JP2017124944A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017124944A
JP2017124944A JP2017085927A JP2017085927A JP2017124944A JP 2017124944 A JP2017124944 A JP 2017124944A JP 2017085927 A JP2017085927 A JP 2017085927A JP 2017085927 A JP2017085927 A JP 2017085927A JP 2017124944 A JP2017124944 A JP 2017124944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording
path
conveyance path
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017085927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6323593B2 (ja
Inventor
中村 和久
Kazuhisa Nakamura
和久 中村
佐藤 誠
Makoto Sato
佐藤  誠
亨 根村
Toru Nemura
亨 根村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2017085927A priority Critical patent/JP6323593B2/ja
Publication of JP2017124944A publication Critical patent/JP2017124944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6323593B2 publication Critical patent/JP6323593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】分離斜面と湾曲経路との位置関係を改善させた記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置11は、シート状の用紙に記録を行う記録部20と、記録部に向けて搬送される用紙が載置される載置部30と、用紙の搬送方向において、載置部の下流側に配置される分離斜面32と、載置部から分離斜面を経由して搬送される用紙の面を反転させる湾曲経路と、湾曲経路の下流に続き、記録部を経由して排出口へと続く搬送路37、39と、湾曲経路の下流側に、排出口が設けられる側とは反対側から斜め下方に延びて合流し、載置部に載置される用紙とは別の用紙が搬送される供給路と、湾曲経路と供給路の合流部分に配置され、湾曲経路の外側側面の一部を構成する面と、供給路の一部を構成する面と、を有するフラップ部材53とを備え、分離斜面の下流端は、湾曲経路の内側側面のうち、排出口から最も離れた部分よりも、排出口から離れた位置に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、媒体供給機構を備えた記録装置に関する。
従来から、シート状をなす媒体の一種としての用紙を積層状態に載置して収容する給紙カセットと、この給紙カセットから送り出され、用紙搬送路に沿って搬送される用紙に対して、例えば液体噴射ヘッドから液体を噴射して文字や図形を含む画像を記録する記録部と、を備えた記録装置が実用化されている。
特開2011−190028号公報
しかしながら、特許文献1に開示された記録装置においては、給紙カセットから送り出された用紙を上方に移動させる傾斜分離板(分離斜面)と、その用紙を反転させるUターン搬送部(湾曲経路)との位置関係において、改善の余地があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、分離斜面と湾曲経路との位置関係を改善させた記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、シート状の媒体に記録を行う記録部と、前記記録部に向けて搬送される前記媒体が載置される載置部と、前記媒体の搬送方向において、前記載置部の下流側に配置される分離斜面と、前記載置部から前記分離斜面を経由して搬送される前記媒体の面を反転させる湾曲経路と、前記湾曲経路の下流に続き、前記記録部を経由して排出口へと続く搬送路と、前記湾曲経路の下流側に、前記排出口が設けられる側とは反対側から斜め下方に延びて合流し、前記載置部に載置される前記媒体とは別の前記媒体が搬送される供給路と、前記湾曲経路と前記供給路の合流部分に配置され、前記湾曲経路の外側側面の一部を構成する面と、前記供給路の一部を構成する面と、を有するフラップ部材とを備え、前記分離斜面の下流端は、前記湾曲経路の内側側面のうち、前記排出口から最も離れた部分よりも、前記排出口から離れた位置に位置する。
本発明の記録装置において、前記記録部により記録が行われた前記媒体の記録面を反転させるよう、前記湾曲経路に合流する両面記録用搬送路と、前記湾曲経路と前記両面記録用搬送路との合流部分に配置され、前記分離斜面に沿って搬送される前記媒体の搬送経路の一部を構成する面と、前記両面記録用搬送路の一部を構成する面と、を有する揺動部材と、を備え、鉛直方向において、前記分離斜面と前記揺動部材は重なる位置に配置されることが好ましい。
本発明の記録装置において、鉛直方向において、前記湾曲経路の前記内側側面のうち、前記排出口から最も離れた部分と前記分離斜面は重なるように配置されることが好ましい。
本発明の記録装置において、前記搬送方向において前記フラップ部材よりも上流であって、前記湾曲経路の外側側面には、ローラーが設けられていることが好ましい。
本発明の記録装置において、前記フラップ部材は、回転軸を中心に揺動することで変位可能であることが好ましい。
(a),(b)は、本発明に係る実施形態である記録装置をそれぞれ異なる位置から見た斜視図。 (a),(b)は、手差給紙機構において手差供給路が開蓋された状態の実施形態の記録装置をそれぞれ異なる位置から見た斜視図。 実施形態の記録装置が備える用紙搬送路を示す断面図。 給紙カセットから供給される用紙の搬送状態を示す模式断面図。 手差給紙機構によって供給される用紙の搬送状態を示す模式断面図。 (a)は、用紙搬送路を有する反転ユニットが記録装置から離脱された状態を示す状態説明図、(b)は、離脱された反転ユニットを示す斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態として、液体を噴射する液体噴射ヘッドを記録ヘッドとして備え、シート状をなす媒体としての用紙に液体を噴射して文字や図形を含む画像等を記録する記録装置について、図を参照して説明する。
図1(a),(b)に示すように、本実施形態の記録装置11は、複数の筐体によって囲まれた略直方体形状を呈する装置本体12内に、用紙Pに対して液体としてのインクを噴射して画像等を記録する記録部20と、載置される載置媒体としての用紙P(P1)を積層状態で載置可能な載置部としての給紙カセット30と、を備えている。また、この装置本体12において、用紙Pの排出方向側となる前面側には、記録部20を操作するための操作パネル13が配置され、その反重力方向側となる上面側には、スキャナーなどの画像読取部15が配設されている。
操作パネル13はメニュー画面等を表示するための表示部(例えば液晶ディスプレイ)や操作部(例えば操作ボタン)などを備えている。また、操作パネル13は、その上方側に設けられたヒンジなどの回転機構によって下方側が前方に持ち上げられて開く構成とされ、装置本体12に開閉可能に取り付けられている。なお、操作パネル13の操作部等が設けられた前側とは反対側の後側には、記録部20から排出される用紙Pを装置本体12外へ排出する排紙口が装置本体12に配設され、操作パネル13が開くことによって露出する排紙口から、用紙Pは図中白抜き矢印で示すように前方へ排出される構成とされている。
給紙カセット30は、この操作パネル13の下方において、装置本体12に対して挿抜可能に配設され、挿入方向奥側(後側)に配設された用紙の搬送路に、載置された用紙P1が送り出されて搬送され、記録部20へ供給される。さらに、記録装置11には、給紙カセット30からの用紙Pの供給に加えて、装置本体12において操作パネル13が設けられた前側とは反対側の後側の上方部位に、用紙P(図2(a)参照)を手差しで一枚ずつ供給する手差給紙機構40が手差媒体供給機構として備えられている。手差給紙機構40は、用紙Pが差込まれる開口空間を差込口42(図2(a)参照)として備え、この差込口42を覆う開閉蓋41が装置本体12に揺動自在に備えられている。開閉蓋41は、手差給紙機構40による用紙Pの供給を行わない場合は、差込口42に埃などの異物が入らないように、図1(a),(b)に示すように閉じた状態とされる。
一方、図2(a),(b)に示すように、手差給紙機構40によって用紙を記録部20へ供給する場合は、開閉蓋41を揺動して開けた状態とし、露出する差込口42へ用紙Pを差し込んで記録部20へ供給する。なお、以降の説明において、用紙Pについて、必要に応じ、給紙カセット30に載置された載置用紙を用紙P1と呼称し、手差給紙機構40から差し込まれる手差用紙を用紙P2と呼称して区別する。
記録装置11では、供給された用紙Pに対して記録が行われる。すなわち、図1(a)および図2(a)に示すように、装置本体12内において記録部20と対応する位置には、搬送される用紙Pの搬送方向と交差する幅方向(これを主走査方向Xと呼ぶ)に沿って延びるガイド軸23が架設されている。また、ガイド軸23には主走査方向Xに沿って移動可能な状態でキャリッジ24が支持されている。キャリッジ24は、図示しないキャリッジモーターの駆動に伴って、主走査方向Xに沿って往復移動する。
キャリッジ24の下面側には、用紙Pに対して液体の一例としてのインクを噴射して記録(印刷)を行う液体噴射ヘッド25が支持されている。そして、キャリッジ24を移動させることで液体噴射ヘッド25を移動させるとともに、移動する液体噴射ヘッド25からインクを噴射させる。一方、用紙Pは、図示しない紙送りモーターの駆動に伴って主走査方向Xと交差する搬送方向(これを副走査方向Yと呼ぶ)に移動(間欠移動)され、排紙口から装置本体12外に排出される。このキャリッジ24の主走査方向Xへの移動と、用紙Pの副走査方向Yへの移動との双方の移動によって、記録部20において用紙に記録が行われる。なお、記録部20の記録に際してインクを液体噴射ヘッド25に供給するインクを収容した複数のインクカートリッジが、装置本体12内に配設されている。
さて、記録装置11には、図1(b)および図2(b)に示すように操作パネル13側とは反対の後側において、装置本体12に対して後方に引き抜くことで装置本体12から切り離されて取り外される着脱部材としての反転ユニット50が備えられている。反転ユニット50は、記録部20へ供給される用紙Pの両面に記録を行うために、用紙Pの表裏を反転つまり被記録面を反転させるユニットである。
反転ユニット50は、装置本体12において給紙カセット30の挿入方向奥側であって給紙カセット30の上方に配設されている。そして、反転ユニット50の装置本体12に対する装着状態で露出する面には、ユーザーが指先を挿入して把持動作することでスライド移動する一対の操作部50aが設けられ、ユーザーがこの操作部50aを互いに近づくようにスライド移動させることで装置本体12への係止状態が解除され、装置本体12から後方へ抜き取ることが可能とされている。
本実施形態の記録装置11には、給紙カセット30および手差給紙機構40の双方から供給される用紙Pを記録部20へ搬送する用紙搬送路が媒体搬送路として設けられている。そして、用紙搬送路は記録装置11に対して着脱可能な着脱部材として構成された反転ユニット50に形成されている。
次に、この反転ユニット50の構成を含め、反転ユニット50に形成された用紙搬送路について、図3を参照して説明する。なお、図3では、給紙カセット30には用紙P1が収容されていない状態、および手差給紙機構40には用紙P2が差し込まれていない開閉蓋41を閉じた状態で図示している。
図3に示すように、反転ユニット50は、ユニットフレームを構成する複数のフレーム部材51,52,55,56,57,58と、フラップ部材53,54と、このユニットフレームに回転自在に設けられた駆動ローラー61および従動ローラー62,63,64とを有している。フレーム部材51は、後面が装置本体12の筐体として機能するとともに、用紙Pの幅方向すなわち主走査方向Xの両側において側壁51H(図6(a),(b)参照)を形成するように、両側が折れ曲った形状とされている。また、フレーム部材52は、同じく後面が装置本体12の筐体として機能するとともに、その後面には、反転ユニット50を抜き取る際に操作する操作部50aが設けられている。
駆動ローラー61は、不図示の駆動源からの駆動力に基づき主走査方向Xに沿う軸線を中心として、フレーム部材51の側壁51Hに回転可能に軸支されている。そして、主走査方向Xに沿う軸線を中心としてフレーム部材51に回転自在に軸支された従動ローラー62との間で、また主走査方向Xに沿う軸線を中心としてフラップ部材54に回転自在に軸支された従動ローラー63との間で、それぞれ用紙Pを挟持して搬送する。なお、従動ローラー62はリタードローラーとして機能し、駆動ローラー61によって用紙Pを一枚ずつ搬送する。
用紙搬送路は、これらの各部材および各ローラーによって反転ユニット50に形成され、装置本体12に装着された状態で、搬送方向上流側である給紙カセット30側から搬送方向下流側である記録部20に向かって、用紙Pを搬送する。すなわち、反転ユニット50には用紙Pが搬送される搬送方向順に、搬送路35,36,37がそれぞれ用紙搬送路として形成されている。
搬送路35は、フレーム部材51の前側壁面とフレーム部材58の後側壁面との間に形成され、反転ユニット50において給紙カセット30側となる重力方向側に開口を有する空間領域として形成されている。この搬送路35は、装置本体12を構成する構成部材12aに設けられた回動中心33aを中心として揺動する給紙部33に備えられた給紙ローラー34によって、給紙カセット30から分離斜面32に沿って上方へ移動する用紙Pが、最初に搬送される用紙搬送路である。
搬送路35の搬送方向下流側には、駆動ローラー61と従動ローラー62とのローラー対を挟んで、搬送路36が設けられている。搬送路36は搬送路35の上方に形成され、駆動ローラー61の外周面形状に対応した湾曲形状の空間領域を有する湾曲経路となっている。搬送路36におけるこの湾曲形状(湾曲経路)内側の搬送路壁面は、駆動ローラー61とその用紙Pの幅方向両側に形成された不図示のフレーム部材とによって構成されている。また搬送路36における湾曲形状(湾曲経路)の外側側面となる搬送路壁面は、駆動ローラー61の外周面と対向するように配設されたフラップ部材53(第1のフラップ部材)の壁面(下面)およびフラップ部材54(第2のフラップ部材)の一部の壁面(下面)によって構成されている。なお、フラップ部材53は、その回転軸53aがフレーム部材52に回転自在に軸支され、搬送方向下流側の端部53bが回転軸53aを中心に揺動することによって変位可能な構成とされ、フラップ部材53とフラップ部材54との間が開閉可能に構成されている。あるいは、フラップ部材54が揺動することによって変位可能な構成とされてもよい。なお、図3に示すように、フラップ部材53とフラップ部材54との間は通常閉じた状態とされている。
搬送路36の搬送方向下流側には、駆動ローラー61と従動ローラー63とのローラー対を挟んで、搬送路37が設けられている。搬送路37は、湾曲経路である搬送路36に続いて前方向先下がりの状態で形成され、フラップ部材54の前方側の一部壁面(下面)およびフレーム部材56の下面と、フレーム部材55の前側壁面との間に形成される空間領域となっている。
この搬送路37は、その前方に形成される搬送路39に連通している。搬送路39は、一方(上方)の搬送路壁面が、装置本体12の構成部材12bにおける下面によって構成され、他方(下方)の搬送路壁面が構成部材12aの上面によって構成されている。従って、搬送路37へ送り出された用紙Pは、搬送路37と連通する搬送路39に搬送されることによって装置本体12に回転可能に軸支された一対の搬送ローラーとしての紙送りローラー65,66によって挟持され、記録部20へ搬送される。この結果、用紙Pを搬送路37へ送り出す駆動ローラー61および従動ローラー63は、用紙Pを記録部20へ送り出す送出部として機能する。その後、記録部20において記録面への記録が完了した用紙Pは、装置本体12に回転可能に軸支された一対の排紙ローラー67(図3では一方のみ図示)によって副走査方向Yへ搬送され、排出口から排出される。
さらに、本実施形態では、反転ユニット50に、搬送路35,36,37に加えて用紙搬送路として搬送路38が、搬送路37から駆動ローラー61の下側後方に連続形成されている。この搬送路38は、記録装置11において用紙Pに対して両面記録を行う場合、用紙Pの反転搬送に使用される。すなわち、紙送りローラー65,66は、不図示の駆動源によって逆方向に回転される。この逆回転によって、用紙Pは、記録部20において片面(表面)に記録が施された後、副走査方向Yと逆方向である後方に戻され、駆動ローラー61と従動ローラー64とのローラー対によって挟持されることによって搬送路38に搬送される。
搬送路38は、一方(下方)の搬送路壁面がフレーム部材57の上面およびフレーム部材58の前面によって構成され、他方(上方)の搬送路壁面が駆動ローラー61の外周壁面とその用紙Pの幅方向両側に形成された不図示のフレーム部材とによって構成されている。この搬送路38において、例えば両面印刷など用紙Pの表裏両面に記録を行う際に用紙Pが前方から後方へ搬送される。
さて、記録装置11には、このように用紙搬送路が形成された反転ユニット50において、さらに、手差給紙機構40が備えられている。すなわち、手差給紙機構40は、差込口42から差し込まれた用紙P(P2)が、用紙搬送路の搬送経路途中で合流し、用紙搬送路と共通の経路を有する手差供給路を形成する。すなわち、本実施形態では、手差供給路は、搬送路36における搬送経路の途中であって、従動ローラー63よりも搬送方向上流側で差込口42と連通することで、搬送路36と合流する。従って、用紙P1は、合流以降の搬送路36における搬送方向下流側の経路が、用紙P1の搬送経路と共通の経路となる。この結果、差込口42と、搬送路36における合流以降の搬送方向下流側の搬送路36a(図5参照)とが、手差供給路に相当する。また、本実施形態では、手差供給路における差込口42は、反重力方向側から重力方向側に向かう斜め方向に形成され、搬送路36の湾曲形状上方において、用紙P1の搬送方向と用紙P2の搬送方向とが互いに鋭角をなす斜め方向から合流する。
次に、上記のように構成された本実施形態における記録装置11及び手差給紙機構40の作用(動作)について説明する。
最初に、給紙カセット30からの用紙P1の供給動作について図4を参照して説明し、その後、手差給紙機構40による用紙P2の供給動作について図5を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1〜図3を参照して既に説明した構成要素については同符号を付し、それらの説明は省略する。
図4に示すように、給紙カセット30から用紙P1が供給される場合は、用紙P1は、給紙ローラー34によって給紙カセット30から搬送路35へ送られ、図中矢印方向に回転する駆動ローラー61と従動ローラー62との間に挟持されて、搬送路35から搬送路36へ搬送される。搬送路36では、フラップ部材53の壁面(下面)およびフラップ部材54の一部の壁面(下面)に沿って移動し、送出部として機能する駆動ローラー61と従動ローラー63とによって挟持され、図中矢印で示すように搬送路36から搬送路37へ送り出される。
その後、用紙P1は搬送路37から搬送路39へ移動し、駆動ローラー61と従動ローラー63とのローラー対による挟持状態が維持された状態で、搬送方向の先端が紙送りローラー65,66のローラー対に挟持されることにより記録部20へ送り出される。そして、送り出された用紙P1は、記録部20において副走査方向Yへの搬送が行われる。従って、反転ユニット50において、用紙P1は、紙送りローラー65,66によって挟持されて搬送される状態になるまで、駆動ローラー61と従動ローラー62,63とによって搬送路36,37から搬送路39へ連続して搬送される。なお、両面記録が行われる場合は、図中二点鎖線で示すように、用紙P1が記録部20から逆方向(図中破線矢印)に搬送され、搬送路38へ送り出される。そして搬送路38を搬送された用紙Pは、フレーム部材58をフレーム部材57に設けられた回転軸58aを中心に揺動させ、搬送路35に再び送り出され、湾曲形状となっている搬送路36を駆動ローラー61の回転によって再び移動する。この搬送路36における移動において用紙Pは移動方向が後方から前方へ反転し、再び搬送路37へ送り出されるときには表裏が反転した状態になっている。
次に、図5に示すように、手差給紙機構40によって用紙P2を供給する場合は、ユーザーは開閉蓋41を開き、露出する差込口42へ用紙P2の先端を挿入する。すると、挿入された用紙P2の先端が自重によって重力方向に移動することによってフラップ部材53が用紙P2によって下方へ押され、フラップ部材53とフラップ部材54との間が開くことによって、搬送路36の搬送方向下流側の空間領域部分に相当する搬送路36aと差込口42とが連通する開口部が形成される。
差込口42は、反重力方向側から重力方向側に向かう斜め方向に形成されている。そして、差込口42から挿入される用紙P2が、搬送路36において搬送される用紙P1の搬送方向と鋭角をなす方向から搬送路36に入り込むように、差込口42と搬送路36とが形成された開口部を介して合流する。
従って、形成された開口部を通って差込口42から搬送路36(搬送路36a)に挿入された用紙P2は、その先端部分が搬送路36に対して斜めに挿入されることによって搬送路36の壁面に引っかかることなく円滑に搬送路36に入り込む。搬送路36では、フラップ部材54の一部の壁面(下面)と駆動ローラー61との間を移動し、送出部として機能する駆動ローラー61と従動ローラー63とのローラー対によって挟持され、搬送路37へ送り出される。
その後、用紙P2は図中二点鎖線で示すように、搬送路37から搬送路39へ移動し、駆動ローラー61と従動ローラー63との間に挟持された状態で、搬送方向の先端が紙送りローラー65,66に挟持されることによって記録部20において副走査方向Yへの搬送が行われる。換言すれば、手差給紙機構40によって供給される用紙P2の搬送方向の長さLは、駆動ローラー61と従動ローラー63との挟持による搬送と、紙送りローラー65,66の挟持による搬送とが、同時に行われる長さを少なくとも有する短尺の用紙を搬送可能である。もとより、用紙P2に対して両面記録が行われる場合は、用紙P2が記録部20から逆方向に搬送され、搬送路38を経由して再び搬送路35へ搬送されることが可能な長さを有する。
さらに、装置本体12に対して着脱可能な着脱部材である反転ユニット50に用紙搬送路が形成された本実施形態の記録装置11における作用、すなわちジャム処理について、図6(a),(b)を参照して説明する。
図6(a)に示すように、用紙搬送路内においてジャム状態となった用紙Pをジャム処理する場合、作業者は、反転ユニット50を後方に引き出して装置本体12から離脱させる。反転ユニット50は、フレーム部材52に形成された操作部50aがスライド移動されることで装置本体12への係止状態が解除され、装置本体12から全て引き抜かれる。この反転ユニット50の引き抜きによって装置本体12内には、反転ユニット50が占有していた空間領域SPが露出する。従って、作業者は露出された空間領域SPにおいて、例えば搬送路39や紙送りローラー65,66においてジャム状態になった用紙Pを視認しながら、形成された空間領域SPへ手を挿入してジャム処理を行うことができる。もとより、作業者は、ジャム処理後、反転ユニット50を装置本体12に挿入して装着する。
あるいは、反転ユニット50に形成された用紙搬送路内において用紙Pがジャム状態となった場合、反転ユニット50を装置本体12から引き抜いてジャム処理を行う。例えば、図6(b)に示すように、搬送路37においてジャム状態となった用紙Pは、反転ユニット50を装置本体12から引き抜いた状態で露出するので、作業者はジャム状態になった用紙Pを視認しながらジャム処理が行える。もとより、搬送路36、搬送路35においてジャム状態となった用紙Pも同様に処理できる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)給紙カセット30に載置された用紙P1が搬送されるときに通常使用される用紙搬送路に対して用紙P2の自重を利用するとともに、用紙P2を斜めに差し込むことによって、用紙P2を手差供給路から通常の用紙搬送路へ円滑に差し込むことができる。従って、用紙P2を用紙P1と同様に、円滑に記録部20へ供給することができる。
(2)湾曲経路である搬送路36の外側側面において変位する搬送路の構成部材によって手差供給路と用紙搬送路とを容易に合流させることができる。
(3)記録部20に用紙P2が供給されない場合は、手差供給路を閉じることによって用紙P1を搬送路36に沿って円滑に搬送することができる。
(4)用紙P2に押されることでフラップ部材53とフラップ部材54との間が開くので、自重によって移動する用紙P2の先端部分によって手差供給路を開くことができる。従って、用紙P2を円滑に用紙搬送路に挿入することができる。
(5)用紙P1が搬送されるときに通常使用される用紙搬送路に設けられる駆動ローラー61と記録部20へ用紙Pを供給する紙送りローラー65,66との間の距離に応じた短尺の用紙P2であっても、円滑に記録部20へ供給することができる。
(6)開閉蓋41によって、用紙P2以外の異物が差込口42(手差供給路)に入らないように抑制することができる。また、差込口42を覆うことによって外観を向上させることができる。
(7)用紙搬送路は、記録装置11に対して着脱可能な反転ユニット50に形成されているので、用紙P2が用紙搬送路においてジャム状態となっても、そのような用紙搬送路自体が反転ユニット50の一部として記録装置11から離脱されるので、ジャム状態となった用紙P2を容易に取り除いてジャム処理することができる。
(8)用紙P2を給紙カセット30から搬送される用紙P1と同様に、円滑に記録部20へ供給することができる記録装置11を提供できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、用紙搬送路は、必ずしも記録装置11に対して着脱可能な反転ユニット50に形成されなくてもよい。例えば、装置本体12から反転ユニット50が着脱されない記録装置11であってもよい。あるいは、着脱される反転ユニット50とは別に、装置本体12において手差供給路が合流する用紙搬送路が形成されていてもよい。
・上記実施形態において、記録装置11は用紙Pの表裏両面に記録を施す機能を有さなくてもよい。この場合、着脱部材は反転ユニット50以外の部材であってもよい。例えば、用紙Pを反転しない構成を有する記録装置の場合は、反転ユニット50に相当する部分に搬送経路を構成する搬送経路形成部材を設け、この搬送経路形成部材を着脱するようにしてもよい。
・上記実施形態において、手差供給路を搬送される用紙P2の搬送方向上流端、すなわち差込口42の上流端には、差込口42を開閉可能に覆う開閉蓋41が、必ずしも設けられなくてもよい。
・上記実施形態において、用紙搬送路は用紙P1が湾曲させられながら搬送される搬送路36に対して、用紙P2が、必ずしも鋭角をなす斜め方向から搬送路36に合流しなくてもよい。用紙P2が円滑に搬送される形状であれば、例えば直角であってもよい。
・上記実施形態において、手差供給路は、必ずしも駆動ローラー61と従動ローラー63とのローラー対よりも搬送方向上流側で用紙搬送路と合流しなくてもよい。例えば、搬送路36および搬送路37によって曲がりが抑制された状態で用紙P2を搬送できる場合は、合流後の搬送方向下流側において送出部が存在しなくても差し支えない。
・上記実施形態において、載置媒体および手差媒体は用紙に限るものでなく、金属板、樹脂板、布などを材料とする板状部材であってもよい。すなわち、搬送経路を搬送可能であって、記録部20において記録が可能な部材であれば、載置媒体および手差媒体として採用できる。
・上記実施形態において、記録部20は、インクカートリッジがキャリッジ24上に搭載されるオンキャリッジタイプであってもよいし、インクカートリッジがキャリッジ24上に搭載されないオフキャリッジタイプであってもよい。あるいは、キャリッジ24が主走査方向Xに移動するシリアル式のプリンターに限らず、液体噴射ヘッド25を固定したままでも用紙最大幅範囲の印字が可能なラインヘッド式のプリンターであってもよい。
・上記実施形態において、記録装置11は画像読取部15を備えない装置であってもよいし、記録部20とともにFAX装置やコピー装置などの機能を備えた複合機であってもよい。
・上記実施形態では、記録装置11において、液体としてのインクを噴射する液体噴射装置として具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置として具体化してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置を流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。あるいは、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…記録装置、12…装置本体、20…記録部、30…載置部としての給紙カセット、35,36,37…用紙搬送路としての搬送路、41…開閉蓋、42…差込口、50…着脱部材としての反転ユニット、61…駆動ローラー、P…シート状媒体としての用紙、P1…載置媒体としての用紙、P2…手差媒体としての用紙、L…長さ。

Claims (5)

  1. シート状の媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部に向けて搬送される前記媒体が載置される載置部と、
    前記媒体の搬送方向において、前記載置部の下流側に配置される分離斜面と、
    前記載置部から前記分離斜面を経由して搬送される前記媒体の面を反転させる湾曲経路と、
    前記湾曲経路の下流に続き、前記記録部を経由して排出口へと続く搬送路と、
    前記湾曲経路の下流側に、前記排出口が設けられる側とは反対側から斜め下方に延びて合流し、前記載置部に載置される前記媒体とは別の前記媒体が搬送される供給路と、
    前記湾曲経路と前記供給路の合流部分に配置され、前記湾曲経路の外側側面の一部を構成する面と、前記供給路の一部を構成する面と、を有するフラップ部材とを備え、
    前記分離斜面の下流端は、前記湾曲経路の内側側面のうち、前記排出口から最も離れた部分よりも、前記排出口から離れた位置に位置することを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録部により記録が行われた前記媒体の記録面を反転させるよう、前記湾曲経路に合流する両面記録用搬送路と、
    前記湾曲経路と前記両面記録用搬送路との合流部分に配置され、前記分離斜面に沿って搬送される前記媒体の搬送経路の一部を構成する面と、前記両面記録用搬送路の一部を構成する面と、を有する揺動部材と、を備え、
    水平方向において、前記分離斜面と前記揺動部材は重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 水平方向において、前記湾曲経路の前記内側側面のうち、前記排出口から最も離れた部分と前記分離斜面は重なるように配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記搬送方向において前記フラップ部材よりも上流であって、前記湾曲経路の外側側面には、ローラーが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の記録装置。
  5. 前記フラップ部材は、回転軸を中心に揺動することで変位可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の記録装置。
JP2017085927A 2017-04-25 2017-04-25 記録装置 Active JP6323593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017085927A JP6323593B2 (ja) 2017-04-25 2017-04-25 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017085927A JP6323593B2 (ja) 2017-04-25 2017-04-25 記録装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016042169A Division JP6135786B2 (ja) 2016-03-04 2016-03-04 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017124944A true JP2017124944A (ja) 2017-07-20
JP6323593B2 JP6323593B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=59363902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017085927A Active JP6323593B2 (ja) 2017-04-25 2017-04-25 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6323593B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105011A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 キヤノン株式会社 給送装置および記録装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001010744A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置
JP2006193317A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Canon Inc 用紙反転装置及びこの用紙反転装置を備えた画像形成装置
JP2007320249A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Seiko Epson Corp 記録装置及び記録装置の制御方法
JP2010228875A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2013112427A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Brother Industries Ltd 搬送装置及び画像記録装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001010744A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置
JP2006193317A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Canon Inc 用紙反転装置及びこの用紙反転装置を備えた画像形成装置
JP2007320249A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Seiko Epson Corp 記録装置及び記録装置の制御方法
JP2010228875A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2013112427A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Brother Industries Ltd 搬送装置及び画像記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105011A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 キヤノン株式会社 給送装置および記録装置
JP7277138B2 (ja) 2018-12-28 2023-05-18 キヤノン株式会社 給送装置および記録装置
US11964841B2 (en) 2018-12-28 2024-04-23 Canon Kabushiki Kaisha Feeding apparatus and printing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6323593B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7352843B2 (ja) 媒体搬送ユニット、記録装置
CN107031187B (zh) 记录装置
JP2013043775A (ja) 記録装置
JP5899997B2 (ja) 記録装置
JP5939070B2 (ja) 記録装置
JP5621356B2 (ja) 記録装置
JP6323593B2 (ja) 記録装置
JP6135786B2 (ja) 記録装置
JP6244703B2 (ja) 記録装置
EP3581392B1 (en) Printing apparatus
JP6738039B2 (ja) 記録装置
JP2014015325A (ja) 給送装置及び記録装置
JP6349799B2 (ja) 記録装置
JP6255729B2 (ja) 記録装置
JP7416186B2 (ja) 記録装置
JP2016147419A (ja) 記録装置
JP6988212B2 (ja) 記録装置
JP2007039234A (ja) 印刷装置
JP7021515B2 (ja) 液体噴射装置
JP6291914B2 (ja) 記録装置
JP2006224556A (ja) 廃液貯留装置及び記録装置
JP6098287B2 (ja) 記録装置
JP2015116828A (ja) 画像形成装置
JP2020015613A (ja) 印刷装置
JP2004009404A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170522

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6323593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150