JP2017122816A - 画像形成装置及び画像形成装置における動作制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置における動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源電圧が不安定な環境下においても、画像形成装置の機能を損なわせることなく極力画像形成装置の生産性を落とさないように制御できるようにする。
【解決手段】 電源電圧と電源ユニット温度を監視する監視手段を備えた画像形成装置であって、前記監視手段(160、170)により取得した電源電圧値と電源ユニット温度の情報に基づき、所定の電源電圧値とその時の許容電源ユニット温度で定めた動作範囲にあるか否か判定する判定手段(110)と、判定手段(110)が動作範囲でないと判定したとき、電源ユニット温度を前記許容電源ユニット温度の範囲内に維持するように、前記電源電圧で駆動される被駆動部の動作条件を変更する制御を行う動作条件制御手段(110)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成装置における動作制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、外部電源の入力電圧を検出し、検出した外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下か否かを監視して、外部電源の入力電圧が当該所定の上限電圧値以下でないことを検出している間は、ヒータ用電源供給手段からの定着用ヒータへの電力供給を停止すると共にプロッタの動作を禁止する技術が知られている。
しかし、電源電圧を監視し、画像形成動作を一律に停止させる従来の装置では、生産性が著しく低下するという問題がある。
例えば、特許文献1(特開2000−29348号公報)には、外部電源が電圧変動した時の電源供給手段等(例えば電源ユニット、以下PSUと略称する)の故障や定着用ヒータの異常発熱による破損や、その異常発熱に起因する周辺プロッタ系の熱故障発生を防止する目的で外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でないと検出している間は、前記ヒータ用電源供給手段からの前記定着用ヒータへの電力供給を停止すると共に前記プロッタの動作を禁止する制御を行う画像記録装置が開示されている。
しかし、この画像記録装置では、電源電圧を監視し、動作可能な状態にあるにもかかわらず画像形成動作を一律に停止させることで生産性が著しく低下するという問題は解消できていない。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、電源電圧が不安定な環境下においても、画像形成装置の機能を損なわせることなく極力画像形成装置の生産性を落とさないように制御できるようにすることである。
本発明は、電源電圧と電源ユニット温度を監視する監視手段を備えた画像形成装置であって、前記監視手段により取得した電源電圧値と電源ユニット温度の情報に基づき、所定の電源電圧値とその時の許容電源ユニット温度で定めた動作範囲にあるか否か判定する判定手段と、前記判定手段が前記動作範囲でないと判定したとき、電源ユニット温度を前記許容電源ユニット温度の範囲内に維持するように、前記電源電圧で駆動される被駆動部の動作条件を変更する制御を行う動作条件制御手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、電源電圧が不安定な環境下においても、画像形成装置の機能を損なわせることなく極力画像形成装置の生産性を落とさないように制御することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。 本実施形態における電源電圧検出部での電源電圧算出結果とPSU温度検出部でのPSU近傍温度算出結果の組合せによって決定される高電圧時の動作範囲(1)〜(3)および通常電圧の動作範囲(4)の関係を示した図である。 動作条件の変更の一例として、PSU近傍に備えられたファンの動作条件を示す図である。 電源電圧及び/又はPSU温度に応じて、PSU近傍に備えられたファンの動作条件を変更する場合の動作手順を示すフロー図である。
次に、本発明の実施形態について説明するが、まず、その前に、本発明の背景について説明する。
即ち、画像形成装置の電源電圧が高電圧であるとPSUに搭載されたコンデンサが破損するなどの問題が生じる。しかし高電圧状態が必ずしも常時続くとは限らず、短時間で復帰することもあれば、一定の電圧が保たれることもある。
また、PSUの推奨動作温度範囲を超えた状態で、一定の高電圧状態が保たれるような場合でも、生産性を下げることで継続動作させてもPSU破壊に至らないことも確認された。換言すれば、PSUに搭載された素子の温度が破壊温度に至らなければ問題無く使用することが出来るということである。
従来は、既に述べたように電源電圧のみに着目し、一律にマシン動作を停止させていたため、電源電圧事情が悪い地域では度々マシンが使用できなくなり、生産性が劣っていた。
しかし、PSU温度を監視し、その温度に応じた動作条件でマシン動作を行うことで、生産性を極力落とさずに使用続けることが可能であることが分かった。本発明は、この知見に基づくものである。
以下、本発明の画像形成装置をその実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。
図中、画像形成装置の制御部100は、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)110、メモリ120、操作部130、定着制御部140、紙搬送制御部150、電源電圧検出部160、PSU温度検出部170、冷却ファン(以下、ファンと略称する)駆動制御部180を備えている。これらの各部は、バス200により接続されている。
メモリ120は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、ハードディスク等の揮発性、不揮発性の記憶装置から構成される。メモリ120は、画像形成装置の基本プログラム、後述する電源検出、紙搬送制御を実行するためのプログラム、及びこれらのプログラムを実行するのに必要なシステムデータやその他のデータを記憶するとともに、CPU110のワークメモリとして利用される。
CPU110は、メモリ120内のプログラムに基づいて画像形成装置の各部を制御して、画像読取り基本処理を実行する。
CPU110は、制御部100において、監視手段を構成する電源電圧の変動および状態を検知する検出手段及びPSU周辺温度の検出手段、画像形成装置の動作の停止を行う動作制御手段、印刷用紙の移動速度を制御する移動速度変更手段(規定速度以下への変更)、ファンの駆動条件を制御(動作制御)するファン駆動制御手段の機能を実現させる。また、CPU110は、監視手段により取得した電源電圧値と電源ユニット温度の情報に基づき、所定の電源電圧値とその時の許容電源ユニット温度で定めた後述する動作範囲にあるか否か判定する判定手段の機能も実現させる。
なお、動作制御手段、移動速度変更手段、ファン駆動制御手段を総称して動作条件制御手段という。
操作部130は、スタートキー、ファンクションキー等の各種操作キーが設けられているとともに、表示部、例えば、液晶ディスプレイが設けられている。操作部130は、操作キーによって画像形成装置に目的とする動作を行わせるのに必要な各種命令、出力紙のサイズ、紙厚等が入力操作される。また、表示部には、操作キーで入力された各種命令内容や画像形成装置からユーザに通知する各種情報が表示される。
定着制御部140は、定着ヒータを制御し、用紙の画像定着部の温度が常に規定の温度以上となるように定着ヒータのON/OFFを制御する。
紙搬送制御部150は、駆動モータを制御し、出力紙の搬送タイミングと速度を制御する。
電源電圧検出部160は、外部から供給される本画像形成装置の電源電圧を一定数サンプリングし、サンプリング値を元に電源電圧を算出する。
PSU温度検出部170は、PSU近傍に備えられた温度検出手段、ここではサーミスタからの温度情報を一定数サンプリングし、サンプリング値を元にPSU近傍温度を算出する。
ファン駆動制御部180は、PSU近傍のファンのモータ(FANモータ)を制御し、ON/OFFおよび動作パターン、風量変更制御等の各種ファン制御を行う。
図2は、縦軸に電源電圧、横軸にPSU近傍温度をとって、以上で述べた画像形成装置における、電圧監視手段である電源電圧検出部160での電源電圧算出結果と温度監視手段であるPSU温度検出部170でのPSU近傍温度算出結果の組合せによって決定される高電圧時の動作範囲(1)〜(3)および通常電圧の動作範囲(4)の関係を示した図である。
なお、図中、V,V,V,Vは、電源電圧検出部160で算出された値(電源電圧値)、VLOは動作可能電源電圧下限値、VUPは動作可能電源電圧上限値を表し、画像形成装置は、通常動作可能電源電圧下限値VLOと電圧Vの範囲で動作するように管理されている。T、T、T、TはPSU近傍温度、TLOは動作可能PSU近傍温度下限値、TUPは動作可能PSU近傍温度上限値、(1)〜(3)は、それぞれ高電圧時の動作範囲、(4)は通常電圧の動作範囲を示す。
PSUは、電源電圧同様に動作可能PSU近傍温度下限値TLOから動作可能PSU近傍温度上限値TUPの範囲内で動作するようにCPU110(判定手段)によって制御される。
通常よりも高電圧時の動作範囲(1)〜(3)は一例であり、各々の高電圧時の動作範囲(1)〜(3)に応じてマシン動作を段階的に動作制御することにより、マシン破損に至らずに継続使用することが可能な動作条件である。PSU温度を各動作範囲(1)〜(3)に応じて定めた所定値よりも上昇させないような動作条件とする。例えば、高電圧時の動作範囲が図中の(3)である場合は、通常(通常電圧の動作範囲(4)である)の動作に対し、生産性を下げることでPSUの温度上昇を抑制することができる。温度上昇を抑制するために行う動作条件制御手段による動作条件の変更について、その代表例を挙げると、例えば、画像形成速度を下げる、連続動作である場合に給紙時間を設ける、用紙搬送速度を下げる(切替える枚数、タイミングは任意に設定可能)などの動作条件の変更が挙げられる。また、これらは、各温度閾値に基づく判定に応じて、例えば段階的に用紙搬送速度を下げるなど前記動作条件を複数段に変更する制御を行う。
図2に示すように、生産性については、高電圧時の動作範囲(1)<(2)<(3)<(4)の関係がある。つまり、電源電圧が高いほど、またPSU近傍温度が高いほど生産性が下がる関係にある。
なお、電源電圧V,V,VおよびPSU近傍温度T、T、Tは任意に設定できる構成を採るのが望ましい。但しマシン破損の可能性があるので実際の操作はサービスマン等、マシン動作に精通している者が行うのがよい。
図3は、動作条件の変更の一例として、PSU近傍に備えられたファンの動作条件を示す図である。
即ち、PSU近傍に備えられたファンの動作条件は、図4のフロー図にて後述するが、ここでは電源電圧とPSU近傍温度との関係について説明する。
図3に示すように、予めファンの動作用として電源電圧の閾値(本実施形態では、V,V,Vの3点、閾値電圧としてはV<V<Vの関係にありVが一番高い)とPSU近傍温度の閾値(本実施形態ではT,T,Tの3点、閾値温度としてはT<T<Tの関係にありTが一番高い)を設定する。メモリ120にその情報を記録しておく。
ここで、これらの閾値は任意に設定できる構成を採るのが好ましい。例えば廉価版のPSUを使用する場合に、使用可能上限温度が低いときには、閾値温度T,T,Tを低く設定し、早い段階でファンを動作させる、ファンの風量を上げるなどの措置を取ることが可能になるからである。
なお、図3では、ファン動作として総風量の表現を用いているが、これはファンの回転数を上げる方策、動作時間を長くする方策等、ファンの動作条件(回転数、動作時間)の組合せが生じるため総風量の記載としたものである。
図4は、電源電圧及び/又はPSU温度に応じて、PSU近傍に備えられたファンの動作条件を変更する場合の動作手順を示すフロー図である。
PSU近傍に備えられたファンの動作手順を、図4を参照して説明する。
即ち、画像形成装置がスタートすると、まず、電源電圧検出部160にて画像形成装置に供給される商用電源電圧をサンプリングする。次に、サンプリングした商用電源電圧から平均化などにより電源電圧Vを算出する(S100)。算出された電源電圧値Vを基にそれが動作可能電源電圧下限値VLO以上である(VLO≦V)か判断する(S101)。ここで、電源電圧Vが動作可能電源電圧下限値VLO以上でない(V<VLO)ときは(S101、No)、サブルーチンである低電圧処理(S200)に移行する。同時に、画像形成装置に報知機能が付いている場合にはユーザへその旨を報知する。
ステップS101で、電源電圧Vが動作可能電源電圧下限値VLO以上である(VLO≦V)ときは(S101、Yes)、次に、電源電圧Vが電圧V以上であるか否かを判定する(S102)。判定の結果、電源電圧Vが電圧V未満であれば(V<V)(S102、No)、通常動作のサブルーチンS300へ移行し、通常動作(通常印刷動作)を開始する。
電源電圧Vが電圧V以上であれば(V≧V)(S102、Yes)、図3の通常の動作範囲(4)から外れるため、ファン動作処理(動作条件の変更)を行う(S103)。
次に、電源電圧Vがどの範囲にあるのか判定する(S104)。電源電圧Vが電圧Vと電圧Vの間、つまり電源電圧VはV未満であれば(S104、No)、PSU近傍の温度をサンプリングし、PSU温度検出部170で、例えばサンプリングした温度の平均値を算出する等してPSU温度Tを算出する(S105)。次に、算出したPSU近傍の温度Tをもとに、PSU近傍温度Tが温度T以上か判定し(S106)、以上でない場合(T<T)には(S106、Yes)、図2の高電圧動作の動作範囲(3)にて所定枚数の印刷を行う(S107)。この場合において印刷継続中にPSU近傍の温度Tが温度T以上(T≧T)と判定されたときは(S108、Yes)、停止処理のサブルーチンに進み(S119)、処理を停止する。つまり、PSU近傍の温度Tが温度T以上になるまでは(S108、No)、印刷を継続し、温度T以上になると(S108、Yes)印刷を停止する。
ステップS104にて電源電圧Vが電圧V以上(V≧V)と判定されたときは(S104、Yes)、さらに電源電圧Vが電圧V未満(V<V)であるか否か判定し(S109)、V未満であれば(S109、Yes)、ステップS105におけると同様に、PSU近傍の温度をサンプリングし、PSU温度検出部170でPSU近傍の温度Tを算出する(S110)。次に、算出した温度Tが図2の高電圧時の動作範囲(2)(T<T未満)にあるか判定する(S111)。ここで、温度Tが高電圧時の動作範囲(2)にあれば(S111,Yes)、高電圧時の動作範囲(2)にて所定枚数の印刷を行う(S112)。ここで印刷動作継続中にPSU近傍の温度Tが温度T以上になった(T≧T)と判定されたときは(S113、Yes)、停止処理のルーチンに進み(S119)、処理を停止する。
つまり、PSU近傍の温度Tが温度T以上になるまでは(S113、No)、印刷を継続し、温度T以上になる(S113、Yes)と印刷を停止する。
ステップS109において、電源電圧Vが電圧V以上であるときは(S109、No)、次に、電源電圧Vが最高電圧VUP以上(V≧VUP)かどうか判定し(S114)、最高電圧VUP以上であれば(S114、No)、印刷は行わずS400の高電圧処理のサブルーチンへ進み、電源電圧を即遮断(シャットオフ)しユーザへ警告を報知するなどの高電圧処理を行う。
ステップS114で電源電圧Vが高電圧ではあるものの動作可能電源電圧上限値VUP未満である(VUP>V)と判定されたときは(S114、Yes)、ステップS105及びステップS110と同様に、PSU近傍の温度をサンプリングし、PSU温度検出部170でPSU近傍の温度Tを算出する(S115)。次に、算出した温度Tが高電圧動作(1)の範囲(T<T)であるか判定し(S116)、T<Tである、つまり高電圧時の動作範囲(1)にあるときは(S116、Yes)、高電圧時の動作範囲(1)にて所定枚数の印刷を行う(S117)。ここで印刷継続中にPSU近傍の温度Tが温度T以上になった(T≧T)と判定されたときは(S118、Yes)、停止処理のサブルーチンに進み(S119)、処理を停止する。つまり、PSU近傍の温度Tが温度T以上になるまでは(S118、No)、印刷を継続し、温度T以上になる(S118、Yes)と印刷を停止する。
なおフロー図には記載していないがステップS107、S112、S117での各高電圧動作(3)、(2)、(1)での所定枚数印刷終了後には、ステップS119の停止処理のサブルーチンへ進む。
また、これもフロー図には記載していないが、通常動作時において、PSU温度が設定値を超えるような場合にはファンを動作させPSU温度上昇を抑制し極力生産性を下げないような構成にしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源電圧とPSU近傍の温度情報を監視し、電源電圧とPSU近傍温度の組合せ(動作範囲)から画像形成装置の動作を制限・制御して、動作範囲内での動作を維持することで、電源電圧が不安定な環境下においても画像形成装置の機能を損なわせることなく極力画像形成装置の生産性を落とさないように制御することができる。
より具体的には、
(1)判定手段が正常な電源電圧とPSU近傍の温度の組み合わせから動作範囲でないと判定したときは、電源ユニット温度を許容電源ユニット温度の範囲内に維持するように、PUSで電源供給されて駆動される被駆動部の動作条件を変更する制御を行う。
そのため、高電圧でもPSUの状態によっては制限しなくてもよい場合にマシン動作を止めることが無い。そのため、生産性に優れた画像形成装置を提供できる。
(2)電源ユニットの温度情報で動作範囲を、複数の温度閾値に基づき判定し、かつ、前記動作条件制御手段は、各温度閾値に基づく判定に応じて前記動作条件を複数段に変更する。
そのため、電源異常→即停止としないことで生産性を高め、かつPSU温度管理をすることでPSUの破損を抑制することが出来る。また、数段階の制御とすることで電源異常時における生産性を高めることが可能である。
(3)電源ユニット温度が所定値以上となったとき、冷却用ファンの風量を増大するように変更する。即ち、ファンを動作、もしくはファンの動作を変えることでPSUの温度上昇を極力抑制し、マシン動作を止めない・制限しないことが出来、さらに生産性を高めることが出来る。
(4)電源電圧の判断閾値及び電源ユニット温度の判断閾値は任意に設定可能である。そのため、画像形成装置の設置環境に応じた細かな設定を実施することが出来、より生産性が増した画像形成装置を提供できる。
(5)電源電圧が所定値以上もしくはPSU温度が所定値以上となったとき、被駆動部の動作を制限もしくは停止する。そのため、PSUの故障を確実に防止できる。
100・・・(画像形成装置の)制御部、110・・・CPU、120・・・メモリ、130・・・操作部、140・・・定着制御部、150・・・紙搬送制御部、160・・・電源電圧検出部、170・・・PSU温度検出部、180・・・ファン駆動制御部。
特開2000−29348号公報

Claims (6)

  1. 電源電圧と電源ユニット温度を監視する監視手段を備えた画像形成装置であって、
    前記監視手段により取得した電源電圧値と電源ユニットの温度情報に基づき、所定の電源電圧値とその時の許容電源ユニット温度で定めた動作範囲にあるか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記動作範囲でないと判定したとき、電源ユニット温度を前記許容電源ユニット温度の範囲内に維持するように、前記電源電圧で駆動される被駆動部の動作条件を変更する制御を行う動作条件制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において
    前記判定手段は、電源ユニットの温度情報で動作範囲を、複数の温度閾値に基づき判定し、かつ、前記動作条件制御手段は、各温度閾値に基づく判定に応じて前記動作条件を複数段に変更する制御を行う画像形成装置。
  3. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記電源ユニットの冷却用ファンを有し、
    前記動作条件制御手段は、電源電圧が所定値以上であり、かつ電源ユニット温度が所定値以上となったとき、前記冷却用ファンの風量を増大するように変更する画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において
    前記電源電圧の判断閾値及び電源ユニット温度の判断閾値は任意に設定可能である画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された画像形成装置において
    前記動作条件制御手段は、電源電圧が所定値以上もしくは電源ユニット温度が所定値以上となったとき、被駆動部の動作を制限もしくは停止する画像形成装置。
  6. 電源電圧と電源ユニット温度を監視する監視手段を備えた画像形成装置における動作制御方法であって、
    前記監視手段により取得した電源電圧値と電源ユニット温度の情報に基づき、所定の電源電圧値とその時の許容電源ユニット温度で定めた動作範囲にあるか否か判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記動作範囲でないと判定したとき、電源ユニット温度を前記許容電源ユニット温度の範囲内に維持するように、前記電源電圧で駆動される被駆動部の動作条件を変更する制御を行う動作条件制御工程を有することを特徴とする画像形成装置における動作制御方法。
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