JP2017122832A - 収納型光ケーブル、光ファイバケーブルの敷設方法、及び収納型光ケーブルの製造方法 - Google Patents

収納型光ケーブル、光ファイバケーブルの敷設方法、及び収納型光ケーブルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバケーブルと収納管との線長差を抑制できるとともに、光ファイバケーブルの敷設時の作業性を向上させた収納型光ケーブルを提供する。
【解決手段】光ファイバケーブル10と、光ファイバケーブルを収納した収納管20と、を備え、光ファイバケーブルは、収納管の内壁21に沿って螺旋状に収納されていることを特徴とする収納型光ケーブル1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、収納型光ケーブル、光ファイバケーブルの敷設方法、及び収納型光ケーブルの製造方法に関する。
光ファイバケーブルを保護するため、保護管等に光ファイバケーブルを収納することが知られている(特許文献1〜3参照)。
特開2001−83332号公報 特開2003−140010号公報 特開2014−120414号公報
特許文献1、2記載のケーブルのように、光ファイバケーブルと、光ファイバケーブルを収納する保護管との隙間が大きい場合、光ファイバケーブルと保護管の曲げの中立線の位置が異なることに起因して、光ファイバケーブルを収納した保護管をドラムに巻き付けた状態とドラムから引き出した状態との間で、両者に線長差が生じてしまう。この結果、光ファイバケーブルの敷設時に光ファイバケーブルに力が加わるおそれがあり、光ファイバケーブルが損傷したり、光ファイバケーブルの寿命が低下したりするおそれがある。
特許文献3記載のように介在を配置することによってケーブルを保護管の中央に配置させた場合には、光ファイバケーブルと保護管の曲げの中立線の位置を一致させることが可能であるため、ケーブルと保護管との線長差は抑制される。但し、特許文献3記載の構造では、保護管に介在が入るため、他のケーブルを収納したり、光ファイバケーブルを保護管から取り出したりすることが困難になり、作業性が低下してしまう。
本発明は、光ファイバケーブルと収納管の線長差を抑制できるとともに、敷設作業の容易な収納型光ケーブルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、光ファイバケーブルと、前記光ファイバケーブルを収納した収納管と、を備え、前記光ファイバケーブルは、前記収納管の内壁に沿って螺旋状に収納されていることを特徴とする収納型光ケーブルである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、光ファイバケーブルと収納管の線長差を抑制できるとともに、光ファイバケーブルの敷設時の作業性を向上させることができる。
図1Aは、第1実施形態の収納型光ケーブル1の断面図である。図1Bは、第1実施形態の収納型光ケーブル1の斜視図である。 図2は、間欠固定型光ファイバテープ12の説明図である。 図3Aは、第1実施形態の収納型光ケーブル1の各部の断面説明図である。図3Bは、第1実施形態の収納型光ケーブル1をドラムに巻いたときの中立線の位置の説明図である。 図4は、光ファイバケーブル10を取り出す方法の概要説明図である。 図5は、収納型光ケーブル1の別の製造方法の説明図である。 図6は、第2実施形態の収納型光ケーブル1に収納される光ファイバケーブル10’の断面図である。 図7Aは、比較例の収納型光ケーブル1の説明図である。図7Bは、比較例の収納型光ケーブル1をドラムに巻いたときの中立線の位置の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
光ファイバケーブルと、前記光ファイバケーブルを収納した収納管と、を備え、前記光ファイバケーブルは、前記収納管の内壁に沿って螺旋状に収納されていることを特徴とする収納型光ケーブルが明らかとなる。このような収納型光ケーブルによれば、光ファイバケーブルと収納管の線長差を抑制できるとともに、光ファイバケーブルの敷設時の作業性を向上させることができる。
前記光ファイバケーブルは、曲げ変形に対する弾性を有しており、螺旋状に収納されたことにより生じる弾性力によって前記内壁と接触していることが望ましい。これにより、収納管の内部での光ファイバケーブルの位置が安定する。
前記光ファイバケーブルは、少なくとも2本のテンションメンバを有することが望ましい。これにより、収納管の内部での光ファイバケーブルの位置が特に安定する。
前記光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルの螺旋ピッチに応じて捻られていることが望ましい。これにより、収納管の内部での光ファイバケーブルの位置が特に安定する。
前記光ファイバケーブルの曲げの中立面から見て一方側が前記内壁と接触するように、前記光ファイバケーブルが捻られていることが望ましい。これにより、光ファイバケーブルの曲げの中立面が内壁と対向する状態になるため、光ファイバケーブルが内壁に向かって広がるように弾性力が働き、収納管の内部での光ファイバケーブルの位置が特に安定する。
前記光ファイバケーブルは、複数の光ファイバを有しており、前記複数の光ファイバは、前記光ファイバケーブルの内部で撚られた状態で配置されていることが望ましい。これにより、光ファイバ間の線長差を抑制できる。
前記収納型光ケーブルは、ドラムに巻き付けられており、前記光ファイバケーブルの前記螺旋ピッチは、前記ドラムの周長よりも短いことが望ましい。これにより、収納型光ケーブルをドラムに1周巻き付ける間に、局所的な線長差を相殺させることができる。
所定方向に捻られて前記収納管に螺旋状に収容されている前記光ファイバケーブルを前記所定方向の逆方向に捻ることによって、前記収納管から前記光ファイバケーブルを取り出し可能であることが望ましい。これにより、光ファイバケーブルの敷設作業が容易になる。
前記光ファイバケーブルの端部は、前記収納管に固定されていることが望ましい。これにより、光ファイバケーブルの捻れや螺旋が解けずに済む。
前記内壁に凹凸が形成されていることが望ましい。これにより、接触面積を減らすことができるため、収納管から光ファイバケーブルを取り出す作業が容易になる。
光ファイバケーブルと、前記光ファイバケーブルを収納した収納管と、を備え、前記光ファイバケーブルが前記収納管の内壁に沿って螺旋状に収納されている収納型光ケーブルを用意すること、前記光ファイバケーブルを捻ることによって、前記光ファイバケーブルの螺旋を解くこと、及び、前記光ファイバケーブルを前記収納管から引き抜くことを行う光ファイバケーブルの敷設方法が明らかとなる。このような敷設方法によれば、収納管の内部に螺旋状に収納された光ファイバケーブルを収納管から容易に引き抜くことができる。
光ファイバケーブルを巻き回したドラムを用意すること、前記ドラムの軸方向に沿って前記光ファイバケーブルを前記ドラムから引き出すこと、及び、前記ドラムから引き出された前記光ファイバケーブルを収納管に挿入することによって、前記収納管の内壁に沿って前記光ファイバケーブルを螺旋状に収納することを行う収納型光ケーブルの製造方法が明らかとなる。このような製造方法によれば、光ファイバケーブルの螺旋ピッチや捻りピッチの調整された収納型光ケーブルを容易に製造できる。
前記ドラムの軸方向に沿って前記光ファイバケーブルを前記ドラムから引き出す際に、前記ドラムを前記軸方向に回転させることが望ましい。これにより、光ファイバケーブルの螺旋ピッチや捻りピッチの調整が容易になる。
===第1実施形態===
<比較例>
図7Aは、比較例の収納型光ケーブル1の説明図である。図7Aの上図は、収納型光ケーブル1を側面から見た図(長手方向の垂直方向から見た図)である。図7Aの下図は、収納型光ケーブル1の断面図である。比較例では、光ファイバケーブル10が収納管20の長手方向に沿って直線状に収納されている。
図7Aの下図に示すように、収納管20の曲げの中立線は、収納管20の中心を通る線になる。また、光ファイバケーブル10の曲げの中立線は、光ファイバケーブル10の中心を通る線になる。なお、光ファイバケーブル10に2本のテンションメンバ15が埋設されている場合には、光ファイバケーブル10の曲げの中立線は、2本のテンションメンバ15の中心を結ぶ線になる。図示された通り、収納管20の内壁21に接するように光ファイバケーブル10を配置した場合、収納管20の曲げの中立線の位置と、光ファイバケーブル10の曲げの中立線の位置は、異なっている。
図7Bは、比較例の収納型光ケーブル1をドラムに巻いたときの中立線の位置の説明図である。比較例の収納型光ケーブル1をドラムに巻き付けると、収納管20の内部で光ファイバケーブル10が内側(ドラム側)に寄った状態で巻き付けられ、この結果、光ファイバケーブル10の曲げの中立線は、収納管20の曲げの中立線よりも内側(ドラム側)に位置している。また、比較例の収納型光ケーブル1をドラムに巻き付けたときに、収納管20の内部で光ファイバケーブル10が外側(ドラムと反対側)に寄った状態で巻き付けられることもある。この場合には、光ファイバケーブル10の曲げの中立線は、収納管20の曲げの中立線よりも外側(ドラムと反対側)に位置することになる。
このように、ドラムに巻き付けたときの収納管20と光ファイバケーブル10の中立線の位置が異なっていると、ドラムの1周分の収納管20と光ファイバケーブル10のそれぞれの長さが異なることになる。例えば図7Bに示す状態では、ドラムの1周分の光ファイバケーブル10の長さは、ドラムの1周分の収納管20の長さよりも短くなることになる。この結果、ドラムから収納型光ケーブル1を引き出したとき、ドラムから引き出された収納管20と光ファイバケーブル10に線長差が生じてしまう。特に図7Bに示す状態の収納型光ケーブル1をドラムから引き出したときには、収納管20の内部へ光ファイバケーブル10が引き込まれてしまうことになる。この結果、光ファイバケーブル10に引っ張り力が加わるおそれがあり、光ファイバケーブル10が損傷したり、光ファイバケーブル10の寿命が低下したりするおそれがある。
<構成部材の説明>
図1Aは、第1実施形態の収納型光ケーブル1の断面図である。図1Bは、第1実施形態の収納型光ケーブル1の斜視図である。
収納型光ケーブル1は、光ファイバケーブル10と収納管20とを備えている。光ファイバケーブル10が収納管20に収納されているため、光ファイバケーブル10に側圧などの外力がかかりにくくなっているので、収納型光ケーブル1は、例えば土中に埋設するのに適している。後述するように、本実施形態の収納型光ケーブル1では、光ファイバケーブル10が収納管20の内壁21に沿って螺旋状に収納されている点で比較例(図7A参照)とは異なっている。
光ファイバケーブル10は、光ファイバ11を有するケーブルである。なお、光ファイバ11には光ファイバ心線及び光ファイバ素線が含まれる。第1実施形態の光ファイバケーブル10では、複数の光ファイバ11の束が押え巻きテープ13によって覆われており、その外側が外被14で被覆されている。外被14には、テンションメンバ15が埋設されている。また、外被14には、リップコード16も埋設されている。
複数の光ファイバ11は、ここでは複数枚の間欠固定型の光ファイバテープ12を集線させることによって形成されている。図2は、間欠固定型光ファイバテープ12の説明図である。
間欠固定型の光ファイバテープ12は、複数(ここでは4本)の光ファイバ11を並列させて間欠的に連結した光ファイバテープ12である。隣接する2心の光ファイバ11は、連結部12Aによって連結されている。隣接する2心の光ファイバ11間には、複数の連結部12Aが長手方向に間欠的に配置されている。また、間欠固定型光ファイバテープ12の複数の連結部12Aは、長手方向及びテープ幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。隣接する2心の光ファイバ11間の連結部12A以外の領域は、非連結部12Bになっている。非連結部12Bでは、隣接する2心の光ファイバ11同士は拘束されていない。これにより、間欠固定型光ファイバテープ12を丸めて筒状(束状)にしたり、折り畳んだりすることが可能になり、多数の光ファイバ11を高密度に束ねることが可能になる。
なお、複数の光ファイバ11は、間欠固定型の光ファイバテープ12から構成しなくても良い。例えば、間欠固定型の光ファイバテープ12の代わりに、単心の光ファイバ11から構成してもよい。
押え巻きテープ13は、複数の光ファイバ11を包む部材である。押え巻きテープ13には、ポリイミドテープ、ポリエステルテープ、ポリプロピレンテープ、ポリエチレンテープ等が使用される。この他、押え巻きテープ13として不織布を利用することができる。この場合、不織布は、ポリイミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等をテープ状に形成したものが使用される。なお、不織布は、吸水パウダー等を付着・塗布させたものや、そのための表面加工を施したものであっても良い。押え巻きテープ13は、不織布にポリエステルフィルム等のフィルムを貼り合わせたものでも良い。
外被14は、光ファイバ11(及び押え巻きテープ13)を被覆する部材である。外被14の材料としては、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(商標登録)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂が使用可能である。また、外被14の材料として、例えば水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムのような水和金属化合物を難燃剤として含有するポリオレフィンコンパウンドも使用可能である。
テンションメンバ15は、外被14の収縮に抗い、外被14の収縮により光ファイバ11に印加される歪みや曲げを抑制する部材(抗張力体)である。テンションメンバ15は、線状の部材であり、光ファイバケーブル10の長手方向に沿うように、外被14の内部に埋設されている。テンションメンバ15の材料としては、ノンメタリック材料やメタリック材料が使用可能である。ノンメタリック材料としては、例えばガラスFRP(GFRP)、ケブラー(登録商標)により強化したアラミド繊維強化プラスチック(KFRP)、ポリエチレン繊維により強化したポリエチレン繊維強化プラスチックなどの繊維強化プラスチック(FRP)が使用可能である。メタリック材料としては、鋼線などの金属線が使用可能である。
なお、本実施形態の収納型光ケーブル1は電線ケーブルとともに地中に埋設させることがあり、このように光ファイバケーブル10が電線ケーブルに近接して敷設される場合には、電磁誘導等の影響を考慮して、テンションメンバ15がノンメタリック材料であることが望ましい。本実施形態では、テンションメンバ15として、ガラスFRP(GFRP)が用いられている。
本実施形態では、光ファイバケーブル10は、2本のテンションメンバ15を有する。2本のテンションメンバ15は、光ファイバ11の収容されている収容部を挟むように両側に1本ずつ配置されている。
テンションメンバ15は、他の構成要素と比べて高い弾性率を有する部材である。このようなテンションメンバ15が外被14に埋設されているため、光ファイバケーブル10は、曲げ変形に対する弾性を有することになる。本実施形態のように光ファイバケーブル10が2本のテンションメンバ15を有する場合、光ファイバケーブル10は、特定の方向に曲がりやすく、それ以外の方向には曲がりにくくなる(2本のテンションメンバ15の並ぶ方向に関する光ファイバケーブル10の断面二次モーメントと、それ以外の方向に関する光ファイバケーブル10の断面二次モーメントとが異なる)。言い換えると、光ファイバケーブル10の曲げ変形に対する弾性的性質は、2本のテンションメンバ15の幅の細長い板バネのような弾性的性質になる。このため、光ファイバケーブル10が2本のテンションメンバ15を有する場合、光ファイバケーブル10の曲げの中立線(中立面)は、2本のテンションメンバ15の中心を結ぶ線になる。
リップコード16は、外被14の引き裂きに用いられる紐(引き裂き紐)である。作業者は、リップコード16を引っ張ることによって、外被14を引き裂き、外被14を剥ぎ、光ファイバケーブル10内の光ファイバ11を取り出すことが可能である。リップコード16は、光ファイバ11の収容されている収容部の周囲に縦添えされており、外被14に埋設されているか、若しくは外被14と押え巻きテープ13との間に配置されている。リップコード16は、例えばポリエステル、ポリイミド、アラミドなどの繊維、繊維の集合体若しくは繊維に樹脂を含浸させたものが使用可能である。但し、光ファイバケーブル10がリップコード16を有していなくても良い。
収納管20は、光ファイバケーブル10を収納する管である。収納管20に光ファイバケーブル10を収納することによって、収納型光ケーブル1を例えば土中に埋設した際に光ファイバケーブル10に側圧がかかることを抑制できる。収納管20は中空円筒状であり、内側に収納空間が形成されている。収納管20の内径は、光ファイバケーブル10の外径よりも大きい。例えば、本実施形態では、光ファイバケーブル10の外径が8〜15mmであるのに対し、収納管20の内径は30mmである。収納管20の内壁21と光ファイバケーブル10の外被14との間には隙間が形成されている。収納管20は、ドラムに巻き付け可能な程度の弾性を有する。
収納管20の内壁21には、凹凸が形成されていることが望ましい。これにより、収納管20の内壁21と光ファイバケーブル10との接触面積を減らすことができるため、収納管20から光ファイバケーブル10を取り出す作業が容易になる。本実施形態では収納管20として波形壁面を有するコルゲート管が用いられているが、図面の簡略化のため凹凸は不図示としている。なお、収納管20の内壁21に凹凸が形成されていなくても良い。
<光ファイバケーブル10の配置>
図3Aは、第1実施形態の収納型光ケーブル1の各部の断面説明図である。上図は収納型光ケーブル1を側面から見た図であり、下図は上図の各部の断面図である。図3Aの下図には、各断面における光ファイバケーブル10の配置が示されている。図3Bは、第1実施形態の収納型光ケーブル1をドラムに巻いたときの中立線の位置の説明図である。
本実施形態の収納型光ケーブル1では、図3Aに示すように、光ファイバケーブル10が収納管20の内壁21に沿って螺旋状に収納されている。これにより、図3Bに示すように、収納型光ケーブル1をドラムに巻き付けたとき、光ファイバケーブル10の曲げの中立線の平均は、収納管20の曲げの中立線の位置とほぼ同じ位置になる。本実施形態では、収納型光ケーブル1をドラムに巻き付けたときの収納管20と光ファイバケーブル10の中立線の位置がほぼ一致するため、ドラムの1周分における収納管20と光ファイバケーブル10との線長差を抑制できる。したがって、本実施形態では、図3Bに示す状態の収納型光ケーブル1をドラムから引き出しても、収納管20と光ファイバケーブル10との線長差を抑制できる。
図3Aの下図に示すように、光ファイバケーブル10は、収納管20の内壁21と接触する。これは、光ファイバケーブル10のテンションメンバ15の弾性力によって、螺旋状に曲げられた光ファイバケーブル10が外側に広がろうとするためである。このように光ファイバケーブル10が曲げ変形に対する弾性を有していれば、光ファイバケーブル10が、螺旋状に収納されたことにより生じる弾性力によって収納管20の内壁21と接触する。これにより、光ファイバケーブル10と収納管20の内壁21とを接着剤等によって接合しなくても、収納管20の内部での光ファイバケーブル10の位置が安定する(光ファイバケーブル10が収納管20から引き抜かれ難い状態になる)。また、光ファイバケーブル10と収納管20の内壁21とを接着剤等によって接合しなくて済むため、後述するように収納管20から光ファイバケーブル10を取り出すときに作業が容易になる。
また、本実施形態の光ファイバケーブル10は2本のテンションメンバ15を有している。このため、光ファイバケーブル10は、2本のテンションメンバ15の幅の細長い板バネのような弾性的性質を有することになる。この場合、螺旋状に曲げられた光ファイバケーブル10は、螺旋状に曲げられた細長い板バネのように外側に広がろうとする。
このように、2本のテンションメンバ15によって細長い板バネのような弾性的性質を有する光ファイバケーブル10を螺旋状に収納管20に収納するためには、光ファイバケーブル10は、螺旋ピッチP1(図1B参照)に応じて捻られていることが望ましい。なお、螺旋ピッチとは、光ファイバケーブル10が内壁21の周方向に1周分配置されるまでの収納管20の長手方向の長さである。具体的には、螺旋ピッチP1(図1B参照)ごとに光ファイバケーブル10が1回転分(360度)捻られている。このように光ファイバケーブル10が螺旋ピッチP1に応じて捻られていることによって、光ファイバケーブル10の曲げの中立面(2本のテンションメンバ15の中心を結ぶ線)が内壁21と対向するため(図3Aの下図参照)、光ファイバケーブル10が収納管20の内壁21に向かって広がるように弾性力が働き、収納管20の内部での光ファイバケーブル10の位置が特に安定する。
言い換えると、本実施形態では、螺旋ピッチP1(図1B参照)ごとに光ファイバケーブル10が1回転分(360度)捻られているため、光ファイバケーブル10の曲げの中立面から見て一方側が、収納管20の内壁21と接触するように、光ファイバケーブル10が捻られている。これにより、細い板バネのような弾性的性質を有する光ファイバケーブル10の当該板バネ面(光ファイバケーブル10の曲げの中立面:2本のテンションメンバ15の中心を結ぶ線)が内壁21と対向する状態になるため、光ファイバケーブル10が収納管20の内壁21に向かって広がるように弾性力が働き、収納管20の内部での光ファイバケーブル10の位置が特に安定する。
光ファイバケーブル10の曲げの中立面から見て一方側が収納管20の内壁21と接触するように光ファイバケーブル10が捻られている場合、当該一方側が常に外側になるように光ファイバケーブル10が螺旋状に配置されることになる。光ファイバケーブル10が複数の光ファイバ11を有する場合には、特定の光ファイバ11が他の光ファイバ11に対して常に外側(若しくは内側)になるように配置されてしまうと、光ファイバ11間に線長差が生じてしまうことになる。そこで、光ファイバケーブル10が螺旋ピッチP1に応じて捻られている場合には、光ファイバ11間の線長差を抑制するために、光ファイバケーブル10に収容されている複数の光ファイバ11が撚られていることが望ましい。なお、複数の光ファイバ11は、一方向に撚られていても良いし、SZ状に撚られていても良い。
光ファイバケーブル10の曲げの中立線は、図3Bに示すように、収納管20の曲げの中立線の内側と外側を交互に行き来することになる。光ファイバケーブル10の曲げの中立線が収納管20の曲げの中立線よりも内側の領域では、ドラムに巻き付けられている光ファイバケーブル10の長さ(収納型光ケーブル1の長手方向の長さ)は、収納管20よりも短くなる。逆に、光ファイバケーブル10の曲げの中立線が収納管20の曲げの中立線よりも外側の領域では、ドラムに巻き付けられている光ファイバケーブル10の長さ(収納型光ケーブル1の長手方向の長さ)は、収納管20よりも長くなる。このような局所的な線長差は、収納型光ケーブル1をドラムに1周巻き付ける間にキャンセルさせることが望ましい。そこで、本実施形態では、収納型光ケーブル1をドラムに1周巻き付ける間に光ファイバケーブル10と収納管20との線長差をキャンセルさせるために、光ファイバケーブル10の螺旋ピッチP1(図1B参照)がドラムの周長よりも短くしている。具体的には、本実施形態では、ドラムの直径は600mmであり、螺旋ピッチP1は1メートルであるため、光ファイバケーブル10の螺旋ピッチP1がドラムの周長(約1.88メートル)よりも短く設定されている。なお、光ファイバケーブル10と収納管20の内壁21との間は接合されていないため、光ファイバケーブル10が内壁21に対して若干ずれることが許容されているので、収納型光ケーブル1をドラムに巻き付けるときや、収納型光ケーブル1をドラムから引き出すときに、局所的な線長差を相殺させることが可能になっている。
<光ファイバケーブル10の敷設>
光ファイバケーブル10の敷設時には、上記の収納型光ケーブル1の収納管20から光ファイバケーブル10を取り出すことになる。
図4は、光ファイバケーブル10を取り出す方法の概要説明図である。既に説明したように、光ファイバケーブル10が収納管20に螺旋状に収納されており、螺旋ピッチに応じて光ファイバケーブル10が所定の方向(捻れ方向)に捻られて配置されている。
光ファイバケーブル10を取り出すとき、作業者は、収納管20の内部で捻られて配置されている光ファイバケーブル10の捻れ方向とは逆方向に光ファイバケーブル10を捻る。つまり、作業者は、光ファイバケーブル10の端部を、当該端部よりも奥側の光ファイバケーブル10の捻れ状態に近づける方向に、光ファイバケーブル10を捻る。これにより、収納管20の内部の光ファイバケーブル10の捻れが解消されるに従って螺旋が解けていき、最終的には、収納管20の内部で螺旋状に配置されていた光ファイバケーブル10が直線状になる。直線状になった光ファイバケーブル10には、収納管20の内壁21に向かって広がるような力が働いていないため、作業者は、収納管20から光ファイバケーブル10を容易に引き抜くことができる。
既に説明したように、本実施形態では、収納管20として、波形壁面を有するコルゲート管が用いられている。コルゲート管の内壁21の凹凸によって、収納管20の内壁21と光ファイバケーブル10との接触面積を減らすことができるため、収納管20から光ファイバケーブル10を取り出す作業が容易になる。
特に、コルゲート管は、収納管20の長手方向に沿って内壁21の凹凸が交互に配置されているため、光ファイバケーブル10が直線状になると、光ファイバケーブル10と接触する内壁21の凸部と凸部の間に凹部が配置されることになる。このため、収納管20の長手方向に沿って内壁21の凹凸が交互に配置されていれば、光ファイバケーブル10の取出時に確実に収納管20の内壁21と光ファイバケーブル10との接触面積を減らすことができるので有利である。
なお、上記の通り、光ファイバケーブル10の捻れが解消されると、光ファイバケーブル10の螺旋が解けることになる。このため、光ファイバケーブル10を収納管20の内部で螺旋状に収納し続けたい場合には、光ファイバケーブル10の捻れが解けてしまうことは望ましくない。そこで、光ファイバケーブル10の端部は、テープや接着剤などの固定手段によって、収納管20に対して固定されていると良い。これにより、収納管20の内部での光ファイバケーブル10の位置が安定する。光ファイバケーブル10を取り出すときには、作業者は、光ファイバケーブル10の端部の固定手段を外してから、上記のように光ファイバケーブル10の端部を捻ると良い。
<収納型光ケーブル1の製造方法>
収納型光ケーブル1の第1の製造方法として、まず所定長さ(例えば100メートル)の収納管20を用意し、その収納管20の内部に光ファイバケーブル10を挿入して光ファイバケーブル10を一旦直線状に配置した後、収納管20の内部の光ファイバケーブル10を捻ることによって、収納管20の内部に螺旋状に光ファイバケーブル10を配置する方法がある。すなわち、図4に示す光ファイバケーブル10の取り出し方法とは逆の順序で、収納管20の内部に螺旋状に光ファイバケーブル10を配置させて収納型光ケーブル1を製造する方法である。
図5は、収納型光ケーブル1の別の製造方法の説明図である。
図中の左側に示すように、予め光ファイバケーブル10を巻き回した光ファイバケーブル用ドラム30が用意される。光ファイバケーブル10の曲げの中立線は2本のテンションメンバ15の中心を結ぶ線になるため、光ファイバケーブル用ドラム30に巻き回されている光ファイバケーブル10のどの断面においても、2本のテンションメンバ15の並ぶ方向は、円筒形状の光ファイバケーブル用ドラム30の軸方向になっている。図に示すように、円筒形状の光ファイバケーブル用ドラム30の軸方向に沿って光ファイバケーブル10が引き出されると、光ファイバケーブル10は、捻られて螺旋状に曲げられた状態になる。このように引き出された光ファイバケーブル10を収納管20に挿入すれば、収納管20の内部に螺旋状に光ファイバケーブル10の配置された収納型光ケーブル1を製造できる。このような製造方法によれば、光ファイバケーブル10の螺旋ピッチP1(及び捻りピッチ)の調整が容易である。また、円筒形状の光ファイバケーブル用ドラム30を軸方向に回転させつつ、光ファイバケーブル用ドラム30の軸方向に沿って光ファイバケーブル10を引き出すことによって、光ファイバケーブル10の螺旋ピッチP1(及び捻りピッチ)を任意に調整することも可能である。
なお、収納管20に光ファイバケーブル10を挿入するのではなく、収納管20を2つの半割部材によって構成し、光ファイバケーブル10を収容しつつ2つの半割部材を接合することによって、収納型光ケーブル1を製造しても良い。また、長手方向にスリットの入った円筒形状の収納管20を用意し、スリットから光ファイバケーブル10を差し込むことによって収納管20の内部に光ファイバケーブル10を配置して、収納型光ケーブル1を製造しても良い。
===第2実施形態===
収納型光ケーブル1の収納管20に螺旋状に収納される光ファイバケーブルは、第1実施形態の光ファイバケーブル10に限られるものではない。例えば、光ファイバケーブルは、複数の光ファイバ11を有していなくても良い。また、光ファイバケーブルは、押え巻きテープ13やリップコード16を有していなくても良い。光ファイバケーブルの断面形状は円形状に限られるものではない。
図6は、第2実施形態の収納型光ケーブル1に収納される光ファイバケーブル10’の断面図である。第2実施形態の光ファイバケーブル10’は、ドロップケーブル(又はインドアケーブル)であり、1本の光ファイバ11’と、2本のテンションメンバ15’と、これらを被覆する外被14’とを有する。光ファイバケーブル10’の断面は扁平状である。扁平状の光ファイバケーブル10’の両面にはノッチ14’が形成されている。なお、光ファイバケーブル10’が複数の光ファイバ11を備えていても良い。また、光ファイバケーブル10’がドロップケーブルの場合には、支持線が連結された状態であってもよい。
第2実施形態においても、光ファイバケーブル10’が収納管20の内壁21に沿って螺旋状に収納されることによって、収納型光ケーブル1が構成されることになる。これにより、第1実施形態と同様に、収納型光ケーブル1をドラムから引き出しても、収納管20と光ファイバケーブル10’との線長差を抑制できる。
また、第2実施形態においても、光ファイバケーブル10’は、テンションメンバ15’を有するため曲げ変形に対する弾性を有しており、螺旋状に収納されたことにより生じる弾性力によって内壁21と接触することになる。このため、第2実施形態においても、収納管20の内部での光ファイバケーブル10’の位置が安定する(光ファイバケーブル10’が収納管20から引き抜かれ難い状態になる)。
また、第2実施形態においても、光ファイバケーブル10’は2本のテンションメンバ15’を有しており、光ファイバケーブル10’は、特定の方向に曲がりやすく、それ以外の方向には曲がりにくくなる。このため、第2実施形態においても、螺旋状に曲げられた光ファイバケーブル10’は、螺旋状に曲げられた細長い板バネのように外側に広がろうとするため、収納管20の内部での光ファイバケーブル10’の位置が特に安定する。
なお、第2実施形態においても、光ファイバケーブル10’は、特定の方向に曲がりやすく、それ以外の方向には曲がりにくくなるため、光ファイバケーブル10’は、螺旋ピッチP1に応じて捻られていることが望ましい。
===その他の実施形態===
上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 収納型光ケーブル、
10 光ファイバケーブル、
11 光ファイバ、12 光ファイバテープ、
12A 連結部、12B 非連結部、
13 押え巻きテープ、14 外被、
15 テンションメンバ、16 リップコード、
20 収納管、21 内壁、
30 光ファイバケーブル用ドラム

Claims (13)

  1. 光ファイバケーブルと、
    前記光ファイバケーブルを収納した収納管と、
    を備え、
    前記光ファイバケーブルは、前記収納管の内壁に沿って螺旋状に収納されている
    ことを特徴とする収納型光ケーブル。
  2. 請求項1に記載の収納型光ケーブルであって、
    前記光ファイバケーブルは、曲げ変形に対する弾性を有しており、螺旋状に収納されたことにより生じる弾性力によって前記内壁と接触していることを特徴とする収納型光ケーブル。
  3. 請求項1又は2に記載の収納型光ケーブルであって、
    前記光ファイバケーブルは、少なくとも2本のテンションメンバを有することを特徴とする収納型光ケーブル。
  4. 請求項3に記載の収納型光ケーブルであって、
    前記光ファイバケーブルは、前記光ファイバケーブルの螺旋ピッチに応じて捻られていることを特徴とする収納型光ケーブル。
  5. 請求項4に記載の収納型光ケーブルであって、
    前記光ファイバケーブルの曲げの中立面から見て一方側が前記内壁と接触するように、前記光ファイバケーブルが捻られていることを特徴とする収納型光ケーブル。
  6. 請求項4又は5に記載の収納型光ケーブルであって、
    前記光ファイバケーブルは、複数の光ファイバを有しており、
    前記複数の光ファイバは、前記光ファイバケーブルの内部で撚られた状態で配置されている
    ことを特徴とする収納型光ケーブル。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の収納型光ケーブルであって、
    前記収納型光ケーブルは、ドラムに巻き付けられており、
    前記光ファイバケーブルの前記螺旋ピッチは、前記ドラムの周長よりも短い
    ことを特徴とする収納型光ケーブル。
  8. 請求項4〜7のいずれかに記載の収納型光ケーブルであって、
    所定方向に捻られて前記収納管に螺旋状に収容されている前記光ファイバケーブルを前記所定方向の逆方向に捻ることによって、前記収納管から前記光ファイバケーブルを取り出し可能であることを特徴とする収納型光ケーブル。
  9. 請求項4〜8のいずれかに記載の収納型光ケーブルであって、
    前記光ファイバケーブルの端部は、前記収納管に固定されていることを特徴とする収納型光ケーブル。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の収納型光ケーブルであって、
    前記内壁に凹凸が形成されていることを特徴とする収納型光ケーブル。
  11. 光ファイバケーブルと、前記光ファイバケーブルを収納した収納管と、を備え、前記光ファイバケーブルが前記収納管の内壁に沿って螺旋状に収納されている収納型光ケーブルを用意すること、
    前記光ファイバケーブルを捻ることによって、前記光ファイバケーブルの螺旋を解くこと、及び、
    前記光ファイバケーブルを前記収納管から引き抜くこと
    を行う光ファイバケーブルの敷設方法。
  12. 光ファイバケーブルを巻き回したドラムを用意すること、
    前記ドラムの軸方向に沿って前記光ファイバケーブルを前記ドラムから引き出すこと、及び、
    前記ドラムから引き出された前記光ファイバケーブルを収納管に挿入することによって、前記収納管の内壁に沿って前記光ファイバケーブルを螺旋状に収納すること
    を行う収納型光ケーブルの製造方法。
  13. 請求項12に記載の収納型光ケーブルの製造方法であって、
    前記ドラムの軸方向に沿って前記光ファイバケーブルを前記ドラムから引き出す際に、前記ドラムを前記軸方向に回転させることを特徴とする収納型光ケーブルの製造方法。
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