JP2017127093A - 車両及び非接触電力伝送システム - Google Patents

車両及び非接触電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】受電効率と車両位置合わせの容易性との何れを優先するかに関するユーザの要望に対応可能な車両及び非接触電力伝送システムを提供する。【解決手段】車両100は、受電コイル115と、蓄電装置120と、ECU160とを備える。受電コイル115は、送電装置200の送電コイル215から非接触で受電する。蓄電装置120は、受電コイル115により受電された電力を蓄える。ECU160は、受電コイル115を通じた蓄電装置120の充電を制御する。ECU160は、送電コイル215に対する受電コイル115の車体水平方向の位置ずれが許容範囲に納まっている場合に充電を実行可能である。そして、ECU160は、充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択がユーザにより行なわれた場合に許容範囲を広げる。【選択図】図1

Description

この発明は、車両及び非接触電力伝送システムに関し、特に、送電装置と車両との間において非接触で電力伝送を行なう技術に関する。
送電装置から受電装置に非接触で送電する非接触電力伝送システムが知られている(特許文献1〜6参照)。特開2015−144529号公報(特許文献1)は、このような非接触電力伝送システムにおいて、送電装置に対する車両(受電装置)の位置合わせに関する技術を開示する。この技術においては、送電装置に対する車両の位置合わせ時に送電装置から車両に微弱電力が送電される。微弱電力受電時の車両における受電電圧が所定のしきい値よりも高い場合に、送電装置に対する車両の位置合わせが成功したものと判定される(特許文献1参照)。
特開2015−144529号公報 特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報
非接触電力伝送において最低限必要とされる受電効率が低い程、送電装置に対する車両の位置ずれの許容範囲は広くなる。したがって、最低限必要とされる受電効率が低い程、送電装置に対する車両の位置合わせは容易になる。
しかしながら、上記特許文献1に開示される車両において、車両の位置合わせが成功したか否かを判定するための基準値(微弱電力受電時の受電電圧が比較されるしきい値)は固定値である。受電電圧に応じて受電効率は変化するため、受電電圧が比較されるしきい値が固定値であると、結果的に最低限必要な受電効率は固定される。よって、仮に受電効率よりも車両位置合わせの容易性を優先させたいとユーザが考えたとしても、そのような要望に対応することができない。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、受電効率と車両位置合わせの容易性との何れを優先するかに関するユーザの要望に対応可能な車両及び非接触電力伝送システムを提供することである。
この発明のある局面に従う車両は、送電装置から非接触で受電する。この車両は、受電コイルと、蓄電装置と、制御装置とを備える。受電コイルは、送電装置の送電コイルから非接触で受電する。蓄電装置は、受電コイルにより受電された電力を蓄える。制御装置は、受電コイルを通じた蓄電装置の充電を制御する。制御装置は、送電コイルに対する受電コイルの車体水平方向の位置ずれが許容範囲に納まっている場合に充電を実行可能である。そして、制御装置は、充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択がユーザにより行なわれた場合に許容範囲を広げる。
この発明の別の局面に従う非接触電力伝送システムは、送電装置と車両とを備える。送電装置は、車両に非接触で送電する送電コイルを含む。車両は、受電コイルと、蓄電装置と、制御装置とを含む。受電コイルは、送電装置の送電コイルから非接触で受電する。蓄電装置は、受電コイルにより受電された電力を蓄える。制御装置は、受電コイルを通じた蓄電装置の充電を制御する。制御装置は、送電コイルに対する受電コイルの車体水平方向の位置ずれが許容範囲に納まっている場合に充電を開始するための制御を実行可能である。そして、制御装置は、充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択がユーザにより行なわれた場合に許容範囲を広げる。
これらの発明においては、充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択がユーザにより行なわれた場合に、送電コイルに対する受電コイルの車体水平方向の位置ずれの許容範囲が広げられる。したがって、この車両によれば、ユーザは、自らの要望に合った受電効率を選択することで、受電効率と車両位置合わせの容易性との何れを優先するかを選択することができる。
この発明によれば、受電効率と車両位置合わせの容易性との何れを優先するかに関するユーザの要望に対応可能な車両及び非接触電力伝送システムを提供することができる。
非接触電力伝送システムの構成図である。 受電コイルの位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっていない場合にディスプレイに表示されるアイコンの例を示す図である。 受電コイルの位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっている場合にディスプレイに表示されるアイコンの例を示す図である。 最低限必要とされる受電効率と位置ずれ許容範囲との関係の一例を示す図である。 ユーザが受電効率を変更する場合のディスプレイの表示例を示す図である。 受電部を通じた蓄電装置の充電時に最低限必要な受電電力を設定するための処理手順例を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(非接触電力伝送システムの構成)
図1は、この実施の形態1に従う非接触電力伝送システムの構成図である。図1を参照して、非接触電力伝送システム1は、車両100と送電装置200とを備える。車両100と送電装置200との間では、非接触電力伝送が行なわれる。
送電装置200は、たとえば、駐車場の地面に設置される。送電装置200は、送電部210と、通信部220と、制御装置230とを含む。送電装置200は、交流電源300(たとえば、系統電源)から電力供給を受けて、送電部210を通じて車両100に送電する。
送電部210は、送電コイル215を含む。送電部210においては、交流電源300から供給された電力を基に送電電力が生成される。送電コイル215は、生成された送電電力を受けることにより磁界を形成し、形成された磁界を通じて受電部110の受電コイル115(後述)に非接触で送電する。送電コイル215は、受電コイル115への送電時に一定の電力(たとえば、5kW)を送電する。送電コイル215における導線の巻き数は、Q値(たとえば、Q≧100)及び結合係数κが大きくなるように適宜設計される。
通信部220は、車両100の通信部130(後述)と通信可能である。通信部220は、たとえば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11等の無線LAN規格に準拠した通信モジュールで構成される。送電コイル215に対する受電コイル115の位置合わせが行なわれる時(送電装置200に対する車両100の駐車動作時)に、通信部220,130間で通信が行なわれる。
車両100は、受電部110と、蓄電装置120と、通信部130と、撮像装置140と、ディスプレイ150と、ECU(Electronic Control Unit)160とを含む。車両100においては、送電装置200から非接触で受電された電力が蓄電装置120に蓄えられる。そして、車両100においては、蓄電装置120に蓄えられた電力に基づいて走行駆動力が生成される。
受電部110は、受電コイル115を含む。受電コイル115は、送電部210の送電コイル215から非接触で受電する。受電コイル115により受電された電力(交流)は、直流電力に変換され、電圧が所望の電圧に変換された上で蓄電装置120に蓄えられる。受電コイル115における導線の巻き数は、Q値(たとえば、Q≧100)及び結合係数κが大きくなるように適宜設計される。
蓄電装置120は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置120は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
通信部130は、送電装置200の通信部220と通信可能である。通信部130は、たとえば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11等の無線LAN規格に準拠した通信モジュールで構成される。
撮像装置140は、車両100の床下に設けられる。撮像装置140は、送電装置200を撮影可能である。撮像装置140による撮影は、たとえば、送電コイル215に対する受電コイル115の位置合わせ時に行なわれる。撮像装置140は、たとえば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサを含むカメラユニットで構成される。
ディスプレイ150は、車両100に関する様々な情報を表示するための表示装置である。たとえば、ディスプレイ150は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで構成される。また、ディスプレイ150は、タッチパネルを含む。ユーザは、ディスプレイ150をタッチ操作することにより、ECU160(後述)に指示を通知することができる。
ECU160は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサ(不図示)からの情報に基づいて車両100の各機器(受電部110、通信部130、撮像装置140、ディスプレイ150等)を制御する。
ECU160は、送電コイル215に対する受電コイル115の車体水平方向の位置ずれ(以下、「受電コイル115の位置ずれ」と称する。)が予め定められた許容範囲(以下、「位置ずれ許容範囲」と称する。)に納まっているか否かを判定する。たとえば、ECU160は、撮像装置140により撮影された画像に含まれる送電装置200の中心点と画像の中心点との間の画素数がしきい値以内であるか否かにより、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっているか否かを判定する。しきい値としては、非接触電力伝送において最低限必要とされる受電効率を達成可能な画素数が設定される。後述するように、車両100においては、位置ずれ許容範囲が変更され得る。たとえば、位置ずれ許容範囲が変更される場合には、上記しきい値が変更される。
なお、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっているか否かの判定方法はこれに限定されない。たとえば、送電コイル215に対する受電コイル115の位置合わせ時に、送電コイル215から微弱電力を送電し、受電コイル115における受電効率を監視することにより、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっているか否かを判定してもよい。
受電部110を通じた蓄電装置120の充電は、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっている場合に実行可能である。受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっていない場合には、最低限必要とされる受電効率を得ることができないため、このような充電は許可されない。
図2は、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっていない場合にディスプレイ150に表示されるアイコンの例を示す図である。図2を参照して、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっていない場合に、ディスプレイ150には、充電不可であることを示すアイコン168が表示される。
図3は、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっている場合にディスプレイ150に表示されるアイコンの例を示す図である。図3を参照して、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まっている場合に、ディスプレイ150には、充電可であることを示すアイコン169(アイコン168とは異なる)が表示される。
ユーザは、送電装置200に対する車両100の駐車動作中にディスプレイ150に表示されるアイコンの種類を参照することにより、受電コイル115の位置ずれが位置ずれ許容範囲に納まったか否かを判定することができる。
再び図1を参照して、ECU160による主要な制御として、位置ずれ許容範囲の変更制御がある。ECU160は、ユーザから位置ずれ許容範囲を変更するための指示を受けた場合に、位置ずれ許容範囲を変更する。位置ずれ許容範囲の変更制御については後程詳しく説明する。
(受電効率と車両位置合わせの容易性とのバランス調整)
以上のような構成の非接触電力伝送システム1においては、最低限必要とされる受電効率が低い程、位置ずれ許容範囲が広くなる。非接触電力伝送システム1において、送電装置200は、車両100に対して一定の電力を送電するため、非接触電力伝送における受電電力が低い程、受電効率は低い。
図4は、最低限必要とされる受電電力と位置ずれ許容範囲との関係の一例を示す図である。図4を参照して、送電コイル中心400は、送電装置200に含まれる送電コイル215の中心に対応している。横軸は送電コイル215に対する受電コイル115の車体左右方向の位置ずれ量を示し、縦軸は送電コイル215に対する受電コイル115の車体前後方向の位置ずれ量を示す。位置ずれ許容範囲は、410,420,430の順に狭い。
送電装置200から、たとえば、5kWの電力が車両100に対して送電されるとする。この場合に、受電コイル115の中心点が位置ずれ許容範囲410に納まっているときは、受電コイル115は、3kW以上の電力を受電することができる(受電効率:60%以上)。受電コイル115の中心点が位置ずれ許容範囲420に納まっているときは、受電コイル115は、2kW以上の電力を受電することができる(受電効率:40%以上)。受電コイル115の中心点が位置ずれ許容範囲430に納まっているときは、受電コイル115は、1kW以上の電力を受電することができる(受電効率:20%以上)。
このように、最低限必要とされる受電効率が低い程、位置ずれ許容範囲は広くなる。したがって、最低限必要とされる受電効率が低い程、送電コイル215に対する受電コイル115の位置合わせは容易になる。
仮に、常に一定の受電効率(たとえば、60%)が最低限必要とされると、送電コイル215に対する受電コイル115の位置合わせの容易性を受電効率よりも優先させたいとユーザが考えたとしても、そのような要望に対応することができない。
この実施の形態1に従う車両100においてECU160は、受電コイル115を通じた蓄電装置120の充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択(たとえば、最低限必要な受電電力を3kWから1kWに変更)がユーザにより行なわれた場合に位置ずれ許容範囲を広げる。したがって、車両100によれば、ユーザは、受電効率を下げることにより、車両位置合わせの容易性を向上させることができる。
図5は、ユーザが最低限必要な受電電力を変更する場合のディスプレイ150の表示例を示す図である。図5を参照して、ディスプレイ150は、「駐車位置OKとする受電電力を設定して下さい。」というメッセージと共に、選択ボタン162,164,166を表示する。選択ボタン162がユーザにより押下されると、位置ずれ許容範囲は、受電電力が1kW以上となる範囲に設定される(図4の位置ずれ許容範囲430)。選択ボタン164がユーザにより押下されると、位置ずれ許容範囲は、受電電力が2kW以上となる範囲に設定される(図4の位置ずれ許容範囲420)。選択ボタン166がユーザにより押下されると、位置ずれ許容範囲は、受電電力が3kW以上となる範囲に設定される(図4の位置ずれ許容範囲410)。ユーザは、選択ボタン162,164,166の何れかを押下することにより、蓄電装置120の充電時に最低限必要な受電電力を変更することができる。送電装置200による送電電力が一定であるので、受電電力が変更されることにより受電効率も変更される。
このように、この車両100によれば、ユーザは、自らの要望に合った受電電力(受電効率)を選択することで、車両位置合わせの容易性と受電効率との何れを優先するかを決定することができる。次に、非接触電力伝送における最低限必要な受電電力(受電効率)設定の具体的処理手順について説明する。
(受電電力設定の処理手順)
図6は、受電部110を通じた蓄電装置120の充電時に最低限必要な受電電力(受電効率)を設定するための処理手順例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、最低限必要な受電電力を変更するための画面(たとえば、図5に示される画面)がディスプレイ150に表示されている間、ECU160により繰り返し実行される。なお、この例において、送電装置200による送電電力は5kWで一定であり、必要な受電電力としては、1kW以上、2kW以上、3kW以上の何れかがユーザにより選択される。
図6を参照して、ECU160は、ディスプレイ150を通じて、ユーザから必要な受電電力の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS100)。必要な受電電力の選択を受け付けていないと判定されると(ステップS100においてNO)、処理は再びステップS100に移行する。
必要な受電電力の選択を受け付けたと判定されると(ステップS100においてYES)、ECU160は、図5の選択ボタン162が押下されたか否か(受電電力として1kW以上が選択されたか否か)を判定する(ステップS110)。選択ボタン162が押下されたと判定されると(ステップS110においてYES)、ECU160は、非接触電力伝送において必要な受電電力を1kW以上に設定する(ステップS120)。すなわち、この場合には、受電効率が1kW以上(受電電力)/5kW(送電電力)の20%以上になる。また、ECU160は、受電効率が最も低くなる受電電力が選択されたため、位置ずれ許容範囲を最も広い範囲(図4の位置ずれ許容範囲430)に設定する。
選択ボタン162が押下されていないと判定されると(ステップS110においてNO)、ECU160は、図5の選択ボタン164が押下されたか否か(受電電力として2kW以上が選択されたか否か)を判定する(ステップS130)。選択ボタン164が押下されたと判定されると(ステップS130においてYES)、ECU160は、非接触電力伝送において必要な受電電力を2kW以上に設定する(ステップS140)。すなわち、この場合には、受電効率が2kW以上/5kWの40%以上になる。また、ECU160は、受電電力を2kW以上に設定すると共に、位置ずれ許容範囲を第1の範囲よりも狭い第2の範囲(図4の位置ずれ許容範囲420)に設定する。
選択ボタン164が押下されていないと判定されると(ステップS130においてNO)、ECU160は、非接触電力伝送において必要な受電電力を3kW以上に設定する(ステップS150)。すなわち、この場合には、受電効率が3kW以上/5kWの60%以上になる。また、ECU160は、受電効率が最も高くなる受電電力が選択されたため、位置ずれ許容範囲を最も狭い第3の範囲(図4の位置ずれ許容範囲410)に設定する。
このように、この実施の形態1に従う車両100においては、受電効率を下げる選択(たとえば、受電電力を3kWから1kWに変更する選択)がユーザにより行なわれた場合に、位置ずれ許容範囲が広げられる(たとえば、位置ずれ許容範囲が第3の範囲から第1の範囲に広くなる)。これにより、ユーザは、受電効率よりも位置合わせの容易性を優先させることができる。すなわち、車両100によれば、ユーザは、自らの要望に合った受電電力(受電効率)を選択することで、車両位置合わせの容易性と受電効率との何れを優先するかを決定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 非接触電力伝送システム、100 車両、110 受電部、115 受電コイル、120 蓄電装置、130,220 通信部、140 撮像装置、150 ディスプレイ、160 ECU、162,164,166 選択ボタン、168,169 アイコン、200 送電装置、210 送電部、215 送電コイル、230 制御装置、400 送電コイル中心、410,420,430 位置ずれ許容範囲。

Claims (2)

  1. 送電装置から非接触で受電する車両であって、
    前記送電装置の送電コイルから非接触で受電する受電コイルと、
    前記受電コイルにより受電された電力を蓄える蓄電装置と、
    前記受電コイルを通じた前記蓄電装置の充電を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記送電コイルに対する前記受電コイルの車体水平方向の位置ずれが許容範囲に納まっている場合に前記充電を実行可能であり、
    前記制御装置は、前記充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択がユーザにより行なわれた場合に前記許容範囲を広げる、車両。
  2. 送電装置と車両とを備える非接触電力伝送システムであって、
    前記送電装置は、前記車両に非接触で送電する送電コイルを含み、
    前記車両は、
    前記送電コイルから非接触で受電する受電コイルと、
    前記受電コイルにより受電された電力を蓄える蓄電装置と、
    前記受電コイルを通じた前記蓄電装置の充電を制御する制御装置とを含み、
    前記制御装置は、前記送電コイルに対する前記受電コイルの車体水平方向の位置ずれが許容範囲に納まっている場合に前記充電を実行可能であり、
    前記制御装置は、前記充電時に最低限必要な受電効率を下げる選択がユーザにより行なわれた場合に前記許容範囲を広げる、非接触電力伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020171192A (ja) * 2019-03-26 2020-10-15 ソフトバンク株式会社 充電用装置、制御方法、及びプログラム

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