JP2017127174A - 発電装置用の回転装置2 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水平な回転駆動軸100の胴部に真円のフライホイール200の円心部を接続し、重心を前記フライホイールの回転でフライホイールの円心に対して偏心した真円の回転軌跡で回転させる鉛直型のリング軌条500を前記フライホイールと平行に固定配置した回転装置において、前記フライホイール200に所定の等回転角度間隔で永久磁石を配列し、これと対向する位置に電磁石コイルを配置する。電磁石コイルに対して永久磁石が対面した際に逆起電力を発生させ、集電蓄電コンデンサに充電する。
【選択図】図1
Description
近年、地球温暖化問題が表面化し、二酸化炭素排出規制が叫ばれている。この対策とするクリーンエネルギー技術として、前記の太陽光電池、風力発電等が注目され開発され現在稼動しているが、コスト及びメンテナンス等の問題でなかなか普及していないのが現状である。
この回転装置は、簡略化して図10に示すように、前記回転駆動装置に水平状態にした回転駆動軸100を接続し、この回転駆動軸100に真円鉛直型のリング状又は円盤状のフライホイール200をその円心200c部を接続固定し、フライホイール200にその円心200cからの半径線上に弾み錘りガイド300を例えば45度の等回転角度間隔位置A〜Hに放射状に配置し、弾み錘りガイド300にガイドロール付設の錘り又は永久磁石付設弾み錘り400をGnの範囲で摺動自在に装着し、これらの弾み錘り400をフライホイール200の回転で真円軌跡で偏心回転させる鉛直型の一重及び/又は二重のリング軌条500をフライホイール200と平行に固定配置したものである。
更に回転装置は、弾み錘り400を永久磁石付設弾み錘り400にし、リング軌条500を永久磁石配列軌条にして、リング軌条500の永久磁石の磁力の反発による永久磁石付設弾み錘り400を浮動回転させることによって機械摩擦を最小限に抑え、永久磁石付設弾み錘り400の重力の殆どを回転モーメント発生に利用することが開示してある。
つまりリング軌条500による弾み錘り400の真円軌跡において、弾み錘り400は、水平回転駆動軸100の軸心100cに対して偏心回転するため、水平回転駆動軸100を回転駆動し例えば図に向かって右回転方向(→正回転方向)に回転すると水平回転駆動軸100に掛かる+回転モーメントを付与する領域は、上昇領域X3〜X4の−の回転モーメントを超える下降回転領域X1〜X2内であり最大の+回転モーメントは回転角度位置Cであることは言うまでもない。
そして下降回転開始位置X1(上昇回転終了位置でもある)と上昇回転開始位置X2(下降回転終了位置でもある)では回転モーメントは発生しないニュートラル位置である。
而して、上昇回転領域X2〜X1の中で、領域X2〜X3内とX4〜X1内は、その何れも当該領域に弾み錘りが位置する間は、−の回転モーメントが発生する領域であり、水平回転駆動軸100の軸心100cに常に図の左回転方向への逆回転負荷が掛かりエネルギーロスを生じ減速状態となり回転変動を起こし安定しない。この領域を機械力学的に無くすることが従来からの課題であった。
(1)、水平状態にした回転駆動軸100の胴部に真円のフライホイール200の円心部を接続し、前記回転駆動軸100又は前記フライホイール200に初期の回転駆動装置を接続し、前記フライホイール200の半径線上に弾み錘りガイド300を等回転角度間隔で配置し、前記弾み錘りガイド300に前記弾み錘り400を摺動自在に装着し、これらの弾み錘り400の重心を前記フライホイール200の回転でフライホイール200の円心200cに対して偏心した真円の回転軌跡500Zで回転させる鉛直型のリング軌条500を前記フライホイール200と平行に固定配置した回転装置において、
前記フライホイール200に所定の等回転角度間隔で永久磁石600を配列し、前記リング軌条500における弾み錘り400の重心の偏心回転軌跡500Zであってフライホイール200の円心200cに対して弾み錘り400の上昇回転案内開始位置X2の点対称位置X4から、上昇回転終了位置X1までの弾み錘り回転角度域X4〜X1と同一の回転角度域Z4〜Z1に電磁石コイル700を前記永久磁石600に反発又は吸引磁極関係にして配置し、前記電磁石コイル700に対して永久磁石600が対面した際に電気パルスをON−OFFし且つこの電気パルスOFF時に逆起電力の鋭いスパイク電圧を発生させる磁気検知駆動電源/逆起電力スイッチング回路と、磁気検知駆動電源/逆起電力スイッチング回路に駆動電力を供給する駆動電源901と、電磁石コイル700からの逆起電力を所定時間又はフライホイール200の回転角度単位で集電蓄電し放電するコンデンサースイッチング回路CNと、コンデンサースイッチング回路CNからの放電を充電する逆起電力入力電源902とにより構成してなる電気パルス型駆動・発電機構を備えたことを特徴とする発電用の回転装置。
これにより回転駆動軸100の全回転領域にて+回転モーメントを付与すると共に、回転駆動軸100の回転を所定速度まで漸増して以降に発電する。つまり電気パルス型駆動・発電機構でフライホイール200を回転させながらそれに必要な電源を超える発電が効率よくえられる。しかも、前記回転駆動軸100にかかる軸力(+回転モーメント)の増大と分布が改善される。また回転駆動軸100と弾み錘り400を除く他の構成部を軽量金属や樹脂にて形成して、装置全体をより軽量コンパクト化してその発電効率を高めて、利用範囲を業務用から一般家庭用までに大幅に拡張する等の優れた効果を呈する。
A.偏心回転機構の基本効果
◎ 磁力ガイドによる ⇒ 機械摩擦軽減
◎ 弾み錘り400の重力による ⇒ 回転アシスト
◎ 弾み錘り400の回転力による ⇒ 遠心力、スピード
B.弾み錘り400の偏心回転運動の効果
◎ 回転モーメント差による自走回転運動
◎ 電磁コイル700の電力入力駆動範囲より大きい起電力の出力
◎ エネルギー保存則は破らず
C.起電力の取り方による効果
◎ パルス型駆動・発電により磁気抵抗を排除
◎ 駆動電力入力より広範囲の起電石コイル700を配置
◎ 後述例のコンデンサースイッチング回路CNにより所定時間又はフライホイール 200の回転角度単位で集電蓄電しながら逆起電力入力電源902に放電して充電す る為、従来の偏心回転式の回転装置よりも更に高く安定した発電効率が得られる。
1.CO2削減対策
既存のあらゆる回転式発電機構の入出力効率アップ ハイブリッドカーエンジンへの 応用
2.地域需要
走行距離の飛躍的改善 家庭用ポータブル発電機から緊急時、過疎地用発電設備
3.環境保全
リサイクル資源の有効利用(バッテリーの再生利用)
1.発電用の発電装置用の回転装置例の構成(本例の本体は特許第5505749号公報に記載の装置を適用している)
本発明の発電装置用の回転装置例の基本的なハード構成を図1〜図3に示す。
図1〜図3において、本例の回転装置は、初期駆動用の回転駆動装置101に水平状態にした回転駆動軸100の一方を接続し、この回転駆動軸100の他方に発電装置102を接続し、回転駆動軸100の中央部には、1ユニットの弾み錘り偏心回転機構を配置してある。
前記初期駆動用の回転駆動装置101はフライホイール200の側面に離間可能にしたものであってもよい。本発明においてはこの初期駆動用の回転駆動装置101は、電気パルス型駆動・発電機構に電源を入れた後、フライホイール200を最初に回転させるもので、極端には、フライホイール200を手動レバー又はバネのような起動機構(装置)等で回転させるようにすれば不要である。フライホイール200の回転を停止するには電気パルス型駆動・発電機構の電源を切ればよい。
前記リング軌条500は、円心を回転駆動軸100の軸心100cから水平直径線上HLで所定量Lnを偏位させて、横断面コ型で内外周二重リング501,502に各々永久磁石501,502を円周配列してある。
図4において、前記回転装置例の基本的なハード構成により、永久磁石付設し弾み錘り400を矢印Y方向に偏心回転させると+の回転モーメント発生領域X1〜X2と−の回転モーメント発生領域X2〜X1が生じ、それぞれの範囲が異なり、X1〜X2〈X2〜X1となる。
また、−の回転モーメント発生領域X2〜X1のなかで前記X3〜X4の間は、−の回転モーメントが発生するが+の回転モーメント発生領域X1〜X2が大きいため回転駆動軸100には+の回転モーメントが作用し自走回転能力範囲となる。これに対してX2〜X3の間とX4〜X1の間は何れも−の回転モーメント発生域のため、本発明においては少なくとも、X4〜X1及び/又はX2〜X3の間に相当するフライホイール200の回転角度範囲Z4〜Z1及び/又はZ2〜Z3の間を前記電気パルス型駆動・発電機構による必要駆動入力範囲とするものである。
図2、図3、図5に電気パルス型駆動・発電機構の構成の概略を示す。
本例の電気パルス型駆動・発電機構は、駆動電源/逆起電力スイッチング回路を備え、フライホイール200の永久磁石600の配置回転角度と同じ配置角度で複数個の電磁石コイル700を設けてこれらに駆動電源/逆起電力スイッチング回路により同時に永久磁石600検知による電気パルス発信等を制御するタイプである。
図2において、前記フライホイール200の外周面に、永久磁石600を30度の等回転角度間隔で固定配置する。
この永久磁石600の回転領域において、前記リング軌条500における弾み錘り400の上昇回転案内の開始位置X2の点対称位置X4から上昇回転終了位置X1(下降開始位置でもある)までの弾み錘りの重心の偏心回転域X4〜X1に相当するフライホイール200の永久磁石600の回転角度領域Z4〜Z1に近接して任意の円弧角度間隔で電磁石コイル700を、前記永久磁石600に反発磁極関係又は吸引磁極関係にして配置する。電磁石コイル700は、フライホイール助力駆動用の電磁石コイルである。
以下駆動電源/逆起電力スイッチング回路を単にスイッチング回路と言う。
スイッチング回路は、図2〜図3及び図5に一例の回路を示すように駆動電力を供給する駆動電源901と、駆動用の電磁石コイル700からの逆起電力を蓄電する逆起電力入力電源902に接続してある。
磁気検出コイルC1は本例に限らず、適宜なホトセンサー、ホール素子、トランスミッター、機械的リミッター等を電磁石コイル700の前部に或いは、永久磁石600の回転走行路に近接して設けてもよい。また回転駆動軸100に電気的、光学的、機械的な回転角度検出器を設けて永久磁石600が電磁石コイルに到達する回転角度間隔毎に検知信号を発信させるようにしてもよい。
前記逆起電力入力電源902は電磁石コイルからの前記スパイク電圧を蓄電する。この蓄電は駆動電源901及び逆起電力入力電源902を鉛電池の逆起電力入力電源にした際、鉛電池の逆起電力入力電源の再生効果があることは検証されている。
1)、図5の(1)に示すように、駆動用電源901に出力側の逆起電力入力電源 902を接続して、前記初期駆動手段により起動する。起動後は、ステップ2 )〜6)が繰り返し、パルス駆動による回転が継続する。
2)、図5の(2)に示すように、永久磁石600が磁気検知用コイルを通過する ときに、電磁誘導によって矢印αのようにコイルに微弱電圧が生じ
3)、駆動電源スイッチングトランジスタ803が矢印βに示すようにONになり 、その結果、駆動電源901により、電磁石コイル700に矢印γに示すよう に電気パルス通電して、当該電磁石コイル700に対面通過する永久磁石60 0と相対する極と同極を生じさせて、永久磁石600を反発力で離間させフラ イホイール200を回転方向に動かす。
(電磁石コイル700と駆動電源901及び出力の極性を反対にすることによ り、反発力を吸引力(または反発と吸引の組み合わせ)として使うこともでき る。)
5)、この反発力によって、永久磁石600が鉄心面から離間するときに、磁力の 減少を磁気検出コイル700が検知し、駆動電源スイッチングトランジスタ8 03によって駆動電源901から電磁石コイル700への電気パルス通電は遮 断される。
6)、図5の(3)に示すように、電磁石コイル700への電気パルス通電は遮断 されると同時に永久磁石600が磁気検知用コイルC1から遠ざかると、駆動 電源スイッチングトランジスタ803のスイッチングはOFF状態になるため 、電磁石コイル700には逆起電力が生じ、矢印εのように唯一の閉じた回路 を通って、逆起電力入力電源902に入力される。
即ち、前記逆起電力は、駆動電源901とは反対の極性になり、整流用ダイオ ード801、802および駆動電源スイッチング用トレンジスタ803により 、発電出力として逆起電力入力電源902に放電して充電する。
電磁石コイル700からの逆起電力は、当該永久磁石600の通過によりコギ ングトルク(磁力抵抗)を相殺すると同時に逆起電力の慣性によって逆起電力 の鋭いスパイク発電である。このスパイク電圧は電磁石コイル700への入力 電圧の数十倍に達する。図6には(1)に電磁石コイル700への入力電気パ ルスを、(2)に起電力の波形を示す。
前記駆動電源901および逆起電力入力電源902の検証実験において、グラフ1は駆動電源901と逆起電力入力電源902の電圧の変化を示す。フライホイール200の回転を開始して約1分で回転は安定し、電磁石コイル700による駆動と自走が釣り合った状態になる。フライホイール200の駆動に必要な負荷は最小になり、入力側の電圧降下はなくなるが、逆起電力入力電源902電圧は入力上限(許容電圧)に向けて上昇を続ける。
グラフ2はそれぞれのバッテリー電圧の初期値との差分を示す。回転開始後約2分半で入力と出力の電圧差が等しくなり、それ以降は出力が上回ることが検証できた。
つまり、図3に示す3個の各電磁石コイル700は、次の状態を示す。
1)、上流側の電磁石コイル700は、その磁極位置に永久磁石600が接近している タイミング位置を示す。
2)、次の中間の電磁石コイル700は、その磁極位置に永久磁石600が手前直前に 位置しているタイミング位置を示す
3)、下流側の電磁石コイル700は、その磁極位置の直前に永久磁石600が位置し て、永久磁石600検出、電磁石コイル700への電気パルスON−OFF、電磁 石コイル700から起電力によるスパイク電圧が発生するタイミング位置を示す。
しかし本例においては、電磁石コイル700による駆動入力により回転速度を所定速度に漸増して、+側回転モーメント発生の範囲を全回転領域にして、入出力範囲に比例した出力効率に近づけることができる。
(1)、弾み錘り400の偏心回転機構のチューニングは図6例において、フライホイール200の中心200cを通る直径線上にある弾み錘りガイド300には一対の弾み錘り400がスライドするように取り付けられている。今、フライホイール200の中心200cから弾み錘り400までの距離(腕の長さ):S、フライホイール200の中心200cからの弾み錘り400の回転角度:θ、弾み錘り400から水平直径線HLまでの垂線とフライホイール200の中心200cとの間の距離:d、真円のリング軌条500による弾み錘り400の回転軌跡半径(リング軌条500の半径でもある):rとすると、フライホイール200の中心200cから弾み錘り400までの距離:Sは、以下の式によって求められる。
起電力発電の原理である電磁気学の「電磁誘導」の法則から、起電力e(V、ボルト)は数2で求められる。
向のなす角度である。
前記数1から発電効率を上げるには永久磁石600の
○磁界を強くして(a)=(b)
○回転速度を上げて(a)<(b)
○磁力面積を拡大して(a)<(b)
すればよい。但しa:前記領域X4〜X1の回転モーメント,b:前記領域X1〜X2の回転モーメント。
と数4で現わせる。
このデータから回転効率を高く取りすぎると、回転モーメント比βが低下し回転の勢いが弱まることがわかる。つまり、機械としての最大の総合効率は、これらの範囲の間で「効率」と「回転の勢い」のチューニングによって決定しなければならない。
前記の数1と数2から、偏芯構造に起因する自走部分の走行を起電原理に活用することにより、通常の回転体よりも高い効率で発電できることが分かる。
この原理的な効率化を実際の構造物とするためには、数5と数6の構造部分のチューニングを行う必要がある。
また実機の作製・製造に当たっては、駆動入力用の電気・磁気の調整や、作成する機構の寸法に合わせた各種パラメータの最適化が必要となる。応用分野については、現行のデジタル制御、材料、電池等の技術との融合により、回転体による発電において少なくとも数パーセントから数十パーセントの改善は見込める。
総合的な省力化と経済効果では、あらゆる回転体発電のインフラに貢献すると考えられる。
コンデンサースイッチング回路CNは、コンデンサーCoとスイッチSwとそのドライバーDにより構成し、ドライバーDは、スイッチSwを所定時間又はフライホイール200の回転角度単位でON/OFF動作する。つまりスイッチSwがOFF動作中は逆起電力をコンデンサーCoに効率良く安定集電蓄電し、この後のスイッチSwのON動作中はコンデンサーCoでの集電蓄電量を逆起電力入力電源902に出力して充電することを繰り返すものである。
今後は、現存の発電効率を飛躍的に改善すること、化石資源以外の発電機構の実用化、それに伴う設備と維持に関わるコストの問題などが課題として明白になる。
本発明は、本発明は前述の優れた作用効果を呈するため、現存システムの高効率化、化石資源使用の低減、自然エネルギーの有効活用において、環境、経済、暮らしに大きな改善オプションを提供する。更に本発明の発電装置用の回転装置は、自然エネルギー源を利用したクリーンエネルギーとして、メンテナンスフリー発電を手軽に低コストで得る事を実現し、一般家庭は勿論、自動車産業や各種電力供給産業に広く普及し産業界に広く活用される発電装置用の回転装置であり社会的貢献は多大なものがある。
101:回転駆動装置(初期駆動用)
102:発電装置
200:フライホイール
300:弾み弾み錘りガイド
400:弾み錘り
500:リング軌条
600:永久磁石
700:電磁石コイル
C1 :磁気検知用コイル
803:駆動電源スイッチングトランジスタ
901:駆動電源
902:逆起電力入力電源
CN :コンデンサースイッチング回路
Claims (1)
- 水平状態にした回転駆動軸100の胴部に真円のフライホイール200の円心部を接続し、前記回転駆動軸100又は前記フライホイール200に回転駆動装置を接続し、前記フライホイール200の半径線上に弾み錘りガイド300を等回転角度間隔で配置し、前記弾み錘りガイド300に前記弾み錘り400を摺動自在に装着し、これらの弾み錘り400の重心を前記フライホイール200の回転でフライホイール200の円心200cに対して偏心した真円の回転軌跡500Zで回転させる鉛直型のリング軌条500を前記フライホイール200と平行に固定配置した回転装置において、
前記フライホイール200に所定の等回転角度間隔で永久磁石600を配列し、前記リング軌条500における弾み錘り400の重心の偏心回転軌跡500Zであってフライホイール200の円心200cに対して弾み錘り400の上昇回転案内開始位置X2の点対称位置X4から、上昇回転終了位置X1までの弾み錘り回転角度域X4〜X1と同一の回転角度域Z4〜Z1に電磁石コイル700を前記永久磁石600に反発又は吸引磁極関係にして配置し、前記電磁石コイル700に対して永久磁石600が対面した際に電気パルスをON−OFFし且つこの電気パルスOFF時に逆起電力の鋭いスパイク電圧を発生させる磁気検知および駆動電源/逆起電力スイッチング回路と、電磁石コイル700からの逆起電力を所定時間又はフライホイール200の回転角度単位で集電蓄電し放電するコンデンサースイッチング回路CNと、コンデンサースイッチング回路CNからの放電を充電する逆起電力入力電源902とにより構成してなる電気パルス型駆動・発電機構を備えたことを特徴とする発電用の回転装置。
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