JP2017124010A - 収納用布製品 - Google Patents

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健 知久
弘宰 李
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弘宰 李
茂 狩野
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茂 狩野
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Abstract

【課題】携帯性と形体保持性とを両立させる収納用布製品を提供する。【解決手段】収納用布製品1は、布地で形成された底面部3、側面部4、5、6、7及び頂面部2を備える。その収納用布製品は、側面部のうちの互いに対面配置された二つの側面部4,5の一方から他方に向かう方向に延在するように、底面部の周縁における対向する二箇所に取り付けられ、可塑性を有する第1の線状体54と、底面部から頂面部に向かう高さ方向に延在するように側面部に取り付けられ、可塑性を有する第2の線状体57と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、収納用布製品に関する。
バッグのような収納用布製品では、布地など使用される材料が一般に軽量で柔らかい。そのため、収納用布製品を折り畳むことは比較的容易であり、その折り畳まれた収納用布製品を携帯したり、仕舞ったりすることができる。例えば、デイパックやダッフルバッグのようなバッグでは、柔らかでしなやかな布地、すなわち剛性の低い布地を用いており、バッグを容易に折り畳むことができ、容易に携帯などすることができる。
一方、携帯などされた収納用布製品を使用するときには、折り畳まれた収納用布製品を拡げて収納用布製品の本来の形体に戻して使用する必要がある。ここで、上述のように、収納用布製品で使用される材料は柔らかく変形し易いため、収納用布製品を拡げようとしても、すぐに型崩れを起こして、例えば底面部の布地が萎れたままであったり、側面部の布地が萎れて底面部に折り重なったままであったりする可能性がある。そうなると、物品を収納用布製品内に収納することが困難になる。加えて、少量の物品を収納した収納用布製品を持ち運ぼうとすると、下方に垂れ下がる箇所が発生するなど全体的に型崩れを起こして持ち運び難くなるおそれがある。特にデイパックやダッフルバッグのようなバッグでは、剛性の低い布地を用いているため、その影響は大である。
バッグの変形を抑える技術としては、特許文献1に、ソフトな素材で構成されたソフトバッグの型崩れを抑制する技術が開示されている。特許文献1の記載によれば、スポーツバッグ等のソフトバッグにおいて、生地相互の接合部に縫着されているパイピング内に弾性を有する金属線を収納することで、型崩れを抑制することができる。
特開2006−102153号公報
上記のように、収納用布製品は軽量で柔らかいため携帯性に優れているが、変形し易いために型崩れを起こし易く、すなわち本来の形状を保持することが困難であり、その収納用布製品に物品を収納するのが困難であったり、その収納用布製品を持ち運び難くなったりするおそれがある。
上述された特許文献1に記載の技術では、バッグの型崩れを抑制し、その形状を保持するために、弾性を有する金属線をパイピング(袋状部)内に収納している。しかし、この技術では、金属線として、金属の板バネや金属のコイルバネのような弾性体を使用し、その弾性体の弾性力を用いて形状を保持しようとするため、バッグを折り畳むことは困難であると推測され、携帯性が犠牲になると考えられる。
収納用布製品において、携帯性と形状保持性とを両立させることが可能な技術が望まれる。
本発明の収納用布製品は、布地で形成された底面部、側面部及び頂面部を備える収納用布製品であって、前記側面部のうちの互いに対面配置された二つの側面部の一方から他方に向かう方向に延在するように、前記底面部の周縁における対向する二箇所に取り付けられ、可塑性を有する第1の線状体と、前記底面部から前記頂面部に向かう高さ方向に延在するように前記側面部に取り付けられ、可塑性を有する第2の線状体と、を備える、収納用布製品である。
上記の収納用布製品は、前記高さ方向に延在するように前記側面部に取り付けられ、前記側面部を折り畳む又は引き伸ばすことで前記側面部の高さを調整する側面高さ調整部を更に備え、前記第2の線状体は、前記側面部における前記側面高さ調整部に対向するように前記側面部に取り付けられた調整部線状体を含み、前記調整部線状体は、前記側面高さ調整部が前記側面部を折り畳む又は引き伸ばすことで折り畳まれ又は引き伸ばされるように構成されている、収納用布製品であってもよい。
上記の収納用布製品は、前記側面高さ調整部が、前記側面部における上部及び下部のうちのいずれか一方に一端部が取り付けられた第1の紐状部材と、前記第1の紐状部材の一端部と他端部との間に、前記第1の紐状部材の長さ方向に対して位置調整自在に取り付けられた連結部材と、前記側面部における上部及び下部のうちの前記一方と異なる他方に一端部が取り付けられ、前記側面部の前記他方と前記連結部材との距離を一定に保持する第2の紐状部材と、を備えており、前記連結部材を固定しつつ前記第1の紐状部材の他端部側を引っ張ることで、前記第1の紐状部材の一端部が前記連結部材に近づいて、前記第1の紐状部材の一端部が前記第2の紐状部材の一端部に近づいて前記側面部が折り畳まれて高さが低くなり、かつ、前記調整部線状体が折り畳まれ、前記連結部材を固定しつつ前記第1の紐状部材の一端部を引っ張ることで、前記第1の紐状部材の一端部が前記連結部材から遠ざかり、前記第1の紐状部材の一端部が前記第2の紐状部材の一端部から遠ざかり前記側面部が引き伸ばされて高さが高くなり、かつ、前記調整部線状体が引き伸ばされる、ように構成されている、収納用布製品であってもよい。
上記の収納用布製品は、前記頂面部が、開口を有する頂面本体部と、前記開口を覆う蓋部と、前記頂面本体部と前記蓋部との間に、湾曲部分を有するように取着されたスライドファスナーと、前記頂面本体部及び前記スライドファスナーの少なくとも一つに取着され、可塑性を有する第3の線状体と、を含み、前記スライドファスナーの幅方向の一側縁部は前記頂面本体部の前記開口側の周縁部に沿って前記頂面本体部に取着され、前記スライドファスナーの幅方向の他側縁部は前記蓋部の周縁部に沿って前記蓋部に取着され、前記第3の線状体は前記頂面本体部の前記開口側の周縁部に沿い、かつ、前記湾曲部分に沿って前記頂面本体部に取着されている、収納用布製品であってもよい。
上記の収納用布製品は、前記蓋部の周縁部に沿い、かつ、前記湾曲部分に沿って第4の線状体が取着されている、収納用布製品であってもよい。上記の収納用布製品は、前記底面部、前記側面部及び前記頂面部を形成する前記布地の繊度は20デニール以上、420デニール以下である、収納用布製品であってもよい。
本発明によれば、収納用布製品において、携帯性と形状保持性とを両立させることが可能となる。
実施の形態に係る収納用布製品の構成例を示す斜視図である。 実施の形態に係る収納用布製品の構成例を示す正面図である。 実施の形態に係る収納用布製品の構成例を示す側面図である。 実施の形態に係る収納用布製品の構成例を示す頂面図である。 実施の形態に係るスライドファスナーの構成例を示す模式図である。 実施の形態に係るスライドファスナーの構成例を示す部分断面図である。 実施の形態に係る側面高さ調整部の構成例を示す断面図である。
まず、本実施の形態に係る収納用布製品について説明する。本実施の形態では、収納用布製品の例としてダッフルバッグについて説明する。なお、本発明の収納用布製品は、ダッフルバッグに限定されるものでは無く、他の収納用布製品であってもよい。他の収納用布製品としては、例えばナップサック、リュックサック、スポーツバッグ、デイパックなどが挙げられる。
図1〜図4は実施の形態に係る収納用布製品1の構成例を示す斜視図、正面図、側面図、及び頂面図である。収納用布製品1のダッフルバッグは、折り畳んで携帯可能であるが、図1〜図4に示すように折り畳んだ状態から拡げた状態(本来の形体)にされて物品を収納可能である。収納用布製品1は、横倒しにされた略円筒形状を有しており、収納用布製品1の底面である底面部3、収納用布製品1の側面である側面部4、5、6、7、及び収納用布製品1の頂面である頂面部2を備えている。ここで、円筒を横倒しにして水平面に載置し、その水平面に対して平行かつ水平面からの高さが異なる二つの面で、その円筒を仮想的に三つに分割することを考える(分割は等分でなくて可)。そのとき、水平面に近いその円筒の下側の側面が底面部3に相当し、水平面から遠いその円筒の上側の側面が頂面部2に相当し、及び下側の側面と上側の側面との間のその円筒の二つの横側の側面が側面部6、7に相当する。また、側面部4、5はその円筒の底面部である。
底面部3は、略矩形形状を有する布地で形成されている。底面部3は、収納用布製品1の略円筒の側面の一部を構成する。したがって、底面部3の周縁部は、互いに対向する略直線状の二辺と、互いに対向する略円弧状の二辺から構成されている。底面部3は、底面部3の周縁部における互いに対向する略直線状の二辺に配置され、可塑性を有する線状体53、54(第1の線状体)を含んでいる。線状体53、54は、対面配置された二つの側面部4、5の一方から他方に向かう方向に延在するように、互いに底面部3の周縁における対向する二箇所(二辺)に取り付けられている。線状体53、54は可塑性、すなわち外力による変形後は概ねその形状を保持できる性質を有するので、底面部3を補強して、略円筒における側面の一部の形状を保持可能にすることができる。したがって、線状体53、54は収納用布製品1の骨格を構成していると見ることができる。本実施の形態では、底面部3と側面部6、7との接合部分に線状体53、54が、収納用布製品1の長手方向(側面部4−側面部5方向)に延在するように配置されている。ただし、線状体53、54の配置は一例であり、収納用布製品1の骨格を構成可能であれば、他の配置であってもよい。なお、底面部3は、線状体の代わりに又は線状体と共に他の補強治具、例えば底面部3と同形状の薄板曲面状のパッドを含んでいてもよい。
側面部6、7は、それぞれ略矩形形状を有する布地で形成されている。側面部6、7は、それぞれ収納用布製品1の略円筒の側面の一部を構成しており、底面部3の周縁における上記の対向する略直線状の二辺から頂面部2へ向かって湾曲しつつ立設するように底面部3に取り付けられている。側面部6、7には、底面部3から頂面部2に向かう高さ方向に延在するように側面高さ調整部60がそれぞれ取り付けられている。側面高さ調整部60は、側面部6、7を折り畳む又は引き伸ばすことで側面部6、7の高さを調整する、いわゆるアジャスターである。その詳細は後述される。本実施の形態では、側面部6、7の各々に、収納用布製品1の長手方向における側面部4と側面部5との間の略1/3、略2/3の位置にそれぞれ一箇所ずつ、合計二箇所に配置されている。なお、側面部6、7の各々において、収納用布製品1の長手方向における側面高さ調整部60の位置及び個数は上記例に限定されるものでは無く、高さ方向に延在するように取り付けられていれば、他の位置や個数であってもよい。
側面部6、7は、それぞれ底面部3から頂面部2に向かう高さ方向に延在する、可塑性を有する複数の線状体57(第2の線状体のうちの調整部線状体)を含んでいる。線状体57は、側面高さ調整部60に対向するように側面高さ調整部60に沿って側面部6、7に取り付けられている。線状体57は、側面高さ調整部60が側面部6、7を折り畳む又は引き伸ばすことで折り畳まれ又は引き伸ばされるように構成されている。線状体57は可塑性、すなわち外力による変形後は概ねその形状を保持できる性質を有するので、側面部6、7を補強して、略円筒における側面の一部の形状を保持可能にすることができる。したがって、線状体57は収納用布製品1の骨格を構成していると見ることができる。本実施の形態では、側面部6、7の各々に、側面高さ調整部60に対向するように、収納用布製品1の長手方向における側面部と側面部5との間の略1/3、略2/3の位置にそれぞれ一箇所ずつ、合計二箇所に配置されている。ただし、線状体57の配置は一例であり、収納用布製品1の骨格を構成可能で、側面高さ調整部60と対向するように取り付けられていれば、他の配置であってもよい。
側面部4、5は、それぞれ略円形状を有する布地で形成されている。側面部4、5は、それぞれ収納用布製品1の略円筒の底面を構成しており、底面部3の周縁の略円弧状の二辺から頂面部2へ向かって立設するように底面部3に取り付けられている。側面部4、5には、それぞれ側面部4、5の周縁部に沿って側面部4、5を囲むように延在する、可塑性を有する線状体51、52(第2の線状体)を含んでいる。線状体51、52は可塑性、すなわち外力による変形後は概ねその形状を保持できる性質を有するので、側面部4、5を補強して、略円筒における底面の形状を保持可能にすることができる。したがって、線状体51、52は収納用布製品1の骨格を構成していると見ることができる。本実施の形態では、側面部4、5と底面部3、側面部6、7及び頂面部2との接合部分に線状体51、52が、側面部4、5を囲むように配置されている。ただし、線状体51、52の配置は一例であり、収納用布製品1の骨格を構成可能であれば、他の配置であってもよい。なお、側面部4、5は、線状体の代わりに又は線状体と共に他の補強治具、例えば側面部4、5と同形状の薄板状のパッドを含んでいてもよい。また、側面部4、5の少なくとも一方は、持ち手20を備えている。本実施の形態では、側面部4、5の両方が、持ち手20を備えている。
頂面部2は、略矩形形状を有する布地で形成されている。頂面部2は、収納用布製品1の略円筒の側面の一部を構成する。したがって、頂面部2の周縁部は、互いに対向する略直線状の二辺と、互いに対向する略円弧状の二辺から構成されている。そして、頂面部2と側面部6、7と底面部3とにより収納用布製品1の略円筒の側面全体が構成される。頂面部2は、後述されるように開口とその開口を覆う蓋部を含んでいるが、その開口の周囲に配置され、可塑性を有する線状体50(第3の線状体)を含んでいる。線状体50は可塑性、すなわち外力による変形後は概ねその形状を保持できる性質を有するので、頂面部2を補強して、略矩形形状を保持可能にすることができる。したがって、線状体50は収納用布製品1の骨格を構成していると見ることができる。ただし、線状体50の配置は一例であり、収納用布製品1の骨格を構成可能であれば、他の配置であってもよい。なお、頂面部2は、線状体の代わりに又は線状体と共に他の補強治具、例えば頂面部2と同形状の薄板曲面状のパッドを含んでいてもよい。また、頂面部2には、収納用布製品1を背負うための肩紐40が設けられている(ただし、図2〜図4では肩紐40の記載を省略している)。
収納用布製品1の骨格として含まれる線状体51〜54、57の塑性変形後の剛性がより強い場合には、収納用布製品1の底面部3を底面として水平面上に立たせたとき、形体保持性の更なる効果として収納用布製品1は自立することができる。そのような剛性は、側面部4〜7や頂面部2の布地の材質や線状体51〜54、57の形状などにより適宜実験的に決定される。収納用布製品1の骨格として含まれる線状体50の塑性変形後の剛性がより強い場合には、収納用布製品1の自立をより安定化することができる。
なお、本実施の形態では、収納用布製品1は略円筒形状を有しているが、本発明はその例に限定されるものでは無く、従来知られた公知の他の形状を有していてもよい。他の形状としては、例えば、略直方体形状、略角錐台形状、略円錐台形状、略多角筒形状、略楕円体形状などが挙げられる。
また、収納用布製品1の底面部3、側面部4、5、6、7、及び頂面部2の布地やスライドファスナーなどの材料同士の接合は、縫合や接着や融着などの布製品において従来から用いられている公知の方法を用いることができる。また、底面部3、側面部4、5、6、7、及び頂面部2の各々は、それぞれ別々に形成され、その後にそれらが互いに接合されて収納用布製品1を形成してもよいし、そのいくつか(全体又は一部)がまとめられて一体に形成され、その後にそれらが互いに接合されて収納用布製品1を形成してもよい。
図5及び図6は実施の形態に係る頂面部2におけるスライドファスナーの構成例を示す模式図及び部分断面図である。図5は蓋部2bを半分開いた状態を部分的に示し、図6は図4のVI−VI’断面(スライドファスナー11を閉じた状態)を示している。
図5に示すように、頂面部2は、開口10を有する頂面本体部2aと、開口10を覆う蓋部2bと、頂面本体部2aと蓋部2bとの間に取着されたスライドファスナー11とを含んでいる。開口10は略矩形状を有しており、頂面本体部2aは開口10の外側の三方を囲むように枠状に形成されている。蓋部2bは、開口10に対応して略矩形形状に形成されている。本実施の形態では、開口10及び蓋部2bの隣接する二つの角部は丸みを帯びており、スライドファスナー11はその二つの角部を含む三辺に沿って配置されている。なお、頂面本体部2aは開口10の外側の四方を囲む枠状に形成されていてもよい。
スライドファスナー11は、本実施の形態では、一対のファスナーテープ11b1、11b2と、一対のファスナーテープ11b1、11b2の対向するテープ側縁部に取着された一対のエレメント列11a1、11a2と、一対のエレメント列11a1、11a2に挿通されたスライダー11s1、11s2とを含んでいる。すなわち、本実施の形態では、二個のスライダー11s1、11s2が付いた止製品であって、二個のスライダー11s1、11s2の頭と頭が向かい合う頭合わせ型のスライドファスナーを用いている。
なお、本発明のスライドファスナー11はこの例に限定されるものでは無く、収納用布製品1の特徴やデザインなどに基づいて他のタイプであってもよい。他のタイプとしては、一個のスライダーの止製品、開製品、二個のスライダーの逆開製品型、尻合わせ型、ループファスナー型などが挙げられる。また、スライドファスナー11の種類としては、金属ファスナー、樹脂ファスナー、ビスロンファスナーが挙げられる。
スライドファスナー11における幅方向の一側縁部、すなわちファスナーテープ11b1の外側のテープ側縁部は、頂面部2における頂面本体部2aの開口10側の周縁部に沿って頂面本体部2aに取着されている。一方、スライドファスナー11における幅方向の他側縁部、すなわちファスナーテープ11b2の外側のテープ側縁部は、頂面部2における蓋部2bの周縁部に沿って蓋部2bに取着されている。したがって、スライドファスナー11は、頂面部2における頂面本体部2aの開口10側の周縁部に沿って延在しているということができ、また頂面部2における蓋部2bの周縁部に沿って延在しているということもできる。ただし、頂面本体部2aの開口10側の周縁部及び蓋部2bの周縁部は、周縁の端だけでなく端から所定の幅を有する範囲を示す。例えば頂面本体部2aの周縁部では頂面部2の幅(対象となる端の近傍の周縁から垂直な方向の幅)の10%程度の幅の範囲であり、蓋部2bの周縁部では蓋部2bの幅(対象となる端の近傍の周縁から垂直な方向の幅)の10%程度の幅の範囲である。
スライドファスナー11は、本実施の形態では、開口10における丸みを帯びた隣接する二つの角部を含む三辺に沿って略U字型形状に配置されている。そのとき、スライドファスナー11の長手方向の一端部11E1と他端部11E2(図示されず)との間に湾曲部分11C1、直線部分11D、及び湾曲部分11C2(図示されず)をこの順に有している。湾曲部分11C1、11C2は、開口10における丸みを帯びた隣接する二つの角部の位置に対応している。
頂面部2は、更に、頂面本体部2a、蓋部2b、及びスライドファスナー11の少なくとも一つに取着された、可塑性を有する線状体50を備えている。線状体50は、スライドファスナー11の湾曲部分11Cに沿って延在している。線状体50は可塑性、すなわち外力による変形後は概ねその形状を保持できる性質を有するので、頂面本体部2a及びスライドファスナー11を補強して、それらの形状を保持可能にすることができる。本実施の形態では、線状体50は、頂面本体部2aの開口10側の周縁部に沿って取着されている。線状体50は、スライドファスナー11に沿って、一端部11E1から湾曲部分11C1、直線部分11D、及び湾曲部分11C2を介して他端部11E2まで延在している。なお、線状体は、更に、頂面部2における蓋部2bの周縁部に沿って取着されていてもよい(第4の線状体)。言い換えると、スライドファスナー11の両側に線状体(第3の線状体及び第4の線状体)が配置されていてもよい。その場合、頂面本体部2a及びスライドファスナー11をより強く補強して、延いては頂面部2をより強く補強して、それらの形状をより強力に保持可能にすることができる。
図6に示すように、本実施の形態では、頂面部2の頂面本体部2aの周縁部と、スライドファスナー11のファスナーテープ11b1における外縁端部と、裏地80の周縁部と、線状体50とが重ね合わされ、例えば縫合されることにより、互いに接合されている。一方、スライドファスナー11のファスナーテープ11b2における外縁端部と、頂面部2の蓋部2bの周縁部とが重ね合わされ、例えば縫合されることにより、互いに接合されている。したがって、線状体50は、スライドファスナー11に沿って、一端部11E1から湾曲部分11C1、11C2を介して他端部11E2まで延在している。そして、線状体50は、裏地80を介してスライドファスナー11と重なり合うように頂面本体部2aに取着され、それにより線状体50とスライドファスナー11とがほぼ一体的に構成されている。このように、線状体50とスライドファスナー11とが一体的に構成されているため、線状体50により、より確実にスライドファスナー11の形状を保持することができる。
なお、本実施の形態では、開口及び蓋部とそれらに伴うスライドファスナー11及び線状体50は頂面部2に形成されているが、本発明はその例に限定されるものでは無く、収納用布製品1の特徴やデザインなどに応じて側面部4〜7に形成されていてもよい。言い換えると、開口及び蓋部などは、収納用布製品1の底面部3を除いた外側の面である側面部4〜7のいずれか、すなわち外面部に形成されている、ということができる。また、開口及び蓋部などは、複数形成されていてもよい。
図7は、実施の形態に係る側面高さ調整部60の構成例を示す断面図である。図7(A)は側面部6の高さを高くした状態を示し、図7(B)は側面部6の高さ低くした状態を示している。ここでは側面部6の一つの側面高さ調整部60について説明するが、側面部6の他の側面高さ調整部60及び側面部7の側面高さ調整部60についても同様である。
図7(A)に示すように、側面高さ調整部60は、側面部6の表側に、高さ方向に延在するように配置されており、第1の紐状部材62と、連結部材65と、第2の紐状部材63とを備えている。第1の紐状部材62は、側面部6における下部にその一端部62bが取り付けられている。連結部材65は、第1の紐状部材62の一端部62bと他端部62aとの間に、第1の紐状部材62の長さ方向に対して位置調整自在に取り付けられている。すなわち第1の紐状部材62は連結部材65に挿通されており、その他端部62aは固定されず自由端となっている。一方、第2の紐状部材63は、側面部6における上部にその一端部63aが取り付けられ、側面部6の上部と連結部材65との距離を一定に保持している。このとき、第2の紐状部材63は連結部材65に挿通され、その他端部63bは例えば一端部63aと同じく側面部6の上部に取り付けられている。したがって、側面高さ調整部60は、第1の紐状部材62の一端部62b及び第2の紐状部材63の一端部63a(及び他端部63b)のみで側面部6に接合され、第1の紐状部材62及び第2の紐状部材63の他の部分及び連結部材65とは接合されていない。なお、側面高さ調整部60の側面部6への取り付け方向としては、上記方法に限定されるものではない。例えば、高さ方向の上下が逆に、すなわち側面部6の上部に第1の紐状部材62の一端部62bが取り付けられ、側面部6の下部に第2の紐状部材63の一端部63aが取り付けられていてもよい。
一方、線状体(調整部線状体)57は、側面部6の表側に配置された側面高さ調整部60に対向するように、側面部6の裏側に高さ方向に延在するように配置されている。線状体57は、少なくともその両端が、側面部6の裏側における第1の紐状部材62の一端部62b及び第2の紐状部材63の一端部63aに対応する位置に接合されている。本実施の形態では、線状体57の全体が側面部6の裏側に接合されている。線状体57とほぼ同じ形状を有する配置用部材64が、側面部6の表側に高さ方向に延在するように配置されており、線状体57が例えば縫合により側面部6を介して配置用部材64と重なり合うように接合されることにより、側面部6に取り付けられている。
このような側面高さ調整部60では、図7(A)の状態で、連結部材65を例えば使用者の指などで固定しつつ、第1の紐状部材62の他端部62aを例えば使用者の指などで引っ張ることで、第1の紐状部材62の一端部62bが連結部材65に近づいて、第1の紐状部材62の一端部62bが第2の紐状部材63の一端部63aに近づいて側面部6が折り畳まれて高さが低くなる。この側面高さ調整部60の変化に伴い、その変化と同時かつ必然的に、線状体57が折り畳まれる。すなわち図7(B)の状態になる。一方、図7(B)の状態で、連結部材65を例えば使用者の指などで固定しつつ、第1の紐状部材62の一端部62bを例えば使用者の指などで引っ張ることで、第1の紐状部材62の一端部62bが連結部材65から遠ざかり、第1の紐状部材62の一端部62bが第2の紐状部材63の一端部63aから遠ざかり側面部6が引き伸ばされて高さが高くなる。この側面高さ調整部60の変化に伴い、その変化と同時かつ必然的に、線状体57は引き伸ばされる。すなわち図7(A)の状態になる。それにより、線状体57は概ねその形状を保持することにより、側面部6、7を補強して、略円筒における側面の一部の形状を保持可能にすることができる。
線状体50〜54、57は、外力(例示:使用者が収納用布製品を拡げようとする力)による変形後は概ねその形状を保持できる性質、すなわち可塑性を有する線状の部材である。各線状体の材料としては、可塑性を有していれば特に制限はないが、樹脂が好ましい。これにより、各線状体は、さびや金属疲労により折れることがない。樹脂製の線状体としては、例えば、特開昭61−282416号公報に開示のポリエチレンを圧縮延伸したプラスチックワイヤー、特開平2−293407号公報に開示のポリオレフィンを圧縮延伸したプラスチックワイヤー、特開平7−238417号公報に開示のポリエチレン溶融固化物又はそのポリエチレンと他のポリオレフィンとの混合溶解固化物を延伸して可塑性が付与された延伸物が挙げられる。可塑性が高いことから、線状体は、ポリオレフィンを主成分とする樹脂からなることが好ましい。
収納用布製品1の底面部3、側面部4〜7、及び頂面部2の布地の材料としては、特に制限はなく、収納用布製品に使用可能な公知の材料を用いることができる。例えば、それらの布地の材料としては、強度が高く軽量であるナイロン及びポリエステルなどの合成繊維が挙げられる。軽量で柔らかく折り畳み易いという携帯性を高める観点では、それらの布地の繊度は、20デニール以上、420デニール以下であることが好ましく、30デニール以上、210デニール以下であることがより好ましい。繊度が低過ぎると布地の強度が十分に得られなくなり、繊度が高過ぎると重さや折り畳み難くさにより、携帯し難くなるからである。
上記の一実施の形態に係る収納用布製品1は、次のような作用効果を奏する。
(1)上記構成を有する収納用布製品1では、布地や線状体(第1の線状体)51〜54、線状体(第2の線状体)57などの材料が軽量であり、布地などは柔らかいため、収納用布製品1を小さく折り畳んで仕舞うことで携帯することが可能である。また、線状体51〜54、57を、底面部3における少なくとも互いに対向する二箇所及び側面部に取り付けている。そのため、例えば小さく折り畳んで仕舞っていた収納用布製品1を本来の形状に拡げて、底面部3及び側面部4〜7を本来の形状に戻したとき、それに伴って同時に必然的に、線状体51〜54、57も本来の形状に戻ることができ、塑性変形により本来の形状を保持し続けることができる。それにより、線状体51〜54、57の周囲、すなわち底面部3及び側面部4〜7の布地を本来の形状に保持することができ、すなわち収納用布製品1を概ね本来の形状に保持することができる。このように、本収納用布製品1では、収納用布製品1が軽量で折り畳み容易なことによる携帯性と、収納用布製品1の使用時に折り畳んだ状態から拡げたときの形状が線状体で保持される形状保持性と、を両立させることができる。
また、布地などの材料が柔らかい収納用布製品1では、収納用布製品1に収納された物品量が少ないと、下方に垂れ下がる箇所が発生するなど全体的に型崩れを起こして持ち運び難くなるおそれがある。しかし、上記構成を有する収納用布製品1では、線状体51〜54、57が底面部3や側面部4〜7を本来の形状に保持することができるので、収納用布製品1に収納された物品量に拘らず、収納用布製品1を、型崩れを起こさないようにすることができる。それにより、収納用布製品1に収納された物品量に拘らず、収納用布製品1を持ち運び易い状態で維持することが可能となる。
(2)上記構成を有する収納用布製品1は、側面高さ調整部60(いわゆるアジャスター)により、側面部6、7を、折り畳まれた状態(高さの低い状態)から引き伸ばされた状態(高さの高い状態)に変更でき、それに伴って、側面部6、7の線状体(調整部線状体)57を折り畳まれた状態から引き伸ばされた状態に変更できるように構成されている。すなわち、側面部6、7の高さを変更することで、追加の動作を行うことなく、その変更と同時かつ必然的に、線状体57を、側面部6、7の高さに対応した、引き伸ばされた状態にすることが可能である。そのような線状体57により、側面部6、7は形状を保持することができる。したがって、収納用布製品1における線状体57による側面部6、7の形状の保持と側面高さ調整部60による側面部6、7の高さ調整とを、側面高さ調整部60での一つの動作で同時に達成することが可能となる。
(3)上記構成を有する収納用布製品1では、側面高さ調整部60の連結部材65を固定しつつ第1の紐状部材62の一端部62bを引っ張ることで、第1の紐状部材62における一端部62bと連結部材65の取り付け部分との間の長さを長くして、側面部6、7を引き伸ばして本来の高さに戻す、すなわち側面部6、7の高さが高い状態にする。そのとき、側面高さ調整部60に対応する線状体57も同様に引き伸ばされるので、追加の動作を行うことなく、同時に必然的に線状体57を本来の長さに戻す、すなわち長くできる。したがって、第1の紐状部材62の一端部62bを引っ張るという極めて簡単な一つの動作により、線状体57による側面部6、7の形状の保持と側面高さ調整部60による側面部6、7の高さ調整とを同時に達成することが可能となる。
(4)上記構成を有する収納用布製品1では、線状体(第3の線状体)50が、頂面本体部2aの開口10側の周縁部に沿い、かつ、スライドファスナー11の一端部11E1から他端部11E2まで延在するように頂面本体部2aに取着されている。そのため、例えば折り畳んでいた収納用布製品1を本来の形状に拡げて、スライドファスナー11を本来の形状に戻したとき、それに伴って同時に必然的に、線状体50もスライドファスナー11の形状に沿った本来の形状に戻ることができる。本来の形状に戻った線状体50は、塑性変形により本来の形状を保持し続けることができる。それにより、線状体50の周辺、すなわちスライドファスナー11を本来の形状に保持できるので、スライドファスナー11が付属する頂面部2を概ね本来の形状に保持することができる。また、それと共に、スライドファスナー11を開閉するとき、スライドファスナー11の変形が抑制されて、スライドファスナー11を容易に開閉することができる。
(5)上記構成を有する収納用布製品1では、スライドファスナー11の両側に線状体50及び他の線状体(第4の線状体)が配置されている場合、線状体50及び他の線状体による形状の保持の効果、特にスライドファスナー11付近の形状の保持の効果をより向上できる。
(6)上記構成を有する収納用布製品1では、布地の繊度は20デニール以上、420デニール以下であることが好ましい。このような繊度を有する布地は極めて柔らかくしなやかなので、収納用布製品1としての携帯性をより高めることができる。
(実施例1)
何も収容していない上述された収納用布製品1(ダッフルバッグ)を折り畳んだ後、再び拡げて図1〜図4に示す本来の形状にした。そうすると、その収納用布製品1はほとんど型崩れせず概ねその形状が保持された。また、その収納用布製品1を持ち手20で持ち上げたり、肩紐40で背負ったりしたところ、物品の量が少ないにもかかわらず、ほとんど型崩れせず持ち運びが容易であった。
(比較例1)
上述された収納用布製品1と同一の形状であるが線状体を全く備えておらず、何も収容していないダッフルバッグを折り畳んだ後、再び拡げた。しかし、そのダッフルバッグは型崩れして側面部の布地が萎れて底面部側に折り重なったままであった。また、そのダッフルバッグを持ち手で持ち上げたり、肩紐で背負ったりしたところ、全体として持ち手や肩紐以外の部分が垂れ下がり、全体として型崩れして、その影響で持ち運び難かった。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明は上記実施形態の構成になんら限定されるものではない。
1 収納用布製品
2 頂面部
2a 頂面本体部
2b 蓋部
3 底面部
4、5、6、7 側面部
10 開口
11 スライドファスナー
50、51、52、53、54、57 線状体

Claims (6)

  1. 布地で形成された底面部、側面部及び頂面部を備える収納用布製品であって、
    前記側面部のうちの互いに対面配置された二つの側面部の一方から他方に向かう方向に延在するように、前記底面部の周縁における対向する二箇所に取り付けられ、可塑性を有する第1の線状体と、
    前記底面部から前記頂面部に向かう高さ方向に延在するように前記側面部に取り付けられ、可塑性を有する第2の線状体と、
    を備える、
    収納用布製品。
  2. 前記高さ方向に延在するように前記側面部に取り付けられ、前記側面部を折り畳む又は引き伸ばすことで前記側面部の高さを調整する側面高さ調整部を更に備え、
    前記第2の線状体は、前記側面部における前記側面高さ調整部に対向するように前記側面部に取り付けられた調整部線状体を含み、前記調整部線状体は、前記側面高さ調整部が前記側面部を折り畳む又は引き伸ばすことで折り畳まれ又は引き伸ばされるように構成されている、
    請求項1に記載の収納用布製品。
  3. 前記側面高さ調整部は、
    前記側面部における上部及び下部のうちのいずれか一方に一端部が取り付けられた第1の紐状部材と、
    前記第1の紐状部材の一端部と他端部との間に、前記第1の紐状部材の長さ方向に対して位置調整自在に取り付けられた連結部材と、
    前記側面部における上部及び下部のうちの前記一方と異なる他方に一端部が取り付けられ、前記側面部の前記他方と前記連結部材との距離を一定に保持する第2の紐状部材と、
    を備えており、
    前記連結部材を固定しつつ前記第1の紐状部材の他端部を引っ張ることで、前記第1の紐状部材の一端部が前記連結部材に近づいて、前記第1の紐状部材の一端部が前記第2の紐状部材の一端部に近づいて前記側面部が折り畳まれて高さが低くなり、かつ、前記調整部線状体が折り畳まれ、
    前記連結部材を固定しつつ前記第1の紐状部材の一端部を引っ張ることで、前記第1の紐状部材の一端部が前記連結部材から遠ざかり、前記第1の紐状部材の一端部が前記第2の紐状部材の一端部から遠ざかり前記側面部が引き伸ばされて高さが高くなり、かつ、前記調整部線状体が引き伸ばされる、
    ように構成されている、
    請求項2に記載の収納用布製品。
  4. 前記頂面部は、
    開口を有する頂面本体部と、
    前記開口を覆う蓋部と、
    前記頂面本体部と前記蓋部との間に取着されたスライドファスナーと、
    前記頂面本体部及び前記スライドファスナーの少なくとも一つに取着され、可塑性を有する第3の線状体と、
    を含み、
    前記スライドファスナーの幅方向の一側縁部は前記頂面本体部の前記開口側の周縁部に沿って前記頂面本体部に取着され、
    前記スライドファスナーの幅方向の他側縁部は前記蓋部の周縁部に沿って前記蓋部に取着され、
    前記第3の線状体は前記頂面本体部の前記開口側の周縁部に沿い、かつ、前記スライドファスナーの一端部から他端部まで延在するように前記頂面本体部に取着されている、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の収納用布製品。
  5. 前記スライドファスナーに沿い、かつ、前記スライドファスナーの一端部から他端部まで延在するように前記蓋部に取着された第4の線状体を更に備える、
    請求項4に記載の収納用布製品。
  6. 前記底面部、前記側面部及び前記頂面部を形成する前記布地の繊度は20デニール以上、420デニール以下である、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の収納用布製品。
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