JP2017124057A - シューズ用アッパーおよびそれを用いたシューズ - Google Patents

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Abstract

【課題】シューズ用アッパーにおいて、手間を要せずに足挿入用の開口を広く維持して、幼児や老人にシューズを履かせやすくする。
【解決手段】シューズSのアッパー2は、基端部7がシューズSにおける足内甲側のアッパー本体3に接続され、基端部7回りに揺動して足挿入用開口部5を開閉する開閉部6を備えている。開閉部6は、開閉部6が閉じ位置にあるときに足挿入用開口部5を左右に跨ぐように覆って足の甲部を保持する足甲部保持部8と、足甲部保持部8よりも先端側の開閉部6に設けられ、開閉部6が開き位置にあって足甲部保持部8が足挿入用開口部5を覆っていない状態で開閉部6を下方に垂れるように付勢するおもり体10と、を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、シューズ用アッパーおよびそれを用いたシューズに関するものである。
従来から、幼児用や老人用のシューズとして、例えば特許文献1および2のようなシューズが知られている。
特許文献1には、使用者の足を包むアッパー部と、足を挿入する履き口部と、履き口部の一部を切り欠いて爪先側に向かって延びる足挿入用開口部と、足挿入用開口部を開状態又は閉状態にする舌状当接部と、アッパー部の内足側に基端部が形成されて足挿入開口部を開閉するベルト部と、を備え、ベルト部の先端部には基端部側に固定可能なベルト待避位置固定部が設けられたベビーシューズが開示されている。そして、例えばその第2実施形態には、舌状当接部が前側に折り曲げられた状態で維持固定されるとともに、ベルト部が折り返された状態で、その先端部のベルト側フックにアッパー部のリングを係合してベルト部が開状態に固定維持される構成が開示されている。
また、特許文献2には、クッション性のあるインソールの長手方向の大部分が甲皮に形成した開口部により露出され、この甲皮の開口部の前端部が、甲皮に係止部で係止される翼形状の甲ベルトにより覆われるようになっている高齢者等用室内履きが開示されている。
特開2013−154079号公報 特開2012−65827号公報
ところで、幼児や老人は自分自身でシューズを履くことが困難な場合が多く、そのような場合には、幼児の親や老人に付き添う介護者などが幼児等の足にシューズを履かせる必要が生じる。このような観点から、幼児用または老人用のシューズでは、足を挿入するための開口部を広く開口した状態に維持した上で、幼児等に履かせやすくしたシューズが求められている。
ここで、特許文献1のシューズでは、舌状当接部が前側に折り曲げられかつベルト部が折り返された状態が維持されることにより、足挿入用開口部が開いた状態が維持されて、幼児等の使用者がシューズ内に足を通しやすくなっている。しかしながら、このシューズでは、足挿入用開口部が広く開口した状態を維持するために、舌状当接部を折り曲げる動作と、ベルト部を折り返した状態を維持固定する動作との双方が必要となる。すなわち、特許文献1のシューズでは、幼児等にシューズを履かせる際に少なくとも2つの動作が必要となってしまい、シューズを履かせる者に非常に面倒な手間がかかっていた。
また、特許文献2のシューズでは、特許文献1のような舌状当接部を備えるものではないものの、足挿入用開口部が広く開口した状態を維持するための工夫が甲ベルトに施されていない。すなわち、この甲ベルトは、閉じ位置に戻ろうとする復元力が生じるようになっていて、この復元力により、足挿入用開口部が開口した状態を安定して維持することができない。このため、幼児等にシューズを履かせる者は、手で甲ベルトを復元力に抗して開き状態に押さえ続けながら甲ベルトが開いた状態を維持しなければならず、やはり幼児等にシューズを履かせるための手間がかかることになる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シューズのアッパー構造に改良を施すことで、手間を要せずに足挿入用の開口を広く維持して、幼児や老人にシューズを履かせやすくしようとすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態は、履き口部および該履き口部の前端部から前方向に延びるように該前端部と連続する足挿入用開口部を含むアッパー本体と、基端部がシューズにおける足内甲側または足外甲側の一方のアッパー本体に連続して設けられ、該基端部回りに揺動して足挿入用開口部を開閉する開閉部と、この開閉部の先端部をシューズにおける足内甲側または足外甲側の他方のアッパー本体に固定することで、開閉部を閉じ位置に固定する閉じ手段と、を備えるシューズ用アッパーであって、開閉部は、該開閉部が閉じ位置にあるときに足挿入用開口部を左右に跨ぐように覆って足の甲部を保持する足甲部保持部と、この足甲部保持部よりも先端側の開閉部に設けられ、開閉部が開き位置にあって足甲部保持部が足挿入用開口部を覆っていない状態で該開閉部を下方に垂れるように付勢するおもり体と、を有することを特徴とする。
この第1の形態では、開閉部が開き位置にあるときにおもり体によって下方に垂れるように付勢されるので、その開閉部が開き位置にある状態、すなわち足挿入用開口部が足甲部保持部により覆われずに広く開口した状態を安定して維持することができる。そのため、幼児や老人の足にシューズを履かせようとするときに、シューズを履かせる者が手で開閉部を押さえ続けることなく、足挿入用開口部からシューズ内に幼児等の足を通しやすくなる。このようなおもり体の作用によって開閉部が開き位置にある状態に維持される結果、幼児等にシューズを履かせやすくすることができる。
第2の形態は、第1の形態において、開閉部は、基端部側に、軟質材からなる変形可能な変形促進領域を有することを特徴とする。
この第2の形態では、開口部は軟質材からなる変形促進領域で容易に変形するようになり、その開閉部が基端部を起点におもり体の重量によって下方に垂れやすくなる。その結果、おもり体による、開閉部の垂れ下がりを安定して保持することができる。
第3の形態は、第2の形態において、足甲部保持部は、変形促進領域により構成されていることを特徴とする。
この第3の形態では、開閉部の基端部側に軟質材からなる変形可能な変形促進領域としての足甲部保持部が設けられているため、開閉部が開き位置にある状態では第2の形態と同様の効果を得ることができる。また、開閉部が閉じ位置にある状態では、足挿入用開口部に位置する足の甲部が足甲部保持部を構成する軟質材により覆われてシューズ内で保持される。すなわち、開閉部が閉じ位置にあるとき、足甲部保持部を足の甲部に対するクッション材として機能させることができる。
第4の形態は、第1〜第3のいずれか1つの形態において、アッパー本体には、開閉部が閉じ位置にあるときにおもり体を磁力により吸着する吸着部が設けられており、閉じ手段は、おもり体および吸着部で構成されていることを特徴とする。
この第4の形態では、閉じ手段はおもり体および吸着部で構成されているため、面ファスナなどの他の係止手段を用いずとも、開閉部をアッパー本体に固定して、開閉部を容易に閉じ位置に保つことができる。また、おもり体を閉じ手段の一部として兼用するので、その分、部品点数を少なくすることができる。
第5の形態は、第1〜第3のいずれか1つの形態において、開閉部の先端側裏面に係止部が設けられている一方、アッパー本体に、開閉部が閉じ位置にあるときに係止部に係合する係合部が設けられ、閉じ手段は、係止部と係合部とで構成されていることを特徴とする。
この第5の形態では、閉じ手段が係止部と係合部とで構成されているため、おもり体とは別に設けられた係止部および係合部により、開閉部を容易に閉じ位置にすることができる。
第6の形態は、第5の形態において、おもり体は、開閉部の先端部に露出する装飾用として設けられていることを特徴とする。
この第6の形態では、おもり体が開閉部の先端部に露出しているため、開閉部が先端部のおもり体で引っ張られて開閉部全体が平面状に垂れ下がるようになり、開閉部の開き位置にある状態をより一層安定的に維持し、幼児等の足にシューズを容易に履かせることができる。また、開閉部を指で掴むための把持部としておもり体を用いることもできる。さらに、おもり体が開閉部の外部に露出していると、開閉部が閉じ位置にある状態でおもり体をシューズのアクセサリとして用いることもできる。
第7の形態は、第1〜第6のいずれか1つに形態において、開閉部の基端部は、シューズの左右中心位置よりも足内甲側に位置するアッパー本体に接続されていることを特徴とする。
この第7の形態では、開閉部の基端部がシューズの左右中心位置よりも足内甲側に位置するアッパー本体に接続されていることから、開閉部が開き位置にあるとき、左右方向における基端部の位置がおもり体の位置に近づくようになる。つまり、基端部からおもり体の重心点に向かう方向が鉛直方向に近づくようになる。その結果、基端部を起点におもり体の重量が足甲部保持部に対して伝わりやすくなり、開閉部の垂れ下がりをより一層安定して保持することができる。
第8の形態は、第7の形態において、開閉部の基端部は、足挿入用開口部の足内甲側における縁部に接続されていることを特徴とする。
この第8の形態では、開閉部の基端部が足挿入用開口部の足内甲側における縁部に接続されていることから、開閉部が開き位置にあるとき、おもり体の作用を受けて足甲部保持部が下方に引っ張られるとともに、基端部を接続している当該縁部が足内甲側に引っ張られることで足挿入用開口部の開口領域が広げられる。これにより、開閉部が開き位置にあるときに、幼児等の足を足挿入用開口部により一層容易に挿入することができる。
第9の形態は、第7または第8の形態において、足挿入用開口部の足外甲側の縁部と足爪先側の縁部との隅角部には、足外甲側に向かってアッパー本体を部分的に切り欠いた切欠凹部が形成されていることを特徴とする。
この第9の形態では、足挿入用開口部の足外甲側の縁部と足爪先側の縁部との隅角部に切欠凹部が形成されているため、幼児等にシューズを履かせる際、シューズを履かせる者の親指をこの切欠凹部に引っ掛けて、その状態で足挿入用開口部の足外甲側の縁部を足外甲側に押し出すことにより、足挿入用開口部の開口領域を広げることが可能となる。これにより、開閉部が開き位置にあるときに、幼児等の足を足挿入用開口部に容易に挿入することができる。
第10の形態は、第7または第8の形態において、足挿入用開口部の足内甲側および足外甲側縁部のうち少なくとも足内甲側の縁部は、履き口部から足爪先側に向かうにつれて足内甲側に傾斜していることを特徴とする。
この第10の形態では、足挿入用開口部の足内甲側の縁部が履き口部から足爪先側に向かうにつれて足内甲側に傾斜していることから、足挿入用開口部の開口領域は、履き口部から足爪先側に向かうにつれて足内甲側(すなわち足の親指側)に広がるように構成されている。このため、幼児等の足を足挿入用開口部に挿入させやすくなるとともに、履き口部から足爪先側に向かって足をスムーズに通すことができる。
第11の形態は、第1〜第10のいずれか1つのシューズ用アッパーを備えるシューズであることを特徴とする。
この第11の形態では、第1〜10の形態のいずれか1つの形態と同様の効果を奏するシューズを提供することができる。
以上説明したように、本発明によると、履き口部前側の足挿入用開口部を開閉する開閉部を開き位置ではおもり体によって下方に垂れるように付勢して、開閉部の開き位置にある状態、すなわち足挿入用開口部が開口した状態を維持することが可能となり、幼児や老人にシューズを履かせやすくして、その手間の低減を図ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るシューズを足外甲側前部上方から見て示す斜視図である。 図2は、開閉部を閉じた状態のシューズを示す平面図である。 図3は、開閉部を開いた状態のシューズを示す平面図である。 図4は、開閉部を開いた状態のシューズを足内甲側前部上方から見て示す斜視図である。 図5は、開閉部を開いた状態のシューズを示す背面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係るシューズを示す図3相当図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係るシューズを示す図1相当図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係るシューズを示す図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
[第1実施形態]
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に係るシューズSを示し、このシューズSは、例えば幼児用シューズや老人用シューズとして適用される。ここで、シューズSは、左足用のシューズのみを例示している。右足用のシューズは、左足用シューズSと左右対称になるように構成されているので、以下の説明では左足用シューズSのみについて説明し、右足用シューズの説明は省略する。また、以下の説明において、上方(上側)および下方(下側)とはシューズSの上下方向の位置関係を表し、前方(前側)および後方(後側)とはシューズSの前後方向の位置関係を表し、左側および右側とはシューズSの左右方向の位置関係を表すものとする。
図1に示すように、シューズSは、路面に接地する接地面を下面に有するソール1を備えている。ソール1は、例えば軟質弾性部材からなり、具体的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性樹脂やその発泡体、ポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂やその発泡体、または、ブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材やその発泡体により構成されている。
また、図1〜図5に示すように、シューズSのソール1上方にはアッパー2が設けられている。このアッパー2は、足を踵側から爪先側まで覆うアッパー本体3を備えている。このアッパー本体3は、その前側部が着用者の前足部における前後略中央から爪先側を上方および側方から覆う一方、その左右側部および後部が着用者の足の内外甲部から踵部に亘る範囲を側方から覆うように構成されている。また、アッパー本体3の下部周縁は、ソール1の周縁全体に接着剤などで一体的に固着されている。アッパー本体3は、例えば繊維編み物や合成皮革などの素材を含んでおり、着用者の足の形状に適合しかつ足を適切に保持するように構成されている。
図1〜図4に示すように、アッパー本体3の後部上面には、履き口部4が開口している。この履き口部4は、後述する開閉部6が足挿入用開口部5を閉じた状態において、着用者の足首周囲に沿うように平面視で前後方向を長径とする略楕円形状に形成されている。一方、図3〜図5に示すように、アッパー本体3の前部には足挿入用開口部5が設けられており、この足挿入用開口部5は、履き口部4の前端部に連続しかつ履き口部4の前端部から前方向に延びるように開口している。この足挿入用開口部5は、着用者の足の甲部に位置するように略長方形状に形成されており、かつ、その前端部が着用者の前足部における前後略中央(例えば中足骨の遠位骨頭付近)に対応する位置まで延びている。
図3に示すように、足内甲側における足挿入用開口部5の縁部5aは、履き口部4から足爪先側に向かうにつれて足内甲側に傾斜している。また、図4に示すように、足挿入用開口部5の足外甲側の縁部5aと足爪先側の縁部5aとの隅角部には、足外甲側に向かってアッパー本体3を部分的に切り欠いた円形状の切欠凹部5bが形成されている。
次に、図1〜図5に示すように、アッパー2は、足挿入用開口部5を開閉する開閉部6を備えている。この開閉部6は、左右に延びる帯状に形成されている。また、開閉部6は、シューズSの左右中心位置よりも足内甲側に位置するアッパー本体3に連続して設けられた基端部7を有している。この基端部7は、足挿入用開口部5の足内甲側における縁部5a上に接続されていて、この縁部5aの長手方向に沿うように前後に延びている。そして、開閉部6は、基端部7回りに左右方向に回動して足挿入用開口部5を開閉するように構成されている。
図1〜図5に示すように、開閉部6の基端部7側寄り部分には、軟質材からなる変形可能な変形促進領域としての足甲部保持部8が開閉部6の一部となるように設けられている。この足甲部保持部8は、平面視で基端部7から左右略中央に亘る範囲に略矩形状に形成されており、開閉部6が閉じた状態で足挿入用開口部5を左右に跨ぐように覆っている。すなわち、足甲部保持部8は、開閉部6が閉じた状態において、足挿入用開口部5に位置する着用者の足の甲部を覆いかつシューズS内で足の甲部を保持するクッション材としての機能を有している。
この足甲部保持部8(すなわち変形促進領域)を構成する軟質材としては、例えば繊維織物、繊維編物、ラバー、発泡体などが挙げられる。繊維織物または繊維編物を構成する繊維材としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維が好適である。また、ポリエステル繊維以外の繊維材としては、例えばポリウレタン繊維、ポリアミド繊維、アセテート繊維、コットン繊維、レーヨン繊維、エチレンビニルアルコール繊維、ナイロン繊維などが好適である。なお、繊維織物または繊維編物としては、上記複数の繊維材の中から適宜選択して複合化させた繊維織物または繊維編物であってもよい。また、ラバーとしては、天然ゴム、クロロプレンラバー、スチレンブタジエンラバー等、もしくはラテックスが好適である。さらに、発泡体としては、例えばポリウレタン、ポリスチレン、ポリプロピレンなどが好適である。
図1〜図5に示すように、開閉部6の先端側にはおもり体10が設けられている。このおもり体10は、上記足甲部保持部8を構成する軟質材よりも重い材料で構成されている。具体的に、おもり体10は、複数の第1磁石部材11,11,…により構成されている。第1磁石部材11,11,…の各々は、例えばアルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石などの永久磁石が用いられる。ここで、本実施形態のおもり体10は、約5gの重量を有している。
すなわち、開閉部6は、その先端側に、平面視で開閉部6の左右略中央から先端側に向かって先細るように略三角形状に形成された先端部12を有する。この先端部12は、開閉部6が閉じ位置にある状態でシューズS外側に配設された比較的硬い表皮13と、足甲部保持部8よりも変形しにくい生地からなる第1保護材14とが互いに縫い合わされた状態となっている。そして、基端部7の反対側に位置する足甲部保持部8の端部は、先端部12に表皮13と第1保護材14との間に挟まれた状態で縫い合わされている。さらに、先端部12には、開閉部6を指でつまむための把持部15が設けられている。そして、先端部12内には複数の空間(図示せず)が規則的に配列されて形成されており、これらの空間に第1磁石部材11,11,…の各々が収容されている。
具体的には、先端部12内の空間には、末端側に2個の第1磁石部材11,11が、また中央位置に3個の第1磁石部材11,11,…が、さらに足甲部保持部8側に4個の第1磁石部材11,11,…がそれぞれ前後方向に縦列状態で収容されている。すなわち、これら3列に配列された第1磁石部材11,11は、足甲部保持部8側から先端部12の末端側に向かうにつれて前後に短くなるように、左右に間隔をあけて先端部12内に並設されている。
一方、図3に示すように、足外甲側のアッパー本体3には、開閉部6が閉じた位置にあるときにおもり体10を磁力により吸着する吸着部16が設けられている。この吸着部16は、先端部12の第1保護材14と同様の生地からなる第2保護材17が足外甲側のアッパー本体3表面に縫い合わされた状態で構成され、足挿入用開口部5の足外甲側の縁部5aから足外甲側に向かって先細るように略三角形状に形成されている。
また、吸着部16内(すなわちアッパー本体3と第2保護材17との間)には複数の空間(図示せず)が区画された状態で形成され、これらの空間には、複数の第2磁石部材18,18,…が収容されている。具体的に、吸着部16内の空間には、足外甲側に2個の第2磁石部材18,18,…が、また中央位置に3個の第2磁石部材18,18,…が、さらに足挿入用開口部5側に4個の第2磁石部材18,18,…が、それぞれ前後方向に縦列状態で収容されている。すなわち、これら3列に配列された第2磁石部材18,18,…の各々は、開閉部6が閉じたときに、おもり体10を構成する第1磁石部材11,11,…の位置に合うように、左右に間隔をあけて吸着部16内に並設されている。
そして、開閉部6が閉じたときに、第1磁石部材11,11,…と第2磁石部材18,18,…とが対向する面に位置する磁極は互いに異なっており、開閉部6が開き位置(図4および図5参照)から開閉部6を基端部7回りに左右方向に回動させておもり体10を吸着部16に両磁石部材11,18同士の磁力によって吸着させることにより、開閉部6を閉じ位置(図1および図2参照)に固定することが可能となる。すなわち、本実施形態では、おもり体10および吸着部16によって、開閉部6を閉じ位置に固定する閉じ手段19が構成されている。
さらに、本発明の特徴として、図4および図5に示すように、アッパー2は、開閉部6が開き位置にあって足甲部保持部8が足挿入用開口部5を覆っていない状態のときに、おもり体10の重量によって開閉部6が下方に付勢されて足内甲側に垂れるように構成されている。具体的には、おもり体10が足甲部保持部8を構成する軟質材よりも重いため、開閉部6が開き位置にあるときに、足甲部保持部8は、おもり体10の重量により下方に引っ張られて基端部7から垂れ下がった状態になる。すなわち、おもり体10は、開閉部6を開き位置にある状態に維持するように構成されている。
以上のように、本実施形態に係るシューズSによると、開閉部6が開き位置にあるときにおもり体10によって下方に垂れるように付勢されるので、その開閉部6が開き位置にある状態、すなわち足挿入用開口部5が足甲部保持部8により覆われずに広く開口した状態を安定して維持することができる。そのため、幼児や老人の足にシューズSを履かせようとするときに、シューズSを履かせる者が手で開閉部6を押さえ続けることなく、足挿入用開口部5からシューズS内に幼児等の足を通しやすくなる。このようなおもり体10の作用によって開閉部6が開き位置にある状態に維持される結果、幼児等にシューズSを履かせやすくすることができ、シューズSを履かせようとする者の手間や負担が低減される。
また、開閉部6の基端部7側に軟質材からなる変形可能な変形促進領域としての足甲部保持部8が設けられているため、開閉部6が開き位置にある状態では、開閉部6が基端部7を起点におもり体10の重量によって下方に垂れやすくなる。その結果、おもり体10による、開閉部6の垂れ下がりを安定して保持することができる。また、開閉部6が閉じ位置にある状態では、足挿入用開口部5に位置する足の甲部が足甲部保持部8を構成する軟質材により覆われてシューズS内で保持される。すなわち、開閉部6が閉じ位置にあるとき、足甲部保持部8を足の甲部に対するクッション材として機能させることができる。
また、閉じ手段19はおもり体10およびおもり体10を磁力により吸着する吸着部16で構成されているため、面ファスナなどの他の係止手段を用いずとも、開閉部6をアッパー本体3に固定して、開閉部6を容易に閉じ位置に保つことができる。さらに、おもり体10を閉じ手段19の一部として兼用するので、その分、部品点数を少なくすることができる。
また、開閉部6の基端部7がシューズSの左右中心位置よりも足内甲側に位置するアッパー本体3に接続されていることから、開閉部6が開き位置にあるとき、左右方向における基端部7の位置がおもり体10の位置に近づくようになる。つまり、基端部7からおもり体10の重心点に向かう方向が鉛直方向に近づくようになる。その結果、基端部7を起点におもり体10の重量が足甲部保持部8に対して伝わりやすくなり、開閉部6の垂れ下がりをより一層安定して保持することができる。
また、開閉部6の基端部7が足挿入用開口部5の足内甲側における縁部5aに接続されていることから、開閉部6が開き位置にあるとき、おもり体10の作用を受けて足甲部保持部8が下方に引っ張られるとともに、基端部7を接続している当該縁部5aが足内甲側に引っ張られることで足挿入用開口部5の開口領域が広げられる。これにより、開閉部6が開き位置にあるときに、幼児等の足を足挿入用開口部5により一層容易に挿入することができる。
また、足挿入用開口部5の足外甲側の縁部5aと足爪先側の縁部5aとの隅角部には切欠凹部5bが形成されているため、本実施形態では左足にシューズSを履かせる際、シューズSを履かせる者の右手親指をこの切欠凹部5bに引っ掛けて、その状態で足挿入用開口部5の足外甲側の縁部5aを足外甲側に押し出すことにより、足挿入用開口部5の開口領域を広げることが可能となる。これにより、開閉部6が開き位置にあるときに、幼児等の足を足挿入用開口部5に容易に挿入することができる。
さらに、足挿入用開口部5の足内甲側の縁部5aは、履き口部4から足爪先側に向かうにつれて足内甲側に傾斜している。すなわち、足挿入用開口部5の開口領域は、履き口部4から足爪先側に向かうにつれて足内甲側に広がるように構成されている。このため、幼児等の足を足挿入用開口部5に挿入させやすくなるとともに、履き口部4から足爪先側に向かって足をスムーズに通すことができる。
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2実施形態に係るシューズSを示す。この実施形態では、開閉部6に係止部21を設け、かつ第1実施形態の吸着部16を係合部24に置き換えたものである。すなわち、この実施形態は、第1実施形態によるおもり体10と吸着部16とで構成された閉じ手段19を、係止部21と係合部24とで構成される閉じ手段19に変更したものである。なお、この実施形態に係るシューズSの他の構成は、第1実施形態に係るシューズSの構成と同様である。以下の説明では、図1〜図5と同じ部分について同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、開閉部6の先端側裏面には、例えば一方の面ファスナからなる係止部21が設けられている。この係止部21の表面にはフック状に起毛されたフック面22が形成されており、開閉部6が閉じ位置にあるときにこのフック面22が足外甲側のアッパー本体3に対向している。また、係止部21の裏面は、接着剤などにより先端部12を構成する第1保護材14の裏面略全域に貼り付けられている。なお、この実施形態では、第1実施形態の第1磁石部材11,11,…に代え、おもり体10を構成する複数の金属材料からなるおもり部材23,23,…が第1実施形態と同じ配列により先端部12内に収容されている。
また、足外甲側におけるアッパー本体3の表面には、開閉部6が閉じ位置にあるときに係止部21に係合する係合部24が設けられている。この係合部24は、係止部21に係合する他方の面ファスナからなる。すなわち、この係合部24の表面にはループ状に密集して起毛されたループ面25が形成されており、開閉部6が閉じ位置にあるときにこのループ面25が係止部21のフック面22に対向している。また、係合部24の裏面は、足外甲側のアッパー本体3表面に縫い合わされた第2保護材17の上側に接着剤などで貼り付けられている。なお、この実施形態において、第1実施形態のような吸着部16を構成する複数の第2磁石部材18は、足外甲側のアッパー本体3と第2保護材17との間に配設されていない。
以上のように、この実施形態では、閉じ手段19が係止部21と係合部24とで構成されているため、おもり体10のおもり部材23として第1実施形態のような磁石部材に限定されず、例えば金属材料などを適宜用いればよい。そして、おもり体10とは別に設けられた係止部21および係合部24により、開閉部6を容易に閉じ位置にすることができる。
[第3実施形態]
図7および図8は、本発明の第3実施形態に係るシューズSを示す。この実施形態では、おもり体10の配設位置を第1および第2実施形態と異なる場所に変更したものである。なお、この実施形態に係るシューズSの他の構成は、第2実施形態に係るシューズSの構成と同様である。このため、以下の説明では、図1〜図6と同じ部分について同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7および図8に示すように、この実施形態に係るおもり体10は、開閉部6の先端部に設けられている。具体的には、おもり体10は、開閉部6の外部に露出するように、第1および第2実施形態の把持部15が設けられていた先端部12の末端部分に取り付けられている。また、このおもり体10は、例えば花に模した形状の金属部材からなる。
以上のように、この実施形態では、おもり体10が開閉部6の先端部12に露出して設けられているため、開閉部6が先端部12のおもり体10で引っ張られて開閉部6全体が平面状に垂れ下がるようになり、第1実施形態と同様、開閉部6の開き位置にある状態をより一層安定して維持し、幼児等の足にシューズSを容易に履かせることができる。また、開閉部6を指で掴むための把持部として、このおもり体10を用いることもできる。さらに、おもり体10が開閉部6の外部に露出していると、開閉部6が閉じ位置にある状態でおもり体10をシューズSのアクセサリとして用いることもできる(図7参照)。
[その他の実施形態]
第1実施形態では、複数の磁石部材11,11,…により構成されるおもり体10および複数の磁石部材18,18,…により構成される吸着部16を用いた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、おもり体10を複数の磁石部材11,11,…とし、吸着部16を例えば鉄、コバルト、ニッケルなどの磁性体からなる複数の金属部材としてもよく、あるいはその逆の構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、開閉部6の基端部7が足挿入用開口部5の足内甲側における縁部5a上に接続されている形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、基端部7が足挿入用開口部5の足外甲側における縁部5a上に接続されていてもよい。あるいは、基端部7は、足挿入用開口部5の縁部5a上に接続されていなくてもよく、例えば足挿入用開口部5の縁部5a近傍のアッパー本体3表面に縫い合わされていてもよい。さらに、基端部7がアッパー本体3の一部として構成されかつ開閉部6とアッパー本体3とが一体的に形成されていてもよい。要は、開閉部6の基端部7がアッパー本体3に連続して設けられた形態であればよい。
また、上記各実施形態では、足甲部保持部8が変形促進領域により構成される形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、開閉部6の基端部7側に、変形促進領域を構成する軟質材が足甲部保持部8に連接して別途設けられていてもよい。
なお、上記各実施形態では、開閉部6が閉じ位置のときに開閉部6の下方に位置して足挿入用開口部5を定常的に覆うクッション材からなる舌状部を備えない形態を説明したが、この形態に限られず、必要に応じて舌状部を備える形態にしてもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、例えば幼児用または老人用のシューズとして産業上の利用が可能である。
S:シューズ
2:アッパー
3:アッパー本体
4:履き口部
5:足挿入用開口部
5a:縁部
5b:切欠凹部
6:開閉部
7:基端部
8:足甲部保持部(変形促進領域)
10:おもり体
16:吸着部
19:閉じ手段
21:係止部
24:係合部

Claims (11)

  1. 履き口部と、該履き口部の前端部から前方向に延びるように該前端部と連続する足挿入用開口部とを含むアッパー本体と、
    基端部がシューズにおける足内甲側または足外甲側の一方の前記アッパー本体に連続して設けられ、該基端部回りに揺動して前記足挿入用開口部を開閉する開閉部と、
    前記開閉部の先端部をシューズにおける足内甲側または足外甲側の他方の前記アッパー本体に固定することで、該開閉部を閉じ位置に固定する閉じ手段と、を備えるシューズ用アッパーであって、
    前記開閉部は、
    該開閉部が閉じ位置にあるときに前記足挿入用開口部を左右に跨ぐように覆って足の甲部を保持する足甲部保持部と、
    前記足甲部保持部よりも先端側の開閉部に設けられ、前記開閉部が開き位置にあって前記足甲部保持部が前記足挿入用開口部を覆っていない状態で該開閉部を下方に垂れるように付勢するおもり体と、を有するシューズ用アッパー。
  2. 請求項1に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記開閉部は、前記基端部側に、軟質材からなる変形可能な変形促進領域を有する、シューズ用アッパー。
  3. 請求項2に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記足甲部保持部は、前記変形促進領域により構成されている、シューズ用アッパー。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記アッパー本体には、前記開閉部が閉じ位置にあるときに前記おもり体を磁力により吸着する吸着部が設けられており、
    前記閉じ手段は、前記おもり体および前記吸着部で構成されている、シューズ用アッパー。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記開閉部の先端側裏面に係止部が設けられている一方、
    前記アッパー本体に、前記開閉部が閉じ位置にあるときに前記係止部に係合する係合部が設けられ、
    前記閉じ手段は、前記係止部と係合部とで構成されている、シューズ用アッパー。
  6. 請求項5に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記おもり体は、前記開閉部の先端部に露出する装飾用として設けられている、シューズ用アッパー。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記開閉部の基端部は、シューズの左右中心位置よりも足内甲側に位置する前記アッパー本体に接続されている、シューズ用アッパー。
  8. 請求項7に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記開閉部の基端部は、前記足挿入用開口部の足内甲側における縁部に接続されている、シューズ用アッパー。
  9. 請求項7または8に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記足挿入用開口部の足外甲側の縁部と足爪先側の縁部との隅角部には、足外甲側に向かって前記アッパー本体を部分的に切り欠いた切欠凹部が形成されている、シューズ用アッパー。
  10. 請求項7または8に記載のシューズ用アッパーにおいて、
    前記足挿入用開口部の足内甲側および足外甲側縁部のうち少なくとも足内甲側の縁部は、前記履き口部から足爪先側に向かうにつれて足内甲側に傾斜している、シューズ用アッパー。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のシューズ用アッパーを備えるシューズ。
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