JP2017123749A - 建物の電力供給システム及び報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】停電時に外部電源から給電を行うに際し、その給電を適正に行いつつ、給電が不意に停止される等の不都合が生じるのを抑制できる建物の電力供給システム及び報知装置を提供する。
【解決手段】建物10には分電盤20が設けられ、分電盤20には商用電源11及び外部電源装置17のうちいずれかから電力が供給される。分電盤20に供給される電力は建物10内の各電気機器Lに複数の分岐回路28を介して供給される。分電盤20には分岐回路28ごとに分岐ブレーカ22が設けられている。コントローラ36は、各電力センサ31により測定された分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量と、操作部37により入力された外部電源装置17の給電能力とに基づいて、外部電源装置17からの電力をいずれの分岐回路28に供給するかを決定する。そして、その給電先として決定した分岐回路28の分岐ブレーカ22に対応する表示器32を発光させる。
【選択図】 図1
【解決手段】建物10には分電盤20が設けられ、分電盤20には商用電源11及び外部電源装置17のうちいずれかから電力が供給される。分電盤20に供給される電力は建物10内の各電気機器Lに複数の分岐回路28を介して供給される。分電盤20には分岐回路28ごとに分岐ブレーカ22が設けられている。コントローラ36は、各電力センサ31により測定された分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量と、操作部37により入力された外部電源装置17の給電能力とに基づいて、外部電源装置17からの電力をいずれの分岐回路28に供給するかを決定する。そして、その給電先として決定した分岐回路28の分岐ブレーカ22に対応する表示器32を発光させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、建物の電力供給システム及び報知装置に関する。
一般に、住宅等の建物には、分電盤が設けられている。分電盤には、電力会社から送電線等を介して商用電力が供給され、その供給された商用電力が分電盤から建物内の各種電気負荷(家電装置、照明器具など)へと供給される。分電盤には複数の分岐回路が接続されており、これらの分岐回路を介して商用電力が分電盤から各電気負荷へと供給される。
近年、災害などによる停電時にも建物内で電力が使用できるよう、商用電源系統とは別の電源装置(以下、外部電源装置という)を用いて建物内の各種電気負荷に電力を供給する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。この場合、例えば、外部電源装置を分電盤の上流側に接続し、その接続した外部電源装置より分電盤(及び分岐回路)を介して各電気負荷に電力供給することが考えられる。なお、外部電源装置としては、自動車や小型発電機などを用いることが考えられる。
ところで、外部電源装置の給電能力は商用電源の給電能力よりも小さいことが考えられる。そのため、外部電源装置から建物内の電気負荷へ電力供給する際には、外部電源装置の給電能力(給電容量)に対して電気負荷の電力需要(電力消費)が過多となるおそれがある。その場合、外部電源装置による給電が突然停止される等の不都合が生じるおそれがある。
そこで、外部電源装置からの給電時には、例えば使用頻度の高い電気負荷にのみ電力を供給するようにすることが考えられる。つまり、分電盤に接続された各分岐回路のうち、かかる電気負荷が接続された分岐回路にのみ電力を供給することが考えられる。その場合、外部電源装置の給電能力に対して電力需要が過多となる上述の問題を回避することが可能となる。
しかしながら、外部電源装置からの給電時に、使用頻度の高い電気負荷が接続された分岐回路を特定するのは困難と考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、停電時(商用電源からの給電不可時)に外部電源から給電を行うに際し、その給電を適正に行いつつ、給電が不意に停止される等の不都合が生じるのを抑制できる建物の電力供給システム及び報知装置を提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物の電力供給システムは、商用電源とそれとは別の外部電源とに選択的に接続可能とされ、その接続された電源より電力が供給される分電盤と、前記分電盤に供給される電力を建物内の電気機器に分配供給する複数の分岐回路と、前記分電盤において前記分岐回路ごとに設けられ、それぞれが前記分岐回路を開閉操作可能な複数の分岐ブレーカと、を備える建物の電力供給システムであって、前記商用電源からの電力供給時に、前記分岐回路ごとに前記電気機器の電力消費量を計測する計測手段と、前記外部電源から電力供給するに際し、その外部電源の給電能力を取得する取得手段と、前記計測手段により計測された前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量と、前記取得手段により取得された前記外部電源の給電能力とに基づいて、前記外部電源からの電力を前記各分岐回路のうちいずれに供給するかを決定する決定手段と、前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の前記分岐ブレーカがいずれであるのかを報知手段により報知する報知制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、商用電源からの電力供給時に計測された分岐回路ごとの電気機器の電力消費量と、取得手段により取得された外部電源の給電能力とに基づいて、外部電源からの電力を各分岐回路のうちいずれに供給するかが決定される。この場合、各電気機器の電力消費量が外部電源の給電能力を越えないように電力供給先の分岐回路を決定することができる。また、使用頻度(電力消費頻度)の高い電気機器に電力供給する分岐回路を優先して電力供給先として決定することができる。
また、電力供給先として決定された分岐回路の分岐ブレーカがいずれであるかが報知手段により報知されるため、ユーザはその報知された分岐ブレーカについては閉状態とし、それ以外の分岐ブレーカについては開状態とすることで、上記決定された分岐回路にのみ外部電源からの電力が供給されるようにすることができる。これにより、外部電源からの給電に際し、その給電を適正に行いつつ、当該給電が不意に停止される等の不都合が生じるのを抑制することができる。
第2の発明の建物の電力供給システムは、第1の発明において、前記報知手段は、前記分岐ブレーカごとに設けられた複数の発光部であり、前記報知制御手段は、報知処理として、前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の分岐ブレーカに対応する前記発光部を発光させることを特徴とする。
本発明によれば、各分岐ブレーカごとに発光部が設けられている。そして、決定手段により電力供給先の分岐回路が決定されると、その決定された分岐回路の分岐ブレーカがいずれであるのかが当該ブレーカに対応する発光部が発光することで報知される。この場合、いずれの分岐ブレーカを閉状態とするのか開状態とするのかを容易に判別することが可能となる。
第3の発明の建物の電力供給システムは、第1の発明において、前記報知手段は、前記分岐ブレーカごとに設けられた複数の発光部であり、前記報知制御手段は、報知処理として、前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の分岐ブレーカに対応する前記発光部とそれ以外の前記発光部とで互いに発光態様が異なるように、各発光部を発光させることを特徴とする。
本発明によれば、電力供給先として決定された分岐回路の分岐ブレーカがいずれであるのかを報知するに際し、当該分岐ブレーカに対応する発光部とそれ以外の発光部とで互いに発光態様が異なるように各発光部が発光される。この場合にも、発光態様の違いで、いずれの分岐ブレーカを閉状態とするのか開状態とするのかを容易に判別することが可能となる。
第4の発明の建物の電力供給システムは、第1乃至第3の発明において、前記計測手段により計測された前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量に基づき、前記分岐回路ごとに前記電気機器の使用頻度を判定する使用頻度判定手段を備え、前記決定手段は、前記使用頻度判定手段により判定された前記分岐回路ごとの電気機器の使用頻度に基づいて、前記外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定することを特徴とする。
本発明によれば、分岐回路ごとの電気機器の電力消費量に基づき分岐回路ごとの電気機器の使用頻度が判定され、その判定された分岐回路ごとの電気機器の使用頻度に基づいて、外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかが決定される。この場合、使用頻度の高い電気機器へ電力供給する分岐回路を優先して外部電源からの電力供給先として決定することができる。そのため、使用頻度の高い電気機器の使用を確保することができ、非常時にも比較的不都合なく過ごすことができる。
第5の発明の建物の電力供給システムは、第4の発明において、1日が複数の時間帯に分割されており、前記使用頻度判定手段は、今現在の時間帯における前記分岐回路ごとの前記電気機器の使用頻度を判定するものであり、前記決定手段は、前記判定された今現在の時間帯における分岐回路ごとの電気機器の使用頻度に基づいて、前記外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定することを特徴とする。
ところで、電気機器の利用頻度は1日の時間帯によって異なることが考えられる。例えば、昼間の時間帯には空調機器がよく用いられたり、夜間の時間帯には照明機器がよく用いられたりする。そこで本発明では、この点に鑑み、現在の時間帯における電気機器の使用頻度に基づいて、外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するか決定している。この場合、現在の時間帯が夜間時間帯である場合には、その夜間時間帯に使用頻度の高い照明機器用の分岐回路を優先して電力供給先とする等、時間帯ごとの電気機器の使用状況を考慮して電力供給先の分岐回路を決定することができる。
第6の発明の建物の電力供給システムは、第1乃至第5のいずれかの発明において、現在の季節を判定する季節判定手段を備え、前記決定手段は、前記季節判定手段により判定された現在の季節に基づいて、前記外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定することを特徴とする。
ところで、夏場や冬場には電気機器として空調機器(冷暖房機器)が使用される頻度が高くなると考えられる。そこで本発明では、その点に鑑み、現在の季節に基づいて、外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定している。この場合、例えば、現在の季節が夏場や冬場である場合には、空調機器が接続された分岐回路(空調用回路)を優先して外部電源からの電力供給先として決定することができる。これにより、夏場や冬場において空調機器の使用を確保できるため、非常時にも快適に過ごすことが可能となる。
第7の発明の報知装置は、商用電源とそれとは別の外部電源とに選択的に接続可能とされ、その接続された電源より電力が供給される分電盤と、前記分電盤に供給される電力を建物内の電気機器に分配供給する複数の分岐回路と、前記分電盤において前記分岐回路ごとに設けられ、それぞれが前記分岐回路を開閉操作可能な複数の分岐ブレーカと、を備える建物に適用され、持ち運び可能に構成された装置本体と、前記各分岐回路にそれぞれ着脱可能に取り付けられる複数の計測手段と、前記分電盤において前記各分岐ブレーカの周辺にそれぞれ着脱可能に設けられる複数の発光部とを備え、前記複数の計測手段は、前記商用電源からの電力供給時に、前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量を計測するものであり、前記装置本体は、前記外部電源の給電能力を入力操作するための操作部と、前記操作部による入力操作に基づき、前記外部電源の給電能力を取得する取得手段と、前記各計測手段により計測された前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量と、前記取得手段により取得された前記外部電源の給電能力とに基づいて、前記外部電源からの電力供給時に、その電力を前記各分岐回路のうちいずれに供給するかを決定する決定手段と、前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の分岐ブレーカに対応する前記発光部を発光させることで、当該分岐ブレーカがいずれであるのかを報知する報知制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の報知装置によれば、その装置本体が持ち運び可能に構成され、計測手段と発光部とがそれぞれ着脱可能に構成されている。この場合、既設の建物に報知装置を持ち込んで、計測手段及び発光部を分岐回路等に取り付けることで、上述した第2の発明と同様の電力供給システムを構築することができる。これにより、既設の建物に対しても比較的容易に電力供給システムを構築することができる。
また、既設の建物に対してリフォーム等により、外部電源からの給電を可能とするシステムが事後的に導入される場合があるが、そのような場合にも、そのシステム導入時に本発明の報知装置を建物に持ち込んで電力供給システムを構築することが可能となる。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は給電システムの電気的構成を示す図である。
図1に示すように、建物10には、商用電源11から商用電力が供給されるようになっている。商用電源11は、発電所や送電設備、配電設備などを含んで構成され、電力会社等の事業者が住人等の電力消費者に系統電力等の商用電力を供給する設備となっている。建物10には、その商用電源11と送電線12を介して接続された電力メータ13と、その電力メータ13と電力線14を介して接続された切替装置15と、その切替装置15と電力線16を介して接続された分電盤20とが設けられている。これにより、商用電源11から商用電力が送電線12や電力線14,16等を介して分電盤20に供給され、ひいては分電盤20から建物10内の電気機器Lに供給されるようになっている。
切替装置15は、分電盤20(ひいては建物10内の電気機器L)に供給される電力の供給元を切り替えるものである。本実施形態の建物10では、災害等により停電が生じた場合に、建物10に非常用電源として外部電源装置17を接続し、その接続状態で外部電源装置17より建物10に電力を供給することが可能となっている。そして、この外部電源装置17が建物10に接続された場合に、分電盤20に電力を供給する供給元を商用電源11から外部電源装置17に、切替装置15により切り替えることが可能となっている。
本実施形態では、外部電源装置17として、外部給電機能を有する自動車を想定しており、詳しくは車載バッテリを搭載したハイブリッド自動車(PHV)を想定している。したがって、建物10の停電時には、そのハイブリッド自動車(詳しくは車載バッテリ)を建物10に接続し、そのハイブリッド自動車から建物10に電力を供給する。
外部電源装置17は、給電ケーブル25を介して建物10に接続可能とされている。給電ケーブル25は、その両端部に一対のコネクタ25a,25bを有している。それら各コネクタ25a,25bのうち一方のコネクタ25aが外部電源装置17(ハイブリッド自動車)に設けられた接続口(図示略)に接続され、他方のコネクタ25bが建物10に設けられた接続プラグ26に接続されることで、外部電源装置17が建物10(詳しくは接続プラグ26)に接続されるようになっている。
接続プラグ26は電力線27を介して切替装置15と接続されている。したがって、外部電源装置17が給電ケーブル25を介して接続プラグ26に接続された状態では、外部電源装置17から電力(外部電力)が給電ケーブル25及び電力線27を介して切替装置15に供給される。切替装置15は、手動操作により、電力線14と電力線16とを接続する第1位置(通常位置)と、電力線27と電力線16とを接続する第2位置(非常時位置)とに位置切替可能となっている。切替装置15が第2位置に切り替えられると、外部電源装置17からの電力が給電ケーブル25及び電力線16,27を介して分電盤20に供給され、ひいては建物10内の各電気機器Lに供給される。
分電盤20は、主幹ブレーカ21と、複数の分岐ブレーカ22とを有している。主幹ブレーカ21は電力線16を介して切替装置15と接続されている。主幹ブレーカ21には、切替装置15を経由して商用電源11及び外部電源装置17のいずれかより電力が供給される。主幹ブレーカ21は、その供給される電力が予め規定された規定容量を越えた場合に、それよりも下流側への電力の供給を遮断する。
主幹ブレーカ21の下流側には複数の分岐電力線28が接続されている。これら複数の分岐電力線28はそれぞれ建物10内の電気機器(電気負荷)Lと接続されている。商用電源11又は外部電源装置17より分電盤20(主幹ブレーカ21)に電力が供給されると、その電力はこれらの分岐電力線28を介して各電気機器Lに供給される。そして、その供給される電力によって各電気機器Lが作動する。なお、電気機器Lとしては、照明機器や空調機器、家電機器等が挙げられる。
ここで、各分岐電力線28はそれぞれ分岐回路に相当するものであり、以下においてはこれらの分岐電力線28をそれぞれ分岐回路28と称することとする。分岐回路28としては、照明機器が接続された照明用回路や、冷暖房機能を有する空調機器(エアコン)が接続された空調用回路、リビングに設けられた各家電機器が接続されたリビング用回路等が設けられている。
分岐ブレーカ22は各分岐回路28ごとに設けられている。各分岐ブレーカ22はそれぞれ(対応する)分岐回路28を手動操作により開閉可能となっている。分岐ブレーカ22が閉状態(ON状態)とされている場合には、主幹ブレーカ21(ひいては分電盤20)に供給された電力が分岐回路28を通じて電気機器Lに供給される一方、分岐ブレーカ22が開状態(OFF状態)とされている場合には、分岐回路28を通じた電気機器Lへの電力供給が遮断(禁止)される。また、分岐ブレーカ22は上下二列に配置され、上側及び下側の各列に分岐ブレーカ22が横並びで複数ずつ配置されている。
ここで、外部電源装置17の給電能力は商用電源11の給電能力と比べると小さいことが考えられる。そのため、外部電源装置17を用いて建物10内の各電気機器Lに電力を供給する場合、外部電源装置17の給電能力に対して各電気機器Lの電力消費が過多となる場合が想定され、その場合外部電源装置17による給電が突然停止される等の不都合が生じるおそれがある。そこで、本給電システムでは、外部電源装置17による給電時にかかる不都合が生じるのを回避すべく、特徴的な構成を設けている。以下においては、その特徴的な構成について説明する。
建物10には、各分岐回路28ごとに電力センサ31が設けられている。電力センサ31は、分岐回路28を通じて電気機器Lに供給される電力を計測するものである。分岐回路28を通じて電気機器Lに供給される電力は電気機器Lにて消費されるため、この場合、分岐回路28における電気機器Lの電力消費量が電力センサ31により計測されることになる。したがって、これら各電力センサ31により、分岐回路28ごとに電気機器Lの電力消費量が計測されるようになっている。なお、各電力センサ31がそれぞれ計測手段に相当する。
各電力センサ31はそれぞれ分電盤20に設けられている。各電力センサ31はそれぞれ、測定対象となる分岐回路28の分岐ブレーカ22に隣接させて設けられている。詳しくは、上下二列に配置された分岐ブレーカ22のうち、上側の列に配置された分岐ブレーカ22にはその上方に隣接して電力センサ31が配置され、下側の列に配置された分岐ブレーカ22にはその下方に隣接して電力センサ31が配置されている。
分電盤20には、各分岐ブレーカ22ごとに表示器32が設けられている。表示器32は、LED(発光ダイオード)等からなる発光表示灯である。本実施形態では、表示器32が電力センサ31と一体に設けられ、その電力センサ31が有するバッテリの電力で発光するものとなっている。なお、各表示器32がそれぞれ発光部に相当する。また、それら各表示器32により報知手段が構成されている。
各表示器32はそれぞれ分岐ブレーカ22に隣接させて設けられている。本実施形態では、表示器32が電力センサ31と一体に設けられているため、上側の列に配置された分岐ブレーカ22にはその上方に隣接して表示器32が配置され、下側の列に配置された分岐ブレーカ22にはその下方に隣接して表示器32が配置されている。
なお、表示器32は必ずしも電力センサ31と一体で設ける必要はなく、別体で設けてもよい。また、各表示器32の配置態様は必ずしも上記の態様に限定されず、例えば、上側及び下側の各列に配置されたそれぞれの分岐ブレーカ22に対してその上方に隣接させて表示器32を配置してもよいし、またその下方に隣接させて表示器32を配置してもよい。さらに、各分岐ブレーカ22の上下に隣接させることに代え、各分岐ブレーカ22の左右いずれかに隣接させて表示器32を配置してもよい。要するに、各表示器32がいずれの分岐ブレーカ22に対応させて配置されているかがわかれば、その配置態様は任意でよい。
建物10には、本給電システムを管理する管理サーバ35が設けられている。管理サーバ35は、コントローラ36と、操作部37とを備える。コントローラ36は、CPU等を有する周知のマイクロコンピュータにより構成され、記憶部36aを有している。操作部37は、キーボード等を含んで構成され、コントローラ36と接続されている。
コントローラ36には、各電力センサ31が接続されている。コントローラ36には、これら各電力センサ31より各分岐回路28における電気機器Lの電力消費量が入力される。本実施形態では、商用電源11から建物10内の各電気機器Lに電力(商用電力)が供給される商用電力供給時に、これら各電力センサ31より逐次コントローラ36に各分岐回路28における電気機器Lの電力消費量が入力されるようになっている。そして、コントローラ36は、それら入力される分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量を都度記憶部36aに記憶する。詳しくは、コントローラ36は、分岐回路28ごとの電力消費量を、その電力が消費された時間帯(時刻)と対応付けて記憶部36aに記憶する。これにより、記憶部36aには、各分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量が時系列的に電力消費履歴として記憶される。
コントローラ36には、各表示器32が接続されている。コントローラ36は、記憶部36aに記憶された各分岐回路28ごとの電力消費履歴等に基づいて、各表示器32を発光制御する。なお、図1では便宜上、コントローラ36から各表示器32への信号線を、各電力センサ31からコントローラ36への信号線と共通の信号線で示している。
次に、停電時に外部電源装置17を用いて建物10(電気機器L)に電力を供給する際、その電力供給に先立ち、コントローラ36により実行される給電前制御処理について説明する。図2は、その給電前制御処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、ユーザにより操作部37による開始操作が行われたことをトリガとして開始される。また、本処理を開始させるに先立ち、外部電源装置17を予め建物10側に接続しておく。
図2に示すように、まずステップS11では、ユーザにより外部電源装置17の給電能力(定格出力)が操作部37により入力操作されたか否かを判定する。具体的には、管理サーバ35の表示ディスプレイに外部電源装置17の給電能力について入力を要求する入力要求画面を表示させ、その表示に基づいてユーザにより外部電源装置17の給電能力が入力されたか否かを判定する。外部電源装置17の給電能力が入力されていない場合には、入力されるまで本ステップの判定を繰り返す。一方、外部電源装置17の給電能力が入力された場合には、その入力された給電能力を取得する(ステップS12)。
ステップS13では、記憶部36aより各分岐回路28の電力消費履歴を読み出す(取得する)。
ステップS14では、今現在の時間帯を判定する。ここでは、1日が複数の時間帯に分割されており、具体的には昼間時間帯と夜間時間帯とに分割されている。したがって、本ステップでは、今現在の時間帯が昼間時間帯と夜間時間帯とのいずれであるかを判定する。この場合、例えば、コントローラ36に内蔵のタイマより現在の日時情報を取得し、その取得した日時情報に基づき今現在が昼間時間帯か夜間時間帯かを判定(取得)することが考えられる。
ステップS15では、ステップS13で読み出した各分岐回路28の電力消費履歴に基づいて、各分岐回路28ごとに電気機器Lの使用頻度を判定する。具体的には、今現在の時間帯における分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度を判定する。例えば、分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度は、分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費時間に基づいて判定することが考えられる。
ステップS16では、今現在の季節を判定する。例えば、上述した内蔵タイマより現在の日時情報を取得し、その取得した日時情報に基づいて、今現在の季節が春期、夏期、秋期及び冬季のうちいずれであるかを判定する。
ステップS17では、外部電源装置17からの電力を各分岐回路28のうちいずれの分岐回路28に供給するかを決定する供給先決定処理を行う。この処理では、ステップS12で取得した外部電源装置17の給電能力と、ステップS13で取得した分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費履歴と、ステップS15で判定した分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度と、ステップS16で判定した今現在の季節とに基づいて、電力供給先となる分岐回路28を決定する。この決定処理に際しては、例えば以下の(a)〜(c)に示す各処理を行う。
(a)まず、外部電源装置17の給電能力と、分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費履歴(電力消費量)とに基づいて、各電気機器Lの電力消費量が外部電源装置17の給電能力を超えないように、電力供給先の分岐回路28を決定することが考えられる。
(b)また、分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度に基づき、使用頻度の高い電気機器Lが接続された分岐回路28を優先して電力供給先として決定することが考えられる。具体的には、今現在の時間帯における分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度に基づき、今現在の時間帯において使用頻度の高い電気機器Lが接続された分岐回路28を優先して電力供給先として決定することが考えられる。例えば、今現在の時間帯が昼間時間帯である場合には、昼間時間帯において使用頻度の高い空調機器用の分岐回路28(空調用回路)を優先して電力供給先とすることが考えられる。また、今現在の時間帯が夜間時間帯である場合には、夜間時間帯において使用頻度の高い照明機器用の分岐回路28(照明用回路)を優先して電力供給先とすることが考えられる。
(c)今現在の季節が夏期又は冬季である場合には、空調用回路を優先して電力供給先として決定することが考えられる。
ステップS18では、ステップS17で電力供給先として決定された分岐回路28の分岐ブレーカ22がいずれであるのかを報知する報知処理を行う。この報知処理では、かかる報知を、電力供給先として決定された分岐回路28の分岐ブレーカ22に対応する表示器32を点灯(発光)させることにより行う。この報知処理の後、本処理を終了する。
上記報知処理により、ユーザはその報知された分岐ブレーカ22を閉状態(ON状態)とし、それ以外の分岐ブレーカ22を開状態(OFF状態)とすることで、電力供給先として決定された分岐回路28にのみ外部電源装置17からの電力を供給させることが可能となる。そして、上記のように各分岐ブレーカ22を開閉操作した後、ユーザは切替装置15を第1位置から第2位置に切替操作する。これにより、外部電源装置17から電力が分電盤20を介して電力供給先の各分岐回路28に供給される。詳しくは、外部電源装置17からの電力が電力供給先として決定された分岐回路28にのみ供給され、それ以外の分岐回路28には供給されない。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
商用電源11からの電力供給時に電力センサ31により計測した分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量(詳しくは電力消費履歴)と、操作部37の入力操作に基づき取得した外部電源装置17の給電能力とに基づき、外部電源装置17からの電力を各分岐回路28のうちいずれの分岐回路28に供給するかを決定した。この場合、各電気機器Lの電力消費量が外部電源装置17の給電能力を越えないように電力供給先の分岐回路28を決定できる。また、使用頻度(電力消費頻度)の高い電気機器Lに接続された分岐回路28を優先して電力供給先として決定できる。
また、電力供給先として決定された分岐回路28の分岐ブレーカ22がいずれであるかが報知手段(具体的には複数の表示器32)により報知されるため、ユーザはその報知された分岐ブレーカ22については閉状態とし、それ以外の分岐ブレーカ22については開状態とすることで、上記決定された分岐回路28にのみ外部電源装置17からの電力が供給されるようにすることができる。これにより、外部電源装置17からの給電に際し、その給電を適正に行いつつ、当該給電が不意に停止される等の不都合が生じるのを抑制できる。
また、本給電システムは、既存の設備(分岐ブレーカ22を有する分電盤20)を利用したシステムとなっているため、特別に大掛かりな装置を導入する必要がない。そのため、比較的簡素な構成で上述の効果を得ることが可能となっている。
報知手段として、分岐ブレーカ22ごとに複数の表示器32を設け、報知処理に際しては電力供給先として決定された分岐回路28の分岐ブレーカ22に対応する表示器32を発光させるようにした。この場合、いずれの分岐ブレーカ22を閉状態とするのか開状態とするのかを容易に判別することが可能となる。
電力センサ31により計測された分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量(詳しくは電力消費履歴)に基づき分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度を判定し、その判定した分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度に基づき、外部電源装置17からの電力供給先となる分岐回路28を決定した。この場合、使用頻度の高い電気機器Lへ電力供給する分岐回路28を優先して外部電源装置17からの電力供給先として決定することができる。そのため、使用頻度の高い電気機器Lの使用を確保することができ、非常時にも比較的不都合なく過ごすことができる。
今現在の時間帯における分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度を判定し、その判定した現在の時間帯における電気機器Lの使用頻度に基づいて、外部電源装置17からの電力供給先となる分岐回路28を決定した。この場合、現在の時間帯が夜間時間帯である場合には、その夜間時間帯に使用頻度の高い照明機器用の分岐回路(照明用回路)を優先して電力供給先とする等、時間帯ごとの電気機器Lの使用状況を考慮して電力供給先の分岐回路28を決定することができる。
現在の季節を判定し、その判定した現在の季節に基づいて、外部電源装置17からの電力供給先となる分岐回路28を決定した。この場合、例えば、現在の季節が夏場や冬場である場合には、空調機器が接続された分岐回路28(空調用回路)を優先して外部電源装置17からの電力供給先として決定することができる。これにより、夏場や冬場において空調機器の使用を確保できるため、非常時にも快適に過ごすことが可能となる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、電力供給先として決定された分岐回路28の分岐ブレーカ22がいずれであるかを報知するにあたり、当該分岐ブレーカ22に対応する表示器32を発光させるようにしたが、これを変更してもよい。例えば、電力供給先となる分岐回路28の分岐ブレーカ22に対応する表示器32Aと、それ以外の表示器32Bとで互いに発光態様が異なるように、各表示器32A,32Bを発光させることが考えられる。具体的には、各表示器32A,32Bの発光色を互いに異ならせたり、各表示器32A,32Bのうち一方を点灯、他方を点滅させたりすることが考えられる。この場合にも、発光態様の違いで、いずれの分岐ブレーカ22を閉状態とするのか開状態とするのかを容易に判別することができる。
また、報知手段としては必ずしも表示器32(発光部)を用いる必要はない。例えば、報知手段として表示ディスプレイを設け、その表示ディスプレイに電力供給先となる分岐回路28の分岐ブレーカ22がいずれであるかを表示させるようにしてもよい。また、報知手段としてスピーカ等の音声出力機器を設け、その機器から出力される音声によって電力供給先となる分岐回路28の分岐ブレーカ22を報知してもよい。
(2)例えば、分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度を時間帯ごとに判定するのではなく、所定期間(例えば1日)ごとに判定してもよい。そして、その判定した所定期間における分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度に基づいて、電力供給先となる分岐回路28を決定してもよい。
また、必ずしも、分岐回路28ごとの電気機器Lの使用頻度に基づき、電力供給先の分岐回路28を決定する必要はない。例えば、外部電源装置17から電力を供給する分岐回路28について予め優先順位を設定しておき、その設定した優先順位にしたがって電力供給先の分岐回路28を決定するようにしてもよい。この場合、使用頻度の高い電気機器Lが接続された分岐回路28は優先順位を高く設定し、使用頻度の低い電気機器Lが接続された分岐回路28は優先順位を低く設定することが考えられる。そうすれば、使用頻度の高い電気機器Lが接続された分岐回路28を優先して電力供給先として決定できるため、非常時においても、よく使う電気機器Lについてはその使用を確保することができる。
(3)上記実施形態では、今現在の季節に基づいて、電力供給先となる分岐回路28を決定したが、これを変更して、今現在の建物内温度又は屋外温度に基づき、電力供給先となる分岐回路28を決定してもよい。この場合、建物内温度又は屋外温度は温度センサにより検知することが考えられる。かかる構成によれば、建物内温度又は屋外温度が高い場合や低い場合には、空調用回路を優先して外部電源装置17からの電力供給先として決定することができる。これにより、高温時や低温時には空調機器(エアコン)の使用を確保することができるため、非常時にも快適に過ごすことができる。
(4)停電発生直前における分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量に基づき、停電発生時における電気機器Lの使用状況を分岐回路28ごとに判定し、その判定の結果に基づいて電力供給先となる分岐回路28を決定してもよい。この場合、停電発生時に使用していた電気機器Lが接続されている分岐回路28を電力供給先として決定することで、停電発生前と同じ電気機器Lを使用することが可能となる。
(5)上記実施形態では、外部電源装置17の給電能力をユーザによる入力操作に基づき取得したが、これを変更して、外部電源装置17の給電能力を予め記憶部36aに記憶しておき、該記憶部36aより読み出すことで当該給電能力を取得してもよい。
(6)上記実施形態では、建物10側へ給電を行う自動車(外部電源装置17)としてハイブリッド自動車(PHV)を用いたが、これを変更して、電気自動車(EV)や燃料電池複合型自動車(FCHV)を用いてもよい。
また、外部電源装置17としては必ずしも自動車を用いる必要はなく、例えば小型発電機や燃料電池を用いてもよい。その場合、小型発電機や燃料電池による発電電力が建物10側に供給される。また、外部電源装置17として蓄電装置を用いてもよい。その場合、蓄電装置に蓄電された蓄電電力が建物10側に供給される。なお、いずれの場合にも、外部電源装置17より建物10側へ電力供給するに際しては、外部電源装置17の給電能力(定格出力)を入力するようにする。
(7)図3には給電システムの別例を示す。図3に示す給電システムでは、外部電源装置17からの電力供給を可能とするシステム(具体的には、切替装置15や電力線27等)が、リフォーム等により事後的に建物10に導入されたものとなっている。また、そのシステムが建物10に導入された際に、電力センサ31や表示器32等が建物10に導入されたものとなっている。以下、かかる給電システムについて図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、本例の給電システムでは、上記実施形態と同様、各分岐回路28ごとに、互いに一体化された電力センサ31及び表示器32が設けられている。各電力センサ31にはそれぞれ、当該センサ31を分岐回路28に着脱可能に取り付るためのクリップ部(図示略)が設けられている。各電力センサ31は、そのクリップ部(ひいては取付部)を用いて分岐回路28に着脱可能に取り付けられている。また、各電力センサ31が分岐回路28に着脱可能に取り付けられることで、各表示器32がそれぞれ、分岐ブレーカ22に隣接する位置に着脱可能に設けられている。
本例の給電システムでは、上記実施形態における管理サーバ35に代えて、管理装置45(装置本体に相当)が備えられている。管理装置45は、本体部46(筐体部)と、その本体部46に設けられたコントローラ36及び操作部37とを有する。管理装置45は、持ち運び可能なポータブル式とされ、建物10内の壁面や分電盤20等に取り付けることが可能となっている。例えば、本体部46には引っ掛け用の孔部(引っ掛け部)が設けられ、その孔部を壁面や分電盤20等に設けられた突出部(被引っ掛け部)に引っ掛けることで、本体部46を壁面等に取り付けることが可能となっている。また、管理装置45(コントローラ36)は、配線48を介して各電力センサ31(及び表示器32)と電気的に接続されている。なお、管理装置45と電力センサ31と表示器32とを含んで報知装置50が構成されている。
コントローラ36と操作部37とは、上記実施形態と同様の構成からなる。そのため、これらについては上記実施形態と同じ符号を付してその説明を割愛する。
上記のように、本例の報知装置50によれば、管理装置45がポータブル式とされ、電力センサ31(及び表示器32)が分岐回路28に着脱可能とされているため、既設の建物10に報知装置50(管理装置45、電力センサ31、表示器32)を持ち込み、電力センサ31を分岐回路28に取り付ける等することで、上記実施形態と同様の給電システムを構築することができる。これにより、既設の建物10に対しても比較的容易に給電システムを構築することができる。また、既存の設備である分電盤20を利用したシステムとなっているため、大掛かりな設備を導入する必要もなく、比較的簡素な構成で給電システムを構築することができる。
ところで、本例の報知装置50は建物10側に着脱可能に設けられるものであるため、一定の期間だけ建物10側に取り付けておくという使い方も可能となる。そこで、以下では、その場合の報知装置50の使い方について説明する。
まず、外部電源装置17からの給電を可能とするシステムが建物10に導入された際等に、報知装置50を建物10に持ち込み、同装置50を用いて上述の給電システム(図3の給電システム)を構築する。そして、商用電源11からの電力供給時に、分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量を電力センサ31により一定期間(例えば1週間)計測し、その計測した分岐回路28ごとの電気機器Lの電力消費量をコントローラ36により記憶部36aに記憶する。これにより、記憶部36aには、各分岐回路28ごとの一定期間分の電力消費履歴が記憶される。
上記一定期間が経過した後、コントローラ36により上記実施形態で説明した給電前制御処理(図2参照)を実行させる。この制御処理では、外部電源装置17からの給電時にその電力をいずれの分岐回路28に供給するかが決定される(図2のステップS17)。この場合、記憶部36aに記憶されている一定期間分の電力消費履歴に基づいて、電力供給先の分岐回路28が決定される。また、当該制御処理では、上記決定された分岐回路28の分岐ブレーカ22がいずれであるのかが表示器32の点灯により報知される(図2のステップS18)。本制御処理の終了後、報知された分岐ブレーカ22にシール等で目印を付ける。その後、電力センサ31を分岐回路28から取り外す等して、報知装置50を回収する。
実際に、外部電源装置17から電力供給を行う際には、目印を付けた分岐ブレーカ22を閉状態とし、それ以外の分岐ブレーカ22を開状態とする。これにより、上記制御処理により電力供給先として決定された分岐回路28にのみ外部電源装置17からの電力が供給される。そのため、この場合にも、外部電源装置17からの給電を適正に行いつつ、その給電時に不意に給電が停止される等の不都合を抑制することができる。
また、この場合、報知装置50を回収することで報知装置50を使い回しすることが可能となる。そのため、報知装置50の有効利用を図ることが可能となる。但し、報知装置50は必ずしも回収する必要はなく、建物10側に取り付けたままとしてもよい。
(8)上記(7)の例では、表示器32を電力センサ31に一体に設けたが、表示器32を電力センサ31とは別体で設けてもよい。その場合、例えば表示器32に分岐ブレーカ22に着脱可能に取り付けられる取付部を設け、その取付部を用いて表示器32を分岐ブレーカ22に着脱可能に取り付けることが考えられる。
10…建物、11…商用電源、17…外部電源としての外部電源装置、20…分電盤、22…分岐ブレーカ、28…分岐回路、31…計測手段としての電力センサ、32…発光部としての表示器、36…決定手段、報知制御手段、使用頻度判定手段及び季節判定手段としてのコントローラ、37…操作部、50…報知装置、L…電気機器。
Claims (7)
- 商用電源とそれとは別の外部電源とに選択的に接続可能とされ、その接続された電源より電力が供給される分電盤と、
前記分電盤に供給される電力を建物内の電気機器に分配供給する複数の分岐回路と、
前記分電盤において前記分岐回路ごとに設けられ、それぞれが前記分岐回路を開閉操作可能な複数の分岐ブレーカと、を備える建物の電力供給システムであって、
前記商用電源からの電力供給時に、前記分岐回路ごとに前記電気機器の電力消費量を計測する計測手段と、
前記外部電源の給電能力を取得する取得手段と、
前記計測手段により計測された前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量と、前記取得手段により取得された前記外部電源の給電能力とに基づいて、前記外部電源からの電力供給時に、その電力を前記各分岐回路のうちいずれに供給するかを決定する決定手段と、
前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の前記分岐ブレーカがいずれであるのかを報知手段により報知する報知制御手段と、
を備えることを特徴とする建物の電力供給システム。 - 前記報知手段は、前記分岐ブレーカごとに設けられた複数の発光部であり、
前記報知制御手段は、報知処理として、前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の分岐ブレーカに対応する前記発光部を発光させることを特徴とする請求項1に記載の建物の電力供給システム。 - 前記報知手段は、前記分岐ブレーカごとに設けられた複数の発光部であり、
前記報知制御手段は、報知処理として、前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の分岐ブレーカに対応する前記発光部とそれ以外の前記発光部とで互いに発光態様が異なるように、各発光部を発光させることを特徴とする請求項1に記載の建物の電力供給システム。 - 前記計測手段により計測された前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量に基づき、前記分岐回路ごとに前記電気機器の使用頻度を判定する使用頻度判定手段を備え、
前記決定手段は、前記使用頻度判定手段により判定された前記分岐回路ごとの電気機器の使用頻度に基づいて、前記外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物の電力供給システム。 - 1日が複数の時間帯に分割されており、
前記使用頻度判定手段は、今現在の時間帯における前記分岐回路ごとの前記電気機器の使用頻度を判定するものであり、
前記決定手段は、前記判定された今現在の時間帯における分岐回路ごとの電気機器の使用頻度に基づいて、前記外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定することを特徴とする請求項4に記載の建物の電力供給システム。 - 現在の季節を判定する季節判定手段を備え、
前記決定手段は、前記季節判定手段により判定された現在の季節に基づいて、前記外部電源からの電力をいずれの分岐回路に供給するかを決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の建物の電力供給システム。 - 商用電源とそれとは別の外部電源とに選択的に接続可能とされ、その接続された電源より電力が供給される分電盤と、
前記分電盤に供給される電力を建物内の電気機器に分配供給する複数の分岐回路と、
前記分電盤において前記分岐回路ごとに設けられ、それぞれが前記分岐回路を開閉操作可能な複数の分岐ブレーカと、を備える建物に適用され、
持ち運び可能に構成された装置本体と、
前記各分岐回路にそれぞれ着脱可能に取り付けられる複数の計測手段と、
前記分電盤において前記各分岐ブレーカの周辺にそれぞれ着脱可能に設けられる複数の発光部とを備え、
前記複数の計測手段は、前記商用電源からの電力供給時に、前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量を計測するものであり、
前記装置本体は、
前記外部電源の給電能力を入力操作するための操作部と、
前記操作部による入力操作に基づき、前記外部電源の給電能力を取得する取得手段と、
前記各計測手段により計測された前記分岐回路ごとの前記電気機器の電力消費量と、前記取得手段により取得された前記外部電源の給電能力とに基づいて、前記外部電源からの電力供給時に、その電力を前記各分岐回路のうちいずれに供給するかを決定する決定手段と、
前記決定手段により電力供給先として決定された前記分岐回路の分岐ブレーカに対応する前記発光部を発光させることで、当該分岐ブレーカがいずれであるのかを報知する報知制御手段と、を有することを特徴とする報知装置。
Priority Applications (1)
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| JP2016002374A JP2017123749A (ja) | 2016-01-08 | 2016-01-08 | 建物の電力供給システム及び報知装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2016
- 2016-01-08 JP JP2016002374A patent/JP2017123749A/ja active Pending
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