JP2017199119A - 携行品管理装置及び携行品管理システム - Google Patents

携行品管理装置及び携行品管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】携行品の登録に手間がかからず、曜日やイベントの条件にも対応できる携行品管理装置を提供すること。
【解決手段】管理情報記憶部には、ユーザ毎に携行必要として予め登録された携行品と該携行品に対応した無線タグ情報、及び該携行品の携行条件を含む携行品管理情報を記憶する。携行品管理実行部は、読み取った携行品の無線タグ情報と携行品管理情報に基づいて、携行品忘れを判定して通知する。その際、携行品管理情報に登録されていない無線タグ情報を読み取った場合には、該無線タグ情報をユーザの携行品の無線タグ情報として登録する。また、携行品管理情報には、携行必要な携行品を曜日毎またはイベント毎に区別して登録しておき、これらの携行条件に応じてユーザの携行品忘れを判定する。
【選択図】図10

Description

本発明は、外出時の携行品を管理し携行品忘れを通知する携行品管理装置及び携行品管理システムに関する。
従来、ビジネスマンが出勤する際や子供が通学する際に携行品の忘れ物を検出するため、無線タグ(IDタグ)を用いた忘れ物検出装置が提案されている。
一例として、特許文献1には、「登録されたIDタグを検知し、利用者の特定と検知できなかったIDタグを検出するIDタグ検知手段と、検知できないIDタグのあるときにIDタグの登録情報と照合し、持ち物名を検出するIDタグ照合手段と、検知できないIDタグのあるときに利用者に忘れ物があることを知らせる報知手段と、忘れたくない持ち物に付けたIDタグの識別情報を登録するIDタグ登録手段とを備えてなる忘れ物検出装置」が記載されている。
特開2006−11501号公報
上記特許文献1の忘れ物検出装置では、忘れてはいけない持ち物に取り付けたIDタグを、予めそのユーザに対応して登録する必要があり、手間がかかるという課題があった。また、曜日やイベント(例えば出張等)の条件で持ち物が変わる場合には対応できないという課題があった。
本発明の目的は、前記課題を鑑み、携行品の登録に手間がかからず、曜日やイベントの条件にも対応できる携行品管理装置及び携行品管理システムを提供することである。
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。一例を挙げるならば、携行品を管理し携行品忘れを通知する携行品管理装置において、携行品に備えられた無線タグ情報を読み取るタグ情報読取部と、ユーザ毎に携行必要として予め登録された携行品と該携行品に対応した無線タグ情報、及び該携行品の携行条件を含む携行品管理情報を記憶する管理情報記憶部と、前記タグ情報読取部で読み取った無線タグ情報と前記管理情報記憶部に記憶されている携行品管理情報に基づいて、ユーザを判別するとともに、判別したユーザの携行品忘れを判定して通知する携行品管理実行部と、を備え、前記携行品管理実行部は、前記タグ情報読取部が前記携行品管理情報に登録されていない無線タグ情報を読み取った場合には、該無線タグ情報を前記判別したユーザの携行品の無線タグ情報として登録する構成とする。
また、前記携行品管理情報には前記携行条件として、携行必要な携行品を曜日毎またはイベント毎に区別して登録しておき、前記携行品管理実行部は、前記計時部からの日時及び曜日の情報、またはイベントの有無の情報に基づいて、前記判別したユーザの携行品忘れを判定する構成とする。
本発明によれば、登録が自動で行えるとともに曜日やイベントの条件にも対応可能で、使い勝手の優れた携行品管理装置及び携行品管理システムを実現できる。
実施例1の携行品管理装置の使用形態を示す図。 携行品管理装置のハードウェア構成を示す図。 携行品管理装置のソフトウェア構成を示す図。 携行品管理装置の外観とホーム画面の表示例を示す図。 携行品管理実行部が行う基本処理を示すフローチャート。 ユーザ登録処理の一例を示すフローチャート。 ユーザリスト画面の表示例を示す図。 ユーザ登録画面の表示例を示す図。 携行品リスト画面Bの表示例を示す図。 携行品登録画面Bの表示例を示す図。 携行品登録処理Bの一例を示すフローチャート。 携行品登録処理Aの一例を示すフローチャート。 携行品リスト画面Aの表示例を示す図。 携行品確認処理の一例を示すフローチャート。 携行品管理情報の例を示す図。 携行品リスト画面Cの表示例を示す図。 携行品確認ログ情報の例を示す図。 ユーザ判別処理の一例を示すフローチャート。 ユーザ選択画面の表示例を示す。 管理情報更新処理の一例を示すフローチャート。 実施例2に係る携行品管理システムの使用形態を示す構成図。 携行品管理装置のハードウェア構成を示す図。 携行品管理装置のソフトウェア構成を示す図。 情報端末装置のハードウェア構成を示す図。 情報端末装置のソフトウェア構成を示す図。 携行品管理実行部が行う基本処理を示すフローチャート。 携行品管理装置のホーム画面の表示例を示す図。 ユーザ登録処理の一例を示すフローチャート。 ユーザ登録画面の表示例を示す図。 端末登録画面の表示例を示す。 端末登録処理の一例を示すフローチャート。 携行品確認処理の一例を示すシーケンス図(前半)。 携行品確認処理の一例を示すシーケンス図(後半)。 携行品忘れ通知画面の表示例を示す図。 携行品忘れ通知画面の表示例を示す図。 ユーザ判別処理の一例を示すシーケンス図。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。
図1は、実施例1の携行品管理装置400の使用形態を示す図である。携行品管理装置400は、例えば玄関等に設置し、外出するユーザの携行品に備えられた無線タグ300(300−1〜300−N)を読み取ることで各携行品を管理する。無線タグ300は携行品に予め内蔵されたものに限らず、シールのように携行品に張り付けたものでもよい。
図2Aは、携行品管理装置400のハードウェア構成を示す図である。携行品管理装置400は、主制御部401、システムバス402、ROM(Read Only Memory)403、RAM(Random Access Memory)404、ストレージ部405、操作部406、タグリーダ部(タグ情報読取部)407、表示部408、音声出力部409、計時部410、通信処理部411を備える。
主制御部401は、ROM403に記憶されたプログラムに従って携行品管理装置400全体を制御するマイクロプロセッサユニットである。システムバス402は、主制御部401と携行品管理装置400内の各部との間でデータ送受信を行うためのデータ通信路である。
ROM403は、携行品管理装置400全体を制御するプログラムが格納されたメモリであり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)やフラッシュROMのような書き換え可能なROMが用いられる。ROM403に格納されたプログラムを更新することにより、携行品管理装置400のバージョンアップや機能拡張が可能である。
RAM404は、ROM403に記憶されたプログラムを実行する際に必要に応じてデータを一時的に保持する一時記憶として使用する。ストレージ部405は、携行品を管理するために使用する情報を記憶する。
ROM403及びRAM404は、主制御部401と一体構成であっても良い。さらに、ROM403に記憶されたプログラムをRAM404に展開して実行するようにしてもよい。
ストレージ部405は、携行品管理装置400に電源が供給されていない状態であっても記憶している情報を保持する必要がある。したがって、例えばフラッシュROMやSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disc Drive)等のデバイスが用いられる。ストレージ部405の一部領域を以って、ROM403の機能の全部または一部を代替しても良い。
操作部406は、携行品管理装置400に対する操作指示の入力を行う指示入力部であり、本実施例では、電源キーや表示部408に重ねて配置したタッチパネルが相当する。表示部408には、携行品リストなど携行品管理に関する様々な情報を表示する。
タグリーダ部(タグ情報読取部)407は、携行品ごとに備えられたRFID(Radio Frequency Identification)等の無線タグ300からタグ情報を読み取るものである。無線タグ300に対する読み取り距離は、例えば1m程度とするのが適当である。なお、タグリーダ部407を内蔵せず、外部に接続したタグリーダ機器にてタグ情報を読み取りその情報を取得する構成でもよい。
音声出力部409はスピーカであり、警告音などを携行品管理装置400のユーザに報知する。
計時部410は、例えばユーザが設定した日時・時刻からの経過時間をRTC(Real Time Clock)回路を用いて計測を行い、日時・時刻及び曜日の情報を出力する。主制御部401は、計時部410から出力される情報を読み込むことで日時・時刻及び曜日に基づいた処理等を行う。
図2Bは、携行品管理装置400のソフトウェア構成を示す図であり、図2AにおけるROM403、RAM404、及びストレージ部405の機能を示す。
主制御部401は、ROM403に記憶されたプログラムを実行することにより、携行品管理実行部403aを構成し、携行品管理装置400を構成する各ブロックの制御を行う。RAM404は、ROM403に記憶されたプログラムを実行する際に必要なデータを一時的に保持する一時記憶領域(一時記憶部)404aを構成する。ストレージ部405は、携行品管理実行部403aが携行品管理のために使用する情報を記憶する管理情報記憶領域(管理情報記憶部)405aを構成する。
図3は、携行品管理装置400の外観とホーム画面408aの表示例を示す図である。携行品管理装置400の電源キー406k押下により装置の電源がオンとなり、表示部408にはホーム画面408aが表示される。ホーム画面408aには、携行品管理で実行する処理に関連付けられたアイコンとして、ユーザ登録アイコン408a1、携行品登録Aアイコン408a2、携行品確認アイコン408a3などが表示される。ユーザが何れかのアイコンを選択することにより、選択されたアイコンに関連付けられた処理が実行される。
なお、上記のアイコンの選択は、表示部408上の目的のアイコンが表示された位置を指でタップ操作すれば、タッチパネルでこれを検出することができる。あるいは、図示しない十字カーソルキー及び決定キー等の操作キーにより選択しても良い。
図4は、携行品管理装置400の携行品管理実行部403aが行う基本処理を示すフローチャートである。
携行品管理実行部403aでは、まずホーム画面408aを表示する(S801)。ユーザのタップ操作等によるホーム画面408aに表示されたアイコンの選択入力の受け付けを行い(S802)、選択されたアイコンに従って分岐処理を行う(S803)。
ユーザ登録アイコン408a1の選択入力を受け付けた場合にはユーザ登録処理S804に分岐し、携行品登録Aアイコン408a2の選択入力を受け付けた場合には携行品登録A処理S805に分岐し、携行品確認アイコン408a3の選択入力を受け付けた場合には携行品確認処理S806に分岐する。選択入力がない場合、及びユーザ登録処理S804、携行品登録A処理S805、携行品確認処理S806の各処理を実行後はS801に戻り、再度ホーム画面408aを表示する。
以下、ユーザ登録処理S804、携行品登録A処理S805、携行品確認処理S806の各処理について説明する。
図5は、ユーザ登録処理S804の一例を示すフローチャートである。また、処理中の表示画面を図6A、図6Bで示す。
ユーザ登録処理S804では、まずストレージ部405の管理情報記憶領域405aに記憶されたユーザの登録情報(携行品管理情報)を読み込み(S900)、ユーザリスト画面408bを表示する(S901)。
図6Aは、ユーザリスト画面408bの表示例を示す。本表示例のユーザリスト画面408bは、登録されたユーザ名を記述したユーザリスト408b1、追加アイコン408b2、終了アイコン408b3で構成される。
続いて携行品管理実行部403aは、ユーザのタップ操作等によるユーザリスト画面408bを構成するユーザリスト408b1或いはアイコン408b2,408b3の選択入力の受け付けを行い(S902)、選択入力されたユーザ名或いはアイコンに従って分岐処理S903を実行する。S902において、終了アイコン408b3の選択入力を受け付けた場合には、ユーザ登録処理を終了する。
S902において、ユーザリスト408b1に表示されたユーザ名の選択入力を受け付けた場合には、選択されたユーザ名に対応してストレージ部の管理情報記憶領域405aに記憶された登録情報の読み込みを行い(S904)、S905に進む。また、S902において、追加アイコン408b2の選択入力を受け付けた場合には、S905に進む。
S905では、ユーザ登録画面408cを表示する。
図6Bは、ユーザ登録画面408cの表示例を示す。本表示例のユーザ登録画面408cは、ユーザ名入力枠408c1、携行品登録Bアイコン408c2、登録アイコン408c3、戻るアイコン408c4、携行品学習機能チェックボックス408c5、携行品自動追加機能チェックボックス408c6で構成される。なお、S902でユーザリストに表示されたユーザ名の選択入力を受け付けた場合には、S904で読み込んだユーザ名や携行品学習機能オン/オフ設定及び携行品自動追加機能オン/オフ設定の登録情報に基づいて、ユーザ名入力枠408c1、携行品学習機能のチェックボックス408c5、及び携行品自動追加機能のチェックボックス408c6が表示される。
次に、ユーザ登録画面408cに表示されたアイコン、入力枠、チェックボックスに対して、ユーザのタップ操作等による選択入力の受け付けを行い(S906)、選択されたアイコン、入力枠、チェックボックスに従って分岐処理を行う(S907)。S906において、戻るアイコン408c4の選択入力を受け付けた場合には、S901に戻りユーザリスト画面408bを表示する。
S906において、ユーザ名入力枠408c1をタップ操作により選択すると、ユーザ名入力処理を行う(S908)。ユーザ名入力処理S908では、例えばソフトキーボードが表示され(図6Bでは図示せず)、ユーザ名を新規に登録、あるいは登録済みのユーザ名を変更・修正することができる。
S906において、携行品登録Bアイコン408c2の選択入力を受け付けた場合には、S908にて入力されたユーザ名に対する携行品登録処理Bを実行する(S909)。携行品登録処理Bについては、図7で後述する。
S906において、携行品学習機能のチェックボックス408c5をタップ操作により選択すると、携行品学習機能のオン/オフ設定切り替えを行う(S910)。携行品学習機能チェックボックス408c5は、タップ操作する毎に携行品学習機能のオン/オフの設定状態が切り替わる。図6Bの表示例では、黒い四角はオンの設定状態を、白い四角はオフの設定状態を示す。
S906において、携行品自動追加機能チェックボックス408c6をタップ操作により選択すると、携行品自動追加機能のオン/オフ設定切り替えを行う(S911)。携行品自動追加機能のチェックボックス408c6は、タップ操作する毎に携行品学習機能のオン/オフの設定状態が切り替わる。図6Bの表示例では、黒い四角はオンの設定状態を、白い四角はオフの設定状態を示す。
S906において、登録アイコン408c3の選択入力を受け付けた場合には、S908のユーザ名入力処理で入力されたユーザ名に対応して、S909の携行品登録B処理で登録された携行品の情報、S910の携行品学習機能オン/オフ設定、S911の携行品自動追加機能オン/オフ設定などの情報は、ストレージ部405の管理情報記憶領域405aに携行品管理情報として記憶される(S912)。
S908〜S912の各処理の実行後はS905に戻り、再度ユーザ登録画面408cを表示する。
図7は、携行品登録処理B(図5のS909)の一例を示すフローチャートである。また、処理中の表示画面を図6C、図6Dで示す。
携行品登録処理B(S909)では、まずユーザ登録画面408cのユーザ名入力枠408c1に表示されたユーザ名に対応した携行品管理情報をストレージ部の管理情報記憶領域405aから読み込み(S1000)、携行品リスト画面B(408d)を表示する(S1001)。
図6Cは、携行品リスト画面B(408d)の表示例を示す。本表示例の携行品リスト画面Bは、ユーザ名408d1、ユーザ名に対応して登録された携行品リスト408d2、戻るアイコン408d3、削除アイコン408d4、修正アイコン408d5、追加アイコン408d6で構成される。ユーザ名408d1には、ユーザ登録画面408cのユーザ名入力枠408c1に入力されたユーザ名が表示される。携行品リスト408d2は、管理番号、無線タグID情報、携行品の品名で構成される。
続いて携行品管理実行部403aは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面408dを構成する携行品リスト408d2或いは各アイコンの選択入力の受け付けを行い(S1002)、選択入力された携行品リスト或いはアイコンに従って分岐処理S1003を実行する。S1002において、戻るアイコン408d3の選択入力を受け付けた場合には、携行品登録B処理S909を終了する。
S1002において、携行品リスト408d2に表示された携行品の選択入力を受け付けた場合には、選択入力を受け付けた携行品を削除或いは修正を行う対象として選択し、例えば表示の色を反転する等により選択されたことがわかるように表示する(S1004)。ここでは、無線タグID情報が“xxxx9”の携行品が削除或いは修正を行う対象として選択された例を示している。その後、S1001に戻る。
S1002において、削除アイコン408d4の選択入力を受け付けた場合には、前記S1004で選択された携行品に対し、ストレージ部の管理情報記憶領域405aから情報を削除する(S1005)。その後、S1001に戻る。
S1002において、修正アイコン408d5の選択入力を受け付けた場合には、前記S1004で選択された携行品に対し、ストレージ部の管理情報記憶領域405aから携行品管理情報を読み込み(S1006)、S1007に進む。また、S1002において、追加アイコン408d6の選択入力を受け付けた場合には、S1007に進む。
S1007では、携行品登録画面408eを表示する。
図6Dは、携行品登録画面B(408e)の表示例を示す。本表示例の携行品登録画面Bは、管理番号408e1、無線タグID情報408e2、携行品品名入力枠408e3、ユーザ名入力枠408e4、携行条件設定チェックボックス408e5、タグ情報読取アイコン408e6、登録アイコン408e7、戻るアイコン408e8で構成される。ユーザ名入力枠408e4には携行品リスト画面B(408d)のユーザ名408d1に表示されたユーザ名が表示される。携行条件設定チェックボックス408e5には、曜日毎及びイベント(ここでは出張時)毎の設定が可能となっている。なお、S1002で修正アイコン408d5の選択入力を受け付けた場合には、S1006で読み込んだ携行品登録情報に基づいて管理番号408e1、無線タグID情報408e2、携行品品名入力枠408e3、ユーザ名入力枠408e4、携行条件設定チェックボックス408e5、の登録情報が表示される。
次に、ユーザのタップ操作等による携行品登録画面Bに表示されたアイコン、入力枠、チェックボックスの選択入力の受け付けを行い(S1008)、選択されたアイコン、入力枠、チェックボックスに従って分岐処理を行う(S1009)。なお、この選択入力及び分岐処理S1008,S1009では、アイコン、入力枠、チェックボックスの選択入力を組み合わせた処理が可能となっている。S1008において、戻るアイコン408e8の選択入力を受け付けた場合には、S1001に戻り、携行品リスト画面408dを表示する。
S1008において、携行品品名入力枠408e3をタップ操作により選択すると、携行品品名入力処理を行う(S1010)。携行品品名入力処理S1010では、例えばソフトキーボードが表示され(図6Dでは図示せず)、品名を入力、修正することができる。
S1008において、ユーザ名入力枠408e4をタップ操作により選択すると、ユーザ名入力処理を行う(S1011)。ユーザ名入力処理S1011では、例えばソフトキーボードが表示され(図6Dでは図示せず)、ユーザ名を入力、修正することができる。
S1008において、携行条件設定チェックボックス408e5をタップ操作により選択すると、携行条件として携行する曜日と出張時に携行するか否か指定する(S1012)。なお、学校と塾のように外出する時間帯により携行品が変わる場合に対応するために、携行条件として携行する曜日だけでなく、時間帯等の他の携行条件を設定してもよい。
S1008において、タグ情報読取アイコン408e6をタップ操作により選択すると、タグリーダ部407により携行品管理装置400の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行う(S1013)。
S1008において、登録アイコン408e7の選択入力を受け付けた場合には、携行品登録画面Bに表示された管理番号408e1、無線タグID情報408e2、携行品品名入力枠408e3、ユーザ名入力枠408e4、携行条件設定チェックボックス408e5の情報を、ストレージ部405の管理情報記憶領域405aに携行品管理情報として記憶する(S1014)。
S1010からS1014の各処理の実行後はS1007に戻り、再度携行品登録画面B(408e)を表示する。この携行品登録画面Bには、S1010〜S1012で入力した携行品名、ユーザ名、携行条件や、S1013で読み取ったタグ情報が表示される。
以上の処理により、選択したユーザの携行品の追加、修正、削除等の処理が行われる。
図8は、図4の携行品登録処理A(S805)の一例を示すフローチャートである。携行品登録処理Aは、前記図7の携行品登録処理B(S909)と類似しているが、ユーザの登録処理とは独立しており、登録されている全てのユーザについて携行品登録を行うものである。図7と同一の処理については同じ符号を付し、共通する処理については説明を省略する。
携行品登録処理A(S805)では、まずストレージ部の管理情報記憶領域405aから登録されている全てのユーザの携行品の携行品管理情報を読み込み(S1020)、携行品リスト画面A(408f)を表示する(S1021)。
図9に携行品リスト画面A(408f)の表示例を示す。携行品リスト画面Aの表示項目は図6Cの携行品リスト画面B(408d)の表示項目に対応しており、登録されている携行品リスト408f1、戻るアイコン408f2、削除アイコン408f3、修正アイコン408f4、追加アイコン408f5で構成される。なお、携行品リスト408f1については、管理番号、無線タグID情報、携行品品名の他、ユーザ名を追加して構成されている。
続いて、携行品管理実行部403aは、ユーザのタップ操作等による携行品リスト画面408fを構成する携行品リスト或いはアイコンの選択入力の受け付けを行い(S1002)、選択入力された携行品リスト或いはアイコンに従って、図7の携行品登録処理BのS1003からS1014と同様の処理を行う。すなわちユーザは、図6Dの携行品登録画面B(408e)に対して選択入力を行う。
以上の処理により、全てのユーザを対象として携行品の追加、修正、削除等の処理が行われる。
図10は、図4の携行品確認処理S806の一例を示すフローチャートである。携行品確認処理では、携行忘れ品の判定と通知、また携行必要品の自動追加登録を行う。
まず計時部410から日時情報を取得し(S1100)、ストレージ部の管理情報記憶領域405aから携行品管理情報の読み込みを行う(S1101)。
図11に携行品管理情報4050の例を示す。携行品管理情報4050として、管理番号11a、無線タグID11b、ユーザ名11c、携行品名11d、携行条件設定11eが記憶されている。携行条件設定11eでは、曜日毎の、あるいは出張時の携行要否の区別がなされている。すなわち、設定フラグが“1”になっている携行品は当該曜日、あるいは出張時に携行が必要であり、設定フラグが“0”になっている携行品は携行が不要であることを意味する。以下、携行条件として曜日毎の携行要否を中心に説明するが、イベント(出張時等)毎の携行要否についても同様である。
次に、タグリーダ部407により、ユーザが携行している全ての携行品について無線タグ300のタグ情報の読み取りを行い(S1102)、読み取った無線タグの情報と携行品管理情報4050に基づいてユーザ判別処理を行う(S1103)。ユーザ判別処理は当該携行品からユーザを判別するものであるが、当該携行品が複数のユーザで共用されている場合にも対応する。ユーザ判別処理の詳細については、図14で後述する。
ユーザを判別すると、当該ユーザの携行品管理情報4050を参照し、S1100で取得した日時情報の曜日の携行条件設定がフラグ“1”(携行が必要)とされている携行品と、S1102で読み取った無線タグの携行品を比較する。そして、フラグ“1”の携行品の中で読み取った無線タグの携行品に含まれていないものを携行忘れ品と判定する(S1104)。携行品忘れの有無をユーザに通知するために、携行品リスト画面C(408g)を表示する(S1105)。
図12に携行品リスト画面C(408g)の表示例を示す。携行品リスト画面Cは、判別したユーザ名408g1、S1100で取得した日時情報の曜日において判別したユーザが携行する必要がある携行品のリスト408g2、終了アイコン408g3で構成される。携行品リスト408g2は管理番号、無線タグID情報、携行品品名で構成されている。そして、S1104において携行忘れ品として判定された携行品について、例えば表示の色を反転する等により携行忘れ品を他と区別して表示する。ここでは、IDが“xxxx4”、品名が“TARO_定期入れ”が携行忘れ品として表示されている。
なお、出張時の携行忘れ品の判定・表示については、図12の画面C(408g)内に「出張時」のアイコンを追加して、ユーザがこれを選択することで出張時の携行忘れ判定に切り替わるようにすればよい。また、本表示例では携行忘れ品以外の携行品についても表示しているが、携行忘れ品のみを表示するようにしてもよいし、携行忘れ品についてはその個数を表示するようにしてもよい。
続いて、携行品管理実行部403aは、ユーザのタップ操作等による入力の受け付けを行い(S1106)、終了アイコ408g3の選択入力を受け付けたか否かによる分岐処理S1107を実行する。終了アイコ408g3の選択入力を受け付けていない場合(No)にはS1106に戻り、再度入力の受け付けを行う。終了アイコ408g3の選択入力を受け付けた場合(Yes)には、S1108に進む。
S1108では、ユーザの判別結果と携行品の確認結果に基づいて、携行品確認ログ情報を作成してストレージ部の管理情報記憶領域405aに記憶する。管理情報記憶領域405aには、確認動作を行う毎にログ情報が作成され、各ユーザについて日付毎にログ情報が蓄積される。
図13に携行品確認ログ情報4051の例を示す。(a)は、ユーザ毎の確認結果で、確認した日付、曜日、確認した時刻、S1102で読み取った無線タグID、及び出張時か否か(出張時=1)の情報を記録したものである。(b)は、ユーザ毎に曜日毎及び出張日に携行品確認処理を行った回数(携行品管理装置400による確認動作を行った回数)を記録したものである。(c)は、携行品の曜日毎及び出張日の携行回数(当該携行品に付された無線タグIDの検出回数)を記録したものである。
次にS1109では、管理情報更新処理を実行する。管理情報更新処理では、未登録と判定した携行品を自動登録し、また学習機能により携行必要な携行品を自動設定する。管理情報更新処理は図16で後述する。これで携行品確認処理S806を終了し、図4のS801に戻ってホーム画面408aを表示する。
このように本実施例の携行品確認処理によれば、携行が必要と設定されている携行品をユーザが携行していない場合には、携行忘れ品と判定してユーザに通知することができる。この携行条件は、曜日毎に、また出張時に対応して設定されているので、曜日や出張等の条件で持ち物が変わる場合にも対応でき、使い勝手が向上する。
図14は、ユーザ判別処理S1103の一例を示すフローチャートである。ここでは、携行品確認を行っているユーザを判別するとともに、未登録のユーザの場合にはユーザ登録を行う。
まず、読み取った無線タグの中に登録済の無線タグが含まれるか否かによる分岐処理を行う(S1201)。読み取った無線タグの中に登録済の無線タグが含まれる場合(Yes)には、読み取った無線タグに複数のユーザの無線タグが含まれているか否かによる分岐処理を行う(S1203)。
読み取った無線タグの中に一人のユーザの無線タグのみが含まれる場合(No)には、携行品管理装置400で携行品確認を行っているのは読み取った無線タグを登録しているユーザと判別する(S1204)。なお、一人のユーザの無線タグのみが含まれる場合において、本人確認のためユーザ確認画面(後述の図15に準じた画面)を表示してこれを承認するようにしてもよい。
読み取った無線タグの中に複数のユーザの無線タグが含まれる場合(Yes)には、携行品確認を行っているユーザを判別するために、ユーザ選択画面408hを表示する(S1205)。
図15にユーザ選択画面408hの表示例を示す。ユーザ選択画面408hには、読み取った無線タグに対応して登録されている複数のユーザ名のリスト408h1が表示される。これに対し携行品確認を行っているユーザから、タップ操作等により表示されたユーザリストに対する選択入力の受け付けを行い(S1206)、選択されたユーザ名のユーザが携行品管理装置400で携行品確認を行っていると判別する(S1207)。
S1201にて、読み取った無線タグの中に登録済の無線タグが含まれない場合(No)にはユーザ登録処理を行う(S1202)。ユーザ登録処理S1202では、図5に示したユーザ登録処理S804と同じ処理を行うものとする。これにより、図6Aに示すようなユーザリスト画面408bを表示し、ユーザが登録されていればリストに表示されたユーザ名を選択し、図6Bのユーザ登録画面408cで携行品登録Bアイコン408c2を選択して携行品の登録を行う。ユーザが登録されていなければ、図6Aのユーザリスト画面408bで追加アイコン408b2を選択し、図6Bのユーザ登録画面408cでユーザ名等の入力及び携行品登録Bアイコン408c2を選択して携行品の登録を行う。
以上の処理により、携行品確認を行っているユーザを判別することができる。
なお、以上の実施例では複数のユーザの携行品に対応した無線タグが読み取られた場合にユーザを選択するようにしたが、読み取った無線タグに対応した複数のユーザについて携行品忘れ判定処理S1104を行い、ユーザ毎に携行品リスト画面を表示するようにしてもよい。また、複数のユーザの携行品に対応した無線タグが読み取られた場合に、無線タグを読み取った時刻と携行品確認ログ情報として記憶された携行品確認時刻が近いユーザを選択するようにしてもよい。
図16は、管理情報更新処理S1109の一例を示すフローチャートである。管理情報更新処理では、未登録の携行品を検出した場合は新規の携行品として自動的に追加登録し、携行頻度の高い携行品については携行必要な携行品として自動的に携行条件を設定する。
まずユーザ登録の設定(図6B)において、携行品自動追加機能の設定408c6がオンかオフかによる分岐処理を行う(S1301)。携行品自動追加機能の設定がオフの場合(No)にはS1306に進む。携行品自動追加機能の設定がオンの場合(Yes)には、読み取った無線タグの順番を示すパラメータIを1から読み取った無線タグの個数Nまでの間で、ループ処理(S1302〜S1305)をN回繰り返して行う。
S1303では、I番目に読み取った無線タグIDが登録済であるか否かにより分岐処理を行う。未登録の場合(No)には、I番目に読み取った未登録の無線タグを、ユーザ判別処理S1103で判別したユーザの携行品の無線タグとして追加登録する(S1304)。登録済の場合(Yes)にはループ処理の先頭に戻り、次のパラメータについてS1303以降の処理を行う。
次にS1306では、ユーザ登録の設定(図6B)において、学習機能の設定408c5がオンかオフかにより分岐処理を行う。学習機能の設定がオフの場合(No)にはS1315に進む。学習機能の設定がオンの場合(Yes)には、パラメータJを1から当該ユーザに対し登録された携行品の個数Mまでの間で、ループ処理(S1307〜S1314)をM回繰り返して行う。
S1308では、J番目の携行品について、当該曜日において所定の条件(携行必須条件)を満足するか否かの判定処理を行う。この判定では図13の携行品確認ログ情報4051を参照する。携行必須条件の例として、当該曜日に携行品の確認を行った回数が所定の回数以上(例として5回)であり、かつ当該曜日にJ番目の携行品を携行した確率が所定以上(例として80%)とした。携行した確率は、図13(b)の携行品ログ情報の当該曜日に携行品確認処理を行った回数に対して、図13(c)の当該曜日に当該携行品の無線タグを読み取った回数の割合から算出する。
判定の結果、携行必須条件を満足している場合(Yes)には、J番目の携行品に対する当該曜日の携行条件フラグを“1”に設定する(S1309)。携行必須条件を満足しない場合(No)には、J番目の携行品に対する当該曜日の携行条件フラグを“0”に設定する(S1310)。
S1311では、出張日において上記の携行必須条件を満足するか否かの判定処理を行う。判定の結果、携行必須条件を満足している場合(Yes)には、出張日の携行条件フラグを“1”に設定する(S1312)。携行必須条件を満足しない場合(No)には、出張日の携行条件フラグを“0”に設定する(S1313)。
S1307からS1314のループ処理を行った後、S1315では、ユーザ判別処理S1103で判別したユーザの携行品管理情報を更新し、ストレージ部の管理情報記憶領域405aに記憶する。
以上の管理情報更新処理により、未登録の無線タグの読み取りを行った場合には、ユーザ判別処理S1103で判定したユーザの携行品として自動的に登録することができ、新規の携行品の登録を簡便に行うことが可能となる。また、予め当該曜日や出張時に携行すべきものとして携行条件を設定していない携行品についても、学習機能により携行必須条件を満足するかどうかを判定し、自動的に携行すべきものとして携行条件を設定することができる。
実施例1によれば、携行すべき持ち物は、曜日毎に、またイベント毎に対応して設定されているので、曜日やイベント等の条件で持ち物が変わる場合にも対応できる。また、携行品の確認結果をもとに、携行頻度の高いものを自動的に携行すべき持ち物として登録することができ、使い勝手が向上する。
実施例2では、実施例1で説明した携行品管理装置にユーザ情報を保持する情報端末装置を接続して、連携して携行品を管理するシステムについて述べる。これにより、携行品管理機能をより拡充させることができる。
図17は、実施例2に係る携行品管理システムの使用形態を示す構成図である。携行品管理システムは、携行品管理装置400に情報端末装置100を接続して通信し、連携して携行品を管理するものである。そのための通信手段として、インターネット等の広域公衆ネットワーク201及びその無線通信用アクセスポイント202、移動体電話通信網の基地局203、及び移動体電話通信サーバ204を利用する。これにより、携行品管理装置400から離れた場所に情報端末装置100が存在しても、ユーザの情報や携行品の情報を送受信することで、携行品忘れの判定機能や通知機能を拡充させるものである。例えば、携行品管理装置400を玄関に設置して家族全員の携行品を管理し、携行品忘れを情報端末装置100により家族の他のメンバーに知らせることができる。
図18Aは、携行品管理装置400のハードウェア構成を示す図である。実施例1(図2A)と同一機能部分については同じ番号を付し、共通する点については重複する説明を省略する。図2Aと異なる点は、通信処理部411として、LAN(Local Area Network)通信部411a、Bluetooth(登録商標)通信部411bを追加したことである。LAN通信部411aは、インターネット201の無線通信用アクセスポイント202と有線通信、或いは無線通信により接続して、情報端末装置100との間でデータの送受信を行う。Bluetooth通信部411bは、情報端末装置100と無線通信を行う。LAN通信部411a、Bluetooth通信部411bは、それぞれ符号回路や復号回路、アンテナ等を備えるものとする。更に、NFC(Near Field Communication)通信部、赤外線通信部等を備えていても良い。
図18Bは、携行品管理装置400のソフトウェア構成を示す図であり、図18AにおけるROM403、RAM404、及びストレージ部405の機能を示す。実施例1(図2B)と同一機能部分については同じ番号を付し、重複する説明を省略する。図2Bと異なる点は、ストレージ部405には、携行品管理実行部403aが携行品管理のために使用する情報を記憶する管理情報記憶領域(管理情報記憶部)405aの他に、スケジュール情報記憶領域(スケジュール情報記憶部)405bを有することである。
図19Aは、情報端末装置100のハードウェア構成を示す図である。情報端末装置100は、主制御部101、システムバス102、ROM103、RAM104、ストレージ部105、操作部106、拡張インタフェース部108、センサ部110、映像処理部120、音声処理部130、通信処理部140、で構成される。情報端末装置100としては、携帯電話やスマートホン、PDA(Personal Digital Assistant)やタブレット型のPC(Personal Computer)等の携帯用デジタル機器を使用できる。
主制御部101は、所定のプログラムに従って情報端末装置100全体を制御するマイクロプロセッサユニットである。システムバス102は主制御部101と情報端末装置100内の各部との間でデータ送受信を行うためのデータ通信路である。
ROM103は、オペレーティングシステムなどの基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラムが格納されたメモリであり、例えばEEPROMやフラッシュROMのような書き換え可能なROMが用いられる。ROM103に格納されたプログラムを更新することにより、基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラムのバージョンアップや機能拡張が可能であるものとする。
RAM104は基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラム実行時のワークエリアとなる。具体的には、例えばROM103に格納された基本動作プログラム103aはRAM104に展開され、更に主制御部101が前記展開された基本動作プログラムを実行することにより、基本動作実行部104aを構成する。以下では、説明を簡単にするために、主制御部101がROM103に格納された基本動作プログラム103aをRAM104に展開して実行することにより各部の制御を行う処理を、基本動作実行部104aが各部の制御を行うものとして記述する。なお、その他のアプリケーションプログラムに関しても同様の記述を行うものとする。
ROM103及びRAM104は主制御部101と一体構成であっても良い。また、ROM103は、図19Aに示したような独立構成とはせず、ストレージ部105内の一部記憶領域を使用しても良い。また、RAM104は、各種アプリケーションプログラム実行時に、必要に応じてデータを一時的に保持する一時記憶領域を備えるものとする。
ストレージ部105は、情報端末装置100の各種機能を実現するためのプログラムやプログラムの動作設定値等の情報を記憶する。
ストレージ部105の一部領域を以ってROM103の機能の全部または一部を代替しても良い。また、ストレージ部105は、情報端末装置100に電源が供給されていない状態であっても記憶している情報を保持する必要がある。したがって、例えばフラッシュROMやSSD、HDD等のデバイスが用いられる。
操作部106は、情報端末装置100に対する操作指示の入力を行う指示入力部であり、本実施例では、表示部121に重ねて配置したタッチパネル及びボタンスイッチを並べた操作キーで構成されるものとする。何れか一方のみであっても良い。
拡張インタフェース部108は、情報端末装置100の機能を拡張するためのインタフェース群であり、本実施例では、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、メモリインタフェース等で構成されるものとする。
センサ部110は、情報端末装置100の状態を検出するためのセンサ群であり、本実施例では、GPS(Global Positioning System)受信部111、加速度センサ112、ジャイロセンサ113、地磁気センサ114、照度センサ115、近接センサ116、で構成される。これらのセンサ群により、情報端末装置100の位置、動き、傾き、方角、及び周囲の明るさ、周囲物の近接状況、等を検出することが可能となる。その他のセンサを更に備えていても良い。
映像処理部120は、表示部121、映像信号処理部122、第一映像入力部123、第二映像入力部124、で構成される。表示部121は、例えば液晶パネル等の表示デバイスであり、映像信号処理部122で処理した映像データを情報端末装置100の使用者に提供する。映像信号処理部122は図示を省略したビデオRAMを備え、前記ビデオRAMに入力された映像データに基づいて表示部121が駆動される。また、映像信号処理部122は、必要に応じてフォーマット変換、メニューやその他のOSD(On Screen Display)信号の重畳処理等を行う機能を有するものとする。第一映像入力部123及び第二映像入力部124は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の電子デバイスを用いてレンズから入力した光を電気信号に変換することにより、周囲や対象物の映像データを入力するカメラユニットである。
音声処理部130は、音声出力部131、音声信号処理部132、音声入力部133、で構成される。音声出力部131はスピーカであり、音声信号処理部132で処理した音声信号を情報端末装置100の使用者に提供する。音声入力部133はマイクであり、使用者の声などを音声データに変換して入力する。
通信処理部140は、LAN通信部141、移動体電話網通信部142、Bluetooth通信部143、で構成される。LAN通信部141はアクセスポイント200を介してインターネット201と接続され、インターネット200上の各サーバ装置とデータ送受信を行う。アクセスポイント200との接続はWi−Fi等の無線接続で行われるものとする。移動体電話網通信部142は移動体電話通信網の基地局203との無線通信により、電話通信(通話)及びデータの送受信を行う。移動体電話通信サーバ204は情報端末装置100の移動体電話通信網を介した電話通信(通話)及びデータ送受信を管理し、情報端末装置100とインターネット200上の各サーバ装置との通信によるデータの送受信を可能とする。情報端末装置100と基地局203との通信は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)(登録商標)方式やGSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)方式、LTE(Long Term Evolution)方式、或いはその他の通信方式によって行われるものであって良い。Bluetooth通信部143は携行品管理装置400と無線通信を行い、スケジュール情報、通知等のデータの送受信に用いられる。LAN通信部141、移動体電話網通信部142、Bluetooth通信部143は、それぞれ符号回路や復号回路、アンテナ等を備えるものとする。更に、赤外線通信部等を備えていても良い。
図19Bは、情報端末装置100のソフトウェア構成を示す図であり、ROM103、RAM104、及びストレージ部105の機能を示す。情報端末装置100の動作は、主として、ROM103に記憶された基本動作プログラム103a、ストレージ部105に記憶された通知管理プログラム105a、スケジュール管理プログラム105bがRAM104に展開されて、主制御部101により実行される。これによりRAM104には、基本動作実行部104a、通知管理実行部104b、及びスケジュール管理実行部104cが構成されて、各種動作が制御される。また、ストレージ部105のスケジュール情報記憶領域(スケジュール情報記憶部)105d1には、携行品管理装置400にて管理対象となるユーザについてのスケジュール情報が記憶されている。具体的には、情報端末装置100の所持者本人のスケジュール情報(例えば、出張日時や宿泊場所等のイベント情報)を有するが、さらに、他人(例えば、家族や子供)のスケジュール情報(例えば、旅行やショッピング等のイベント情報)を含めても良い。
図20は、携行品管理装置400の携行品管理実行部403aが行う基本処理を示すフローチャートである。実施例1(図4)と同一処理部分には同じ符号を付している。
携行品管理実行部403aでは、まずホーム画面408iを表示する(S801)。
図21は、携行品管理装置400のホーム画面408iの表示例を示す図である。ホーム画面408iには、携行品管理で実行する処理に関連付けられたアイコンとして、ユーザ登録アイコン408i1、携行品登録Aアイコン408i2が表示される。実施例1(図3)と比較すると、携行品確認アイコン408a3が削除されている。
ユーザのタップ操作等によるホーム画面408iに表示されたアイコンの選択入力の受け付けを行い(S802)、選択されたアイコンに従って分岐処理を行う(S803)。ユーザ登録アイコン408i1の選択入力を受け付けた場合にはユーザ登録処理S804に分岐し、携行品登録Aアイコン408i2の選択入力を受け付けた場合には携行品登録A処理S805に分岐し、選択入力がない場合には、携行品確認処理S806に分岐する。このうち携行品登録A処理S805は前記図8と同様であるが、ユーザ登録処理S804と携行品確認処理S806は情報端末装置100と連携した処理を行う。ユーザ登録処理S804、携行品登録A処理S805、携行品確認処理S806の各処理の実行後はS801に戻り、再度ホーム画面408iを表示する。
以下、ユーザ登録処理S804と携行品確認処理S806について説明する。
図22は、ユーザ登録処理S804の一例を示すフローチャートである。実施例1の図5と対応し、同一処理については同じ符号を付し、新たな処理について説明する。
S905ではユーザ登録画面408cを表示する。
図23Aには、ユーザ登録画面408cの表示例を示す。図6Bにおけるユーザ登録画面408cと比較すると、端末登録アイコン408c7が追加されている。
S906において、端末登録アイコン408c7をタップ操作により選択すると、端末登録処理を実行する(S913)。これは、携行品管理のために連携する情報端末装置を登録するものである。
図24は、端末登録処理S913の一例を示すフローチャートである。まず、端末登録画面408jを表示部408に表示する(S1401)。
図23Bには、端末登録画面408jの表示例を示す。端末登録画面408jは、検知された情報端末装置のリスト408j1、端末探索アイコン408j2、ペアリングアイコン408j3、登録アイコン408j4、戻るアイコン408j5、スケジュール連携チェックボックス408j6、通知連携チェックボックス408j7で構成されている。
続いて、携行品管理実行部403aは、ユーザのタップ操作等による端末登録画面408jを構成する端末リスト或いはアイコンの選択入力の受け付けを行い(S1402)、選択入力された端末リスト或いはアイコンに従って分岐処理を行う(S1403)。
S1402において、端末リスト408j1に表示された情報端末装置の選択入力を受け付けた場合には、選択入力を受け付けた情報端末装置を携行品管理装置400と連携する対象として選択し、例えば表示の色を反転する等により選択されたことが分かるように表示する(S1404)。図23Bでは、端末1“Sphone_AAA”が連携する対象として選択された例を示している。S1402において、端末探索アイコン408j2の選択入力を受け付けた場合には、Bluetooth通信により携行品管理装置400の周辺に存在する情報端末装置を探索し、検知した情報端末装置の情報を取得する(S1405)。取得した情報端末装置の情報はS1401において、端末登録画面408jの端末リスト408j1に表示される。
S1402において、ペアリングアイコン408j3の選択入力を受け付けた場合には、S1404で連携する対象として選択された情報端末装置と、例えば認証番号を入力する等の既知の方法によりペアリング処理を行う(S1406)。
S1402において、スケジュール連携チェックボックス408j6をタップ操作により選択すると、ペアリングした情報端末装置100とのスケジュール情報連携のオン/オフ設定切り替えを行う(S1407)。S1402において、通知連携チェックボックス408j7をタップ操作により選択すると、ペアリングした情報端末装置100との携行品忘れ等の通知連携のオン/オフ設定切り替えを行う(S1408)。
S1402において、登録アイコン408j4の選択入力を受け付けた場合には、端末登録画面408jに表示されペアリングした情報端末装置の情報や、スケジュール連携等の設定情報を、ストレージ部405の携行品管理情報記憶領域405aに携行品管理情報として記憶する(S1409)。S1404からS1409の各処理の実行後はS1401に戻り、再度端末登録画面408jを表示する。
S1402において、戻るアイコン408j5の選択入力を受け付けた場合には、端末登録処理S913を終了する。
次に図25Aと図25Bは、携行品確認処理S806の一例を示すシーケンス図である。図25Aはシーケンス前半、図25Bはシーケンス後半を示し、携行品管理装置400と情報端末装置100とが連携して処理を行う。処理中の表示画面を、図26と図27で示す。
図25Aにおいて、携行品管理装置400は、計時部410から日時情報を取得し(S1501)、現在の時刻が所定のスケジュール取得時刻を経過したか否かにより分岐処理を行う(S1502)。所定の時刻としては、例えばユーザのスケジュールが確定しており、ユーザが出かける前の時刻(例えば午前4時など)が望ましい。所定の時刻を経過していない場合(No)には、S1508に進む。
所定の時刻を経過した場合(Yes)には、スケジュール連携する情報端末装置があるか否かによる分岐処理を行う(S1503)。スケジュール連携する情報端末装置がない場合(No)にはS1508に進む。スケジュール連携する情報端末装置がある場合(Yes)には、スケジュール情報を取得済か否かによる分岐処理を行う(S1504)。取得済の場合(Yes)にはS1508に進む。
S1504の判定でスケジュール情報を未取得の場合(No)には、スケジュール連携する情報端末装置100に対し、S1501で取得した日についてのスケジュール情報の取得要求を送信する(S1505)。情報端末装置100は要求を受信すると、ストレージ部105のスケジュール情報記憶領域105d1に記憶されたスケジュール情報に基づいて、該当するスケジュール情報を携行品管理装置400に送信する(S1506)。携行品管理装置400では、受信したスケジュール情報をストレージ部405のスケジュール情報記憶領域405bに記憶する(S1507)。
次にS1508では、タグリーダ部407により携行品管理装置400の周辺に存在する携行品の無線タグ300のタグ情報の読み取りを行ない、無線タグを検知した(タグ情報の読み取りができた)か否かによる分岐処理を行う(S1509)。無線タグが検知できない場合(No)には携行品確認処理S806を終了する。無線タグを検知した場合(Yes)には、ストレージ部の管理情報記憶領域405aから携行品管理情報を、またスケジュール情報記憶領域405bからスケジュール情報の読み込みを行う(S1510)。読み込んだ携行品管理情報の例は前記図11に示す通りで、携行条件設定11eでは、曜日毎の携行品と出張日の携行品が設定されている。その後、読み取ったタグ情報と携行品管理情報に基づいてユーザの判別処理を行う(S1511)。ユーザ判別処理の詳細については、図28で後述する。
続いて図25Bにおいて、携行品管理装置400では、読み取ったタグ情報と携行品管理情報及びスケジュール情報に基づいて携行品忘れの判定を行う(S1512)。すなわち、S1511で判別したユーザに関する携行品管理情報を参照し、S1501で取得した日時情報の曜日の携行条件設定がフラグ“1”になっている携行品、或いはスケジュール情報で当該日が出張日の場合には出張日の携行条件設定がフラグ“1”になっている携行品と、S1508で読み取った無線タグの携行品を比較する。そして、フラグ“1”の携行品の中で読み取った無線タグの携行品に含まれていないものを携行忘れ品と判定する。
次に、通知連携する情報端末装置があるか否かによる分岐処理を行う(S1513)。通知連携する情報端末装置ある場合(Yes)には、携行品忘れ情報を情報端末装置100に通知する(S1514)。情報端末装置100の通知管理実行部104bは、受信した携行品忘れ情報に基づいて携行品忘れの有無をユーザに通知するため、携行品忘れ通知画面121aを表示する(S1517)。
図26に、携行品忘れ通知画面121aの表示例を示す。携行品忘れ通知画面121aは、判別したユーザ名121a1、携行忘れ品の品名を含む通知メッセージ121a2、終了アイコン121a3で構成される。
続いて、ユーザのタップ操作等による携行品忘れ通知画面121aを構成する終了アイコン121a3の選択入力の受け付けを行い(S1518)、選択入力に応じて分岐処理を行う(S1519)。S1518において、終了アイコン121a3の選択入力がない場合(No)にはS1518に戻り、再度選択入力の受け付けを行う。S1518において、終了アイコン121a3の選択入力を受け付けた場合(Yes)には、携行品管理装置400へ携行品忘れ通知の確認応答を送信する(S1520)。
S1513において、通知連携する情報端末装置がない場合(No)には、携行品忘れの有無をユーザに通知するため、携行品管理装置400の表示部408に携行品忘れ通知画面408kを表示する(S1515)。
図27に、携行品忘れ通知画面408kの表示例を示す。携行品忘れ通知画面408kは、判別したユーザ名408k1、携行忘れ品の品名を含む通知メッセージ408k2、終了アイコン408k3で構成される。
続いて、ユーザのタップ操作等による携行品忘れ通知画面408kを構成する終了アイコン408k3の選択入力の受け付けを行う(S1516)。分岐処理S1521では、S1516で終了アイコン408k3の選択入力の受け付け、或いは情報端末装置100から携行品忘れ通知の確認応答を受信しない場合(No)には、S1516に戻る。S1516で終了アイコン408k3の選択入力の受け付け、或いは情報端末装置100から携行品忘れ通知の確認応答を受信した場合(Yes)には、判別したユーザ名毎に携行品確認ログ情報を作成してストレージ部の管理情報記憶領域405aに記憶する(S1522)。記憶する携行品確認ログ情報の例は、前記図13に示した通りで、携行品の曜日毎と出張日における携行回数等が記述されている。
次にS1523では、管理情報更新処理を実行する。管理情報更新処理では、未登録と判定した携行品を自動登録し、また学習機能により携行品の携行要否を自動設定する。携行品管理情報更新処理は前記図16と同様である。これで携行品確認処理S806を終了し、図20のS801に戻ってホーム画面408iを表示する。
このように本実施例の携行品確認処理によれば、携行品管理装置400と情報端末装置100とが連携して携行忘れ品を判定してユーザに通知することができる。その際、情報端末装置100からユーザのスケジュール情報を取得し、また携行忘れ品を情報端末装置100へ通知することができるので、管理機能が向上する。
なお、上記の実施例では、S1513において通知連携する情報端末装置がない場合(No)に携行品管理装置400の表示部408に携行品忘れ通知画面408kを表示するものとしたが、S1513において通知連携する情報端末装置がある場合(Yes)においても同様に、携行品管理装置400の表示部408に携行品忘れ通知画面408kを表示するようにしてもよい。
図28は、ユーザ判別処理S1511の一例を示すシーケンス図である。この処理も情報端末装置100と連携して行う。
まず、携行品管理装置400は、読み取った無線タグの中に登録済の無線タグがあるか否かによる分岐処理を行う(S1601)。
読み取った無線タグの中に登録済の無線タグがある場合(Yes)には、読み取った無線タグに複数のユーザの無線タグが含まれているか否かによる分岐処理を行う(S1603)。一人のユーザの無線タグのみが含まれる場合(No)には、携行品管理装置400で携行品確認を行っているのは読み取った無線タグを登録しているユーザと判別する(S1604)。
読み取った無線タグの中に複数のユーザの無線タグが含まれる場合(Yes)には、通知連携する情報端末装置あるか否かによる分岐処理を行う(S1605)。通知連携する情報端末装置ある場合(Yes)には、ユーザ選択通知情報を情報端末装置100に送信する(S1606)。情報端末装置100の通知管理実行部104bでは、受信したユーザ選択通知情報に基づいて、ユーザを選択するためのユーザ選択画面を表示する(S1607)。情報端末装置100の表示部121には、前記図15に準ずるユーザ選択画面が表示され、読み取った無線タグに対応したユーザのリストが表示される。ユーザのタップ操作等により表示されたユーザリストの選択入力の受け付けを行い(S1608)、ユーザ選択応答を携行品管理装置400に送信する。
S1605において、通知連携する情報端末装置ない場合(No)には、携行品管理装置400の表示部408にてユーザを選択するためのユーザ選択画面を表示する(S1610)。その際のユーザ選択画面は図15と同様である。ユーザのタップ操作等により表示されたユーザリストの選択入力の受け付けを行う(S1611)。分岐処理S1612では、S1611でユーザ選択の入力の受け付け、或いは情報端末装置100からユーザ選択応答を受信しない場合(No)には、S1611に戻る。S1611でユーザ選択の入力の受け付け、或いは情報端末装置100からユーザ選択応答の受信がある場合(Yes)には、選択されたユーザ名のユーザが携行品管理装置400で携行品確認を行っていると判別する。
S1601において、読み取った無線タグの中に登録済の無線タグがない場合(No)には、ユーザ登録処理を行う(S1602)。ユーザ登録処理S1602では、図5に示したユーザ登録処理と同じ処理を行う。これにより、図6Aに示したようなユーザリスト画面408bを表示し、ユーザが登録されていればリストに表示されたユーザ名を選択し、図6Bのユーザ登録画面408cで携行品登録Bアイコン408c2を選択して携行品の登録を行う。ユーザが登録されていなければ、図6Aのユーザリスト画面408bで追加アイコン408b2を選択し、図6Bのユーザ登録画面408cで、ユーザ名等の入力及び携行品登録Bアイコン408c2を選択して携行品の登録を行う。
以上の処理により、携行品確認を行うユーザを判別することができる。なお、上記の実施例では、S1605において通知連携する情報端末装置がない場合(No)に携行品管理装置400の表示部408にユーザを選択するためのユーザ選択画面を表示するものとしたが、S1605において通知連携する情報端末装置がある場合(Yes)においても同様に、携行品管理装置400の表示部408にユーザを選択するためのユーザ選択画面を表示するようにしてもよい。
上記説明した携行管理システムによれば、携行品管理装置を例えば玄関に設置することで、ユーザが玄関を通る際に無線タグ情報の読み込みを行い、曜日やイベント毎に携行品忘れの通知を連携した情報端末装置に表示することができる。すなわち、例えば子供の携行品忘れの通知連携端末として親の情報端末装置を登録しておくことで、子供が登校時に携行品を忘れた際に親の情報端末装置に通知することが可能になる。また、ビジネスマンが出張時に通常とは異なる物を携行すべき場合にも、出張などのスケジュール情報を登録した情報端末装置と連携させることで、自動的に出張時に対応した携行品忘れを判定することが可能となる。
上記した実施例は、次の変形が可能である。上記例では情報端末装置からユーザのスケジュール情報を取得するようにしたが、インターネット等の広域公衆ネットワーク201に接続したサーバ上にユーザのスケジュール情報を記憶し、LAN通信部411aを介してスケジュール情報を取得するようにしてもよい。また、携行品忘れ通知画面408k或いは121aを表示する際に、警告音を携行品管理装置の音声出力部409或いは情報端末装置の音声出力部131から出力するようにしてもよい。これにより、通知連携端末として登録した情報端末装置自身をユーザが忘れた場合にも、音により携行忘れを通知することができる。さらに、携行品管理装置からBluetooth通信等で連携した腕時計型等の情報端末装置に通知を行うようにしてもよい。また、スケジュール連携を行う情報端末装置と通知連携する情報端末装置を別々に登録してもよい。また、通知連携する情報端末装置を複数登録してもよい。
実施例2によれば、携行品管理装置による携行品確認結果をこれと連携する情報端末装置に通知することができる。また、情報端末装置から取得したユーザのスケジュール情報に基づいて携行品忘れを判定することができるので、携行品管理機能をより拡充させることができる。
上記各実施例の構成、機能等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、マイクロプロセッサユニット等がそれぞれの機能等を実現するプログラムを解釈して実行することによりソフトウェアで実現しても良い。ハードウェアとソフトウェアを併用しても良い。また、図中に示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも製品上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
100:情報端末装置、104b:通知管理実行部、105d1:スケジュール情報記憶領域(スケジュール情報記憶部)、140:通信処理部、300:無線タグ、400:携行品管理装置、403a:携行品管理実行部、405a:管理情報記憶領域(管理情報記憶部)、405b:スケジュール情報記憶領域(スケジュール情報記憶部)、407:タグリーダ部(タグ情報読取部)、410:計時部、411:通信処理部、4050:携行品管理情報、4051;携行品確認ログ情報。

Claims (6)

  1. 携行品を管理し携行品忘れを通知する携行品管理装置において、
    携行品に備えられた無線タグ情報を読み取るタグ情報読取部と、
    ユーザ毎に携行必要として予め登録された携行品と該携行品に対応した無線タグ情報、及び該携行品の携行条件を含む携行品管理情報を記憶する管理情報記憶部と、
    前記タグ情報読取部で読み取った無線タグ情報と前記管理情報記憶部に記憶されている携行品管理情報に基づいて、ユーザを判別するとともに、判別したユーザの携行品忘れを判定して通知する携行品管理実行部と、を備え、
    前記携行品管理実行部は、前記タグ情報読取部が前記携行品管理情報に登録されていない無線タグ情報を読み取った場合には、該無線タグ情報を前記判別したユーザの携行品の無線タグ情報として登録することを特徴とする携行品管理装置。
  2. 請求項1に記載の携行品管理装置において、
    日時及び曜日の情報を出力する計時部を備え、
    前記携行品管理情報には前記携行条件として、携行必要な携行品を曜日毎またはイベント毎に区別して登録しておき、
    前記携行品管理実行部は、前記計時部からの日時及び曜日の情報、またはイベントの有無の情報に基づいて、前記判別したユーザの携行品忘れを判定することを特徴とする携行品管理装置。
  3. 請求項2に記載の携行品管理装置において、
    前記携行品管理実行部は、携行品の確認動作を行った回数、及び携行品の無線タグを検出した回数を曜日毎またはイベント毎にログ情報を作成して前記携行品管理情報として記憶し、所定の携行必須条件を満足する携行品を携行必要な携行品として前記携行条件を設定することを特徴とする携行品管理装置。
  4. 情報端末装置と連携して携行品を管理し携行品忘れを通知する携行品管理装置において、
    前記情報端末装置と情報の送受信を行う通信部と、
    前記情報端末装置から取得したユーザのスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
    日時及び曜日の情報を出力する計時部と、
    携行品に備えられた無線タグ情報を読み取るタグ情報読取部と、
    ユーザ毎に携行必要として予め登録された携行品と該携行品に対応した無線タグ情報、及び該携行品の携行条件を含む携行品管理情報を記憶する管理情報記憶部と、
    前記タグ情報読取部で読み取った無線タグ情報と前記管理情報記憶部に記憶されている携行品管理情報に基づいて、ユーザを判別するとともに、判別したユーザの携行品忘れを判定して通知する携行品管理実行部と、を備え、
    前記携行品管理実行部は、前記計時部からの日時及び曜日の情報と、前記スケジュール情報記憶部に記憶している前記ユーザのスケジュール情報と、前記携行品管理情報に含まれる携行条件に基づいて、前記ユーザの携行品忘れの判定を行うことを特徴とする携行品管理装置。
  5. 請求項4に記載の携行品管理装置において、
    前記携行品管理実行部は、前記ユーザが携行品忘れをしている場合、前記通信部を介して前記情報端末装置に対し、携行品忘れの通知を行うことを特徴とする携行品管理装置。
  6. 携行品管理装置と情報端末装置とが連携して携行品を管理し携行品忘れを通知する携行品管理システムにおいて、
    前記携行品管理装置は、
    前記情報端末装置と情報の送受信を行う第1の通信部と、
    前記情報端末装置から取得したユーザのスケジュール情報を記憶する第1のスケジュール情報記憶部と、
    日時及び曜日の情報を出力する計時部と、
    携行品に備えられた無線タグ情報を読み取るタグ情報読取部と、
    ユーザ毎に携行必要として予め登録された携行品と該携行品に対応した無線タグ情報、及び該携行品の携行条件を含む携行品管理情報を記憶する管理情報記憶部と、
    前記タグ情報読取部で読み取った無線タグ情報と前記管理情報記憶部に記憶されている携行品管理情報に基づいて、ユーザを判別するとともに、判別したユーザの携行品忘れを判定して通知する携行品管理実行部と、を備え、
    前記情報端末装置は、
    前記携行品管理装置と情報の送受信を行う第2の通信部と、
    ユーザのスケジュール情報を記憶する第2のスケジュール情報記憶部と、を備え、
    前記携行品管理装置の前記携行品管理実行部は、前記計時部からの日時及び曜日の情報と、前記第1のスケジュール情報記憶部に記憶している前記ユーザのスケジュール情報と、前記携行品管理情報に含まれる携行条件に基づいて、前記ユーザの携行品忘れの判定を行うとともに、前記ユーザが携行品忘れをしている場合、前記第1の通信部を介して前記情報端末装置に対し、携行品忘れの通知を行うことを特徴とする携行品管理システム。
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