JP2017128908A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017128908A5 JP2017128908A5 JP2016008558A JP2016008558A JP2017128908A5 JP 2017128908 A5 JP2017128908 A5 JP 2017128908A5 JP 2016008558 A JP2016008558 A JP 2016008558A JP 2016008558 A JP2016008558 A JP 2016008558A JP 2017128908 A5 JP2017128908 A5 JP 2017128908A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- repair
- concrete structure
- repair material
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
Description
<補修材料>
本願における補修材料は、硬化性液状組成物と、この硬化性液状組成物を含浸した補修用基材とを含んで構成される。硬化性液状組成物と補修用基材とは、別個に存在させてもよいが、補修の際に、後述するように硬化性液状組成物を補修用基材に含浸させた状態とする。
補修材料4、14は、図1及び図2に示すように、例えば、コンクリート構造物5に貼り付けることにより、補修材料における硬化性液状組成物がコンクリート構造物5の表面に塗布含浸され、その組成物が硬化又はコンクリート構造物と結合することによって、コンクリート構造物5を補修するものである。
本願における補修材料は、硬化性液状組成物と、この硬化性液状組成物を含浸した補修用基材とを含んで構成される。硬化性液状組成物と補修用基材とは、別個に存在させてもよいが、補修の際に、後述するように硬化性液状組成物を補修用基材に含浸させた状態とする。
補修材料4、14は、図1及び図2に示すように、例えば、コンクリート構造物5に貼り付けることにより、補修材料における硬化性液状組成物がコンクリート構造物5の表面に塗布含浸され、その組成物が硬化又はコンクリート構造物と結合することによって、コンクリート構造物5を補修するものである。
第一層1の厚みは、0.1mm以上1.5mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.2mm以上0.5mm以下である。
第一層は、50g/m 2 以上の目付量であることが好ましく、60g/m 2 以上であることがより好ましく、さらに好ましくは75g/m 2 以上である。
このような目付量の範囲とすることにより、メッシュシートの強度を向上させて、コンクリート片剥落時に破断を生じさせることなく、補修材料4の十分な強度を確保することができる。
第一層は、50g/m 2 以上の目付量であることが好ましく、60g/m 2 以上であることがより好ましく、さらに好ましくは75g/m 2 以上である。
このような目付量の範囲とすることにより、メッシュシートの強度を向上させて、コンクリート片剥落時に破断を生じさせることなく、補修材料4の十分な強度を確保することができる。
第一層1は、5mm以上25mm以下の目開きの二軸織物であることが好ましく、5mm以上25mm以下の目開きで、50g/m 2 以上の目付量の二軸織物であることがより好ましい。また、二軸織物と同等の開口率の多軸織物であってもよい。
特に、第一層1は、引張強度150N以上のマルチフィラメントを、目開き5mm〜25mmで組み合わせた多軸のメッシュシートであることがより好ましい。
目開きをこの範囲とすることにより、第二層とコンクリート構造物もしくは第二層と第三層の接着力を向上させ、補修材料4の十分な強度を確保することができる。また、第一層の単位面積当たりの長繊維本数を適度な数として、第一層が第二層を破り出てくる際の抵抗力を高め、補修材料4の十分な強度を確保することができる。
特に、第一層1は、引張強度150N以上のマルチフィラメントを、目開き5mm〜25mmで組み合わせた多軸のメッシュシートであることがより好ましい。
目開きをこの範囲とすることにより、第二層とコンクリート構造物もしくは第二層と第三層の接着力を向上させ、補修材料4の十分な強度を確保することができる。また、第一層の単位面積当たりの長繊維本数を適度な数として、第一層が第二層を破り出てくる際の抵抗力を高め、補修材料4の十分な強度を確保することができる。
図1においては補修材料4が二層構造の場合を、図2においては補修材料14が三層構造の場合を示しているが、補修材料を構成する積層体が四層以上であってもよい。四層以上の場合においても、第一層と第二層のコンクリート構造物と接する側から数えた順番はコンクリート構造物側から第一層及び第二層であることが好ましく、第三層を用いる場合は、コンクリート構造物と接する位置に配置されることが好ましい。このような積層構造により、補修材料4、14の強度とコンクリート構造物への密着性を両立することができる。なお、積層体の最多積層数は特に限定されない。
1 第一層
2 第二層
3 第三層
4、14 補修材料
5 コンクリート構造物
2 第二層
3 第三層
4、14 補修材料
5 コンクリート構造物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016008558A JP6849309B2 (ja) | 2016-01-20 | 2016-01-20 | コンクリート構造物の補修用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016008558A JP6849309B2 (ja) | 2016-01-20 | 2016-01-20 | コンクリート構造物の補修用基材 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017128908A JP2017128908A (ja) | 2017-07-27 |
JP2017128908A5 true JP2017128908A5 (ja) | 2019-02-28 |
JP6849309B2 JP6849309B2 (ja) | 2021-03-24 |
Family
ID=59394640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016008558A Active JP6849309B2 (ja) | 2016-01-20 | 2016-01-20 | コンクリート構造物の補修用基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6849309B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7181679B2 (ja) * | 2017-08-10 | 2022-12-01 | 積水化学工業株式会社 | セメント硬化体構造物の剥落防止施工法およびセメント硬化体構造物の剥落防止構造 |
JP7144199B2 (ja) * | 2018-06-05 | 2022-09-29 | 積水化学工業株式会社 | コンクリート構造物の補修部材及び補修方法 |
JP7529483B2 (ja) | 2020-08-24 | 2024-08-06 | デンカ株式会社 | 二剤型接着剤、硬化膜及び硬化膜の製造方法 |
JP7379320B2 (ja) * | 2020-12-25 | 2023-11-14 | 恵和株式会社 | 屋根の補修方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002256707A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-09-11 | Sho Bond Constr Co Ltd | コンクリート構造物の補修・補強用シート及びコンクリート構造物の補修・補強方法 |
KR20020055567A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-09 | 쇼본도 겐세츠 가부시키가이샤 | 콘크리트구조물의 보수·보강용 시트 및 콘크리트구조물의 보수·보강방법 |
JP4696431B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-06-08 | 日東紡績株式会社 | 補強シート及び補強方法 |
JP4479328B2 (ja) * | 2004-04-21 | 2010-06-09 | 日東紡績株式会社 | 補修・補強用frpシート及びその製造方法 |
JP4347757B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2009-10-21 | キョーワ株式会社 | コンクリート剥落防止用メッシュ状布帛とこれを用いたコンクリート剥落防止工法 |
JP5771053B2 (ja) * | 2010-11-08 | 2015-08-26 | ショーボンド建設株式会社 | 構造物に於ける不織布貼付構造及び構造物に於けるひび割れ確認工法 |
JP5722714B2 (ja) * | 2011-07-08 | 2015-05-27 | 倉敷紡績株式会社 | コンクリート剥落防止シート及びこれを用いたコンクリート剥落防止工法 |
JP6180092B2 (ja) * | 2012-09-12 | 2017-08-16 | 菊水化学工業株式会社 | 壁面材 |
JP6067389B2 (ja) * | 2013-01-25 | 2017-01-25 | セーレン株式会社 | 透湿性養生シート |
-
2016
- 2016-01-20 JP JP2016008558A patent/JP6849309B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017128908A5 (ja) | ||
JP2008230235A5 (ja) | ||
JP2015527226A5 (ja) | ||
US20090235599A1 (en) | Laminated structural insulated panel with perforated foam core and method of making same | |
ES2569725T3 (es) | Material compuesto reforzado con fibras con resistencia al fuego mejorada, y componente estructural fabricado del mismo | |
JP2010532720A5 (ja) | ||
EP3185345A3 (en) | Reinforced composite membranes and method for manufacturing the same | |
JP2011501707A5 (ja) | ||
JP2015193214A5 (ja) | 繊維強化積層体及びシャッタ装置並びにカメラ | |
JP2013530856A5 (ja) | ||
JP2010167685A5 (ja) | ||
JP2015214027A5 (ja) | ||
EP1930519A3 (en) | Sandwich panel | |
EP1927464A3 (en) | Sandwich panel | |
JP2011507733A5 (ja) | ||
JP2016512478A5 (ja) | ||
WO2014040704A3 (en) | Composite materials and their uses as well as methods for the preparation thereof | |
JP2015530280A5 (ja) | ||
WO2011075683A3 (en) | Cooking release sheet materials and release surfaces | |
JP2008514471A5 (ja) | ||
DE202014001573U1 (de) | Bauplatte mit dampfbremsenden bzw. dampfsperrenden Eigenschaften | |
US10328671B2 (en) | Solid-phase composite structure and related methods | |
RU2019129516A (ru) | Анизотропный экзотермический лист, промежуточная пленка для ламинированного стекла и ламинированное стекло | |
EP3208084A3 (en) | Hierarchical laminates fabricated from micro-scale, digitally patterned films | |
JP2018176747A5 (ja) |