JP2017129153A - 圧力容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ライナーの回転時の姿勢を安定させる。【解決手段】圧力容器Aは、略円筒状の胴部11と、胴部11の一方の端部に連なる第1ドーム部12と、第1ドーム部12の中心部に形成された筒状突出部13と、胴部11の他方の端部を閉塞する第2ドーム部14(閉塞端部)とを有するライナー10と、ライナー10の外面に巻き付けられた形態の繊維束34を備え、ライナー10の外面を覆う繊維強化樹脂層33と、筒状突出部13に取り付けられ、筒状突出部13を貫通する第1軸状支持部材41に一体回転可能に固着される第1口金22と、第2ドーム部14の内面における中心部に形成され、第1軸状支持部材41の先端部に嵌合される嵌合凹部16と、第2ドーム部14の外面のうち嵌合凹部16の形成領域に取り付けられた第2口金27を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、圧力容器に関するものである。
特許文献1には、ライナーと、ライナーの外周に形成された繊維強化樹脂層とを備えた圧力容器が開示されている。ライナーは、円筒状の直胴部と、直胴部の一方の端部に連なるドーム部と、ドーム部の中心部に形成された筒状突出部とを有する。筒状突出部には口金が取り付けられるが、筒状突出部の外面と口金の内面との間にはシールド部材が必要となる。一方、直胴部のうちドーム部と反対側の端部は、閉塞されているので、シール部材が不要となっている。そして、繊維強化樹脂層を形成する際には、駆動軸を口金に対して貫通状態でねじ込み、駆動軸を回転駆動することにより、口金とライナーを一体回転させながら、ライナーの外周に繊維束を巻き付けていく。
特開2003−222296号公報
上記の圧力容器は、駆動軸が、ライナーの一方の端部に設けた口金のみを支持しているため、ライナーに繊維束を巻き付ける工程では、ライナーの軸線の向きが安定せず、繊維束を精度良く巻き付けることが難しい。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ライナーの回転時の姿勢を安定させることを目的とする。
本発明の圧力容器は、
略円筒状の胴部と、前記胴部の一方の端部に連なるドーム部と、前記ドーム部の中心部に形成された筒状突出部と、前記胴部の他方の端部を閉塞する閉塞端部とを有するライナーと、
前記ライナーの外面に巻き付けられた形態の繊維束を備え、前記ライナーの外面を覆う繊維強化樹脂層と、
前記筒状突出部に取り付けられ、前記筒状突出部を貫通する第1軸状支持部材に一体回転可能に固着される第1口金と、
前記閉塞端部の内面における中心部に形成され、前記第1軸状支持部材の先端部に嵌合される嵌合凹部と、
前記閉塞端部の外面のうち前記嵌合凹部の形成領域に取り付けられた第2口金とを備えているところに特徴を有する。
繊維強化樹脂層を形成する際には、第1軸状支持部材を第1口金に固着するとともに、第1軸状支持部材の先端部を嵌合凹部に嵌合することにより、ライナーは、第1軸状支持部材の長さ方向における二ヶ所で支持される。また、閉塞端部の外面のうち嵌合凹部の形成領域には第2口金が取り付けられているので、嵌合凹部やその近傍が不正に変形する虞はない。したがって、ライナーを回転させながら繊維束をライナーに巻き付ける工程では、ライナーの軸線の向きが安定する。
実施例1の圧力容器の断面図 図1の部分拡大断面図 ライナーに繊維束を巻き付ける工程をあらわす断面図 ライナーから口金を外した状態をあらわす斜視図 ライナーを金型成形する工程をあらわす平面図
本発明は、前記第2口金の外面に形成され、前記第1軸状支持部材と同軸の第2軸状支持部材に取り付けられる受け部を備えていてもよい。この構成によれば、ライナーの閉塞端部が、第1軸状支持部材と第2軸状支持部材の両方に支持されるので、第1軸状支持部材の先端部の軸振れを抑制し、ライナーの回転時の姿勢をより安定させることができる。
本発明は、前記閉塞端部の外面における前記嵌合凹部の形成領域と前記第2口金の内面とに形成され、互いに嵌合することで前記ライナーと前記第2口金の相対回転を規制する回転規制部を備えていてもよい。この構成によれば、第2口金を回転駆動しながらライナーに繊維束を巻き付ける工程で、第2口金が空転することを防止できる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図5を参照して説明する。本実施例1の圧力容器Aは、合成樹脂製のライナー10と、第1口金22と、第2口金27と、繊維強化樹脂層33とを備えて構成されている。圧力容器Aは、燃料電池自動車や天然ガス自動車に搭載され、高圧の水素ガスや天然ガスの充填容器として用いられるものである。
<ライナー10>
ライナー10は、径寸法が全長に亘ってほぼ一定の円筒状をなす胴部11と、胴部11の軸線方向における一方の端部に連なる第1ドーム部12(請求項に記載のドーム部)と、胴部11の軸線方向における他方の端部に連なる第2ドーム部14(請求項に記載の閉塞端部)とを備えた単一部品である。ライナー10の内部は、流体(水素ガスや天然ガス等)を貯留するための貯留空間20となっている。ライナー10は、ブロー成形によって所定形状に成形されている。ライナー10の材料としては、高密度ポリエチレン(HDPE)とエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)の混合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリプロピレン樹脂等が用いられている。
第1ドーム部12の中心部には、胴部11の軸線と同軸の円形をなす貫通形態の筒状突出部13が一体に形成されている。筒状突出部13は第1ドーム部12の外部へ突出した形態である。ライナー10の外部空間と貯留空間20内は、筒状突出部13の内部空間を介して連通可能となっている。第2ドーム部14の中心部には、胴部11の軸線と同軸の円形をなす膨出部15が一体に形成されている。膨出部15は貫通しておらず、胴部11の他方の端部は第2ドーム部14によって閉塞されている。
膨出部15の内部空間は、筒状突出部13及び胴部11と同軸の円形をなす嵌合凹部16となっている。嵌合凹部16は、貯留空間20内に臨んでいる。嵌合凹部16内には、保持金具19が固着されている。膨出部15の外面における突出端面17は、胴部11の軸線と略直角な平坦面となっている。そして、この膨出部15の突出端面17には、径方向に沿ってリブ状に突出した形態の回転規制凸部18(請求項に記載の回転規制部)が形成されている。
ライナー10は、下記のようなブロー成形法によって成形されている。成形に際しては、ブロー成形機(図示省略)から略円筒形のパリソン(図示省略)が軸線を上下方向に向けて下向きに押し出される。押し出されたパリソン内には下方からロッド(図示省略)が収容される。そして、パリソンが一対の金型50(図5を参照)で挟まれるとともに、ロッドを通して供給された加圧エアが、パリソンを金型50のキャビティ内面に密着させる。この後、パリソンが硬化すれば、金型50によるライナー10の成形工程が完了する。
金型50によって成形されたライナー10の外周には、一対の金型50の境界に沿ったパーティングライン21が形成される。一対の金型50には、夫々、回転規制凸部18を成形するために浅く凹ませた形態の成形部51が形成されている。パーティングライン21は、回転規制凸部18の長さ方向と平行であり、回転規制凸部18の突出端面における幅方向中央位置を通っている。
<第1口金22>
第1口金22は、軸線方向に貫通した円筒状をなす第1本体部23と、第1本体部23の軸線方向両端部のうち基端部から径方向外方へ張り出した第1フランジ部24とを備えた単一部品である。第1本体部23の内周の先端部には、第1雌ネジ部25が形成されている。第1口金22には、バルブ26が第1雌ネジ部25にねじ込まれることによって取り付けられる。第1口金22は、第1ドーム部12の外面を覆うようにライナー10に取り付けられている。第1口金22を取り付けた状態では、第1本体部23の基端部が筒状突出部13の外周に密着し、第1フランジ部24の内面が、第1ドーム部12の外面のうち筒状突出部13を包囲する円環状領域に密着している。
<第2口金27>
第2口金27は、円柱状をなす第2本体部28と、第2本体部28の軸線方向両端部のうち基端部から径方向外方へ張り出した第2フランジ部29とを備えた単一部品である。第2本体部28には、その先端面を同軸状に凹ませた形態の第2雌ネジ部30(請求項に記載の受け部)が形成されている。同じく第2本体部28には、その基端部を同軸状に凹ませた形態の保持凹部31が形成されている。
第2口金27は、第2ドーム部14の外面を覆うようにライナー10に取り付けられている。第2口金27を取り付けた状態では、保持凹部31内に膨出部15が嵌入され、第2フランジ部29の内面が、第2ドーム部14の外面のうち膨出部15を包囲する円環状領域に密着している。
図2に示すように、保持凹部31の奥端面には、径方向に沿って溝状に凹ませた形態の回転規制凹部32(請求項に記載の回転規制部)が形成されている。第2口金27を第2ドーム部14に取り付けた状態では、回転規制凹部32が回転規制凸部18と嵌合する。この嵌合により、第2ドーム部14(ライナー10)と第2口金27の相対回転が規制される。
<繊維強化樹脂層33>
繊維強化樹脂層33は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスッチック等からなる。繊維強化樹脂層33は、胴部11の外周の全領域、第1ドーム部12のうち第1口金22よりも外周側の領域、第2ドーム部14のうち第2口金27よりも外周側の領域、第1口金22の外面、及び第2口金27の外面に亘って形成されている。
繊維強化樹脂層33は、フィラメントワインディング法、即ち、胴部11の軸線を中心として回転するライナー10及び口金22,27の外面に、繊維束34に液状の熱硬化性樹脂を含浸させたもの、又は繊維束34に含浸した熱硬化性樹脂を半硬化状態にしたもの(プリプレグ繊維)を巻き付けることによって形成されている。繊維束34は、炭素繊維、ガラス繊維、ケプラ繊維等からなる糸状の繊維を束ねたものである。
<フィラメントワインディング装置及び繊維強化樹脂層33の形成工程>
繊維束34をライナー10と口金22,27に巻き付けるためのフィラメントワインディング装置は、ライナー10に回転力を付与する第1軸状支持部材41(図3を参照)と、第1軸状支持部材41を回転駆動するモータ(図示省略)と、第1軸状支持部材41と同軸の第2軸状支持部材42(図3を参照)と、第2軸状支持部材42を回転駆動するモータ(図示省略)と、繊維束34を繰り出すボビン(図示省略)等を備えている。
第1軸状支持部材41は、第1口金22の第1本体部23に貫通され、第1雌ネジ部25にねじ込まれることで、第1口金22に一体回転し得るように取り付けられる。また、第1軸状支持部材41の先端部は、第2ドーム部14の嵌合凹部16(保持金具19)内に径方向へのガタ付きを生じないように嵌入される。さらに、第2軸状支持部材42は、第2雌ネジ部30にねじ込まれることで、第2口金27に一体回転し得るように取り付けられる。
ライナー10に繊維強化樹脂層33を成形する工程を説明する。まず、所定形状にブロー成形されて口金22,27が取り付けられたライナー10を、所定のフィラメントワインディング位置へ搬送し、第1軸状支持部材41と第2軸状支持部材42を、夫々、第1口金22と第2口金27に取り付ける。この状態で、第1軸状支持部材41と第2軸状支持部材42を同じ周速度で駆動してライナー10と両口金22,27を回転させる。回転しているライナー10の外面には、ボビンから繰り出した繊維束34が巻き付けられていく。
繊維束34を巻き付ける工程では、ライナー10が軸ブレすると、ライナー10とボビンとの間の張力が案内しないため、巻き付け不良を興じることが懸念される。この点に鑑み、本実施例では、ライナー10の軸線方向における一方の端部(第1ドーム部12)が、第1口金22を介して第1軸状支持部材41によって支持されているとともに、ライナー10の軸線方向における他方の端部(第2ドーム部14)が、第2口金27を介して第1軸状支持部材41及び第2軸状支持部材42によって支持されている。したがって、ライナー10は、その軸線を変位させずに安定して回転駆動される。
また、繊維束34を巻き付ける工程では、第2軸状支持部材42と一体に回転する駆動側の第2口金27と、ボビンから繊維束34を引き込む従動側のライナー10との界面に、回転方向の剪断力が作用する。そのため、剪断力が大きくなった場合には、第2口金27とライナー10との間で滑りが生じて第2口金27が空転することが懸念される。この…に鑑み、本実施例では、ライナー10に形成した回転規制凸部18と第2口金27に形成した回転規制凹部32とを嵌合させている。
回転規制凸部18と回転規制凹部32は、ライナー10の軸線と交差する径方向に沿って直線状に延びた形態であるから、ライナー10と第2口金27とが相対回転する虞はない。したがって、ライナー10と第2口金27は、一体回転する状態に保たれる。また、第1軸状支持部材41と第2軸状支持部材42は、同じ周速度で回転しているので、第1口金22とライナー10も一体回転する状態に保たれる。繊維束34の巻き付け工程が終わった後は、繊維束34に含浸されている樹脂を硬化させる。以上の工程を経ることにより、繊維強化樹脂層33が形成され、圧力容器Aの製造が完了する。
<実施例1の効果>
本実施例の圧力容器Aは、ライナー10と、繊維強化樹脂層33と、第1口金22と、第2口金27を備えている。ライナー10は、略円筒状の胴部11と、胴部11の一方の端部に連なる第1ドーム部12と、第1ドーム部12の中心部に形成された筒状突出部13と、胴部11の他方の端部を閉塞する第2ドーム部14とを有している。第2ドーム部14の内面における中心部には、第1軸状支持部材41の先端部に嵌合される嵌合凹部16が形成されている。繊維強化樹脂層33は、ライナー10の外面に巻き付けられた形態の繊維束34を備え、ライナー10の外面を覆っている。第1口金22は、筒状突出部13に取り付けられ、筒状突出部13を貫通する第1軸状支持部材41に一体回転可能に固着されるようになっている。第2口金27は、第2ドーム部14の外面のうち嵌合凹部16の形成領域に取り付けられている。
繊維強化樹脂層33を形成する際には、第1軸状支持部材41を第1口金22に固着するとともに、第1軸状支持部材41の先端部を嵌合凹部16に嵌合することにより、ライナー10は、第1軸状支持部材41の長さ方向における二ヶ所で支持される。また、第2ドーム部14の外面のうち嵌合凹部16の形成領域には第2口金27が取り付けられているので、嵌合凹部16やその近傍が不正に変形する虞はない。したがって、ライナー10を回転させながら繊維束34をライナー10に巻き付ける工程では、ライナー10の軸線の向きが安定する。
また、第2口金27の外面には、第1軸状支持部材41と同軸の第2軸状支持部材42が取り付けられる第2雌ネジ部30が形成されている。この構成によれば、ライナー10の第2ドーム部14が、第1軸状支持部材41と第2軸状支持部材42の両方によって支持されるので、第1軸状支持部材41の先端部の軸振れを抑制し、ライナー10の回転時の姿勢をより安定させることができる。
また、第2ドーム部14の外面における嵌合凹部16の形成領域と第2口金27の内面とには、互いに嵌合することでライナー10と第2口金27の相対回転を規制する回転規制部(回転規制凸部18と回転規制凹部32)が形成されている。この構成によれば、第2口金27を回転駆動しながらライナー10に繊維束34を巻き付ける工程で、第2口金27が空転することを防止できる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、第2軸状支持部材が第2口金に対しねじ込むように取り付けられるが、第2軸状支持部材は、第2口金に対し単純に嵌合される形態であってもよい。
(2)上記実施例では、第2口金の受け部(第2雌ネジ部)を凹んだ形態としたが、これに限らず、受け部を突起形状として、第2軸状支持部材を受け部に外嵌してもよい。
(3)上記実施例では、第2口金に、第2軸状支持部材に取り付けられる受け部(第2雌ネジ部)を形成したが、第2口金は、受け部が形成されていない形態であってもよい。
(4)上記実施例では、回転規制部(回転規制凸部と回転規制凹部)を径方向に直線状に延びる形態としたが、回転規制部は、楕円形、長円形、多角形等であってもよい。
(5)上記実施例では、第2ドーム部(閉塞端部)と第2口金に回転規制部を形成したが、このような回転規制部を形成しない形態としてもよい。
(6)上記実施例では、繊維束を巻き付ける工程で第1軸状支持部材と第2軸状支持部材を同じ周速度で駆動したが、第2軸状支持部材を、第1軸状支持部材及びライナーと一緒に連れ回りするようにしてもよい。
A…圧力容器
10…ライナー
11…胴部
12…第1ドーム部(ドーム部)
13…筒状突出部
14…第2ドーム部(閉塞端部)
16…嵌合凹部
18…回転規制凸部(回転規制部)
22…第1口金
27…第2口金
30…第2雌ネジ部(受け部)
32…回転規制凹部(回転規制部)
33…繊維強化樹脂層
34…繊維束
41…第1軸状支持部材
42…第2軸状支持部材

Claims (3)

  1. 略円筒状の胴部と、前記胴部の一方の端部に連なるドーム部と、前記ドーム部の中心部に形成された筒状突出部と、前記胴部の他方の端部を閉塞する閉塞端部とを有するライナーと、
    前記ライナーの外面に巻き付けられた形態の繊維束を備え、前記ライナーの外面を覆う繊維強化樹脂層と、
    前記筒状突出部に取り付けられ、前記筒状突出部を貫通する第1軸状支持部材に一体回転可能に固着される第1口金と、
    前記閉塞端部の内面における中心部に形成され、前記第1軸状支持部材の先端部に嵌合される嵌合凹部と、
    前記閉塞端部の外面のうち前記嵌合凹部の形成領域に取り付けられた第2口金とを備えていることを特徴とする圧力容器。
  2. 前記第2口金の外面に形成され、前記第1軸状支持部材と同軸の第2軸状支持部材に取り付けられる受け部を備えていることを特徴とする請求項1記載の圧力容器。
  3. 前記閉塞端部の外面における前記嵌合凹部の形成領域と前記第2口金の内面とに形成され、互いに嵌合することで前記ライナーと前記第2口金の相対回転を規制する回転規制部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の圧力容器。
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