JP2017128837A - 用具、生体センサ、及びセンシング装置 - Google Patents

用具、生体センサ、及びセンシング装置 Download PDF

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Seiki Ishii
聖己 石井
娜廷 金
Najeong Kim
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雄大 千崎
Takehiro Senzaki
雄大 千崎
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Hiroyuki Fujita
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Toshihiro Kunitake
寿弘 國武
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Takayuki Yamaji
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Abstract

【課題】生体センサによる測定中にユーザが動きを伴う場合でも安定した測定を可能とすること。【解決手段】人体に着用される用具であって、生体センサを収納可能なポケット部を有し、着用状態では人体の胸部に対向する本体部と、本体部に接続され、着用状態では人体の肩に掛かる肩ベルトと、本体部に接続され、着用状態では人体の胴体まわりに延在する胴ベルトとを含む。【選択図】図1

Description

本開示は、用具、生体センサ、及びセンシング装置に関する。
片面フレキシブル基板上にループアンテナ、バッテリ、感温センサ等を配置してなる可撓性生体情報発信装置が内面側に取り付けられる肌着等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−201338号公報
従来技術では、生体センサを保持する肌着等を着用するユーザが測定中に動きを伴う場合、生体センサによる安定した測定が難しい。これは、ユーザが、生体センサに上下左右に加速度が発生する態様で動いたり、生体センサにユーザの身体から離れる向きに重力がかかるような姿勢を取ったりすると、ユーザの人体に対する生体センサの位置が変化するためである。
そこで、1つの側面では、本発明は、生体センサによる測定中にユーザが動きを伴う場合でも安定した測定を可能とすることを目的とする。
一局面によれば、人体に着用される用具であって、
生体センサを収納可能なポケット部を有し、着用状態では前記人体の胸部に対向する本体部と、
前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の肩に掛かる肩ベルトと、
前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の胴体まわりに延在する胴ベルトとを含むことを特徴とする、用具が提供される。
生体センサによる測定中にユーザが動きを伴う場合でも安定した測定が可能となる。
実施例1による用具の正面側からの斜視図である。 用具の背面側からの斜視図である。 用具の正面図である。 用具の背面図である。 用具の肩ベルトの説明図である。 ポケット部の開状態を模式的に示す正面図である。 図6AのラインB−Bに沿った断面図である。 ポケット部の開状態の他の一例を模式的に示す断面図である。 用具の着用状態のユーザを模式的に示す正面図である。 胴ベルトとポケット部との位置関係等を示す正面図である。 図8のラインA−Aに沿った断面を概略的に示す断面図である。 生体センサの一例を示す5面図である。 匍匐前進時のユーザを模式的に示す側面図である。 実施例2による用具の正面側からの斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
[実施例1]
図1〜図4は、実施例1による用具1の図であり、それぞれ、正面側からの斜視図、背面側からの斜視図、正面図、及び背面図である。図5は、用具1の肩ベルト20の説明図である。図1〜図5は、ポケット部40の開口が閉じた状態を示す。図6A〜図6Cは、ポケット部40の説明図であり、図6Aは、ポケット部40の開口が開いた状態を模式的に示す正面図である。図6Bは、図6AのラインB−Bに沿った断面図であり、ポケット部40の開口が開いた状態の一例を模式的に示す断面図である。図6Cは、ポケット部40の開口が開いた状態の他の一例を模式的に示す断面図である。図7は、用具1の着用状態のユーザSを模式的に示す正面図である。
尚、以下の説明において、各種の方向(左右、上下等)は、用具1の着用状態のユーザSを正面から見たときの方向である。図1において、X軸方向は、左右方向に対応し、Z軸方向は、上下方向に対応し、Z軸方向の正の側が上側に対応する。また、以下の説明において、用具1に関する表側及び裏側は、ユーザSの人体に対して近い側を「裏側」とし、ユーザSの人体に対して遠い側を「表側」とする。
用具1は、ユーザSの人体に着用され、後述の生体センサ70(図10参照)を携帯可能とするための用具である。用具1は、衣服(wear)として扱われてもよい。以下では、「ユーザSの人体」は、単に「人体」又は「ユーザS」とも表現する。用具1は、ユーザSの素肌の上に直接的に着用されてもよいし、着心地の観点から、肌着などの上から着用されてもよい。用具1は、比較的激しい動きをするユーザSに着用されることが好適である。これは、用具1は、後述するように、比較的激しい動きをするユーザSに着用された場合でも、該動きに伴うユーザSに対する生体センサ70の位置の変化を抑制できるためである。ユーザSは、運動を行う人(例えばアスリート)、消防や救助活動などを行う隊員(例えば日本の場合、自衛隊員)、軍人、除染処理のような化学処理を行う作業者、又はその類である。以下では、一例として、ユーザSは、自衛隊員であり、訓練中に、用具1を着用するものとする。
用具1は、生体センサ70(図10参照)を保持できるポケット部40(後述)を有する。生体センサ70は、ユーザSの人体に関する計測を行うことで、ユーザSの生体情報を検出する。従って、例えばユーザSが用具1を着用して訓練を行う場合、訓練中におけるユーザSの生体情報を生体センサ70を用いて取得できる。取得対象のユーザSの生体情報は任意である。実施例1では、一例として、生体センサ70は、電波(例えばマイクロ波)を照射し、その反射波に基づいて生体情報(ユーザSの呼吸、心拍、発汗量等を表す情報)を取得するセンサである。但し、生体センサ70は、ユーザSの熱(体温等)を計測するセンサのような、他のセンサであってもよいし、複数のセンサの組み合わせ(センサユニットの形態)であってもよい。
用具1は、本体部10と、肩ベルト20(肩部の一例)と、胴ベルト30(胴部の一例)とを含む。尚、「ベルト」とは、長手方向を有する帯状(ベルト状)の形態の部位(部材)を指し、その幅(長手方向に垂直な方向の長さ)は必ずしも全長にわたって一定である必要はない。用具1は、図1等に示すように、左右対称の形状を有してよい。
本体部10は、任意の素材で形成されてよい。本体部10は、図7に示すように、着用状態ではユーザSの胸部に対向する。本体部10は、例えば、ユーザSの心臓に対向できる範囲で胸部に対向する。実施例1では、一例として、本体部10は、図1及び図7等に示すように、ユーザSの胸部の中心領域(左右方向の中心)に対向する。ユーザSの本体部10は、後述のポケット部40が形成可能であり且つ肩ベルト20及び胴ベルト30の端部との接続が可能である限り、任意の形状及びサイズであってよい。本体部10の形状は、例えば、ポケット部40の形状と略同一であってよい。実施例1では、一例として、本体部10は、左右対称であるが、上底の方が下底よりも長い台形状(上下非対称)である。本体部10が上下非対称であることにより、ユーザSは、用具1の着用時に、用具1の上下を瞬時に見分けることができ、用具1の着用が容易となる。かかる着用の容易性は、用具1の着用に要する時間が短い場合に特に有用となる。
本体部10は、生体センサ70(図10参照)を収納可能なポケット部40を備える。ポケット部40は、好ましくは、生体センサ70の形状と略同一である。これにより、ポケット部40内における生体センサ70の動きを低減でき、この結果、ユーザSに対する生体センサ70の位置の変化を低減できる。
ポケット部40は、任意の態様で本体部10に設けられてもよい。例えば、ポケット部40は、別体で形成した袋体を本体部10の表側又は裏側に縫い付けることで形成されてもよいし、本体部10に一体的に形成されてもよい。実施例1では、一例として、ポケット部40は、本体部10に一体的に形成される。具体的には、本体部10は、表部位11と、裏部位12とを含み、裏部位12は、外周部12a(図2参照)が全周にわたって表部位11の裏側に縫い付けられる(図9の結合部90参照)。これにより、表部位11及び裏部位12の間であって、裏部位12における外周部12aよりも内側の範囲に、ポケット部40が形成される。
ポケット部40は、本体部10の表側及び裏側のいずれに開口を有してよいが、好ましくは、本体部10の表側に開口を有する。ポケット部40が本体部10の表側に開口を有する場合は、用具1の着用状態のまま、調整後の肩ベルト20や胴ベルト30を緩めることなく、ポケット部40に対する生体センサ70の出し入れすることが可能である。実施例1では、一例として、ポケット部40は、図3及び図6Aに示すように、表部位11に形成されるスリット(開口の一例)42を含む。スリット42は、生体センサ70が通過できるサイズで形成される。スリット42は、上下方向の開口幅が0より大きい形態であってもよいし、単なる切込みの形態であってもよい。また、スリット42は、開口まわりが補強されてよい。スリット42は、本体部10の上下方向の中心よりも上側に形成され、スリット42よりも下側がポケット部40の範囲となる。
ポケット部40は、好ましくは、開口が塞がれた状態(閉じられた状態)を形成するための蓋41を有する。これにより、用具1を着用したユーザSが例えば前かがみになっても、ポケット部40内から生体センサ70が抜け出す可能性を低減できる。実施例1では、一例として、蓋41は、図6A及び図6Bに示すように、スリット42よりも下方に、横方向に延在する開閉軸R1を備える。開閉軸R1は、明確な軸である必要はなく、蓋41の下縁であって折り曲げられる際の根元に対応する部位であってよい。即ち、開閉軸R1は、蓋41の下端における表部位11に縫い付けられる部位41bの上縁であってよい。尚、図6Cには、開閉軸の位置が黒丸で模式的に示されている。図3に示すポケット部40の閉状態から、蓋41は、開閉軸R1まわりを下方に向けて回転されると(開閉軸R1まわりに下方に折り曲げられると)、図6A及び図6Bに示すポケット部40の開状態が実現される。これにより、ポケット部40に対する生体センサ70の出し入れが容易となる。これは、用具1の着用状態において、蓋41が開かれると、蓋41を手で押さえなくても、生体センサ70の出し入れの際に蓋41が邪魔にならず、片手で容易に生体センサ70の出し入れができるためである。また、蓋41が開かれると、蓋41を手で押さえなくても、ポケット部40の開口がユーザSに可視となり、生体センサ70の出し入れが容易となるためである。
尚、図6Aに示す例では、ポケット部40の開状態は、蓋41が開閉軸R1まわりに完全に折れ曲がった(180度回転した)状態で示されているが、蓋41の剛性等によっては、蓋41の開状態における開度は、比較的小さい場合もあり得る。例えば、図6Cに示す例のように、蓋41は、開状態において、下方に折り曲がらず、開閉軸R1から斜め上方に延在する態様であってもよい。この場合も、蓋41の裏側と表部位11との隙間Δを利用して、生体センサ70の出し入れが可能である。
尚、図3に示すポケット部40の閉状態では、蓋41は、スリット42を覆う。この場合、蓋41が重力に抗してポケット部40の閉状態を保持できるように、保持手段が設けられる。尚、図6Aに示す例では、保持手段は、本体部10の表部位11に設けられる面ファスナー51と、蓋41の裏側(閉状態で裏側)に設けられる面ファスナー52とを含む。面ファスナー51、52は、マジックテープ(Magic Tape)(登録商標)やベルクロ(Velcro)(登録商標)であってよい。これは、後述する他の面ファスナー等についても同様である。この場合、図3に示すポケット部40の閉状態では、面ファスナー51、52同士が結合される。尚、結合しあう面ファスナー51、52は、いずれか一方が雄型(フック)であり他方が雌型(ループ)であるが、いずれが雄型であってもよい。これは、後述の、結合し合う他の面ファスナーの組についても同様である。
本体部10は、好ましくは、裏側と表側とが容易に識別可能である。例えば、本体部10は、裏側と表側とが異なる色を有する。本体部10は、裏側と表側とが異なる色を有することに代えて又は加えて、裏側と表側とが異なる素材により形成されてもよい。これにより、ユーザSは、用具1の着用時に、用具1の裏側と表側とを瞬時に見分けることができ、用具1の着用が容易となる。実施例1では、一例として、本体部10は、上述のように表部位11及び裏部位12を含み、裏部位12は、メッシュ素材により形成され(図2参照)、表部位11は、裏部位12よりも目の細かいナイロン素材により形成される。この場合、上述のように用具1の着用が容易となることに加えて、例えば次の効果が得られる。ユーザSと生体センサ70との間に介在する裏部位12がメッシュ素材により形成されることで、裏部位12自体が生体センサ70による測定(例えば電波検知や熱検知)の妨げとなる可能性を低減できる。また、表側の表部位11が目の細かい素材により形成されることで、表部位11を介してポケット部40に異物(砂など)が侵入する可能性や、訓練中(例えば匍匐前進中)に表部位11に異物が引っ掛かる可能性を低減できる。尚、裏部位12のメッシュ素材は、好ましくは、抗菌及び/又は防臭作用のある素材、及び/又は、吸汗速乾素材(例えば、毛細管現象を利用する化学繊維素材)、及び/又は、通気性のある素材である。
肩ベルト20は、図7に示すように、着用状態ではユーザSの肩に掛けられる。肩ベルト20は、任意の素材により形成されてよいが、例えばナイロン素材により形成される。実施例1では、一例として、肩ベルト20は、全長にわたり一定の幅を有する。肩ベルト20は、一端が本体部10に接続され、他端が胴ベルト30に接続される。実施例1では、肩ベルト20は、左右対称で対をなす肩ベルト部21,22を含む。これにより、例えば肩ベルト20が斜め掛けの1本の肩ベルト部だけである場合に比べて、肩ベルト20によるユーザSに対する本体部10の拘束力を高めることができる。肩ベルト部21,22は、互いに交わる形態(いわゆる、たすき掛けの形態)であってもよいが、実施例1では、一例として、互いに交わらない形態である。
肩ベルト20は、ユーザSの体格の相違に対応できるように、長さが調整可能である。長さの調整機構は、任意であるが、実施例1では、一例として、肩ベルト20は、平カン23で折り返すことが可能であり、折り返す長さを変化させることで、正面側の接続部から背面側の接続部までの長さが調整可能である。肩ベルト20の折り返し側と、肩ベルト20の非折り返し側とは、面ファスナー53、54(図5参照)により結合し合う。尚、肩ベルト20の折り返し側の端部24(図5参照)は、平カン23からの抜けが生じないような厚み及び/又は幅を有してもよい。この場合、用具1の着用時に、肩ベルト20が緩み方向に引っ張られても、肩ベルト20が平カン23から抜けることが防止され、着用性が良好となる。また、この場合、ユーザSは、端部24に手を掛けながら、下方に引っ張ることで肩ベルト20を締め方向に調整でき、調整作業が容易となる。
肩ベルト20と本体部10との接続方法、及び、肩ベルト20と胴ベルト30との接続方法は、任意であるが、一方が例えば縫い付けにより実現され、他方が平カン23を介して実現されてもよい。実施例1では、一例として、肩ベルト20と本体部10との接続方法は、縫い付けにより実現され、肩ベルト20と胴ベルト30との接続方法は、上述の平カン23を介して実現される。但し、肩ベルト20は、本体部10と一体に形成されてもよい。また、実施例1では、一例として、肩ベルト20は、胴ベルト30と一体化された背当て部35に平カン23を介して接続される。背当て部35の上部の左右の両側は、それぞれ、平カン23に通して留められる。尚、背当て部35と胴ベルト30とは、分離可能に一体化されてもよいし、分離不能に一体化されてもよい。
背当て部35は、着用状態ではユーザSの背中の一部に対向する。実施例1では、一例として、背当て部35は、メッシュ素材により形成され、本体部10と同様の外形を有する。即ち、背当て部35の外形は、上底の方が下底よりも長い台形状(上下非対称)である。これにより、ユーザSは、用具1の着用時に、用具1の上下を容易に判断でき、用具1の着用が容易となる。また、メッシュ素材により形成されることで、ユーザSの背中側での通気性が良好となる。尚、同様に、背当て部35のメッシュ素材は、好ましくは、抗菌及び/又は防臭作用のある素材、及び/又は、吸汗速乾素材である。
尚、背当て部35及び本体部10の裏部位12が共にメッシュ素材により形成される場合、背当て部35及び本体部10の裏部位12の各メッシュ素材は、同一であってもよいし、異なってもよい。例えば、背当て部35用のメッシュ素材と本体部10の裏部位12用のメッシュ素材は、色やメッシュのサイズなどが異なってもよい。この場合、ユーザSは、用具1の前後を瞬時に見分けることができ、用具1の着用が容易となる。
胴ベルト30は、図7に示すように、着用状態ではユーザSの胴体まわりに延在する。胴ベルト30は、着用状態ではユーザSの腹部の高さで胴体まわりに延在してもよいが、好ましくは、着用状態ではユーザSの胸部の高さで胴体まわりに延在する。胴ベルト30がユーザSの胸部の高さで胴体まわりに延在する場合、胴ベルト30との接続のために本体部10を腹部の高さまで下方に延在させる必要が無くなり、本体部10の小型化を図ることができる。実施例1では、胴ベルト30は、図7に示すように、着用状態ではユーザSの脇下よりもやや下方の位置でユーザSの胴体まわり(胸まわり)に延在する。
胴ベルト30は、任意の素材により形成されてよいが、好ましくは、少なくとも一部が伸縮性のある素材(例えばゴム素材)により形成される。胴ベルト30の少なくとも一部が伸縮性のある素材により形成される場合、呼吸時等のユーザSの圧迫感を軽減しつつ、胴ベルト30とユーザSの胴体との間の密着性を高めることができる。これにより、例えば匍匐前進や腕立て伏せのような動作を行う際に、重力に起因してポケット部40内の生体センサ70がユーザSから離れる方向に変位する変位量を、低減できる。即ち、後述のセンサ位置安定化機能を高めることができる。尚、実施例1では、一例として、胴ベルト30は、全体が伸縮性のある素材により形成される。
実施例1では、一例として、胴ベルト30は、全長にわたり一定の幅を有する。胴ベルト30は、好ましくは、肩ベルト20の幅とは異なる幅を有する。これにより、ユーザSは、用具1の着用時に、胴ベルト30と肩ベルト20を瞬時に見分けることができ、用具1の着用が容易となる。また、胴ベルト30は、好ましくは、比較的広い幅を有し、例えば肩ベルト20の幅よりも広い幅を有する。具体的には、胴ベルト30の幅は、好ましくは、胴ベルト30を締めた状態で本体部10のポケット部40をユーザSに安定して密着させることができるように設定される。これにより、後述するセンサ位置安定化機能を高めることができる。
また、胴ベルト30は、好ましくは、肩ベルト20とは異なる色を有する。これにより、ユーザSは、用具1の着用時に、胴ベルト30と肩ベルト20を瞬時に見分けることができ、用具1の着用が容易となる。例えば、肩ベルト20は、カーキ色であり、胴ベルト30は、黒色である。
胴ベルト30は、肩ベルト20と同様、長さが調整可能である。実施例1では、一例として、胴ベルト30は、本体部10に結合された第1胴ベルト部310と、第2胴ベルト部320とを含む。第1胴ベルト部310は、例えば、本体部10の左右の端部に縫い付けられることで結合される。第2胴ベルト部320は、左右それぞれの調整機構を介して、一端が第1胴ベルト部310の左側端部に接続され、他端が第1胴ベルト部310の右側端部に接続される。長さの調整機構は、任意であるが、実施例1では、一例として、第1胴ベルト部310の両端部は、本体部10の左右でそれぞれ、平カン33に通して留められる。第2胴ベルト部320は、本体部10の左右でそれぞれ、平カン33で折り返すことが可能であり、折り返す長さを変化させることで、胴ベルト30の胴部まわりの長さが調整可能である。第2胴ベルト部320の折り返し側と、第2胴ベルト部320の非折り返し側とは、面ファスナー55(非折り返し側のみ図示)により結合し合う。尚、肩ベルト20と同様、第2胴ベルト部320の折り返し側の端部34は、平カン33からの抜けが生じないような厚み及び/又は幅を有してもよい。この場合、用具1の着用時に、胴ベルト30が緩み方向に引っ張られても、第2胴ベルト部320が平カン33から抜けることが防止され、着用性が良好となる。また、この場合、ユーザSは、左右の両端部34に手を掛けながら、前方に引っ張ることで胴ベルト30を締め方向に調整でき、調整作業が容易となる。また、左右対称に引っ張ることが容易となり、調整時にポケット部40がユーザSの左右方向の中心に対して左右方向でずれる可能性を低減できる。
実施例1によれば、肩ベルト20及び胴ベルト30は、着用状態において本体部10のポケット部40をユーザSの胸部に密着させる機能を果たす。即ち、ユーザSは、肩ベルト20及び胴ベルト30の各長さを自身の体格に応じて適切に調整することで、本体部10のポケット部40を胸部に密着させることができる。尚、密着とは、必ずしもユーザSの肌への直接的な密着を指すわけではなく、上述のように肌着を介した密着であってもよい。本体部10のポケット部40がユーザSの胸部に密着すると、ポケット部40内の生体センサ70がユーザSの胸部に対して近い位置に来る。従って、生体センサ70による測定精度が向上する。
ところで、一般的に、生体センサ70を保持する用具を着用するユーザSが、生体センサ70よる測定中に動きを伴う場合、生体センサ70による安定した測定が難しい。ユーザSの動きに伴いユーザSに対する生体センサ70の位置が変化しやすくなるためである。例えば、訓練中や運動中等、ユーザSは、生体センサ70に上下に左右加速度が発生する態様の動きをしたり(例えば跳ぶ、走る等)、生体センサ70にユーザSから離れる向きに重力がかかるような姿勢を取ったりする場合がある。尚、生体センサ70にユーザSから離れる向きに重力がかかるような姿勢としては、例えば匍匐前進の際の姿勢や、腕立て伏せなどの運動中の姿勢等がありうる。かかる場合、ユーザSに対する生体センサ70の位置が変化しやすくなる。
この点、実施例1によれば、用具1は、肩ベルト20及び胴ベルト30を備えるので、ユーザSが激しい動きをしている間も、ポケット部40をユーザSの胸部に密着させた状態を維持できる。これにより、ユーザSが激しい動きをしている間においても、ユーザSに対する生体センサ70の位置の変化を低減できる。この結果、実施例1によれば、ユーザSが激しい動きをしている間においても、生体センサ70による安定した測定が可能となる。以下では、このような肩ベルト20及び胴ベルト30による機能(ポケット部40をユーザSの胸部に密着させた状態を維持し、ユーザSに対する生体センサ70の位置の変化を低減する機能)を、「センサ位置安定化機能」とも称する。
ここで、図8及び図9を参照して、センサ位置安定化機能を高めるための好ましい構成について説明する。
図8は、胴ベルト30とポケット部40との位置関係(又は胴ベルト30とポケット部40内の生体センサ70との位置関係)を示す正面図である。
図8には、ポケット部40の上下方向の中心Cに対応する位置C1の一例が示されている。また、図8には、ポケット部40内に収納される生体センサ70が点線で示されており、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1の一例が示されている。また、図8には、胴ベルト30と本体部10との間の接続領域の一例が上下方向の範囲Wで示されると共に、胴ベルト30の幅方向の中心に対応する位置Cが示されている。
胴ベルト30は、好ましくは、ポケット部40の上下方向の中心Cに対応する上下方向の位置C1で本体部10に接続される。即ち、胴ベルト30と本体部10との間の接続領域の範囲Wは、好ましくは、ポケット部40の上下方向の中心Cに対応する上下方向の位置C1を含むように設定される。ここで、図8に模式的に示すように、ポケット部40の上下方向の中心Cは、生体センサ70の重心Gに略対応する。従って、胴ベルト30が位置C1で本体部10に接続される場合には、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1で本体部10を胴ベルト30により支持できる可能性が高くなる。生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1で本体部10を胴ベルト30により支持できると、ユーザSに対する本体部10の動きを効果的に低減できる。これは、本体部10の重心は、生体センサ70の重心Gに略一致するためである。従って、上述のセンサ位置安定化機能が向上する。
或いは、同様の観点から、胴ベルト30は、その幅方向の中心に対応する位置Cが、ポケット部40の上下方向の中心Cに対応する上下方向の位置C1と一致するように、本体部10に接続されてもよい。
或いは、胴ベルト30は、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1で本体部10に接続されてもよい。即ち、胴ベルト30と本体部10との間の接続領域の範囲Wは、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1を含むように設定されてもよい。この場合は、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1で本体部10を胴ベルト30により確実に支持できる。その結果、上述のセンサ位置安定化機能が向上する。或いは、同様の観点から、胴ベルト30は、その幅方向の中心に対応する位置Cが、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1と一致するように、本体部10に接続されてもよい。
図9は、図8のラインA−Aに沿った断面を概略的に示す断面図である。図9には、ポケット部40内の収納状態の生体センサ70が模式的に示されている。図9には、本体部10の表部位11と裏部位12と第1胴ベルト部310との結合部90が模式的に示されている。尚、結合部90は、例えば縫い付けにより実現されてよい。
実施例1では、センサ位置安定化機能を高めるため、図9に示すように、第1胴ベルト部310は、本体部10を左右方向に跨ぐ(通過する)態様で本体部10に設けられる。例えば、第1胴ベルト部310は、ポケット部40の領域(左右方向で、両側の結合部90の間の領域)において本体部10の表部位11の裏側に、例えば縫い付けにより、結合される。また、第1胴ベルト部310は、伸縮性のある素材(例えばゴム素材)により形成される。ポケット部40の領域における第1胴ベルト部310は、生体センサ70の収納状態で僅かに伸びることができる。従って、伸びた第1胴ベルト部310が元の状態に戻ろうとする力によって、生体センサ70の収納状態でポケット部40内における生体センサ70の動きに対する拘束力が高くなり、センサ位置安定化機能が向上する。
尚、実施例1では、第1胴ベルト部310は、ポケット部40の領域において本体部10の表部位11の裏側に、結合されるが、これに限られない。例えば、第1胴ベルト部310は、ポケット部40の領域において本体部10の表部位11の表側に結合されてもよいし、ポケット部40の領域において本体部10の裏部位12の表側又は裏側に結合されてもよい。
次に、図10及び図11を参照して、実施例1による用具1のポケット部40に収納される生体センサ70の好ましい例について説明する。尚、以下で説明する生体センサ70は、用具1と共にセット(センシング装置)として使用されるのが好適である。
図10は、生体センサ70の一例を示す5面図である。図10には、正面図に対応付けて上下方向が定義され、側面図に対応付けて表側と裏側が定義されている。
生体センサ70は、その外形を形成する筐体710を含む。筐体710は、例えば、表側の筐体部71と裏側の筐体部72とを嵌め合せて形成される。筐体710内には、センサ等を形成する電子部品や電子回路(基板)、及びバッテリ等(全て図示せず)が収納される。ここでは、一例として、生体センサ70は、収容状態で裏側(ユーザSに対向する側)がセンシング側であるとする。即ち、生体センサ70は、裏側の筐体部72を介して電波を送受する。
筐体710は、好ましくは、厚さ(収納状態で用具1の表裏方向に対応する方向の厚さ)が、上側の方が下側よりも厚い。筐体710は、上側の厚さh1が下側の厚さh2よりも厚く、側面視では、楔型の形態である。これにより、生体センサ70をポケット部40に入れやすくなる。即ち、生体センサ70をポケット部40に入れる際、生体センサ70は下部からポケット部40に入り始めるので、生体センサ70の下側が薄い方がポケット部40に入り易い。従って、生体センサ70の下側が薄い方がポケット部40への生体センサ70の収納が容易となる。更に、上側と下側で厚みが違うので、ユーザSは、生体センサ70をポケット部40に入れる時に、生体センサ70の上下を瞬時に見分けることができ、ポケット部40への生体センサ70の収納が容易となる。また、生体センサ70をポケット部40から取り出す際、ユーザSは生体センサ70の上部を掴むので、生体センサ70の上側が厚い方が掴みやすい。従って、生体センサ70の上側が厚い方がポケット部40からの生体センサ70の取出しが容易となる。
ここで、図11に模式的に示すように、匍匐前進時には、ユーザSは、地面に付けた手を支えに上半身を僅かに上げた姿勢となるので、地面からの高さは、頭に近い側の方が高くなる。匍匐前進に限らず、腕立て伏せのような状態を取る場合でも、同様に地面からの高さは、頭に近い側の方が高くなる。従って、図11に模式的に示すように、訓練中の匍匐前進時、用具1のポケット部40の上側の地面からの高さH1は、用具1のポケット部40の下側の地面からの高さH2よりも高い。
この点、図10に示す生体センサ70によれば、上述のように、生体センサ70の下側の方が上側よりも薄いので、生体センサ70が一定の厚みh1である場合に比べて、例えば匍匐前進のような体勢をユーザSが取った状態でも生体センサ70の下部が地面に当たる可能性を低減できる。生体センサ70が地面に当たると、測定値にノイズが入り易くなり、また、ユーザSが痛みを感じる虞がある。図10に示す生体センサ70によれば、このような不都合を低減できる。
筐体710は、好ましくは、図10に示すように、正面視(生体センサ70の収納状態で用具1の表裏方向に対応する方向に視た平面視)で、上下非対称な形状を有する。具体的には、筐体710は、上側の側面は略平面であるのに対して、下側の側面は、下に凸の曲面である。これにより、ユーザSは、生体センサ70をポケット部40に入れる時に、生体センサ70の上下を瞬時に見分けることができ、ポケット部40への生体センサ70の正しい向きでの収納が容易となる。尚、同様の観点から、筐体710は、上下の幅が異なってもよい。例えば、筐体710は、本体部10と同様、正面視で、略台形状の外形を有してもよい。
筐体710は、好ましくは、図10に示すように、上下方向に沿って視たとき(底面視又は上面視で)、上下非対称な形状を有する。例えば、筐体710の筐体部72の表面(生体センサ70の裏側の表面)は、略平面であるのに対して、筐体部71の表面(生体センサ70の表側の表面)は、表側に凸の曲面である。これにより、ユーザSは、生体センサ70をポケット部40に入れる時に、生体センサ70の表裏を瞬時に見分けることができ、ポケット部40への生体センサ70の正しい向きでの収納が容易となる。また筐体部71と筐体部72とで、色を異ならせることで、ユーザSは、生体センサ70をポケット部40に入れる時に、、生体センサ70の表裏を瞬時に見分けることができ、ポケット部40への生体センサ70の正しい向きでの収納が容易となる。また、筐体部71と筐体部72とで、表面の加工状態を異ならせることで、ユーザSは、生体センサ70をポケット部40に入れる時に、生体センサ70の表裏を瞬時に見分けることができ、ポケット部40への生体センサ70の正しい向きでの収納が容易となる。表面の加工が、例えば、筐体部71は滑らかで、筐体部72はザラザラしているというように異なっていれば、ユーザSは、生体センサ70を触ることで表裏を識別できる状態となる。そのため、視界不良な状態であってもポケット部40への生体センサ70の正しい向きでの収納が容易となる。
筐体710は、好ましくは、図10に示すように、上側の側面に、オン/オフスイッチ76(操作部の一例)と、生体センサ70の状態を表す点灯部77と、コネクタ部78とが設けられる。オン/オフスイッチ76は、生体センサ70をオン/オフする際に操作される。点灯部77は、例えばLED(Light−Emitting Diode)ランプである。点灯部77は、例えば、生体センサ70の充電中や整備中(例えばプログラムの書き換え中等)等に点灯する。コネクタ部78は、生体センサ70の整備・設定用の端子であり、必要に応じて外部機器が接続される。これにより、ユーザSは、生体センサ70をポケット部40に入れる時に、生体センサ70の上下を瞬時に見分けることができ、ポケット部40への生体センサ70の正しい向きでの収納が容易となる。
ここで、上述のように用具1のポケット部40は、上側に開口を有する。従って、オン/オフスイッチ76を筐体710の上側の側面に設けることで、ユーザSは、用具1の着用状態において、ポケット部40から生体センサ70を取り出すことなく、ポケット部40の開口を介して容易に生体センサ70をオン/オフ操作できる。また、点灯部77を筐体710の上側の側面に設けることで、ユーザSは、ポケット部40から生体センサ70を取り出すことなく、ポケット部40の開口を介して容易に生体センサ70の状態を把握できる。また、コネクタ部78を筐体710の上側の側面に設けることで、ユーザSは、ポケット部40から生体センサ70を取り出すことなく、ポケット部40の開口を介して容易に生体センサ70に外部機器を接続できる。尚、外部機器の接続は、ユーザS以外の補助者が行う場合があり得るが、かかる場合でも、外部機器の接続は、ユーザSのポケット部40から生体センサ70を取り出すことなく容易に実現できる。
尚、上述した実施例1では、胴ベルト30の第2胴ベルト部320は、背当て部35を左右方向に跨ぐ(通過する)態様で背当て部35に固定されるが、背当て部35を左右方向に跨がない態様で設けられてもよい。即ち、第2胴ベルト部320は、背当て部35の左側の端部から左側に延在するベルト部と、背当て部35の右側の端部から右側に延在するベルト部とが分離されていてもよい。同様に、上述した実施例1では、第1胴ベルト部310は、本体部10を左右方向に跨ぐ(通過する)態様で本体部10に設けられるが、第1胴ベルト部310は、本体部10を左右方向に跨がない態様で設けられてもよい。
尚、上述した実施例1において、ポケット部40に収納される生体センサ70は、特定の1種類であることが想定される。この場合、ポケット部40は、特定の1種類の生体センサ70の外形に基づいて形成できるので、生体センサ70の出し入れの容易性と、センサ位置安定化機能との両立を図ることができる。但し、ポケット部40は、用具1の汎用性を高める観点から、外形の異なる複数種類の生体センサ70が収納可能となるように形成されてもよい。
[実施例2]
図12は、実施例2による用具1Aの正面側からの斜視図である。
実施例2による用具1Aは、上述した実施例1による用具1に対して、胴ベルト30が胴ベルト30Aで置換された点が異なる。実施例2による用具1Aに関し、上述した実施例1と実質的に同様であってよい構成要素については、図12において同一の参照符号を付して説明を省略する。
実施例2による胴ベルト30Aは、上述した実施例1による胴ベルト30に対して、ポケット部40との位置関係、即ち胴ベルト30Aと本体部10との接続位置が異なる。具体的には、実施例2では、胴ベルト30Aは、図12に示すように、本体部10の下側で接続される。
実施例2による用具1Aによっても、上述した実施例1による用具1と同様の効果が得られる。但し、図8を参照して上述したように、実施例2では、生体センサ70の重心Gに対応する上下方向の位置G1で本体部10を胴ベルト30により支持できる可能性が、上述した実施例1によりも低くなる点が不利となる。即ち、実施例2では、センサ位置安定化機能が上述した実施例1によりも若干劣るものの、上述した実施例1による用具1と同様の効果が得られる。
尚、実施例2による胴ベルト30Aは、図12に示すように、更に、第1胴ベルト部310が第1胴ベルト部311で置換された点が異なる。第1胴ベルト部311は、裏部位12と一体的に形成されてよい。
尚、本実施例2においても、上述した実施例1における各変形例が適用可能である。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した各実施例1,2では、2部材間の分離可能な結合のために面ファスナー(面ファスナー51、52等)が用いられているが、面ファスナーに代えて、ボタンや磁石などの他の結合手段が用いられてもよい。
また、上述した実施例1(実施例2についても同様)では、用具1は、肩ベルト20及び胴ベルト30のそれぞれが平カン23,33から抜けていない状態(即ち図1等に示す状態)で、ユーザSに着脱される。これは、短時間での用具1の着用に有利であるためである。但し、肩ベルト20及び/又は胴ベルト30は、バックルを備えてもよい。尚、バックルを備える場合は、バックルの結合作業分だけ着用に掛かる時間が増加する。
また、上述した実施例1(実施例2についても同様)では、本体部10は、上側の幅と下側の幅が異なる上下非対称な形状の一例として、上底の方が下底よりも長い台形状であるが、他の外形(例えば上底の方が下底よりも短い台形状)であってもよい。但し、上底の方が下底よりも長い台形状であることで、本体部10における肩ベルト部21,22との各結合部の間隔(左右方向の間隔)を広げることができる。これにより、本体部10のポケット部40の下部の横幅を生体センサ70の横幅に比べて有意に大きくすることなく、肩ベルト20による本体部10の支持の安定性を高めることができる。
また、上述した実施例1(実施例2についても同様)では、胴ベルト30だけが伸縮可能な素材により形成されているが、肩ベルト20のついても少なくとも一部が伸縮可能な素材により形成されてもよい。
また、上述した実施例1(実施例2についても同様)では、肩ベルト20及び胴ベルト30の双方の長さが調整可能であるが、肩ベルト20及び胴ベルト30のいずれか一方だけの長さが調整可能であってもよい。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
人体に着用され、前記人体に関する計測を行う生体センサを携帯可能とするための用具であって、
前記生体センサを収納可能なポケット部を有し、着用状態では前記人体の胸部に対向する本体部と、
前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の肩に掛かる肩部と、
前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の胴体まわりに延在する胴部とを含むことを特徴とする、用具。
(付記2)
前記肩部及び前記胴部は、ベルト状の形態であることを特徴とする、付記1に記載の用具。
(付記3)
前記肩部及び前記胴部の少なくともいずれか一方は、長さが調整可能であることを特徴とする、付記2に記載の用具。
(付記4)
前記胴部は、着用状態では前記人体の胸部の高さで前記胴体まわりに延在することを特徴とする、付記1〜3のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記5)
前記肩部と前記胴部とは、色が異なることを特徴とする、付記1〜4のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記6)
前記肩部と前記胴部とは、幅が異なることを特徴とする、付記1〜5のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記7)
前記本体部の、着用状態では前記人体側となる側を裏側とし、着用状態では前記人体と反対側となる側を表側とした場合に、前記本体部の裏側と表側とは、色が異なることを特徴とする、付記1〜6のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記8)
前記ポケット部は、前記本体部における表側に開口を有することを特徴とする、付記1〜7のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記9)
前記ポケット部は、前記本体部における前記開口よりも下側に取り付けられる開閉可能な蓋であって、閉時に前記開口を覆う蓋を含むことを特徴とする、付記8に記載の用具。
(付記10)
前記本体部は、表部位と、前記表部位の裏側に外周部が固定される裏部位であって、前記表部位とは目の細かさが異なる裏部位とを含み、
前記ポケット部は、前記表部位と前記裏部位との間の空間を用いて形成されることを特徴とする、付記1〜9のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記11)
前記裏部位は、メッシュ素材により形成されることを特徴とする、付記10に記載の用具。
(付記12)
前記胴部は、前記ポケット部の上下方向の中心に対応する上下方向の位置で前記本体部に接続されることを特徴とする、付記1〜11のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記13)
前記胴部は、前記ポケット部に収納される前記生体センサの重心に対応する上下方向の位置で前記本体部に接続されることを特徴とする、付記1〜11のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記14)
前記胴部は、少なくとも一部が伸縮性のある素材により形成されることを特徴とする、付記1〜13のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記15)
前記胴部は、前記ポケット部を左右方向に跨ぐ態様で前記本体部に対して設けられ、前記伸縮性のある素材により形成される前記一部は、前記ポケット部を跨ぐ部位を含むことを特徴とする、付記14に記載の用具。
(付記16)
前記胴部は、前記肩部よりも幅が広いことを特徴とする、付記1〜15のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記17)
前記本体部の、着用状態では前記人体の頭方向となる側を上側とし、着用状態では前記人体と足方向となる側を下側とした場合に、前記本体部は、上側の幅と下側の幅が異なる外形を有することを特徴とする、付記1〜16のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記18)
前記本体部は、着用状態では上側となる上底の方が下底よりも長い略台形状の外形を有することを特徴とする、付記17項に記載の用具。
(付記19)
着用状態では前記人体を挟んで前記本体部の反対側に位置する背当て部を更に含むことを特徴とする、付記1〜18のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記20)
前記背当て部は、メッシュ素材により形成されることを特徴とする、付記19に記載の用具。
(付記21)
前記生体センサは、電波を照射し、該電波の反射波に基づいて前記人体の生体情報を取得することを特徴とする、付記1〜20のうちのいずれか1項に記載の用具。
(付記22)
人体に着用される用具のポケット部に取り出し可能に収納される筐体を含み、
前記筐体は、前記用具が前記人体に着用された場合における前記ポケット部への収納状態での前記人体の頭方向である上側の方が前記人体の足方向である下側よりも厚いことを特徴とする、生体センサ。
(付記23)
前記筐体は、前記収納状態における上下方向で、非対称な形状を有することを特徴とする、付記22に記載の生体センサ。
(付記24)
前記筐体は、前記上側の側面に、操作部が設けられることを特徴とする、付記22又は23に記載の生体センサ。
(付記25)
前記筐体は、前記上側の側面に、電源をオン/オフするためのスイッチと、当該生体センサの状態を表す点灯部と、他装置との接続用のコネクタ部とが設けられることを特徴とする、付記22又は23に記載の生体センサ。
(付記26)
人体に着用される用具と、
前記用具に取り出し可能に収納される生体センサとを含み、
前記用具は、
前記生体センサを収納可能なポケット部を備え、着用状態では前記人体の胸部に対向する本体部と、
前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の肩に掛かる肩部と、
前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の胴体まわりに延在する胴部とを含むことを特徴とする、センシング装置。
1,1A 用具
10 本体部
11 表部位
12 裏部位
12a 外周部
20 肩ベルト
21 肩ベルト部
22 肩ベルト部
23 平カン
24 端部
30、30A 胴ベルト
33 平カン
34 端部
34 両端部
35 背当て部
40 ポケット部
41 蓋
42 スリット
51〜55 面ファスナー
70 生体センサ
710 筐体
71 筐体部
72 筐体部
76 オン/オフスイッチ
77 点灯部
78 コネクタ部
310,311 第1胴ベルト部
320 第2胴ベルト部

Claims (20)

  1. 人体に着用され、前記人体に関する計測を行う生体センサを携帯可能とするための用具であって、
    前記生体センサを収納可能なポケット部を有し、着用状態では前記人体の胸部に対向する本体部と、
    前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の肩に掛かる肩部と、
    前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の胴体まわりに延在する胴部とを含むことを特徴とする、用具。
  2. 前記肩部及び前記胴部は、ベルト状の形態であることを特徴とする、請求項1に記載の用具。
  3. 前記肩部及び前記胴部の少なくともいずれか一方は、長さが調整可能であることを特徴とする、請求項2に記載の用具。
  4. 前記胴部は、着用状態では前記人体の胸部の高さで前記胴体まわりに延在することを特徴とする、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の用具。
  5. 前記肩部と前記胴部とは、色が異なることを特徴とする、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の用具。
  6. 前記肩部と前記胴部とは、幅が異なることを特徴とする、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の用具。
  7. 前記本体部の、着用状態では前記人体側となる側を裏側とし、着用状態では前記人体と反対側となる側を表側とした場合に、前記本体部の裏側と表側とは、色が異なることを特徴とする、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の用具。
  8. 前記ポケット部は、前記本体部における表側に開口を有することを特徴とする、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の用具。
  9. 前記ポケット部は、前記本体部における前記開口よりも下側に取り付けられる開閉可能な蓋であって、閉時に前記開口を覆う蓋を含むことを特徴とする、請求項8に記載の用具。
  10. 前記本体部は、表部位と、前記表部位の裏側に外周部が固定される裏部位であって、前記表部位とは目の細かさが異なる裏部位とを含み、
    前記ポケット部は、前記表部位と前記裏部位との間の空間を用いて形成されることを特徴とする、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の用具。
  11. 前記裏部位は、メッシュ素材により形成されることを特徴とする、請求項10に記載の用具。
  12. 前記胴部は、前記ポケット部の上下方向の中心に対応する上下方向の位置で前記本体部に接続されることを特徴とする、請求項1〜11のうちのいずれか1項に記載の用具。
  13. 前記胴部は、前記ポケット部に収納される前記生体センサの重心に対応する上下方向の位置で前記本体部に接続されることを特徴とする、請求項1〜11のうちのいずれか1項に記載の用具。
  14. 前記胴部は、少なくとも一部が伸縮性のある素材により形成されることを特徴とする、請求項1〜13のうちのいずれか1項に記載の用具。
  15. 前記胴部は、前記ポケット部を左右方向に跨ぐ態様で前記本体部に対して設けられ、前記伸縮性のある素材により形成される前記一部は、前記ポケット部を跨ぐ部位を含むことを特徴とする、請求項14に記載の用具。
  16. 前記胴部は、前記肩部よりも幅が広いことを特徴とする、請求項1〜15のうちのいずれか1項に記載の用具。
  17. 前記本体部の、着用状態では前記人体の頭方向となる側を上側とし、着用状態では前記人体と足方向となる側を下側とした場合に、前記本体部は、上側の幅と下側の幅が異なる外形を有することを特徴とする、請求項1〜16のうちのいずれか1項に記載の用具。
  18. 人体に着用される用具のポケット部に取り出し可能に収納される筐体を含み、
    前記筐体は、前記用具が前記人体に着用された場合における前記ポケット部への収納状態での前記人体の頭方向である上側の方が前記人体の足方向である下側よりも厚いことを特徴とする、生体センサ。
  19. 前記筐体は、前記収納状態における上下方向で、非対称な形状を有することを特徴とする、請求項18に記載の生体センサ。
  20. 人体に着用される用具と、
    前記用具に取り出し可能に収納される生体センサとを含み、
    前記用具は、
    前記生体センサを収納可能なポケット部を有し、着用状態では前記人体の胸部に対向する本体部と、
    前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の肩に掛かる肩部と、
    前記本体部に接続され、着用状態では前記人体の胴体まわりに延在する胴部とを含むことを特徴とする、センシング装置。
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