JP2017119372A - 新規な描画用素材 - Google Patents
新規な描画用素材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017119372A JP2017119372A JP2015256122A JP2015256122A JP2017119372A JP 2017119372 A JP2017119372 A JP 2017119372A JP 2015256122 A JP2015256122 A JP 2015256122A JP 2015256122 A JP2015256122 A JP 2015256122A JP 2017119372 A JP2017119372 A JP 2017119372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- sheet
- drawing material
- back side
- periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
【課題】創作者がその創作能力を十分に発揮することを可能とする新規な描画用素材を提案する。【解決手段】表面を平面視したときに任意の形状を有していて、当該表面に描画用材料1での描画が行われる、柔軟性を有する素材からなる描画用シート2と、折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、描画用シートの表面2aとは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面3aを備えていて当該支持面3aの周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体3とを備えている。【選択図】図1
Description
この発明は絵の具などの様々な描画材料を用いて描写表現・創作がなされる描画用素材に関し、特に、日本画、油絵、水彩画、アクリル画などにとどまらず、書道など、あらゆる描写表現・創作に対応可能な、新規な描画用素材に関する。
絵の具などの様々な描画材料を用いて描写表現・創作がなされる描画用素材に関しては従来から種々の提案が行われている(例えば、特許文献1〜特許文献6)。
例えば、特許文献1(特開2005−22381号公報)には、シート状キャンバスと、表面に当該シート状キャンバスが貼り付けられる基板とからなる描画用素材が提案されている。この特許文献1における基板は、シート状キャンバスが表面に張り付けられる基板の裏面側に直線状に伸びる断面V字状の溝を形成し、表面にシート状キャンバスが張り付けられている状態の基板を、当該直線状に伸びる断面V字状の溝のところで裏面方向に折り曲げることにより変形可能なものであった。すなわち、直線状に伸びる折り曲げ線部を介して裏面側に折り曲げようと意図した個所で、基板の裏面に直線状に伸びる断面V字状の溝を形成し、当該直線状に伸びる断面V字状の溝のところで裏面方向に折り曲げ変形可能な基板と、当該基板の表面に張り付けられているシート状キャンバスとからなる描画用素材が特許文献1で提案されていた。
絵の具などの様々な描画材料を用いて描写表現・創作がなされる描画用素材は、従来、一般的に、木枠にキャンバス地を張設したものであったり、平面視で矩形などの所定形状の支持体の上にキャンバス地などが積層されている構造のものであった。
そこで、従来、一般的には平面視で矩形の描画用素材しか存在せず、また、大きさに制限があり、創作者がその創作能力を十分に発揮する上での制限になっていた。
また、木枠にキャンバス地を張設した描画用素材の場合には重く、持ち運びに不便である、等の問題もあった。
更に、特許文献1のように、あらかじめ折り曲げようと意図した個所で折り曲げ可能な基板と、当該基板に貼りつけられるシート状キャンバスとからなる描画用素材は提案されていたが、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる描画用素材については従来から提案がされていなかった。
この発明は、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる描画用素材であって、創作者がその創作能力を十分に発揮することを可能とする新規な描画用素材を提案することを目的にしている。
表面を平面視したときに任意の形状を有していて、当該表面に描画用材料での描画が行われる、柔軟性を有する素材からなる描画用シートと、
折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、前記描画用シートの前記表面とは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面を備えていて当該支持面の周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体と
を備えている描画用素材であって、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられてなり、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられている状態の前記描画用素材を任意に折り曲げ、凸湾及び、凹湾変形させることが可能で、
前記支持面の周縁が画定していることにより、
前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材を展示できる
新規な描画用素材
である。
折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、前記描画用シートの前記表面とは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面を備えていて当該支持面の周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体と
を備えている描画用素材であって、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられてなり、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられている状態の前記描画用素材を任意に折り曲げ、凸湾及び、凹湾変形させることが可能で、
前記支持面の周縁が画定していることにより、
前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材を展示できる
新規な描画用素材
である。
これによって所期の目的を達成するものである。
この発明によれば、創作者がその創作能力を十分に発揮することを可能とする新規な描画用素材を提案することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1図示の実施形態に係る描画用素材1は、描画用シート2と、支持体3とを備えている。
描画用シート2は、表面を平面視したときに任意の形状を有している。
例えば、図1図示の実施形態の描画用シート2は、表面を平面視したときに矩形の形状を有している。
図2図示の実施形態の描画用シート12は、表面を平面視したときに瓢箪のような形状を有し、2カ所の透孔4a、4bを備えている。
図3、図4、図5図示の実施形態の描画用シート22、32、42、42´は、表面を平面視したときに矩形の形状を有する。
図6図示の実施形態の描画用シート52は表面を平面視したときに円形形状、描画用シート62は楕円形状で、描画用シート72は表面を平面視したときに矩形(台形)形状を有する。
描画用シート2、12、22、32、42、42´、52、62、72は、布、帆布、亜麻布などのキャンバス地や紙など、従来公知の描画用シート素材からなるものであり、これらは、いずれも柔軟性を有する素材である。
描画用シート2、12、22、32、42、42´、52、62、72の表面2a、12a、22a、32a、42a、42a´、52a、62a、72aに、油絵の具、等の従来公知の描画用材料での描画が行われる。
この実施形態の新規な描画用素材において、支持体3、13、23、33、43、53、63、73は、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の、任意に変形可能な部材からなる。例えば、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる合成樹脂製の支持体3、等にすることができる。
支持体3、等は、描画用シート2、等の表面2a、等とは反対側の背面側の面積より大きい面積を有している支持面3a、等を備えている。また、当該支持面3a、等の周縁が画定していると共に任意の形態を有している。
図1の実施形態では、支持体3は、描画用シート2の背面側2bの面積より大きい面積を有している支持面3aを備えている。
図2の実施形態では、支持体13は、描画用シート12の背面側12bの面積より大きい面積を有している支持面13aを備えている。
また、図1の実施形態では、支持体3の支持面3aの周縁は平面視で矩形である周縁によって画定されている。そして、支持面3aの周縁が平面視で矩形に画定されている平板状の形態を有する支持体3である。
図2の実施形態では、支持体13は、表面を平面視したときに瓢箪のような形状によって周縁が画定され、また、この表面を平面視したときに瓢箪のような形状の周縁の内側に2カ所の透孔4a、4bが形成されていることによって周縁が画定されている。そして、このように周縁が画定された平板状の形態を有する支持体13である。
このように、この実施形態の新規な描画用素材において、支持体3、13、23、33、43、53、63、73は、平板状であって、任意に折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、描画用シートの表面とは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面3a、13a、23a、33a、43a、等を備えていて当該支持面3a、等の周縁が画定していると共に任意の形態を有している。
図1図示の実施形態では、支持体3の支持面3aの面積は、描画用シート2の背面側2bの面積より大きな面積になっている。すなわち、図1図示の実施形態でいえば、描画用シート2の背面側2bの面積より、支持体3の支持面3aの面積の方が大きくなっている。
また、図2図示の実施形態でいえば、支持体13の支持面13aの面積は、描画用シート12の背面側12bの面積より大きい面積になっている。すなわち、描画用シート12の背面側12bの面積より、支持体13の支持面13aの面積の方が大きくなっている。
図1図示の実施形態の描画用素材1は、上述したように、表面2aを平面視したときに任意の形状を有していて、表面2aに描画用材料での描画が行われる描画用シート2の背面側2bが、上述したように、描画用シート2の背面側2bの面積より大きな面積を有している支持面3aを備えていて周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体3の支持面3aに貼り付けられてなるものである。
例えば、図1(a)に矢印9で示すように描画用シート2と支持体3とが貼り付けられる。貼り付けは従来公知の接着剤を用いて行うことができる。
図2図示の実施形態でも、上述したように、表面12aを平面視したときに任意の形状を有していて、表面12aに描画用材料での描画が行われる描画用シート12の背面側12bが、上述したように、描画用シート21の背面側12bの面積より大きな面積を有している支持面13aを備えていて周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体13の支持面13aに貼り付けられて描画用素材11となっている。
図1、図2図示の実施形態の描画用素材1、11は、上述したように支持体3、13における支持面3a、13aの周縁が画定していることにより、描画用シート2、12の表面2a、12aに描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材1、11の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、例えば、図1(b)、図2(a)の状態の、描画用シート2、12の表面2a、12aに描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材1、11を展示できるものである。
そこで、一般に高額品である額縁を使用することなしに描画用素材1を展示することが可能になる。
図1図示のように、平面視で矩形の描画用素材1とする場合であっても、表面12aを平面視したときに任意の形状を有していて、表面12aに描画用材料での描画が行われる描画用シート12と、描画用シート2の背面側2bの面積よりも大きな面積を有している支持面3aを備えていて周縁が画定していると共に任意の形態を有している支持体3との組み合わせ(貼り合わせ)によって描画用素材1が構成されるものであるので、創作者・表現者が希望する大きさの矩形にすることができる。
特に、図1図示のように、描画用シート2の背面側12bが、支持体3の支持面3aに貼り付けられた際に、支持面3aの周縁が画定していて、支持面3aの面積が描画用シート2の背面側2bの面積より大きいことから、支持面3aの画定している周縁と、描画用シート2の周縁の間の支持面3a、すなわち、図1(b)に符号3b、3c、3d、3eで示す領域の支持面3aが、描画用シート2が貼りつけられていない領域として露出することになる。
これによって、支持面3a、等に描画用シート2、等の背面側2b、等が貼りつけられる支持体3、等がその支持面の周縁が画定していることにより、描画用素材1、11の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、例えば、図1(b)、図2(a)の状態の、描画用シート2、12の表面2a、12aに描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材1、11を展示できるだけでなく、このようにして展示した際に、支持体3の画定している周縁の内側と、支持体3の支持面3aに背面側2bが貼り付けられている描画用シート2の周縁の外側との間における支持体3の支持面3aが露出している実施形態にして、新規な創作的表現を行うことが可能になる。
図1(b)図示の例では、図1(b)に符号3b、3c、3d、3eで示す領域の支持面3aが、描画用シート2が貼りつけられていない領域として露出することを利用した新規な創作的表現を行うことが可能になる。
あるいは、図1(b)図示のように、符号3b、3c、3d、3eで示す領域の支持面3aが、描画用シート2が貼りつけられていない領域として露出する形態の他に、符号3eで示す領域は露出しないように、この部分における支持体3の周縁と、描画用シート2の周縁とを一致させ、図1(b)に符号3b、3c、3dで示す領域の支持面3aのみを、描画用シート2が貼りつけられていない領域として露出させ、新規な創作的表現を行うこともできる。
この場合の、露出させた符号3b、3c、3d、3e、等で示す領域の支持面3aに描画を行うことにより新規な創作的表現を行うことも可能である。
また、平板状であっても、図2図示のように、支持面の周縁が任意の形状で画定され、創作者・表現者の希望があれば、所定形状の透孔を所望の位置に形成することが可能な支持体13とすることができるので、創作者がその創作能力を十分に発揮することを可能とする描画用素材を提供することができる。
すなわち、従来のキャンバス、等の描画素材では、矩形の枠の内側に、しかも、あらかじめ定められている大きさの矩形の内側に創作・表現である描画を行わざるを得なかったが、この実施形態の描画用素材1、11によれば、平面視で任意の形状、大きさの描画用シートの表面に創作・表現を行うことができる。これによって創作者、表現者の表現領域を飛躍的に拡大させることができる。いわば、「フリーキャンバス(Free Canvas)」とも呼ぶべき、新しい概念の描画素材を提供することができる。
この実施形態において、支持体3、13、等は、合成樹脂製にする等、種々の素材を用いることができる。合成樹脂製にすることにより、軽量化を図り、持ち運びに便利なようにすることができる。
また、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる部材(例えば、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる合成樹脂)により支持体3、13、等の支持体を準備すると、より豊かな、創作・表現を実現することができる。
図3図示の実施形態は、平面視で矩形の描画用シート22と、変形可能な極薄の合成樹脂製の板状体で、平面視で矩形の支持体23とを貼り合わせてなる本発明の描画用素材21の一実施形態を表すものである。描画用シート22と支持体23とを貼り合わせてなる描画用素材21を図1図示の実施形態のように平板状にしておき、描画用シート22の表面22aに描画用材料による描画を行う。その後、描画用シート22の表面22aに描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材21を、図3図示のように湾曲変形させ、立体的に展示することができる。あるいは、最初から、描画用素材21を、図3図示のように湾曲変形させ、立体的に自立させ、その状態で、描画用シート22の表面22aに描画用材料による描画を行うこともできる。
描画用シート22が柔軟性を有し、支持体23は、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる合成樹脂製なので、平板の状態で描画を行い、その後、自立可能なように描画用素材21を湾曲変形させることが可能であるし、あるいは、最初から、自立可能なように描画用素材21を湾曲変形させておき、その状態で、描画を行うことも可能である。
これによって、平面状態のキャンバス等に二次元的に表現するだけでしかなかった従来の描画用素材に比較して、三次元的な創作・表現、その展示を可能とすることができる。図3中、符号23bで示している部分は、支持体23の背面側になる。
図4図示の実施形態は、平面視で矩形の描画用シート32と、変形可能な極薄の合成樹脂製(光を透過する素材)の板状体で、平面視で矩形の支持体33とを貼り合わせてなる本発明の描画用素材31の一実施形態を表すものである。描画用シート32の表面32aに描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材31を、図4図示のように湾曲変形させ、立体的に展示可能にしたものである。
描画用シート32と支持体33とを貼り合わせてなる描画用素材31を図1図示の実施形態のように平板状にしておき、描画用シート32の表面32aに描画用材料による描画を行う。その後、描画用シート32の表面32aに描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材31を、図4図示のように湾曲変形させ、立体的に展示することができる。あるいは、最初から、描画用素材31を、図4図示のように湾曲変形させ、立体的に自立させ、その状態で、描画用シート32の表面32aに描画用材料による描画を行うこともできる。
描画用シート32が柔軟性を有し、支持体33は、折り曲げ変形、凸湾変形、凹湾変形、等の自在な変形ができる合成樹脂製なので、平板の状態で描画を行い、その後、自立可能なように描画用素材31を湾曲変形させることが可能であるし、あるいは、最初から、自立可能なように描画用素材31を湾曲変形させておき、その状態で、描画を行うことも可能である。
これによって、平面状態のキャンバス等に二次元的に表現するだけでしかなかった従来の描画用素材に比較して、三次元的な創作・表現、その展示を可能とすることができる。
このように、この実施形態の新規な描画用素材は、柔軟性を有する描画用シートの背面側が、任意に変形可能な支持体の支持面に貼り付けられている状態で、任意に変形させることにより、自立可能である。
図4図示の実施形態では、光を透過する素材(合成樹脂)で支持体33を準備していることにより、例えば、図4に符号5で示す位置に照明を配置しておくことにより、描画用素材31を透過してくる光の影響を創作・表現に加味することができ、一層、創作者の創作・表現領域を広げることができる。
図5図示の実施形態は、平面視で矩形の描画用シート42、42´と、変形可能な極薄の合成樹脂製の板状体で、平面視で矩形の支持体43とを貼り合わせてなる本発明の描画用素材41の一実施形態を表すものである。支持面を形成する描画用素材41の表面と背面との双方に、それぞれ、描画用シート42、42´を貼り付けている。描画用シート42、42´の表面42a、42a´にそれぞれ描画用材料による描画が行われている状態の描画用素材41を、図4図示のように湾曲変形させ、立体的に展示可能にしたものである。
これによって、平面状態のキャンバス等に二次元的に表現するだけでしかなかった従来の描画用素材に比較して、三次元的な創作・表現、その展示を可能とすることができる。
この図5図示の実施形態では、描画用素材41の表面側と背面側とにそれぞれ描画が施されているので、符号6a、6bで示すように、描画用素材41の表面側と背面側との双方から観賞できる展示形態にすることができる。
なお、描画用シート42´として和紙を用いることもできる。この場合、その和紙の表面に描画してもよいし、新たな正作の表現の一形態として、支持体43の支持面43aに対向する側の面に和紙が貼りつけられている実施形態にすることもできる。
図6図示の実施形態は、薄板状で円形の描画用素材51、61と、薄板状で矩形(台形)の描画用素材71が、それぞれに形成されているつりさげ孔57、67、77で吊り下げられて展示されている実施形態の一例を表すものである。
描画用素材51、61、71を形成する支持体を軽量な合成樹脂製の薄板とすることにより、吊り下げ部材8、8a、8b、8cでこれらを吊り下げて展示し、観賞に供することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1、11、21、31、41、51、61、71 描画用素材
2、12、22、32、42、52、62,72 描画用シート
3、13 支持体
4a、4b 透孔
2a、12a、22a、32a、42a、42a´、52a、62a、72a
描画用シートの表面
2b、12b 描画用シートの背面側
3a、13a 支持体の支持面
2、12、22、32、42、52、62,72 描画用シート
3、13 支持体
4a、4b 透孔
2a、12a、22a、32a、42a、42a´、52a、62a、72a
描画用シートの表面
2b、12b 描画用シートの背面側
3a、13a 支持体の支持面
表面を平面視したときに任意の形状を有していて、当該表面に描画用材料での描画が行われる、柔軟性を有する素材からなる描画用シートと、
折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、前記描画用シートの前記表面とは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面を備えていて当該支持面の周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体と
を備えていて、前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられていることにより前記描画用シートと前記支持体との貼りあわせによって構成される描画用素材であって、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられている状態の前記描画用素材を任意に折り曲げ、凸湾及び、凹湾変形させることが可能で、
前記支持面の周縁が画定していることにより、
前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材を展示できる
新規な描画用素材
である。
折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、前記描画用シートの前記表面とは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面を備えていて当該支持面の周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体と
を備えていて、前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられていることにより前記描画用シートと前記支持体との貼りあわせによって構成される描画用素材であって、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられている状態の前記描画用素材を任意に折り曲げ、凸湾及び、凹湾変形させることが可能で、
前記支持面の周縁が画定していることにより、
前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材を展示できる
新規な描画用素材
である。
Claims (6)
- 表面を平面視したときに任意の形状を有していて、当該表面に描画用材料での描画が行われる、柔軟性を有する素材からなる描画用シートと、
折り曲げ変形、凸湾変形及び、凹湾変形できる部材からなり、前記描画用シートの前記表面とは反対側の背面側の面積よりも大きい面積を有している支持面を備えていて当該支持面の周縁が画定していると共に任意の形態を有している平板状の支持体と
を備えている描画用素材であって、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられてなり、
前記描画用シートの背面側が、前記支持体の前記支持面に貼り付けられている状態の前記描画用素材を任意に折り曲げ、凸湾及び、凹湾変形させることが可能で、
前記支持面の周縁が画定していることにより、
前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材の周縁を囲繞する枠体を用いることなしに、前記描画用シートの表面に前記描画用材料による描画が行われている状態の前記描画用素材を展示できる
新規な描画用素材。 - 前記支持体の画定している周縁の内側と、前記支持体の前記支持面に前記背面側が貼り付けられている前記描画用シートの周縁の外側との間における前記支持体の前記支持面が露出している
請求項1記載の新規な描画用素材。 - 前記露出している前記支持体の周縁の内側と、前記描画用シートの周縁の外側との間の領域に描画可能である
請求項2記載の新規な描画用素材。 - 前記任意に折り曲げ、凸湾及び、凹湾変形された前記新規な描画用素材が自立可能である請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の新規な描画用素材。
- 前記支持体は光を透過する素材からなる請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の新規な描画素材。
- 前記支持体の前記支持面に対向する側の面に和紙が貼りつけられている請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載の新規な描画素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015256122A JP2017119372A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 新規な描画用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015256122A JP2017119372A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 新規な描画用素材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017119372A true JP2017119372A (ja) | 2017-07-06 |
Family
ID=59271514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015256122A Pending JP2017119372A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 新規な描画用素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017119372A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR710039A (fr) * | 1930-04-24 | 1931-08-18 | Paul Resal | Châssis repliable pour artiste peintre |
JPS5874593U (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-20 | 日本スチレンペ−パ−株式会社 | 画用紙付画板 |
JPH0617999U (ja) * | 1992-06-17 | 1994-03-08 | 石井 堯 | 携帯用画板 |
-
2015
- 2015-12-28 JP JP2015256122A patent/JP2017119372A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR710039A (fr) * | 1930-04-24 | 1931-08-18 | Paul Resal | Châssis repliable pour artiste peintre |
JPS5874593U (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-20 | 日本スチレンペ−パ−株式会社 | 画用紙付画板 |
JPH0617999U (ja) * | 1992-06-17 | 1994-03-08 | 石井 堯 | 携帯用画板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016016666A (ja) | 冊子カバー及びミニホワイトボード | |
JP2017119372A (ja) | 新規な描画用素材 | |
JP5838528B1 (ja) | 新規な描画用素材 | |
JP2013228569A (ja) | 表示マグネット | |
JP2015223499A (ja) | 額装フレーム | |
JP3189597U (ja) | ポップアップ付箋名刺ケース | |
JP2011232593A (ja) | 吸着シートの展示方法 | |
JP2021037215A (ja) | 紙製額縁 | |
KR200483080Y1 (ko) | 다단 절첩 액자의 연속 책자 | |
KR101482451B1 (ko) | 교재를 이용한 학습방법 | |
JP3205513U (ja) | 付箋紙 | |
JP6330155B2 (ja) | 起立支持具 | |
JP3192722U (ja) | 付箋保持体 | |
JP2011131480A (ja) | ファイルスタンド | |
JP3207800U (ja) | 写真立て及び写真立て用シート | |
JP3189457U (ja) | 繰り返し貼れる裏打ち台紙 | |
RU2018135521A (ru) | Комплект для творчества | |
JP3193448U (ja) | フォトシート | |
KR20120058288A (ko) | 조립식 앨범 | |
JP3188528U (ja) | カプセル型付箋ディスペンサー | |
RU110684U1 (ru) | Полиграфическое издание "галерея на столе" | |
JP2015205471A (ja) | 筆記用ボード | |
JP3173891U (ja) | アルバム兼用写真立て | |
JP2007038450A (ja) | 台紙及び台紙を用いたディスプレイ | |
JP2004195160A (ja) | 万能スタンド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160524 |