JP3139134U - 履かせやすくフィッティングの良い靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】幼児や要介護者に履かせやすく、かつフィッティングの良い靴を提供する。
【解決手段】靴1は、ハイカット部7を有し、開口部の下面に舌片を設け、開口部の両側に側甲被を配置した靴において、開口部の側甲被に第1の緊締ベルト2と第2の緊締ベルト3を設け、前記第1の緊締ベルトは外側のハイカット部と、側甲被の下部を切り欠いてハイカット部を延長したベルトとなし内側の側甲被に面ファスナーを介して着脱自在に止着すると共に、第2の緊締ベルトは、内側の側甲被より外側の側甲被の下部9に差し渡し、面ファスナーを介して着脱自在に止着した構造の靴である。また、第1の緊締ベルトには、開いたときの戻りを防止するためにベルトの幅方向に複数状のステッチ6を施し、第2の緊締ベルトは、戻りを防止すのためにD環とで内側の側甲被と連結した。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、甲かぶせ部と踵かぶせ部を別体に構成して靴底に取り付け、甲かぶせ部と踵かぶせ部の重なり合う部分に面ファスナーを設け着脱可能とした靴が履かせやすい靴として記載されている。(図5に特許文献1の図面を表示)
また、甲ベルトを開いたとき、甲ベルトが戻らずに開いた状態を保つことができる靴が求められている。
本考案の靴は、上記問題点を解決するための靴の構造を提案するものである。
本考案の靴は第2の緊締ベルトが取り付け部においてD環と連結していることにより、前記第2の緊締ベルトを開いた時にベルトの戻りを防止することができる。
本考案の靴は、第1の緊締ベルトの取り付け部には、ベルトの幅方向に複数状のステッチを設けているので、ベルトを開いた状態でもベルトの戻りを防止することができるので靴に足を入れ易くなる。
本考案の靴の踵部にはウレタンフォームの挿入されたクッション製の良い履き口パットが設けられているので、幼児の足に快適な履き心地をもたらす。
図1は、本考案の靴の外側から見た第1の緊締ベルトを閉じたときの斜視図である。
図2は、本考案の靴の外側から見た第1の緊締ベルトを開いたときの斜視図である。
図3は、本考案の靴の内側から見た第1の緊締ベルトを閉じたときの斜視図である。
<第1の緊締ベルト>
本考案の靴は、ハイカット部を有する靴であり、図2に示すように外側の側甲被のハイカット部と下部の側甲被を切欠して上部のハイカット部の甲被を延長して第一の緊締ベルトをなし、このベルトの裏面に面ファスナー(フック部)を設け、またベルトの付着する側甲被にも所定の位置に面ファスナー(ループ部)を設けて面ファスナーを介して着脱可能とする。
第1の緊締ベルトには、ベルトの取り付け部分にベルトの幅方向に複数状のステッチを施している。
図2のようにベルトを開いたときにベルトの戻りを防止する為である。また、第1の緊締ベルトを開いたときに舌片との間に大きな空間を生じるので、足を入れ易く履かせやすい。
ハイカット部には、踵部に履き口パットを設けており、履いた時にソフト感を与える。
第2の緊締ベルトは第1の緊締ベルトの下側に設け、第1の緊締ベルトと交差するように設ける。図3に示すように、内側の側甲被は、ハイカット部まで達し、内側の側甲被の様には切欠されてはいない。内側の側甲被にD環を設け、このD環に第2の緊締ベルトを連結して、対向する外側の切り欠いた方の下部の側甲被と面ファスナーを介して着脱自在とする。このベルトの裏面に面ファスナー(フック部)を設け、またベルトの付着する下部の側甲被にも所定の位置に面ファスナー(ループ部)を設けて面ファスナーを介して着脱可能とする。
本考案の靴は、上記靴甲被の下面に底ゴムを貼り着けたものである。
具体的には、上記靴甲被をラストに中底と共に吊り込みした後、底面に接着剤を塗付し未加硫の底ゴムを貼り着ける。次にラストの入った靴を加硫缶に投入し、120℃で60分間熱空気加硫を行い、加硫缶から搬出した後、ラストを型抜きし、本考案の靴を得る。
2.第1の緊締ベルト
3.第2の緊締ベルト
4.舌片
5.D環
6.第1の緊締ベルトの幅方向のステッチ
7.ハイカット部
8.内側の側甲被
9.外側の側甲被の下部
10.履き口パット
11.履き口の空間部
12.側甲被の切欠部
Claims (5)
- ハイカット部と、甲被を切り欠いた開口部と、開口部の下面に設けた舌片と、開口部の両側に配置した側甲被と、開口部に差し渡した緊締ベルトで構成した靴において、外側のハイカット部と側甲被の下部とを切り欠いて、前記ハイカット部を延長した第1の緊締ベルトとなし内側のハイカット部の側甲被に着脱自在に止着すると共に、内側の側甲被には第2の緊締ベルトを設けて外側の側甲被の下部と着脱自在に止着し、第1の緊締ベルトと第2の緊締ベルトを互いに交差させたことを特徴とする靴。
- 前記第2の緊締ベルトは内側の側甲被とD環と連結していることを特徴とする請求項1記載の靴。
- 前記第1の緊締ベルトのハイカット部には、ベルトの幅方向に複数状のステッチを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の靴。
- 前記第1の緊締ベルトと前記第2の緊締ベルトは、面ファスナーを介して着脱自在であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の靴。
- ハイカット部の踵部に履き口パットを設けたことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008908U JP3139134U (ja) | 2007-11-17 | 2007-11-17 | 履かせやすくフィッティングの良い靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007008908U JP3139134U (ja) | 2007-11-17 | 2007-11-17 | 履かせやすくフィッティングの良い靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3139134U true JP3139134U (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=43289376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007008908U Expired - Lifetime JP3139134U (ja) | 2007-11-17 | 2007-11-17 | 履かせやすくフィッティングの良い靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3139134U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154079A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Pigeon Corp | ベビーシューズ |
JP2017124057A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 美津濃株式会社 | シューズ用アッパーおよびそれを用いたシューズ |
-
2007
- 2007-11-17 JP JP2007008908U patent/JP3139134U/ja not_active Expired - Lifetime
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