JP2017127467A - 保育器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取扱者が手入れ扉38を開放してからこの取扱者の手を手挿入用開口44に挿入したときに、手挿入用開口44のほぼ全部が実際に開放されるために、取扱者が保育器11の児収容空間25内での必要な作業を容易にかつ十分に行うことができる保育器11を提供する。【解決手段】 第1の支持枠部材103が児収容空間25の周壁部22に取り付けられている第1の状態においては、手挿入用開口44が手入れ扉38によって開放および閉鎖され得るように構成されるとともに、第2の支持枠部材82、第3の支持枠部材84および絞り窓形成部材43のそれぞれが周壁部22に取り付けられている第2の状態においては、手挿入用開口44が絞り窓97として機能し得るように構成されている。【選択図】図11

Description

本発明は、児収容空間の周壁部に形成されている手挿入用開口と、上記手挿入用開口を閉鎖することができる手入れ扉と、上記手入れ扉を往復回動可能に保持するために、上記周壁部に取り付けられることができる支持枠部材と、上記閉鎖のための閉鎖位置に上記手入れ扉を保持することができるラッチ機構とを備えている保育器に関するものである。
特許文献1に開示されている保育器(以下、「特許文献1の保育器」という。)は、児収容空間の周壁部に形成されている手挿入用開口と、上記手挿入用開口を閉鎖することができる手入れ窓用の蓋と、上記手入れ窓用の蓋のほぼ中央の部分を開放および閉鎖することができるように、上記手入れ窓用蓋に往復回動可能に取り付けられている手入れ扉と、上記閉鎖のための閉鎖位置に上記手入れ扉を保持することができるラッチレバーとを備えている。そして、特許文献1の保育器においては、上記手入れ窓用蓋を上記周壁部から取り外してから、絞り窓形成部材を上記手挿入用開口に取り付けることによって、手入れ窓を絞り窓に変更することができる。
特開平10−248887号公報
しかし、特許文献1の保育器においては、上記手入れ扉の表面積が、上記手挿入用開口を閉鎖することができる手入れ窓用蓋の表面積のほぼ半分程度の大きさである。このために、取扱者が上記手入れ扉を開放してからこの取扱者の手を上記手挿入用開口に挿入したときに、手入れ挿入用開口のうちの実際に開放されている開放部分の面積が小さいために、取扱者は、保育器のエンクロージャ内での必要な作業を容易にかつ十分に行うことができ難い。
本発明は、特許文献1の保育器における上述のような課題を比較的簡単な構成でもって効果的に解決するようにしたものである。
特開平10−248887号公報
本発明は、児収容空間の周壁部に形成されている手挿入用開口と、往復回動によって上記手挿入用開口のほぼ全体を開放および閉鎖することができる手入れ扉と、上記手入れ扉を往復回動可能に保持するために、上記周壁部に取り付けられることができる第1の支持枠部材と、上記閉鎖のための閉鎖位置に上記手入れ扉を保持することができるラッチ機構とを備え、絞り窓を形成することができる絞り窓形成部材の一方の端部を支持するために、上記周壁部に取り付けられることができる第2の支持枠部材と、上記絞り窓形成部材の他方の端部を支持することができる第3の支持枠部材とをさらに備え、上記第1の支持枠部材が上記周壁部に取り付けられている第1の状態においては、上記手挿入用開口が上記手入れ扉によって開放および閉鎖され得るように構成されるとともに、上記第2の支持枠部材、上記第3の支持枠部材および上記絞り窓形成部材のそれぞれが上記周壁部に取り付けられている第2の状態においては、上記手挿入用開口が上記絞り窓として機能し得るように構成されていることを特徴とする保育器に係るものである。
また、本発明は、その第1の観点においては、上記手入れ扉の被軸支部が、上記第1の支持枠部材に回動可能に軸支され、上記手入れ扉のうちの上記被軸支部以外の部分の形状が、上記手入れ扉の上記閉鎖の状態において上記脚側の周壁部をほぼ正面から見たときに、上記脚側の周壁部の上記手挿入用開口とほぼ同形であるように構成されている。そして、本発明は、その第2の観点においては、上記ラッチ機構のラッチ解除用摘み部およびラッチ爪部が、上記手入れ扉の上記閉鎖の状態において上記手入れ扉をほぼ正面から見たときに、上記手入れ扉から外方に食み出していないように構成されている。
また、本発明は、その第3の観点においては、上記第1の支持枠部材の外周囲にほぼ円環形状などのほぼ環形状に形成されている環状凹部をさらに備え、上記第1の支持枠部材および上記手入れ扉のそれぞれが上記周壁部に取り付けられている状態においては、ほぼ円環形状などのほぼ環形状の環状弾性パッキンが、第1の支持枠部材を上記周壁部に弾性的に位置保持するために、上記第1の支持枠部材の上記環状凹部に係合するように構成されている。
さらに、本発明は、その第4の観点においては、上記第2の支持枠部材の外周囲にほぼ円環形状などのほぼ環形状に形成されている環状凹部をさらに備え、上記第2の支持枠部材、上記第3の支持枠部材および上記絞り窓形成部材のそれぞれが上記周壁部に取り付けられている状態においては、ほぼ円環形状などのほぼ環形状の環状弾性パッキンが、上記第2の支持枠部材を上記周壁部に弾性的に位置保持するために、上記第2の支持枠部材の上記環状凹部に係合するように構成されている。そして、本発明は、その第5の観点においては、回り止め用突起部が上記手入れ扉に設けられ、第1の係合用欠如部および第2の係合用欠如部のそれぞれが上記周壁部に設けられ、上記回り止め用突起部が上記第1の係合用欠如部に係合している第1の状態においては、上記回り止め用突起部が上記第2の係合用欠如部に係合している第2の状態に較べて、上記第1の支持枠部材の左右がほぼ逆になるように、上記第1の支持枠部材が平面的にほぼ180°回動した状態であるように構成されている。さらに、本発明は、その第6の観点においては、上記保育器が閉鎖型保育器である。
請求項1に係る発明によれば、手入れ扉の表面積が、児収容空間の周壁部に形成されている手挿入用開口の表面積とほぼ同程度の大きさである。このために、取扱者が上記手入れ扉を開放してからこの取扱者の手を上記手挿入用開口に挿入したときに、手挿入用開口のほぼ全部が実際に開放されるために、取扱者は、保育器の児収容空間内での必要な作業を容易にかつ十分に行うことができる。また、絞り窓形成部材を児収容空間の周壁部に取り付ける作業も比較的容易であるとともに、上記絞り窓形成部材と手入れ扉との相互の交換も比較的容易であり、しかも、この相互の交換時における清拭性や交換性に優れており、さらに、部品点数を比較的少なくすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、手入れ扉が特に邪魔になったり、手入れ扉の体裁が特に悪くなったりすることなく、手入れ扉を比較的大きくすることができる。そして、請求項3に係る発明によれば、ラッチ機構のラッチ解除用摘み部およびラッチ爪部が特に邪魔になったり、ラッチ機構の体裁が特に悪くなったりすることがないようにすることができる。さらに、請求項4に係る発明によれば、第1の支持枠部材を比較的簡単な構成でもって児収容空間の周壁部に弾性的に取り付けることができる。そして、請求項5に係る発明によれば、第2の支持枠部材を比較的簡単な構成でもって児収容空間に弾性的に取り付けることができる。
また、請求項6係る発明によれば、右利きの取扱者にとって取り扱い易い第1の状態と、左利きの取扱者にとって取り扱い易い第2の状態とのいずれか一方の状態を選択して、第1の支持枠部材を児収容空間の周壁部に取り付けることができるから、取扱者が左利きの場合には、上記第2の状態を選択することによって、左利きの取扱者が第1の支持枠部材を取り扱い易いようにすることを比較的簡単に行うことができる。そして、請求項7に係る発明によれば、保育器が閉鎖型であるから、児収容空間内に外気が入り込み難い保育器を提供することができる。
本発明を閉鎖型保育器に適用した一実施例における保育器の、絞り窓形成機構を脚側の周壁部の手入れ窓に取り付けた状態での斜視図である。(実施例1) 図1に示す保育器の、互換用手入れ扉機構を脚側の周壁部の手入れ窓に取り付けた状態での斜視図である。(実施例1) 図1に示す絞り窓形成機構の分解斜視図である。(実施例1) 図3に示す絞り窓形成機構の縦断面図である。(実施例1) 図1に示す絞り窓形成機構の、絞り窓が開放されている状態での部分的な断面図である。(実施例1) 図2に示す互換用手入れ扉機構を手入れ窓から取り外した状態での、互換用手入れ扉機構の分解斜視図である。(実施例1) 図6に示す互換用手入れ扉機構の横断面図である。(実施例1) 図7に示す互換用手入れ扉機構を脚側の周壁部に取り付ける第1の工程を示す横断面図である。(実施例1) 図7に示す互換用手入れ扉機構を脚側の周壁部に取り付ける第2の工程を示す横断面図である。(実施例1) 図7に示す互換用手入れ扉機構を脚側の周壁部に取り付ける第3の工程を示す横断面図である。(実施例1) 図7に示す互換用手入れ扉機構を脚側の周壁部に取り付ける第4の工程を示す横断面図である。(実施例1)
つぎに、本発明を閉鎖型保育器に適用した一実施例を、「1、保育器全体の概略的な説明」、「2、絞り窓形成機構の説明」および「3、互換用手入れ扉機構の説明」に項分けして、図1〜図11を参照しつつ説明する。
1、保育器全体の概略的な説明
閉鎖型保育器11は、図1および図2に示すように、平面的に見てほぼ長方形状(換言すれば、ほぼ直方体形状)などの保育器基台12と、この保育器基台12のほぼ外周囲に沿ってこの保育器基台12上に立設されているほぼ直方体形状などのエンクロージャ13と、保育器基台12をそのほぼ上面に取り付け固定している保育器基台支持手段または保育器基台支持機構としての台車14とをそれぞれ備えている。そして、エンクロージャ13は、取り付けおよび取り外しがそれぞれ容易なように、保育器基台12上に取り付け固定されている。また、台車14の下側面のほぼ四隅のそれぞれには、保育器11を移動させるのに用いられる車輪15がそれぞれ取付け支持されている。なお、保育器基台12は、必要に応じて、取付けおよび取外しがそれぞれ容易なように台車14に取り付け固定されていてもよいし、一旦取付けられた後には容易に取り外しができないように取り付け固定されていてもよい。例えば、保育器基台12は、ボルトとナットとから成る連結具(図示せず)によって、台車14に比較的容易に取り外しが可能なように取り付け固定されていてもよい。
エンクロージャ13は、図1および図2に示すように、このエンクロージャ13に収容されている児の頭側の壁部を構成している第1の固定側の周壁部としての頭側の周壁部(換言すれば、エンクロージャ13の長く延在する長さ方向に延在している一対の周壁部のうちの一方の側の周壁部)21と、児の脚側の壁部を構成している第2の固定側の周壁部としての脚側の周壁部(換言すれば、エンクロージャ13の長く延在する長さ方向に延在している一対の周壁部のうちの他方の側の周壁部であって、第1の周壁部21にほぼ対向している第2の周壁部)22と、第1の可動側の周壁部としての前側の周壁部(児の右側の周壁部であって、エンクロージャ13の短く延在する幅方向に延在している一対の周壁部のうちの一方の側の周壁部である第3の周壁部)23と、第2の可動側の周壁部としての後側の周壁部(児の左側の周壁部であって、エンクロージャ13の短く延在する幅方向に延在している一対の周壁部のうちの他方の側の周壁部である第4の周壁部)24と、これらの周壁部21〜24によって囲まれている児収容空間25の上面のほぼ全体を覆うように配設されている天面フード26とをそれぞれ備えている。なお、エンクロージャ13は、そのほぼ全体がほぼ透明、ほぼ半透明などであってよい。そして、周壁部21〜24および天面フード26のそれぞれは、例えば、ほぼ透明、ほぼ半透明などのポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂などのほぼ透明、ほぼ半透明などの熱可塑性合成樹脂、ほぼ透明、ほぼ半透明などのその他の合成樹脂などのほぼ透明、ほぼ半透明などの材料から、構成されていてよい。
図1および図2に示す台車14は、そのほぼ全体がスチール製などの金属製などであってよく、また、ほぼ直方体形状などのほぼ箱形の形状などであってよい。そして、台車14は、前側の面27などの少なくとも1つの側面のほぼ全体などが開口することによって形成されている開口部32を有する台車本体31と、この台車本体31の開口部32を開閉するために、この台車本体31に回動可能にそれぞれ取り付けられている左右一対の開閉扉33a、33bとをそれぞれ備えている。なお、左側の開閉扉33aは、台車本体31の前側で左側の端部の付近を回動支点として往復回動し得るように、台車本体31に取り付けられている。また、前側で右側の開閉扉33bは、台車本体31の前側で右側の端部の付近を回動支点として往復回動し得るように、台車本体31に取り付けられている。
保育器基台12の左側の壁部34および右側の壁部35のそれぞれの上部の付近の外側面には、図1および図2に示すように、左側の把手部36および右側の把手部37がそれぞれ取り付け固定されている。なお、左側および右側の把手部36、37は、扁平なほぼU字形状などであってよい。そして、これらの把手部36、37のそれぞれの両端部は、左側の壁部34および右側の壁部35のそれぞれに、取り付け固定または一体成形されていてよい。さらに、保育器基台12の左側の側面部には、加湿器ユニット41が、引き抜きなどによって保育器基台12から取り出すことができるように、着脱可能に装着されている。そして、保育器基台12の右側の側面部には、エンクロージャ13の内部に配設されている臥床架(換言すれば、臥床台−図示せず)の頭側の部分から脚側の部分に掛けての傾斜角度を調整するのに用いられる角度調整用摘み42が、配設されている。
頭側の周壁部21は、図1および図2に示す脚側の周壁部22とほぼ同一の大きさでかつほぼ同一の形状(ただし、図1および図2においては、両者がほぼ左右対称的になるようにほぼ向き合った状態で配置されている。)であってよい。そして、図1に示す場合には、布製などの絞り面を含む絞り窓形成部材(換言すれば、絞り蓋)43が取り付けられている手挿入用開口44が、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの中央部分に形成されている。また、図2に示す場合には、ほぼ透明であってよい互換用手入れ扉38が、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のうちの少なくとも脚側の周壁部22の中央部分にほぼ円形状などに形成されている手挿入用開口44を開閉し得るように、少なくとも周壁部22に取り付けられている。さらに、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの前側の部分および後側の部分のそれぞれには、切り込み(図示せず)が形成されている。そして、これらの切り込みのそれぞれには、グロメット部材45がそれぞれ取り付けられている。なお、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの上端部の付近には、前後一対のラッチ機構46のそれぞれの被係合部が、一体成形などによってそれぞれ配設されている。そして、頭側の周壁部21の後側の端部および脚側の周壁部22の前側の端部のそれぞれの上端部の付近には、第1のラッチ機構47の被係合部としてのラッチ受け部51が一体成形などによって配設されている。また、頭側の周壁部21のうちの後側の端部の付近でかつ上側の端部の付近には、酸素センサなどの補助的な器具を取り付けるための開口(図示せず)が形成されている。
図1および図2に示す前側の周壁部23は、後側の周壁部24とほぼ同一の大きさでかつほぼ同一の形状(ただし、図1および図2においては、両者がほぼ左右対称的になるようにほぼ向かい合った状態で配置されている。)であってよい。そして、前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれの左側の部分および右側の部分のそれぞれには、左側の手入れ窓52および右側の手入れ窓53がそれぞれ配設されている。また、前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれの左側の部分および右側の部分のそれぞれには、左側の手入れ窓52および右側の手入れ窓53のそれぞれを開放したり閉鎖したりすることがそれぞれできかつそれぞれほぼ透明であってよい左側の手入れ扉54および右側の手入れ扉55がそれぞれ配設されている。なお、符号56は、左側および右側の手入れ扉54、55のそれぞれの回動支軸機構である。そして、符号57は、左側および右側の手入れ扉54、55のそれぞれのラッチ機構である。
保育器基台12の前側の部分61および後側の部分62のそれぞれの上端部の付近の左右両側の部分の付近には、図1および図2に示すように、左側のヒンジ部63および右側のヒンジ部64が回動軸部(図示せず)によって往復回動可能(換言すれば、外側に向かって往回動可能でかつ内側に向って復回動可能)に配設されている。そして、前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれには、これらの周壁部23、24が閉鎖状態になっているときに天面フード26の前側および後側の下端部のそれぞれと係合する左右一対の第2のラッチ機構65が、それぞれ配設されている。また、前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれの左側の端部の付近でかつ上側の端部の付近には、第1のラッチ機構47の係合部としてのラッチレバー66がそれぞれ配設されている。そして、前側または後側の周壁部23、24を開放するときには、ラッチレバー66を往動操作することによって、これらのラッチレバー66を被係合部としてのラッチ受け部材51から離脱させた後に、前側または後側の周壁部23、24を開放させればよい。
天面フード26は、図1および図2に示すように、ほぼ四角錐台形状などであってよく、そして、その下面が全面的に開口している中空体であってよい。なお、頭側の周壁部21、脚側の周壁部22、前側の周壁部23および後側の周壁部24によって、平面的に見てほぼ長方形状(換言すれば、上面および下面のそれぞれがほぼ全体的に開口しているほぼ角筒形状)などの周囲枠部71が構成されている。そして、周囲枠部71と、この周囲枠部71の上面開口を選択的に覆うことができる天面フード26とによって、エンクロージャ13が構成されている。さらに、天面フード26の頭側の端部および脚側の端部のそれぞれの前側の部分および後側の部分のそれぞれには、前後一対のラッチ機構46の係合部78がそれぞれ配設されている。
図1および図2に示す前側の周壁部23、頭側の周壁部21、後側の周壁部24および脚側の周壁部22によって、上端および下端がそれぞれほぼ全面的に開口している周囲枠部71が構成されている。そして、周囲枠部71の上端開口のほぼ全面は、天面フード26によって覆われている。また、天面フード26の左側の下端部および右側の下端部のそれぞれは、前後一対のラッチ機構46のそれぞれによって、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22にそれぞれ取り付け固定されている。このために、天面フード26の頭側の壁部72および脚側の壁部73のそれぞれが、周囲枠部71の頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれに連結されている。そして、天面フード26の頭側の壁部72および脚側の壁部73のそれぞれの下端部は、頭側および脚側のそれぞれの前後一対のラッチ機構46によって、周囲枠部71の頭側および脚側の周壁部21、22のそれぞれの上端部に、それぞれ取外し可能な状態でもって、取り付け固定されることができる。
前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれを図1および図2に示す復回動位置に確実に保持するために、第2のラッチ機構65が、前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれに配設されている。なお、第2のラッチ機構65を図1に示すほぼ直立した状態以外の状態(例えば、ほぼ下垂した状態またはほぼ横倒しの状態)にしておいてから、前側または後側の周壁部23、24のそれぞれを開放位置から閉鎖位置に回動させた後に、第2のラッチ機構65のそれぞれを回動操作することによって、第2のラッチ機構65のそれぞれをほぼ直立した状態にすることができる。そして、この回動操作によって、前側または後側の周壁部23、24を閉鎖位置に確実にかつ簡単にロックすることができる。また、上述の場合とは逆の操作を行うことによって、上記ロックを解除することができる。なお、前側または後側の壁部23、24のそれぞれを開放させたいときには、上記ロック解除を行った後に、ラッチレバー66をラッチ受け部材51から離脱させてから、前側および後側の周壁部23、24のそれぞれを往回動させればよい。
前側の周壁部23および後側の周壁部24のそれぞれには、図1および図2に示すように、左側の手入れ扉機構74および右側の手入れ扉機構75がそれぞれ配設されている。なお、前側の周壁部23の右側の手入れ扉機構75は、前側の周壁部23の左側の手入れ扉機構74とは、ほぼ左右対称的である。そして、後側の周壁部24の左側の手入れ扉機構は、後側の周壁部24の右側の手入れ扉機構とは、ほぼ左右対称的である。また、後側の周壁部24の左側の手入れ扉機構は、前側の周壁部23の右側の手入れ扉機構75とは、ほぼ前後対称的である。さらに、後側の周壁部24の右側の手入れ扉機構は、前側の周壁部23の左側の手入れ扉機構74とは、ほぼ前後対称的である。
2、絞り窓形成機構の説明
エンクロージャ13の頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれには、図1などに示すように、ほぼ円形状の手挿入用開口44がそれぞれ形成されている。そして、手挿入用開口44の付近に配設されている絞り窓形成機構81は、図3〜図5に示すように、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの内側面からこれらの周壁部21、22のそれぞれに係合しているほぼ円環形状の支持枠部材82と、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの外側面からこれらの周壁部21、22と支持枠部材82との間にそれぞれ嵌合されているほぼ円環形状の弾性パッキン83と、弾性パッキン83の外側面にそれぞれ隣接するように、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの外側面から支持枠部材82にそれぞれ嵌合されているほぼ円環形状の支持枠部材84と、支持枠部材84の外側面にそれぞれ隣接するように、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの外側面からこれらの周壁部21、22にそれぞれ嵌合されている絞り窓形成部材43とを備えている。
支持枠部材82の外周囲には、図4などに示すように、この外周囲の内側端から外側端に掛けて、周壁部21、22と弾性パッキン83とが共通に係合することができる第1のリング状凹部85と、この第1のリング状凹部85に隣接しているほぼリング状の平坦面86と、この平坦面86に形成されている幅狭な第2のリング状凹部91と、平坦面86に隣接している第3のリング状凹部92とのそれぞれが形成されている。そして、周壁部21、22の手挿入用開口44の外周囲の付近の上端部および下端部のそれぞれには、互換用手入れ扉38の回り止め用突起部93が係合することができる係合用の欠如部94、95のそれぞれが、配設されている。また、弾性パッキン83の外周囲には、図5に示すように、この弾性パッキン83が周壁部21、22と支持枠部材82との間に挟み込まれている状態において弾性パッキン83を周壁部21、22および支持枠部材82から取り外すときに取扱者が指で摘まむことができる摘み部96が、弾性パッキン83の中心から遠ざかるように、外方に向かって突設されている。なお、支持枠部材82および支持枠部材84のそれぞれは、例えば、ほぼ透明、ほぼ半透明、ほぼ不透明などのポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂などのほぼ透明、ほぼ半透明、ほぼ不透明などのその他の合成樹脂などのほぼ透明、ほぼ半透明、ほぼ不透明などの材料から、構成されていてよい。
図3において実線で示しかつ図4において鎖線で示す絞り窓形成部材43を、図1に示すように、脚側の周壁部22に取り付ける場合には、以下に記載のような取り付け操作を行えばよい。なお、絞り窓形成部材43は、ほぼ円筒形であってもよいが、図3において実線で示しかつ図4において鎖線で示すように、全体として多少は円錐台形状になっているように構成されているのが好ましい。また、絞り窓形成部材43の両端部(換言すれば、開口部)43a、43bのそれぞれには、ゴム紐などの弾性を有するほぼリング状の紐が必要に応じて取り付けられていてよい。なお、上記取り付け操作においては、まず、図3において実線で示しかつ図4において鎖線で示す絞り窓形成部材43を、図3において鎖線で示しかつ図4において実線で示すように、そのほぼ軸心方向とはほぼ直交する方向に折り返せばよい。そして、絞り窓形成部材43の径大の端部43aを支持枠部材84の外周囲に係合させるとともに、絞り窓形成部材43の径小の端部43bを支持枠部材82の第3のリング状凹部92に係合させればよい。さらに、図1に示す絞り窓形成部材43を脚側の周壁部22から取り外す場合には、上述の取り付けの場合とは逆の操作を行えばよい。なお、絞り窓形成部材43、支持枠部材82、弾性パッキン83および支持枠部材84を脚側の周壁部22に取り付けるのに際し、取り付けねじや接着剤などを特に使用する必要がないので、上記取り外しの作業が比較的簡単である。
図1および図3〜図5に示す保育器11において、取扱者が保育器11の内部に収容されている児に対して何らかの処置を施す場合には、この取扱者は、まず、支持枠部材84を手動などでもって往回動させればよい。このために、絞り窓形成部材43によって形成されている絞り窓97が、ほぼ閉鎖された状態からほぼ開放された状態へと開口する。したがって、取扱者は、この取扱者の手や腕を絞り窓97からエンクロージャ13の内部に差し込むことによって、上記児に対する処置を施すことができる。また、取扱者は、人工呼吸器の酸素供給用などのチューブ(図示せず)を絞り窓97からエンクロージャ13の内部に差し込むこともできる。
3、互換用手入れ扉機構の説明
手挿入用開口44の付近には、図1などに示す絞り窓形成機構81に代えて、図2などに示す互換用手入れ扉機構101を配設することができる。そして、互換用手入れ扉機構101は、絞り窓形成機構81の弾性パッキン83と同一の物であるか、あるいは、実質的に同一の構成を有する物であってよい弾性パッキン102と、頭側の周壁部21および脚側の周壁部22のそれぞれの内側面から装着されてこれらの周壁部21、22のそれぞれに係合している支持枠部材103と、支持枠部材103に回動支軸104によって回動可能に軸支されている手入れ扉38とを備えている。なお、横断面図として図7などに示す頭側および脚側の周壁部21、22のそれぞれには、図4に縦断面図として示す脚側の周壁部21、22のそれぞれと同一であってよい手挿入用開口44が形成されている。したがって、弾性パッキン102は、図4などに示す弾性パッキン83と同様に、摘み部96を備えている。そして、周壁部21、22の手挿入用開口44の外周囲の付近の上端部および下端部には、互換用手入れ扉38の回り止め用突起部93が選択的に係合することができる第1の係合用欠如部94および第2の係合用欠如部95のそれぞれが配設されている。
図7などに示す支持枠部材103は、図4に示す支持枠部材82の第1のリング状凹部85と実質的に同一の形状であってよいリング状凹部105を備えている。そして、支持枠部材103には、ほぼ横方向に突出している突出部106が連設されている。また、この突出部106には、手入れ扉38が回動支軸104によって回動可能に軸支されている。さらに、手入れ扉38の内側面には、ほぼ円形状などのほぼ環状の溝111が形成されている。そして、支持枠部材103の外側面には、この環状溝111に対応しているほぼ円形状などのほぼ環状の突条部112が形成されている。したがって、手入れ扉38が図10などに示すように閉鎖されている状態においては、環状突条部112が環状溝111にほぼ係合するので、手挿入用開口44の気密性をほぼ保持することができる。さらに、手入れ扉38の被軸支部113には、ゴムなどの弾性体から構成されているほぼ長方形状などのクッション板114が配設されている。なお、クッション手段としてのクッション板114は、手入れ扉38が閉鎖されている状態において外側を向くように配設されている。
手入れ扉38の先端部の側には、図7などに示すように、手入れ扉38をラッチするためのラッチ機構98のラッチ解除用摘み115が手入れ扉38の外側にほぼ沿って直線往復動し得るように取り付けられている。そして、ラッチ解除用摘み115の内側面には、ラッチ爪部材116が一体的に結合されている。また、ラッチ爪部材116は、ほぼ水平方向に直線往復動し得るように、手入れ扉38に取り付けられている。さらに、ラッチ爪部材116は、コイルスプリングなどのばね手段117によって、回動支軸104の側とは反対の側に向かってほぼ水平方向にばね付勢されている。そして、ラッチ解除用摘み115には、ラッチ爪部材116がばね手段117によって手入れ扉38に激しく接触するのを防止するための緩衝用ストッパ121が取り付けられている。なお、緩衝用ストッパ121は、ゴムなどの弾性部材からほぼ円柱形状などの柱形状などに構成されていてよい。そして、手入れ扉38、支持枠部材103、ラッチ解除用摘み115およびラッチ爪部材116のそれぞれは、例えば、ほぼ透明、ほぼ半透明、ほぼ不透明などのポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂などのほぼ透明、ほぼ半透明、ほぼ不透明などのその他の合成樹脂などのほぼ透明、ほぼ半透明、ほぼ不透明などの材料から、構成されていてよい。
手入れ扉38と支持枠部材103との組み合わせ体122を脚側の周壁部22に取り付ける場合には、図7〜図11に示すように、つぎの(a)項〜(e)項に記載の順序で行うことができる:
(a)図7に示すように、手入れ扉38と支持枠部材103との組み合わせ体122を脚側の周壁部22の内側に持ち来す。
(b)図8に示すように、組み合わせ体122を斜めにして、突出部106の側が手挿入用開口44から周壁部22の外側に出るようにする。
(c)図9に示すように、支持枠部材103のリング状凹部105のうちの外径の最も小さい部分107に手挿入用開口44の縁部分を位置させてから、支持枠部材103のうちのリング状凹部105の外側部分108を突出部106の側から手挿入用開口44の外側に順に移動させる。
(d)図10に示すように、支持枠部材103のリング状凹部105の外側部分108を手挿入用開口44の外側に取り出した後に、リング状凹部105の内側に形成されている段部109を手挿入用開口44の縁部分110に係合させる。
(e)図11に示すように、弾性パッキン102をリング状凹部105に係合させる。このために、弾性パッキン102がリング状凹部105の外側部分108と周壁部22の外側面との間に挟み込まれるようになるので、支持枠部材103が周壁部22の手挿入用開口44の縁部分110に安定した状態で取り付けられる。
図2に示す組み合わせ体122を脚側の周壁部22から取り外す場合には、上記(a)項〜(e)項に記載した取り付けの場合とは逆の操作を行えばよい。なお、手入れ扉38および支持枠部材103を脚側の周壁部22に取り付けるのに際し、取付けねじや接着剤などを特に使用する必要がないので、上記取り外し作業が比較的簡単である。
周壁部21、22の手挿入用開口44の外周囲の付近の上端部および下端部のそれぞれには、図6に示すように、第1の係合用欠如部94および第2の係合用欠如部95のそれぞれが配設されている。このために、互換用手入れ扉38の回り止め用突起部93は、第1の係合用欠如部94および第2の係合用欠如部95のうちのいずれにも選択的に係合することができる。なお、図2においては、回り止め用突起部93を第1の係合用欠如部94に係合させることによって、脚側周壁部22に対する互換用手入れ扉38の回り止めが施されている。そして、この図2に示す第1の状態において互換用手入れ扉38を開閉させるのには、一般的に言って、取扱者が右利きである場合に適していて、右利きの取扱者が利き手で以って互換用手入れ扉38を比較的容易に開閉させることができる。しかし、図2に示す上記第1の状態とは左右を逆にした第2の状態でもって回り止め用突起部93を第2の係合用欠如部95に係合させることによって、脚側周壁部22に対する互換用手入れ扉38を開閉させるのには、一般的に言って、取扱者が左利きである場合に適していて、左利きの取扱者が利き手で以って互換用手入れ扉38を比較的容易に開閉させることができる。
図2などに示す保育器11において、取扱者が保育器11の内部に収容されている児に対して何らかの処置を施す場合には、この取扱者は、まず、手入れ扉38のラッチ解除用摘み115を手動などでもって操作することによって手入れ扉38のラッチ状態を解除してから、手入れ扉38を往回動させればよい。具体的には、取扱者が図11に示すラッチ解除用摘み115を左側から右側に向かって往動させると、手入れ扉38のラッチ状態が解除される。このために、手入れ扉38は、組み合わせ体122に組み込まれている捩りコイルばねなどのばね手段(図示せず)による弾性付勢力によって、回動支軸104を回動支点として図10に示す反時計方向に往回動する。そして、この往回動は、手入れ扉38のクッション板114が支持枠部材103の突出部106に当接するまで、約180°にわたって行われることができるので、支持枠部材103の中央開口123をほぼ全面的に開口させることができる。また、取扱者が手入れ扉38を復回動させると、手入れ扉38が上記往回動の場合とは逆の方向に回動するので、手入れ扉38を図10に示すラッチ状態に復元させることができる。
以上、本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
例えば、上述の実施例においては、本発明を閉鎖型保育器に適用しているが、本発明は、閉鎖型保育器だけでなく、開放型兼用の閉鎖型保育器などの別のタイプの保育器にも適用することができる。
また、上述の実施例においては、手挿入用開口44がほぼ円形状に構成されるとともに、支持枠部材82の被軸支部113を除く部分(換言すれば、本体部分)もほぼ円形状に構成されている。しかし、上記手挿入用開口44および上記本体部分のそれぞれは、ほぼ楕円形状、ほぼ長円形状などの別の形状であってもよい。
また、上述の実施例においては、手入れ扉38の内側面に形成されている溝部111が手入れ扉38の内側面にほぼ完全な環形状に形成されるとともに、支持枠部材103の外側面に形成されている突条部112もほぼ環状の溝111にほぼ完全な環形状に係合するように構成されている。しかし、場合によっては、上記溝111は、ほぼ完全な環形状ではなくて、多少とも途切れている部分を有していてもよく、上記突条部112も、上記途切れ部分に対応するなどしていて、多少とも欠如部分を有していてもよい。
11 閉鎖型保育器(保育器)
21 頭側の周壁部(第1の周壁部、第1の固定側の周壁部)
22 脚側の周壁部(第2の周壁部、第2の固定側の周壁部)
25 児収容空間
38 手入れ扉(互換用手入れ扉)
43 絞り窓形成部材(絞り蓋)
44 手挿入用開口
82 支持枠部材(第2の支持枠部材)
83 弾性パッキン
84 支持枠部材(第3の支持枠部材)
93 回り止め用突起部
94 第1の係合用欠如部
95 第2の係合用欠如部
97 絞り窓
98 ラッチ機構
103 支持枠部材(第1の支持枠部材)
105 円環状凹部
113 被軸支部
115 ラッチ解除用摘み

Claims (7)

  1. 児収容空間の周壁部に形成されている手挿入用開口と、往復回動によって上記手挿入用開口のほぼ全体を開放および閉鎖することができる手入れ扉と、上記手入れ扉を往復回動可能に保持するために、上記周壁部に取り付けられることができる第1の支持枠部材と、上記閉鎖のための閉鎖位置に上記手入れ扉を保持することができるラッチ機構とを備え、
    絞り窓を形成することができる絞り窓形成部材の一方の端部を支持するために、上記周壁部に取り付けられることができる第2の支持枠部材と、上記絞り窓形成部材の他方の端部を支持することができる第3の支持枠部材とをさらに備え、
    上記第1の支持枠部材が上記周壁部に取り付けられている第1の状態においては、上記手挿入用開口が上記手入れ扉によって開放および閉鎖され得るように構成されるとともに、上記第2の支持枠部材、上記第3の支持枠部材および上記絞り窓形成部材のそれぞれが上記周壁部に取り付けられている第2の状態においては、上記手挿入用開口が上記絞り窓として機能し得るように構成されていることを特徴とする保育器。
  2. 上記手入れ扉の被軸支部が、上記第1の支持枠部材に回動可能に軸支され、
    上記手入れ扉のうちの上記被軸支部以外の部分の形状が、上記手入れ扉の上記閉鎖の状態において上記脚側の周壁部をほぼ正面から見たときに、上記脚側の周壁部の上記手挿入用開口とほぼ同形であるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
  3. 上記ラッチ機構のラッチ解除用摘み部およびラッチ爪部が、上記手入れ扉の上記閉鎖の状態において上記手入れ扉をほぼ正面から見たときに、上記手入れ扉から外方に食み出していないように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の保育器。
  4. 上記第1の支持枠部材の外周囲にほぼ環形状に形成されている環状凹部をさらに備え、
    上記第1の支持枠部材および上記手入れ扉のそれぞれが上記周壁部に取り付けられている状態においては、ほぼ環形状に形成されている環状弾性パッキンが、第1の支持枠部材を上記周壁部に弾性的に位置保持するために、上記第1の支持枠部材の上記環状凹部に係合するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の保育器。
  5. 上記第2の支持枠部材の外周囲にほぼ環形状に形成されている環状凹部をさらに備え、
    上記第2の支持枠部材、上記第3の支持枠部材および上記絞り窓形成部材のそれぞれが上記周壁部に取り付けられている状態においては、ほぼ環形状の弾性パッキンが、上記第2の支持枠部材を上記周壁部に弾性的に位置保持するために、上記第2の支持枠部材の上記環状凹部に係合するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の保育器。
  6. 回り止め用突起部が上記手入れ扉に設けられ、
    第1の係合用欠如部および第2の係合用欠如部のそれぞれが上記周壁部に設けられ、
    上記回り止め用突起部が上記第1の係合用欠如部に係合している第1の状態においては、上記回り止め用突起部が上記第2の係合用欠如部に係合している第2の状態に較べて、上記第1の支持枠部材の左右がほぼ逆になるように、上記第1の支持枠部材が平面的にほぼ180°回動した状態であるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の保育器。
  7. 上記保育器が閉鎖型保育器であることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載の保育器。
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