JP2017127174A - 発電装置用の回転装置2 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾み錘りの重心の安定した真円の偏心回転軌跡を維持しながらも、回転駆動軸にかかる回転モーメントの増大と分布を改善して発電し、しかも装置全体を軽量コンパクト化を可能にしてその利用範囲を大幅に拡張した回転装置を提供する。
【解決手段】水平な回転駆動軸100の胴部に真円のフライホイール200の円心部を接続し、重心を前記フライホイールの回転でフライホイールの円心に対して偏心した真円の回転軌跡で回転させる鉛直型のリング軌条500を前記フライホイールと平行に固定配置した回転装置において、前記フライホイール200に所定の等回転角度間隔で永久磁石を配列し、これと対向する位置に電磁石コイルを配置する。電磁石コイルに対して永久磁石が対面した際に逆起電力を発生させ、集電蓄電コンデンサに充電する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水力、風力、太陽光等の自然エネルギーを駆動源にした回転駆動装置により効率よく回転させて発電装置を発電させるための回転装置に関するものである。
発電装置は、従来公知のものとして風力発電装置、蒸気力発電装置、水力発電装置、波力発電装置、太陽光発電装置など大掛かりな様々な発電装置が開発されている。
近年、地球温暖化問題が表面化し、二酸化炭素排出規制が叫ばれている。この対策とするクリーンエネルギー技術として、前記の太陽光電池、風力発電等が注目され開発され現在稼動しているが、コスト及びメンテナンス等の問題でなかなか普及していないのが現状である。
一般に、水力、風力などの自然エネルギー源を利用して発電装置により電気エネルギーに変換する場合は、水力発電装置、風力発電装置等の回転駆動装置により、発電装置を回転させる。
最近では、特許文献1〜特許文献4により紹介されているように、水力発電装置、風力発電装置等の回転駆動装置により回転する回転装置を介して発電機に接続するものが登場している。
この回転装置は、簡略化して図10に示すように、前記回転駆動装置に水平状態にした回転駆動軸100を接続し、この回転駆動軸100に真円鉛直型のリング状又は円盤状のフライホイール200をその円心200c部を接続固定し、フライホイール200にその円心200cからの半径線上に弾み錘りガイド300を例えば45度の等回転角度間隔位置A〜Hに放射状に配置し、弾み錘りガイド300にガイドロール付設の錘り又は永久磁石付設弾み錘り400をGnの範囲で摺動自在に装着し、これらの弾み錘り400をフライホイール200の回転で真円軌跡で偏心回転させる鉛直型の一重及び/又は二重のリング軌条500をフライホイール200と平行に固定配置したものである。
この回転装置の重要な機能は、弾み錘り400の重心の真円ガイド軌跡500Zを形成するリング軌条500は、円心500cを回転駆動軸100の軸心100c(フライホイール200の円心200cでもある)から水平に所定量Ln偏位させることにより弾み錘り400を真円軌跡で且つ回転駆動軸100の軸心100cに対して偏心回転させて回転駆動軸100に回転モーメントを付与し回転力を増大して発電機の発電効率を高めることにある。
更に回転装置は、弾み錘り400を永久磁石付設弾み錘り400にし、リング軌条500を永久磁石配列軌条にして、リング軌条500の永久磁石の磁力の反発による永久磁石付設弾み錘り400を浮動回転させることによって機械摩擦を最小限に抑え、永久磁石付設弾み錘り400の重力の殆どを回転モーメント発生に利用することが開示してある。
しかしながらこの特許文献1〜4に開示の回転装置は、いずれも次の問題がある。
つまりリング軌条500による弾み錘り400の真円軌跡において、弾み錘り400は、水平回転駆動軸100の軸心100cに対して偏心回転するため、水平回転駆動軸100を回転駆動し例えば図に向かって右回転方向(→正回転方向)に回転すると水平回転駆動軸100に掛かる+回転モーメントを付与する領域は、上昇領域X3〜X4の−の回転モーメントを超える下降回転領域X1〜X2内であり最大の+回転モーメントは回転角度位置Cであることは言うまでもない。
そして下降回転開始位置X1(上昇回転終了位置でもある)と上昇回転開始位置X2(下降回転終了位置でもある)では回転モーメントは発生しないニュートラル位置である。
而して、上昇回転領域X2〜X1の中で、領域X2〜X3内とX4〜X1内は、その何れも当該領域に弾み錘りが位置する間は、−の回転モーメントが発生する領域であり、水平回転駆動軸100の軸心100cに常に図の左回転方向への逆回転負荷が掛かりエネルギーロスを生じ減速状態となり回転変動を起こし安定しない。この領域を機械力学的に無くすることが従来からの課題であった。
特開2010−35393号公報 特開2010068681号公報 特開2010−96170号公報 特許第5505749号公報 特開2012−207653号公報 特開2012−207654号公報
前記領域X2〜X3内とX4〜X1の−回転モーメント発生領域を無くしようとして従来は、リング軌条を卵形にした発明が特許文献5にて紹介され、またリング軌条を半縦楕円形と半横楕円形を合わせた発明が特許文献6にて紹介されている。しかしこの両者の発明は、縦型(鉛直型)で左右一対の複雑な卵形リング軌条や縦・横半楕円形リング軌条の為、共に形状設計及び製作が極めて困難であると共に、弾み錘りの回転軌跡が真円でないため回転駆動軸100にかかる軸力が不均一で異音及び振動が発生し、円滑な回転速度の増速が望めなかった。
本発明は、機械力学的構成と電気的エネルギー構成の良機能をマッチングしてハイブリット化し、弾み錘りの重心の安定した真円回転軌跡を維持しながらも、前記したニュートラル位置とされていた前記下降開始位置X1と上昇開始位置X2、及び前記領域X2〜X3内とX4〜X1において、後述の電気パルス型駆動・発電機構により、磁力による助力を与えて回転駆動軸100に+回転モーメントを付与すると共に起電力を効率よく発生させて集電蓄電し、これにより回転駆動軸100の全回転領域にて+回転モーメントを付与することが可能になり、しかも弾み錘りの回転抵抗を大幅に低減し、前記回転駆動軸にかかる軸力の増大と分布を改善し、しかも回転駆動軸100と弾み錘り400を除く他の構成部を軽量金属や樹脂にて形成して、装置全体を軽量コンパクト化してその利用範囲を業務用から一般家庭用までに大幅に拡張する回転装置を提供するものである。
上記課題を満足させる本発明の回転装置における主な技術構成は、各関係図に示すように次の(1)の通りである。
(1)、水平状態にした回転駆動軸100の胴部に真円のフライホイール200の円心部を接続し、前記回転駆動軸100又は前記フライホイール200に初期の回転駆動装置を接続し、前記フライホイール200の半径線上に弾み錘りガイド300を等回転角度間隔で配置し、前記弾み錘りガイド300に前記弾み錘り400を摺動自在に装着し、これらの弾み錘り400の重心を前記フライホイール200の回転でフライホイール200の円心200cに対して偏心した真円の回転軌跡500Zで回転させる鉛直型のリング軌条500を前記フライホイール200と平行に固定配置した回転装置において、
前記フライホイール200に所定の等回転角度間隔で永久磁石600を配列し、前記リング軌条500における弾み錘り400の重心の偏心回転軌跡500Zであってフライホイール200の円心200cに対して弾み錘り400の上昇回転案内開始位置X2の点対称位置X4から、上昇回転終了位置X1までの弾み錘り回転角度域X4〜X1と同一の回転角度域Z4〜Z1に電磁石コイル700を前記永久磁石600に反発又は吸引磁極関係にして配置し、前記電磁石コイル700に対して永久磁石600が対面した際に電気パルスをON−OFFし且つこの電気パルスOFF時に逆起電力の鋭いスパイク電圧を発生させる磁気検知駆動電源/逆起電力スイッチング回路と、磁気検知駆動電源/逆起電力スイッチング回路に駆動電力を供給する駆動電源901と、電磁石コイル700からの逆起電力を所定時間又はフライホイール200の回転角度単位で集電蓄電し放電するコンデンサースイッチング回路CNと、コンデンサースイッチング回路CNからの放電を充電する逆起電力入力電源902とにより構成してなる電気パルス型駆動・発電機構を備えたことを特徴とする発電用の回転装置。
本発明の発電装置用の回転装置は、前述課題に記載したように、機械力学的構成と電気的エネルギー構成の良機能をマッチングしてハイブリット化し、弾み錘り400の重心の安定した真円回転軌跡500Zを維持しながらも、前記したフライホイール200の永久磁石600の回転角度域Z4〜Z1において、前記電気パルス型駆動・発電機構により、フライホイール200の回転方向に磁力による吸引又は反発の助力を与えて弾み錘り回転角度域X4〜X1における弾み錘り400を引き上げて回転駆動軸100に+回転モーメントを付与すると共に電磁石コイル700に永久磁石600通過による起電力を発生させてこれをそのまま又は後述するコンデンサースイッチング回路CNにより所定時間又はフライホイール200の回転角度単位で集電蓄電しながら逆起電力入力電源902に放電し充電することを繰り返す。
これにより回転駆動軸100の全回転領域にて+回転モーメントを付与すると共に、回転駆動軸100の回転を所定速度まで漸増して以降に発電する。つまり電気パルス型駆動・発電機構でフライホイール200を回転させながらそれに必要な電源を超える発電が効率よくえられる。しかも、前記回転駆動軸100にかかる軸力(+回転モーメント)の増大と分布が改善される。また回転駆動軸100と弾み錘り400を除く他の構成部を軽量金属や樹脂にて形成して、装置全体をより軽量コンパクト化してその発電効率を高めて、利用範囲を業務用から一般家庭用までに大幅に拡張する等の優れた効果を呈する。
<本発明の構成の主な特徴と作用効果の要約>
A.偏心回転機構の基本効果
◎ 磁力ガイドによる ⇒ 機械摩擦軽減
◎ 弾み錘り400の重力による ⇒ 回転アシスト
◎ 弾み錘り400の回転力による ⇒ 遠心力、スピード
B.弾み錘り400の偏心回転運動の効果
◎ 回転モーメント差による自走回転運動
◎ 電磁コイル700の電力入力駆動範囲より大きい起電力の出力
◎ エネルギー保存則は破らず
C.起電力の取り方による効果
◎ パルス型駆動・発電により磁気抵抗を排除
◎ 駆動電力入力より広範囲の起電石コイル700を配置
◎ 後述例のコンデンサースイッチング回路CNにより所定時間又はフライホイール 200の回転角度単位で集電蓄電しながら逆起電力入力電源902に放電して充電す る為、従来の偏心回転式の回転装置よりも更に高く安定した発電効率が得られる。
<以上の結果次の副次効果を呈する>
1.CO削減対策
既存のあらゆる回転式発電機構の入出力効率アップ ハイブリッドカーエンジンへの 応用
2.地域需要
走行距離の飛躍的改善 家庭用ポータブル発電機から緊急時、過疎地用発電設備
3.環境保全
リサイクル資源の有効利用(バッテリーの再生利用)
本発明における実施例の基本装置構成を示すもので図4に示す矢視A−Eから見た縦断面である。 図1に示す矢視A−Aからみた側断面説明図に、電気パルス型駆動・発電機構を加えた説明図であり、電気パルス型駆動・発電機構はフライホイール200の永久磁石600の配置回転角度と同じ配置角度で3個の電磁石コイル700を設けて3個同時に永久磁石600の到来検知と電気パルス発信、逆起電力蓄電等を制御するタイプである。 図1に示す矢視A−Aからみた側断面説明図に、電気パルス型駆動・発電機構を加えた説明図であり、電気パルス型駆動・発電機構はフライホイール200の永久磁石600の配置回転角度内の配置角度で電磁石コイル700を設けて上流側から順に永久磁石600の到来検知と電気パルス発信、逆起電力蓄電等を制御するタイプである。 図1〜図3に記載の実施例において、フライホイール200と弾み錘りガイド300と、リング軌条500と弾み錘り400等の配置関係を示し、これに基ずいて弾み錘りガイド300による回転駆動軸100に付与する回転モーメントの発生域と、電気パルス型駆動・発電機構の電磁石コイルの配置領域を表示した側面説明図である。 電気パルス型駆動・発電機構の一例回路において具体的に示す説明図である。 電磁石コイル700への入力電気パルスを、(2)に起電力の波形を示す。 電磁石コイル700に電源供給する駆動電源901と逆起電力入力電源902の発電による電圧変化の検証を検証1と検証2に示す。 回転モーメント算出に必要なフライホイール200の回転角度で、回転と共に変化するフライホイール200の中心200cから弾み錘り400までの距離:Sについての説明図である。 駆動電源/逆起電力スイッチング回路の他の例を示す説明図である。 従来装置の概略側面と問題を提示する説明図である。
発明を実施するための形態を実施例により詳細に説明する。
1.発電用の発電装置用の回転装置例の構成(本例の本体は特許第5505749号公報に記載の装置を適用している)
本発明の発電装置用の回転装置例の基本的なハード構成を図1〜図3に示す。
図1〜図3において、本例の回転装置は、初期駆動用の回転駆動装置101に水平状態にした回転駆動軸100の一方を接続し、この回転駆動軸100の他方に発電装置102を接続し、回転駆動軸100の中央部には、1ユニットの弾み錘り偏心回転機構を配置してある。
前記初期駆動用の回転駆動装置101はフライホイール200の側面に離間可能にしたものであってもよい。本発明においてはこの初期駆動用の回転駆動装置101は、電気パルス型駆動・発電機構に電源を入れた後、フライホイール200を最初に回転させるもので、極端には、フライホイール200を手動レバー又はバネのような起動機構(装置)等で回転させるようにすれば不要である。フライホイール200の回転を停止するには電気パルス型駆動・発電機構の電源を切ればよい。
上記弾み錘り偏心回転機構は、回転駆動軸100に同心関係で弾み弾み錘りガイド300を介して円心200c部を接続固定して矢印Yの回転方向に回転する真円鉛直型の円盤又はリング状のフライホイール200と、フライホイール200の両側近傍に平行に固定配置した一対の内外二重リング式のリング軌条500と、弾み弾み錘りガイド300にGnの範囲で移動自在に装着した永久磁石付設の弾み錘り400とからなる。
前記弾み錘りガイド300は、フライホイール200の同一直径線上で一対を45度の等回転角度間隔位置(図3に示すA〜H)に放射状に配置する。
前記リング軌条500は、円心を回転駆動軸100の軸心100cから水平直径線上HLで所定量Lnを偏位させて、横断面コ型で内外周二重リング501,502に各々永久磁石501,502を円周配列してある。
永久磁石付設し弾み錘り400は、コ型枠の内外側に付設した永久磁石401、402の各々をリング軌条500の永久磁石501,502の外側に反発磁極関係で接近配置し、回転駆動軸100の回転駆動によりフライホイール200と弾み錘りガイド300を介して非接触の浮遊状態でガイドされフライホイール200の軸芯に対して偏心回転する。
<+回転モーメント発生領域X1〜X2と−回転モーメント発生領域X2〜X1>
図4において、前記回転装置例の基本的なハード構成により、永久磁石付設し弾み錘り400を矢印Y方向に偏心回転させると+の回転モーメント発生領域X1〜X2と−の回転モーメント発生領域X2〜X1が生じ、それぞれの範囲が異なり、X1〜X2〈X2〜X1となる。
また、−の回転モーメント発生領域X2〜X1のなかで前記X3〜X4の間は、−の回転モーメントが発生するが+の回転モーメント発生領域X1〜X2が大きいため回転駆動軸100には+の回転モーメントが作用し自走回転能力範囲となる。これに対してX2〜X3の間とX4〜X1の間は何れも−の回転モーメント発生域のため、本発明においては少なくとも、X4〜X1及び/又はX2〜X3の間に相当するフライホイール200の回転角度範囲Z4〜Z1及び/又はZ2〜Z3の間を前記電気パルス型駆動・発電機構による必要駆動入力範囲とするものである。
2.電気パルス型駆動・発電機構の構成
図2、図3、図5に電気パルス型駆動・発電機構の構成の概略を示す。
本例の電気パルス型駆動・発電機構は、駆動電源/逆起電力スイッチング回路を備え、フライホイール200の永久磁石600の配置回転角度と同じ配置角度で複数個の電磁石コイル700を設けてこれらに駆動電源/逆起電力スイッチング回路により同時に永久磁石600検知による電気パルス発信等を制御するタイプである。
図2において、前記フライホイール200の外周面に、永久磁石600を30度の等回転角度間隔で固定配置する。
この永久磁石600の回転領域において、前記リング軌条500における弾み錘り400の上昇回転案内の開始位置X2の点対称位置X4から上昇回転終了位置X1(下降開始位置でもある)までの弾み錘りの重心の偏心回転域X4〜X1に相当するフライホイール200の永久磁石600の回転角度領域Z4〜Z1に近接して任意の円弧角度間隔で電磁石コイル700を、前記永久磁石600に反発磁極関係又は吸引磁極関係にして配置する。電磁石コイル700は、フライホイール助力駆動用の電磁石コイルである。
この駆動用の電磁石コイル700は、前部に永久磁石600の到来を検知する磁気検出コイルC1を付設し、更に個々に磁気検知および駆動電源/逆起電力スイッチング回路を有する。
以下駆動電源/逆起電力スイッチング回路を単にスイッチング回路と言う。
スイッチング回路は、図2〜図3及び図5に一例の回路を示すように駆動電力を供給する駆動電源901と、駆動用の電磁石コイル700からの逆起電力を蓄電する逆起電力入力電源902に接続してある。
磁気検出コイルC1は本例に限らず、適宜なホトセンサー、ホール素子、トランスミッター、機械的リミッター等を電磁石コイル700の前部に或いは、永久磁石600の回転走行路に近接して設けてもよい。また回転駆動軸100に電気的、光学的、機械的な回転角度検出器を設けて永久磁石600が電磁石コイルに到達する回転角度間隔毎に検知信号を発信させるようにしてもよい。
本例の駆動用の電磁石コイル700は、前記Z4〜Z1領域で複数個例えば3個配置し、位置Z4からZ1にかけて漸減する−回転モーメントに応じて磁束密度をZ4側から順に小さく設計して3個の永久磁石600に同時に電気パルス発信ONして反発回転させ電気パルス発信OFFによりスパイク電圧発信を可能にしてある。このスパイク電圧発信は、永久磁石600の通過により数十倍に倍加される。
前記逆起電力入力電源902は電磁石コイルからの前記スパイク電圧を蓄電する。この蓄電は駆動電源901及び逆起電力入力電源902を鉛電池の逆起電力入力電源にした際、鉛電池の逆起電力入力電源の再生効果があることは検証されている。
図5において、駆動用の電磁石コイル700単位に設けたスイッチング回路は、次のa)〜f)の制御等を行う。
1)、図5の(1)に示すように、駆動用電源901に出力側の逆起電力入力電源 902を接続して、前記初期駆動手段により起動する。起動後は、ステップ2 )〜6)が繰り返し、パルス駆動による回転が継続する。
2)、図5の(2)に示すように、永久磁石600が磁気検知用コイルを通過する ときに、電磁誘導によって矢印αのようにコイルに微弱電圧が生じ
3)、駆動電源スイッチングトランジスタ803が矢印βに示すようにONになり 、その結果、駆動電源901により、電磁石コイル700に矢印γに示すよう に電気パルス通電して、当該電磁石コイル700に対面通過する永久磁石60 0と相対する極と同極を生じさせて、永久磁石600を反発力で離間させフラ イホイール200を回転方向に動かす。
(電磁石コイル700と駆動電源901及び出力の極性を反対にすることによ り、反発力を吸引力(または反発と吸引の組み合わせ)として使うこともでき る。)
5)、この反発力によって、永久磁石600が鉄心面から離間するときに、磁力の 減少を磁気検出コイル700が検知し、駆動電源スイッチングトランジスタ8 03によって駆動電源901から電磁石コイル700への電気パルス通電は遮 断される。
6)、図5の(3)に示すように、電磁石コイル700への電気パルス通電は遮断 されると同時に永久磁石600が磁気検知用コイルC1から遠ざかると、駆動 電源スイッチングトランジスタ803のスイッチングはOFF状態になるため 、電磁石コイル700には逆起電力が生じ、矢印εのように唯一の閉じた回路 を通って、逆起電力入力電源902に入力される。
即ち、前記逆起電力は、駆動電源901とは反対の極性になり、整流用ダイオ ード801、802および駆動電源スイッチング用トレンジスタ803により 、発電出力として逆起電力入力電源902に放電して充電する。
電磁石コイル700からの逆起電力は、当該永久磁石600の通過によりコギ ングトルク(磁力抵抗)を相殺すると同時に逆起電力の慣性によって逆起電力 の鋭いスパイク発電である。このスパイク電圧は電磁石コイル700への入力 電圧の数十倍に達する。図6には(1)に電磁石コイル700への入力電気パ ルスを、(2)に起電力の波形を示す。
而して、電磁石コイル700に電源供給する駆動電源901と逆起電力入力電源902の発電による電圧変化を図6の検証1と検証2に示す。
前記駆動電源901および逆起電力入力電源902の検証実験において、グラフ1は駆動電源901と逆起電力入力電源902の電圧の変化を示す。フライホイール200の回転を開始して約1分で回転は安定し、電磁石コイル700による駆動と自走が釣り合った状態になる。フライホイール200の駆動に必要な負荷は最小になり、入力側の電圧降下はなくなるが、逆起電力入力電源902電圧は入力上限(許容電圧)に向けて上昇を続ける。
グラフ2はそれぞれのバッテリー電圧の初期値との差分を示す。回転開始後約2分半で入力と出力の電圧差が等しくなり、それ以降は出力が上回ることが検証できた。
図3に示す例は、電気パルス型駆動・発電機構において、各電磁石コイル700をフライホイール200の永久磁石600の配置回転角度内の配置角度で設けて、上流側から順次に電気パルス発信とスパイク電圧発生等を制御するタイプである。
つまり、図3に示す3個の各電磁石コイル700は、次の状態を示す。
1)、上流側の電磁石コイル700は、その磁極位置に永久磁石600が接近している タイミング位置を示す。
2)、次の中間の電磁石コイル700は、その磁極位置に永久磁石600が手前直前に 位置しているタイミング位置を示す
3)、下流側の電磁石コイル700は、その磁極位置の直前に永久磁石600が位置し て、永久磁石600検出、電磁石コイル700への電気パルスON−OFF、電磁 石コイル700から起電力によるスパイク電圧が発生するタイミング位置を示す。
本例はこのように全体構成を機械的構成と電気的構成を組み合わせることにより、通常の機械的構成だけでは、エネルギーの入出力収支はゼロとなり、運動学的な機械としての「閉じた系におけるエネルギー保存の法則」を破るものではない。
しかし本例においては、電磁石コイル700による駆動入力により回転速度を所定速度に漸増して、+側回転モーメント発生の範囲を全回転領域にして、入出力範囲に比例した出力効率に近づけることができる。
3.前記実施例における発電について
(1)、弾み錘り400の偏心回転機構のチューニングは図6例において、フライホイール200の中心200cを通る直径線上にある弾み錘りガイド300には一対の弾み錘り400がスライドするように取り付けられている。今、フライホイール200の中心200cから弾み錘り400までの距離(腕の長さ):S、フライホイール200の中心200cからの弾み錘り400の回転角度:θ、弾み錘り400から水平直径線HLまでの垂線とフライホイール200の中心200cとの間の距離:d、真円のリング軌条500による弾み錘り400の回転軌跡半径(リング軌条500の半径でもある):rとすると、フライホイール200の中心200cから弾み錘り400までの距離:Sは、以下の式によって求められる。
ここで±(プラスマイナス)の記号があるのは、本例が、フライホイール200の同一直径線上の一対の弾み錘りガイド300上にそれぞれ弾み錘り400が対になって回転しており、それぞれの弾み錘りガイド300の長さが異なることを示している。式1から、Sはd、r、θのみに依存する量としてS=S(d,r,θ)と書けることがわかる。つまり前記距離(d)と半径(r)が決まれば、フライホイール200の回転角度だけで、回転と共に変化する前記Sの距離がわかる。またこの関係式から毎分のフライホイール200の回転数と弾み錘り400の質量によって、慣性モーメント、動的トルク、馬力、遠心力、コリオリ力、ジャイロ効果等の有用な物理量の検証が可能になる。
(2)、電気パルス型駆動・発電機構における電磁石コイル700の起電力について
起電力発電の原理である電磁気学の「電磁誘導」の法則から、起電力e(V、ボルト)は数2で求められる。
ここでν:永久磁石600の磁場が電磁石コイル700を横切る速度(m/s)、B:永久磁石の磁
向のなす角度である。
前記数1から発電効率を上げるには永久磁石600の
○磁界を強くして(a)=(b)
○回転速度を上げて(a)<(b)
○磁力面積を拡大して(a)<(b)
すればよい。但しa:前記領域X4〜X1の回転モーメント,b:前記領域X1〜X2の回転モーメント。
又図6及び数1から永久磁石付設し弾み錘り400の円周方向への回転速度ν(:軌道距離の
と数4で現わせる。
る発電出力の優位性が明らかとなる。偏心のない通常の円形回転では入出力は相殺し、このような優位性は得られない。自走回転能力と必要駆動入力との比(回転効率)αは次の数5により求められる。
又AからCに向かって回転する弾み錘の対はBからDに向けて錘を押し上げなくてはならないので、それらの回転の比は回転モーメントの比でもありそれをβと名付けると、次の数6により求められる。
このαとβについて偏心率d/rの値を変化させて算出すると、表1のようになる。
このデータから回転効率を高く取りすぎると、回転モーメント比βが低下し回転の勢いが弱まることがわかる。つまり、機械としての最大の総合効率は、これらの範囲の間で「効率」と「回転の勢い」のチューニングによって決定しなければならない。
この表1のデータから回転効率を高く取りすぎると、回転モーメント比βが低下し回転の勢いが弱まることがわかる。つまり、機械としての最大の総合効率は、これらの範囲の間で「効率」と「回転の勢い」のチューニングによって決定すればよい。
(3)、その他のチューニングについて
前記の数1と数2から、偏芯構造に起因する自走部分の走行を起電原理に活用することにより、通常の回転体よりも高い効率で発電できることが分かる。
この原理的な効率化を実際の構造物とするためには、数5と数6の構造部分のチューニングを行う必要がある。
また実機の作製・製造に当たっては、駆動入力用の電気・磁気の調整や、作成する機構の寸法に合わせた各種パラメータの最適化が必要となる。応用分野については、現行のデジタル制御、材料、電池等の技術との融合により、回転体による発電において少なくとも数パーセントから数十パーセントの改善は見込める。
総合的な省力化と経済効果では、あらゆる回転体発電のインフラに貢献すると考えられる。
次に前記スイッチング回路(:駆動電源/逆起電力スイッチング回路)の他の例として図9に示す。本例の駆動電源/逆起電力スイッチング回路は、駆動電力を供給する駆動電源901と、駆動用の電磁石コイル700からの逆起電力を集電蓄電するコンデンサースイッチング回路CNを介して逆起電力入力電源902に接続してある。
コンデンサースイッチング回路CNは、コンデンサーCoとスイッチSwとそのドライバーDにより構成し、ドライバーDは、スイッチSwを所定時間又はフライホイール200の回転角度単位でON/OFF動作する。つまりスイッチSwがOFF動作中は逆起電力をコンデンサーCoに効率良く安定集電蓄電し、この後のスイッチSwのON動作中はコンデンサーCoでの集電蓄電量を逆起電力入力電源902に出力して充電することを繰り返すものである。
環境省の資料によると、近年の発電に伴うCO2の排出は増加の一途をたどっている。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新の警告では、今世紀末までにCO排出をゼロにしなければ、相当レベルでの社会経済障害が懸念されるという。
今後は、現存の発電効率を飛躍的に改善すること、化石資源以外の発電機構の実用化、それに伴う設備と維持に関わるコストの問題などが課題として明白になる。
本発明は、本発明は前述の優れた作用効果を呈するため、現存システムの高効率化、化石資源使用の低減、自然エネルギーの有効活用において、環境、経済、暮らしに大きな改善オプションを提供する。更に本発明の発電装置用の回転装置は、自然エネルギー源を利用したクリーンエネルギーとして、メンテナンスフリー発電を手軽に低コストで得る事を実現し、一般家庭は勿論、自動車産業や各種電力供給産業に広く普及し産業界に広く活用される発電装置用の回転装置であり社会的貢献は多大なものがある。
100:回転駆動軸
101:回転駆動装置(初期駆動用)
102:発電装置
200:フライホイール
300:弾み弾み錘りガイド
400:弾み錘り
500:リング軌条
600:永久磁石
700:電磁石コイル
C1 :磁気検知用コイル
803:駆動電源スイッチングトランジスタ
901:駆動電源
902:逆起電力入力電源
CN :コンデンサースイッチング回路

Claims (1)

  1. 水平状態にした回転駆動軸100の胴部に真円のフライホイール200の円心部を接続し、前記回転駆動軸100又は前記フライホイール200に回転駆動装置を接続し、前記フライホイール200の半径線上に弾み錘りガイド300を等回転角度間隔で配置し、前記弾み錘りガイド300に前記弾み錘り400を摺動自在に装着し、これらの弾み錘り400の重心を前記フライホイール200の回転でフライホイール200の円心200cに対して偏心した真円の回転軌跡500Zで回転させる鉛直型のリング軌条500を前記フライホイール200と平行に固定配置した回転装置において、
    前記フライホイール200に所定の等回転角度間隔で永久磁石600を配列し、前記リング軌条500における弾み錘り400の重心の偏心回転軌跡500Zであってフライホイール200の円心200cに対して弾み錘り400の上昇回転案内開始位置X2の点対称位置X4から、上昇回転終了位置X1までの弾み錘り回転角度域X4〜X1と同一の回転角度域Z4〜Z1に電磁石コイル700を前記永久磁石600に反発又は吸引磁極関係にして配置し、前記電磁石コイル700に対して永久磁石600が対面した際に電気パルスをON−OFFし且つこの電気パルスOFF時に逆起電力の鋭いスパイク電圧を発生させる磁気検知および駆動電源/逆起電力スイッチング回路と、電磁石コイル700からの逆起電力を所定時間又はフライホイール200の回転角度単位で集電蓄電し放電するコンデンサースイッチング回路CNと、コンデンサースイッチング回路CNからの放電を充電する逆起電力入力電源902とにより構成してなる電気パルス型駆動・発電機構を備えたことを特徴とする発電用の回転装置。
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