JP2017115758A - エンジンの排気制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排気に未燃の燃料を含有させることが可能な未燃燃料供給手段14と、吸排気弁21,22の開閉タイミングを変更可能な開閉時期変更手段23a,24aと、これとは別に設けられて過給用タービン52の回転数を低下させるように作用する回転抑制手段61とを設け、特定高負荷領域A1において、排気に未燃の燃料を含有させ、吸排気弁21,22のオーバーラップ期間を排気通路130内でアフターバーンが生じる期間に制御するとともに、特定高負荷領域A1においてエンジントルクが基準トルク以上の場合は、回転抑制手段61によって過給用タービン52の回転数を低下させる。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の一実施形態にかかるエンジンの排気制御装置2が適用されるエンジンシステムの概略構成図である。図2は、エンジン本体1の概略断面図である。
排気通路130は、各気筒10の排気ポート17とそれぞれ連通する4本の独立通路31と、各独立通路31の下流端部(排気ガスの流れ方向下流側の端部)32が1箇所に集合した部分から下流側に延びる1本の排気管(主排気通路)35とを有している。
次に、図5を用いて、エンジンシステムの制御系について説明する。当実施形態のエンジンシステムは、車両に搭載されたECU(エンジン制御ユニット、制御手段)500によって制御される。ECU500は、周知のとおり、CPU、ROM、RAM、I/F等から構成されるマイクロプロセッサである。
低速高負荷領域A1における制御手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。
低速領域A2および高速領域A3での制御内容を簡単に説明する。
以上のように、本実施形態では、低速高負荷領域A1であってエンジントルクが比較的低くなりやすい領域において、アフターバーンを生じさせることで過給圧およびエンジントルクを高めることができる。すなわち、低速高負荷領域A1では、排気流量が少ないために過給圧を十分に高めることができずエンジントルクが比較的小さくなりやすいが、本実施形態では、この低速高負荷領域A1において、エンジントルクを高くすることができる。
前記実施形態(第1実施形態)では、ジェネレータ61の発電量の増加によって、過給用タービン52の回転数を低下させる場合について説明したが、この発電量の増加制御に代えて、気筒10内に供給する燃料の量を低減するようにしてもよい。すなわち、インジェクタ14を過給用タービン52の回転数を低下可能な回転抑制手段として機能させて、インジェクタ14から気筒10内に供給される燃料の量を低減してもよい。なお、このように、気筒10内に供給する燃料の量が低減されると、排気のエネルギーが低減して過給用タービン52の回転数は低下する。
前記のように、吸排気弁21,22のオーバーラップ期間に対する過給圧およびエンジントルクの感度は非常に高い。また、VVTの応答性は比較的悪い。そのため、このオーバーラップ期間を変化させることのみでエンジントルクを上限トルク未満に抑えるのは困難である。しかしながら、発電量の増加制御および/または気筒10内に供給する燃料量の低減制御に加えてオーバーラップ期間を小さくする制御を行ってもよい。
前記実施形態では、エンジントルクを直接推定した場合について説明したが、エンジントルクと相関の高い他のパラメータを推定して、これと基準値とを比較するようにしてもよい。例えば、過給用タービン52に流入する排気の流量と基準値とを比較し、推定した排気の流量が基準値以上の場合に、過給用タービン52の回転数を低下させるための制御を実施してもよい。
10 気筒
14 インジェクタ(未燃燃料供給手段、燃料供給手段)
23a 吸気VVT(開閉時期変更手段)
24a 吸気VVT(開閉時期変更手段)
31 独立通路
35 排気管(主排気通路)
50 ターボ過給機
51 コンプレッサ
52 過給用タービン
60 発電装置
61 ジェネレータ(発電機、回転抑制手段)
62 発電用タービン
65 電力制御装置(発電量変更手段)
70 可変絞り弁(流路面積変更手段)
500 ECU(制御手段)
Claims (6)
- 複数の気筒が形成されたエンジン本体と、当該エンジン本体にそれぞれ接続される吸気通路および排気通路と、前記排気通路に設けられた過給用タービンおよび前記吸気通路に設けられたコンプレッサを含むタービン過給機とを備えたエンジンの排気制御装置であって、
前記各気筒に設けられる吸気弁と排気弁との少なくとも一方の開閉タイミングを変更可能な開閉時期変更手段と、
前記過給用タービンに流入する排気に未燃の燃料を含有させることが可能な未燃燃料供給手段と、
前記開閉時期変更手段とは別に設けられて前記過給用タービンに対し、その回転数を低下させるように作用する回転抑制手段と、
前記開閉時期変更手段、前記未燃燃料供給手段および前記回転抑制手段を含むエンジンの各部を制御する制御手段とを備え、
前記排気通路は、1または排気順序が連続しない複数の気筒にそれぞれ接続されてこれら気筒から排出された排気が流入する複数の独立通路と、排気順序が連続する気筒に接続された前記独立通路の下流端部が互いに隣接した状態で接続されるとともに前記過給用タービンが配置される主排気通路とを有し、
前記制御手段は、
エンジン負荷が基準負荷以上の少なくとも一部の特定高負荷領域において、前記未燃燃料供給手段によって前記排気に前記未燃の燃料を含有させるとともに、前記開閉時期変更手段によって、前記各気筒の吸気弁の開弁期間と排気弁の開弁期間とがオーバーラップする期間を、前記吸気通路内の吸気が前記排気通路に吹き抜け、かつ、前記排気通路内でこの吹き抜けた吸気が前記未燃の燃料と反応して燃焼するような期間に制御するとともに、
前記特定高負荷領域においてエンジントルクが基準トルク以上になると、前記回転抑制手段によって前記過給用タービンの回転数を低下させることを特徴とするエンジンの排気制御装置。 - 請求項1に記載のエンジンの排気制御装置において、
前記主排気通路のうち前記過給用タービンの下流側に設けられて排気のエネルギーを受けて回転する発電用タービンと、
前記発電用タービンにより駆動されて発電する発電機とを備え、
前記制御手段は、前記特定高負荷領域においてエンジントルクが前記基準トルク以上になると、前記発電機を前記回転抑制手段として機能させて当該発電機の発電量を増大させることを特徴とするエンジンの排気制御装置。 - 請求項1または2に記載のエンジンの排気制御装置において、
前記各気筒内に燃料を供給する燃料供給手段を備え、
前記制御手段は、前記特定高負荷領域においてエンジントルクが前記基準トルク以上になると、前記燃料供給手段を前記回転抑制手段として機能させて当該燃料供給手段によって前記各気筒内に供給される燃料量を低減することを特徴とするエンジンの排気制御装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のエンジンの排気制御装置において、
前記制御手段は、前記特定高負荷領域においてエンジントルクが前記基準トルク以上になると、前記回転抑制手段によって前記過給用タービンの回転数を低下させつつ前記開閉時期変更手段によって前記吸排気弁のオーバーラップ期間を所定量小さくすることを特徴とするエンジンの排気制御装置。 - 請求項4に記載のエンジンの排気制御装置において、
前記制御手段は、前記特定高負荷領域においてエンジントルクが前記基準トルク以上になった後、実際の前記オーバーラップ期間が前記所定量小さくなると、前記回転抑制手段による前記過給用タービンの回転数の低下を停止することを特徴とするエンジンの排気制御装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のエンジンの排気制御装置において、
前記特定高負荷領域は、エンジン回転数が基準回転数以下かつエンジン負荷が前記基準負荷以上の低速高負荷領域であることを特徴とするエンジンの排気制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015253467A JP2017115758A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | エンジンの排気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015253467A JP2017115758A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | エンジンの排気制御装置 |
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Family Applications (1)
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JP2015253467A Pending JP2017115758A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | エンジンの排気制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017115758A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019043853A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 株式会社 電子応用 | 内燃機関 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012002117A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
-
2015
- 2015-12-25 JP JP2015253467A patent/JP2017115758A/ja active Pending
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