JP2017123120A - 広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラム - Google Patents

広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人の動きに合わせた広告表示による広告効果を把握することができる、広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】歩行者の動きを認識する歩行者認識装置と、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置とに接続され、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶し、歩行者認識装置により認識される歩行者の動きに応じて、誘導先情報の誘導先に誘導するように広告情報を表示させる表示制御を行い、表示制御された広告情報の誘導先への誘導実績を、歩行者認識装置により認識される歩行者の動きに基づいて評価することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラムに関する。
従来、人の動きに合わせた広告表示の方法やシステムが開示されている。
例えば、特許文献1には、床面に設置されたタイル状センサで歩行者が移動すると、足跡データに基づいて歩行者の属性等の分析を行い、好適な宣伝内容を表示させるシステムが開示されている。
また、特許文献2には、人間の動きを検出し、道案内情報等の情報を表示させる床設置型フラットディスプレイ装置が開示されている。
また、特許文献3には、路面や床面に画像を表示させる場合に、通行する人の向きに対応して、画像の向きを変更する方法が開示されている。
また、特許文献4には、複数のセンサの位置関係から、センサ間を通過するのに掛かった時間に基づいて人の歩行速度を計算し、人の進行方向および歩行速度に応じて最適な方向および速度で広告表示を行う方法が開示されている。
特開2006−146719号公報 特開2007−279518号公報 特開2011−064841号公報 特開2011−158534号公報
しかしながら、従来の広告表示システムは、人の動きに合わせて広告表示を行うことができるものの、その人の動きに合わせた広告表示によって、どの程度、広告効果が上がるのか把握することが難しい、という問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、人の動きに合わせた広告表示による広告効果を把握することができる、広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラムを提供するものである。
このような目的を達成するため、本発明の広告評価装置は、歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、および、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置に接続された、記憶部と制御部を少なくとも備えた広告評価装置であって、前記記憶部は、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶し、前記制御部は、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御手段と、前記表示制御手段により表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記の広告評価装置において、前記制御部は、前記誘導実績評価手段により評価された前記誘導実績に基づいて、前記広告情報の広告主に課金する価格を決定する広告価格決定手段を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記表示制御手段は、前記誘導先への経路もしくは矢印、および/または、前記歩行者の進行方向に対して広告位置のずれを表示することにより、当該誘導先へ誘導することを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記制御部は、前記誘導実績評価手段による前記誘導実績毎の単価の入札を受付ける入札受付手段を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記広告価格決定手段は、所定の又は入札された誘導実績毎の単価に対して、前記誘導実績評価手段により評価された誘導実績の数量を乗じることにより、前記価格を決定することを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記表示制御手段は、前記広告情報に基づいて、複数の広告画像を連続的に表示させる、または、広告動画を再生させる表示制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、複数の前記歩行者認識装置、および/または、複数の前記情報表示装置に接続されており、前記表示制御手段および/または前記誘導実績評価手段は、前記複数の前記歩行者認識装置および/または前記複数の前記情報表示装置間での連係制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記表示制御手段は、更に、前記歩行者認識装置により認識された複数の前記歩行者の動きに基づいて、当該複数の前記歩行者が交錯しないように誘導する表示制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記表示制御手段は、前記歩行者認識装置により認識された前記歩行者の歩行速度、年齢層、および/または、性別に応じて、前記広告情報を選択して表示させる表示制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の広告評価装置は、上記いずれか記載の広告評価装置において、前記表示制御手段は、前記歩行者認識装置により認識された前記歩行者の身長、および/または、歩行速度に応じて、前記広告情報の表示位置を変更して表示制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の広告評価システムは、歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置、ならびに、記憶部と制御部を少なくとも備えた広告評価装置を、少なくとも備えた広告評価システムであって、前記広告評価装置の前記記憶部は、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶し、前記広告評価装置の前記制御部は、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御手段と、前記表示制御手段により表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の広告評価方法は、歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、および、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置に接続された、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶した記憶部と制御部を少なくとも備えたコンピュータにおいて実行される広告評価方法であって、前記制御部において実行される、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御ステップと、前記表示制御ステップにて表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の広告評価プログラムは、歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、および、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置に接続された、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶した記憶部と制御部を少なくとも備えたコンピュータに実行させるための広告評価プログラムであって、前記制御部において、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御ステップと、前記表示制御ステップにて表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、人の動きに合わせた広告表示による誘導先への誘導実績を評価して、人の動きに応じた広告の実用性を具体的に把握することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態にかかる広告評価システムの全体概要を示す構成図である。 図2は、本実施の形態が適用される広告評価装置100の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態の広告評価システムにおける基本的処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施の形態の広告評価装置100における広告枠の表示処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、複数の歩行者が交錯しないための表示位置の調整を模式的に示した図である。 図6は、複数の歩行者が交錯しないための表示位置の調整を模式的に示した図である。 図7は、本実施の形態の広告評価システムにおける広告表示処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態の広告評価装置100の広告効果の評価処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の本実施の形態にかかる広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラム、並びに、記録媒体の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、以下の実施の形態においては、広告評価システムの各構成装置がネットワークを介して接続される例について説明するが、これに限られず、広告評価システムの各構成装置を、ネットワークを介することなく有線または無線により接続してもよい。
まず、以下、本発明にかかる本実施の形態の全体概要について説明し、その後、本実施の形態の構成および処理等について詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態にかかる広告評価システムの全体概要を示す構成図である。
図1に示すように、本実施の形態において、広告評価システムは、広告評価装置100と、情報表示装置140と、歩行者認識装置120と、外部機器200とを、ネットワーク300を介して接続して構成される。なお、図1では、広告評価装置100、情報表示装置140、および歩行者認識装置120は、各一台が広告評価システムに備えられた例が図示されているが、これに限られず、広告評価システムは、各装置を複数台備えてもよい。ここで、広告評価装置100は、パーソナルコンピュータや、サーバ用コンピュータ、携帯情報端末(タブレット型コンピュータ等)などである。ネットワーク300は、広告評価装置100と外部機器200とを相互に接続する機能を有し、例えば、LANやインターネット等である。つづいて、各装置の詳細について以下に説明を行う。
ここで、図1において、歩行者認識装置120は、歩行者の動きを認識する動作認識装置である。具体的には、歩行者認識装置120は、カメラや床圧力センサ等の任意の検出手段によって、人物の動き(歩行速度等)や人物の属性(推定年齢、推定身長、体重、性別等)を認識してもよい。例えば、歩行者認識装置120は、公知のジェスチャー認識技術や、公知のモーションセンサ等を用いて歩行者の動きを検出してもよい。ジェスチャーは、物理空間における利用者の位置および動きから得ることができ、腕や脚の動き、または静止姿勢というような、動的または静的な、任意の利用者の動きを含むことができる。本実施の形態の一例として、歩行者認識装置120において、カメラのようなキャプチャー・デバイスが、ユーザー画像データを取り込み、このユーザー画像データから、利用者のジェスチャー(1つまたは複数)を認識してもよい。より具体的には、歩行者認識装置120は、コンピュータ環境を使用して、利用者の三次元物理空間において利用者によって行われたジェスチャーを認識および分析し、解釈した利用者の動作データや属性データ等または解析前ローデータを、広告評価装置100に送信してもよい。一例として、歩行者認識装置120は、足で床を踏む動き(足床タップ)、壁に手で触れる動き(手壁タッチ)、手に持った赤外線ライトで壁を照らす動き、階段の段を踏む動き(階段ステップ)等の動きを認識してもよい。
公知のモーション認識手段の一例として、マイクロソフト社製Xbox One用モーションセンサのKinectセンサを用いてもよい。Kinect技術によれば、全身骨格のスケルトン動作データや属性データを得ることができる。なお、公知のモーションセンサでは、センサ内蔵の制御手段を用いて人物の動きや属性が解析されるか、あるいは、接続されたコンピュータの制御手段にて人物の動きや属性が解析されるが、本実施の形態はいずれであってもよく、例えば、これら解析機能を、歩行者認識装置120の制御手段(プロセッサ等)により実現してもよく、広告評価装置100の制御手段(後述する誘導実績評価部102b等)により実現してもよく、あるいは両者の制御手段により解析機能を実現してもよい。このほか、歩行者認識装置120は、公知の人物特徴抽出技術を用いて、年齢層や顔や性別や身長等の属性データ等を取得してもよい。
また、図1において、情報表示装置140は、床面または壁面に広告情報を表示する表示装置である。一例として、情報表示装置140は、床面または壁面に映像を投影するプロジェクタであってもよく、床面または壁面に設置されたフラットパネルディスプレイ装置等であってもよい。前者の例として、情報表示装置140は、公知のプロジェクションマッピング技術を用いて、床面または壁面に映像を投影してもよい。歩行者認識装置120および情報表示装置140は、設置場所の位置情報をGPSやIMES等の位置情報信号により取得してもよく、あるいは設定された位置情報を記憶してもよい。
[広告評価装置100の構成]
まず、本実施の形態の広告評価装置100等の構成について説明する。図2は、本実施の形態が適用される広告評価装置100の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本実施の形態に関係する部分のみを概念的に示している。
図2において、広告評価装置100は、概略的に、広告評価装置100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部102、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェース部104、タッチパネル等の入力部112や出力部114に接続される入出力制御インターフェース部108、および、各種のデータベースやテーブルなどを格納する記憶部106を備えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
記憶部106に格納される各種のデータベースやテーブル(例えば、価格ファイル106aや実績ファイル106b、広告ファイル106c等)は、SRAM(Static Random Access Memory)等を用いて構成される小容量高速メモリ(例えば、キャッシュメモリ)等や、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベースやウェブページ等を格納する。
このうち、価格ファイル106aは、広告にかかる価格を記憶する価格記憶手段である。例えば、価格ファイル106aは、誘導先への誘導実績毎(歩行ステップ毎、店舗誘導毎、レジ清算毎など)の所定の又は入札された単価を記憶してもよい。
また、実績ファイル106bは、誘導先への誘導実績に関する情報を記憶する誘導実績情報記憶手段である。例えば、実績ファイル106bは、誘導対象の歩行者の歩行ステップ数、店舗に誘導した誘導数、誘導した店舗でのレジ清算数を記憶してもよい。
また、広告ファイル106cは、広告情報を記憶する広告情報記憶手段である。例えば、広告ファイル106cは、複数の広告画像データ(例えば、起承転結の物語性のある一連の静止画像群)や、広告動画データ等を記憶してもよい。本実施の形態において、広告ファイル106cは、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶する。誘導先情報は、緯度経度等の位置情報等であってもよく、屋内マップや屋外マップ等でルート検索可能な店舗名称や施設名称等であってもよい。なお、広告ファイル106cは、広告主等が外部機器200等を介してアップロードした広告情報を更新して記憶してもよい。
また、図2において、入出力制御インターフェース部108は、キーボード等の入力部112や出力部114の制御を行う。表示手段としての出力部114としては、モニタ(家庭用テレビやタッチスクリーンモニタ等を含む)等を用いることができる。また、入力部112としては、GPSセンサやIMESセンサなどの位置情報取得手段や、タッチパネル、音声マイク、キーボード、カメラ、加速度センサなどの各種センサ等を用いることができる。一例として、入力部112および出力部114は、液晶パネル等の出力部114と、タッチ位置入力装置等の入力部112とを組み合わせたタッチパネル等の入出力手段であってもよい。
また、図2において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行うCPU等のプロセッサである。制御部102は、機能概念的に、表示制御部102a、誘導実績評価部102b、広告価格決定部102c、および、入札受付部102dを備えて構成されている。
このうち、表示制御部102aは、歩行者認識装置120により認識される歩行者の動きに応じて、情報表示装置140を介して、広告ファイル106cに記憶された誘導先情報の誘導先に誘導するように広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御手段である。一例として、表示制御部102aは、誘導先への経路もしくは矢印を表示することにより、当該誘導先へ誘導してもよい。また、表示制御部102aは、歩行者の進行方向に対して広告位置のずれを表示することにより、当該誘導先へ誘導してもよい。より具体的には、表示制御部102aは、歩行者の進行方向に対して、広告位置を誘導先側に、ずらして表示することにより誘導を行ってもよい。
また、表示制御部102aは、広告ファイル106cに記憶された広告情報に基づいて、複数の広告画像を連続的に表示、3Dホログラム表示、広告動画を再生させる等の表示制御を行う。ここで、表示制御部102aは、歩行者認識装置120により認識される歩行者の動きに応じて、複数の広告画像を連続的に展開してもよく、広告動画を再生させてもよい。より具体的には、表示制御部102aは、起承転結等のストーリー性のある一連の静止画像や動画像を、歩行者の動きに合わせて順番に表示させて、歩行者を目的の場所に誘導してもよい。一例として、表示制御部102aは、歩行ステップ毎にインタラクティブに投影場所および映像を切り替えてもよく、より具体的には、左右の足で床面を交互に踏むたびに、広告枠が視線の左右前方に移動するステップバイステップの広告表示を行ってもよい。
また、表示制御部102aは、歩行者認識装置120により認識された歩行者の歩行速度、年齢層や顔や性別や身長等の属性に応じて、広告ファイル106cから広告情報を選択して表示させる表示制御を行ってもよい。例えば、表示制御部102aは、歩行者の歩行速度、年齢層や性別や身長等の属性に基づいて、適切な広告情報を広告ファイル106cから抽出して表示させてもよい。一例として、表示制御部102aは、所定の条件に照らして、歩行速度が速い人には、一見して伝わる簡潔な広告情報を表示させ、歩行速度が比較的ゆっくりの人には、起承転結の場面展開がある静止画像群や動画を広告ファイル106cから抽出して表示させてもよい。なお、歩行速度や歩行者の属性に基づいて広告情報を選択することに限られず、表示制御部102aは、誘導先の店舗との距離が短いことを基準にして広告情報を選択してもよく、入札価格が大きいことを基準として広告情報を選択してもよく、過去の利用履歴に基づいて利用頻度が高い、又は、初回など利用回数が少ないことを基準として広告情報を選択してもよい。
また、表示制御部102aは、歩行者認識装置120により認識された歩行者の身長、および/または、歩行速度に応じて、広告情報の表示位置を変更する表示制御を行ってもよい。例えば、表示制御部102aは、所定の条件に対して、身長の高い人や、歩行速度が速い人には、広告情報の表示位置を、歩行者から見て、より前方位置に表示位置を変更してもよい。反対に、表示制御部102aは、身長が比較的低い人や、歩行速度が比較的遅い人には、広告情報の表示位置を、歩行者から見て、より手前側に表示位置を変更してもよい。
また、表示制御部102aは、歩行者認識装置120により認識された複数の歩行者の動きに基づいて、当該複数の歩行者が交錯しないように誘導する表示制御を行ってもよい。例えば、表示制御部102aは、公知の導線分析手法を用いて、歩行者の導線がぶつからないように適切な導線を導き出し、その導線上に広告を表示させてもよい。
また、図2において、誘導実績評価部102bは、表示制御部102aにより表示制御された広告情報の誘導先への誘導実績を、歩行者認識装置120により認識される歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価手段である。例えば、誘導実績評価部102bは、表示制御部102aにより誘導した経路に沿って歩行者が進んだ場合に、その距離や歩数により誘導実績を評価してもよい。また、誘導実績評価部102bは、表示制御部102aにより誘導した誘導先の店舗へ実際に歩行者が入ったことや、レジ清算を行ったことを、店舗前やレジ前に設置されたセンサを介して誘導実績として評価してもよい。誘導実績評価部102bは、広告情報の誘導先への誘導実績の評価結果を、実績ファイル106bに格納する。
なお、複数の情報表示装置140や複数の歩行者認識装置120によって連係して誘導先まで誘導する場合、複数の歩行者認識装置120が、誘導対象の歩行者の同一人物であることまで特定して、連係誘導を行うことが考えられるが、これに限られない。例えば、複数の歩行者認識装置120において、歩行者の属性認識技術を共通して用いていれば、別の場所に設置された歩行者認識装置120において、同一の属性として認識されるので、同一人物と推定して誘導を行うことができる。更に、上述の表示制御部102aが歩行者の属性により広告情報を選択して表示させる場合、同じ属性を持つ複数の歩行者の誘導先は同じになるので、誘導実績評価部102bが、厳密に歩行者の同一性を判定しなくても問題は生じにくい。
また、図2において、広告価格決定部102cは、誘導実績評価部102bにより評価された誘導実績に基づいて、広告情報の広告主に課金する価格を決定する広告価格決定手段である。例えば、広告価格決定部102cは、誘導実績評価部102bにより誘導先の店舗またはレジ清算まで行われたと評価された場合、当該広告情報の広告主が入札した入札金額を請求金額として価格決定してもよい。また、広告価格決定部102cは、所定の又は入札された誘導実績毎の単価に対して、誘導実績評価部102cにより評価され実績ファイル106bに記憶された誘導実績の数量を乗じることにより、価格を決定してもよい。より具体的には、価格ファイル106bに記憶された、誘導実績毎の単価(誘導距離単位の単価や、歩行ステップ単位の単価、店舗誘導ごとの単価、レジ清算ごとの単価等)に対して、実績ファイル106bに記憶された誘導実績の数量を乗じて、価格を決定してもよい。
また、図2において、入札受付部102dは、誘導実績評価部102cによる誘導実績毎の単価の入札を受付ける入札受付手段である。例えば、入札受付部102dは、誘導実績毎(誘導距離単位、歩行ステップ単位、店舗誘導ごと、レジ清算ごと)の単価の入札を広告主より受付けてもよい。なお、入札受付部102dは、入札時または落札時、あるいは適時に、広告主に広告情報をアップロードさせるよう制御し、アップロードされた広告情報を広告ファイル106cに格納してもよい。ここで、入札受付部102dは、不適切な広告情報のアップロードをブロックしてもよい。
ここで、広告評価装置100は、歩行者認識装置120や情報表示装置140のほか、広告情報を記憶する広告データベースや、広告評価プログラム等の外部プログラム等を提供する外部機器200と、ネットワーク300を介して通信可能に接続して構成されてもよい。また、この広告評価装置100は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続されてもよい。
また、図2において、通信制御インターフェース部104は、広告評価装置100とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う装置である。すなわち、通信制御インターフェース部104は、他の端末または局と、通信回線(有線、無線を問わない)を介してデータを通信する機能を有する。本実施の形態において、通信制御インターフェース部104は、歩行者認識装置120や、情報表示装置140、外部機器200等との通信制御を行う。すなわち、外部機器200は、ネットワーク300を介して、広告評価装置100、歩行者認識装置120、情報表示装置140と相互に接続され、各端末に対して広告画像データに関する外部データベースやプログラム等の外部プログラム等を実行するウェブサイトを提供する機能を有する。
ここで、外部機器200は、例えば、パーソナルコンピュータや、サーバ用のコンピュータなどのハードウェア要素と、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、その他のデータなどのソフトウェア要素とで実現されてもよい。例えば、外部機器200は、WEBサーバやASPサーバ等として構成していてもよく、そのハードウェア構成は、一般に市販されるワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置およびその付属装置により構成していてもよい。また、外部機器200の各機能は、外部機器200のハードウェア構成中のCPU等のプロセッサ、ディスク装置、メモリ装置、入力装置、出力装置、通信制御装置等およびそれらを制御するプログラム等により実現される。
以上で、本実施の形態の広告評価システムの各構成の説明を終える。
[広告評価処理]
次に、このように構成された本実施の形態における広告評価システムの処理の一例について、以下に図3〜図8を参照して詳細に説明する。
(広告評価システムの基本処理)
ここで、図3は、本実施の形態の広告評価システムにおける基本的処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、本広告評価システムの歩行者認識装置120は、歩行者の動きを認識する(ステップSA−1)。
そして、本広告評価システムの広告評価装置100は、表示制御部102aの制御により、歩行者認識装置120により認識される歩行者の動きに応じて、情報表示装置140を介して、広告ファイル106cに記憶された誘導先情報の誘導先に誘導するように広告情報を表示させる表示制御を行う(ステップSA−2)。
そして、本広告評価システムの広告評価装置100は、誘導実績評価部102bの制御により、表示制御部102aにより表示制御された広告情報の誘導先への誘導実績を、歩行者認識装置120により認識される歩行者の動きに基づいて評価する(ステップSA−3)。
以上が、広告評価システムの基本処理の一例である。これにより、広告情報の誘導先への誘導実績を、歩行者の動きに基づいて的確に評価することができ、利用者は、人の動きに合わせた広告表示による広告効果を把握することができる。
(広告評価装置100の広告枠の表示処理)
つづいて、上述した基本処理を基礎とした広告評価システムの広告評価装置100における広告枠の表示処理について説明する。ここで、図4は、本実施の形態の広告評価装置100における広告枠の表示処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、表示制御部102aは、歩行者認識装置120を介して、特定のエリアに入っている人を検知し、その位置を取得する(ステップSB−1)。
そして、表示制御部102aは、同一人物の位置履歴から、移動距離と、その人物が向いている方向を判定する(ステップSB−2)。
そして、表示制御部102aは、歩行者認識装置120を介して把握された、対象人物が床面を足で触れた位置で、広告情報の画像(2D画像、3D画像、アニメーションGIF等)や動画を変化させる(ステップSB−3)。
そして、表示制御部102aは、歩行者認識装置120を介して把握された身長に基づいて、対象人物から表示位置までの距離を決定する(ステップSB−4)。例えば、表示制御部102aは、所定の閾値に対して身長が高いか否かで広告情報の表示位置を変更し、例えば、身長が高い人には、より前方位置に、身長が比較的低い人には、より手前側に表示位置を変更してもよい。
そして、表示制御部102aは、歩行者認識装置120により認識された、複数の歩行者が表示エリアにいた場合、当該複数の歩行者が交錯しないように誘導する表示制御を行う(ステップSB−5)。ここで、図5および図6は、複数の歩行者が交錯しないための表示位置の調整を模式的に示した図である。
図5に示すように、表示エリアに、歩行者Aと、他の歩行者Bがいた場合、表示制御部102aは、歩行者認識装置120を介して他の歩行者Bが同じ方向に歩いていると認識された場合は、本来の広告表示位置(図中の破線円部分)よりも、誘導対象とする歩行者Aに近づけた位置(図中の実線円部分)に、表示位置を決定する。一方、図6に示すように、表示制御部102aは、歩行者認識装置120を介して他の歩行者Bが異なる方向に歩いていると認識された場合は、本来の広告表示位置(図中の破線円部分)から、歩行者Bの左右の位置(図中の実線円部分)に、表示位置を変更する。
再び図4に戻り、表示制御部102aは、ステップSB−5で決定した表示位置に、広告枠を表示するか否かを決定する(ステップSB−6)。例えば、設置場所によって、毎回表示か、数回置きの表示かを設定しておき、表示制御部102aは、設定内容に従って広告枠の表示を決定してもよい。そして、表示制御部102aは、変化した画像もしくは動画を起点として、対象人物が向いている方向に、決定された距離はなれた表示位置に、広告枠を表示させる。
表示制御部102aは、次の場所や人物が未だある場合は(SB−7,YES)、ステップSB−1に処理を戻し、上述した処理を繰り返す。一方、広告評価装置100は、次の場所や人物がない場合は(SB−7,NO)、広告枠の表示処理を終了する。
以上が、広告評価装置100の広告枠の表示処理の一例である。これにより、歩行者の動きや属性に基づいて的確に広告枠の表示位置を設定することができる。
(広告評価システムの広告表示処理)
つづいて、本実施の形態の広告評価システムの広告評価装置100における広告表示処理の一例について説明する。ここで、図7は、本実施の形態の広告評価システムにおける広告表示処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、本広告評価システムにおいて、広告評価装置100にネットワーク300を介して接続された外部機器200は、広告主に、広告枠に表示する画像(2D画像、3D画像、アニメーションGIF等)や動画などの広告情報をアップロードさせるように制御し、広告評価装置100の入札受付部102dは、アップロードされた広告情報を広告ファイル106cに格納する(ステップSC−1)。なお、入札受付部102dは、ストーリー設定を行う場合には、画像もしくは動画を表示させる順番に複数枚または複数データを登録させてもよい。なお、誘導の方向にかかわらず、表示させる枚数を指定する場合と、スタート位置とゴール位置を指定する場合がある。スタートからゴールの経路は、予め決まっていてもよく、インターネット等を介して公知の経路探索手法により経路を取得してもよい。
そして、広告評価装置100の入札受付部102dは、広告主に、外部機器200を介して、広告を表示させたい日(特定の日または期間、あるいは曜日)、時間や時間帯、場所(特定の場所、場所カテゴリ)、ターゲット(男女、年齢、歩く速度などの属性等)を指定するよう制御する(ステップSC−2)。入札受付部102dは、指定された内容を広告ファイル106cに登録する。
そして、広告評価装置100の入札受付部102dは、広告主に、外部機器200を介して、希望価格を指定するよう制御し、広告ファイル106cの広告情報に対応付けて価格ファイル106aに記録する(ステップSC−3)。
そして、広告評価装置100の表示制御部102aは、歩行者認識装置120により、上述の広告枠の表示処理において、広告枠を表示させた人物の特徴(歩行速度や年齢層や顔や性別や身長等の属性等)、広告枠の場所、広告表示の時間などの条件、何番目の表示かを特定する(ステップSC−4)。なお、この機能を広告評価装置100とは別筐体のサーバ装置において管理することで、複数の歩行者認識装置120間での広告の連携を可能とすることができる。
そして、広告評価装置100の表示制御部102aは、特定した人物の特徴、広告枠の場所、広告表示の時間、表示番目などの各種条件にあてはまる広告情報を広告ファイル106aから抽出する(ステップSC−5)。
そして、広告評価装置100の表示制御部102aは、抽出した広告情報のうち、価格ファイル106aに格納された入札価格が最も高い広告情報を選択する(ステップSC−6)。
そして、広告評価装置100の表示制御部102aは、表示する広告枠が何番目の表示かをインクリメント管理し、その番号と同じストーリー番号の広告画像を広告ファイル106cから抽出する(ステップSC−7)。
そして、広告評価装置100の表示制御部102aは、抽出したストーリー番号の広告画像を、情報表示装置140を介して表示させる制御を行う。なお、誘導先または表示エリア外に到達した場合(ステップSC−8,NO)、広告評価装置100は、ステップSC−1に処理を戻し、上述した処理を繰り返す。一方、終了ボタンが押下された等の場合は(ステップSC−8,YES)、広告評価装置100は、広告表示処理を終了する。
以上が、広告評価システムの広告表示処理の一例である。これにより、入札価格や属性等に応じた広告の表示制御を行うことができる。
(広告評価装置100の広告効果の評価処理)
つづいて、本実施の形態の広告評価システムの広告評価装置100における広告効果の評価処理の一例について説明する。ここで、図8は、本実施の形態の広告評価装置100の広告効果の評価処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の処理の前提として、広告評価装置100の表示制御部102aは、歩行者認識装置120を介して、誘導先へ誘導した歩行者の人物特徴データ(年齢層や顔や性別や身長等の属性等)を実績ファイル106bに登録している。
図8に示すように、広告評価装置100の誘導実績評価部102bは、店舗前やレジ前に設置された歩行者認識装置120等のセンサを介して、誘導先の店舗の特定エリアに入った人物を検出する(ステップSD−1)
そして、誘導実績評価部102bは、特定エリアに入った人物の特徴データ(年齢層や顔や性別や身長等の属性等)を取得し実績ファイル106bに登録する(ステップSD−2)。
そして、誘導実績評価部102bは、実績ファイル106bに登録された特徴データに基づいて、表示制御部102aにより誘導した歩行者の特徴毎(属性ごと)にカウントし、さらに、店舗前やレジ前等の特定エリアに入った人物の特徴毎(属性ごと)にカウントし、実績ファイル106bに記録する(ステップSD−3)。これにより、同じ特徴(同じ属性等)の人ごとに、何人誘導して、何人誘導先に訪れたかを、誘導実績として効果判定を行うことができる。
そして、誘導実績評価部102bは、ウェブページ等にて広告主用の管理画面を提供することにより、ネットワーク300を介して、外部機器200から広告主が、人物の特徴ごとに、誘導した人の数と、店舗前の特定エリアに入った人数を閲覧できるように制御する(ステップSD−4)。これにより、広告主は、人の動きに合わせた広告表示による広告効果を把握することができ、例えば、広告情報を改善したり、広告時間帯を調整する工夫を行うことができるようになる。
以上で、本実施の形態の広告評価システムの処理の説明を終える。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、広告評価装置100において、歩行者認識装置120や情報表示装置140を介した表示制御機能とともに、広告情報の入札受付機能や誘導実績評価機能等を、同一筐体で行うよう説明したが、これに限られず、これら機能を実現する別々の筐体にて実現されてもよいものである。すなわち、表示制御部102aや誘導実績評価部102bや広告価格決定部102cや入札受付部102d等の各機能は、機能負荷に応じて、あるいは任意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、広告評価装置100が、外部機器200等のクライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却する場合を一例として説明したが、外部機器200と広告評価装置100は、スタンドアローンの形態で処理を行うよう一体として構成されてもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、広告評価装置100や外部機器200に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、広告評価装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサおよび当該プロセッサにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアプロセッサとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する、コンピュータに本発明に係る方法を実行させるためのプログラム化された命令を含む、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて広告評価装置100や外部機器200に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部106などには、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、広告評価装置100や外部機器200に対して任意のネットワーク300を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD、および、Blu−ray(登録商標)Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。プログラムが、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラム製品として本発明を構成してもよい。
記憶部106に格納される各種のデータベース等(価格ファイル106a,実績ファイル106b,広告ファイル106c等)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、広告評価装置100や外部機器200や歩行者認識装置120や情報表示装置140は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、該情報処理装置に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、広告評価装置100や外部機器200や歩行者認識装置120や情報表示装置140は、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
以上詳述に説明したように、本発明によれば、人の動きに合わせた広告表示による誘導先への誘導実績を評価して、人の動きに応じた広告の実用性を具体的に把握することができる、広告評価装置、広告評価システム、広告評価方法、および、広告評価プログラム、ならびに、記録媒体を提供することができる。
100 広告評価装置
102 制御部
102a 表示制御部
102b 誘導実績評価部
102c 広告価格決定部
102d 入札受付部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a 価格ファイル
106b 実績ファイル
106c 広告ファイル
108 入出力制御インターフェース部
112 入力部
114 出力部
120 歩行者認識装置
140 情報表示装置
200 外部機器

Claims (13)

  1. 歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、および、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置に接続された、記憶部と制御部を少なくとも備えた広告評価装置であって、
    前記記憶部は、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶し、
    前記制御部は、
    前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価手段と、
    を備えたことを特徴とする、広告評価装置。
  2. 請求項1に記載の広告評価装置において、
    前記制御部は、
    前記誘導実績評価手段により評価された前記誘導実績に基づいて、前記広告情報の広告主に課金する価格を決定する広告価格決定手段
    を更に備えたことを特徴とする、広告評価装置。
  3. 請求項1または2に記載の広告評価装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記誘導先への経路もしくは矢印、および/または、前記歩行者の進行方向に対して広告位置のずれを表示することにより、当該誘導先へ誘導すること
    を特徴とする、広告評価装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の広告評価装置において、
    前記制御部は、
    前記誘導実績評価手段による前記誘導実績毎の単価の入札を受付ける入札受付手段
    を更に備えたことを特徴とする、広告評価装置。
  5. 請求項2に記載の広告評価装置において、
    前記広告価格決定手段は、
    所定の又は入札された誘導実績毎の単価に対して、前記誘導実績評価手段により評価された誘導実績の数量を乗じることにより、前記価格を決定することを特徴とする、広告評価装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の広告評価装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記広告情報に基づいて、複数の広告画像を連続的に表示、または、広告動画を再生させる表示制御を行うことを特徴とする、広告評価装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の広告評価装置において、
    複数の前記歩行者認識装置、および/または、複数の前記情報表示装置に接続されており、
    前記表示制御手段および/または前記誘導実績評価手段は、
    前記複数の前記歩行者認識装置および/または前記複数の前記情報表示装置間での連係制御を行うことを特徴とする、広告評価装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の広告評価装置において、
    前記表示制御手段は、
    更に、前記歩行者認識装置により認識された複数の前記歩行者の動きに基づいて、当該複数の前記歩行者が交錯しないように誘導する表示制御を行うことを特徴とする、広告評価装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の広告評価装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記歩行者認識装置により認識された前記歩行者の歩行速度、年齢層、および/または、性別に応じて、前記広告情報を選択して表示させる表示制御を行うことを特徴とする、広告評価装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の広告評価装置において、
    前記表示制御手段は、
    前記歩行者認識装置により認識された前記歩行者の身長、および/または、歩行速度に応じて、前記広告情報の表示位置を変更して表示制御を行うことを特徴とする、広告評価装置。
  11. 歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置、ならびに、記憶部と制御部を少なくとも備えた広告評価装置を、少なくとも備えた広告評価システムであって、
    前記広告評価装置の前記記憶部は、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶し、
    前記広告評価装置の前記制御部は、
    前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価手段と、
    を備えたことを特徴とする、広告評価システム。
  12. 歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、および、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置に接続された、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶した記憶部と制御部を少なくとも備えたコンピュータにおいて実行される広告評価方法であって、
    前記制御部において実行される、
    前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにて表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価ステップと、
    を含むことを特徴とする、広告評価方法。
  13. 歩行者の動きを認識する歩行者認識装置、および、床面または壁面に広告情報を表示する情報表示装置に接続された、誘導先情報と広告情報を対応付けて記憶した記憶部と制御部を少なくとも備えたコンピュータに実行させるための広告評価プログラムであって、
    前記制御部において、
    前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに応じて、前記情報表示装置を介して前記誘導先情報の誘導先に誘導するように前記広告情報を表示させる表示制御を行う表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにて表示制御された前記広告情報の前記誘導先への誘導実績を、前記歩行者認識装置により認識される前記歩行者の動きに基づいて評価する誘導実績評価ステップと、
    を実行させるための、広告評価プログラム。
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