JP2017124343A - フライアッシュの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な方法によって未燃分を含む石炭灰からセメントやコンクリートの混和材として使用可能なフライアッシュを製造することができるフライアッシュの製造方法を提供する。【解決手段】未燃分を含む石炭灰を、通気性を有するマイナス電極4およびプラス電極3の間に形成された流路5を通過させつつプラス電極3側から流路5内に流動化エアを供給してマイナス電極4側から上記エアを吸引することにより上記石炭灰から上記未燃分を分離する静電分離工程と、この静電分離工程を経た改質灰を45μmふるい残分が10%以下になるように分級する分級工程とを備えてなり、かつ上記吸引エア量を電極1m2当たり4.2m3/min以下とした。【選択図】図2

Description

本発明は、石炭焚ボイラー等から発生する石炭灰からセメント等の混和材として利用可能なフライアッシュを製造するためのフライアッシュの製造方法に関するものである。
火力発電所の石炭焚ボイラー等から発生する石炭灰は、SiO、Alを多く含む球状の微粒子であり、これをセメントやコンクリートに混和させることにより、セメント中のCaOとポゾラン反応し、強度の増進や、耐久性、水密性を高める効果がある。また、球状の粒子であるため、コンクリートの流動性、施工性などのワーカビリティを改善する効果がある。ところが、上記石炭灰には、未燃炭も含まれており、当該未燃炭は、セメントやコンクリートの混和材として使用した場合に必要とされる空気連行剤(AE剤)の増加等の弊害を生じる。
このため、従来から上記石炭灰をセメントやコンクリートの混和材として再利用しようとする場合には、予め上記石炭灰から未燃炭を除去して、JIS A 6201 に規定するフライアッシュII種規格のフライアッシュに改質したうえで使用することが定められている。
このような石炭灰から未燃炭を除去するフライアッシュの製造方法としては、例えば下記特許文献1においては、上記石炭灰における未燃分が導電性粒子であるのに対して灰分が絶縁性粒子であることに着目し、略平板状の下面電極とその上方に、高誘電体樹脂部を有する上面電極とを設け、前記下面電極もしくは上面電極のいずれか一方の電極をプラス極、他方の電極をマイナス極として、前記下面電極と上面電極との間に直流電界を発生させて静電気力による分離ゾーンを形成させ、該分離ゾーンに供給した石炭灰中の未燃炭を分離する静電分離方法および静電分離装置が提案されている。
しかしながら、上記静電分離方法によって石炭灰をフライアッシュに改質すると、上記フライアッシュII種規格のうちの特に活性度指数の項目を満足しない改質灰が製造されてしまうという欠点があった。また、上記改質灰をセメントに添加した場合には、そのセメントを用いてモルタルやコンクリートを製造した時に、モルタルやコンクリートの表面に未燃分が浮き上がり、硬化体の表面に黒斑を生ずるという問題があった。
そこで、上記静電分離の効率を高めるために、予め石炭灰を分級あるいは粉砕して粉末度を向上させた上で上記静電分離装置に投入すると、上記石炭灰の流動性が低下することにより静電分離が円滑に行えなくなり、却って未燃炭の低減率が低下して上記II種規格外のフライアッシュが製造されてしまう虞があった。
特開2007−117873号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な方法によって未燃分を含む石炭灰からセメントやコンクリートの混和材として使用可能なフライアッシュを製造することができるフライアッシュの製造方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、未燃分を含む石炭灰を、通気性を有するマイナス電極およびプラス電極の間に形成された流路を通過させつつ上記プラス電極側から上記流路内に流動化エアを供給して上記マイナス電極側から上記エアを吸引することにより上記石炭灰から上記未燃分を分離する静電分離工程と、この静電分離工程を経た改質灰を45μmふるい残分が10%以下になるように分級する分級工程とを備えてなり、かつ上記吸引エア量を電極1m当たり4.2m/min以下としたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記石炭灰として、メチレンブルー吸着量が1mg/g以下のものを用い、かつ上記吸引エア量を電極1m当たり2.7m/min以上としたことを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記石炭灰として、明るさを示すL値が46以上のものを用い、かつ上記静電分離工程における電界強度を0.3kV/mm以上に保持するとともに、上記流動化エアの供給量を電極面積1mあたり0.5〜1.5m/minとしたことを特徴とするものである。
なお、本発明において、フライアッシュとは、JIS A 6201 に規定するフライアッシュII種規格に適合するものをいう。
請求項1〜3のいずれかに記載の発明によれば、先ず静電分離工程において、吸引エア量を電極1m当たり4.2m/min以下に保持しつつ未燃分を含む石炭灰から導電性粒子である上記未燃分を選択的に分離して改質灰とした後に、この改質灰を、分級工程において45μmふるい残分が10%以下になるように分級して当該改質灰に残存した未燃分が多く分布する粗粒分を除去することにより、簡易な方法によって未燃分を含む石炭灰からセメントやコンクリートの混和材として使用可能なフライアッシュII種規格のフライアッシュを製造することができる。
この際に、さらに請求項2に記載の発明のように、原料となる石炭灰として、メチレンブルー吸着量が1mg/g以下のものを用い、かつ上記吸引エア量を電極1m当たり2.7m/min以上とすれば、モルタルおよびコンクリートの空気量の変動を小さくすることができ、よって所要の空気量を得るための混和剤量の調整が容易になる。
また、請求項3に記載の発明のように、上記石炭灰として、明るさを示すL値が46以上のものを用い、かつ上記静電分離工程における電界強度を0.3kV/mm以上に保持するとともに、流動化エアの供給量を電極面積1mあたり0.5〜1.5m/minとすれば、改質灰を添加したセメントを用いてモルタルやコンクリートを製造した場合に、その硬化体表面に、未燃分が浮き上がることに拠る黒斑の発生を確実に防止することが可能になる。
本発明の一実施形態の静電分離工程において用いられる静電分離装置を示す正面視した模式図である。 図1の静電分離装置における石炭灰および流動化エアの挙動を模式的に示す縦断面図である。 図1の静電分離装置における石炭灰および流動化エアの挙動を模式的に示す図1のA−A線視断面図である。 本発明の実施例1〜22の結果を示す図表である。 本発明の実施例23〜51の結果を示す図表である。 本発明の実施例24〜80の結果を示す図表である。 本発明の実施例に対する比較例1〜16の結果を示す図表である。
図1〜図3は、本発明に係るフライアッシュの製造方法の一実施形態に用いられる静電分離装置1および分級機2を示すものである。
この静電分離装置1は、密閉された箱状の本体1a内に、プラスに帯電したメッシュ板状のプラス電極3と、このプラス電極3の上方に間隔をおいて平行に配置されてマイナスに帯電した金属網板状のマイナス電極4とがそれぞれ水平に設けられることにより、これらプラス電極3およびマイナス電極4間に石炭灰の流路5が形成されている。
そして、本体1aの長手方向の一端部には、ホッパ6に投入されて定量供給機7から供給される石炭灰を流路5内に投入するための供給口8が形成されている。また、この本体1aの底部には、プラス電極3の下方から流路5内へと流動化エアを供給する送風手段(図示を略す。)が設けられている。また、本体1aの一方の側部には、図3に示すように、マイナス電極4と本体1aの上面との間に他方の側部側に向けて搬送用のエアを供給する搬送エアの導入口12が設けられている。
他方、本体1aの上面には、流路5内に流動化エアを、マイナス電極4を介して吸引する吸引手段9が長手方向に沿って直列的に配置された複数基(図では3基)の連続的に配置され、これら吸引手段9からの排出側に上記エアに同伴した未燃分を多く含む石炭灰を捕集するためのバグフィルタ10が設けられている。ここで、吸引手段9の吸引口は、図3に示すように、本体1aの上面であって、上記導入口12と反対側の側部側に接続されている。
また、本体1aの長手方向の他端部には、流路5内を送られてきた静電分離後の石炭灰(改質灰)を取り出す排出口11が設けられ、この排出口11から排出された石炭灰(改質灰)が分級機2に供給されるようになっている。なお、この分級機2としては、周知の汎用の分級機を用いることができる。
次に、図2および図3に基づいて、上記構成からなる静電分離装置1および分級機2を用いた本発明のフライアッシュの製造方法の一実施形態について説明する。
先ず、静電分離装置1のプラス電極3およびマイナス電極4間の電界強度が0.3kV/mm以上となるように各々をプラスおよびマイナスに帯電させるとともに、送風手段によって下部のプラス電極3から流路5への流動化エア量が電極面積1mあたり0.5〜1.5m/minとなるように流動化エアを供給する。これと併行して、吸引手段9によって、吸引エア量を電極1m当たり2.7〜4.2m/minの範囲に保持する。
そして、以上の運転条件のもとで、未燃分を含む石炭灰、好ましくは明るさを示すL値が46以上であって、かつメチレンブルー吸着量が1mg/g以下の石炭灰をホッパ6に投入し、定量供給機7によって所定量の石炭灰を本体1aの供給口8から流路5内に投入する。
すると、供給された石炭灰は、プラス電極3およびマイナス電極4間に形成された流路5を通過する過程において、導電性粒子である未燃分が選択的にマイナス電極4側に引き寄せられて吸引エアに同伴することにより静電分離され、マイナス電極4を通過して吸引手段9からバグフィルタ10へと送られて行く。そして、このバグフィルタ10において、未燃分が多く含まれる石炭灰として回収される(静電分離工程)。
他方、絶縁性粒子である石炭灰分は、上記静電の影響を受けることなく流動化エアに同伴して流路5を他端部へと送られ、未燃分の多くが除去された改質灰として排出口11から排出され、後段の分級機2に供給されてゆく。
そして、この分級機2に供給された改質灰は、分級されて45μmふるい残分が10%以下の細粉が、セメントやコンクリートの混和材として使用可能なフライアッシュ製品として回収される(分級工程)。また、それ以外の粗粉は廃棄処分される。
試験の原料となる石炭灰として、下表1に示すようなL値およびメチレンブルー(MB)吸着量が異なる4種類の石炭灰A〜Dを用意した。なお、メチレンブルー吸着量は、セメント協会標準試験方法 JCAS I-61:2008フライアッシュのメチレンブルー吸着量 試験方法に準拠して測定した。また、L値は、色彩色差計(ミノルタ社製,型式:CR210)を用いて測定した。
そして、各々の石炭灰A〜Dを、メッシュ状の下部電極上に層厚3cmで均一に広げ、この下部電極の8cm上方に金網状の上部電極を配置し、メッシュ状の下部電極がプラス、金網状の上部電極がマイナスになるように荷電した。
Figure 2017124343
次いで、下部のプラス電極に、振幅0.9mmの振動を付加しつつメッシュから上方に向けて加熱した流動化エアを噴出させるとともに、上方のマイナス電極に引き寄せられた石炭灰に含まれる未燃分を、上部のマイナス電極上から空気と共に吸引する静電分離工程を実施した。
この際に、図4〜図7に示すように、各々の石炭灰A〜Dに対して、プラス電極側から噴出させる流動化エアの電極面積1mあたりの量を0.00〜1.60m/minの範囲で、マイナス電極側から吸引する吸引エア量を電極1m当たり0.5〜5.0m/minの範囲で、および電極間の電界強度を0.00〜0.51kV/mmの範囲で、それぞれ変化させた場合について実施した。
次いで、上記静電分離工程において未燃分の多くが除去された改質灰に対して、汎用の分級機を用いて分級工程を実施した。この際にも、45μmふるい残分(%)の値を0.0〜13.1%の範囲で変化させた場合に付いて行った。
このようにして石炭灰A〜Dから得られた各種の分級後の改質灰を用いて、普通ポルトランドセメント95重量%、上記改質灰5%を混合してセメントを試製した。
そして、活性度指数については、JIS A 6201「コンクリート用フライアッシュ」に準拠して、材齢28日と材齢91日に於いて試験を行った。
また、空気量は、表2のコンクリート配合で、コンクリートを製造し、空気量はJIS A 1128「フレッシュコンクリートの空気量の圧入による試験方法―空気室圧力方法」に準拠して測定した。
Figure 2017124343
さらに、黒斑の有無は、JIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準拠してモルタルを製造し、4×4×16cmの強度試験用型枠に充填し、120秒振動バイブレーターを掛けたときの表面に浮く黒斑の有無を目視観察した。
図4〜図7は、本発明の実施例1〜80および比較例1〜16に使用した石炭灰の炭種およびL値、静電分離工程における流動化エア量、電極1m当たりの吸引エア量および電界強度、並びに分級工程における45μm以下の割合と、各々の試験結果である活性度指数(AI)、空気変動量および黒斑の有無を示すものである。
図7の比較例1〜16の結果に見られるように、分級工程において45μmふるい残分が10%を超えた場合あるいは静電分離工程における電極1m当たりの吸引エア量が4.2m/minを超えた場合には、いずれもフライアッシュII種規格の活性度指数を満足するフライアッシュを製造することができなかった。
これに対して、図4〜図6の実施例1〜80の結果に示すように、少なくとも分級工程において45μmふるい残分が10%以下であって、かつ静電分離工程における電極1m当たりの吸引エア量が4.2m/min以下である場合には、いずれも活性度指数がフライアッシュII種規格の基準以上であるフライアッシュを製造することができた。
また、図5の実施例23〜51と、図4の実施例1〜22および図6の実施例52〜80との対比から、石炭灰のメチレンブルー吸着量が1mg/g以上である場合や、静電分離工程における電極1m当たりの吸引エア量が2.7m/minに充たない場合に、空気変動量が1.0%を超えてしまうことが判った。
さらに、図5の実施例29〜31、39、42,43、46〜48および図6の実施例52〜80に見られるように、石炭灰として、明るさを示すL値が46に満たないものを用いた場合や、静電分離工程における電界強度が0.3kV/mm未満である場合、または流動化エアの供給量が電極面積1mあたり0.5〜1.5m/minの範囲から逸脱した場合に、上記セメントの硬化体の表面に黒斑が発生してしまうことが判った。
したがって、図4の実施例1〜22に見られるように、原料となる石炭灰として、明るさを示すL値が46以上であってメチレンブルー吸着量が1mg/g以下のものを用い、静電分離工程における電界強度を0.3kV/mm以上に保持して、流動化エアの供給量を電極面積1mあたり0.5〜1.5m/minの範囲にするとともに、吸引エア量を電極1m当たり2.7〜4.2m/minの範囲とし、この静電分離工程を経た改質灰を45μmふるい残分が10%以下になるように分級することにより、未燃分を含む石炭灰からセメントやコンクリートの混和材として使用可能なフライアッシュII種規格の基準値を超えるとともに、空気変動量が小さくて硬化体の表面に黒斑が発生することがないフライアッシュを製造することができる。
1 静電分離装置
1a 本体
2 分級機
3 プラス電極
4 マイナス電極
5 流路
9 吸引手段

Claims (3)

  1. 未燃分を含む石炭灰を、通気性を有するマイナス電極およびプラス電極の間に形成された流路を通過させつつ上記プラス電極側から上記流路内に流動化エアを供給して上記マイナス電極側から上記エアを吸引することにより上記石炭灰から上記未燃分を分離する静電分離工程と、この静電分離工程を経た改質灰を45μmふるい残分が10%以下になるように分級する分級工程とを備えてなり、かつ上記吸引エア量を電極1m当たり4.2m/min以下としたことを特徴とするフライアッシュの製造方法。
  2. 上記石炭灰として、メチレンブルー吸着量が1mg/g以下のものを用い、かつ上記吸引エア量を電極1m当たり2.7m/min以上としたことを特徴とする請求項1に記載のフライアッシュの製造方法。
  3. 上記石炭灰として、明るさを示すL値が46以上のものを用い、かつ上記静電分離工程における電界強度を0.3kV/mm以上に保持するとともに、上記流動化エアの供給量を電極面積1mあたり0.5〜1.5m/minとしたことを特徴とする請求項1または2に記載のフライアッシュの製造方法。
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