の例では、第1の計測結果テーブル800は、過去に振動パターン(k)による通知対象者110への通知が複数回行われたため、複数回分の第1の時間間隔t1−1(k)を記憶し、複数回分の第1の時間間隔t1−1(k)の平均値を記憶しているとする。
図12において、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800に基づいて、通知対象者用の振動パターンを選択する。振動発生装置100は、例えば、第1の計測結果テーブル800において順位「1」に対応する振動パターンを通知対象者用の振動パターンとして選択し、以降では通知対象者用の振動パターンにより通知対象者110への通知を行う。さらに、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンにより通知対象者110への通知を行った後、眠気レベルが第3の閾値以下になったことを通知対象者110の覚醒として検知したことに応じて振動発生器210の振動を停止してもよい。
これにより、振動発生装置100は、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができる。そして、振動発生装置100は、通知対象者110を効果的に覚醒させることができ、通知対象者110が覚醒するまでにかかる時間の低減化を図り、事故の発生を抑制することができる。さらに、振動発生装置100は、通知対象者110が覚醒するまでにかかる時間が低減されれば振動発生器210を振動させる時間も低減することができるため、振動発生器210の振動にかかる消費電力の増加をより抑制することができる。
また、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800に選択結果を追加した管理テーブル1200を作成し、メモリ202内のROMに記憶しておく。管理テーブル1200は、例えば、図2に示した振動発生装置100のメモリ202により実現される。
図12において、管理テーブル1200は、通知対象者IDのフィールドに対応付けて、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、選択結果と、計測日と、計測時刻とのフィールドを有する。管理テーブル1200は、通知対象者110ごとに各フィールドに情報を設定することにより、計測結果情報をレコードとして記憶する。
通知対象者IDと、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、計測日と、計測時刻とは、第1の計測結果テーブル800と同様のため、説明を省略する。選択結果は、通知対象者用の振動パターンとして選択されたか否かを示すフラグである。選択結果は、「1」であれば通知対象者用の振動パターンとして選択されたことを示し、「0」であれば通知対象者用の振動パターンとして選択されていないことを示す。
これにより、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンの選択結果が消去されないように、通知対象者用の振動パターンの選択結果を含む管理テーブル1200を作成してメモリ202内のROMに記憶しておくことができる。
ここでは、振動発生装置100が、第1の計測結果テーブル800に基づいて通知対象者用の振動パターンを選択する場合について説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800の代わりに、第2の計測結果テーブル1000に基づいて通知対象者用の振動パターンを選択してもよい。
(通知対象者用の振動パターンを設定し直す第1の例)
次に、図13を用いて、通知対象者用の振動パターンを設定し直す第1の例について説明する。
図13は、通知対象者用の振動パターンを設定し直す第1の例を示す説明図である。ここで、設定した通知対象者用の振動パターンによる通知が繰り返されると、設定した通知対象者用の振動パターンに通知対象者110が慣れて、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性がある。
また、通知対象者110の体調が変化すると、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性がある。このため、振動発生装置100は、定期的に、または、不定期に、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。
図13の例では、振動発生装置100は、1週間ごとに通知対象者用の振動パターンを設定し直す。振動発生装置100は、例えば、月曜日以降、通知対象者110への通知を行うごとに通知に用いられる振動パターンを切り替えて、試験的に通知対象者110への通知を行い、第1の時間間隔t1(k)などを計測する。これにより、振動発生装置100は、現状における、それぞれの振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を取得することができる。
振動発生装置100は、試験的にそれぞれの振動パターンによって通知対象者110への通知が行われた後に、計測結果に基づいて通知対象者用の振動パターンを設定し直す。振動発生装置100は、月曜日中に、それぞれの振動パターンによって通知対象者110への通知が行われなければ、火曜日以降も続けて試験的に通知対象者110への通知を行い、第1の時間間隔t1(k)などを計測する。計測結果に基づいて通知対象者用の振動パターンを設定する一例は、図11および図12に示した通知対象者用の振動パターンを設定する一例と同様であるため、説明を省略する。
振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定してから翌週の月曜日になるまでは、通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、設定した通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行う。このとき、振動発生装置100は、第1の時間間隔t1(k)を計測せず、処理にかかる時間を低減してもよい。これにより、振動発生装置100は、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性を考慮して、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。
また、振動発生装置100は、1週間に行われる通知対象者110への通知のうち、比較的多くの通知においては設定した通知対象者用の振動パターンが用いられるようにすることができる。このため、振動発生装置100は、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができる。結果として、振動発生装置100は、通知対象者110を効果的に覚醒させることができる。
(通知対象者用の振動パターンを設定し直す第2の例)
次に、図14を用いて、通知対象者用の振動パターンを設定し直す第2の例について説明する。
図14は、通知対象者用の振動パターンを設定し直す第2の例を示す説明図である。図14の例では、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定した後、通知対象者110への通知の回数が所定の倍数以外のときには、通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行う。所定の倍数は、例えば、4の倍数である。このとき、振動発生装置100は、第1の時間間隔t1(k)を計測せず、処理にかかる時間を低減してもよい。
一方で、振動発生装置100は、通知対象者110への通知の回数が所定の倍数になる都度、通知に用いられる振動パターンを切り替えて、試験的に通知対象者110への通知を行い、第1の時間間隔t1(k)などを計測する。これにより、振動発生装置100は、現状における、それぞれの振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を取得することができる。
そして、振動発生装置100は、試験的にそれぞれの振動パターンによって通知対象者110への通知が行われた後に、計測結果に基づいて通知対象者用の振動パターンを設定し直す。計測結果に基づいて通知対象者用の振動パターンを設定する一例は、図11および図12に示した通知対象者用の振動パターンを設定する一例と同様であるため、説明を省略する。これにより、振動発生装置100は、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性を考慮して、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。
また、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定し直すまで、通知対象者110への通知のうち比較的多くの通知においては設定した通知対象者用の振動パターンが用いられるようにすることができる。このため、振動発生装置100は、通知対象者110が運転中に眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができる。結果として、振動発生装置100は、通知対象者110を効果的に覚醒させることができる。
ここでは、振動発生装置100が、1週間ごとに通知対象者用の振動パターンを設定し直す場合などについて説明したが、これに限らない。例えば、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定した後、通知対象者用の振動パターンを設定し直す指示をユーザから受け付けるまでは、通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行ってもよい。そして、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定し直す指示を受け付けてからは、試験的に、複数の振動パターンに含まれる振動パターンによって通知対象者110への通知を行い、通知対象者用の振動パターンを設定し直す。
また、例えば、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定した後、振動発生装置100への電源供給が切断されるまでは、通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行ってもよい。一方で、振動発生装置100は、振動発生装置100への電源供給が開始されてからは、試験的に、複数の振動パターンに含まれる振動パターンによって通知対象者110への通知を行い、通知対象者用の振動パターンを設定し直す。
(振動パターンを分類する一例)
次に、図15を用いて、振動パターンを分類する一例について説明する。
図15は、振動パターンを分類する一例を示す説明図である。図15において、振動発生装置100は、複数の振動パターンを、通知対象者110を覚醒させる効果の大きさに応じて複数のグループに分類する。振動発生装置100は、例えば、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい上位5個の振動パターンを、緊急を要する場合に用いる振動パターンのグループに分類する。また、振動発生装置100は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に小さい下位5個の振動パターンを、緊急を要する場合以外に用いる振動パターンのグループに分類する。
ここで、振動発生装置100は、さらに分類結果を追加した管理テーブル1500を作成して、メモリ202内のROMに記憶しておく。管理テーブル1500は、例えば、図2に示した振動発生装置100のメモリ202により実現される。
図15において、管理テーブル1500は、通知対象者IDのフィールドに対応付けて、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、分類結果と、選択結果と、計測日と、計測時刻とのフィールドを有する。管理テーブル1100は、通知対象者110ごとに各フィールドに情報を設定することにより、管理情報をレコードとして記憶する。
通知対象者IDと、振動パターン番号と、第1の時間間隔t1(k)と、順位と、選択結果と、計測日と、計測時刻とは、図11に示した管理テーブル1100と同様のため、説明を省略する。分類結果は、緊急を要する場合に用いる振動パターンのグループと、緊急を要する場合以外に用いる振動パターンのグループとのいずれに分類されたかを示すフラグである。分類結果は、「1」であれば緊急を要する場合に用いる振動パターンのグループに分類されたことを示し、「0」であれば緊急を要する場合以外に用いる振動パターンのグループに分類されたことを示す。
そして、振動発生装置100は、通知対象者110の眠気の予兆が検知された場合には緊急を要する場合に用いる振動パターンによって通知を行い、通知対象者110に連絡事項がある場合などには緊急を要する場合以外に用いる振動パターンによって通知を行う。これにより、振動発生装置100は、複数の振動パターンを使い分けることができ、効果的に通知対象者110への通知を行うことができる。
また、振動発生装置100は、眠気の予兆を検知したとき以外であっても、眠気の予兆が検知される間隔が短くなっている場合などには、通知対象者110に連絡事項がある場合などであっても、緊急を要する場合に用いる振動パターンによって通知を行ってもよい。これにより、振動発生装置100は、眠気の予兆を検知する前に、通知対象者110に覚醒を促し、事故を抑制することができる。
また、振動発生装置100は、複数の振動パターンを分類した後は、複数の振動パターンから通知対象者用の振動パターンを決定する代わりに、緊急を要する場合に用いる振動パターンのグループから通知対象者用の振動パターンを決定するようにしてもよい。これにより、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを決定する際にかかる時間を低減することができる。
(設定処理手順の第1の例)
次に、図16を用いて、設定処理手順の第1の例について説明する。
図16は、設定処理手順の第1の例を示すフローチャートである。図16において、振動発生装置100は、センシングデータを取得し、センシングデータに基づいて眠気の予兆を検知したか否かを判定する(ステップS1601)。ここで、検知していない場合(ステップS1601:No)、振動発生装置100は、ステップS1601の処理に戻る。
一方で、検知した場合(ステップS1601:Yes)、振動発生装置100は、k>nまたはk=0であるか否かを判定する(ステップS1602)。ここで、0≦k≦nである場合(ステップS1602:No)、振動発生装置100は、ステップS1604の処理に移行する。
一方で、k>nまたはk=0である場合(ステップS1602:Yes)、振動発生装置100は、k=1に設定する(ステップS1603)。次に、振動発生装置100は、タイマ204を用いて、第1の時間間隔の計測を開始する(ステップS1604)。そして、振動発生装置100は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行う(ステップS1605)。
次に、振動発生装置100は、通知対象者110の眠気レベルがΔSL1低下したか否かを判定する(ステップS1606)。ここで、低下していない場合(ステップS1606:No)、振動発生装置100は、ステップS1606の処理に戻る。
一方で、低下した場合(ステップS1606:Yes)、振動発生装置100は、第1の時間間隔の計測を停止し、第1の時間間隔の計測結果を取得する。次に、振動発生装置100は、RTC205から取得した日付と時刻と、取得した第1の時間間隔と、通知対象者IDとを対応付けて、第1の計測結果テーブル800に登録する(ステップS1607)。そして、振動発生装置100は、第1の計測結果テーブル800に登録された第1の時間間隔が小さい順に複数の振動パターンに順位を割り振り、通知対象者用の振動パターンを決定して第1の計測結果テーブル800を更新する(ステップS1608)。
次に、振動発生装置100は、k=k+1を設定する(ステップS1609)。そして、振動発生装置100は、ステップS1601の処理に戻る。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。結果として、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことにより、効果的に通知対象者110を覚醒させることができる。
(設定処理手順の第2の例)
次に、図17を用いて、設定処理手順の第2の例について説明する。
図17は、設定処理手順の第2の例を示すフローチャートである。図17において、振動発生装置100は、センシングデータを取得し、センシングデータに基づいて眠気の予兆を検知したか否かを判定する(ステップS1701)。ここで、検知していない場合(ステップS1701:No)、振動発生装置100は、ステップS1701の処理に戻る。
一方で、検知した場合(ステップS1701:Yes)、振動発生装置100は、計測中の第2の時間間隔があれば、第2の時間間隔の計測を停止して、第2の時間間隔の計測結果を取得する。次に、振動発生装置100は、RTC205から取得した日付と時刻と、取得した第2の時間間隔と、通知対象者IDとを対応付けて、第2の計測結果テーブル1000に登録する(ステップS1702)。そして、振動発生装置100は、第2の計測結果テーブル1000に登録された第2の時間間隔が大きい順に複数の振動パターンに順位を割り振り、通知対象者用の振動パターンを決定して第2の計測結果テーブル1000を更新する(ステップS1703)。
次に、振動発生装置100は、k>nまたはk=0であるか否かを判定する(ステップS1704)。ここで、0≦k≦nである場合(ステップS1704:No)、振動発生装置100は、ステップS1706の処理に移行する。
一方で、k>nまたはk=0である場合(ステップS1704:Yes)、振動発生装置100は、k=1に設定する(ステップS1705)。次に、振動発生装置100は、タイマ204を用いて、第2の時間間隔の計測を開始する(ステップS1706)。そして、振動発生装置100は、振動パターンkによる通知対象者110への通知を行う(ステップS1707)。
次に、振動発生装置100は、k=k+1を設定する(ステップS1708)。そして、振動発生装置100は、ステップS1701の処理に戻る。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。結果として、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことにより、効果的に通知対象者110を覚醒させることができる。
(更新処理手順の一例)
次に、図18を用いて、更新処理手順の一例について説明する。
図18は、更新処理手順の一例を示すフローチャートである。図18において、振動発生装置100は、通知対象者IDを取得する(ステップS1801)。次に、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを設定し直すタイミングであるか否かを判定する(ステップS1802)。ここで、設定し直すタイミングである場合(ステップS1802:Yes)、振動発生装置100は、図16または図17に示した設定処理を実行して(ステップS1803)、更新処理を終了する。
一方で、設定し直すタイミングではない場合(ステップS1802:No)、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンが設定されているか否かを判定する(ステップS1804)。ここで、設定されていない場合(ステップS1804:No)、振動発生装置100は、ステップS1803の処理に移行する。
一方で、設定されている場合(ステップS1804:Yes)、振動発生装置100は、更新処理を終了する。これにより、振動発生装置100は、定期的、または、不定期に、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。また、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンが設定されていない場合に、通知対象者用の振動パターンを設定することができる。
以上説明したように、振動発生装置100によれば、予め記憶された通知対象者110に通知を行う複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後の通知対象者110の体調に関するセンシングデータを取得することができる。そして、振動発生装置100によれば、取得したセンシングデータから特定される通知対象者110の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、通知対象者110に適合する振動パターンを決定して、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。結果として、振動発生装置100は、緊急を要する場合に通知対象者110への通知を行う際に通知対象者用の振動パターンを用いることができ、効果的に通知対象者110を覚醒させることができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて振動パターンによる通知を行うことができる。そして、振動発生装置100によれば、取得したセンシングデータから特定される眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、振動パターンによる通知が行われてから眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回るまでの第1の時間間隔を算出することができる。さらに、振動発生装置100によれば、算出した第1の時間間隔に基づいて、通知対象者110に適合する振動パターンを決定することができる。これにより、振動発生装置100は、試験的に振動パターンによる通知を行うことができ、当該振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を算出することができる。そして、振動発生装置100は、振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値に基づいて、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら通知対象者110への通知を行うことができる。そして、振動発生装置100によれば、複数の振動パターンのうち算出した第1の時間間隔が相対的に小さい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定することができる。これにより、振動発生装置100は、試験的にそれぞれの振動パターンによる通知を行うことができ、それぞれの振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を算出することができる。そして、振動発生装置100は、振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値に基づいて、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて振動パターンによる通知を行うことができる。そして、振動発生装置100によれば、センシングデータから特定される眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、振動パターンによる通知が行われてから、眠気の度合いを示す値が次に第1の閾値を超えるまでの第2の時間間隔を算出することができる。さらに、振動発生装置100によれば、算出した第2の時間間隔に基づいて、通知対象者110に適合する振動パターンを決定することができる。これにより、振動発生装置100は、試験的に振動パターンによる通知を行うことができ、当該振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を算出することができる。そして、振動発生装置100は、振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値に基づいて、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら通知対象者110への通知を行うことができる。そして、振動発生装置100によれば、複数の振動パターンのうち算出した第2の時間間隔が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者110に適合する振動パターンに決定することができる。これにより、振動発生装置100は、試験的にそれぞれの振動パターンによる通知を行うことができ、それぞれの振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を算出することができる。そして、振動発生装置100は、振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値に基づいて、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。
また、振動発生装置100によれば、第2の時間間隔として、振動パターンによる通知が行われてから、眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回った後、次に第1の閾値を超えるまでの時間間隔を採用することができる。これにより、振動発生装置100は、眠気の度合いを示す値が第1の閾値付近で揺れている場合であっても精度よく時間間隔を計測することができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて振動パターンによる通知を行うことができる。そして、振動発生装置100によれば、振動パターンによる通知が行われた後に眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回ってから、次に第1の閾値を超えるまでの第3の時間間隔を算出することができる。さらに、振動発生装置100によれば、算出した第3の時間間隔に基づいて、通知対象者110に適合する振動パターンを決定することができる。これにより、振動発生装置100は、試験的に振動パターンによる通知を行うことができ、当該振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値を算出することができる。そして、振動発生装置100は、振動パターンの通知対象者110を覚醒させる効果の大きさを示す値に基づいて、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい振動パターンを、通知対象者用の振動パターンに設定することができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、設定した通知対象者用の振動パターンによる通知を行うことができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110が眠気を催した場合などのように緊急を要する場合に、通知対象者用の振動パターンによって通知対象者110への通知を行うことができ、効果的に通知対象者110を覚醒させることができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者用の振動パターンを設定してから所定の期間が経過するまでは、通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、所定の期間が経過したことに応じて通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110の慣れや体調の変化によって、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性を考慮して、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。また、振動発生装置100は、比較的多くの通知においては設定した通知対象者用の振動パターンが用いられるようにすることができ、通知対象者110を効果的に覚醒させることができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者用の振動パターンを設定した後、通知の回数が所定の倍数以外のときは通知対象者用の振動パターンによる通知を行うことができる。また、振動発生装置100によれば、回数が所定の倍数のときは複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら通知対象者110への通知を行うことができる。そして、振動発生装置100によれば、所定の順序で通知対象者110への通知を行った結果、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110の慣れや体調の変化によって、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性を考慮して、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。また、振動発生装置100は、比較的多くの通知においては設定した通知対象者用の振動パターンが用いられるようにすることができ、通知対象者110を効果的に覚醒させることができる。
また、振動発生装置100によれば、通知対象者用の振動パターンを設定し直す指示を受け付けるまでは、通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、指示を受け付けたことに応じて通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110の慣れや体調の変化によって、設定した通知対象者用の振動パターンが有する通知対象者110を覚醒させる効果が低減してしまう可能性を考慮して、通知対象者用の振動パターンを設定し直すことができる。
また、振動発生装置100によれば、複数の振動パターンのうち算出した第1の時間間隔が相対的に小さい方から所定数の振動パターンを、予め記憶された複数の振動パターンの代わりに用いるようにすることができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを決定する際にかかる時間を低減することができる。
また、振動発生装置100によれば、複数の振動パターンのうち算出した第2の時間間隔が相対的に大きい方から所定数の振動パターンを、予め記憶された複数の振動パターンの代わりに用いることができる。これにより、振動発生装置100は、通知対象者用の振動パターンを決定する際にかかる時間を低減することができる。
また、振動発生装置100によれば、センシングデータとして、通知対象者110の脈波波形データ、または、通知対象者110の顔画像を含む動画像データを採用することができる。これにより、振動発生装置100は、対象者の眠気についての特定のパラメータを特定可能なデータを取得することができる。
また、振動発生装置100によれば、複数の振動パターンの代わりに、通知対象者110の視覚、聴覚、触覚などの通知対象者110の感覚を通じて通知を行う複数の通知パターンを採用することができる。また、振動発生装置100によれば、通知対象者110の視覚を通じて通知を行う通知パターン、聴覚を通じて通知を行う通知パターン、触覚を通じて通知を行う通知パターンなどが混在する複数の通知パターンを採用してもよい。これにより、振動発生装置100は、通知対象者110を覚醒させる効果が相対的に大きい、通知対象者用の光パターンや音パターンなどを設定することができる。
なお、本実施の形態で説明した振動パターン設定方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本振動パターン設定プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本振動パターン設定プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)通知対象者に通知を行う複数の振動パターンを記憶する記憶部と、
前記複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する制御部と、
を有することを特徴とする振動発生装置。
(付記2)前記制御部は、
前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて前記振動パターンによる通知を行い、
前記センシングデータから特定される前記眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、前記振動パターンによる通知が行われてから前記眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回るまでの第1の時間間隔に基づいて、前記通知対象者に適合する振動パターンを決定する、ことを特徴とする付記1に記載の振動発生装置。
(付記3)前記制御部は、
前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、前記複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら前記通知対象者への通知を行い、
前記複数の振動パターンのうち前記第1の時間間隔が相対的に小さい振動パターンを、前記通知対象者に適合する振動パターンに決定する、ことを特徴とする付記2に記載の振動発生装置。
(付記4)前記制御部は、
前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて前記振動パターンによる通知を行い、
前記センシングデータから特定される前記眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、前記振動パターンによる通知が行われてから、前記眠気の度合いを示す値が次に前記第1の閾値を超えるまでの第2の時間間隔に基づいて、前記通知対象者に適合する振動パターンを決定する、ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の振動発生装置。
(付記5)前記制御部は、
前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、前記複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら前記通知対象者への通知を行い、
前記複数の振動パターンのうち前記第2の時間間隔が相対的に大きい振動パターンを、前記通知対象者に適合する振動パターンに決定する、ことを特徴とする付記4に記載の振動発生装置。
(付記6)前記制御部は、
前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて前記振動パターンによる通知を行い、
前記センシングデータから特定される前記眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、前記振動パターンによる通知が行われた後に前記眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回ってから、次に前記第1の閾値を超えるまでの第3の時間間隔に基づいて、前記通知対象者に適合する振動パターンを決定する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の振動発生装置。
(付記7)前記制御部は、
前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、設定した前記通知対象者用の振動パターンによる通知を行う、ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の振動発生装置。
(付記8)前記制御部は、
前記通知対象者用の振動パターンを設定してから所定の期間が経過するまでは、前記通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、前記所定の期間が経過したことに応じて前記通知対象者用の振動パターンを設定し直す、ことを特徴とする付記7に記載の振動発生装置。
(付記9)前記制御部は、
前記複数の振動パターンのうち前記第1の時間間隔が相対的に小さい方から所定数の振動パターンを選択し、
前記複数の振動パターンの代わりに、選択した前記所定数の振動パターンを用いる、ことを特徴とする付記2または3に記載の振動発生装置。
(付記10)前記センシングデータは、前記通知対象者の脈波波形データ、または、前記通知対象者の顔画像を含む動画像データである、ことを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の振動発生装置。
(付記11)通知対象者の感覚を通じて通知を行う複数の通知パターンを記憶する記憶部と、
前記複数の通知パターンに含まれる通知パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の通知パターンから前記通知対象者に適合する通知パターンを前記通知対象者用の通知パターンに設定する制御部と、
を有することを特徴とする通知装置。
(付記12)コンピュータが、
予め記憶された通知対象者に通知を行う複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する、
処理を実行することを特徴とする振動パターン設定方法。
(付記13)コンピュータが、
予め記憶された通知対象者の感覚を通じて通知を行う複数の通知パターンに含まれる通知パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の通知パターンから前記通知対象者に適合する通知パターンを前記通知対象者用の通知パターンに設定する、
処理を実行することを特徴とする通知パターン設定方法。
(付記14)コンピュータに、
予め記憶された通知対象者に通知を行う複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する、
処理を実行させるための振動パターン設定プログラム。
(付記15)コンピュータに、
予め記憶された通知対象者の感覚を通じて通知を行う複数の通知パターンに含まれる通知パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の通知パターンから前記通知対象者に適合する通知パターンを前記通知対象者用の通知パターンに設定する、
処理を実行させるための通知パターン設定プログラム。
100 振動発生装置
110 通知対象者
200 振動発生システム
201,221 CPU
202,222 メモリ
203,223 通信装置
204,224 タイマ
205,225 RTC
206 センサ
207 信号処理回路
208 AD変換器
209 駆動回路
210 振動発生器
211 バッテリ
212 充電回路
213 コネクタ
220 連携装置
226 入出力装置
227 スピーカー
228 電源回路
501 記憶部
502 取得部
503 通知部
504 決定部
505 設定部
800,1000 計測結果テーブル
1100,1200,1500 管理テーブル

Claims (10)

  1. 通知対象者に通知を行う複数の振動パターンを記憶する記憶部と、
    前記複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する制御部と、
    を有することを特徴とする振動発生装置。
  2. 前記制御部は、
    前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて前記振動パターンによる通知を行い、
    前記センシングデータから特定される前記眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、前記振動パターンによる通知が行われてから前記眠気の度合いを示す値が第2の閾値を下回るまでの第1の時間間隔に基づいて、前記通知対象者に適合する振動パターンを決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
  3. 前記制御部は、
    前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、前記複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら前記通知対象者への通知を行い、
    前記複数の振動パターンのうち前記第1の時間間隔が相対的に小さい振動パターンを、前記通知対象者に適合する振動パターンに決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の振動発生装置。
  4. 前記制御部は、
    前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて前記振動パターンによる通知を行い、
    前記センシングデータから特定される前記眠気の度合いを示す値の時系列変化に基づいて、前記振動パターンによる通知が行われてから、前記眠気の度合いを示す値が次に前記第1の閾値を超えるまでの第2の時間間隔に基づいて、前記通知対象者に適合する振動パターンを決定する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の振動発生装置。
  5. 前記制御部は、
    前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、前記複数の振動パターンを所定の順序で切り替えながら前記通知対象者への通知を行い、
    前記複数の振動パターンのうち前記第2の時間間隔が相対的に大きい振動パターンを、前記通知対象者に適合する振動パターンに決定する、ことを特徴とする請求項4に記載の振動発生装置。
  6. 前記制御部は、
    前記通知対象者の眠気の度合いを示す値が第1の閾値を超えたことに応じて、設定した前記通知対象者用の振動パターンによる通知を行う、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の振動発生装置。
  7. 前記制御部は、
    前記通知対象者用の振動パターンを設定してから所定の期間が経過するまでは、前記通知対象者用の振動パターンの設定を変更せず、前記所定の期間が経過したことに応じて前記通知対象者用の振動パターンを設定し直す、ことを特徴とする請求項6に記載の振動発生装置。
  8. 前記制御部は、
    前記複数の振動パターンのうち前記第1の時間間隔が相対的に小さい方から所定数の振動パターンを選択し、
    前記複数の振動パターンの代わりに、選択した前記所定数の振動パターンを用いる、ことを特徴とする請求項2または3に記載の振動発生装置。
  9. コンピュータが、
    予め記憶された通知対象者に通知を行う複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する、
    処理を実行することを特徴とする振動パターン設定方法。
  10. コンピュータに、
    予め記憶された通知対象者に通知を行う複数の振動パターンに含まれる振動パターンによる通知が行われた後に取得された前記通知対象者の体調に関するセンシングデータから特定される前記通知対象者の眠気についての特定のパラメータの値に基づいて、前記複数の振動パターンから前記通知対象者に適合する振動パターンを前記通知対象者用の振動パターンに設定する、
    処理を実行させるための振動パターン設定プログラム。
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