JP2017121700A - 液体吐出装置、液体吐出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体吐出装置は、複数のノズルを有する第1ノズル群、第2ノズル群及び第3ノズル群が所定方向に設けられ、媒体に対して液体を吐出可能なヘッドと、ヘッドを主走査方向に走査する主走査部と、主走査方向と交差する副走査方向に、ヘッドと媒体とを相対的に移動する副走査部と、制御部と、を備え、制御部は、液体を吐出させて媒体に複数のラスターラインL1〜L6を形成させる際、各ラスターラインに対応する第1ノズル群が対応する第1バンド領域Ba1のノズル使用率の合計値、第2ノズル群が対応する第2バンド領域Ba2のノズル使用率の合計値及び第3ノズル群が対応する第3バンド領域Ba3のノズル使用率の合計値の各々を一定にする。
【選択図】図6
Description
また、図2及び図3では、説明の便宜上、互いに直交する三軸として、X軸、Y軸及びZ軸を図示しており、軸方向を図示した矢印の先端側を「+側」、基端側を「−側」としている。また、以下では、X軸に平行な方向を「X軸方向」又は「主走査方向」、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」又は「副走査方向」、Z軸に平行な方向を「Z軸方向」という。
まず、液体吐出装置の構成について説明する。図1は液体吐出装置の構成を示すブロック図であり、図2は液体吐出装置の構成を示す斜視図である。液体吐出装置は、媒体に対して液体を吐出可能な複数のノズルを有するヘッドと、ヘッドを主走査方向に走査する主走査部と、主走査方向と交差する副走査方向に、ヘッドと媒体とを相対的に移動する副走査部と、制御部と、を備えたものである。なお、液体吐出装置は、例えば、シリアル方式のインクジェットプリンターである。以下、液体吐出装置の具体的な構成について説明する。
なお、図5において、ノズル列95が用紙に対して移動しているように描かれているが、実際には用紙の方が搬送方向に移動する。本実施形態では、パスとパスとの間に行われる搬送動作において、6個のドット分の搬送量に対応するように用紙が副走査方向に搬送される。そして、パス1からパス8によりドット(画像)が形成される。以降、同様にして、パス2からパス9によりドット(画像)が形成されていく。
また、第1ノズル群95aのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第1ノズル群95aが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第1ノズル群95aの全ノズル43のドット数の割合をいう。
同様にして、第2ノズル群95bのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第2ノズル群95bが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第2ノズル群95bの全ノズル43のドット数の割合をいう。
同様にして、第3ノズル群95cのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第3ノズル群95cが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第3ノズル群95cの全ノズル43のドット数の割合をいう。
そして、主走査方向において、ラスターラインL1は第1バンドラインBL1に対応つけられている。ここで、第1バンドラインBL1は、第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯1,♯7,♯13)と、第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯19,♯25,♯31)と、第3ノズル群95cの2つのノズル43(ノズル♯37,♯43)と、に振り分けされている。
また、主走査方向において、ラスターラインL2は第2バンドラインBL2に対応つけられている。ここで、第2バンドラインBL2は、第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯2,♯8,♯14)と、第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯20,♯26,♯32)と、第3ノズル群95cの2つのノズル43(ノズル♯38,♯44)と、に振り分けされている。
また、主走査方向において、ラスターラインL3は第3バンドラインBL3に対応つけられている。ここで、第3バンドラインBL3は、第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯3,♯9,♯15)と、第2ノズル群95bの2つのノズル43(ノズル♯21,♯27)と、第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯33,♯39,♯45)と、に振り分けされている。
また、主走査方向において、ラスターラインL4は第4バンドラインBL4に対応つけられている。ここで、第4バンドラインBL4は、第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯4,♯10,♯16)と、第2ノズル群95bの2つのノズル43(ノズル♯22,♯28)と、第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯34,♯40,♯46)と、に振り分けされている。
また、主走査方向において、ラスターラインL5は第5バンドラインBL5に対応つけられている。ここで、第5バンドラインBL5は、第1ノズル群95aの2つのノズル43(ノズル♯5,♯11)と、第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯17,♯23,♯29)と、第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯35,♯41,♯47)と、に振り分けされている。
また、主走査方向において、ラスターラインL6は第6バンドラインBL6に対応つけられている。ここで、第6バンドラインBL6は、第1ノズル群95aの2つのノズル43(ノズル♯6,♯12)と、第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯18,♯24,♯30)と、第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯36,♯42,♯48)と、に振り分けされている。
詳細には、第1バンドラインBL1に対応する第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯1,♯7,♯13)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第2バンドラインBL2に対応する第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯2,♯8,♯14)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第3バンドラインBL3に対応する第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯3,♯9,♯15)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第4バンドラインBL4に対応する第1ノズル群95aの3つのノズル43(ノズル♯4,♯10,♯16)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第5バンドラインBL5に対応する第1ノズル群95aの2つのノズル43(ノズル♯5,♯11)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第6バンドラインBL6に対応する第1ノズル群95aの2つのノズル43(ノズル♯6,♯12)のノズル使用率の合計値が約33%である。
以上によれば、第1ノズル群95aが対応する第1バンドラインBL1から第6バンドラインBL6によって構成された第1バンド領域Ba1(図6参照)は、ノズル使用率の合計値が33%で一定であるため、第1ノズル群95aで形成された画像の面内の濃淡が均一化される。なお、図8に示すように、各第1から第6バンドラインBL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6に対応する第1ノズル群95aのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
詳細には、第1バンドラインBL1に対応する第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯19,♯25,♯31)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第2バンドラインBL2に対応する第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯20,♯26,♯32)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第3バンドラインBL3に対応する第2ノズル群95bの2つのノズル43(ノズル♯21,♯27)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第4バンドラインBL4に対応する第2ノズル群95bの2つのノズル43(ノズル♯22,♯28)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第5バンドラインBL5に対応する第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯17,♯23,♯29)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第6バンドラインBL6に対応する第2ノズル群95bの3つのノズル43(ノズル♯18,♯24,♯30)のノズル使用率の合計値が約33%である。
以上によれば、第2ノズル群95bが対応する第1バンドラインBL1から第6バンドラインBL6によって構成された第2バンド領域Ba2(図6参照)は、ノズル使用率の合計値が33%で一定であるため、第2ノズル群95bで形成された画像の面内の濃淡が均一化される。なお、図9に示すように、各第1から第6バンドラインBL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6に対応する第2ノズル群95bのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
詳細には、第1バンドラインBL1に対応する第3ノズル群95cの2つのノズル43(ノズル♯37,♯43)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第2バンドラインBL2に対応する第3ノズル群95cの2つのノズル43(ノズル♯38,♯44)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第3バンドラインBL3に対応する第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯33,♯39,♯45)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第4バンドラインBL4に対応する第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯34,♯40,♯46)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第5バンドラインBL5に対応する第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯35,♯41,♯47)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第6バンドラインBL6に対応する第3ノズル群95cの3つのノズル43(ノズル♯36,♯42,♯48)のノズル使用率の合計値が約33%である。
以上によれば、第3ノズル群95cが対応する第1バンドラインBL1から第6バンドラインBL6によって構成された第3バンド領域Ba3(図6参照)は、ノズル使用率の合計値が33%で一定であるため、第3ノズル群95cで形成された画像の面内の濃淡が均一化される。なお、図10に示すように、各第1から第6バンドラインBL1,BL2,BL3,BL4,BL5,BL6に対応する第3ノズル群95cのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の液体吐出装置100aの基本的な構成は、第1実施形態の液体吐出装置100の構成と同様なので、説明を省略する(図1及び図2参照)。以下、第1実施形態と異なる構成について説明する。具体的には、第1実施形態では、3つのヘッド41を備えた構成であったが、本実施形態では、複数のノズルを有する第4ノズル群をさらに備えた、すなわち、4つのヘッドを備えた構成について説明する。
本実施形態では、第1ノズル群950aと、第2ノズル群950bと、第3ノズル群950cと、第4ノズル群950dと、で構成された仮想のノズル列950を例にして説明する。なお、説明の簡略化のため、各第1から第4ノズル群950a,950b,950c,950dのノズル43の数は12個に設定している。具体的には、第1ノズル群950aの副走査方向最上流側のノズル43のノズル番号を♯1とし、第1ノズル群950aの副走査方向下流側に沿って順にノズル番号を表記し、第1ノズル群950aの副走査方向最下流側のノズル43のノズル番号を♯12とし表記している。また、第1ノズル群950aの副走査方向下流側に配置された第2ノズル群950bの副走査方向最上流側のノズル43のノズル番号を♯13とし、第2ノズル群950bの副走査方向下流側に沿って順にノズル番号を表記し、第2ノズル群950bの副走査方向最下流側のノズル43のノズル番号を♯24とし表記している。また、第2ノズル群950bの副走査方向下流側に配置された第3ノズル群950cの副走査方向最上流側のノズル43のノズル番号を♯25とし、第3ノズル群950cの副走査方向下流側に沿って順にノズル番号を表記し、第3ノズル群950cの副走査方向最下流側のノズル43のノズル番号を♯36とし表記している。また、第3ノズル群950cの副走査方向下流側に配置された第4ノズル群950dの副走査方向最上流側のノズル43のノズル番号を♯37とし、第4ノズル群950dの副走査方向下流側に沿って順にノズル番号を表記し、第4ノズル群950dの副走査方向最下流側のノズル43のノズル番号を♯48として表記している。
なお、図13において、ノズル列950が用紙に対して移動しているように描かれているが、実際には用紙の方が搬送方向に移動する。本実施形態では、パスとパスとの間に行われる搬送動作において、8個のドット分の搬送量に対応するように用紙が副走査方向に搬送される。そして、パス1からパス6によりドット(画像)が形成される。以降、同様にして、パス2からパス7によりドット(画像)が形成されていく。
また、第1ノズル群950aのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第1ノズル群950aが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第1ノズル群950aの全ノズル43のドット数の割合をいう。
同様にして、第2ノズル群950bのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第2ノズル群950bが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第2ノズル群950bの全ノズル43のドット数の割合をいう。
同様にして、第3ノズル群950cのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第3ノズル群950cが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第3ノズル群950cの全ノズル43のドット数の割合をいう。
同様にして、第4ノズル群950dのノズル使用率とは、形成される一本のラスターライン(例えば、ラスターラインL1)の全ドット数に対して第4ノズル群950dが寄与するドット数の割合をいう。すなわち、ラスターラインL1の形成に寄与した第4ノズル群950dの全ノズル43のドット数の割合をいう。
図13及び図14に示すように、バント領域Ba’は、第1ノズル群950aのノズル43(ノズル番号♯1から♯12)が対応する第1バンド領域Ba11と、第2ノズル群950bのノズル43(ノズル番号♯13から♯24)が対応する第2バンド領域Ba21と、第3ノズル群950cのノズル43(ノズル番号♯25から♯36)が対応する第3バンド領域Ba31と、第4ノズル列950dのノズル43(ノズル番号♯37から♯48)が対応する第4バンド領域Ba41と、から構成されている。
そして、主走査方向において、ラスターラインL1は第1バンドラインBL11に対応つけられている。ここで、第1バンドラインBL11は、第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯1,♯9)と、第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯17)と、第3ノズル群950cの2つのノズル43(ノズル♯25,♯33)と、第4ノズル群950dの1つのノズル43(ノズル♯41)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL2は第2バンドラインBL21に対応つけられている。ここで、第2バンドラインBL21は、第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯2,♯10)と、第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯18)と、第3ノズル群950cの2つのノズル43(ノズル♯26,♯34)と、第4ノズル群950dの1つのノズル43(ノズル♯42)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL3は第3バンドラインBL31に対応つけられている。ここで、第3バンドラインBL31は、第1ノズル群95aの2つのノズル43(ノズル♯3,♯11)と、第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯19)と、第3ノズル群95cの2つのノズル43(ノズル♯27,♯35)と、第4ノズル群950dの1つのノズル43(ノズル♯43)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL4は第4バンドラインBL41に対応つけられている。ここで、第4バンドラインBL41は、第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯4,♯12)と、第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯20)と、第3ノズル群95cの2つのノズル43(ノズル♯28,♯36)と、第4ノズル群950dの1つのノズル43(ノズル♯44)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL5は第5バンドラインBL51に対応つけられている。ここで、第5バンドラインBL51は、第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯5)と、第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯13,♯21)と、第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯29)と、第4ノズル群950dの2つのノズル43(ノズル♯37,♯45)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL6は第6バンドラインBL61に対応つけられている。ここで、第6バンドラインBL61は、第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯6)と、第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯14,♯22)と、第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯30)と、第4ノズル群950dの2つのノズル43(ノズル♯38,♯46)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL7は第7バンドラインBL71に対応つけられている。ここで、第7バンドラインBL71は、第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯7)と、第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯15,♯23)と、第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯31)と、第4ノズル群950dの2つのノズル43(ノズル♯39,♯47)と、に振り分けられている。
また、主走査方向において、ラスターラインL8は第8バンドラインBL81に対応つけられている。ここで、第8バンドラインBL81は、第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯8)と、第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯16,♯24)と、第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯32)と、第4ノズル群950dの2つのノズル43(ノズル♯40,♯48)と、に振り分けられている。
詳細には、第1バンドラインBL11に対応する第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯1,♯9)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第2バンドラインBL21に対応する第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯2,♯10)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第3バンドラインBL31に対応する第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯3,♯11)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第4バンドラインBL41に対応する第1ノズル群950aの2つのノズル43(ノズル♯4,♯12)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第5バンドラインBL51に対応する第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯5)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第6バンドラインBL61に対応する第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯6)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第7バンドラインBL71に対応する第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯7)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第8バンドラインBL81に対応する第1ノズル群950aの1つのノズル43(ノズル♯8)のノズル使用率の合計値が約25%である。
以上によれば、第1ノズル群950aが対応する第1バンドラインBL11から第8バンドラインBL81によって構成された第1バンド領域Ba11(図14参照)は、ノズル使用率の合計値が25%で一定であるため、第1バンド領域Ba11で形成された画像の面内の濃淡が均一化される。なお、図16に示すように、各第1から第8バンドラインBL11,BL21,BL31,BL41,BL51,BL61,BL71,BL81に対応する第1ノズル群950aのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
詳細には、第1バンドラインBL11に対応する第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯17)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第2バンドラインBL21に対応する第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯18)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第3バンドラインBL31に対応する第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯19)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第4バンドラインBL41に対応する第2ノズル群950bの1つのノズル43(ノズル♯20)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第5バンドラインBL51に対応する第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯13,♯21)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第6バンドラインBL61に対応する第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯14,♯22)のノズル使用率の合計値が約33%である。
また、第7バンドラインBL71に対応する第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯15,♯23)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第8バンドラインBL81に対応する第2ノズル群950bの2つのノズル43(ノズル♯16,♯24)のノズル使用率の合計値が約33%である。
以上によれば、第2ノズル群950bが対応する第1バンドラインBL11から第8バンドラインBL81によって構成された第2バンド領域Ba21(図14参照)は、ノズル使用率の合計値が25%で一定であるため、第2バンド領域Ba21で形成された画像の面内の濃淡が均一化される。なお、図17に示すように、各第1から第8バンドラインBL11,BL21,BL31,BL41,BL51,BL61,BL71,BL81に対応する第2ノズル群950bのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
詳細には、第1バンドラインBL11に対応する第3ノズル群950cの2つのノズル43(ノズル♯25,♯33)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第2バンドラインBL21に対応する第3ノズル群950cの2つのノズル43(ノズル♯26,♯34)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第3バンドラインBL31に対応する第3ノズル群950cの2つのノズル43(ノズル♯27,♯35)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第4バンドラインBL41に対応する第3ノズル群950cの2つのノズル43(ノズル♯28,♯36)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第5バンドラインBL51に対応する第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯29)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第6バンドラインBL61に対応する第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯30)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第7バンドラインBL71に対応する第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯31)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第8バンドラインBL81に対応する第3ノズル群950cの1つのノズル43(ノズル♯32)のノズル使用率の合計値が約25%である。
以上によれば、第3ノズル群950cが対応する第1バンドラインBL11から第8バンドラインBL81によって構成された第3バンド領域Ba31(図14参照)は、ノズル使用率の合計値が25%で一定であるため、第3バンド領域Ba31で形成された画像の面内の濃淡が均一化される。において濃淡ムラが視認され難くなる。なお、図18に示すように、各第1から第8バンドラインBL11,BL21,BL31,BL41,BL51,BL61,BL71,BL81に対応する第3ノズル群950cのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
詳細には、第1バンドラインBL11に対応する第4ノズル列950dの1つのノズル43(ノズル♯41)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第2バンドラインBL21に対応する第4ノズル列950dの1つのノズル43(ノズル♯42)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第3バンドラインBL31に対応する第4ノズル列950dの1つのノズル43(ノズル♯43)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第4バンドラインBL41に対応する第4ノズル列950dの1つのノズル43(ノズル♯44)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第5バンドラインBL51に対応する第4ノズル列950dの2つのノズル43(ノズル♯37,♯45)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第6バンドラインBL61に対応する第4ノズル列950dの2つのノズル43(ノズル♯38,♯46)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第7バンドラインBL71に対応する第4ノズル列950dの2つのノズル43(ノズル♯39,♯47)のノズル使用率の合計値が約25%である。
また、第8バンドラインBL81に対応する第4ノズル列950dの2つのノズル43(ノズル♯40,♯48)のノズル使用率の合計値が約25%である。
以上によれば、第4ノズル列950dが対応する第1バンドラインBL11から第8バンドラインBL81によって構成された第4バンド領域Ba41(図14参照)は、ノズル使用率の合計値が25%で一定であるため、第4バンド領域Ba41で形成された画像の面内の濃淡が均一化される。なお、図19に示すように、各第1から第8バンドラインBL11,BL21,BL31,BL41,BL51,BL61,BL71,BL81に対応する第4ノズル列950dのノズル43のノズル使用率の合計値が同一である、とも言える。
また、例えば、各第1から第4ヘッド410a,410b,410c,410d間の位置がずれた場合であっても、各第1から第4バンド領域Ba11,Ba21,Ba31,Ba41におけるノズル使用率の合計値が一定なため、画像が形成される面内の組み合わせは均等なので、画像のムラを低減することができる。
Claims (6)
- 複数のノズルを有する第1ノズル群、第2ノズル群及び第3ノズル群が所定方向に設けられ、媒体に対して液体を吐出可能なヘッドと、
前記ヘッドを主走査方向に走査する主走査部と、
前記主走査方向と交差する副走査方向に、前記ヘッドと前記媒体とを相対的に移動する副走査部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記液体を吐出させて前記媒体に複数のラスターラインを形成させる際、
各前記ラスターラインに対応する前記第1ノズル群のノズル使用率の合計値、前記第2ノズル群のノズル使用率の合計値及び前記第3ノズル群のノズル使用率の合計値の各々を一定にすることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置において、
各前記ラスターラインに対応する前記第1ノズル群のノズル使用率の合計値、前記第2ノズル群のノズル使用率の合計値及び前記第3ノズル群のノズル使用率の合計値を同一にすることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1又は2に記載の液体吐出装置において、
前記第1ノズル群のノズル使用率は、
前記第1ノズル群の中心から所定位置までは一定であり、
前記所定位置から前記第1ノズル群の端ノズルに向かうにつれ減少することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項3に記載の液体吐出装置において、
前記端ノズルのノズル使用率は、0であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載の液体吐出装置において、
前記ヘッドは、複数のノズルを有する第4ノズル群をさらに備えることを特徴とする液体吐出装置。 - 複数のノズルを有する第1ノズル群、第2ノズル群及び第3ノズル群が所定方向に設けられ、媒体に対して液体を吐出可能な複数のノズルを有するヘッドと、前記ヘッドを主走査方向に走査する主走査部と、前記主走査方向と交差する副走査方向に、前記ヘッドと前記媒体とを相対的に移動する副走査部と、制御部と、を備える液体吐出装置の液体吐出方法であって、
前記液体を吐出させて前記媒体に複数のラスターラインを形成させる際、各前記ラスターラインに対応する前記第1ノズル群のノズル使用率の合計値、前記第2ノズル群のノズル使用率の合計値及び前記第3ノズル群のノズル使用率の合計値の各々を一定にすることを特徴とする液体吐出方法。
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