JP2017134685A5 - - Google Patents

Description

２つ以上の開口部は、少なくとも第１開口部及び第２開口部を含んでよい。昇降路のうち第１開口部と第２開口部との間の全範囲が、カゴを退避させない退避禁止範囲として設
定されもよい。
昇降機は、第１開口部を閉鎖する扉の上下方向の開閉を案内する第１扉枠と、第２開口部を閉鎖する扉の上下方向の開閉を案内する第２扉枠を備えてもよい。ここで、第１開口部が開口する向きが、第２開口部が開口する向きと異なっていてもよい。

Claims (8)

1. 監視区域に設置され、側壁に囲まれた昇降路内を昇降可能なカゴと、
   前記昇降路に沿って前記カゴを昇降駆動するカゴ駆動部と、
   前記カゴ駆動部を制御して前記カゴを昇降させる運転制御部と、
   前記運転制御部により前記カゴを昇降させることにより前記側壁に設けられた２つ以上の開口部のいずれからも退避した退避位置へ前記カゴを移動させて前記退避位置に停止させる退避制御部と、を備え、
   前記退避制御部は、乱数を発生させる乱数生成部を備え、
   前記退避位置は、前記乱数生成部により生成された前記乱数に応じてランダムに決定されることを特徴とする昇降機。
2. 前記２つ以上の開口部は、少なくとも第１開口部及び第２開口部を含み、
   前記昇降路のうち前記第１開口部と前記第２開口部との間の全範囲が、前記カゴを退避させない退避禁止範囲として設定されることを特徴とする請求項１に記載の昇降機。
3. 前記第１開口部を閉鎖する扉の上下方向の開閉を案内する第１扉枠と、前記第２開口部を閉鎖する扉の上下方向の開閉を案内する第２扉枠を備え、
   前記第１開口部が開口する向きが、前記第２開口部が開口する向きと異なることを特徴とする請求項２に記載の昇降機。
4. さらに、前記カゴ内に保管対象物が積載されたことを検知する積載検知部を備え、
   前記退避制御部は、
   前記カゴ内に前記保管対象物が積載されたことを前記積載検知部が検知する場合に前記カゴを前記退避位置に移動させることを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の昇降機。
5. さらに、前記運転制御部に前記カゴの昇降指示を入力する操作部を備え、
   前記運転制御部は、前記カゴが前記退避位置に停止しているときに、前記操作部による前記カゴの昇降指示の入力を禁止することを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載の昇降機。
6. 監視区域に設置され、側壁に囲まれた昇降路内を昇降可能なカゴを、前記側壁に設けられた２つ以上の開口部のいずれからも退避した退避位置へ移動させる指示入力を受け付けるステップと、
   前記指示入力を受け付けた場合に乱数を発生させるステップと、
   前記乱数に応じて前記退避位置をランダムに決定するステップと、
   前記昇降路に沿って前記カゴを昇降駆動するカゴ駆動部を制御して、決定された前記退避位置へ前記カゴを移動させて前記退避位置に停止させるステップと、
   を含むことを特徴とする昇降機の制御方法。
7. 監視区域に設置された防犯センサから検知信号が入力されると通報信号を出力する警備セットモードと前記検知信号が入力されても通報信号を出力しない警備解除モードとが設定可能な警備装置と、
   前記監視区域に設置され、側壁に囲まれた昇降路内を昇降可能なカゴと、
   前記昇降路に沿って前記カゴを昇降駆動するカゴ駆動部と、
   前記カゴ駆動部を制御して前記カゴを昇降させる運転制御部と、
   前記運転制御部により前記カゴを昇降させることにより前記側壁に設けられた２つ以上の開口部のいずれからも退避した退避位置へ前記カゴを移動させて前記退避位置に停止させる退避制御部と、を備え、
   前記退避制御部は、乱数を発生させる乱数生成部を備え、
   前記退避位置は、前記乱数生成部により生成された前記乱数に応じてランダムに決定され、
   前記警備装置は、前記警備セットモード又は前記警備解除モードを設定するモード設定部を備え、
   前記モード設定部は、前記カゴが前記退避位置に停止している場合に前記警備セットモードの設定を許可し、前記カゴが前記退避位置に停止していない場合に前記警備セットモードの設定を禁止することを特徴とする警備システム。
8. 前記開口部は、開閉扉にて閉鎖されており、
   前記警備装置は、
   前記警備セットモードが設定されている間に前記開閉扉が開いた場合、又は前記警備セットモードが設定されている間に前記カゴが前記退避位置から移動した場合に異常と判定する異常判定部をさらに備えることを特徴とする請求項７に記載の警備システム。