JP2017116181A - 家電機器、冷蔵庫、並びに洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】除菌や脱臭の効果を効果的に発揮させるようにする。【解決手段】水を貯留する貯水部41と、貯水部41に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段42,43と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段44と、吸い上げ手段44に向けて風を送る送風手段28とを備え、送風手段28によって発生した風に乗せて過酸化水素水を放出する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、家電機器、冷蔵庫、並びに洗濯機に関する。
家電機器、例えば冷蔵庫においては、野菜などを収容する貯蔵室(収容部)後方のダクト内に過酸化水素水をミスト化する超音波霧化装置を設け、その超音波霧化装置から放出されたミスト状の過酸化水素水を貯蔵室内に供給することで、過酸化水素水の酸化力によって貯蔵室内の除菌や脱臭を行うようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−242082号公報
しかし、上記のような家電機器では、過酸化水素水を超音波霧化装置でミスト化する際に過酸化水素水が分解されてしまい効果的に除菌や脱臭効果を得ることが難しい。
そこで、除菌や脱臭の効果を効果的に発揮することができる家電機器、冷蔵庫、並びに洗濯機を提供することを目的とする。
本実施形態の家電機器は、水を貯留する貯水部と、前記貯水部に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段と、前記吸い上げ手段に向けて風を送る送風手段とを備え、前記送風手段によって発生した風に乗せて過酸化水素水を放出するものである。
本実施形態の洗濯機は、外箱内に配設された水槽と、前記水槽内に配設され洗濯物を収容する洗濯槽と、水を貯留する貯水部と、前記貯水部に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段と、前記吸い上げ手段に向けて風を送る送風手段とを備え、前記送風手段によって発生した風に乗せて過酸化水素水を前記洗濯槽へ放出するものである。
本実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、水を貯留する貯水部と、前記貯水部に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段と、前記吸い上げ手段に向けて風を送る送風手段とを備え、前記送風手段によって発生した風に乗せて過酸化水素水を前記冷蔵庫本体へ放出するものである。
第1実施形態による冷蔵庫全体の概略構成を示す断面図である。 図1の要部拡大断面図である。 吸い上げ手段の一例を示す平面図である。 第2実施形態による洗濯機全体の概略構成を示す縦断側面図
以下、複数の実施形態による家電機器を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、家電機器として冷蔵庫に適用した第1実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1に示すように、冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上段から順に、冷蔵室3、野菜室4が設けられ、その下方に製氷室5と小冷凍室(図示せず)が左右に並べて設けられ、これらの下方に冷凍室7が設けられている。製氷室5内には、周知の自動製氷装置8が設けられている。なお、断熱箱体2は、基本的には、鋼板製の外箱2aと合成樹脂製の内箱2bとの間に断熱材2cを設けて構成されている。
冷蔵室3及び野菜室4は、いずれも冷蔵温度帯(例えば1〜4℃)の貯蔵室であり、それらの間は、合成樹脂製の仕切壁9により上下に仕切られている。冷蔵室3の前面部には、ヒンジ開閉式の断熱扉3aが設けられ、野菜室4の前面には引出し式の断熱扉4aが設けられている。この断熱扉4aの背面部には、貯蔵容器を構成する下部ケース10aが連結されている。下部ケース10aの上部には、下部ケース10aよりも小型の上部ケース10bが設けられている。
冷蔵室3内は、複数の棚板11により上下に複数段に区切られている。冷蔵室3内の最下部(仕切壁9の上部)には、右側に寄せてチルド室12が設けられ、チルド室12の左側に不図示の卵ケースと小物ケースが上下に設けられ、さらに、これらの左側に不図示の貯水タンクが設けられている。チルド室12には、チルドケース13が出し入れ可能に設けられている。チルド室12の上部には、チルド室天板12aが設けられている。貯水タンクは、製氷室5内に設けられた自動製氷装置8の製氷皿8aに供給する水を貯留するためのものである。本実施形態において、冷蔵室3、野菜室4、およびチルド室12は、食品などの貯蔵物(図示せず)を収容する貯蔵室を構成している。
製氷室5、小冷凍室、並びに冷凍室7は、いずれも冷凍温度帯(例えば−10〜−20℃)の貯蔵室であり、野菜室4と製氷室5および小冷凍室との間は、断熱仕切壁14により上下に仕切られている。製氷室5の前面部には、引出し式の断熱扉5aが設けられており、その断熱扉5aの背面部に貯氷容器15が連結されている。小冷凍室の前面部にも、図示はしないが貯蔵容器が連結された引出し式の断熱扉が設けられている。冷凍室7の前面部にも、貯蔵容器16が連結された引出し式の断熱扉7aが設けられている。
この冷蔵庫本体1内には、冷蔵室3及び野菜室4を冷却するための冷蔵用冷却器17と、製氷室5、小冷凍室、冷凍室7を冷却するための冷凍用冷却器18との2つの冷却器を備える冷凍サイクルが組込まれる。冷蔵庫本体1の下端部背面側には、機械室19が設けられ、この機械室19内に、冷凍サイクルを構成する圧縮機20及び凝縮器53などが配設されていると共に、それらを冷却するための冷却ファン54や除霜水蒸発皿21等が配設されている。冷蔵庫本体1の背面下部寄り部分には、全体を制御するマイコン等を実装した制御装置22が設けられている。
冷蔵庫本体1内の冷凍室7の背部には、冷凍用冷却器室23が設けられている。この冷凍用冷却器室23内に、下部に位置させて冷凍用冷却器18が配設されていると共に、上部に位置させて冷凍用送風ファン24が配設されている。冷凍用冷却器室23の前面の中間部には冷気吹出口25aが設けられ、下端部には戻り口25bが設けられている。冷凍用冷却器18には、図示はしないが除霜ヒータが設けられている。
この構成において、冷凍用送風ファン24が駆動されると、冷凍用冷却器18により生成された冷気が、冷気吹出口25aから製氷室5、小冷凍室、冷凍室7内に供給された後、これらの貯蔵室内を流れた後、戻り口25bから冷凍用冷却器室23内に戻されるといった循環を行うようになっている。これにより、それら製氷室5、小冷凍室、および冷凍室7が冷却される。なお、冷凍用冷却器18の下方部には、冷凍用冷却器18の除霜時の除霜水を受ける排水樋26が設けられている。その排水樋26に受けられた除霜水は、庫外の機械室19内に設けられた除霜水蒸発皿21に導かれ、蒸発するようになっている。
そして、冷蔵庫本体1内における冷蔵室3および野菜室4の背部には、冷蔵用冷却器17や、この冷蔵用冷却器17により生成された冷気を冷蔵室3内に供給する冷気ダクト27や、冷蔵用冷却器17によって生成された冷気を循環させる冷蔵用送風ファン28等が配設される。
具体的には、冷蔵庫本体1における冷蔵室3の最下段の後方(チルド室12の後方)には、冷気ダクト27の一部を構成する冷蔵用冷却器室29が設けられ、この冷蔵用冷却器室29内に冷蔵用冷却器17が配設されている。冷蔵用冷却器17にも、図示はしないが除霜ヒータが設けられている。
冷蔵用冷却器室29の上端部には、冷蔵室3の背面に沿って上方に設けられた冷気供給ダクト30が接続されている。図2に示すように、冷蔵用冷却器室29の前部壁29aは、冷気供給ダクト30よりも前方に膨出し、冷蔵用冷却器17を配設するための空間を形成している。また、冷蔵用冷却器室29の前部壁29aと冷蔵用冷却器17との間(前部壁29aの裏側)には、断熱性を有する断熱材31が設けられている。冷気供給ダクト30の前部には、冷蔵室3内に開口する冷気供給口32が複数個設けられている。
冷蔵用冷却器室29内の下部には、冷蔵用冷却器17の下方(冷蔵用冷却器17より冷気流れ方向上流側)に位置させて、冷蔵用冷却器17からの除霜水を受ける排水樋33が設けられている。この排水樋33に受けられた除霜水も、冷凍用冷却器室23の排水樋26で受けられた除霜水と同様に、庫外の機械室19内に設けられた除霜水蒸発皿21に導かれ、蒸発するようになっている。排水樋33の左右の長さ寸法および前後の奥行き寸法は、冷蔵用冷却器17の左右の長さ寸法および前後の奥行き寸法よりも大きく設定されていて、冷蔵用冷却器17から滴下する除霜水をすべて受けられる大きさに構成されている。
野菜室4の後方には、排水樋33の下方に位置させて、冷蔵用送風ファン28が配設されていると共に、送風ダクト34及び吸込口35が設けられている。送風ダクト34は、
一端(下端)が野菜室4の背面に開口する吸込口35と接続され、他端部(上端部)が排水樋33をう回するようにして冷蔵用冷却器室29に接続されている。なお、冷蔵室3の底部を構成する仕切壁9の後部には、冷蔵室3と野菜室4とを連通する連通口36が形成されている。
このような構成において、圧縮機20を動作させて冷蔵用冷却器17を低温化しつつ冷蔵用送風ファン28を駆動することで、野菜室4内の空気が、吸込口35から吸い込まれ送風ダクト34を通って冷蔵用冷却器室29へ流れ込み、冷蔵用冷却器室29において低温化した冷蔵用冷却器17と熱交換して冷却された後、冷気供給ダクト30を通って複数の冷気供給口32から冷蔵室3内に吹き出される。冷蔵室3内に吹き出された空気は、冷蔵室3を冷却しながら流れ、仕切壁9に設けられた連通口36から野菜室4内へ供給され野菜室4も冷却する。そして、野菜室4を冷却した空気は、吸込口35から送風ダクト34へ吸い込まれることで、冷蔵用冷却器室29内の冷蔵用冷却器17によって再度冷却された後、冷蔵室3及び野菜室4に供給され冷蔵室3及び野菜室4を冷蔵温度帯に冷却する。
冷蔵用冷却器室29の前面側には、チルド室12の後方に位置させて、ミスト生成ダクト37が設けられている。このミスト生成ダクト37は、図2に示すように、冷蔵用冷却器室29の前部壁29aと、冷蔵用冷却器室29の前方に装着されたダクト構成部材38との間に形成されたチルド室12の背面に沿って上方に延びる空間である。
冷蔵用冷却器室29内の下部には、ミスト生成ダクト37の下方に位置させて、冷蔵用送風ファン28の動作によって発生した風に乗せて過酸化水素水を放出する霧化装置40が配設されている。以下、この霧化装置40について説明する。
霧化装置40は、貯水部を構成する貯水容器41と、この貯水容器41内部に設けられた一対の電極42,43と、貯水容器41内の水を吸い上げる吸い上げ手段44とを備えている。貯水容器41は、上面に開口する矩形容器状をなしており、冷蔵用冷却器室29内において冷蔵用冷却器17と排水樋33との間に設けられている。この例では、貯水容器41の一部が冷蔵用冷却器17より前方に突出して配置されており、貯水容器41の前部がミスト生成ダクト37と上下に対向している。また、貯水容器41の後部は、冷蔵用冷却器17と上下に対向しており、冷蔵用冷却器17の除霜時に、冷蔵用冷却器17から滴下する除霜水を受け止めこれを貯水容器41に貯留する。
一対の電極42,43は、所定の貯水容器41内部に貯まった水に浸るように所定間隔をあけて互いに平行に貯水容器41内部に設けられている。一対の電極42,43は、不図示の電源装置に接続され所定の電圧が印加されることで貯水容器41内の水を電気分解して過酸化水素水を生成する生成手段として機能する。
吸い上げ手段44は、織物や不織布などの吸水性と通気性を有するシート材からなり、図3に示すように複数の貫通穴44aが設けられている。吸い上げ手段44は、上部がミスト生成ダクト37を前後に仕切るようにミスト生成ダクト37内に設けられ、下端部が貯水容器41に蓄えられた水に浸漬されている。この例では、吸い上げ手段44の下端部は、図2に示すように、一対の電極42,43の間に設けられ、一対の電極42,43で挟持されている。このような吸い上げ手段44は、貯水容器41で生成された過酸化水素水を毛細管現象により上方へ吸い上げ、吸い上げた過酸化水素水をミスト生成ダクト37内で保持する。
なお、吸い上げ手段44は、貯水容器41内の過酸化水素水を吸い上げやすくするため、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、綿、パルプなどの親水性を有する材料から形成することが好ましい。
また、この例では、吸い上げ手段44が複数の貫通穴44aを備える場合について説明するが、例えば、吸い上げ手段44の表面に複数の凹凸形状を設けたり、プリーツを設けたりして、吸い上げ手段44の表面積を増加させる加工が施されていてもよい。このように吸い上げ手段44の表面積を大きくすることで、吸い上げ手段44が吸い上げた過酸化水素水がミスト化しやすくなる。
ミスト生成ダクト37の背面は、冷蔵用冷却器17より下方位置に冷蔵用冷却器室29へ開口する空気導入口49が設けられ、空気導入口49を介してミスト生成ダクト37が冷蔵用冷却器室29に連通している。これにより、冷蔵用送風ファン28の動作時に冷蔵用冷却器室29を流れる空気(冷気)のうち、冷蔵用冷却器17と熱交換する前の空気の一部が、空気導入口49よりミスト生成ダクト37内に導入される。
空気導入口49よりミスト生成ダクト37内に導入された空気は、後方から吸い上げ手段44に送風され、吸い上げ手段44を通ってその前方へ流れる際に吸い上げ手段44が保持する過酸化水素水を気化しミストを発生させる。ミスト生成ダクト37内で発生したミストは、ミスト生成ダクト37内に導入された空気の流れに乗って、ミスト生成ダクト37の前面上部に設けられたチルド室用吹出口50よりチルド室12内に供給されるようになっている。
また、ミスト生成ダクト37の上部には、ミスト用ダクト51が接続されている。このミスト用ダクト51は、冷蔵用冷却器17の上方(つまり、冷蔵用冷却器17より冷気流れ方向下流側)に開口しており、ミスト生成ダクト37と冷気供給ダクト30とを連通している。これにより、ミスト生成ダクト37で発生したミストは、ミスト生成ダクト37内に導入された空気の流れに乗って、ミスト用ダクト51及び冷気供給ダクト30を通って冷気供給口32から冷蔵室3内にも供給されるようになっている。
上記した第1実施形態によれば、次のような作用効果が得られる。
貯水容器41内で生成された過酸化水素水を吸い上げてこれを保持する吸い上げ手段44に向けて冷蔵用送風ファン28が空気を送風して、吸い上げ手段44が保持する過酸化水素水からミストを発生させるため、振動や熱などの機械的エネルギーや熱エネルギーが加わりにくく、過酸化水素水の分解を抑えながらミストを発生することができる。そのため、高濃度の過酸化水素水を生成せずとも、冷蔵室3やチルド室12等の貯蔵室に過酸化水素水を供給することができ、過酸化水素水の生成手段を簡便にしつつ過酸化水素水による優れた除菌及び脱臭効果を得ることができる。
更に、本実施形態では、吸い上げ手段44を設けるミスト生成ダクト37が、冷蔵用冷却器室29から分岐し、冷蔵用冷却器17が配設された流路と並列に設けられているため、ミスト生成ダクト37に導入され吸い上げ手段44を通過することで過酸化水素水のミストを含んだ空気が、冷蔵用冷却器17と熱交換することがないため、空気に含まれる過酸化水素水を冷蔵用冷却器17に着霜させることなくチルド室12や冷蔵室3などの貯蔵室へ供給することができる。
また、本実施形態では、吸い上げ手段44が一対の電極42,43に挟持された状態で貯水容器41の水に浸漬されているため、過酸化水素水が発生する電極42,43の近傍位置に吸い上げ手段44を設けることができ、発生した過酸化水素水を効率的に吸い上げ手段44が吸い上げてミストとして貯蔵室に供給することができるとともに、吸い上げ手段44の下端部を一対の電極42,43で保持することができる。
なお、上記した実施形態では、吸い上げ手段44を一対の電極42,43で挟持する場合について説明したが、吸い上げ手段44を一対の電極42,43の間に各電極42,43と隙間をあけて設けたり、あるいは、一対の電極42,43から離れた位置に吸い上げ手段44の下端部を設けてもよい。
また、上記した実施形態では、冷蔵用冷却器17によって生成された冷気を循環させる冷蔵用送風ファン28が、吸い上げ手段44へ空気を送風する送風手段を兼ねている場合について説明したが、冷蔵用送風ファン28とは別個に吸い上げ手段44へ空気を送風するファンを設けてもよい。
(第2実施形態)
次に、家電機器として、乾燥機能を備えたドラム式の洗濯機に適用した第2実施形態について図4を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
洗濯機の外殻を構成する外箱61はほぼ矩形箱状をなしていて、前面61aが前下がりの傾斜状に形成されている。その前面61aには、洗濯物出入口62が設けられているとともに、その洗濯物出入口62を開閉する扉63が回動可能に設けられている。外箱61の前面61aの上部には、操作パネル64が設けられているとともに、その操作パネル64の裏側に制御手段を構成する制御装置65が設けられている。なお、操作パネル64には、例えば各種運転コースを選択したり運転を開始させたりするための各種スイッチが設けられている。制御装置65は、例えばマイクロコンピュータを主体に構成されていて、各種の入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機の動作全般を制御する機能を有している。
外箱61内には、水槽66がダンパ67を介して弾性支持されている。水槽66は、後面が閉塞された有底円筒状をなしていて、軸方向が前後方向を向く横軸状態で、かつ後ろ下がりの傾斜状態で配設されている。水槽66の前面開口部は、洗濯物出入口62にべローズ68によって連ねられている。この水槽66内には、ドラム69が回転可能に配設されている。このドラム69も、後面が閉塞された有底円筒状をなしていて、水槽66と同様に、軸方向が前後方向を向く横軸状態で、かつ後ろ下がりの傾斜状態で配設されている。
ドラム69の前面開口部の周縁部には、例えば液体封入型の回転バランサ70が設けられている。ドラム69の前面開口部は洗濯物出入口62に連通していて、その洗濯物出入口62を通してドラム69内に洗濯物が出し入れ可能に収容されるようになっている。ドラム69の内周部には複数個のバッフル71が設けられ、ドラム69の周壁部(胴部)には通水および通風が可能な孔72が多数個形成されている。ドラム69の後面壁には、その中心軸と同心となる環状配置によって複数の温風導入口73が形成されている。このドラム69は、洗濯物(図示せず)を収容する収容部を構成するもので、本実施形態の場合、洗濯槽および脱水槽、ならびに乾燥槽として機能する。
水槽66には、前部の上部(前面開口部よりも上方の部分)に温風出口74が形成され、後面の上部に、温風導入口73の回転軌跡に対向させて温風入口75が形成されている。水槽66の上部には、給水ホース76を介して注水ケース77が接続されている。この注水ケース77には、給水弁78を介して水道水受け口79が接続されている。水道水受け口79には、図示しない水道の蛇口に接続された給水ホースが接続されるようになっていて、水道水が、水道水受け口79から給水弁78、注水ケース77、給水ホース76を介して水槽66内、ひいてはドラム69内に供給されるようになっている。なお、注水ケース77には、洗剤類(洗剤、柔軟仕上げ剤、漂白剤など)が投入されるようになっていて、これら洗剤類が、水道水とともに水槽66内に供給されるようになっている。
水槽66の底部の最後部には、排水口80が形成されており、この排水口80には、排水弁81を介して排水ホース82が接続されている。排水弁81が開放されると、水槽66内の水が排水ホース82を通して機外に排出されるようになっている。
水槽66の背面部には、洗濯機モータ83が取り付けてられており、この洗濯機モータ83の回転軸84が水槽66内に突出している。回転軸84の先端部は、ドラム69の後面の中心部分に接続されている。これにより、ドラム69は、水槽66に同軸状で回転可能に支持されている。この洗濯機は、ドラム69を洗濯機モータ83によって直接回転駆動する構成であり、洗濯機モータ83によるダイレクトドライブ方式を採用している。また、洗濯機モータ83は、この場合、アウターロータ型のブラシレスDCモータで構成されている。
水槽66の下方には台板85が配置され、この台板85上には通風ダクト86が配置されている。この通風ダクト86は、前端部の上部に吸風口87を有しており、この吸風口87には、接続ホース88及び還風ダクト89を介して、水槽66の温風出口74が接続されている。なお、還風ダクト89は、水槽66の前面開口部の側部を迂回するように配管されている。
通風ダクト86の後端部には、循環用送風機91のケーシング92が連設されており、このケーシング92の吐出口92aは、接続ホース93及び給風ダクト94を介して、水槽66の温風入口75に接続されている。ここで、還風ダクト89,接続ホース88,通風ダクト86,循環用送風機91のケーシング92,接続ホース93,給風ダクト94によって、水槽66に連通接続された循環風路95が構成されている。
循環用送風機91は、ケーシング92の内部に遠心羽根車96を有しているとともに、その遠心羽根車96を回転させるファンモータ97をケーシング92の外部に有している。循環用送風機91は、水槽66内(ドラム60内)の空気を、循環風路95を通して循環させる送風手段として機能する。循環風路95のうち通風ダクト86の内部には、前部に蒸発器98が配置され、後部に凝縮器99が配置されている。
蒸発器98及び凝縮器99は、圧縮機100、及び、図示しない流量制御弁(例えば、電子式の制御弁)とともにヒートポンプ101を構成している。このヒートポンプ101においては、冷媒流通パイプによって、圧縮機100,凝縮器99,流量制御弁,蒸発器98の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機100が作動することによって冷媒を循環させるようになっている。そして、循環風路95内を流れる空気を、蒸発器98によって冷却除湿し、凝縮器99によって加熱して温風化するようになっている。この温風による加熱と除湿により、ドラム69内の洗濯物を乾燥させるようになっている。
このような構成の洗濯機において、循環風路95の途中部分、例えば、給風ダクト94の下部に、ミスト放出手段を構成する霧化装置103が設けられている。この霧化装置103は、第1実施形態の霧化装置40とは次の点が異なっている。
すなわち、第1実施形態では貯水容器41が除霜水を受け止めこれを貯水容器41に貯留するが、本実施形態では、貯水容器41がミスト用給水ホース105を介して給水弁78に接続され、給水弁78を切り替え制御することにより、水道水を、ミスト用給水ホース105を介して貯水容器41に供給することが可能となっている。
また、本実施形態では、給風ダクト94の背面下部にミスト生成ダクト104が設けられ、そのミスト生成ダクト104の下方に貯水容器41が配置されている。
吸い上げ手段44は、第1の実施形態の霧化装置40と同様に、上部がミスト生成ダクト104を前後に仕切るようにミスト生成ダクト104内に設けられ、下端部が貯水容器41に蓄えられた水に浸漬されている。ミスト生成ダクト104には、吸い上げ手段44の後方に位置する送風ファン106が設けられている。送風ファン106は、羽根車の周囲より吸い込んだ空気が回転軸近傍の中央部から吸い上げ手段44へ向けて前方へ送風されるようになっている。
一対の電極42,43は、吸い上げ手段44の下端部より後方において貯水容器41内部に貯まった水に浸るように所定間隔をあけて互いに平行に貯水容器41内部に設けられている。
ここで、送風ファン106の動作によってミスト生成ダクト104の空気が後方から吸い上げ手段44へ向けて前方へ送風されると、空気が吸い上げ手段44を通過する際に吸い上げ手段44に保持された過酸化水素水を気化しミストを発生させる。ミスト生成ダクト104内で発生したミストは、送風ファン106からの風(空気の流れ)に乗って、給風ダクト94に放出されるとともに、循環風路95内を空気が循環することで給風ダクト94に生じる負圧により吸い込む力が加わり給風ダクト94へ流れ込む。給風ダクト94に放出されたミストは、循環風路95を流れる温風とともに給風ダクト94を通り、温風入口75、温風導入口73を通してドラム69内に供給されるようになる。
本実施形態では、例えば乾燥運転前の洗濯運転の際に、一対の電極42,43の間に電圧を印加して貯水容器41内の水から過酸化水素水を生成しつつ、送風ファン106を動作させて過酸化水素水を気化したミストを給風ダクト94へ放出させる。放出されたミストは、循環風路95を流れる温風とともに給風ダクト94を通り、温風入口75、温風導入口73を通してドラム69内に供給され、ドラム69内の洗濯物に散布される。なお、乾燥運転時には、ドラム69は低速度で正逆回転されることによりドラム69内の洗濯物は撹拌される。これにより、ドラム69内の洗濯物にミスト状の過酸化水素水が散布され、洗濯物を除菌や脱臭することができる。
なお、本実施形態では、ミスト生成ダクト104に設けた送風ファン106が、羽根車の周囲より吸い込んだ空気を回転軸近傍の中央部から前方へ送風する場合について説明したが、ミスト生成ダクト104における送風ファン106の吸込側の空間と循環風路95、例えば、送風ファン106の吸込側の空間と循環用送風機91の下流側(吹き出し側)近傍とをチューブ等のバイパス路によって接続してもよい。このようなバイパス路を設けることで、空気が送風ファン106から前方へ吹き出しやすくなり、過酸化水素水を気化したミストの生成及び当該ミストの給風ダクト94への供給をスムーズに行うことができる。
上記した第2実施形態においては、乾燥機能を備えた洗濯乾燥機において、乾燥用の循環風路95の給風ダクト94を、ミストをドラム69へ送るための送風路として利用したが、乾燥機能のない洗濯機にも適用することができる。この場合には、送風路および送風機を専用に設ける必要がある。また、ドラム式の洗濯機に限られず、洗濯槽の軸が上下方向に指向した縦軸型洗濯機にも適用することができる。
(第3実施形態)
上記した第1実施形態及び第2実施形態において家電機器として冷蔵庫及び洗濯機に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、これらに限定されず、例えば、扇風機、掃除機、ロボットクリーナー、空気清浄機、除湿器、加湿器、空気調和機、電子レンジ等にも適用することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷蔵庫本体、2…断熱箱体、3…冷蔵室、4…野菜室、12…チルド室、13…チルドケース、22…制御装置、26…排水樋、27…冷気ダクト、28…冷蔵用送風ファン、29…冷蔵用冷却器室、29a…前部壁、30…冷気供給ダクト、32…冷気供給口、33…排水樋、34…送風ダクト、35…吸込口、36…連通口、37…ミスト生成ダクト、38…ダクト構成部材、40…霧化装置、41…貯水容器、42…電極、43…電極、44…吸い上げ手段、44a…貫通穴、49…空気導入口、50…チルド室用吹出口、51…ミスト用ダクト、61…外箱、60…ドラム、61…外箱、61a…前面、66…水槽、69…ドラム、73…温風導入口、74…温風出口、75…温風入口、78…給水弁、83…洗濯機モータ、84…回転軸、85…台板、86…通風ダクト、87…吸風口、91…循環用送風機、98…蒸発器、99…凝縮器、100…圧縮機、101…ヒートポンプ、103…霧化装置、104…ミスト生成ダクト、105…ミスト用給水ホース、106…送風ファン

Claims (6)

  1. 水を貯留する貯水部と、前記貯水部に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段と、前記吸い上げ手段に向けて風を送る送風手段とを備え、前記送風手段によって発生した風に乗せて過酸化水素水を放出する家電機器。
  2. 前記生成手段は、前記貯水部に貯水された水を電気分解して過酸化水素水を生成する請求項1に記載の家電機器。
  3. 前記吸い上げ手段は、親水性を有する材料からなる請求項1又は2に記載の家電機器。
  4. 前記吸い上げ手段は、表面積を増加させる加工が施されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の家電機器。
  5. 外箱内に配設された水槽と、前記水槽内に配設され洗濯物を収容する洗濯槽と、水を貯留する貯水部と、前記貯水部に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段と、前記吸い上げ手段に向けて風を送る送風手段とを備え、前記送風手段によって発生した風に乗せて過酸化水素水を前記洗濯槽へ放出する洗濯機。
  6. 貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、水を貯留する貯水部と、前記貯水部に貯留された水から過酸化水素水を生成する生成手段と、生成した過酸化水素水を吸い上げる吸い上げ手段と、前記吸い上げ手段に向けて風を送る送風手段とを備え、前記送風手段によって発生した風に乗せて過酸化水素水を前記貯蔵室へ放出する冷蔵庫。
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