JP2017133804A - 冷凍装置 - Google Patents

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【課題】運転信頼性を向上可能な冷凍装置を提供すること。【解決手段】冷凍装置は、冷媒が入口から出口まで通過する凝縮器と、回転することで、凝縮器の周囲に空気流を形成するファンと、凝縮器の出口での冷媒の温度を検出する温度検出部と、ファンの回転数を検出する回転検出部と、温度検出部により検出された冷媒の温度が所定の適正温度以上になると、ファンの回転数を最大回転数まで増加させる制御部と、を備え、制御部は、温度検出部により検出され、ファンが最大回転数で回転した時の温度検出部の検出結果を初期温度として取得し、ファンが最大回転数で回転後、第一遅延時間を経過した時の温度検出部の検出結果が初期温度よりも低下しない場合、または、ファンが最大回転数で回転後、第二遅延時間を経過した時の温度検出部の検出結果が適正温度以下にならない場合、凝縮器の性能低下を示す情報を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、凝縮器の性能低下を報知する冷凍装置に関する。
従来、この種の冷凍装置は、例えば特許文献1に記載されている。冷凍装置は、圧縮機の特性から室外熱交換器の熱交換量Qを算出する。また、冷凍装置は、外気温度Taと冷媒蒸発温度Teとを検出し、室外熱交換器の熱通過率κと伝熱面積Aとを乗じた値κA=Q/(Ta−Te)を算出する。κAが据付初期の値κAの80%以下に低下すると、洗浄を促す表示または信号を発する。
特開2002−147907号公報
しかしながら、従来の冷凍装置では、複雑な演算を要する熱交換量Qを常時監視される必要がある。
それゆえに、本発明の目的は、より簡単な手法で、凝縮器の性能低下を報知可能な冷凍装置を提供することである。
本発明の一形態は、冷媒が入口から出口まで通過する凝縮器と、回転することで、前記凝縮器の周囲に空気流を形成するファンと、前記凝縮器の出口での冷媒の温度を検出する温度検出部と、前記ファンの回転数を検出する回転検出部と、前記温度検出部により検出された前記冷媒の温度が所定の適正温度以上になると、前記ファンの回転数を最大回転数まで増加させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記温度検出部により検出され、前記ファンが最大回転数で回転した時の前記温度検出部の検出結果を初期温度として取得し、前記ファンが最大回転数で回転後、第一遅延時間を経過した時の前記温度検出部の検出結果が前記初期温度よりも低下しない場合、または、前記ファンが最大回転数で回転後、第二遅延時間を経過した時の前記温度検出部の検出結果が前記適正温度以下にならない場合、前記凝縮器の性能低下を示す情報を生成する、冷凍装置に向けられる。
上記形態によれば、より簡単な手法で、凝縮器の性能低下を報知可能な冷凍装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る冷凍システムの構成を示す図である。 図1の制御部の処理の前半部分を示すフロー図である。 図1の制御部の処理の後半部分を示すフロー図である。 通常時の出口温度とファン回転数の経時変化を示す図である。 凝縮器の性能低下(大)の時における出口温度とファン回転数の経時変化を示す図である。 凝縮器の性能低下(小)の時における出口温度とファン回転数の経時変化を示す図である。
≪1.実施形態≫
以下、上記図面を参照して、本発明の一実施形態に係る冷凍装置2を備えた冷凍システム1を詳説する。
≪1−1.冷凍システム1の構成≫
図1において、冷凍システム1は、例えばコンビニエンスストア等の店舗にて商品群を冷凍・冷蔵するために設置され、冷凍装置2と、少なくとも一個のショーケース3と、表示装置4と、を備える。
冷凍装置2は、例えば店舗外(屋上等)に設置され、圧縮機21と、凝縮器22と、第一ファン23と、制御回路基板24と、を備える。圧縮機21と、制御回路基板24とは、冷凍装置2内に区画された防滴機械室に、凝縮器22は、冷凍装置2内に区画された熱交換室に収容される。また、第一ファン23は、熱交換室の上端または側面に臨むように設けられる。
ショーケース3および表示装置4は店舗内に設置される。ショーケース3は、商品群の陳列棚に加え、膨張器31と、蒸発器32と、第二ファン33と、を備える。なお、膨張器31は、冷凍装置2と、ショーケース3との間に設けられても構わない。また、表示装置4は、報知装置の一例であって、後述の制御部241の制御下で各種情報を表示する。本実施形態では、各種情報としては、凝縮器22の性能低下を示す情報を表示する。
圧縮機21は、ショーケース3の蒸発器32から吐出された冷媒(例えばCO冷媒)を吸入する。圧縮機21は、吸入した冷媒を圧縮して凝縮器22に向けて吐出する。凝縮器22の入口には、圧縮機21から吐出された高温・高圧の冷媒が送り込まれる。凝縮器22は、送り込まれた冷媒を通過させて出口から吐出する。その間、冷媒は、第一ファン23で生成された空気流により冷却される。また、冷却性能を上げるため、凝縮器22において冷媒配管の周囲には、所定枚数の冷却フィン221が間隔をあけて配置される。また、凝縮器22から出た熱は、第一ファン23により生成された空気流により冷凍装置2の外部に放出される。ここで、第一ファン23の回転数は、制御部241により駆動されるモータ(図示せず)により生成される。
ショーケース3において、膨張器31は、凝縮器22で冷却された冷媒を膨張させ減圧する。また、蒸発器32は、膨張器31により減圧された冷媒を蒸発させて、周囲空気を冷却する。冷却された空気は、第二ファン33で生成された空気流により陳列棚に送り込まれる。これにより、陳列棚に載置された商品群が冷却される。
≪1−2.冷凍装置2における各種センサ≫
また、冷凍装置2には、少なくとも、温度センサSe1,Se2と、回転センサSe3が取り付けられている。温度センサSe1,Se2は、例えばサーミスタである。温度センサSe1は冷凍装置2の外気温を検出する。温度センサSe2は、凝縮器22における冷媒出口の温度(以下、単に出口温度という)を検出する。回転センサSe3は、例えばホール素子であって、第一ファン23の回転数(例えばrpm)を検出する。
≪1−3.冷凍装置2の制御部≫
制御回路基板24には、制御部(例えばマイコン)241と、不揮発性メモリ242と、記憶部(例えばSRAM)243と、を備える。制御部241は、不揮発性メモリ242に格納されたプログラムを、記憶部243を作業領域として用いて実行する。これによって、制御部241は、ショーケース3内の温度制御に並行して、上記センサSe1〜Se3の検出結果に基づき、凝縮器22の性能低下を、表示装置4を通じてユーザに通知する必要があるか否かを判断する。必要ありと判断した場合、制御部241は、凝縮器22の性能低下を示す情報を表示装置4に表示させる。以下、制御部241の処理について、図2A,図2Bを参照して詳説する。
≪1−4.制御部241の処理≫
本冷凍システム1の主電源の投入後、制御部241は、周知の温度設定を実施し(図2AのステップS01)、ショーケース3内が設定温度となるように温度制御を行う(ステップS02)。なお、ステップS01,S02は周知技術で足りるため、その説明を省略する。次に、制御部241は、第一ファン23を所定の回転数(以下、初期回転数という)で回転させる(ステップS03)。
次に、制御部241は、シャットダウンを行うか否かを判断する(ステップS04)。制御部241は、ステップS04でシャットダウンを行う(即ち、YES)と判断すれば、本冷凍システム1のシャットダウンを行う(ステップS05)。それに対しステップS04でNOと判断すれば、制御部241は、ステップS02に戻る。
また、制御部241は、ショーケース3内の温度制御に並行して、ステップS06〜S030を実行する。具体的には、制御部241は、温度センサSe1で検出された外気温を取得し(ステップS06)、凝縮器22の出口における適正温度を設定する(ステップS07)。ここで、適正温度は、ステップS06で検出された外気温に所定温度を加算した値に設定される。
次に、制御部241は、温度センサSe2で検出された出口温度を取得し(ステップS08)、取得した出口温度がステップS07で設定した適正温度以上か否かを判断する(ステップS09)。ステップS09で適正温度以上でない(即ち、NO)と判断すれば、制御部241は、凝縮器22の性能低下をユーザに通知する必要がないとして、ステップS06を再度実行する。それに対し、ステップS09でYESと判断すると、制御部241は、出口温度を下げるために、第一ファン23の回転数を現在の回転数よりも第一所定量だけ多くする(ステップS010)。
次に、制御部241は、温度センサSe2で検出された出口温度を再度取得し(ステップS011)、取得した出口温度がステップS07で設定された適正温度未満になったか否かを判断する(ステップS012)。ステップS012で適正温度未満になった(即ちYES)と判断すると、制御部241は、第一ファン23の回転数が初期回転数に低下するまで、一定時間毎に第一ファン23回転数を第二所定量だけ少なくする(ステップS013〜S015)。なお、ステップS015において、制御部241は、回転センサSe3の検出結果が初期回転数に到達すると、ステップS06を再度実行する。
上記に対し、ステップS012でNOと判断すると、制御部241は、第一ファン23の現在の回転数が定格の最大回転数に到達したか否かを判断する(ステップS016)。ステップS016で最大回転数に到達していない(即ちNO)と判断すると、制御部241はステップS010を行って、第一ファン23の回転数を第一所定量だけさらに多くする。
上記に対し、ステップS016で最大回転数に到達した(即ちYES)と判断すると、制御部241は、図示しないタイマを始動させて、最大回転数での運転時間の計時を開始する(ステップS017)。制御部241はさらに、ステップS011で得られた出口温度と、ステップS07で設定された適正温度との偏差(以下、初期偏差という)を記憶部243に記憶する(ステップS018)。
制御部241は、次に、タイマの始動から第一遅延時間が経過したか否かを判断する(図2BのステップS019)。ここで、第一遅延時間は、凝縮器22に異常がない場合(例えば凝縮器22に目詰まりが生じていない場合)に第一ファン23が最大回転数で運転すれば凝縮器22の出口温度が低下している時間であって、本冷凍システム1の設計開発段階での実験等により予め導出される。
制御部241は、ステップS019で未経過(即ちNO)と判断すると、ステップS019を再度実行するが、YESと判断すると、温度センサSe2で検出された出口温度を再度取得し(ステップS020)、取得した出口温度とステップS06で設定された適正温度との現在の偏差を求める(ステップS021)。
次に、制御部241は、記憶部243に格納された初期偏差に対し、ステップS021で得られた現在の偏差が大きくなっているか否かを判断する(ステップS022)。現在の偏差が大きい(即ちYES)と判断すると、制御部241は、凝縮器22の冷却フィンに目詰まり等が生じていて凝縮器22における冷媒の冷却性能が低下しているとみなして、報知処理を行う(ステップS023)。本実施形態の報知処理では、凝縮器22の性能低下を示す情報が表示装置4に表示される。
ステップS023の実行後、または、ステップS022で現在の偏差が初期偏差以下(即ちNO)と判断した場合、制御部241は、タイマ始動から第二遅延時間が経過したか否かを判断する(ステップS024)。ここで、第二遅延時間は、凝縮器22に異常がない場合に第一ファン23が最大回転数で運転すれば、塵埃付着(例えば目詰まり)が無いか軽微な凝縮器22の出口温度が適正温度に低下している時間であって、本冷凍システム1の設計開発段階での実験等により予め導出される。この第二遅延時間は、第一遅延時間よりも大きい。
制御部241は、ステップS024で未経過(即ちNO)と判断すると、ステップS024を再度実行するが、YESと判断すると、温度センサSe2で検出された出口温度を再度取得し(ステップS025)、取得した出口温度とステップS06で設定された適正温度との現在の偏差を求める(ステップS026)。
次に、制御部241は、現在の偏差が0以下否かを判断する(ステップS027)。0以下でない(即ちNO)と判断すると、制御部241は、ステップS023と同様の報知処理を行い(ステップS028)、その後、凝縮器22の冷却を継続するためにステップS025を再度実行する。
上記に対し、0以下(即ちYES)と判断すると、制御部241は、出口温度が適正温度以下に低下したことから、タイマの現在値を記憶部243に記憶すると共にタイマをリセットする(ステップS029)。次に、制御部241は、報知処理を行う(ステップS030)。ステップS030の報知処理では、記憶部243に記憶されたタイマ値が、第一ファン23が最大回転数で運転した時間(換言すると、凝縮器22の冷却に要した時間)を示す情報として表示装置4に表示される。
ステップS030が終了すると、制御部241は、第一ファン23の回転数を初期回転数に戻すべく、ステップS013を再度実行する。
≪1−5.作用・効果≫
以上説明した通り、冷凍装置2では、凝縮器22の出口温度が適正温度以上となると、第一ファン23の回転数を最大回転数まで上げることがある(図2AのステップS016)。もし通常時(即ち、凝縮器22の冷却性能低下が許容範囲内の場合)であれば、最大回転数に上げた後、第一遅延時間の経過した時点で、偏差が初期偏差以下になる(ステップS019でYES,S022でNO)。通常時であれば、さらに、最大回転数に上げた後、第二遅延時間の経過した時点で、偏差が0以下になる(ステップS027でYES)。換言すると、凝縮器22の出口温度は、図3Aに示すように、第一ファン23が最大回転数で運転し始めた後、第一遅延時間経過後には遅くとも低下し始め、第二遅延時間経過後には、適正温度以下となる。
通常時に対し、凝縮器22の冷却性能が低下している場合、冷凍装置2では、第一ファン23の回転数を最大回転数まで上げたとしても、第一遅延時間の経過時点で、偏差が初期偏差以下にならないことがある(ステップS019でYES,S022でYES)。かかる場合、冷凍装置2は、凝縮器22の冷却性能の低下が大きいとみなす。具体的には、凝縮器22の出口温度は、図3Bに示すように、第一ファン23が最大回転数で運転し始めた後、第一遅延時間を経過してもなお低下しない。この場合、冷凍装置2は、第一遅延時間経過時点で即座に、凝縮器22の性能が低下したことおよび現在の偏差を表示装置4に表示させる(ステップS023)。現在の偏差を表示することで、冷凍装置2は、凝縮器22の冷却性能の低下度合もユーザに通知する。
また、通常時に対し、凝縮器22の冷却性能が低下している場合、冷凍装置2では、第一ファン23の回転数を最大回転数まで上げたとしても、第二遅延時間の経過時点で、偏差が0以下になっていないこともある(ステップS024でYES,S027でNO)。かかる場合、冷凍装置2は、凝縮器22の冷却性能は低下しているがさほど大きくはないとみなす。具体的には、凝縮器22の出口温度は、図3Cに示すように、第一ファン23が最大回転数で運転し始めた後、第一遅延時間の経過時点では偏差は初期偏差よりも大きくはないが、第二遅延時間の経過時点で偏差は0以下になっていない(即ち、出口温度が適正温度以下になっていない)。この場合、冷凍装置2は、第二遅延時間の経過後、凝縮器22の性能が低下したことおよび現在の偏差を表示装置4に表示させる(ステップS028)。現在の偏差を表示することで、冷凍装置2は、凝縮器22の冷却性能の低下度合もユーザに通知する。また、ステップS028の実行後、偏差が0以下になると、冷凍装置2は、第一ファン23が最大回転数で運転した時間を、表示装置4に表示させることで、凝縮器22の冷却性能の低下度合をユーザに通知する。
以上のような報知処理の要否を、冷凍装置2は、凝縮器22の出口での冷媒温度と、第一ファン23の回転数との簡単な演算に基づき判断する。従って、従来よりも、簡単な手法で、凝縮器22の性能低下を報知することが可能となる。
また、冷凍装置2は、凝縮器22の性能低下のみならず、出口温度と適正温度との偏差や第一ファン23が最大回転数で運転した時間をもユーザに提供できる。これにより、より使い勝手のよい冷凍装置2を提供することが可能となる。
≪1−6.付記≫
なお、上記では、店舗に設置された表示装置4に各種情報が表示されていた。しかし、表示装置4は冷凍装置2の構成でなくとも良い。例えば、本冷凍システム1を遠隔から集中監視する場合であれば、本冷凍システム1とネットワーク接続された集中監視室に設置された表示装置に、各種情報を表示することが可能である。他にも、本冷凍システム1と無線ネットワークを介して接続された携帯端末装置(スマートフォンやタブレット端末)であって、ユーザが携帯する端末装置に各種情報を表示することも可能である。以上の場合では、制御部241は、情報を生成し、表示装置に向けて送信するだけである。即ち、表示装置4は、冷凍装置2の必須の構成ではない。
また、上記では、表示装置4により、凝縮器22の性能低下等をユーザに通知していた。しかし、これに限らず、音声案内により、凝縮器22の性能低下等をユーザに通知しても構わない。
また、上記では、回転センサSe3が第一ファン23の回転数を検出するとして説明した。しかし、第一ファン23は、制御部241の制御下で回転するため、制御部241は第一ファン23の回転数を認識できる。従って、回転センサSe3は冷凍装置2の必須の構成ではなく、他の回転検出部により置換可能である。
また、上記では、所定の適正温度は、温度センサSe1が検出した外気温に所定温度を加算した値であるとして説明した。しかし、これに限らず、所定の適正温度は、冷凍装置2が殆ど温度変化の無い場所に設置されるのであれば固定値であっても構わない。
また、上記では、凝縮器22の性能低下が冷却フィン221の目詰まりに起因するとして説明した。もし凝縮器がフィンレスタイプの場合には、凝縮器の性能低下は、冷媒配管(コイル)への塵埃付着に起因する場合もある。かかるフィンレス凝縮器が冷凍装置2に用いられる場合にも、冷凍装置2は、上記手法により凝縮器22の性能低下を判断することができる。
また、上記では、ステップS018では初期偏差が導出され、ステップS021では現在の偏差が求められるとして説明したが、制御部241は、ステップS018では出口温度を初期温度として取得し、ステップS021で出口温度を現在の温度として取得しても構わない。なお、ステップS018の初期偏差も初期温度の概念に含まれ、ステップS021の現在の偏差も現在の温度の概念に含まれる。
本発明に係る冷凍装置は、凝縮器の性能低下を報知可能であり、冷凍システムまたは空調機器等に好適である。
2 冷凍装置
22 凝縮器
23 第一ファン
Se1 温度センサ(温度検出部)
Se2 温度センサ
Se3 回転センサ(回転検出部)
241 制御部

Claims (3)

  1. 冷媒が入口から出口まで通過する凝縮器と、
    回転することで、前記凝縮器の周囲に空気流を形成するファンと、
    前記凝縮器の出口での冷媒の温度を検出する温度検出部と、
    前記ファンの回転数を検出する回転検出部と、
    前記温度検出部により検出された前記冷媒の温度が所定の適正温度以上になると、前記ファンの回転数を最大回転数まで増加させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記温度検出部により検出され、前記ファンが最大回転数で回転した時の前記温度検出部の検出結果を初期温度として取得し、
    前記ファンが最大回転数で回転後、第一遅延時間を経過した時の前記温度検出部の検出結果が前記初期温度よりも低下しない場合、または、前記ファンが最大回転数で回転後、第二遅延時間を経過した時の前記温度検出部の検出結果が前記適正温度以下にならない場合、前記凝縮器の性能低下を示す情報を生成する、冷凍装置。
  2. 前記第一遅延時間および前記第二遅延時間は予め定められた時間であって、前記第二遅延時間は前記第一遅延時間よりも大きい、請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記制御部はさらに、前記ファンが最大回転数で回転した時間を示す情報を生成する、請求項1または2に記載の冷凍装置。
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