JP2017131008A - 送電器,受電器および無線電力伝送システム - Google Patents

送電器,受電器および無線電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】移動する受電器に対して安定した電力を伝送することができる送電器,受電器および無線電力伝送システムの提供を図る。【解決手段】連続的に配置された同一サイズの複数の送電コイル32a〜32fを含み、複数の前記送電コイルの近傍を移動する受電器の受電コイル10に対して、前記送電コイルからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により伝送する送電器であって、それぞれの前記送電コイルのサイズは、前記受電器の移動方向における前記受電コイルのサイズよりも小さく、前記受電コイルの平面内部に含まれる少なくとも1つの前記送電コイルを動作させ、前記受電コイルに対して電力を伝送する。【選択図】図4

Description

この出願で言及する実施例は、送電器,受電器および無線電力伝送システムに関する。
近年、電源供給や充電を行うために、無線で電力を伝送する無線電力伝送(ワイヤレス電力伝送:Wireless Power Transfer)技術が注目されている。例えば、携帯端末やノートパソコンを始めとした様々な電子機器や家電機器、或いは、自動車等の電力インフラ機器に対して、無線で電力伝送を行う無線電力伝送システムが研究・開発されている。
従来、無線電力伝送技術としては、一般的に、電磁誘導を利用した技術や電波を利用した技術が知られているが、近年、送電器と受電器の距離をある程度離しつつ無線による電力伝送が可能な磁界共鳴(磁界共振)を用いたワイヤレス電力伝送が有望視されている。
磁界共鳴を用いた無線電力伝送システムは、例えば、数W以上の電力を数cm〜数十cm離れた場所に伝送することができるため、上述した電子機器や家電機器、或いは、電力インフラ機器だけでなく、工場やオフィス内で使用される移動装置にも適用され得る。
ところで、例えば、工場やオフィス内で使用される移動装置に対して、無線により電力伝送を行う無線電力伝送システムとしては、様々な提案がなされている。
特開2009−284696号公報 特開2014−225960号公報
庄木 裕樹他(SHOKI Hiroki, et al.), 「ワイヤレス電力伝送技術に関する最新の標準化動向」, 電子情報通信学会技術研究報告(信学技報), WPT2011-19, December 2011.
前述したように、例えば、工場やオフィス内で使用される移動装置に対して、磁界共鳴を利用したワイヤレス電力伝送を適用することが考えられている。例えば、家電製品や携帯端末を製造或いは修理する工場等において、タブレット等の検品用端末が搭載された部品集荷用台車(ピッキング台車)を作業者が手で押して、検品用端末に表示された部品を、所定の部品棚から取り出すことが行われている。
ところで、上述したピッキング台車(台車)は、作業者が手で押して部品のピッキング作業を行っている間に、例えば、台車が移動する床面に設けた送電器(送電コイル)から、タブレット等に使用する電力を無線により伝送(給電)することが望まれている。
ここで、例えば、床面に設けた送電コイルから、数cm〜数十cm離れた台車の受電器(受電コイル)に数W以上の電力を伝送することが可能なものとして、磁界共鳴を用いた無線電力伝送システムが好ましいと考えられる。
しかしながら、このような磁界共鳴を用いた無線電力伝送システムにおいて、受電器が設けられた移動する台車に対して送電器から安定した電力を伝送し、しかも、台車を手押しする作業者への磁界曝露を防止するのは困難なものとなっている。
一実施形態によれば、連続的に配置された同一サイズの複数の送電コイルを含み、複数の前記送電コイルの近傍を移動する受電器の受電コイルに対して、前記送電コイルからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により伝送する送電器が提供される。
それぞれの前記送電コイルのサイズは、前記受電器の移動方向における前記受電コイルのサイズよりも小さく、前記受電コイルの平面内部に含まれる少なくとも1つの前記送電コイルを動作させ、前記受電コイルに対して電力を伝送する。
開示の送電器,受電器および無線電力伝送システムは、移動する受電器に対して安定した電力を伝送することができるという効果を奏する。
図1は、無線電力伝送システムの一例を模式的に示す図である。 図2は、図1に示す無線電力伝送システムにおける課題を説明するための図である。 図3は、無線電力伝送システムの第1実施例を説明するための図である。 図4は、図3に示す第1実施例の無線電力伝送システムの動作を説明するための図である。 図5は、図3に示す第1実施例の無線電力伝送システムの構成例を簡略化して示すブロック図である。 図6は、図5に示す無線電力伝送システムにおける共振コイルのオン/オフ制御を説明するための図である。 図7は、図3に示す第1実施例の無線電力伝送システムにおける送電コイルおよび受電コイルの一例を説明するための図である。 図8は、図7に示す無線電力伝送システムにおける送電器の構成例を説明するための図である。 図9は、図7に示す無線電力伝送システムにおいて、受電コイルが±40cmの距離を移動した場合のkQ積および効率(η)の関係を示す図である。 図10は、図7に示す無線電力伝送システムにおける無線電力伝送処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図11は、無線電力伝送システムの第2実施例を説明するための図である。
まず、送電器,受電器および無線電力伝送システムの実施例を詳述する前に、無線電力伝送システムの一例およびその課題を、図1および図2を参照して説明する。図1は、無線電力伝送システムの一例を模式的に示す図であり、例えば、工場において、作業者が部品集荷用台車(ピッキング台車)を手で押して、検品用端末(タブレット等)により指定された部品を部品棚から取り出す(ピッキングする)様子を示すものである。
ここで、図1(a)は、受電器(受電コイル)が設けられたピッキング台車(台車)の一例を模式的に示す斜視図であり、図1(b)は、作業者が台車を部品棚に沿って移動させ、指定された部品をピッキングする様子を示す図である。
図1(a)および図1(b)において、参照符号100は台車(ピッキング台車),1は受電器,10は受電コイル,11はタブレット(タブレット型コンピュータ),12はトレイ(部品収納トレイ),2は部品棚,3は送電器,そして,4は作業者を示す。また、参照符号31a〜31cは、それぞれ送電コイルを示す。
図1(a)および図1(b)に示されるように、台車100には、例えば、作業者4に対してピッキングする部品を表示して指示するタブレット11、および、作業者4によりピッキングした部品を収納するトレイ12等が設けられている。
ここで、作業者4に対しては、部品棚2,タブレット11,トレイ12または他の表示装置等により、例えば、ピッキングする部品が存在する部品棚2の所定位置やピッキングした部品を収納するトレイの位置等の様々な情報が与えられる。
また、台車100には、タブレット11或いは他の表示装置等に電力を供給するために、例えば、フリーアクセスフロアにより、その床下に配置された送電器3(複数の送電コイル31)からの電力を受け取る受電器1(受電コイル10)も設けられている。
台車100は、例えば、作業者4により手押しされることで部品棚2の間を移動するようになっており、この部品棚2の間を移動しているときに、作業者4は、指定された部品を部品棚2から取り出してトレイ12に収納する。
なお、送電コイル31は、フリーアクセスフロアを使用してその床下に配置するものに限定されず、例えば、台車100の側面近傍に配置してもよい。この場合、台車100に設ける受電コイル10の位置は、送電コイル31の位置に従って、例えば、台車100の側面に設けられることになる。
また、本明細書では、一例として、工場における部品のピッキングを行う台車(ピッキング台車)100における無線電力伝送システムを説明するが、本実施例の適用は、このような部品のピッキングを行うものに限定されないのはもちろんである。
図2は、図1に示す無線電力伝送システムにおける課題を説明するための図である。ここで、図2(a)および図2(b)は、無線電力伝送システムの一例における送電コイルと受電コイルの関係を説明するための図であり、送電コイル31a〜31cと受電コイル10のサイズ(台車の移動方向におけるサイズ)が等しい場合を説明するためのものである。
また、図2(c)および図2(d)は、無線電力伝送システムの他の例における送電コイルと受電コイルの関係を説明するための図であり、送電コイル31a〜31cのサイズが受電コイル10a,10bのサイズよりも大きい場合を説明するためのものである。なお、図2(a)〜図2(d)において、それぞれの送電コイル31a〜31cは、同一サイズで連続的に配置されている。
まず、図2(a)および図2(b)に示されるように、送電コイル31a〜31cと受電コイル10のサイズが等しい場合、例えば、作業者4が台車100を手押しして、送電コイル31a→31b→31cの上方を移動すると、作業者4への磁界曝露が生じる。
すなわち、図2(b)から明らかなように、台車100の受電コイル10が、送電コイル31bの上方から送電コイル31cの上方へ移動すると、台車100を手押ししている作業者4は、送電コイル31bからの磁界に曝されることになる。
また、受電コイル10に均一な磁界を与えるには、送電コイル31a〜31cと受電コイル10の相対位置に応じて出力を調整し、或いは、2つの送電コイルを跨いだ状態では、両方の送電コイルから同時に出力するため、運用および制御が複雑化することになる。
次に、図2(c)および図2(d)に示されるように、送電コイル31a〜31cのサイズが受電コイル10a,10bのサイズよりも大きい場合、上述した作業者4への磁界曝露の問題が生じる。
ここで、例えば、小さいサイズの受電コイル10a,10bに対して、図2(a)および図2(b)の受電コイル10と同等の電力を供給するには、送電コイル31a〜31cによる磁界が大きくなるため、磁界曝露の問題はより深刻なものとなる。
さらに、上述した図2(a)〜図2(d)に共通するが、送電コイル31a〜31cは、できるだけ磁界の切れ目を発生させないように、隣接する送電コイル31a〜31cの間隔を狭くすると、送電コイル31a〜31c間の結合強度を低減させるのが困難になる。
以下、送電器,受電器および無線電力伝送システムの実施例を、添付図面を参照して詳述する。図3は、無線電力伝送システムの第1実施例を説明するための図であり、図3(a)および図3(b)は、第1実施例の無線電力伝送システムの送電コイルと受電コイルの関係を説明するためのものである。
図3(a)および図3(b)において、参照符号100はピッキング台車(台車),1は受電器,10は受電コイル,3は送電器,32a〜32fは送電コイル,そして,4は作業者を示す。なお、図1(a)および図1(b)を参照して説明したのと同様に、台車100は、例えば、作業者4の手押しにより部品棚2の間を移動し、また、台車100には、タブレット11,トレイ12および受電コイル10を含む受電器1等が設けられている。
図3(a)および図3(b)に示されるように、送電器3は、複数の送電コイル32a〜32fを含み、これらの送電コイル32a〜32fは、例えば、台車100の移動方向において、直線状に連続的に配置されている。ここで、送電コイル32a〜32fは、全て同一サイズ、すなわち、同等の磁界を発生するようになっている。
台車100に設けられた受電器1は、受電コイル10を含み、この受電コイル10は、送電コイル32a〜32fからの磁界を受け取って電力に変換するために、送電コイル32a〜32fの近傍を移動する位置に設けられている。すなわち、受電器1の受電コイル10は、送電コイル32a〜32fからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により受け取るようになっている。
ここで、それぞれの送電コイル32a〜32fのサイズは、台車100(受電器1)の移動方向における受電コイル10のサイズよりも小さくされている。また、隣接する送電コイル32a〜32fの間隔は、送電コイル間の結合強度を低減させるために広く設定されている。そして、受電コイル10の平面内部(投影面の内側)に含まれる少なくとも1つの送電コイル32a〜32fを動作させることにより、受電コイル10に対して電力を伝送するようになっている。
なお、図3(a)および図3(b)では、例えば、フリーアクセスフロアの床下に配置された送電器3(複数の送電コイル32a〜32f)からの電力を、台車100の下部に設けた受電コイル10で受け取るようになっているが、この構成に限定されるものではない。
すなわち、送電コイル32a〜32fを、台車100の側面近傍、例えば、一方の部品棚2に配置し、台車100の受電コイル10を、部品棚2に配置した送電コイル32a〜32fに対応した位置に設けることもできる。さらに、無線電力伝送システムの実施例の適用は、工場において部品のピッキングを行うシステムに限定されないのは、前述した通りである。
図4は、図3に示す第1実施例の無線電力伝送システムの動作を説明するための図であり、図4(a)〜図4(f)は、受電コイル10(台車100)が右から左へ順に移動するときの動作を示している。
まず、図4(a)に示されるように、作業者4が台車100を右から左方向へ手で押して移動させる場合、右端の送電コイル32aが受電コイル10の投影面の内側(平面内部)に含まれない状態では、全ての送電コイル32a〜32fは、オフ状態になっている。このとき、台車100に設けられた受電器1の受電コイル10も、オフ状態になっている。
次に、図4(b)に示されるように、右端の送電コイル32aのみが受電コイル10の平面内部に含まれるようになると、右端の送電コイル32aおよび受電コイル10をオン状態にする。これにより、送電コイル32aにより発生した磁界が受電コイル10へ無線により伝送され、磁界共鳴により電力の伝送が行われる。
ここで、送電コイル32aおよび受電コイル10(共振コイル)のオン/オフ制御は、後に、図6を参照して説明する。なお、送電コイル32aから受電コイル10への磁界共鳴による無線電力伝送は、他に様々な制御等を行うことになるが、ここではそれらの説明は省略する。すなわち、本実施例の適用において、様々な変形および変更が可能である。
また、図4(c)に示されるように、右端の送電コイル32aが受電コイル10の平面内部に含まれると共に、右端から2番目の送電コイル32bも受電コイル10の平面内部に含まれるようになり、さらに、図4(d)のようになると、送電コイルの切り替えを行う。
また、図4(c)に示されるように、右端の送電コイル32aが受電コイル10の平面内部に含まれると共に、右端から2番目の送電コイル32bも受電コイル10の平面内部に含まれるようになり、さらに、図4(d)のようになると、送電コイルの切り替えを行う。
すなわち、図4(d)に示されるように、右端から2番目の送電コイル32bが受電コイル10の平面内部に含まれ、かつ、右端の送電コイル32aによる磁界が作業者4に影響を与えるようになる前に、送電コイル32aをオフして送電コイル32bをオンする。
これにより、図4(e)に示されるように、例えば、作業者4が右端の送電コイル32aの上方に移動して来たとき、既に、右端の送電コイル32aはオフ状態となっているため、台車100を手押しする作業者4への磁界曝露を防止することができる。
そして、図4(f)に示されるように、右端から3番目の送電コイル32cが受電コイル10の平面内部に含まれ、かつ、2番目の送電コイル32bによる磁界が作業者4に影響を与えるようになる前に、送電コイル32aをオフして送電コイル32bをオンする。
このように、本実施例によれば、磁界共鳴を用いた無線電力伝送システムにおいて、受電器1が設けられた移動する台車100に対して送電器3から安定した電力を伝送し、しかも、台車100を手押しする作業者4への磁界曝露を防止すことが可能になる。
なお、図3(a)および図3(b)並びに図4(a)〜図4(f)において、受電コイル10は、常に、1つの送電コイル32a〜32fからの磁界を受け取るようになっているが、同時に複数の送電コイルからの磁界を受け取ってもよいのはいうまでもない。また、隣接する送電コイルの間隔や送電コイルと受電コイルのサイズの比等は、伝送する電力の大きさや磁界共鳴の共振周波数等の様々な条件に基づいて適切な値に設定されることになる。
図5は、図3に示す第1実施例の無線電力伝送システムの構成例を簡略化して示すブロック図である。図5に示されるように、第1実施例の無線電力伝送システムは、例えば、送電コイル32および送電共振キャパシタ33による送電共振コイルを含む送電器3と、受電コイル10および受電共振キャパシタ13による受電共振コイルを含む受電器1と、を有する。
送電器3は、例えば、商用電源5により駆動され、送電共振コイル(送電コイル32a〜32f)は、磁界共鳴を利用して無線により、受電共振コイル(受電コイル10)に対して電力を伝送する。
受電器1が設けられた台車100は、さらに、受電共振コイルからの電力を受け取って直流電圧に変換する受電回路14、および、受電回路14からの直流電圧を受け取ってバッテリを充電するバッテリ部15を有する。
なお、バッテリ部15の出力(電源電圧)は、例えば、図1(a)を参照して説明したタブレット(検品用端末)11や他の表示装置等を駆動するために使用される。また、図5では、無線電力伝送システムを簡略化して示しているが、受電器1および送電器3、或いは、台車100による部品のピッキングシステム等は、他に様々な構成を含むのはもちろんである。
図6は、図5に示す無線電力伝送システムにおける共振コイルのオン/オフ制御を説明するための図である。ここで、図6(a)は、共振キャパシタ33(13)に対して並列にスイッチ(共振スイッチ)34を設けたものであり、図6(b)は、共振キャパシタ33(13)に対して直列にスイッチ(共振スイッチ)35を設けたものである。
まず、図6(a)に示されるように、図5に示す送電共振コイル(送電コイル32a〜32f)および受電共振コイル(受電コイル10)は、それぞれの共振キャパシタ33および13に対して並列にスイッチ34を設けることにより、オン/オフ制御することができる。すなわち、それぞれの共振コイルを、スイッチ34をオフすることで共振動作を行わせ(ON)、スイッチ34をオンすることで共振動作を停止させる(OFF)ことができる。
或いは、図6(b)に示されるように、図5に示す送電共振コイル(32a〜32f)および受電共振コイル(10)は、それぞれの共振キャパシタ33および13に対して直列にスイッチ35を設けることにより、オン/オフ制御することができる。すなわち、それぞれの共振コイルを、スイッチ35をオンすることで共振動作を行わせ(ON)、スイッチ35をオフすることで共振動作を停止させる(OFF)ことができる。
なお、図6(b)に示す例では、スイッチ35がLC共振回路に直列に挿入されることになるため、スイッチ35のオン抵抗の影響が出る虞があり、共振動作の安定といった面からは、図6(a)に示す例の方が好ましい。また、受電コイル10(受電共振コイル)に関しては、共振のオン/オフ制御を行わずに、常にオン状態(共振動作が可能な状態)に保持しておいてもよい。もちろん、他の構成を適用して、共振コイルのオン/オフ制御を行うことができるのはいうまでもない。
図7は、図3に示す第1実施例の無線電力伝送システムにおける送電コイルおよび受電コイルの一例を説明するための図であり、後述する図9のシミュレーション結果を得るための構成例を示す。ここで、参照符号32A〜32Dは、受電コイル10の移動方向に直線的に配置された送電コイルを示す。
図7に示されるように、受電コイル10の寸法を、移動方向(台車100が移動する方向)が40cmで、幅方向(移動方向と直行する方向)が30cmの1ターンとした。また、それぞれの送電コイル32A〜32Dの寸法を、移動方向が15cmで幅方向が30cmの1ターンとし、5cm間隔で連続的に直線状に配置した。
さらに、受電コイル10および送電コイル32A〜32Dは、太さが1mm(φ1mm)の銅線としてシミュレーションを試行した後、80%程度の効率(kQ≒10)の確保を目安として、送電コイル32A〜32Dと受電コイル10の間隙を6.5cmに設定した。なお、kQ積は、無線電力伝送システムにおける給電効率(送電効率)の性能指標を示し、k(k値)は、電磁界の結合の程度を示し、その値が大きいほど、結合の程度が大きいことを示し、また、Q(Q値)は、電磁界の損失の程度を示し、その値が大きいほど、損失の程度が小さいことを示す。
また、送電コイル32A〜32Dおよび受電コイル10は、両方とも共振コイルであり、磁界共鳴方式で電力伝送を行うものとした。また、図6(a)を参照して説明したように、送電コイル32A〜32Dの共振キャパシタ33には並列にスイッチ34を設け、給電に使用する送電コイルはスイッチオフ(共振状態)し、それ以外の送電コイルはスイッチオン(非共振状態)となるように制御した。
これにより、送電コイル32A〜32D間の結合強度を低減することができ、送電コイル32A〜32Dと受電コイル10間でのみ磁界共鳴方式によって効率よく電力伝送されることになる。また、本シミュレーションモデルでは、送電コイルと受電コイル間(共振:共振)の結合強度(kQ積)に比べて、隣接する送電コイル間(共振:非共振)の結合強度は、約1/30と十分小さいものとなるため、無視することが可能である。
図8は、図7に示す無線電力伝送システムにおける送電器の構成を説明するための図である。ここで、参照符号16は、受電コイル10に設けられた反射板を示し、39A〜39Dは、送電コイル32A〜32Dの近傍(例えば、床面)に設けられた反射型LEDセンサを示す。
なお、図8に示されるように、各送電コイル32A〜32Dに対する給電は、例えば、設備コストを低減するため、1台の電源アンプ36を準備し、その電源アンプ36の出力を、制御器38により制御されるセレクタ37で選択して行うようになっている。また、制御器38は、例えば、送電コイルおよび受電コイルの位置検出,送電コイルおよび受電コイルの共振スイッチ(34,35)のスイッチング制御,並びに,セレクタ37の切り替え指示等を行う。
台車100の下部に設けられた受電コイル10の所定部分(例えば、受電コイル10の中央近傍に対応する台車100の下面)には、例えば、光を反射する反射板16が設けられている。そして、この反射板16により、送電コイル32A〜32Dに対して設けられた反射型LEDセンサ39A〜39Dからの光を反射して戻すことで、各送電コイル32A〜32Dに対する受電コイル10の位置を検出することができるようになっている。
すなわち、反射型LEDセンサ39A〜39Dは、反射板16で反射された光を検出し、制御器38に対して出力する。制御器38は、反射型LEDセンサ39A〜39Dの出力に基づいて、移動する台車100に設けられた受電コイル10の位置を確認し、上述した送受電コイルの共振制御およびセレクタの切り替え等の制御を行う。
ここで、例えば、反射型LEDセンサ39A〜39Dは、消費電力が微弱であり、また、送電器3の一部として設けることができるため、常時オンとしておいても実用上は差し支えない。ただし、現在、担当区間(受電コイル10に対して磁界共鳴を使用して無線により電力伝送を行う送電コイルの区間)として検知されている送電コイルの直前および直後のみ、反射型LEDセンサをオンするように制御してもよい。また、反射板16は、反射テープ等であってもよく、或いは、知られている他の様々な手法を利用して受電コイル10の位置を検出することができるのはいうまでもない。
図9は、図7に示す無線電力伝送システムにおいて、受電コイルが±40cmの距離を移動した場合のkQ積および効率(η)の関係を示す図である。図9において、横軸は、受電コイル10の位置を示し、左側の縦軸は、各位置におけるkQ積を示し、そして、右側の縦軸は、理論効率(η)を示す。なお、横軸の原点(0cm)は、受電コイル10の位置で定義される。
また、受電コイル10は、左から右に向かって−40cm〜+40cmの範囲を移動するが、20cm移動するごとにワイヤレス給電(無線による電力伝送)に用いる送電コイルを32A→32B→32C→32Dの流れで順次切換える。この際、図6(a)を参照して説明したように、共振スイッチ34の切換えによって、ワイヤレス給電に使用する送電コイルのみを共振状態とし、残りの送電コイルは非共振状態とする。
図9に示されるように、図7および図8に示すに示す無線電力伝送システムのシミュレーションモデルにおいて、受電コイル10を−40cmから+40cmまで移動したとき、kQ積および効率(η)は、ほぼ一定になっていることが分かる。すなわち、例えば、作業者(4)が台車100を押して部品のピッキング等を行う場合、台車100の進行方向に対して、ほぼ均一な効率特性(約80%)が得られていることがわかる。
このように、本実施例によれば、移動する受電コイル10(受電器1)に対して安定した電力を伝送することができる。また、前述したように、作業者が出力中の送電コイルに近づいたら、前方の送電コイルへ出力を順次切換えていくことにより、作業者の磁界曝露を回避することが可能になる。さらに、隣接する送電コイルの間隔を拡げることが比較的容易なため、送電コイル同士の磁界干渉を低減することもできる。
図10は、図7に示す無線電力伝送システムにおける無線電力伝送処理の一例を説明するためのフローチャートである。図10に示されるように、無線電力伝送処理が開始すると、ステップST1において、台車が進入する方向の最端の送電コイルが担当する区間において、受電コイルを検出するかどうかを判定する。例えば、ステップST1において、右端の送電コイル32Aの区間で受電コイル10を検出したかどうか、すなわち、右端の送電コイル32Aが受電コイル10の平面内部に含まれるかどうかを判定する。なお、受電コイル10の位置の検出は、例えば、図8を参照して説明した反射板16および反射型LEDセンサ39A〜39Dを使用して行われる。
ステップST1において、最端の送電コイル担当区間で受電コイルを検出したと判定すると、ステップST2に進み、担当区間の送電コイル共振をオンし、アンプを接続して送電経路を確保し、ワイヤレス給電(出力)を開始して、ステップST3に進む。
具体的に、ステップST2では、例えば、上述した制御器38により、右端の送電コイル32Aの共振を開始(例えば、図6(a)におけるスイッチ34をオフ)し、セレクタ37を制御して電源アンプ36の出力を送電コイル32Aに接続する。これにより、送電コイル32Aから磁界が発生し、受電コイル10に対して磁界共鳴を利用した無線電力伝送を行い、ステップST3に進む。なお、ステップST1では、最端の送電コイル担当区間で受電コイルを検出したと判定するまで、同様の処理を繰り返す。
ステップST3では、受電コイルが担当区間外に移動したかどうか、或いは、担当区間内で受電コイルが未検出かどうかを判定し、受電コイルが担当区間外に移動した、または、担当区間内で受電コイルが未検出と判定すると、ステップST4に進む。すなわち、ステップST3において、ワイヤレス給電中に定期的に受電コイル10の位置検出を行い、受電コイル10が出力中の送電コイルの担当区間内に存在するかを定期的に確認する。なお、ステップST3では、受電コイルが担当区間外に移動した、または、担当区間内で受電コイルが未検出と判定するまで、同様の処理を繰り返す。
ステップST4では、出力を停止し、アンプを非接続とし、そして、送電コイル共振をオフして、ステップST5に進む。ステップST4では、例えば、電源アンプ36の出力を停止し、セレクタ37を制御して電源アンプ36の出力を送電コイル32Aから切り離して送電経路を一旦非接続とし、送電コイル32Aの共振を停止(例えば、図6(a)におけるスイッチ34をオン)する。これにより、送電コイル32Aから受電コイル10に対する無線電力伝送(ワイヤレス給電)が終了する。
ステップST5では、上述したステップST1と同様に、最端の送電コイルに隣接する送電コイルの担当区間で受電コイルを検出したかどうか、すなわち、右端から2番目の送電コイル32Bが受電コイル10の平面内部に含まれるかどうかを判定する。ステップST5において、隣接する(次の)送電コイルの担当区間で受電コイルを検出したと判定すると、ステップST2に戻り同様の処理を行う。
このようにして、右端の送電コイルから左に隣接する送電コイルへ順番に32A→32B→32C→32Dと処理を行う。そして、受電コイル10が左端の送電コイル32Dの担当区間まで来ると、ステップST5において、隣接する送電コイルの担当区間で受電コイルを検出しないと判定して無線電力伝送処理を終了する。或いは、ステップST5において、隣接する送電コイルの担当区間で受電コイルを検出したと判定する以外の場合、受電コイル10(台車100)が想定外の状態にあるものと判断して、無線電力伝送処理を終了する。
図11は、無線電力伝送システムの第2実施例を説明するための図である。図11と、前述した図3(a)の比較から明らかなように、第2実施例の無線電力伝送システムの送電器3において、複数の送電コイル32a’〜32h’は、直線状ではなく、千鳥状に配置されている。
すなわち、受電コイル10を設ける台車100における寸法的な制約により、例えば、受電コイル10のアスペクト比を大きく確保するのが難しい等の場合には、送電コイル32a’〜32h’を直線状ではなく、例えば、千鳥状に配置することができる。
なお、図11の第2実施例において、送電コイル32a’〜32h’は、円形形状とされているが、第1実施例と同様に矩形形状とすることができる。また、第2実施例では、受電コイル10の形状もほぼ正方形形状となっているが、台車100の形状等に応じて様々に変形することが可能である。さらに、送電コイルの配置も、千鳥状に限定されず、様々な変形および変更が可能なのはもちろんである。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
連続的に配置された同一サイズの複数の送電コイルを含み、複数の前記送電コイルの近傍を移動する受電器の受電コイルに対して、前記送電コイルからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により伝送する送電器であって、
それぞれの前記送電コイルのサイズは、前記受電器の移動方向における前記受電コイルのサイズよりも小さく、
前記受電コイルの平面内部に含まれる少なくとも1つの前記送電コイルを動作させ、前記受電コイルに対して電力を伝送する、
ことを特徴とする送電器。
(付記2)
それぞれの前記送電コイルは、前記受電器の移動方向に直線状に配置される、
ことを特徴とする付記1に記載の送電器。
(付記3)
それぞれの前記送電コイルは、前記受電器の移動方向に対して千鳥状に配置される、
ことを特徴とする付記1に記載の送電器。
(付記4)
前記送電コイルは、前記受電器の移動方向における前記受電コイルのサイズの半分よりも小さい、
ことを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1項に記載の送電器。
(付記5)
前記受電コイルの平面内部に含まれる前記送電コイルは、共振特性を制御して共振動作を行わせ、
前記受電コイルの平面内部に含まれない前記送電コイルは、共振特性を制御して共振動作を停止させる、
ことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか1項に記載の送電器。
(付記6)
前記共振特性の制御は、それぞれの前記送電コイルにおける共振キャパシタに対して並列に設けられたスイッチを使用して行う、
ことを特徴とする付記5に記載の送電器。
(付記7)
さらに、
移動する前記受電器における前記受電コイルの位置情報を検出する受電コイル位置検出器を有し、
前記受電コイル位置検出器からの前記受電コイルの位置情報に基づいて、前記受電コイルの平面内部に含まれる前記送電コイルにおけるスイッチをオフして共振動作を行わせ、前記受電コイルの平面内部に含まれない前記送電コイルにおけるスイッチをオンして共振動作を停止させる、
ことを特徴とする付記6に記載の送電器。
(付記8)
連続的に配置された複数の送電コイルの近傍を移動し、前記送電コイルからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により受電する受電コイルを含む受電器であって、
前記受電コイルの移動方向のサイズは、前記送電コイルのサイズよりも大きく、
前記受電コイルは、前記受電コイルの平面内部に含まれる少なくとも1つの前記送電コイルからの電力を受電する、
ことを特徴とする受電器。
(付記9)
付記1乃至付記7のいずれか1項に記載の送電器と、
付記8に記載の受電器と、を有し、
前記受電器における前記受電コイルの平面内部に含まれる、前記送電器における少なくとも1つの前記送電コイルを動作させ、前記受電コイルに対して無線により電力を伝送する、
ことを特徴とする無線電力伝送システム。
(付記10)
複数の前記送電コイルは、フリーアクセスフロアにより、当該フリーアクセスフロアの床下に配置され、
前記受電コイルは、前記フリーアクセスフロア上を、複数の前記送電コイルが配置された経路に従って移動する台車の下部に配置される、
ことを特徴とする付記9に記載の無線電力伝送システム。
1 受電器
2 部品棚
3 送電器
4 作業者
5 商用電源
10,10a,10b 受電コイル
11 タブレット(検品用端末)
12 トレイ(部品収納トレイ)
13 受電共振キャパシタ
14 受電回路部
15 バッテリ部
16 反射板
31,31a〜31c,32,32a〜32f,32a’〜32h’,32A〜32D 送電コイル
33 送電共振キャパシタ
34,35 スイッチ
36 電源アンプ
37 セレクタ
38 制御器
39A〜39D 反射型LEDセンサ
100 ピッキング台車(台車)

Claims (7)

  1. 連続的に配置された同一サイズの複数の送電コイルを含み、複数の前記送電コイルの近傍を移動する受電器の受電コイルに対して、前記送電コイルからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により伝送する送電器であって、
    それぞれの前記送電コイルのサイズは、前記受電器の移動方向における前記受電コイルのサイズよりも小さく、
    前記受電コイルの平面内部に含まれる少なくとも1つの前記送電コイルを動作させ、前記受電コイルに対して電力を伝送する、
    ことを特徴とする送電器。
  2. 前記送電コイルは、前記受電器の移動方向における前記受電コイルのサイズの半分よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送電器。
  3. 前記受電コイルの平面内部に含まれる前記送電コイルは、共振特性を制御して共振動作を行わせ、
    前記受電コイルの平面内部に含まれない前記送電コイルは、共振特性を制御して共振動作を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送電器。
  4. 前記共振特性の制御は、それぞれの前記送電コイルにおける共振キャパシタに対して並列に設けられたスイッチを使用して行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の送電器。
  5. さらに、
    移動する前記受電器における前記受電コイルの位置情報を検出する受電コイル位置検出器を有し、
    前記受電コイル位置検出器からの前記受電コイルの位置情報に基づいて、前記受電コイルの平面内部に含まれる前記送電コイルにおけるスイッチをオフして共振動作を行わせ、前記受電コイルの平面内部に含まれない前記送電コイルにおけるスイッチをオンして共振動作を停止させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の送電器。
  6. 連続的に配置された複数の送電コイルの近傍を移動し、前記送電コイルからの電力を、磁界共鳴を利用して無線により受電する受電コイルを含む受電器であって、
    前記受電コイルの移動方向のサイズは、前記送電コイルのサイズよりも大きく、
    前記受電コイルは、前記受電コイルの平面内部に含まれる少なくとも1つの前記送電コイルからの電力を受電する、
    ことを特徴とする受電器。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の送電器と、
    請求項6に記載の受電器と、を有し、
    前記受電器における前記受電コイルの平面内部に含まれる、前記送電器における少なくとも1つの前記送電コイルを動作させ、前記受電コイルに対して無線により電力を伝送する、
    ことを特徴とする無線電力伝送システム。
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