JP2018036912A - 関心度評価プログラム、装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツに対する関心度の評価精度を向上させる。
【解決手段】情報処理端末の表示部12にコンテンツが表示されている表示期間に、情報処理端末に搭載された運動量検出部16によって検出された情報処理端末の運動量Pを取得する。そして、コンテンツの表示期間のうち情報処理端末の運動量Pが平均運動量Pave以下の第1期間(重み係数W=1の期間)の長さに基づいて、コンテンツに対する関心度を評価する。すなわち、情報処理端末の運動量Pが平均運動量Paveを越えている期間については、当該期間の時間を除算する重み係数W=1にして、単位時間当たりの関心度評価値I(t)を演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は関心度評価プログラム、関心度評価装置及び関心度評価方法に関する。
無線通信回線を介して各種コンテンツが提供される携帯情報端末からユーザの行動を検出し、ユーザの行動履歴に基づいてユーザの嗜好を学習する技術として、以下の第1の技術が提案されている。第1の技術は、ユーザが携帯する携帯情報端末から得られた情報に基づいてユーザの行動を検出し、ユーザID、行動名、関係するコンテンツのID、時刻及び位置の各情報を含む検出データを取得する。そして、第1の技術は、取得した検出データに基づいてユーザの嗜好を分析した嗜好分析データを生成し、ユーザ嗜好情報データベースを更新する。
特開2002−108918号公報
第1の技術は、ユーザが或るコンテンツを閲覧した場合に、コンテンツを閲覧したというユーザの行動及びコンテンツの閲覧時間に基づいて、閲覧したコンテンツにユーザが関心を示したと判断している。
しかしながら、情報処理端末に表示されたコンテンツに対するユーザの関心度は、前記コンテンツの閲覧時間と或る程度相関はあるものの、コンテンツの閲覧時間は、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していた度合いにも大きく左右される。また、例えばユーザが閲覧したコンテンツに複数の情報が含まれていた場合に、コンテンツの閲覧時間からは、コンテンツに含まれる複数の情報のうちの何れに対する関心度が高かったのかは判別できない。
一つの側面では、本発明は、コンテンツに対する関心度の評価精度を向上させることが目的である。
一つの実施態様では、情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出する。そして、前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する。
一つの側面として、コンテンツに対する関心度の評価精度を向上させることができる、という効果を有する。
関心度評価装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る、関心度評価装置として機能する情報処理端末及びコンテンツ提供サーバの概略ブロック図である。 プロファイル決定処理の一例を示すフローチャートである。 操作期間用の重み係数wdのプロファイル及び無操作期間用の重み係数wnopのプロファイルの一例を各々示す線図である。 ユーザ毎の操作期間用の重み係数wdのプロファイルの一例を各々示す線図である。 関心度評価処理の一例を示すフローチャートである。 コンテンツ提供処理の一例を示すフローチャートである。 「関心度大」と判定する前後におけるコンテンツ及び広告の表示の一例をイメージ図である。 コンテンツ及びコンテンツ内に予め設定されたキーワードの一例を示す概念図である。 第2実施形態に係る、情報処理端末及び関心度評価装置として機能するコンテンツ提供サーバの概略ブロック図である。 端末側処理の一例を示すフローチャートである。 関心度評価処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
〔概要〕
ユーザが、情報処理端末を手に持ち、表示されたコンテンツのスクロールを指示する等の入力操作を適宜行いながら、表示されたコンテンツを閲覧する状況を考える。本願発明者等は、この状況で、表示されたコンテンツのうちユーザの関心度が高い部分を閲覧しているときには、関心度がより低い部分を閲覧しているときよりもユーザがコンテンツの閲覧に集中しているので、情報処理端末の運動が抑えられていることを発見した。また、コンテンツのうちユーザの関心度が高い部分を閲覧しているときに、情報処理端末の運動が抑えられていることは、ユーザが入力操作を行っている操作期間にも、ユーザが入力操作を行っていない無操作期間にも共通する現象であることを確認した。
上記に基づき、本実施形態では、コンテンツに対する単位時間(一例としては1秒)当たりのユーザの関心度評価値I(t)を、次の(1)式に基づいて定量化する。
なお、(1)式において、「操作時間」は単位時間のうちの操作時間、「無操作時間」は単位時間のうちの無操作時間である。また「操作期間用の端末運動重み係数Wd」は、単位時間のうち操作期間内における情報処理端末の運動パワーと、一例として図4に示すような重み係数Wdのプロファイルと、から求まる。また「操作期間用の端末運動重み係数Wnop」は、単位時間のうち無操作期間内における情報処理端末の運動パワーと、一例として図4に示すような重み係数Wnopのプロファイルと、から求まる。
上記の(1)式及び図4に示す重み係数Wdのプロファイルによれば、操作期間内における情報処理端末の運動パワーが所定値PAave以下の場合は、重み係数Wd=1.0になることで、操作時間がそのまま関心度評価値I(t)に加算される。従って、操作期間内における情報処理端末の運動パワーが小さく、コンテンツに対するユーザの関心度が高いと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が高くなる。
また、操作期間内における情報処理端末の運動パワーが所定値PAaveを超えている場合は、運動パワーが大きくなるに従って重み係数Wdの値が大きくなることで、操作時間が関心度評価値I(t)に及ぼす影響が小さくなる。従って、操作期間内における情報処理端末の運動パワーが大きく、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していないと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が低くなる。
また、上記の(1)式及び図4に示す重み係数Wnopのプロファイルによれば、無操作期間内における情報処理端末の運動パワーが所定値PBave以下の場合は、重み係数Wnop=1.0になることで、無操作時間がそのまま関心度評価値I(t)に加算される。従って、無操作期間内における情報処理端末の運動パワーが小さく、コンテンツに対するユーザの関心度が高いと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が高くなる。
また、無操作期間内における情報処理端末の運動パワーが所定値PBaveを超えている場合は、運動パワーが大きくなるに従って重み係数Wnopの値が大きくなることで、無操作時間が関心度評価値I(t)に及ぼす影響が小さくなる。従って、無操作期間内における情報処理端末の運動パワーが大きく、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していないと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が低くなる。
これにより、上記の(1)式及び図4に示す重み係数Wd,Wnopのプロファイルを用いることで、情報処理端末に表示されたコンテンツを閲覧しているユーザの関心度を定量的に評価することができる。また、ユーザの関心度を単位時間刻みで評価できることで、情報処理端末に表示されたコンテンツに複数の情報が含まれていた場合にも、複数の情報のうちの何れの情報に対する関心度が高いのかを判別することが可能になる。
〔第1実施形態〕
図1に示す関心度評価装置10は、表示部12、入力部14、運動量検出部16、姿勢検出部18、コンテンツ表示制御部20、取得部22、プロファイル決定部24、プロファイル記憶部26及び関心度評価部28を含んでいる。
表示部12は、例えばLiquid Crystal Display(LCD)、Organic Electroluminescence Display(OELD)等によって実現される。表示部12は、後述する情報処理端末36A(図2参照)に搭載され、コンテンツ表示制御部20に接続されている。コンテンツ表示制御部20は、コンテンツ提供部30に接続されており、コンテンツ提供部30から提供されたコンテンツを表示部12に表示させることで、情報処理端末36Aを使用しているユーザに前記コンテンツを提示する。なお、コンテンツ提供部30から提供されるコンテンツは、表示部12に表示可能なものであればよく、典型例は文書などのテキストを含むコンテンツであるが、地図などの図形を含むコンテンツであっても、動画像を含むコンテンツであってもよい。
入力部14は、情報処理端末36Aに搭載され、例えば表示部12に重畳されたタッチパネル(touch panel)によって実現され、取得部22に接続されている。入力部14は時系列の入力操作情報を取得部22へ出力する。この入力操作情報は、情報処理端末36Aのユーザにより入力操作が行われていない間は、入力操作が行われていないことを示す情報になる。また、ユーザによりタップ(tap)、フリック(flick)、スワイプ(swipe)、ピンチ(pinch)などの入力操作が行われた場合は、入力操作の時刻、入力操作の種別、ユーザの指と入力部14(表示部12の表示面)との接触位置の座標を含む情報になる。
取得部22は、コンテンツ表示制御部20と接続されており、入力部14から取得した入力操作情報をコンテンツ表示制御部20へ出力する。コンテンツ表示制御部20は、取得部22から入力された入力操作情報に基づいて、表示部12に表示されているコンテンツのスクロールや拡大縮小などを制御する。
運動量検出部16は、情報処理端末36Aに搭載され、情報処理端末36Aの運動量を検出する。本実施形態では、運動量検出部16が、図2に示す3軸の角速度センサ44、3軸の加速度センサ46及び3軸の地磁気センサ48によって実現される態様を説明する。但し、運動量検出部16は、上記の3種類のセンサ44,46,48のうちの1種類以上のセンサによって実現してもよい。運動量検出部16は取得部22に接続されており、取得部22は、所定の検出周期T(一例としてT=200m秒)毎に、情報処理端末36Aの運動量を運動量検出部16から取得する。
姿勢検出部18は、情報処理端末36Aに搭載され、情報処理端末36Aの姿勢を検出する。本実施形態では、姿勢検出部18が、図2に示す3軸の加速度センサ46によって実現される態様を説明するが、姿勢検出部18を実現するセンサは、3軸の地磁気センサ48を使用してもよいし、運動量検出部16を実現するセンサと別に設けてもよい。姿勢検出部18は取得部22に接続されており、取得部22は、所定の検出周期T(一例としてT=200m秒)毎に、情報処理端末36Aの姿勢を姿勢検出部18から取得する。
取得部22はプロファイル決定部24及び関心度評価部28に接続されており、プロファイル決定部24はプロファイル記憶部26及びコンテンツ表示制御部20に接続されている。また、関心度評価部28はプロファイル記憶部26及びコンテンツ提供部30に接続されている。先に説明したように、本実施形態では、表示部12にコンテンツが表示されている期間のうち、情報処理端末36Aの運動量が比較的小さい期間を、ユーザがコンテンツの閲覧に集中している期間とみなし、コンテンツに対するユーザの関心度を評価する。但し、ユーザがコンテンツの閲覧に集中しているときの情報処理端末36Aの運動量は、ユーザが入力操作を行った操作期間とユーザが入力操作を行っていない無操作期間とで一致するとは限らない。また、コンテンツの閲覧に集中しているときの情報処理端末36Aの運動量には個人差もある。
このため、プロファイル決定部24は、コンテンツ表示制御部20へプロファイル決定用のコンテンツを提供し、プロファイル決定用のコンテンツを表示部12に表示させる。プロファイル決定用のコンテンツは、ユーザが閲覧に際して入力操作を行う必要があり、かつユーザがコンテンツの閲覧に集中していたかを評価可能なコンテンツが好ましい。一例としては、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していれば容易に回答可能なクイズを、閲覧に際してユーザのスクロール操作が行われる分量の文章で出題するコンテンツが挙げられる。この場合、ユーザの回答が正解であればユーザがコンテンツの閲覧に集中していたと評価することができ、以下のプロファイルを決定することができる。プロファイル決定用のコンテンツは、本発明における所定のコンテンツの一例である。
また、プロファイル決定部24は、取得部22によって取得された入力操作情報及び情報処理端末36Aの運動量に基づいて、操作期間における情報処理端末36Aの平均運動量PAaveを演算する。また、プロファイル決定部24は、入力操作情報及び情報処理端末36Aの運動量に基づいて、無操作期間における情報処理端末36Aの平均運動量PBaveを演算する。そして、プロファイル決定部24は、平均運動量PAaveを境界として操作期間用の重み係数Wdの値が変化する操作期間用の重み係数Wdのプロファイルを決定する。また、プロファイル決定部24は、平均運動量PBaveを境界として無操作期間用の重み係数Wnopの値が変化する無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルを決定する。
操作期間用の重み係数Wdのプロファイル及び無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルの一例を図4に示す。プロファイル決定部24によって決定された操作期間用の重み係数Wdのプロファイル及び無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルは、プロファイル記憶部26に記憶される。
関心度評価部28は、表示部12に関心度評価対象のコンテンツが表示されている間、表示されているコンテンツに対するユーザの関心度を評価する。関心度評価部28による関心度の評価は、取得部22によって取得された入力操作情報、情報処理端末36Aの運動量、情報処理端末36Aの姿勢及びプロファイル記憶部26に記憶されたプロファイルに基づいて、単位時間(一例として1秒)毎に行われる。
なお、図1において、運動量検出部16は本発明における運動量検出部の一例であり、取得部22は本発明における取得部の一例であり、関心度評価部28は本発明における関心度評価部の一例であり、姿勢検出部18は本発明における姿勢検出部の一例である。また、プロファイル決定部24は本発明における決定部の一例である。
図2に示す情報処理システム32Aは、ネットワーク34を介して通信可能な情報処理端末36A及びコンテンツ提供サーバ70Aを含んでいる。第1実施形態において、関心度評価装置10は図2に示す情報処理端末36Aによって実現される。情報処理端末36Aは、CPU38、メモリ40、記憶部42、表示部12、入力部14、3軸の角速度センサ44、3軸の加速度センサ46、3軸の地磁気センサ48及び通信部50を含んでいる。CPU38、メモリ40、記憶部42、表示部12、入力部14、3軸の角速度センサ44、3軸の加速度センサ46、3軸の地磁気センサ48及び通信部50はバス52を介して互いに接続されている。
記憶部42はHard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現される。記憶部42には、情報処理端末36Aを関心度評価装置10として機能させるための関心度評価プログラム54が記憶されている。CPU38は、関心度評価プログラム54を記憶部42から読み出してメモリ40に展開し、関心度評価プログラム54が有するプロセスを順次実行する。関心度評価プログラム54は、コンテンツ表示制御プロセス56、取得プロセス58、プロファイル決定プロセス60及び関心度評価プロセス62を含む。
CPU38は、コンテンツ表示制御プロセス56を実行することで、図1に示すコンテンツ表示制御部20として動作する。またCPU38は、取得プロセス58を実行することで、図1に示す取得部22として動作する。またCPU38は、プロファイル決定プロセス60を実行することで、図1に示すプロファイル決定部24として動作する。またCPU38は、関心度評価プロセス62を実行することで、図1に示す関心度評価部28として動作する。また、記憶部42にはプロファイル決定用コンテンツ記憶領域64及びプロファイル記憶領域66が設けられている。プロファイル決定用コンテンツ記憶領域64にはプロファイル決定用コンテンツが予め記憶されており、プロファイル記憶領域66はプロファイル記憶部26として機能する。これにより、関心度評価プログラム54を実行した情報処理端末36Aが、関心度評価装置10として機能することになる。なお、第1実施形態において、関心度評価プログラム54は本発明に係る関心度評価プログラムの一例である。
また、コンテンツ提供サーバ70Aは、CPU72、メモリ74、記憶部76、モニタ等の表示部78、キーボードやマウス等の入力部80及び通信部82を含んでいる。CPU72、メモリ74、記憶部76、表示部78、入力部80及び通信部82はバス84を介して互いに接続されている。
記憶部76はHDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現される。記憶部76には、コンテンツ提供サーバ70Aをコンテンツ提供部30として機能させるためのコンテンツ提供プログラム86が記憶されており、コンテンツ記憶領域88及び広告情報記憶領域90が設けられている。コンテンツ記憶領域88には、関心度評価装置10へ提供可能なコンテンツが予め記憶され、広告情報記憶領域90には、関心度評価装置10へコンテンツを提供する際に関心度評価装置10へ提供する広告情報が予め記憶されている。
次に第1実施形態の作用として、まず図3を参照し、プロファイル決定部24が行うプロファイル決定処理を説明する。プロファイル決定処理は、個々のユーザ毎に少なくとも1回実行すればよい。このため、情報処理端末36Aが1人のユーザにのみ使用される態様であれば、プロファイル決定処理は、例えば、情報処理端末36Aの初回の電源投入時などのタイミングで実行される。
また、情報処理端末36Aが複数人のユーザに使用される態様であれば、例えば情報処理端末36Aにユーザがログインする度に、対応するプロファイルがプロファイル記憶部26に記憶されているを確認し、未記憶であれば実行するようにしてもよい。また、1人のユーザによって複数台の情報処理端末36Aを選択的に使用される態様であれば、1つのプロファイル記憶部26を、情報処理システム32に含まれる複数台の情報処理端末36Aから各々アクセス可能に設けてもよい。
プロファイル決定処理のステップ200において、プロファイル決定部24は、記憶部42のプロファイル決定用コンテンツ記憶領域64からプロファイル決定用のコンテンツを読み出し、コンテンツ表示制御部20へ提供する。そして、コンテンツ表示制御部20は、プロファイル決定部24から提供されたプロファイル決定用のコンテンツを表示部12に表示させる。ここでは、プロファイル決定用のコンテンツが、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していれば容易に回答可能なクイズを、閲覧に際してユーザのスクロール操作が行われる分量の文章で出題するコンテンツである態様を説明する。
ステップ202において、プロファイル決定部24は、入力部14から出力された入力操作情報及び運動量検出部16によって検出された端末の運動量を取得部22を経由して取得し、取得した情報をメモリ40等に記憶させる。ステップ204において、プロファイル決定部24は、プロファイル決定用のコンテンツで出題したクイズに対する回答がユーザによって入力されたか否か判定する。ステップ204の判定が否定された場合はステップ202に戻り、ステップ204の判定が肯定される迄、ステップ202,204を繰り返す。
ステップ204の判定が肯定された場合はステップ206へ移行し、ステップ206において、プロファイル決定部24は、ユーザによって入力された回答がプロファイル決定用のコンテンツで出題したクイズの正解に一致しているか否か判定する。プロファイル決定用のコンテンツで出題したクイズの一例としては、「バスにa人乗車しています。バス停1でb人乗車し、c人降車しました。バス停2でd人乗車し、e人降車しました。…バスの乗客は何人でしょう?」などが挙げられる。
ステップ206の判定が否定された場合、ユーザはプロファイル決定用のコンテンツの閲覧に集中していなかったと判断できる。このため、ステップ206の判定が否定された場合はステップ200に戻り、ステップ200以降の処理を繰り返す。例えば、先に一例として挙げた、バスの乗客の人数に関するクイズであれば、a,b,c…などのパラメータの値を変えれば、プロファイル決定用のコンテンツ自体を切り替えることなく、正解が異なるクイズを出題することができる。
また、ユーザによって入力された回答がプロファイル決定用のコンテンツで出題したクイズの正解に一致していた場合、ユーザはプロファイル決定用のコンテンツの閲覧に集中していたと判断できる。このため、ステップ206の判定が肯定された場合はステップ208へ移行し、ステップ208以降において、ステップ202でメモリ40等に記憶させた情報に基づいて重み係数のプロファイルを決定する。
ステップ208において、プロファイル決定部24は、入力操作情報に基づいて、ユーザがプロファイル決定用のコンテンツを閲覧していた期間を、ユーザの入力操作が有った操作期間と、ユーザの入力操作が無かった無操作期間と、に弁別する。またプロファイル決定部24は、検出周期T毎に検出された情報処理端末36Aの運動量、すなわち3軸の角速度、3軸の加速度及び3軸の地磁気の各々の検出値を、検出周期T刻みの各時刻毎に二乗して加算することで各時刻毎の運動量(運動パワー)Pを演算する。そして、プロファイル決定部24は、各時刻毎の運動量Pの操作期間内の平均値を、操作期間内の端末の平均運動量PAaveとして演算すると共に、各時刻毎の運動量Pの無操作期間内の平均値を、無操作期間内の端末の平均運動量PBaveとして演算する。
ステップ210において、プロファイル決定部24は、ステップ208で演算した操作期間内の端末の平均運動量PAaveに基づいて、操作期間内の端末の運動量Pと操作期間用の端末運動重み係数Wdとの関係を規定する操作期間用のプロファイルを求める。一例として図4に示すように、操作期間用のプロファイルは、操作期間内の端末の運動量Pが平均運動量PAave以下であれば重み係数Wd=1で、運動量Pが平均運動量PAaveを超えている場合は運動量Pの増大に伴って重み係数Wdが増大するように設定される。
また、プロファイル決定部24は、ステップ208で演算した無操作期間内の端末の平均運動量PBaveに基づいて、無操作期間内の端末の運動量Pと無操作期間用の端末運動重み係数Wnopとの関係を規定する操作期間用のプロファイルを求める。図4に示すように、無操作期間用のプロファイルは、操作期間内の端末の運動量Pが平均運動量PBave以下であれば重み係数Wnop=1で、運動量Pが平均運動量PBaveを超えている場合は運動量Pの増大に伴って重み係数Wnopが増大するように設定される。
そして、プロファイル決定部24は、生成した操作期間用の重み係数Wdのプロファイル及び無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルを、現在のユーザのユーザIDと対応付けてプロファイル記憶部26に記憶させ、プロファイル決定処理を終了する。
上述したプロファイル決定処理はユーザ毎に行われる。このため、一例として図5に示すように、プロファイル記憶部26に記憶される個々のユーザのプロファイルは、個々のユーザの特性を反映したものとなる。一例として図5では、ユーザaとユーザbとで操作期間内の端末の平均運動量PAaveが相違していたことで、ユーザaの操作期間用の重み係数Wdのプロファイルとユーザbの操作期間用の重み係数Wdのプロファイルも相違していることを示している。なお、図5は操作期間用の重み係数Wdのプロファイルのみ示しているが、ユーザaとユーザbとで無操作期間内の端末の平均運動量PBAaveが相違していれば、無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルもユーザaとユーザbとで相違することになる。
次に図6を参照し、表示部12への任意のコンテンツの表示がユーザから指示されたことをトリガとして、情報処理端末36Aで実行される関心度評価処理を説明する。この関心度評価処理では、ユーザから表示部12への表示が指示されたコンテンツを、関心度の評価対象とする。関心度評価処理のステップ220において、コンテンツ表示制御部20は、ユーザから表示部12への表示が指示されたコンテンツの配信を要求する情報をコンテンツ提供部30(コンテンツ提供サーバ70A)に要求する。
コンテンツ提供サーバ70Aは、情報処理端末36Aから何らかの情報を受信したことをトリガとして、図7に示すコンテンツ提供処理を実行する。コンテンツ提供処理のステップ260において、コンテンツ提供部30は、情報処理端末36Aから受信した情報が、コンテンツの配信を要求する情報か否か判定する。ステップ260の判定が肯定された場合はステップ262へ移行する。
ステップ262において、コンテンツ提供部30は、情報処理端末36Aから配信が要求されたコンテンツの情報をコンテンツ記憶領域88から読み出すと共に、所定の広告情報を広告情報記憶領域90から読み出す。そして、コンテンツ提供部30は、コンテンツの情報及び所定の広告情報を、配信要求元の情報処理端末36Aへ配信(送信)し、コンテンツ提供処理を終了する。
関心度評価処理(図6)を実行している情報処理端末36Aは、コンテンツの情報及び所定の広告情報がコンテンツ提供サーバ70Aから配信されると、関心度評価処理のステップ222の処理を行う。すなわち、ステップ222において、コンテンツ表示制御部20は、表示部12の表示画面のうちの所定の広告表示領域に広告情報が表す広告を表示させ、表示部12の表示画面のうちの残りの領域にコンテンツ情報が表すコンテンツを表示させる。一例として図8のうちの左側の図は、表示部12の表示画面のうちの上側の広告表示領域100に広告が表示された場合を示す。
情報処理端末36Aの表示部12にコンテンツが表示されると、ユーザは、通常、情報処理端末36Aを手に持ち、表示されたコンテンツのスクロールを指示する等の入力操作を適宜行いながら、表示されたコンテンツを閲覧する。
次のステップ224において、関心度評価部28は、情報処理端末36Aを使用しているユーザのユーザIDと対応付けられた操作期間用の重み係数Wdのプロファイル及び無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルを、プロファイル記憶部26から読み込む。また、ステップ226において、関心度評価部28は、時刻tに0を設定すると共に、単位時間当たりの関心度評価値I(t)を格納するための配列にも0を設定する。またステップ228において、関心度評価部28は、カウンタcに1を設定する。
ステップ230において、関心度評価部28は、入力部14から出力された入力操作情報、運動量検出部16によって検出された端末の運動量及び姿勢検出部18によって検出された端末の姿勢を取得部22を経由して取得する。
ステップ232において、関心度評価部28は、姿勢検出部18によって検出された端末の姿勢(3軸の加速度)のうち、表示部12の表示面に垂直なZ軸の加速度が重力加速度から所定値以内か否かに基づいて、情報処理端末36Aが所定の姿勢か否か判定する。ここでいう所定の姿勢とは、情報処理端末36Aがほぼ水平な面(例えば机の上)に載置された状態での姿勢を意味する。なお、ステップ232は、複数の検出周期Tに亘ってZ軸の加速度が重力加速度から所定値以内であった場合に、情報処理端末36Aが所定の姿勢と判定するようにしてもよい。
情報処理端末36Aがほぼ水平な面に載置された状態は、表示部12に表示されたコンテンツをユーザが閲覧するには不自然な状態である。また、情報処理端末36Aがほぼ水平な面に載置された状態は、端末の運動量もゼロ、或いは非常に小さくなるので、端末の運動量に基づいてユーザの関心度を評価するには不適当な状態である。このため、ステップ232の判定が否定された場合はステップ234〜238をスキップしてステップ240へ移行する。
また、情報処理端末36Aが所定の姿勢でない場合には、ステップ232の判定が否定されてステップ234へ移行する。ステップ234において、関心度評価部28は、先のステップ230で取得した入力操作情報が、検出周期T内にユーザによる入力操作が有ったことを示す情報か否かに基づいて、検出周期T内にユーザによる入力操作が有ったか否かを判定する。
ステップ234の判定が肯定された場合は、今回の検出周期Tは操作期間であるとみなしてステップ236へ移行する。ステップ236において、関心度評価部28は、先のステップ230で取得した情報処理端末36Aの運動量(3軸の角速度、3軸の加速度及び3軸の地磁気の各々の検出値)を、二乗して加算することで検出周期T内の端末の運動量(運動パワー)Pを演算する。
また、関心度評価部28は、検出周期T内の端末の運動量Pと、先のステップ224で読み込んだ操作期間用の重み係数Wdのプロファイルと、に基づいて、検出周期T内の端末の運動量Pに対応する操作期間用の重み係数Wdを求める。ここで求める操作期間用の重み係数Wdは、端末の運動量Pが平均運動量PAave以下であれば重み係数Wd=1で、運動量Pが平均運動量PAaveを超えている場合は運動量Pの増大に伴って重み係数Wdの値が増大される。そして、求めた操作期間用の重み係数Wdで検出周期Tを除算した値を、単位時間当たりの関心度評価値I(t)に加算する(次の(2)式も参照)。
I(t)=I(t)+(T/Wd) …(2)
以上のステップ236の処理を行うとステップ240へ移行する。
一方、ステップ234の判定が否定された場合は、今回の検出周期Tは無操作期間であるとみなしてステップ238へ移行する。ステップ238において、関心度評価部28は、先のステップ230で取得した情報処理端末36Aの運動量(3軸の角速度、3軸の加速度及び3軸の地磁気の各々の検出値)を、二乗して加算することで検出周期T内の端末の運動量(運動パワー)Pを演算する。
また、関心度評価部28は、検出周期T内の端末の運動量Pと、先のステップ224で読み込んだ無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルと、に基づいて、検出周期T内の端末の運動量Pに対応する無操作期間用の重み係数Wnopを求める。ここで求める無操作期間用の重み係数Wnopは、端末の運動量Pが平均運動量PBave以下であれば重み係数Wnop=1で、運動量Pが平均運動量PBaveを超えている場合は運動量Pの増大に伴って重み係数Wnopの値が増大される。そして、求めた無操作期間用の重み係数Wnopで検出周期Tを除算した値を、単位時間当たりの関心度評価値I(t)に加算する(次の(3)式も参照)。
I(t)=I(t)+(T/Wnop) …(3)
上述したステップ238の処理を行うとステップ240へ移行する。
ステップ240において、関心度評価部28は、カウンタcの値が所定値cmaxに達したか否か判定する。なお、一例として、検出周期T=200m秒、単位時間=1秒の場合、所定値cmax=1秒/200m秒=5となる。
ステップ240の判定が否定された場合はステップ242へ移行し、ステップ242において、関心度評価部28は、カウンタcの値を1だけインクリメントし、ステップ230に戻る。これにより、カウンタcの値が所定値cmaxに達してステップ240の判定が肯定される迄、ステップ230〜ステップ242が繰り返される。また、この間、単位時間当たりの関心度評価値I(t)には、(2)式または(3)式により、検出周期T当たりの関心度評価値の増分ΔI(=(T/Wd)or(T/Wnop))が積算される。そして、カウンタcの値が所定値cmaxに達してステップ240の判定が肯定された時点での単位時間当たりの関心度評価値I(t)は先の(1)式に等しくなる。
ステップ240の判定が肯定された場合はステップ244へ移行し、ステップ244において、関心度評価部28は、単位時間当たりの関心度評価値I(t)が、予め設定された閾値を超えているか否か判定する。ステップ244の判定が否定された場合はステップ250へ移行し、ステップ250において、関心度評価部28は、コンテンツの表示終了がユーザから指示されたか否か判定する。ステップ250の判定が否定された場合はステップ252へ移行し、ステップ252において、関心度評価部28は、時刻tを1だけインクリメントしてステップ228に戻る。これにより、関心度の評価対象のコンテンツが表示部12に表示されている間、上述したように、単位時間当たりの関心度評価値I(t)を演算し、演算した単位時間当たりの関心度評価値I(t)が閾値を超えているか否かを判定する処理が繰り返される。
ユーザは、情報処理端末36Aを手に持ち、表示部12に表示されたコンテンツのスクロールを指示する等の入力操作を適宜行いながら、表示されたコンテンツを閲覧する。この際、表示されたコンテンツのうちユーザの関心度が高い部分を閲覧しているときには、関心度がより低い部分を閲覧しているときよりもユーザがコンテンツの閲覧に集中しているので、情報処理端末36Aの運動は小さくなる。そして、操作期間であれば端末の運動量Pが平均運動量PAave以下になり、無操作期間であれば端末の運動量Pが平均運動量PBave以下になり、関心度評価値の増分ΔIが大きくなることで、単位時間当たりの関心度評価値I(t)が閾値を超えることになる。これにより、ステップ244の判定が肯定されてステップ246へ移行する。
ステップ246において、関心度評価部28は、コンテンツ提供部30(コンテンツ提供サーバ70A)に対し、単位時間当たりの関心度評価値I(t)が閾値を超えたことを意味する「関心度大」を通知する。また、関心度評価部28は、情報処理端末36Aの表示部12におけるコンテンツの現在の表示位置もコンテンツ提供部30(コンテンツ提供サーバ70A)へ通知する。図9には、一例としてコンテンツ全体を符号「102」で示し、情報処理端末36Aの表示部12におけるコンテンツの現在の表示位置(表示範囲)を符号「104」で示す。
コンテンツ提供部30(コンテンツ提供サーバ70A)は、情報処理端末36Aから「関心度大」が通知されると、コンテンツ提供処理(図7)を実行する。そして、この場合は、情報処理端末36Aから受信した情報が関心度を通知する情報であり、コンテンツの配信を要求する情報ではないので、コンテンツ提供処理のステップ260の判定が否定されてステップ264へ移行する。
ステップ264において、コンテンツ提供部30は、コンテンツ記憶領域88に記憶されている複数のコンテンツの情報の中から、「関心度大」の通知元の情報処理端末36Aへ配信した最新のコンテンツの情報を検索する。コンテンツの情報は、図9に「■■…」と表記して示すように、コンテンツの各部分毎に、各部分の内容を代表するキーワードが予め設定されている。コンテンツ提供部30は、検索により抽出したコンテンツの情報から、情報処理端末36Aの表示部12におけるコンテンツの現在の表示位置(表示範囲)に含まれるキーワードを取得する。
次のステップ266において、コンテンツ提供部30は、広告情報記憶領域90に記憶されている複数の広告情報の中から、ステップ264で取得したキーワードに関連する広告情報を検索する。キーワードに関連する広告情報の検索は、例えば、個々の広告情報が表す広告の内容を表すタグを個々の広告情報に予め付加しておき、キーワードと一致するタグが付加された広告情報を検索することで実現できる。
そしてステップ268において、コンテンツ提供部30は、ステップ266の検索で抽出した広告情報を、「関心度大」の通知元の情報処理端末36Aへ配信し、コンテンツ提供処理を終了する。
関心度評価処理(図6)を実行している情報処理端末36Aは、「関心度大」を通知したコンテンツ提供サーバ70Aから新たな広告情報が配信されると、関心度評価処理のステップ248の処理を行う。すなわち、ステップ248において、コンテンツ表示制御部20は、表示部12の表示画面のうちの所定の広告表示領域に表示させている広告を、新たに配信された広告情報が表す広告へ切り替える。一例として図8のうちの右側の図は、左側の図と比較して、表示部12の表示画面のうちの上側の広告表示領域100に新たな広告が表示された場合を示す。
広告表示領域100に表示された新たな広告は、情報処理端末36Aの運動が小さくなって単位時間当たりの関心度評価値I(t)が閾値を超えたときのコンテンツの表示位置に含まれるキーワードに関連する広告である。従って、ユーザの関心度がより高い広告をユーザに提示することができる。
〔第2実施形態〕
次に開示の技術の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
第1実施形態では、関心度評価装置10が情報処理端末36Aによって実現される態様を説明した。第2実施形態では、関心度評価装置10のうちのプロファイル決定部24及びコンテンツ表示制御部20が情報処理端末36Bによって実現される態様を説明する。この態様では、関心度評価装置10の取得部22及び関心度評価部28がコンテンツ提供サーバ70Bによって実現される。
すなわち、図10に示す情報処理システム32Bは、ネットワーク34を介して通信可能な情報処理端末36B及びコンテンツ提供サーバ70Bを含んでいる。情報処理端末36Bは、第1実施形態で説明した情報処理端末36Aと比較して、記憶部42に、関心度評価プログラム54に代えて端末側プログラム110が記憶されている点が相違している。端末側プログラム110は、プロファイル決定プロセス112、コンテンツ表示制御プロセス114及び情報送信プロセス116を含んでいる。CPU38は、プロファイル決定プロセス112を実行することで、図1に示すプロファイル決定部24として動作する。またCPU38は、コンテンツ表示制御プロセス56を実行することで、図1に示すコンテンツ表示制御部20として動作する。またCPU38は、情報送信プロセス116を実行することで、コンテンツ提供サーバ70Bへ情報を送信する処理を行う。
また、コンテンツ提供サーバ70Bは、第1実施形態で説明したコンテンツ提供サーバ70Aと比較して、記憶部76に、コンテンツ提供プログラム86に代えて関心度評価プログラム120が記憶されている点が相違している。関心度評価プログラム120は、コンテンツ提供プロセス122、取得プロセス124及び関心度評価プロセス126を含んでいる。CPU72は、コンテンツ提供プロセス122を実行することで、図1に示すコンテンツ提供部30として動作する。またCPU72は、取得プロセス58を実行することで、図1に示す取得部22として動作する。またCPU72は、関心度評価プロセス62を実行することで、図1に示す関心度評価部28として動作する。
次に第2実施形態の作用を説明する。なお、プロファイル決定処理は第1実施形態と同じであるので、説明を省略する。
図11に示す端末側処理は、表示部12への任意のコンテンツの表示がユーザから指示されたことをトリガとして、情報処理端末36Bで実行される。端末側処理のステップ220において、コンテンツ表示制御部20は、ユーザから表示部12への表示が指示されたコンテンツの配信を要求する情報をコンテンツ提供部30(コンテンツ提供サーバ70B)に要求する。また、コンテンツ表示制御部20は、情報処理端末36Bの現在のユーザのユーザIDと対応付けられた操作期間用の重み係数Wdのプロファイル及び無操作期間用の重み係数Wnopのプロファイルを、プロファイル記憶部26から読み込む。そして、コンテンツ表示制御部20は、読み込んだプロファイルもコンテンツ提供サーバ70Bへ送信する。
また、情報処理端末36Bは、コンテンツの情報及び所定の広告情報がコンテンツ提供サーバ70Bから配信されると、端末側処理のステップ302の処理を行う。すなわち、ステップ302において、コンテンツ表示制御部20は、表示部12の表示画面のうちの所定の広告表示領域に広告情報が表す広告を表示させ、表示部12の表示画面のうちの残りの領域にコンテンツ情報が表すコンテンツを表示させる。情報処理端末36Bの表示部12にコンテンツが表示されると、ユーザは、通常、情報処理端末36Bを手に持ち、表示されたコンテンツのスクロールを指示する等の入力操作を適宜行いながら、表示されたコンテンツを閲覧する。
次のステップ304において、情報処理端末36Bは、入力部14から出力された入力操作情報、運動量検出部16によって検出された端末の運動量及び姿勢検出部18によって検出された端末の姿勢を取得する。そして、情報処理端末36Bは、取得した各情報を、情報処理端末36Aの表示部12におけるコンテンツの現在の表示位置と共にコンテンツ提供サーバ70Bへ送信する。
ステップ306において、情報処理端末36Bは、コンテンツ提供サーバ70Bから新たな広告情報を受信したか否か判定する。ステップ306の判定が否定された場合はステップ308へ移行し、ステップ308において、情報処理端末36Bは、コンテンツの表示終了がユーザから指示されたか否か判定する。ステップ306の判定が否定された場合はステップ304に戻り、ステップ306又はステップ308の判定が肯定される迄、ステップ304〜308を繰り返す。この間、情報処理端末36Bは、入力操作情報、端末の運動量及び端末の姿勢を検出周期T毎に取得してコンテンツ提供サーバ70Bへ送信する処理を繰り返す。
コンテンツ提供サーバ70Bから新たな広告情報を受信した場合は、ステップ306の判定が肯定されてステップ310へ移行する。ステップ310において、コンテンツ表示制御部20は、表示部12の表示画面のうちの所定の広告表示領域に表示させている広告を、新たに配信された広告情報が表す広告へ切り替え、ステップ304に戻る。また、コンテンツの表示終了がユーザから指示された場合は、ステップ308の判定が肯定されて端末側処理を終了する。
図12に示す関心度評価処理は、情報処理端末36Bからコンテンツの配信要求を受信したことをトリガとして、コンテンツ提供サーバ70Bで実行される。関心度評価処理のステップ320において、関心度評価部28は、情報処理端末36Bからコンテンツの配信要求と共に受信した情報処理端末36Bの現在のユーザのプロファイルをメモリ74等に記憶させる。
次のステップ322において、コンテンツ提供部30は、情報処理端末36Bから配信が要求されたコンテンツの情報をコンテンツ記憶領域88から読み出すと共に、所定の広告情報を広告情報記憶領域90から読み出す。そして、コンテンツ提供部30は、コンテンツの情報及び所定の広告情報を、配信要求元の情報処理端末36Bへ配信(送信)する。
次のステップ324〜ステップ352は、第1実施形態で説明した関心度評価処理(図6)のステップ226〜252とほぼ同じであるので、相違点のみ説明する。
図12に示す関心度評価処理のステップ328において、取得部22は、入力操作情報、端末の運動量、端末の姿勢及びコンテンツの現在の表示位置を、情報処理端末36Bから受信することで取得する。また、図12に示す関心度評価処理のステップ348において、関心度評価部28は、その前のステップ346の検索で抽出された広告情報を情報処理端末36Bへ配信する。また、図12に示す関心度評価処理のステップ350において、関心度評価部28は、情報処理端末36Bからの入力操作情報、端末の運動量、端末の姿勢及びコンテンツの現在の表示位置の受信が途絶えたか否かに基づいて、コンテンツの表示終了を判定する。
このように、上記各実施形態では、情報処理端末36にコンテンツが表示されている期間に、情報処理端末36に搭載される運動量検出部16によって情報処理端末36の運動量Pの値を検出する。そして、前記期間のうち情報処理端末36の運動量Pの値が平均運動量PAave又はPBave以下の第1期間(重み係数W=1の期間)の長さに基づいて、コンテンツに対する関心度を評価している。すなわち、情報処理端末36の運動量Pの値が平均運動量PAave又はPBaveを越えている期間については、当該期間の時間を除算する重み係数W=1にしている。これにより、コンテンツに対する関心度の評価精度を向上させることができる。
また、上記各実施形態では、情報処理端末36にコンテンツが表示されている期間のうち情報処理端末36の運動量の値が平均運動量Paveを越えている第2期間の長さの関心度の評価に対する重みを相対的に変更して関心度の評価を行う。すなわち、第2期間の長さの関心度の評価に対する重みを、前記第1期間の長さの関心度の評価に対する重みよりも小さい重みにして、第1期間の長さと第2期間の長さとに基づいて、関心度の評価を行う。より詳しくは、情報処理端末36の運動量Pの値が平均運動量Paveを越えている期間については、当該期間の時間を除算する重み係数W>1にしている。これにより、第2期間の長さを関心度の評価に算入しない場合と比較して、ユーザの体調や情報処理端末36の周囲環境などに起因する情報処理端末36の運動量Pの変動により関心度の評価がばらつくことを抑制することができる。
また、上記各実施形態では、情報処理端末36の運動量Pの値が平均運動量Paveを越えている第2期間における情報処理端末36の運動量Pの値が大きくなるに従って、第2期間の長さが関心度の評価値に及ぼす重みが小さくなるように、関心度の評価を行う。すなわち、情報処理端末36の運動量Pが平均運動量Paveを越えている場合は、運動量Pが大きくなるに従って重み係数Wの値を増大させている。これにより、第2期間の長さを運動量Pの大きさに拘わらず一定の重みで関心度の評価に算入する場合と比較して、コンテンツに対する関心度が高くなると情報処理端末36の運動量Pが小さくなる現象を、関心度の評価により正確に反映することができる。
また、上記各実施形態では、情報処理端末36にコンテンツが表示されている期間に、情報処理端末36に搭載される姿勢検出部18によって情報処理端末18の姿勢を判定する。そして、情報処理端末36にコンテンツが表示されている期間のうち情報処理端末36が所定の姿勢になっていると判定した期間を、コンテンツに対する関心度の評価対象から除外している。これにより、情報処理端末36が机の上などのほぼ水平な面に載置された場合に、関心度が高いと誤評価することを抑制することができる。
また、上記各実施形態では、情報処理端末36にプロファイル決定用のコンテンツが表示されている表示期間に、情報処理端末に搭載された運動量検出部16によって情報処理端末36の運動量Pの値を検出する。そして、プロファイル決定用のコンテンツの表示期間における情報処理端末36の運動量Pの値に基づいて平均運動量Paveを決定し、重み係数Wのプロファイルを決定している。これにより、コンテンツの閲覧に集中しているときの情報処理端末36の運動量Pのユーザ毎の差が考慮されることで、コンテンツに対する関心度の評価精度を更に向上させることができる。
また、上記各実施形態では、コンテンツの表示期間のうち、情報処理端末36に操作が入力された操作期間及び情報処理端末36に操作が入力されなかった無操作期間を識別可能な入力操作情報を取得する。そして、操作期間のうち情報処理端末36の運動量Pの値が操作期間用の平均運動量PAave以下の期間の長さ、及び、無操作期間のうち情報処理端末36の運動量Pの値が無操作期間用の平均運動量PBave以下の期間の長さに基づいて、関心度を評価している。これにより、コンテンツの閲覧に集中しているときの情報処理端末36の運動量Pの値が操作期間と操作期間とで一致するとは限らないことが考慮されることで、コンテンツに対する関心度の評価精度を更に向上させることができる。
なお、上記では、情報処理端末36の運動量Pが平均運動量PAave又はPBaveを越えている場合に、運動量Pの増加に対して重み係数Wd,Wnopの値を線形に増大させる態様を説明した。しかし、これに限定されるものではなく、例えば重み係数Wd,Wnopの少なくとも一方の値を、運動量Pの増加に対して非線形に増加させてもよい。
また、(1)式では操作時間を重み係数Wdで除算し、無操作時間を重み係数Wnopで除算していることから、情報処理端末36の運動量Pが平均運動量PAave又はPBaveを越えている場合に、重み係数Wd,Wnopの値を増大させている。しかし、これに限定されるものではなく、重み係数Wを操作時間、無操作時間に乗算する演算式で関心度評価値I(t)を算出することも原理的には可能であり、この場合は、運動量Pの増加に対して重み係数Wを減少させればよい。
また、上記では単位時間当たりの関心度評価値I(t)を閾値と比較することで、情報処理端末36に表示されたコンテンツのうち、ユーザが高い関心度を示した部分を特定する態様を説明したが、これに限定されるものでない。単位時間当たりの関心度評価値I(t)は、ユーザがコンテンツを閲覧していた期間(t=0〜閲覧時間)に亘って積算することで、1つのコンテンツ全体に対するユーザの関心度の評価に用いることも可能である。
また、上記ではプロファイル決定処理(図3)によって重み係数Wd,Wnopのプロファイルをユーザ毎に決定する態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツの閲覧に集中しているときの情報処理端末36の運動量Pが、ユーザの年齢や性別、情報処理端末36の使用期間の長さなどのユーザの属性に応じて或る程度特定可能であれば、ユーザの属性に応じてプロファイルを選択することも可能である。この場合、ユーザの属性毎に予めプロファイルを用意しておくことで、プロファイル決定処理を省略することもできる。
また、上記では本発明に係る関心度評価プログラムの一例である関心度評価プログラム54,120が記憶部42又は記憶部76に予め記憶(インストール)されている態様を説明した。しかし、本発明に係る関心度評価プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出し、
前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
(付記2)
情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出し、
前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
(付記3)
前記期間のうち前記情報処理端末の運動量の値が前記所定値を越えている第2期間の長さの前記関心度の評価に対する重みを、前記第1期間の長さの前記関心度の評価に対する重みよりも小さい重みにして、前記第1期間の長さと前記第2期間の長さとに基づいて、前記関心度の評価を行う付記1記載の関心度評価プログラム、又は、付記2記載の関心度評価方法。
(付記4)
前記第2期間における前記情報処理端末の運動量の値が大きくなるに従って、前記第2期間の長さが前記関心度の評価値に及ぼす重みが小さくなるように、前記関心度の評価を行う付記3記載の関心度評価プログラム、又は、付記3記載の関心度評価方法。
(付記5)
前記情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される姿勢検出部によって前記情報処理端末の姿勢を判定し、
前記期間のうち前記情報処理端末が所定の姿勢になっていると判定した期間を、前記コンテンツに対する関心度の評価対象から除外する付記1、付記3及び付記4の何れか1項記載の関心度評価プログラム、又は、付記2〜付記4の何れか1項記載の関心度評価方法。
(付記6)
前記情報処理端末に所定のコンテンツが表示されている表示期間に、前記運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出し、
前記表示期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記所定値を決定する付記1、付記3〜付記5の何れか1項記載の関心度評価プログラム、又は、付記2〜付記5の何れか1項記載の関心度評価方法。
(付記7)
前記期間のうち、前記情報処理端末に操作が入力された操作期間及び前記情報処理端末に操作が入力されなかった無操作期間を識別可能な入力操作情報を取得し、
前記操作期間のうち前記情報処理端末の検出した運動量の値が前記操作期間用の所定値以下の期間の長さ、及び、前記無操作期間のうち前記情報処理端末の検出した運動量の値が前記無操作期間用の所定値以下の期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記1、付記3〜付記5の何れか1項記載の関心度評価プログラム、又は、付記2〜付記5の何れか1項記載の関心度評価方法。
(付記8)
前記情報処理端末に所定のコンテンツが表示されている表示期間に、前記運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出すると共に、前記表示期間のうち前記操作期間及び前記無操作期間を識別可能な前記入力操作情報を取得し、
前記操作期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記操作期間用の所定値を決定すると共に、前記無操作期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記無操作期間用の所定値を決定する付記7記載の関心度評価プログラム、又は、付記7記載の関心度評価方法。
(付記9)
前記コンピュータは前記情報処理端末である付記1、付記3〜付記8の何れか1項記載の関心度評価プログラム、又は、付記2〜付記8の何れか1項記載の関心度評価方法。
(付記10)
前記コンピュータは、前記情報処理端末と通信可能なサーバ・コンピュータである付記1、付記3〜付記8の何れか1項記載の関心度評価プログラム、又は、付記2〜付記8の何れか1項記載の関心度評価方法。
(付記11)
情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって検出された前記情報処理端末の運動量の値を取得する取得部と、
前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価部と、
を含む関心度評価装置。
(付記12)
前記関心度評価部は、前記期間のうち前記情報処理端末の運動量の値が前記所定値を越えている第2期間の長さの前記関心度の評価に対する重みを、前記第1期間の長さの前記関心度の評価に対する重みよりも小さい重みにして、前記第1期間の長さと前記第2期間の長さとに基づいて、前記関心度の評価を行う付記11記載の関心度評価装置。
(付記13)
前記関心度評価部は、前記第2期間における前記情報処理端末の運動量の値が大きくなるに従って、前記第2期間の長さが前記関心度の評価値に及ぼす重みが小さくなるように、前記関心度の評価を行う付記12記載の関心度評価装置。
(付記14)
前記取得部は、前記情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される姿勢検出部によって判定された前記情報処理端末の姿勢を取得し、
前記関心度評価部は、前記期間のうち前記情報処理端末が所定の姿勢になっていると判定した期間を、前記コンテンツに対する関心度の評価対象から除外する付記11〜付記13の何れか1項記載の関心度評価装置。
(付記15)
前記取得部は、前記情報処理端末に所定のコンテンツが表示されている表示期間に、前記運動量検出部によって検出された前記情報処理端末の運動量の値を取得し、
前記表示期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記所定値を決定する決定部を更に含む付記11〜付記14の何れか1項記載の関心度評価装置。
(付記16)
前記取得部は、前記期間のうち、前記情報処理端末に操作が入力された操作期間及び前記情報処理端末に操作が入力されなかった無操作期間を識別可能な入力操作情報を取得し、
前記関心度評価部は、前記操作期間のうち前記情報処理端末の検出した運動量の値が前記操作期間用の所定値以下の期間の長さ、及び、前記無操作期間のうち前記情報処理端末の検出した運動量の値が前記無操作期間用の所定値以下の期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記11〜付記14の何れか1項記載の関心度評価装置。
(付記17)
前記取得部は、前記情報処理端末に所定のコンテンツが表示されている表示期間に、前記運動量検出部によって検出された前記情報処理端末の運動量の値、及び、前記表示期間のうち前記操作期間及び前記無操作期間を識別可能な前記入力操作情報を取得し、
前記操作期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記操作期間用の所定値を決定すると共に、前記無操作期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記無操作期間用の所定値を決定する決定部を更に含む付記16記載の関心度評価装置。
(付記18)
前記情報処理端末が前記関心度評価装置として機能する付記11〜付記17の何れか1項記載の関心度評価装置。
(付記19)
前記情報処理端末と通信可能なサーバ・コンピュータ前記関心度評価装置として機能する付記11〜付記17の何れか1項記載の関心度評価装置。
10…関心度評価装置、12…表示部、14…入力部、16…運動量検出部、18…姿勢検出部、20…コンテンツ表示制御部、22…取得部、24…プロファイル決定部、26…プロファイル記憶部、28…関心度評価部、30…コンテンツ提供部、32A,32B…情報処理システム、36A,36B…情報処理端末、38…CPU、40…メモリ、42…記憶部、44…角速度センサ、46…加速度センサ、48…地磁気センサ、54…関心度評価プログラム、70A,70B…コンテンツ提供サーバ、72…CPU、74…メモリ、76…記憶部、120…関心度評価プログラム

Claims (11)

  1. 情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出し、
    前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
  2. 前記期間のうち前記情報処理端末の運動量の値が前記所定値を越えている第2期間の長さの前記関心度の評価に対する重みを、前記第1期間の長さの前記関心度の評価に対する重みよりも小さい重みにして、前記第1期間の長さと前記第2期間の長さとに基づいて、前記関心度の評価を行う請求項1記載の関心度評価プログラム。
  3. 前記第2期間における前記情報処理端末の運動量の値が大きくなるに従って、前記第2期間の長さが前記関心度の評価値に及ぼす重みが小さくなるように、前記関心度の評価を行う請求項2記載の関心度評価プログラム。
  4. 前記情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される姿勢検出部によって前記情報処理端末の姿勢を判定し、
    前記期間のうち前記情報処理端末が所定の姿勢になっていると判定した期間を、前記コンテンツに対する関心度の評価対象から除外する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の関心度評価プログラム。
  5. 前記情報処理端末に所定のコンテンツが表示されている表示期間に、前記運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出し、
    前記表示期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記所定値を決定する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の関心度評価プログラム。
  6. 前記期間のうち、前記情報処理端末に操作が入力された操作期間及び前記情報処理端末に操作が入力されなかった無操作期間を識別可能な入力操作情報を取得し、
    前記操作期間のうち前記情報処理端末の検出した運動量の値が前記操作期間用の所定値以下の期間の長さ、及び、前記無操作期間のうち前記情報処理端末の検出した運動量の値が前記無操作期間用の所定値以下の期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の関心度評価プログラム。
  7. 前記情報処理端末に所定のコンテンツが表示されている表示期間に、前記運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出すると共に、前記表示期間のうち前記操作期間及び前記無操作期間を識別可能な前記入力操作情報を取得し、
    前記操作期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記操作期間用の所定値を決定すると共に、前記無操作期間における前記情報処理端末の運動量の値に基づいて前記無操作期間用の所定値を決定する請求項6記載の関心度評価プログラム。
  8. 前記コンピュータは前記情報処理端末である請求項1〜請求項7の何れか1項記載の関心度評価プログラム。
  9. 前記コンピュータは、前記情報処理端末と通信可能なサーバ・コンピュータである請求項1〜請求項7の何れか1項記載の関心度評価プログラム。
  10. 情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって検出された前記情報処理端末の運動量の値を取得する取得部と、
    前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価部と、
    を含む関心度評価装置。
  11. 情報処理端末にコンテンツが表示されている期間に、前記情報処理端末に搭載される運動量検出部によって前記情報処理端末の運動量の値を検出し、
    前記期間のうち前記情報処理端末の検出した前記運動量の値が所定値以下の第1期間の長さに基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
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