JP2017133896A - 情報処理装置、演算方法、測位システム - Google Patents

情報処理装置、演算方法、測位システム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置が基準局を切り替える際に複雑な演算で整数値バイアスを算出する。【解決手段】情報処理装置であって、衛星からの電波を受信するGPS受信部と、前記衛星からの電波に基づいて第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスを算出する処理部と、を備え、前記処理部は、前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、前記第1の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、情報処理装置。【選択図】図6

Description

本開示は、情報処理装置、演算方法、測位システムに関する。
近年、位置が既知である基準局と、位置が未知である未知点との2地点で、GPS衛星からの電波(搬送波)の位相を測定し、測定された観測値を用いて測位を行う、干渉測位が注目されている。干渉測位では、2地点間の搬送波の行路差を求め、基準局からの未知点の相対位置を算出することによって、未知点の位置が測位される。搬送波位相の測距精度は高く、干渉測位では、数mmから数cm程度の精度で測位が可能である。
特許文献1には、上記した干渉測位を行う測位装置としてGPS受信部を備えた車両が開示されている。特許文献1に開示された車両は、基準車両と非基準車両とに分類され、非基準車両は、干渉測位を用いて基準車両との相対位置を算出する。
特開2009−264844号公報
特許文献1に開示されているような測位装置は、特定の基準局の観測値のみを用いて干渉測位を行っている。このような測位装置は、測位装置が移動することによって基準局を切り替えて干渉測位を行う際に、複雑な演算により整数値バイアスを決定(初期化ともいう)。
そこで本開示では、情報処理装置が基準局を切り替える際に簡易な演算で整数値バイアスを算出できる新規かつ改良された情報処理装置、演算方法、測位システムを提案する。
本開示によれば、情報処理装置であって、衛星からの電波を受信するGPS受信部と、前記衛星からの電波に基づいて第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスを算出する処理部と、を備え、前記処理部は、前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、前記第1の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、情報処理装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、情報処理装置が基準局を切り替える際に簡易な演算で整数値バイアスを算出できる。
なお、上記の効果は必ずしも限定されず、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
図1は、干渉測位の原理を説明する概略図である。 図2は、干渉測位において、整数値バイアスを求める原理を説明する概略図である。 図3は、移動局から見たGPS衛星の仰角に対する電波の行路差を示す図である。 図4は、本開示の実施形態のシステムの構成を示す概略図である。 図5は、本開示の実施形態の移動局の構成を示すブロック図である。 図6は、本開示の本実施形態において、移動局が基準局を切り替える際の動作例を示す図である。 図7は、本開示の本実施形態において、移動局が基準局を切り替える際の動作例を示すシーケンス図である。 図8は、本開示の本実施形態において、移動局が基準局間整数値バイアスの検算を行う際の動作例を示す図である。 図9は、本開示の本実施形態において、移動局が基準局間整数値バイアスの検算を行う際の動作例を示すシーケンス図である。 図10は、本開示の実施形態の他のシステムの構成を示す概略図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行う。
0.干渉測位の原理
1.整数値バイアスの算出方法
2.システム構成の例
3.移動局の構成
4.移動局が基準局を切り替える際の動作例
5.移動局が基準局間整数値バイアスの検算を行う際の動作例
6.本開示の他のシステム構成
7.補足
8.むすび
<0.干渉測位の原理>
図1は、干渉測位の原理を示す図である。図1には、GPS衛星100と、位置が既知である基準局200と、位置が未知である移動局300とが示される。なお、移動局300は、GPS衛星100から電波を受信して測位を行う情報処理装置の一例である。基準局200および移動局300は、GPS衛星100から電波を受信するGPS受信部202、302をそれぞれ備える。
GPS衛星100は、所定の軌道で周回しており、GPS衛星100の位置は既知である。GPS衛星100は、L1帯(1575.42MHz)とL2帯(1227.6MHz)の電波を送信している。基準局200および移動局300は、GPS受信部202、302でGPS衛星100が送信する電波を観測し、搬送波位相および疑似距離(GPS衛星100からGPS受信部202、302までの真の距離に誤差を含んだ距離)を観測する。
一般的に干渉測位では、基準局200は、観測した観測値(搬送波位相および疑似距離)および基準局200の位置情報を移動局300に送信し、移動局300は、基準局200の観測値と、自身で観測した観測値とを用いて基準局200に対する移動局300の相対位置を算出することによって、移動局300の測位が行われる。以下、図1を用いて干渉測位の原理についてより詳細に説明する。
図1において示される点線は、GPS衛星100からの等距離面であり、図1のLは、GPS衛星100と基準局200のGPS受信部202の間の行路と、GPS衛星100と移動局300のGPS受信部302の間の行路との行路差を意味する。図1で示された行路差Lは、GPS衛星100の搬送波の整数個の波数分の長さと、位相角θに相当する端数分の長さとの和となる。ここで、GPS衛星100―GPS受信部202、302間に含まれる搬送波の波数は、一般的に整数値バイアスと呼ばれる。
干渉測位において、搬送波位相は、GPS受信部202、302において計測できるため、整数値バイアスを求めることは、行路差を求めることと同義となる。この整数値バイアスを求めるため、上述したように基準局200および移動局300のそれぞれのGPS受信部202、302において、同じGPS衛星100からの電波を観測する。そして、基準局200と移動局300でそれぞれ観測したGPS衛星100からの観測値を使用して、移動局300は整数値バイアスを算出する。また、移動局300は、算出した整数値バイアスを用いて図1において矢印で示される基線ベクトルを求め、この基線ベクトルによって、基準局200に対する移動局300の相対位置が求められる。
なお、GPS衛星100の搬送波の波長は、上述したL1帯の波長が19cmであり、L2帯の波長が24cmである。GPS受信部202、302における搬送波位相の観測精度は高く、このような波長の搬送波において、数mmから数cm程度の精度で、干渉測位では測位が可能である。
干渉測位には、移動局300が静状態であるときに行われるスタティック測位と、移動局300が動状態であるときに行われるキネマティック測位がある。本開示では、主にキネマティック測位について説明される。キネマティック測位では、移動局300は、観測開始時に整数値バイアスを決定(初期化ともいう)し、移動局300が移動しながら短時間で測位を行う。移動局300が移動するので、移動局300は、状況によって基準局200を切り替える。このとき、移動局300は基準局200を切り替えるたびに初期化を行う。
Figure 2017133896
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次に、(1)の式から電離層遅延Iと対流圏遅延Tおよび受信機の時計誤差δを相殺するため、移動局300が、GPS衛星i102とGPS衛星j104から測定した搬送波位相の差である、1重位相差が計算される。このとき、GPS衛星i102は、移動局300から見て仰角が大きいGPS衛星が選択されることが好ましい。
図3は、2つのGPS衛星106、108の位置と、移動局300の位置との関係の例を示す図である。GPS衛星106は、移動局300から見た仰角がGPS衛星108に比べて相対的に大きい衛星を示している。図3からわかるように、移動局300とGPS衛星106との距離と、移動局300とGPS衛星108との距離とを比べると、移動局300とGPS衛星106との距離の方が小さい。このように、移動局300から見た衛星の仰角が大きくなれば通過する電離層および対流圏の距離が小さくなるため、電離層遅延Iおよび対流圏遅延Tは小さくなる。よって、基準局200と移動局300とで共通のGPS衛星を用いて観測を行う場合は、仰角が大きいGPS衛星が選択されることが好ましい。
Figure 2017133896
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(2)の式から理解されるように、GPS衛星i102−GPS衛星j104の間の1重位相差では、受信機側の時計誤差は消去される。しかし、GPS衛星i102−GPS衛星j104の間の1重位相差では、GPS衛星側の時計誤差は消去されない。このため、GPS衛星側の時計誤差を消去するために、移動局300と基準局200との2重位相差が計算される。
Figure 2017133896
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ここで添え字Bは、基準局200を意味する。また、測位に使用するGPS衛星の数Kより一つ少ない数Mの2重位相差が定義される。
上述したようにM個の2重位相差を定義すると、上記(3)の式より時刻tにおける独立した方程式が以下のように定義される。
Figure 2017133896
上記(4)の式の各式において左辺−右辺が計算され、行列z(時刻tの観測誤差)が、以下のように定義される。
Figure 2017133896
次に、時刻tにおける移動局300の位置と、時刻tn+1における移動局300の位置との関係は、補正量Δx、Δy、Δzを用いると以下のように表される。
Figure 2017133896
ここでx(tn+1)、y(tn+1)およびz(tn+1)は、時刻tn+1における移動局300の座標を意味し、x(t)、y(t)およびz(t)は、時刻tにおける移動局300の座標を意味する。
また同様に、時刻tにおける整数値バイアスの値と、時刻tn+1における整数値バイアスの値との関係は、整数値バイアスの補正量ΔBを用いると以下のように表される。
Figure 2017133896
Figure 2017133896
Figure 2017133896
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上記した式より、t=nのときのzは、以下のように表される。
Figure 2017133896
ここで、Iは単位行列である。
また、上記した(10)の式にカルマンフィルタのアルゴリズムを適用すると、(10)の式は、以下の式で表される。
Figure 2017133896
ここで、Pは状態変数の共分散行列であり、Rは観測誤差の共分散行列である。このように、カルマンフィルタのアルゴリズムを適用して算出された補正量ΔxおよびΔBは、実数であり、これはFloat解と呼ばれる。
得られたFloat解から整数値(これは、Int解と呼ばれる)にするため、一般的にLAMBDA法(Least−square Ambiguity Decorrelation Adjustment Method)が用いられる。
上述したように、干渉測位では、未知点である移動局300は、搬送波の1重位相差および2重位相差を用いて整数値バイアスを算出する。そして、移動局300は、算出された整数値バイアスを用いてキネマティック測位を行うことができる。
<2.システム構成の例>
以上では、干渉測位の測位原理および整数値バイアスの算出方法について詳細に説明された。以下では、本開示の実施形態に係るシステム構成の例が説明される。本実施形態では、衛星から電波を受信して情報処理を行う情報処理装置について説明される。なお、情報処理装置としては、例えば移動をしながら測位を行う図4に示されるような移動局300が含まれる。
本実施形態に係るシステムは、GPS衛星100と、位置が既知である基準局200と、移動局300と、ネットワーク400と、サーバ500が含まれる。GPS衛星100は、上述した説明と同様に電波を発信しており、基準局200および移動局300は、GPS衛星100から発信された電波を受信する。ネットワーク400は、基準局200または移動局300からの情報を搬送する。ネットワーク400は、例えば、インターネットなどの公のネットワークでもよく、携帯電話網などのような無線インターフェイスを有するネットワークであってもよい。
基準局200の位置は既知であり、基準局200は、GPS衛星100から搬送波位相を測定できる装置を備えている。例えば、基準局200は、GPS衛星100から搬送波位相を測定できる装置を備えた、ビルまたは信号機または携帯電話網の基地局など市街地に設置された構造物であってもよい。また、基準局200は、国土地理院が設置している電子基準点であってもよい。なお、図4には1つの基準局200しか示されていない。しかし、基準局はこのシステムにおいて複数設置されている。
また、移動局300は、図4では車両として示されている。しかし、本実施形態において移動局300は車両に限定されず、携帯電話またはゲーム機など人が携帯できる装置であってもよい。また、移動局300は船舶であってもよく、GPS衛星100から搬送波位相を測定できる装置を備えており移動を行う装置であれば、移動局300はどのような装置であってもよい。
また、移動局300は、ネットワーク400を介して基準局200の観測値(搬送波位相および擬似距離)および基準局200の位置に関する情報を受信し、基準局200からの情報と、自身でGPS衛星100からの電波を観測して得た観測値とを用いて干渉測位を行う。
サーバ500は、ネットワーク400を介して基準局200から基準局200が観測した観測値を受信する。また、サーバ500は、基準局200から受信した観測値を用いて、移動局300における測位に用いられる情報を算出するように構成されている。サーバ500は、ネットワーク400を介して移動局300に測位に用いられる情報を送信するように構成されている。
<3.移動局の構成>
以上では、本開示の実施形態のシステムの構成例が説明された。次に、移動局300の構成について図5を用いて詳細に説明される。移動局300は、GPS受信部302と、処理部304と、通信部310を備える。
GPS受信部302は、GPS衛星100から電波を受信し、受信したGPS衛星100からの電波に関する情報を処理部304に送る。通信部310は、他の装置と無線通信を行うための装置である。通信部310は、基準局200からネットワーク400を介して基準局200で観測した観測値および基準局200の位置に関する情報を受信し、受信した情報を処理部304に送る。通信部310は、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fiなどの無線LAN、またはLTE(Long Term Evolution)などの携帯電話網に用いられる送受信機であってもよい。
また、処理部304は、整数値バイアス推定部306と、測位部308とを備える。整数値バイアス推定部306は、GPS受信部302が受信した衛星からの電波に基づく観測値および通信部310から受け取った各種情報に基づいて整数値バイアスを推定する。測位部308は、整数値バイアス推定部306が算出した整数値バイアスに基づいて測位を行う。
<4.移動局が基準局を切り替える際の動作例>
以上では、本実施形態のシステムおよび移動局300の構成例について説明がされた。以下では、移動局300が基準局200を切り替えて測位を行う際の動作例について説明される。
図6は、移動局300が、切替元の基準局A204から切替先の基準局B206に基準局を切り替える場合の概要を示す図である。図6において、iおよびjはGPS衛星を示し、添え字のAは、切替元の基準局A204を示し、添え字のBは、切替先の基準局B206を示す。また、添え字のRは、移動局300を示す。
Figure 2017133896
次に、移動局300が移動することにより、移動局300は切替元の基準局A204から遠ざかり、一方で、移動局300は切替先の基準局B206に近づくと、移動局300は、基準局の切り替えを行う。一般的に、干渉測位においては、移動局300と基準局の距離が近い方が測位の精度は高くなる。これは、移動局300と基準局の距離が離れると、移動局300で受信するGPS衛星100からの電波の伝搬状況と、移動局300で受信するGPS衛星100からの電波の伝搬状況とが大きく異なってしまうためである。この伝搬状況の違いによって、上述した電離層遅延および対流圏遅延の相殺効果が小さくなってしまい、測位誤差が大きくなってしまう。よって、移動局300は、より近い基準局を基準としてキネマティック測位を行うことが好ましい。
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次にS110において、移動局300は、サーバ500に移動局300の現在地を送信する。S112において、移動局300の現在地を受信したサーバ500は、複数設置されている基準局のうちから移動局300の近傍の基準局を探索する。ここで、基準局A204が、移動局300から最も近い基準局である場合、サーバ500は何も動作を行わない。一方、その後移動局300が移動し、サーバ500が、移動局300が移動した後に受信した移動局300の現在地に基づいて移動局300に最も近い基準局は基準局B206であると判定した場合、サーバ500はS114の動作を行う。
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<5.移動局が基準局間整数値バイアスの検算を行う際の動作例>
以上では、基準局間整数値バイアスを使用して、移動局300がキネマティック測位を行う動作例について説明された。以下では、この基準局間整数値バイアスの検算を移動局300が行う場合の動作例について説明される。
Figure 2017133896
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このように、移動局300が2つの基準局A204および基準局B206とキネマティック測位を行い、算出された整数値バイアスから基準局間整数値バイアスの検算を行うことによって、基準局間整数値バイアスの精度を高めることができる。また、基準局間整数値バイアスの精度が高くなることによって、最終的には、移動局300によって行われるキネマティック測位の精度が高くなる。
図9は、上述した基準局間整数値バイアスの検算が行われる際のシーケンス図である。上述したようにS200およびS202において、基準局A204および基準局B206は、観測値をサーバ500に継続的に送信する。また、S204において、移動局300は、GPS衛星100からの電波をGPS受信部302で受信して観測値を取得する。
次に、S206において、サーバ500は基準局A204および基準局B206から受信したそれぞれの観測値を移動局300に送信する。また、S208において移動局300は、受信した観測値を用いて基準局A204および基準局B206とキネマティック測位を行う。そして、S210において、移動局300は、(14)の式に基づいて基準局間整数値バイアスを算出し、サーバ500から受信した基準局間整数値バイアスとの検算を行う。
なお、S208における基準局A204および基準局B206と、移動局300との間の測位は、並行して行われてもよく、また、時間をずらして行われてもよい。測位が時間をずらして行われることによって、移動局300の測位部308で行われる演算の負荷は分散される。このとき、検算および測位の精度を高くするために、移動局300は、移動局300が観測した観測値を記憶部に記憶しておき、受信した基準局の観測値と同じ時刻において移動局300が観測した観測値を検算及び測位に使用してもよい。
<6.本開示の他のシステム構成>
以上では、本開示の1つのシステム構成の例が説明された。図10では、本開示の他のシステム構成の例が説明される。具体的には、他のシステム構成において、図10に示される基準局C602、基準局D604、基準局E606は、自ら電波を発信している。また、例えば、各基準局602、604、606は、各基準局602、604、606を識別する情報を含めて電波を発信するように構成される。図10の点線で示される円702、704、706は、それぞれの基準局602、604、606から電波が到達する領域を示している。この円702、704、706で示される領域は、各基準局602、604、606の電波到達領域として本明細書中で定義される。
ここで、基準局が発する電波のインターフェイスは、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fiなどの無線LANまたは、LTE(Long Term Evolution)などの携帯電話網で使用されるインターフェイスであってもよい。
本システム構成によれば、移動局300は各基準局602、604、606からの電波強度を通信部310で観測する。このとき、各基準局602、604、606から電波が同等の強度で発信されているとすると、移動局300は、その電波強度を観測することによってどの基準局が複数ある基準局のうちで最も近い基準局であるかを判定することができる。
より詳細に説明すると、図10において、移動局300は、各基準局602、604、606の電波到達領域702、704、706の範囲内にある。移動局300の通信部310は、各基準局602、604、606からの電波の電波強度を測定し、その測定した電波強度を受信強度として処理部304に送る。処理部304は、通信部310が受信した受信強度に基づいて移動局300から最も近い基準局を推定する。また、移動局300は、通信部310が受信した受信強度に基づいて移動局300から各基準局602、604、606までの距離を推定してもよい。なお、図10の例において通信部310は、基準局E606から最も強い電波強度の電波を受信する。
処理部304が、受信強度に基づいて基準局までの距離を推定する場合、処理部304によって推定された移動局300から各基準局602、604、606までの距離は、図10においてL1、L2、L3で示される。処理部304は、通信部310が受信した受信強度に基づいて基準局E606との距離L3が最も小さいことを判定する。そして、処理部304は、基準局E606が発信する電波から基準局E606を識別する情報を取得する。
次に移動局300は、この基準局E606を識別する情報をサーバ500に送信する。基準局E606を識別する情報を受信したサーバ500は、この識別情報に基づいて基準局E606を次の切替先の基準局であると認識する。そして、サーバ500は、基準局E606を切替先の基準局として基準局間整数値バイアスを算出し、算出された基準局間整数値バイアスを移動局300に送信する。
基準局間整数値バイアスを受信した移動局300は、受信した基準局間整数値バイアスを用いて、移動局300と基準局E606の間の整数値バイアスを(12)式に基づいて算出する。このような構成によって、移動局300は、初期化を行わずに基準局の切り替えることができる。また、移動局300は、最も近い基準局と測位が行えるため、安定して精度の高い整数値バイアスを算出することができる。これによって、移動局300は、精度の高い測位を行うことができる。
上記した構成によれば、移動局300は、基準局から発せられる電波の電波強度から最も近い基準局を算出するので、移動局300は、図7のS110に対応する現在地の送信を行わなくてよい。また、サーバ500は、移動局300が切替先の基準局を通知するので、図7のS112に対応する移動局300の近傍の基準局の探索を行わなくてよい。このように構成することによって、移動局300およびサーバ500での処理負担が少なくなる。
上記では、各基準局602、604、606が自局を識別する情報を含めて電波を発信する例が説明された。しかし、基準局は、自局を識別する情報に加えて、自局の位置を示す情報を含めて、電波を発信してもよい。
このような構成によれば、移動局300は、移動局300の位置と受信した基準局の位置から、移動局300から基準局までの直線距離を算出することができる。このような構成によって、移動局300は、電波強度によらず、移動局300から基準局までの距離を算出できるため、より正確に最も近い基準局を判定することができる。
なお、本システムの例においては、各基準局が観測した観測値がブロードキャストされるように構成されてもよい。このようにシステムが構成されることにより、例えば、ブロードキャストされている観測値を移動局300が受信し、整数値バイアス推定部306が基準局間整数値バイアスを算出し、取得することができる。この整数値バイアス推定部306が算出した基準局間整数値バイアスを用いて、整数値バイアス推定部306は、切替先の基準局と移動局300との間の整数値バイアスを算出するようにしてもよい。このような構成によれば、移動局300の処理部304に大きな負担がかかるものの、システムとしてサーバ500を用いなくてもよく、よりシンプルなシステム構成とすることができる。
<7.補足>
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明した。なお、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属する。
例えば、図9において、基準局間整数値バイアスの検算は、サーバ500によって行われてもよい。このとき、移動局300は、S204において取得した観測値をサーバ500に送信する。移動局300から観測値を受信したサーバ500は、基準局A204および基準局B206から受信した観測値も使用して、基準局A204および基準局B206と、移動局300との間の整数値バイアスを算出する。
そして、サーバ500は、算出した基準局A204および基準局B206と、移動局300との間の整数値バイアスに基づいて、基準局間整数値バイアスを検算することができる。この場合、移動局300は観測値を送信するだけなので、移動局300の処理部304での処理負担は少なくなる。よって、通常限られた能力しか有さない移動局300において、処理負担を軽減でき、豊富な処理能力を有するサーバ500に処理を任せることができる。
また、移動局300が使用する基準局が主に公ではない独自のシステムによって構成される場合、公開されている国土地理院が設置している電子基準点の観測値を用いて、基準局間整数値バイアスの検算が行われてもよい。このような構成によって、上述した基準局間整数値バイアスの精度が高まり、移動局300は、精度の高い測位を行うことができる。
また、サーバ500は、様々な組の基準局の基準局間整数値バイアスを算出しておき、算出された様々な組の基準局の基準局間整数値バイアスをブロードキャストするようにしてもよい。例えば、移動局300が基準局が発信する電波の受信強度に基づいて最も近い基準局を選択する場合、移動局300は、ブロードキャストされている基準局間整数値バイアスを受信してもよい。このとき、移動局300は、ブロードキャストされている基準局間整数値バイアスを通信部310で受信し、記憶部などに記憶しておく。そして移動局300は、基準局を切り替える際に、切替元の基準局と切替先の基準局との間の基準局間整数値バイアスを記憶部に記憶されている基準局間整数値バイアスから選択し、その基準局間整数値バイアスを用いてキネマティック測位を行ってもよい。このように構成されることによって、移動局300は、サーバ500に現在地を送信しなくてもよく、また、測位部308は、非常に簡易な演算を行うだけで測位を行うことができる。
なお、本開示の範囲には、整数値バイアス推定部306および測位部308を含む処理部304を、上述したように動作させるためのコンピュータプログラムが含まれる。また、このようなプログラムが記憶された記憶媒体が提供されてもよい。
<8.むすび>
以上説明したように本開示の実施形態によれば、移動局300は、切替元の基準局と切替先の基準局との基準局間整数値バイアスを取得して、切替先の基準局と移動局300との整数値バイアスを算出する。このような構成によって、移動局300は、基準局を切り替える際の初期化を行わなくてもよい。なお、上述した実施形態から理解されるように、基準局間整数値バイアスは、他の装置から受信することによって取得されてもよく、移動局300が算出することによって取得されてもよい。
また、切替先の基準局は、移動局300が送信する現在地に関する情報または移動局300において受信される各基準局が発信する電波の受信強度に基づいて、複数設置されている基準局のうちから選択される。このような構成によって移動局300は、最も近い基準局と測位を行うことができ、安定して精度の高い整数値バイアスを算出することができる。これによって、移動局300は、精度の高い測位を行うことができる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで例示であって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
情報処理装置であって、
衛星からの電波を受信するGPS受信部と、
前記衛星からの電波に基づいて第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスを算出する処理部と、を備え、
前記処理部は、前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、前記第1の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、
前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、情報処理装置。
(2)
信号を送信する通信部をさらに備え、
前記通信部は、前記情報処理装置の位置を前記第2の基準局を選択するサーバに送信する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第2の基準局は、複数の基準局のうち前記情報処理装置から最も近い位置にある、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記第2の基準局が発信する電波を受信する通信部をさらに備え、
前記処理部は、前記第2の基準局が発する電波の受信強度に基づいて前記第2の基準局を選択する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(5)
前記処理部は、複数の基準局のうちから電波の受信強度が最も強い基準局を前記第2の基準局として選択する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記処理部は、前記第1の基準局または前記第2の基準局との協働によりキネマティック測位を行う、前記(1)から前記(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記処理部は、前記衛星からの電波に基づいて第2の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスをさらに算出し、
前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、
前記第2の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、に基づいて、
基準局間整数値バイアスを算出し、
前記処理部は、前記算出した基準局間バイアスに基づいて、前記受信した基準局間整数値バイアスの検算を行う、前記(1)から前記(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
衛星からの電波を受信し、
前記衛星からの電波に基づいて第1の基準局と情報処理装置との間の整数値バイアスを算出し、
前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、前記第1の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、
前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、
前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、演算方法。
(9)
位置が既知であり、衛星から電波を受信する第1の基準局および前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、
衛星からの電波に基づいて測位を行う情報処理装置と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記衛星からの電波を受信するGPS受信部と、
前記衛星からの電波に基づいて前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスを算出する処理部と、を備え、
前記処理部は、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、
前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、
前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、測位システム。
100 GPS衛星
200 基準局
300 移動局
302 GPS受信部
304 処理部
306 整数値バイアス推定部
308 測位部
310 通信部
400 ネットワーク
500 サーバ

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    衛星からの電波を受信するGPS受信部と、
    前記衛星からの電波に基づいて第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスを算出する処理部と、を備え、
    前記処理部は、前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、前記第1の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、
    前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、情報処理装置。
  2. 信号を送信する通信部をさらに備え、
    前記通信部は、前記情報処理装置の位置を前記第2の基準局を選択するサーバに送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の基準局は、複数の基準局のうち前記情報処理装置から最も近い位置にある、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の基準局が発信する電波を受信する通信部をさらに備え、
    前記処理部は、前記第2の基準局が発する電波の受信強度に基づいて前記第2の基準局を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理部は、複数の基準局のうちから電波の受信強度が最も強い基準局を前記第2の基準局として選択する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、前記第1の基準局または前記第2の基準局との協働によりキネマティック測位を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記処理部は、前記衛星からの電波に基づいて第2の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスをさらに算出し、
    前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、
    前記第2の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、に基づいて、
    基準局間整数値バイアスを算出し、
    前記処理部は、前記算出した基準局間バイアスに基づいて、前記受信した基準局間整数値バイアスの検算を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 衛星からの電波を受信し、
    前記衛星からの電波に基づいて第1の基準局と情報処理装置との間の整数値バイアスを算出し、
    前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、前記第1の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、
    前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、
    前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、演算方法。
  9. 位置が既知であり、衛星から電波を受信する第1の基準局および前記第1の基準局とは異なる第2の基準局と、
    衛星からの電波に基づいて測位を行う情報処理装置と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記衛星からの電波を受信するGPS受信部と、
    前記衛星からの電波に基づいて前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスを算出する処理部と、を備え、
    前記処理部は、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスを取得し、
    前記処理部は、前記第1の基準局と前記情報処理装置との間の整数値バイアスと、前記第1の基準局と前記第2の基準局との間の基準局間整数値バイアスとに基づいて、
    前記情報処理装置と前記第2の基準局との間の整数値バイアスを算出する、測位システム。
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