JP2017130294A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
即ち本発明は、ハウジング本体と、ハウジング本体に突設した一対の脚部と、脚部どうしを繋ぐ横架部とを有するブリッジ部とを備える接続対象物と導通接触するコネクタであり、前記接続対象物を挿入する開口縁を有するハウジングを備えるコネクタにおいて、ハウジングの開口縁は、接続対象物を開口縁からハウジングの内部に挿入し嵌合した状態で、前記各脚部が入り込む逃げ凹部と、隣接する逃げ凹部の間に設けられ横架部の下方に向けて突出する突片部とを有することを特徴とするコネクタを提供する。
本実施形態の「コネクタ」としてのプラグコネクタ2は、「接続対象物」としてのソケットコネクタ1と導通接続するプラグ端子10を備える。プラグコネクタ2はプラグハウジング11と、複数のプラグ端子10とを備える。ソケットコネクタ1は、プラグ端子10と線状導体5とを導通接続するソケット端子6と、ソケット端子6を保持するソケットハウジング3と、リテーナ7とを備える。また、線状導体5は、導電性金属でなる導電部5aと、導電部5aを覆う絶縁被覆5bとを備える。
ソケットハウジング3は、図1〜図7で示すように絶縁性樹脂でなり、略直方体として形成される。ソケットハウジング3はソケットハウジング本体4と、ブリッジ部4a2と、リテーナ7とを有する。
ソケットハウジング本体4は、天面部4aと、底面部4fと、側壁部4bと、端子収容部4cとを有する。
リテーナ7は絶縁性樹脂でなり図10で示すように幅方向Xに沿う略直方体状でなる。そして、ソケットハウジング本体4の底面に設けられるリテーナ挿入口4eからソケットハウジング本体4に挿入される。リテーナ7には幅方向Xに沿ってソケット端子6を挿通する複数の端子挿通孔7aが設けられる。各端子挿通孔7aの後側かつ下側には上方向に向けて突出しており、ソケット端子6に係止する係止部7bが設けられる。係止部7bは挿入方向手前側から奥側に向けて高くなるように傾斜する傾斜部7b1を有する。ソケット端子6をリテーナ7の端子挿通孔7aに挿入する際にはソケット端子6がこの傾斜部7b1に沿って奥側に向けてガイドされる。また、リテーナ7の上面にも同様に係止部7bが設けられている。
ソケット端子6は一枚の導電性金属板を折り曲げて形成されており、図8,図9で示すように接点接続部8と、線状導体接続部9とを有する。
プラグコネクタ2は上述のとおり、プラグハウジング11と、複数のプラグ端子10とを備える。
プラグハウジング11は、絶縁性樹脂でなり、図17,図18で示すように略直方体形状として設けられる。天壁部11aと、底壁部11bと、奥壁部11cと、側壁部11dとを有しており、さらに天壁部11a、底壁部11b、奥壁部11c、側壁部11dとによって形成される嵌合室11eと、収容空間11e1と、嵌合室11eにソケットコネクタ1を挿入する開口縁11fとを有する。
また突片部11a2は、先端部11a4が天壁部11aにおいて逃げ凹部11a1や突片部11a2が設けられていない部分の後端部と面一となる位置まで伸長している。その結果、プラグコネクタ2との嵌合状態で、突片部11a2の先端部11a4がブリッジ部4a2の横架部4a5よりも前後方向Yにおける開口縁11f側に配置されている。よって、作業者は、突片部11a2の先端部11a4が横架部4a5よりも開口縁11f側に配置されたことを目視することで、嵌合作業が確実に完了したことを確認できる。
プラグ端子10はピン状端子でなり、基板接続部10bと、ハウジング固定部10cと、プラグ接触部10aとを有する。ハウジング固定部10cは奥壁部11cを前後方向Yに沿って貫通しており、後述するプラグ接触部10aが嵌合室11eの内部に配置されると共に、基板接続部10bは外部に配置される。また、ソケットコネクタ1が上下二段のソケット端子6の列を有するため、プラグコネクタ2はこれに対応してプラグ接触部10aの高さが異なる2種類のプラグ端子10を備える。
ソケット端子6の線状導体接続部9に線状導体5を固定する。具体的には、絶縁被覆5bの先端側をクランプ片9b1部分に位置合わせすると同時に、線状導体5の先端において、絶縁被覆5bから露出している導電部5aをソケット端子6のカシメ部9aに位置決めする。その後、絶縁被覆5bに向けてクランプ片9b1を折り曲げて保持し、さらに導電部5aに向けて固定片9a2を折り曲げて押し付ける。こうして線状導体5のソケット端子6への取り付けが完了する(図11参照)。
まず、リテーナ7を押し下げて挿入可能位置に移動する(図14(a)参照)。その後、ソケット端子6の接点接続部8をソケットハウジング3の挿入口4c1に挿入する(図12(a),(b)参照)。リテーナ7が挿入可能位置にある状態では、リテーナ7の係止部7bが端子収容部4cの外部に配置されるため、ソケット端子6を端子収容部4cにスムーズに挿入することができる。なお、リテーナ7の係止部7bは傾斜部7b1を有するため、仮にソケット端子6の位置決め突出部8bやボックス部8aが係止部7bに接触しても、引っ掛かって挿入が止まるといった事態を生じ難くなっている。
プラグコネクタ2を基板Pに実装する。その際、図23で示すように、プラグコネクタ2の抜去用凹部11b1が基板Pの端面P1と面一になるように配置する。その後、図19,図20で示すように、ソケットコネクタ1をプラグコネクタ2の開口縁11fに挿入し、ソケット端子6の接点接続部8とプラグ接触部10aとを導通接触させる。その際、プラグ接触部10aはソケット端子6のボックス部8aの内部に設けられる接続空間8a3に挿入される。これにより、プラグ接触部10aがボックス部8aによって周囲を囲まれることで、接続空間8a3から外部に脱落し難くなるため、第1の接点部8a6及び第2の接点部8d1と確実に導通接触することができる。
ソケットコネクタ1をプラグコネクタ2から抜去する際には、まずソケットハウジング3のロック解除片4a3を下側に向けて押圧する。こうすることで、ソケットハウジング3の突部4a1が下がり、プラグコネクタ2のロック部11a3から離間してロックが解除される。本実施形態ではプラグコネクタ2の抜去用凹部11b1が基板Pの端面P1と面一に沿うように配置されているため、作業者は抜去用凹部11b1から露出するソケットコネクタ1や、底面側突出部4f1に容易に指先を引っ掛けることができる。よって、ロック解除片4a3と底面側突出部4f1とに接触することでソケットコネクタ1を上下から挟み込むようにして、ソケットコネクタ1をプラグコネクタ2から容易に抜去することができる。なお、仮に抜去用凹部11b1が基板Pの端面P1に沿わない基板P上に配置された場合であっても、プラグコネクタ2から露出するソケットハウジング3に接触して抜去することができる。
上記実施形態では、弾性接触片8dが、小さな湾曲形状でなる略屈曲形状を有する湾曲形状で形成される例を示した。これに対して大きな湾曲形状を有する弾性接触片8dとしても良い。こうすることで、プラグ接触部10aに対して第2の接点部8d1をより強く接触させることができるため、その接圧をより高めることができる。
2 プラグコネクタ
3 ソケットハウジング
4 ソケットハウジング本体
4a 天面部
4a1 突部
4a2 ブリッジ部
4a3 ロック解除片
4a4 脚部
4a5 横架部
4b 側壁部
4b1 突条部
4c 端子収容部
4c1 挿入口
4c2 挿入溝
4c3 段部
4d ランス
4d1 弾性片
4d2 係止突起
4e リテーナ挿入口
4f 底面部
4f1 底面側突出部
5 線状導体
5a 導電部
5b 絶縁被覆
6 ソケット端子
7 リテーナ
7a 端子挿通孔
7b 係止部
7b1 傾斜部
8 接点接続部
8a ボックス部
8a1 天壁部
8a2 底壁部
8a3 接続空間
8a4 被係止部
8a5 内面
8a6 第1の接点部
8b 位置決め突出部
8c 屈曲部
8d 弾性接触片
8d1 第2の接点部
8d2 第1の当接部
8d3 第2の当接部
9 線状導体接続部
9a カシメ部
9a1 底部
9a2 固定片
9a3 凹部
9b クランプ部
9b1 クランプ片
10 プラグ端子
10a プラグ接触部
10b 基板接続部
10c ハウジング固定部
11 プラグハウジング
11a 天壁部
11a1 逃げ凹部
11a2 突片部
11a3 ロック部
11a4 突片部の先端部
11b 底壁部
11b1 抜去用凹部
11c 奥壁部
11d 側壁部
11d1 ガイド溝
11e 嵌合室
11e1 収容空間
11f 開口縁
F 嵌合構造
P 基板
P1 基板の端面
S 変位空間
Claims (3)
- ハウジング本体と、
ハウジング本体に突設した一対の脚部と、脚部どうしを繋ぐ横架部とを有するブリッジ部とを備える接続対象物と導通接触するコネクタであり、
前記接続対象物を挿入する開口縁を有するハウジングを備えるコネクタにおいて、
ハウジングの開口縁は、接続対象物を開口縁からハウジングの内部に挿入し嵌合した状態で、前記各脚部が入り込む逃げ凹部と、隣接する逃げ凹部の間に設けられ横架部の下方に向けて突出する突片部とを有することを特徴とするコネクタ。 - 前記接続対象物との嵌合状態で、前記突片部が前記横架部と前記ハウジング本体との間に配置されており、前記突片部の先端側が突出方向で前記横架部から突出している請求項1記載のコネクタ。
- 前記ハウジングが、実装状態で基板と対向する底壁部を有しており、前記接続対象物との嵌合状態で該底壁部が前記ハウジング本体を露出させる抜去用凹部を有する請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2016007574A JP2017130294A (ja) | 2016-01-19 | 2016-01-19 | コネクタ |
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JP2019234163A Division JP2020053408A (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | コネクタ |
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2016
- 2016-01-19 JP JP2016007574A patent/JP2017130294A/ja active Pending
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