JP2017117290A - 携行品管理装置及び携行品管理方法 - Google Patents

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基之 鈴木
吉澤 和彦
Kazuhiko Yoshizawa
和彦 吉澤
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Yasunobu Hashimoto
康宣 橋本
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Abstract

【課題】より好適な使い勝手を実現する携行品管理装置及び携行品管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するために、携行品管理装置であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るリーダ部と、リーダ部で読み取ったタグ情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したタグ情報とリーダ部により新たに読み取ったタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行う制御部とを備えた構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、携行品管理装置及び携行品管理方法に関する。
従来、子供が通学する際の教材等の忘れ物を防止するため、無線タグを用いた忘れ物検知システムが提案されている。
一例として、特開2014−44522号公報(特許文献1)には、読取可能範囲内に存在する物品に設けられた無線タグのタグデータを読み取るリーダと、予定と当該予定に用いられる物品とを対応付けたスケジュールデータに基づいて、所持すべき物品に設けられた無線タグのタグデータを抽出し、抽出されたタグデータと前記リーダによって読み取られるタグデータとを照合することにより、忘れ物を検出する制御部とを備える携帯通信装置が記載されている。
特開2014−44522号公報
特許文献1のように、スケジュールデータに基づいて所持すべき物品を決定するシステムは、スケジュールに従って予め所持すべき物品が決まっている必要がある。しかし、旅行や出張のような非定常的なスケジュールでは所持すべき物品が常に同じではないため、その度ごとに予め所持すべき物品を登録する必要があり、煩わしいという問題がある。また、旅行先や出張先など、自宅以外の場所での忘れ物の検出に対応していないという問題があった。
本発明の目的は、前記問題を考慮し、より好適な使い勝手を実現する携行品管理装置及び携行品管理方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、その一例を挙げるならば、携行品管理装置であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るリーダ部と、リーダ部で読み取ったタグ情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したタグ情報とリーダ部により新たに読み取ったタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行う制御部とを備えた構成とする。
本発明により、より好適な使い勝手を実現する携行品管理装置及び携行品管理方法を提供することができる。
実施例1に係る携行品管理装置の構成例を示すブロック図である。 実施例1に係る携行品管理装置のソフトウェア構成例を示す図である。 実施例1に係る携行品管理装置を含む携行品管理システムの構成例を示す図である。 実施例1に係る携行品管理装置の外観例、及び基本画面の表示例を示す図である。 実施例1に係る携行品管理装置の携行品管理機能実行部の動作例を説明するフローチャートである。 実施例1に係る携行品管理装置の携行品管理処理選択画面の表示例を示す図である。 実施例1に係る携行品管理装置の携行品登録処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1に係る携行品管理装置の携行品確認処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1に係る携行品管理装置の携行品リスト画面の表示例を示す図である。 実施例2に関わる携行品管理装置の携行品管理機能実行部の動作例を説明するフローチャートである。 実施例2に関わる携行品管理装置の携行品管理処理選択画面の表示例を示す図である。 実施例2に関わる携行品管理装置の携行品管理場所登録処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2に関わる携行品管理装置の携行品管理場所登録処理における画面表示例を示す図である。 実施例2に関わる携行品管理装置の携行品確認処理の一例を示すフローチャートである。 実施例3に関わる携行品管理装置の携行品確認処理の一例を示すフローチャートである。 実施例4に関わる携行品管理装置の携行品管理機能実行部の動作例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
図1Aは、本実施例の携行品管理装置の構成例を示すブロック図である。図1Aにおいて、携行品管理装置100は、主制御部101、システムバス102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、ストレージ部105、操作部106、タグリーダ部107、拡張インタフェース部108、センサ部110、映像処理部120、音声処理部130、通信処理部140を有する。
図1Bは、本実施例の携行品管理装置100のソフトウェア構成例を示す図であり、ROM103、RAM104、及びストレージ部105におけるソフトウェア構成を示す。詳細は後述する。
図2は、本実施例の携行品管理装置100を含む携行品管理システムの構成例を示す図である。図2において、携行品管理システムは、携行品管理装置100と、インターネット等の広域公衆ネットワーク201及びその無線通信用アクセスポイント202、移動体電話通信網の基地局203、地図情報データサーバ211、移動体電話通信サーバ212、無線タグ300(300−1〜300−N)で構成される。
携行品管理装置100は、携帯電話やスマートホンの他、PDA(Personal Digital Assistant)やタブレット型のPC(Personal Computer)等、またはその他の携帯用デジタル機器であっても良い。
図1Bにおいて、主制御部101は、所定のプログラムに従って携行品管理装置100全体を制御するマイクロプロセッサユニットである。システムバス102は主制御部101と携行品管理装置100内の各部との間でデータ送受信を行うためのデータ通信路である。
ROM103は、オペレーティングシステムなどの基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラムが格納されたメモリであり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)やフラッシュROMのような書き換え可能なROMが用いられる。ROM103に格納されたプログラムを更新することにより、基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラムのバージョンアップや機能拡張が可能であるものとする。
RAM104は基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラム実行時のワークエリアとなる。具体的には、例えばROM103に格納された基本動作プログラム103aはRAM104に展開され、更に主制御部101が前記展開された基本動作プログラムを実行することにより、基本動作実行部104aを構成する。以下では、説明を簡単にするために、主制御部101が、ROM103に格納された基本動作プログラム103aをRAM104に展開して実行することにより、各部の制御を行う処理を基本動作実行部104aが行うものとして記述する。なお、その他のアプリケーションプログラムに関しても同様の記述を行うものとする。
なお、ROM103及びRAM104は主制御部101と一体構成であっても良い。また、ROM103は、図1Bに示したような独立構成とはせず、ストレージ部105内の一部記憶領域を使用しても良い。また、RAM104は、各種アプリケーションプログラム実行時に、必要に応じてデータを一時的に保持する一時記憶領域を備えるものとする。
ストレージ部105は、携行品管理装置100の各種機能を実現するためのプログラムやプログラムの動作設定値等の情報を記憶する。
ストレージ部105の一部領域を以てROM103の機能の全部または一部を代替しても良い。また、ストレージ部105は、携行品管理装置100に電源が供給されていない状態であっても記憶している情報を保持する必要がある。したがって、例えばフラッシュROMやSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disc Drive)等のデバイスが用いられる。
図1Aにおいて、操作部106は、携行品管理装置100に対する操作指示の入力を行う指示入力部であり、本実施例では、後述する、表示部121に重ねて配置したタッチパネル106t及び電源キー106k1やホームキー106k2等のボタンスイッチを並べた操作キー106kで構成されるものとする。なお、何れか一方のみであっても良い。
タグリーダ部107は、携行品ごとに設けられたRFID(Radio Frequency Identification)等の無線タグ300のタグ情報を読み取るものである。
拡張インタフェース部108は、携行品管理装置100の機能を拡張するためのインタフェース群であり、本実施例では、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、メモリインタフェース等で構成されるものとする。USBインタフェースはキーボードやその他のUSB機器の接続を行う。メモリインタフェースはメモリカードやその他のメモリ媒体を接続してデータの送受信を行う。
センサ部110は、携行品管理装置100の状態を検出するためのセンサ群であり、本実施例では、GPS(Global Positioning System)受信部111、加速度センサ112、ジャイロセンサ113、地磁気センサ114、照度センサ115、近接センサ116、で構成される。これらのセンサ群により、携行品管理装置100の位置、動き、傾き、方角、及び周囲の明るさ、周囲物の近接状況、等を検出することが可能となる。その他のセンサを更に備えていても良い。
映像処理部120は、表示部121、映像信号処理部122、第1映像入力部123、第2映像入力部124、で構成される。表示部121は、例えば液晶パネル等の表示デバイスであり、映像信号処理部122で処理した映像データを携行品管理装置100の使用者に提供する。映像信号処理部122は図示を省略したビデオRAMを備え、前記ビデオRAMに入力された映像データに基づいて表示部121が駆動される。また、映像信号処理部122は、必要に応じてフォーマット変換、メニューやその他のOSD(On Screen Display)信号の重畳処理等を行う機能を有するものとする。第1映像入力部123及び第2映像入力部124は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の電子デバイスを用いてレンズから入力した光を電気信号に変換することにより、周囲や対象物の映像データを入力するカメラユニットである。
音声処理部130は、音声出力部131、音声信号処理部132、音声入力部133、で構成される。音声出力部131はスピーカであり、音声信号処理部132で処理した音声信号を携行品管理装置100の使用者に提供する。音声入力部133はマイクであり、使用者の声などを音声データに変換して入力する。
通信処理部140は、LAN(Local Area Network)通信部141、移動体電話網通信部142、BlueTooth(登録商標)通信部143、で構成される。LAN通信部141はインターネット201の無線通信用アクセスポイント202と無線通信により接続してデータの送受信を行う。移動体電話網通信部142は移動体電話通信網の基地局203との無線通信により、電話通信(通話)及びデータの送受信を行う。BlueTooth通信部143は対応する機器と無線通信を行う。LAN通信部141、移動体電話網通信部142、BlueTooth通信部143は、それぞれ符号回路や復号回路、アンテナ等を備えるものとする。更に、赤外線通信部等を備えていても良い。
次に、本実施例の携行品管理装置100の動作に関して説明する。本実施例の携行品管理装置100の動作は、図1Bに示したように、主として、ROM103に記憶された基本動作プログラム103a、ストレージ部105に記憶された携行品管理プログラム105a、位置情報取得プログラム105b及びスケジュール管理プログラム105cがRAM104に展開されて主制御部101により実行されることによって構成された、基本動作実行部104a、携行品管理機能実行部104b、位置情報取得実行部104c及びスケジュール管理実行部104dによって制御されるものとする。また、ストレージ部105には携行品を管理する場所の位置情報や携行品ごとに備えられた無線タグから読み取った固有のID等のタグ情報を記憶する携行品管理情報記憶領域105d1、出張日時や宿泊場所等の情報を記憶するスケジュール情報記憶領域105d2を有している。
図3に本実施例の携行品管理装置100の外観例を示す。なお、図3は、携行品管理装置100がスマートホン等の情報端末機器である場合の例である。
図3において、基本画面121aは、電源キー106k1押下より携行品管理装置100の電源がオンされた際に、若しくは、任意のアプリケーションプログラムの実行中にホームキー106k2が押下された際に表示部121に表示される。基本画面121aには、携行品管理装置100で実行可能な各アプリケーションプログラムに関連付けられたアイコン群121a1が表示され、何れかのアイコンを選択することにより、選択されたアイコンに関連付けられた所定のアプリケーションプログラムが実行される。
なお、前記アイコンの選択は、目的のアイコンが表示された表示部121上の位置に対応するタッチパネル106t上の所定の領域をタップ操作する等により行えば良い。或いは、図示を省略した十字カーソルキー及び決定キー等の操作キーを操作して行っても良い。
基本画面121aで表示されるアイコン121a2は、本実施例の携行品管理装置100の特徴を為す携行品管理プログラム105bに関連付けられたアイコンである。アイコン121a2をタップ操作等で選択することにより、携行品管理機能実行部104bが起動する。
以下、図4に示すフローチャートを用いて、本実施例の携行品管理装置100の特徴を為す携行品管理機能の動作例について説明する。基本動作実行部104aの制御に基づいて動作する携行品管理装置100において、基本画面121a上のアイコン121a2をタップ操作等により選択すると、基本動作実行部104aは携行品管理機能実行部104bを起動し、制御主体を携行品管理機能実行部104bに委譲する。
図4において、携行品管理機能実行部104bでは、まず携行品管理処理選択画面121bを表示する(S101)。図5に携行品管理処理選択画面121bの表示例を示す。携行品管理処理選択画面121bは、携行品登録アイコン121b1、携行品確認アイコン121b2、終了アイコン121b3で構成される。
続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面121bを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S102)、選択したアイコンに従って分岐処理S103を実行する。
S102において携行品登録アイコン121b1の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S103において携行品登録処理S104に分岐する。
S102において携行品確認アイコン121b2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S103において携行品確認処理S105に分岐する。
S102において終了アイコン121b3の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S103において携行品管理機能実行部104bは制御主体を基本動作実行部104aに返却し、更に、基本動作実行部104aは、基本画面121aを表示して、携行品管理機能実行部104bの動作を終了する。
携行品登録処理S104、携行品確認処理S105の各処理の実行後は、S101に戻って携行品管理処理選択画面121bを表示する。
次に、携行品登録処理S104について図6のフローチャートを用いて説明する。図6において、まず、タグリーダ部107により携行品管理装置100の周辺に存在する無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う(S201)。ここで、無線タグ300は管理する携行品ごとに設けられており、複数の携行品を携行している場合には複数の無線タグのタグ情報を読み込む。
読み取った無線タグのタグ情報に基づいて、表示部121に携行品リスト画面121cを表示する(S202)。図8(a)に携行品リスト画面121cの表示例を示す。携行品リスト画面121cは、読み取った無線タグのタグ情報に対応した携行品のリスト121c1、読取アイコン121c2、登録アイコン121c3、終了アイコン121c4で構成される。リスト121c1には読み取ったタグ情報に含まれる固有のID情報等が表示される。また、携行品登録情報として予め無線タグのIDに対応した携行品の品名が携行品管理情報記憶領域105d1に記憶されている場合、或いはタグ情報に品名に関する情報が含まれる場合には品名が表示される。
続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面121cを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S203)、選択したアイコンに従って分岐処理S204を実行する。
S203において終了アイコン121c4の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S204において携行品管理機能実行部104bは携行品登録処理S104を終了し、図4のS101に戻って携行品管理処理選択画面121bを表示する。
S203において読取アイコン121c2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S204においてS201に戻り、再度、携行品管理装置100の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う。
S203において登録アイコン121c3の選択入力を受け付けた場合には、S201で読み込んだ携行品の無線タグのタグ情報を携行品登録情報として携行品管理情報記憶領域105d1に記憶(S205)した後、携行品登録処理S104を終了し、図4のS101に戻って携行品管理処理選択画面121bを表示する。
なお、図6において、S201でタグ情報の読み取りを行なった後、確認のためのS202の携行品リスト画面表示を省略しても良く、また、S203の選択入力の受け付けや、S204の分岐処理を行なわずに、S205の携行品管理情報記憶領域への記憶処理を行うようにしても良い。
次に携行品確認処理S105について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7において、携行品確認処理では、まずタグリーダ部107により携行品管理装置100の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う(S301)。次に携行品登録処理S104で携行品管理情報記憶領域105d1に携行品登録情報として記憶した携行品の無線タグ情報とS301で読み込んだ携行品の無線タグ情報を照合し、携行品登録情報として記憶した携行品の無線タグに対して、S301で読み込んだ携行品の無線タグに含まれなかったものを携行忘れ品と判定する(S302)。次に、携行品忘れの有無により分岐処理を行い(S303)、携行品忘れがない場合(No)には、携行品確認処理S105を終了し、図4のS101に戻って携行品管理処理選択画面121bを表示する。
携行品忘れがある場合(Yes)には、表示部121に携行品リスト画面121dを表示する(S304)。図8(b)に携行品リスト画面121dの表示例を示す。携行品リスト画面121dは、携行品のリスト121d1、確認アイコン121d2、終了アイコン121d3で構成される。リスト121d1には読み取った無線タグ情報に含まれる固有のID情報及び品名等が表示される。また、S302において携行忘れ品として判定された携行品について、例えば表示の色を反転する等により携行忘れ品と判定されたことがわかるように表示する(ここでは、ID=xxxx4、品名=傘が携行忘れ品と判断された例を示している)。
続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面121dを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S305)、選択したアイコンに従って分岐処理S306を実行する。
S305において確認アイコン121d2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S306においてS301に戻り、再度、携行品管理装置100の周辺に存在する無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う。
S305において終了アイコン121d3の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S306において携行品確認処理S105を終了し、図4のS101に戻って携行品管理処理選択画面121bを表示する。
なお、S303で携行品忘れがない場合には携行品確認処理を終了するとしたが、携行品忘れがない場合でも、携行品リストの表示及び携行品忘れがない旨の表示をしても良い。
よって、本実施例では、例えば自宅を出る際、或いは出張先や旅行先の宿泊場所に到着した時点で携行品の無線タグのタグ情報の読み取りを行い、読み取った無線タグに対応する携行品を携行品として登録し、宿泊先を出るときに携行品の確認を行うことで、自宅を出る際、或いは出張先や旅行先の宿泊場所に到着した時点の携行品に対して、宿泊先を出るときの携行品忘れを確認することができる。
以上のように本実施例は、携行品管理装置であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るリーダ部と、リーダ部で読み取ったタグ情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したタグ情報とリーダ部により新たに読み取ったタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行う制御部とを備えた構成とする。
また、携行品管理方法であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第1のタグ情報読取工程と、第1のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を記憶する工程と、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第2のタグ情報読取工程と、記憶したタグ情報と第2のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を照合して携行品忘れの判定を行う工程とを有する。
これにより、より好適な使い勝手を実現する携行品管理装置及び携行品管理方法を提供することができる。
本実施例における携行品管理機能の動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
基本動作実行部104aの制御に基づいて動作する携行品管理装置100において、基本画面121a上のアイコン121a2をタップ操作等により選択すると、基本動作実行部104aは携行品管理機能実行部104bを起動し、制御主体を携行品管理機能実行部104bに委譲する。
図9において、携行品管理機能実行部104bでは、まず携行品管理処理選択画面121eを表示する(S401)。図10に携行品管理処理選択画面121eの表示例を示す。図10に示すように、携行品管理処理選択画面121eは、携行品管理場所登録アイコン121e1、携行品登録アイコン121e2、終了アイコン121e3で構成される。
図9に戻って、続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品管理処理選択画面121eを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S402)、選択したアイコンに従って分岐処理S403を実行する。
S402において携行品管理場所登録アイコン121e1の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S203において携行品管理場所登録処理S404に分岐する。
S402において携行品登録アイコン121e2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S403において携行品登録処理S405に分岐する。
S402において選択入力がない場合には、分岐処理S403において携行品確認処理S406に分岐する。
S402において終了アイコン121e3の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S403において携行品管理機能実行部104bは制御主体を基本動作実行部104aに返却し、更に、基本動作実行部104aは、基本画面121aを表示して、携行品管理機能実行部104bの動作を終了する。
携行品管理場所登録処理S404、携行品登録処理S405、携行品確認処理S406の各処理の実行後、S401に戻る。
携行品管理場所登録処理S404について、図11のフローチャートを用いて説明する。図11において、携行品管理場所登録処理として、まず図12(a)に示すような管理場所入力方法選択画面121fを表示する(S501)。管理場所入力方法選択画面121fは現在地入力アイコン121f1と地図入力アイコン121f2で構成される。
続いて、ユーザのタップ操作等による管理場所入力方法選択画面121fを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S502)、選択したアイコンに従って分岐処理S503を実行する。
S502において現在地入力アイコン121f1の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S503においてS504に分岐し、位置情報取得実行部104cによりGPS受信部111で受信した信号に基づいて位置情報を取得する。取得した位置情報を携行品管理場所登録情報としてストレージ部105の携行品管理情報記憶領域105d1に記憶し(S506)、処理を終了する。
S502において地図入力アイコン121f2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S503においてS505に分岐し、地図入力処理を実行する。
地図入力処理S505では図12(b)に示すような地図入力画面121gを表示部121に表示する。地図入力画面121gは検索した場所付近の地図とともに、検索ボックス121g1、検索アイコン121g2、登録アイコン121g3、登録する携行品管理場所の位置を示すアイコン121g4で構成される。検索ボックス121g1に携行品管理場所として登録する場所の情報を入力し、検索アイコン121g2をタップすることにより検索が行われ、検索した場所の位置付近の地図及び検索した場所の位置にアイコン121g4が表示される。或いはアイコン121g4を指でタッチしたまま表示された地図上の位置を移動させ、登録したい位置で指を離すことでアイコン121g4の位置を移動させる。登録アイコン121g3をタップすることで、アイコン121g4が表示された地図上の位置が携行品管理場所の位置情報として取得される。取得した位置情報を携行品管理場所登録情報としてストレージ部105の携行品管理情報記憶領域105d1に記憶し(S506)、処理を終了する。
次に携行品確認処理S406について、図13のフローチャートを用いて説明する。図13において、携行品確認処理では、まず携行品管理場所が登録済か否かによる分岐処理を行う(S601)。携行品管理場所の登録が行われていない場合(No)には携行品確認処理S406を終了し、図9のS401に戻って携行品管理処理選択画面121eを表示する。携行品管理場所の登録が行われている場合(Yes)にはS602に進み、携行品が登録済か否かによる分岐処理を行う。携行品が登録されていない場合(No)には、携行品確認処理S406を終了し、図9のS401に戻って携行品管理処理選択画面121eを表示する。携行品が登録済の場合(Yes)には、位置情報取得実行部104cによりGPS受信部111で受信した信号に基づいて位置情報を取得する(S603)。
次に、取得した位置が携行品管理場所登録情報として携行品管理情報記憶領域105d1に記憶した位置から所定の距離の範囲内(例えば20m以内)か否かにより分岐処理を行う(S604)。取得した位置が所定の距離の範囲内の場合(Yes)には、所定場所を離れていないと判断し、携行品確認処理S406を終了する。取得した位置が所定の距離の範囲外の場合(No)には、所定場所を離れたと判断し、タグリーダ部107により携行品管理装置100の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う(S605)。次に携行品登録処理S405で携行品管理情報記憶領域105d1に携行品登録情報として記憶した携行品の無線タグ情報とS605で読み取った携行品の無線タグ情報を照合し、携行品登録情報として記憶した携行品の無線タグに対して、S605で読み込んだ携行品の無線タグに含まれなかったものを携行忘れ品と判定する(S606)。次に、携行品忘れの有無により分岐処理を行い(S607)、携行品忘れがない場合(No)には、携行品確認処理S406を終了し、図9のS401に戻って携行品管理処理選択画面121eを表示する。なお、携行品忘れがない場合、携行品忘れがない旨の表示をしても良い。
携行品忘れがある場合(Yes)には、携行品忘れ表示部121に図8(b)に示すような携行品リスト画面121dを表示する(S608)。携行品リスト画面121dは、携行品のリスト121d1、確認アイコン121d2、終了アイコン121d3で構成される。
続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面121dを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S609)、選択したアイコンに従って分岐処理S610を実行する。
S609において確認アイコン121d2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S610においてS605に戻り、再度、携行品管理装置100の周辺に存在する無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う。
S609において終了アイコン121d3の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S610において携行品確認処理S406を終了し、図9のS401に戻って携行品管理処理選択画面121eを表示する。
携行品登録処理S405は図4の携行品登録処理S104と同じであり、説明を省略する。
よって、本実施例では、例えば自宅を出る際に携行品の無線タグのタグ情報の読み取り・携行品登録情報の記憶を行う、或いは出張先や旅行先の宿泊場所に到着した時点で携行品の無線タグのタグ情報の読み取り・携行品登録情報の記憶を行なう。また、予め地図入力で出張先や旅行先の宿泊場所を携行品管理場所として記憶、或いは出張先や旅行先の宿泊場所に到着した時点で携行品管理場所として現在地の位置情報の取得・記憶を行う。そして、携行品管理場所を離れた場合、自動的に携行品のタグ情報の読み取を行い、携行品の確認を行う。これにより、自宅を出た時点の携行品或いは宿泊場所に到着した時点の携行品のうち、携行品管理場所である宿泊場所から離れるときの携行品に含まれないものが携行忘れ品として自動的に表示されるため、出張先や旅行先での携行忘れを防止することができる。
以上のように本実施例は、携行品管理装置であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るリーダ部と、リーダ部で読み取ったタグ情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したタグ情報とリーダ部により新たに読み取ったタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行う制御部とを備え、位置算出信号を取得する信号受信部と、信号受信部が受信した位置算出信号から位置情報を取得する位置情報取得部とを有し、記憶部は、リーダ部で読み取ったタグ情報と位置情報取得部で取得した位置情報を記憶し、制御部は、記憶部に記憶された位置情報の位置から所定の範囲外に移動したときにリーダ部により新たにタグ情報の読み取りを行い、新たに読み取ったタグ情報と記憶部に記憶したタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行うように構成する。
また、携行品管理方法であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第1のタグ情報読取工程と、第1のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を記憶する工程と、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第2のタグ情報読取工程と、記憶したタグ情報と第2のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を照合して携行品忘れの判定を行う工程とを有し、位置情報を取得する位置情報取得工程と、位置情報取得工程で取得した位置情報を記憶する工程と、記憶した位置情報の位置から所定の範囲外に移動したことを検出する移動検出工程とを有し、第2のタグ情報読取工程は、移動検出工程で移動したことを検出したときに携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るように構成する。
本実施例はスケジュール情報に基づいて携行品管理場所の位置情報の取得・携行品管理場所登録情報の記憶を行うものである。
本実施例における携行品確認処理S406の動作を図14のフローチャートを用いて説明する。図14において、図13と同じ処理部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図14に示す携行品確認処理では、まず携行品管理場所が登録済か否かによる分岐処理を行う(S601)。携行品管理場所の登録が行われている場合(Yes)にはS602に進み、携行品が登録済か否かによる分岐処理を行う。以降、図13に示す携行品確認処理と同様の処理を行う。
携行品管理場所の登録が行われていない場合(No)には、スケジュール情報記憶領域105d2からスケジュール情報を読み込み(S620)、スケジュール情報に現在の時刻以降の移動先の情報の記載があるか否かによる分岐処理を行う(S621)。移動先の情報の記載がない場合(No)には携行品確認処理S406を終了し、図9のS401に戻って携行品管理処理選択画面121eを表示する。移動先の情報の記載がある場合(Yes)には移動先の位置情報を広域公衆ネットワーク201に接続した地図情報データサーバ211から取得する(S622)。取得した位置情報を携行品管理場所登録情報として携行品管理情報記憶領域105d1に記憶し(S623)、S602に進み、携行品が登録済か否かによる分岐処理を行う。以降、図13に示す携行品確認処理と同様の処理を行う。
本実施例では、スケジュール情報記憶領域に記憶されたスケジュールに出張先や旅行先の宿泊場所の情報が記憶されている場合には、ユーザがわざわざ宿泊場所に到着した時点で携行品管理場所を登録することなく、出張先や旅行先での携行忘れを防止することができる。
また、上記の実施例において、スケジュール記憶領域に記憶されたスケジュールに出張先や旅行先の宿泊場所の情報が記憶されている場合に、予め宿泊場所の位置を携行品管理場所の登録情報として記憶し、ユーザが記憶した位置から所定の距離の範囲内に移動した時点で携行品の無線タグのタグ情報の読み込み・携行品登録情報として記憶するようにしてもよい。この場合には宿泊場所に到着した時点の携行品のうち、宿泊場所から離れるときの携行品に含まれないものが携行忘れ品として表示されるため、出張先や旅行先での携行忘れを防止することができる。
以上のように本実施例は、携行品管理装置であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るリーダ部と、リーダ部で読み取ったタグ情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したタグ情報とリーダ部により新たに読み取ったタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行う制御部とを備え、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得部と、スケジュール情報取得部が取得したスケジュール情報から移動先位置情報を取得する移動先位置情報取得部とを有し、記憶部は、リーダ部で読み取ったタグ情報と移動先位置情報取得部で取得した移動先位置情報を記憶し、制御部は、記憶部に記憶された移動先位置情報の位置から所定の範囲外に移動したときにリーダ部により新たにタグ情報の読み取りを行い、新たに読み取ったタグ情報と記憶部に記憶したタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行うように構成する。
また、携行品管理方法であって、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第1のタグ情報読取工程と、第1のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を記憶する工程と、携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第2のタグ情報読取工程と、記憶したタグ情報と第2のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を照合して携行品忘れの判定を行う工程とを有し、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得工程と、スケジュール情報取得工程で取得したスケジュール情報から移動先位置情報を取得する移動先位置情報取得工程と、移動先位置情報を記憶する工程と、記憶した移動先位置情報の位置から所定の範囲外に移動したことを検出する移動検出工程とを有し、第2のタグ情報読取工程は、移動検出工程で移動したことを検出したときに携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るように構成する。
本実施例では、携行品管理場所の位置情報の取得・携行品管理場所登録情報の記憶と携行品の携行品の無線タグのタグ情報の読み取り・携行品登録情報の記憶を連続して行うものである。
図15に示すフローチャートを用いて、本実施例における携行品管理装置100の携行品管理機能の動作例について説明する。
基本動作実行部104aの制御に基づいて動作する携行品管理装置100において、基本画面121a上のアイコン121a2をタップ操作等により選択すると、基本動作実行部104aは携行品管理機能実行部104bを起動し、制御主体を携行品管理機能実行部104bに委譲する。
携行品管理機能実行部104bでは、まず位置情報取得実行部104cによりGPS受信部111で受信した信号に基づいて位置情報を取得し(S701)、取得した位置情報を携行品管理場所の登録情報としてストレージ部105の携行品管理情報記憶領域105d1に記憶する(S702)。
次に、タグリーダ部107により携行品管理装置100の周辺に存在する無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う(S703)。
読み取った無線タグのタグ情報に基づいて、表示部121に図8(a)に示すような携行品リスト画面121cを表示する(S704)。携行品リスト画面121cは、読み取った無線タグのタグ情報に対応した携行品のリスト121c1、読取アイコン121c2、登録アイコン121c3、終了アイコン121c4で構成される。
続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面121cを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S705)、選択したアイコンに従って分岐処理S706を実行する。
S705において終了アイコン121c4の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S706において携行品管理機能実行部104bは制御主体を基本動作実行部104aに返却し、更に、基本動作実行部104aは、基本画面121aを表示して、携行品管理機能実行部104bの動作を終了する。
S705において読取アイコン121c2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S706においてS703に戻り、再度、携行品管理装置100の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う。
S705において登録アイコン121c3の選択入力を受け付けた場合には、S703で読み込んだ携行品の無線タグのタグ情報を携行品登録情報として携行品管理情報記憶領域105d1に記憶する(S707)。
続いて位置情報取得実行部104cにより位置情報を取得し(S708)、取得した位置が携行品管理場所登録情報として携行品管理情報記憶領域105d1に記憶した位置から所定の距離の範囲内か否かにより分岐処理を行う(S709)。S708で取得した位置が所定の距離の範囲内の場合(Yes)には、S708に戻る。S708で取得した位置が所定の距離の範囲外の場合(No)には、タグリーダ部107により携行品管理装置100の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う(S710)。次にS707において携行品管理情報記憶領域105d1に携行品登録情報として記憶した無線タグ情報とS710で読み取った携行品の無線タグ情報を照合し、携行品登録情報として記憶した無線タグに対してS710で読み取った携行品の無線タグに含まれなかったものを携行忘れ品と判定する(S711)。次に、携行品忘れの有無により分岐処理を行い(S712)、携行品忘れがない場合(No)には、携行品管理機能実行部104bは制御主体を基本動作実行部104aに返却し、更に、基本動作実行部104aは、基本画面121aを表示して、携行品管理機能実行部104bの動作を終了する。
携行品忘れがある場合(Yes)には、携行品忘れ表示部121に図8(b)に示すような携行品リスト画面121dを表示する(S713)。携行品リスト画面121dは、携行品のリスト121d1、確認アイコン121d2、終了アイコン121d3で構成される。
続いて、携行品管理機能実行部104bは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面121dを構成するアイコンの選択入力の受け付けを行い(S714)、選択したアイコンに従って分岐処理S715を実行する。
S714において確認アイコン121d2の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S715においてS710に戻り、再度、携行品管理装置100の周辺に存在する無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う。
S714において終了アイコン121d3の選択入力を受け付けた場合には、分岐処理S715において携行品管理機能実行部104bは制御主体を基本動作実行部104aに返却し、更に、基本動作実行部104aは、基本画面121aを表示して、携行品管理機能実行部104bの動作を終了する。
なお、S703でタグ情報の読み取りを行なった後、確認のためのS704の携行品リスト画面表示を省略しても良く、また、S705の選択入力の受け付けや、S706の分岐処理を行なわずに、S707の携行品管理情報記憶領域への記憶処理を行うようにしても良い。
以上の実施例では、例えば出張先や旅行先の宿泊場所に到着した時点で携行品管理機能実行部104bを起動することにより、宿泊場所に到着した時点の携行品のうち、宿泊場所から離れるときの携行品に含まれないものが携行忘れ品として表示されるため、出張先や旅行先からの携行忘れを防止することができる。
以上の実施例1から実施例4では、例えば自宅を出る際、或いは出張先や旅行先の宿泊場所に到着した時点で携行品の無線タグのタグ情報の読み取りを行い、読み取った無線タグに対応する携行品を携行品として登録するため、予め携行品のリストを作成・登録する必要がない。
また、実施例1から実施例3において、自宅を出る際に携行品の無線タグのタグ情報の読み取り・携行品登録情報の記憶を行う場合には、携行品リスト画面121cをみることで、出張先や旅行先に持っていく携行品を確認することができる。
また、実施例2から実施例4では出張先や旅行先の宿泊場所などの登録した位置から離れる際に自動的に携行品忘れの確認が行われ、忘れ物があった場合には表示等により通知することができる。
なお、上記実施例の説明では位置情報取得実行部104cはGPS受信部111で受信した信号に基づいて位置情報を取得するものとしたが、これに限らずLAN通信部141で取得し出張先や宿泊先等に設置された無線通信用アクセスポイント202のSSID(Service Set Identifier)等の情報を用いて位置情報を取得するようにしてもよい。
また、出張先や宿泊先等に設置された無線通信用アクセスポイント202のSSIDが検出可能か否かにより撮影除外場所から所定の距離の範囲内か否かを判断するようにしてもよい。或いは移動体通信網の基地局203の固有情報を用いて位置情報を取得するようにしてもよい。或いは出張先や宿泊先等に設置されたBlueTooth通信を用いたビーコン等により位置情報を取得するようにしてもよい。さらに、無線通信用アクセスポイント202或いは移動体通信網の基地局203から受信する電波の強度を用いて位置情報を取得するようにしてもよい。
また、上記実施例では携行品忘れがあるときに携行品リスト画面121dを表示するようにしたが、表示に加えて音或いは/及び振動により携行品忘れを通知するようにしてもよい。さらに、携行品管理装置100とBlueTooth通信等で連携した腕時計型等の情報端末に通知を行うようにしてもよい。
また、上記実施例の機能等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、マイクロプロセッサユニット等がそれぞれの機能等を実現するプログラムを解釈して実行することによりソフトウェアで実現しても良い。また、ハードウェアとソフトウェアを併用しても良い。
また、上記実施例においては、本発明の機能等を、主として、携行品管理プログラム105aと位置情報取得プログラム105bとスケジュール管理プログラム105cの三つのプログラムを実行することにより実現するものとして記述しているが、前記三つのプログラムの各機能と同一の機能を有する只一つのプログラムを実行することにより、本発明の機能を実現するように構成しても良い。
また、上記実施例の携行品管理装置100ではタグリーダ部107を内蔵する構成例を示したが、無線タグ300のタグ情報を読み取る機器を別途設け、拡張インタフェース部108を介して読み取った情報を取得するようにしてもよい。
また、図中に示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも製品上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
以上実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
100:携行品管理装置、101:主制御部、102:システムバス、103:ROM、104:RAM、104a:基本動作実行部、104b:携行品管理機能実行部、104c:位置情報取得実行部、104d:スケジュール管理実行部、105:ストレージ部、106:操作部、107:タグリーダ部、110:センサ部、120:映像処理部、121:表示部、130:音声処理部、140:通信処理部

Claims (6)

  1. 携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取るリーダ部と、
    前記リーダ部で読み取ったタグ情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶したタグ情報と前記リーダ部により新たに読み取ったタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする携行品管理装置。
  2. 請求項1に記載の携行品管理装置であって、
    位置算出信号を取得する信号受信部と、
    前記信号受信部が受信した位置算出信号から位置情報を取得する位置情報取得部とを有し、
    前記記憶部は、前記リーダ部で読み取ったタグ情報と前記位置情報取得部で取得した位置情報を記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された位置情報の位置から所定の範囲外に移動したときに前記リーダ部により新たにタグ情報の読み取りを行い、該新たに読み取ったタグ情報と前記記憶部に記憶したタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行うことを特徴とする携行品管理装置。
  3. 請求項1に記載の携行品管理装置であって、
    スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得部と、
    前記スケジュール情報取得部が取得したスケジュール情報から移動先位置情報を取得する移動先位置情報取得部とを有し、
    前記記憶部は、前記リーダ部で読み取ったタグ情報と前記移動先位置情報取得部で取得した移動先位置情報を記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された移動先位置情報の位置から所定の範囲外に移動したときに前記リーダ部により新たにタグ情報の読み取りを行い、該新たに読み取ったタグ情報と前記記憶部に記憶したタグ情報とを照合して携行品忘れの判定を行うことを特徴とする携行品管理装置。
  4. 携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第1のタグ情報読取工程と、
    前記第1のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を記憶する工程と、
    携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る第2のタグ情報読取工程と、
    前記記憶したタグ情報と第2のタグ情報読取工程で読み取ったタグ情報を照合して携行品忘れの判定を行う工程と
    を有することを特徴とする携行品管理方法。
  5. 請求項4に記載の携行品管理方法であって、
    位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記位置情報取得工程で取得した位置情報を記憶する工程と、
    前記記憶した位置情報の位置から所定の範囲外に移動したことを検出する移動検出工程とを有し、
    前記第2のタグ情報読取工程は、前記移動検出工程で移動したことを検出したときに携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る
    ことを特徴とする携行品管理方法。
  6. 請求項4に記載の携行品管理方法であって、
    スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得工程と、
    前記スケジュール情報取得工程で取得したスケジュール情報から移動先位置情報を取得する移動先位置情報取得工程と、
    前記移動先位置情報を記憶する工程と、
    前記記憶した移動先位置情報の位置から所定の範囲外に移動したことを検出する移動検出工程とを有し、
    前記第2のタグ情報読取工程は、前記移動検出工程で移動したことを検出したときに携行品に設けられた無線タグのタグ情報を読み取る
    ことを特徴とする携行品管理方法。
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