JP2017118209A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1回の撮影で複数の画像を作成する際に、撮影中と撮影後で残り可能撮影回数が変動する。【解決手段】1回の撮影で複数の画像ファイルを作成する際は、撮影指示を受け取った時点で残り撮影可能回数を1減らし、すべての画像のファイルサイズが得られた時点で、すべての画像を記録した後の記録媒体の残り容量を算出し、残り撮影可能回数を表示手段に表示する。【選択図】図3
Description
本発明は、1回の撮影で複数の画像を作成する撮像装置に関する。
従来のデジタルカメラなどの撮像装置には、1回の撮影でRAW+JPEG画像の同時記録を行うものがある(特許文献1参照)。また、1回の撮影でホワイトバランスを変えて複数の画像を記録するホワイトバランスブラケットをおこなうものがある(特許文献1参照)。また、カメラが被写体や撮影状況を判別して、自動で効果を付けたり被写体を切り出して、1回の撮影で6枚の静止画を記録するものがある(非特許文献1参照)。
こうした1回の撮影で同時に複数枚の画像を作成する撮影モードでは、デジタルカメラのLCDや光学ビューファインダー内に、あと何回撮影できるかをユーザーに知らせるために、残り撮影可能回数を表示する。
「キヤノン株式会社 PowerShotN カメラユーザーガイド 2013年発行、p.48」
1回の撮影で複数枚の画像を作成し、記録媒体に画像を書き込む撮像装置では、作成された1枚の画像を書き込むたびに、残り撮影可能回数を計算し、LCDや光学ビューファインダー内に表示していた。そのため画像が書き込まれるたびに、残り撮影可能回数が変動するという問題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、
撮影指示を受けると、撮像素子から被写体画像を取り込み、取り込んだ画像から複数の撮影画像を生成し、記録媒体に記録する撮像装置であって、
撮影指示を受け取ると残り撮影可能回数を1減らし、作成するすべての画像ファイルのファイルサイズが確定するまでは、前記残り撮影可能回数表示手段に表示する撮影可能回数を変更せず、すべての画像ファイルのファイルサイズが確定した時点で、記録媒体の撮影前の残容量から記録するすべての画像ファイルのファイルサイズを減算することによって撮影後の記録媒体の残容量を算出し、算出した残容量を標準画像サイズで除算することによって、残り撮影可能回数を算出する制御手段とを備えることを特徴とする。
撮影指示を受けると、撮像素子から被写体画像を取り込み、取り込んだ画像から複数の撮影画像を生成し、記録媒体に記録する撮像装置であって、
撮影指示を受け取ると残り撮影可能回数を1減らし、作成するすべての画像ファイルのファイルサイズが確定するまでは、前記残り撮影可能回数表示手段に表示する撮影可能回数を変更せず、すべての画像ファイルのファイルサイズが確定した時点で、記録媒体の撮影前の残容量から記録するすべての画像ファイルのファイルサイズを減算することによって撮影後の記録媒体の残容量を算出し、算出した残容量を標準画像サイズで除算することによって、残り撮影可能回数を算出する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、1回の撮影で複数の画像を作成する際に、撮影中と撮影後で残り可能撮影回数の変動を最小限にすることが可能となる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下に説明する実施形態では、本発明による装置、方法を静止画像と動画との撮影が可能なデジタルカメラである撮像装置に適用した場合を例にして説明する。
[デジタルカメラの構成について]
図1は実施形態によるデジタルカメラの外観図である。
図1は実施形態によるデジタルカメラの外観図である。
図1において、28は表示部であり、画像や各種情報を表示する。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。61はシャッターボタンである。60はモード切替スイッチであり、デジタルカメラ100における各種モードを切り替える。より具体的には、静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のモードの切り替えが可能である。111は接続ケーブルであり、デジタルカメラ100と外部機器を接続する。112はコネクタであり、接続ケーブル111とデジタルカメラ100とを接続する。
70は操作部であり、ユーザからの各種操作を受け付ける。操作部70は図示の各種ボタンや、画像表示部28の画面上に設けられたタッチパネル等の操作部材を有する。操作部70の各種ボタンとは、具体的に例示すると、消去ボタン、メニューボタン、SETボタン、十字に配置された4方向ボタン(上ボタン、下ボタン、右ボタン、左ボタン)、ホイール73等である。200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。201は記録媒体スロットであり、記録媒体200を格納する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、103は撮影レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。23はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合や、音声制御部11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合に用いられる。102はバリアであり、デジタルカメラ100の、レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
12はタイミング発生部であり、撮像部22、音声制御部11、A/D変換器23、D/A変換器13にクロック信号や制御信号を供給する。タイミング発生部12は、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、画像表示部28に表示するための画像データを格納する。尚、メモリ32は、マイク10において録音された音声データ、静止画像、動画像および画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納するのにも用いられる。従って、メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
圧縮/伸張部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮、伸張する。圧縮/伸張部16は、シャッター101をトリガにしてメモリ32に格納された撮影画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。また、記録媒体200の記録部19などからメモリ32に読み込まれた圧縮画像に対して伸張処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。圧縮/伸張部16によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部においてファイル化され、インターフェース18を介して記録媒体200に記録される。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して画像表示部28に供給する。28は画像表示部であり、LCD等の表示器上に、A/D変換器23からのアナログ信号に応じた表示を行う。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して画像表示部28により表示される。
10はマイクである。マイク10から出力された音声信号は、アンプ等で構成される音声制御部11を介してA/D変換器23に供給され、A/D変換器23においてデジタル信号に変換された後、メモリ制御部15によってメモリ32に格納される。一方、記録媒体200に記録されている音声データは、メモリ32に読み込まれた後、D/A変換器13によりアナログ信号に変換される。音声制御部11は、このアナログ信号によりスピーカ39を駆動し、音声出力する。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、上述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替えることができる。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中(半押し)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了(全押し)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、画像表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種設定が可能なメニュー画面が画像表示部28に表示される。利用者は、画像表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替える。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。33及び34はコネクタであり、電源部30と電源制御部80とを接続する。
40はRTC(Real Time Clock)であり、日付及び時刻を計時する。RTC40は、電源制御部80とは別に内部に電源部を保持しており、電源部30が落ちた状態であっても、計時状態を続ける。システム制御部50は起動時にRTC40より取得した日時を用いてシステムタイマを設定し、タイマ制御を実行する。
18はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。35は該記録媒体200とインターフェース18との接続のためのコネクタである。96は記録媒体コントローラであり、記録媒体200への画像データの書き込み/読み出し、および空き容量の取得を行う。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部19、デジタルカメラ100とのインターフェース37、及び、記録媒体200とデジタルカメラ100とを接続するためのコネクタ36を備えている。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信処理を行う。コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介してデジタルカメラ100を他の機器と接続する。
図3は第1の実施例におけるRAW+JPEG画像の同時記録における撮影処理の処理フローの一例である。
システム制御部50は、まず変数Lockを1にする(S301)。この変数Lockはシステムメモリ52に保存する。つぎにシステム制御部50は、記録媒体コントローラ96を介して、記録部19の空き容量を問い合わせ、取得した空き容量を変数Mpreに保存する。この変数Mpreはシステムメモリ52に保存する(S302)。つぎにシステム制御部50は、システムメモリ52に変数Mを「Mpre−標準画像サイズ」として保存する(S303)。この標準画像サイズとは、RAW画像とJPEG画像を足し合わせた標準的なサイズを表すものであり、残り撮影可能回数を画像表示部28に表示する際に基準となるサイズである。たとえばシャッターボタン61が押されておらず、撮影処理が行われていないときには、残り撮影可能回数は「記録部19の残り容量/標準画像サイズ」の計算式で算出され、画像表示部28に表示される。
つぎにシステム制御部50は、撮像部22に撮像データの取り込みを指示する。取り込んだ撮影データはA/D変換器23でデジタルデータに変換され、メモリ32にRAWデータとして保存される(S304)。つぎにシステム制御部50はS304で保存したRAWデータを圧縮/伸張部16を用いて圧縮し、圧縮されたデータがメモリ32に保存される(S305)。この圧縮処理を行うことによってRAWデータのサイズを小さくすることができる。その際、元のRAWデータに復元することができるように可逆圧縮を行う。また圧縮後のデータをここではCR2データと呼ぶことにする。
S305で圧縮が完了すると、圧縮/伸張部16から圧縮後のCR2データのサイズを取得することができる。そこでシステム制御部50は、CR2データのサイズを取得してシステムメモリ52に変数Rsvとして保存し(S307)、記録媒体コントローラ96を介して、記録部19にCR2データの書き込みを開始する(S308)。
つぎにシステム制御部50は、S304で取り込んだRAWデータを現像してYUVデータを作成し(S309)、圧縮/伸張部16を用いてJPEG形式に圧縮する(S310)。RAWデータを現像してYUVデータを作成する方法については広く知られており、ここでは特に説明しない。その後、圧縮/伸張部16からS310の圧縮処理の完了通知を受けると、システム制御部50は圧縮/伸張部16から圧縮後のJPEGデータのサイズを取得し(S311)、S307でシステムメモリ52に保存した変数Rsvに加算する(S312)。結果として変数Rsvの値は、CR2データとJPEGデータの和になる。
つぎにシステム制御部50は、システムメモリ52に保存している変数Mの値を「Mpre−Rsv」の計算結果に書き換える(S313)。結果として、変数Mの値は、撮影処理を行う前の記録部19の残容量から、書き込む予定の画像サイズを引いた値が保存される。つぎにシステム制御部50は、記録媒体コントローラ96を介して、記録部19にJPEGデータの書き込みを開始する(S314)。その後、システム制御部50は記録媒体コントローラ96からCR2データの書き込み完了通知(S315)、JPEGデータの書き込み完了通知(S316)を受け取ると、システムメモリ52に保存している変数Lockの値を0にする(S317)。
図4は第1の実施例におけるRAW+JPEG画像の同時記録における残り撮影回数取得処理の処理フローの一例である。
システム制御部50は、システムメモリ52に保存している変数Lockの値が1かどうかを判定する(S401)。この変数Lockが1になるのは、図3で説明した撮影処理が行われ、撮影した画像が記録部19に書き込まれるまでの期間である(S301〜S317)。撮影処理が行われていないときは変数Lockの値は0である。S401で変数Lockの値が1でないときは、システム制御部50は、記録媒体コントローラ96を介して、記録部19の空き容量を問い合わせ、取得した空き容量を変数Mに保存する(S402)。その後、S403に進む。
一方、S401で変数Lockの値が1のときはS403に進み、変数AvailShotsを「変数M/標準画像サイズ」の計算式で算出した値をシステムメモリ52に保存する(S403)。このとき変数Mは、図3のS303、S313で変更した値である。その後、システム制御部50はS403で算出したAvailShotsの値を返し、この値を画像表示部28に表示する。なお、本実施例においては、システム制御部50はマルチタスクOSで動作しており、図3の撮影処理と、図4の残り撮影回数取得処理とが並列に動作し、いつでも残り撮影可能回数を表示することが可能である。
図5は残容量を表す変数Mの変遷を示した図である。
まず第2シャッタースイッチ64を検出すると、残容量Mの値を標準画像サイズ分だけ減ずる。そのため、この時点で残り撮影可能回数が1減じられる。その後、CR2とJPEGデータの両方の画像サイズが確定した時点で、撮影前の残容量から確定したCR2とJPEGデータの両方のサイズを引いた値となる。このように画像ファイルのサイズが確定するまでは(変数Lockの値が1の期間)、記録部19の残容量から標準画像サイズを引いた値を元に残り撮影可能回数が計算されるため、撮影処理中であっても実際の残り撮影可能回数から大きくかい離することのない値を求めることが可能となる。また記録部19に書き込む画像ファイルのサイズが確定した時点で、正確な残容量を求めることが可能となるため、実際に書き込みが完了する前に正確な残り撮影可能回数を表示することが可能となる。
図6は残り撮影可能回数の表示の一例である。
601は残り撮影可能回数を表しており、目安として96回撮影が可能であることを示している。この残り撮影可能回数は、撮影中であっても、記録部19に画像ファイルを書き込み中であっても表示可能である。また画像表示部28だけではなく、一眼レフカメラのように光学ビューファインダー内に表示してもよい。
以上説明したように第1の実施例によれば、撮影中と撮影後で残り可能撮影回数の変動を最大でも1回(最小限)の撮像装置を提供することが可能となる。
図7を用いて第2の実施例を説明する。
図7はホワイトバランスブラケットのように1枚のRAW画像から複数のJPEGファイルを作成する撮影モードにおける、変数Mの変遷を表している。図7では、1枚のRAW画像を現像/画像処理を行って、3枚のJPEG画像ファイルを作成するときの一例を示している。
第2シャッタースイッチ64を検出して、RAW画像を取り込み、取り込んだ画像を現像して、すべてのJPEG画像のファイルサイズが確定するまでは変数Mの値は撮影前の記録部19の残容量から標準画像サイズを減じた値である。この標準画像サイズは3枚の全画像の合計サイズの予測値を表したものである。
その後、RAW画像を現像し、すべてのJPEG画像を作成し、書き込むファイルサイズが確定した時点で、変数Mの値を撮影前の残り容量から前画像ファイルのサイズを減じたものに変更する。そのことによって、すべての画像ファイルの書き込み前に正確な残容量を表示することが可能となる。
図8を用いて第2の実施例を説明する。図8はクリエイティブショットにおける撮影処理の処理フローの一例である。
クリエイティブショットとは、1回の撮影で3枚の被写体を撮影し(RAW画像の取り込み)、フィルターをかける/画像を切り出す/画像を回転する処理を施した画像を6枚作成するものである。このとき撮影する3枚の画像は、ピント位置をずらす、露出を変える、連写を行うことによって撮影する。ピント位置をずらしての撮影はフォーカスブラケット、露出を変更しての撮影はAEブラケットとして広く知られており、ここでは特に説明しない。
システム制御部50は、まず撮影シーンの解析を行う(S801)。たとえば被写体に人物が含まれているか、風景なのかなどを解析する。そして、その解析結果によって撮影する3枚の画像をフォーカスブラケット、AEブラケット、連写のいずれの方法で撮影を行うのかを決定する。
つぎにシステム制御部50はS802に進む。S802〜S804は、図3のS301〜S303と同じであり、ここでは特に説明しない。つぎにシステム制御部50は、撮像部22に1枚目の撮像データの取り込みを指示する。取り込んだ撮影データはA/D変換器23でデジタルデータに変換され、メモリ32にRAWデータとして保存される(S805)。続いて、S805と同様にS806で2枚目の撮影データ、S807で3枚目の撮影データの取り込みを行う。
3枚のRAWデータの取り込みが終わると、システム制御部50は変数Rsvの値を0にし(S808)、さらに変数Nの値を0にする(S809)。つぎにシステム制御部50は撮影パラメータを設定する(S810)。ここで設定するパラメータは色フィルタや、切り出しサイズ、切り出し位置などがある。S810で設定した撮影パラメータでRAW現像を行ってYUVデータを作成する(S811)。S811で作成されたYUVデータを、圧縮/伸張部16を用いてJPEG形式に圧縮する(S812)。S812で圧縮/伸張部16からデータの圧縮完了の通知を受け取ると、JPEGデータのサイズが確定する(S813)。ここでS813で取得したデータを変数Rsvに加算する(S814)。つぎにシステム制御部50は記録媒体コントローラ96に対して、JPEGデータを記録部19への書き込みを開始するように指示する(S816)。その後、変数Nの値を1増やし(S816)、変数Nの値が6より小さいときはS810に戻り、6以上のときはS818に進む。
つぎにシステム制御部50は変数Mの値を「Mpre−Rsv」の計算式で求めた値に変更する(S818)。この値は、撮影前の記録部19の残容量(Mpre)から、記録する全ファイルの容量(Rsv)を減じたものである。その後、記録媒体コントローラ96から作成した6枚すべてのJPEGデータの書き込み完了の通知を受け取ると(S819)、変数Lockの値を0にして(S820)処理を終了する。なお、S818は図3のS313,S820は図3のS317と同じ処理である。
また残り撮影可能回数取得処理は、第1の実施例において図4を用いて説明したのと同じである。こうした処理を行うことによって、1回の撮影で複数回の画像を取り込む場合においても、撮影中と撮影後で残り可能撮影回数の変動を最大でも1回にすることが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
28 画像表示部、60 モード切替スイッチ、61 シャッターボタン、
70 操作部、72 電源スイッチ
70 操作部、72 電源スイッチ
Claims (5)
- 撮影指示を受けると、撮像素子から被写体画像を取り込み、取り込んだ画像から複数の撮影画像を生成し、記録媒体に記録する撮像装置であって、
撮影指示を受け取ると残り撮影可能回数を1減らし、作成するすべての画像ファイルのファイルサイズが確定するまでは、前記残り撮影可能回数表示手段に表示する撮影可能回数を変更せず、すべての画像ファイルのファイルサイズが確定した時点で、記録媒体の撮影前の残容量から記録するすべての画像ファイルのファイルサイズを減算することによって撮影後の記録媒体の残容量を算出し、算出した残容量を標準画像サイズで除算することによって、残り撮影可能回数を算出する制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 残り撮影可能回数を表示する残り撮影可能回数手段を備え、前記残り撮影可能回数手段に残り撮影可能回数を表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 1度の撮影でRAWデータとJPEGデータの両方を記録することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
- 1枚のRAWデータからホワイトバランスを変更して、複数の画像ファイルをを記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
- 撮影指示を受けると、撮像素子から複数枚の被写体画像を取り込み、取り込んだ複数枚の画像から複数の撮影画像を生成し、記録媒体に記録することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
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