JP2017115571A - コンピューター便座の画像キャプチャーシステム - Google Patents

Abstract

【課題】コンピューター便座の画像キャプチャーシステムを提供する。【解決手段】コンピューター便座の画像キャプチャーシステムは便器便座、定位補助装置２０、画像キャプチャーユニット３０、コントローラー４０、組み立てキットを有する。定位補助装置２０は便器便座上に設置され、本体２１、及び本体２１に連接する連接部材２２を有する。画像キャプチャーユニット３０は連接部材２２上に取り付けられ、光学定位パーツ３１を有し、光学定位パーツ３１と人体臀部とは第一空間を形成する。コントローラー４０は定位補助装置２０を操作し画像キャプチャーユニット３０をコントロールし、使用者の臀部或いは外陰部を含む画像の撮影を行う。撮影後、コントローラー４０は光学定位パーツ３１を通して、人体臀部と連接部材２２との相対位置を計算し調整し、第一空間と人体臀部との相対位置に基づき、コントローラー４０に表示する。【選択図】図１

Description

本発明はコンピューター便座の画像キャプチャーシステムに関し、特に人体の臀部、外陰部の画像をモニターし、洗浄ユニットを組み合わせることで人体の洗浄を達成し、及び排泄物の画像を分析して健康を分析する構造に関する。

便器はどの家庭でも必須の生活用品であり、毎日の生活で生理的な必要に応えてくれる。
電子製品同様、業者は便器に対して設計や改良を加えることで、消費者の購買意欲に訴えようとしている。
例えば、コンピューター便座により、使用者はトイレの後に水洗を行うことができる。
しかし、これらの改良や便座は今やどこでも見られるが、それに付属する機能は非常に少ない。

例えば、従来のコンピューター便座は、人体の臀部（肛門など）を洗浄するが、それはすべて水を勢い良く発射することで、肛門洗浄の効果を達成する。
しかし、一人一人の体型、性別、さらには便座に座る姿勢も皆異なるため、排泄物がいくらか肛門に貼り付いているという状況がしばしば見られ、使用者の困難を招いている。

一方、人体の健康に対する識別方法の一つとして、排泄物の観察がある。
けれども、一般には、トイレ後に自分の排泄物を観察すると言っても、肉眼で簡単に判断することしかできず、正確な生理状況を知ることはできない。
もし、正確に知りたいなら、病院で診察を受けなければならないため、非常に不便である。

上記欠点に鑑み、本発明人はコンピューター便座の画像キャプチャーシステムを開発した。
画像キャプチャー装置により、人体臀部の画像を撮影し、より良い洗浄効果を達成し、また一般人でもトイレ後に直ちに排泄物により、自身の健康状態を正確に知ることができる。

前記先行技術には、洗浄後も排泄物がいくらか肛門に残っているという状況が見られ、また健康識別の方法である排泄物観察を提供できないという欠点がある。

本発明は画像キャプチャー装置を通して、人体の臀部画像を撮影し、人体の臀部、外陰部を洗浄することで最良の洗浄効果を達成し、キャプチャーユニットは水平回転機能を備え、排泄物画像を撮影することで、使用者は自身の健康状態を知ることができるコンピューター便座の画像キャプチャーシステムに関する。

本発明によるコンピューター便座の画像キャプチャーシステムの構造者は、便器便座、定位補助装置、画像キャプチャーユニット、コントローラー、組み立てキットを有する。
該定位補助装置は、該便器便座上に設置され、該定位補助装置は、本体、及び該本体に連接する連接部材を有する。
該画像キャプチャーユニットは、該連接部材上に取り付けられ、光学定位パーツを有し、該光学定位パーツと人体臀部とは、第一空間を形成する。
該コントローラーは、該画像キャプチャーユニットに電気的に連接し、該定位補助装置を操作する。
該コントローラーは、該画像キャプチャーユニットをコントロールし、画像の撮影を行う。
撮影の範囲は、使用者の臀部或いは外陰部を含む。
画像の撮影後、該コントローラーは、光学定位パーツを通して、人体臀部と連接部材との相対位置を計算し調整する。
さらに、第一空間と人体臀部との相対位置に基づき、人体の臀部画像を、該コントローラーに表示し、該定位補助装置はコントローラーにおいて操作される。
該組み立てキットは、接合部を有し、これにより該組み立てキットは、該連接部材上に連結される。

本発明の技術手段に基づき、本発明は以下の効果を備える。
本発明の画像キャプチャーユニットは定位補助装置に結合され、トイレ時に、画像キャプチャーユニットは自動的に人体臀部或いは外陰部に焦点を合わせ、最良の洗浄効果を提供できる。
本発明の画像キャプチャーユニットは、軸芯に沿って旋回するドライバーを有するため、回転機能を備え、この機能を通して排泄物画像を撮影し、使用者はこれにより自身の健康状態を知ることができる。
本発明の連結部材は、オス或いはメス形式の接合部を有し、しかも本発明は多種の組み立てキットを提供するため、使用者は必要に応じて組み立てキットを交換でき、本発明の製品価値を増進できる。
本発明の組み立てキット上には、排泄物を識別可能なＩＣ分析ユニットを有し、これにより様々なタイプの健康情報を収集できる。

本発明の立体構造図である。 本発明の使用状態図（一）である。 本発明の使用状態図（一）である。 本発明の使用状態図（二）である。 本発明の別種の使用方法の状態図である。

（一実施形態）
図１、図２に示す通り、本発明によるコンピューター便座の画像キャプチャーシステムは、便器便座１０、定位補助装置２０、画像キャプチャーユニット３０、コントローラー４０を有する。
定位補助装置２０は、便器便座１０上に設置され、定位補助装置２０は、本体２１、及び本体２１に連接する連接部材２２を有する。
画像キャプチャーユニット３０は、連接部材２２上に取り付けられ、光学定位パーツ３１を有し、光学定位パーツ３１と人体臀部とは、第一空間３２を形成する。
コントローラー４０は、画像キャプチャーユニット３０に電気的に連接し、定位補助装置２０を操作する。

図３に示す通り、コントローラー４０は、画像キャプチャーユニット３０をコントロールし、画像の撮影を行う。
撮影の範囲は、使用者の臀部或いは外陰部を含む。
画像の撮影後、コントローラー４０は、光学定位パーツ３１を通して、人体臀部と連接部材２２との相対位置を計算し、調整する。
さらに、第一空間３２と人体臀部との相対位置に基づき、人体の臀部画像を、コントローラー４０に表示し、定位補助装置２０はコントローラー４０において操作される。

上記構造を通して、本発明の使用方法及び得られる効果を以下に述べる。
図３、図４に示す通り、本体は、定位補助装置２０を駆動するドライバーで、定位補助装置を左、右或いは前、後に移動させフォーカスを調整する。
コントローラー４０は、光学定位パーツ３１と人体臀部とが形成する第一空間３２を計算し、臀部と画像キャプチャーユニット３０との間のフォーカスを調整する。
光学定位パーツ３１は人体臀部に光を照射し、これにより画像キャプチャーユニット３０は焦点を合わせることができる。
次に、コントローラー４０は人体臀部特徴（肛門、外陰部など）に基づき、定位補助装置２０を駆動し、連接部材２２の位置を調整する。
これにより、人体臀部特徴を、コントローラー４０上に表示し、定位補助装置２０はコントローラー４０において操作される。
使用者は、提示に基づき、洗浄装置（図示なし）を駆動し、人体臀部を洗浄し、コントローラー４０を操作することで、より優れた洗浄効果を達成する。
さらに、コントローラー４０は、ストレージユニット及び伝送ユニットを有し、ストレージユニットは、撮影した画像を記録する。
伝送ユニットは、撮影した画像を、家庭医、病院、検査センター等に伝送し、専門スタッフにより判断する。

排泄物から健康情報を取得することができる。
例えば、血便、排泄物に血液色素があることで、貧血、大腸菌、さらには直腸癌の有無などを判断することができる。
よって、病院或いは検査センターへ行き排泄物の検査をする人は少なくない。
しかし、従来の方式では、特に時間をかけて検査し、及び検査前の飲食、生活状況が不規則なら検査データに影響を与え、誤判断を招く恐れがある。
よって、本発明の画像キャプチャーユニット３０は、軸芯に沿って旋回するドライバー３３を有する。
光学定位パーツ３１と排泄物は、第二空間３４を形成する。
さらに、第二空間３４と排泄物との相対位置に基づき、コントローラー４０に表示する。
これにより、画像キャプチャーユニット３０と排泄物との焦点距離を調整し、排泄物の画像を撮影する。
コントローラー４０は、ストレージユニット（有線或いは無線）を有し、撮影のファイルを収集後に、検査センター或いは病院の分析に提供する。
こうして、普段から、使用者自身の健康状態を理解でき、病院で検査を待つ待ち時間を減らし、及び不正確な検査データ発生の可能性を低下させることができる。

本発明の連接部材２２は、良好な交換性を有する。
つまり、使用者は必要に応じて、組み立てキット５０を、連接部材２２に組み合わせることができる。
例えば、連接部材２２と画像キャプチャーユニット３０は、オス・メス形式の接合部２２１、３５をそれぞれ有する。
接合部２２１、３５は、クイックコネクター、ボルトとナットの形式などである。
これにより、迅速に固定結合され、使用者は必要に応じて洗浄装置、噴薬装置等の組み立てキット５０を交換して接合し、こうして本発明の利便性を増進する。

図５に示す通り、使用者の排泄物収集の便のため、本発明の組み立てキット５０は、搭載部５１を有する。
搭載部５１は、排泄物を識別可能なＩＣ分析ユニット５１１を有する。
ＩＣ分析ユニット５１１は、排泄物に大腸菌、血便等の現象がないかどうかの情報を收集できる。
使用者は、検便ケースを用いて排泄物を採取する必要がなく、及び排泄物を採取することで起きる不快感を免れられる。

上記を総合すると、本発明による画像キャプチャーユニット３０は定位補助ユニットにより移動、フォーカス調整を助け、人体臀部の画像をコントローラー４０上に表示する。
使用者は、操作提示に基づき、臀部を洗浄し、或いは排泄物の画像を撮影する。
こうして、より良い臀部洗浄効果を備えるばかりか、自身の健康を管理することもできる。
さらに、連接部材２２は、良好な交換性を有するため、必要に応じて組み立てキット５０を交換でき、しかもその構造は、書刊に見られず、或いは公開使用されておらず、特許申請の要件を満たしている。

前述した本発明の実施形態は本発明を限定するものではなく、よって、本発明により保護される範囲は後述される特許請求の範囲を基準とする。

１０ 便器便座、
２０ 定位補助装置、
２１ 本体、
２２ 連接部材、
２２１ 接合部、
３０ 画像キャプチャーユニット、
３１ 光学定位パーツ、
３２ 第一空間、
３３ ドライバー、
３４ 第二空間、
３５ 接合部、
４０ コントローラー、
５０ 組み立てキット、
５１ 搭載部、
５１１ ＩＣ分析ユニット。

Claims (6)

1. コンピューター便座の画像キャプチャーシステムであって、便器便座、定位補助装置、画像キャプチャーユニット、コントローラー、組み立てキットを有し、
   前記定位補助装置は、前記便器便座上に設置され、前記定位補助装置は、本体、及び前記本体に連接する連接部材を有し、
   前記画像キャプチャーユニットは、前記連接部材上に取り付けられ、光学定位パーツを有し、前記光学定位パーツと人体臀部とは、第一空間を形成し、
   前記コントローラーは、前記画像キャプチャーユニットに電気的に連接し、前記定位補助装置を操作し、
   前記コントローラーは、前記画像キャプチャーユニットをコントロールし、画像の撮影を行い、撮影の範囲は、使用者の臀部或いは外陰部を含み、画像の撮影後、前記コントローラーは、前記光学定位パーツを通して、人体臀部と連接部材との相対位置を計算し、調整し、さらに第一空間と人体臀部との相対位置に基づき、人体の臀部画像を、コントローラーに表示し、定位補助装置はコントローラーにおいて操作され、
   前記組み立てキットは、接合部を有し、これにより前記組み立てキットは、前記連接部材上に連結されることを特徴とするコンピューター便座の画像キャプチャーシステム。
2. 前記画像キャプチャーユニットは、軸芯に沿って旋回するドライバーを有し、
   前記光学定位パーツと排泄物は、第二空間を形成し、さらに第二空間と排泄物との相対位置に基づき、排泄物画像をコントローラーに表示することを特徴とする請求項１に記載のコンピューター便座の画像キャプチャーシステム。
3. 前記コントローラーは、ストレージユニット及び伝送ユニットを有し、
   前記ストレージユニットは、撮影した画像を記録し、
   前記伝送ユニットは、前記撮影画像を伝送することを特徴とする請求項１或いは２に記載のコンピューター便座の画像キャプチャーシステム。
4. 前記連接部材と前記画像キャプチャーユニットは、オス・メス形式のオス・メス接合部をそれぞれ有し、
   前記オス・メス接合部と結合することで、前記画像キャプチャーユニットと連接部材とは一体に連結することを特徴とする請求項１に記載のコンピューター便座の画像キャプチャーシステム。
5. 前記組み立てキットは、搭載部を有し、使用者の排泄物を収集することを特徴とする請求項１に記載のコンピューター便座の画像キャプチャーシステム。
6. 前記搭載部には、排泄物を識別可能なＩＣ分析ユニットを設置することを特徴とする請求項５に記載のコンピューター便座の画像キャプチャーシステム。