JP2017115540A - 建設機械 - Google Patents

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【課題】エンジン室を画成する仕切りカバーに、経年的に隙間を生じることなく吸気配管を取り付けることができる建設機械の提供。【解決手段】本発明は、吸気配管10が仕切りカバー11に挿通した1本のパイプ13と、このパイプ13とエンジンとを接続する第1ゴムホース14と、パイプ13とエアクリーナ7とを接続する第2ゴムホース15とから成り、パイプ13と、このパイプ13に保持させたベース板20及び塞ぎ板21の3部材によって中継部材を形成し、ベース板20は、パイプ13に密着する側部が開放された第1円弧形状20bを有し、塞ぎ板21は、ベース板20の第1円弧形状20bと協働してパイプ13が挿通する1つの円穴を形成し、パイプ13に密着する側部が開放された第2円弧形状21aを有し、ベース板20を、エンジン室6を画成する仕切りカバー11に締結するボルト22を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンとエアクリーナとを接続する吸気配管を、エンジン室を画成する仕切りカバーを挿通して取り付けた建設機械に関する。
この種の従来技術が特許文献1に開示されている。特許文献1には、エンジンが収納されるエンジン室を画成する仕切板に通し孔を形成し、この通し孔に、一端がエンジンに接続され、他端がエンジン室の外部に配置されたエアクリーナに接続され、エンジンに新鮮な空気を導く吸気配管を挿通させた油圧ショベルが開示されている。
特開2009−74243号公報
特許文献1に開示されているように、吸気配管は仕切板(仕切りカバー)に設けた通し孔に挿通され、エンジンに接続されている。この際、エンジン室側から通し孔を介して漏れ出る暖気がエアクリーナ側に侵入し、エンジンに再度吸気されることによるエンジンの運転効率低下防止のため、例えばウレタン系樹脂により製作した隔壁を設け、暖機の漏れを防止している技術がある。
しかし、このようなウレタン系樹脂は鉄素材のカバーに比べると強度面で劣るため、車体のメンテナンス作業中に誤ってウレタン系樹脂による隔壁の予期せぬ損傷や経年劣化などにより、密封性が損なわれてエアクリーナへ暖気が侵入してしまう虞がある。
上記課題を解決するために、本発明の目的は、エンジン室を画成する仕切りカバーに、経年的に隙間を生じることなく吸気配管を取り付けることができる建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る建設機械は、本体と、エンジンが収納され前記本体の内部に設けられるエンジン室と、エンジン室を画成する仕切りカバーと、前記エンジン室の外部に配置されたエアクリーナとを備え、一端が前記エンジンに接続されて他端が前記エアクリーナに接続された吸気配管が、前記仕切りカバーに挿通されて取付けられる建設機械において、前記吸気配管は、前記仕切りカバーに挿通した1本のパイプと、前記パイプと前記エンジンとに接続される第1配管と、前記パイプと前記エアクリーナとに接続される第2配管とから成り、前記パイプと、前記パイプにそれぞれ保持された第1板部材及び第2板部材の3部材によって前記仕切りカバーに締結した中継部材が形成され、前記第1板部材は、側部が開放されて曲面部が前記パイプの外周に密接される第1円弧形状を有し、前記第2板部材は、側部が開口されて曲面部が前記パイプの外周に密接される共に、前記第1円弧形状とあわせて前記パイプが挿通する1つの円穴が形成するための第2円弧形状を有し、前記中継部材は締結具により、前記仕切りカバーに締結されることを特徴としている。
本発明に係る建設機械は、第1板部材の第1円弧形状と第2板部材の第2円弧形状とによって形成される1つの円穴にパイプを密接させるようにして、パイプと、このパイプに保持された第1板部材及び第2板部材の3部材から成る中継部材を、締結具によってエンジン室を画成する仕切りカバーに締結することによって、エンジン室を画成する仕切りカバーに、経年的に隙間を生じることなくパイプと第1配管と第2配管とから成る吸気配管を取り付けることができる。これにより本発明は従来よりもエンジン室の高い密封性を確保できる。
本発明に係る建設機械の一実施形態を構成する油圧ショベルを示す側面図である。 図1に示す油圧ショベルに備えられる本実施形態を示す斜視図である。 図2の要部拡大斜視図である。 図3の要部拡大斜視図である。 図4の状態からボルトを除いて示した正面図である。 図4の状態からボルト、第1ゴムホース及び第2ゴムホースを除いた状態を示す斜視図である。 図6の側面図である。 本実施形態に備えられるパイプを示す斜視図である。 図5の状態から塞ぎ板を除いた状態を示す正面図である。 本実施形態に備えられるベース板を示す正面図である。 本実施形態に備えられる塞ぎ板を示す正面図である。 図2に示すエンジン室を画成する仕切りカバーを示す正面図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明に係る建設機械の一実施形態は、例えば油圧ショベルである。この油圧ショベルは、走行体1と、この走行体1の上に配置され、本体を構成する旋回体2と、この旋回体2に上下方向の回動可能に取り付けられるブーム3a、アーム3b、及びバケット3cを含み、土砂の掘削等を行う作業装置3とを備えている。
旋回体2の前側位置には運転室4が備えられ、後側位置にはカウンターウエイト5が備えられ、運転室4とカウンターウエイト5との間にはエンジン室6等を配置してある。
図2〜図5に示すように、図1に示す油圧ショベルに備えられる本実施形態は、一端がエンジン室6に収納された図示しないエンジンに接続され、他端がエンジン室6の外部に設置されたエアクリーナ7に接続される吸気配管10を、エンジン室6を画成する仕切りカバー11を挿通して取り付ける構造である。
吸気配管10は、エアクリーナ7で浄化された新鮮な空気を図示しないエンジンに導くものであり、仕切りカバー11に挿通した1本のパイプ13と、このパイプ13と図示しないエンジンとを接続する第1配管、例えば第1ゴムホース14と、パイプ13とエアクリーナ7とを接続する第2配管、例えば第2ゴムホース15とから成っている。
パイプ13と、このパイプ13を保持する第1板部材例えばベース板20、及び第2板部材例えば塞ぎ板21の3部材によって、図6に示すように仕切りカバー11に締結される中継部材が形成されている。
図7,8に示すように、パイプ13は金属部材から成り、一方の端部側に第1ゴムホース14のパイプ13からの離脱を防ぐ第1抜け止め部、例えば第1環状突起13aを有し、他方の端部側に第2ゴムホース15のパイプ13からの離脱を防ぐ第2抜け止め部、例えば第2環状突起13bを有している。
パイプ13の第1環状突起13a及び第2環状突起13bは、例えばベース板20及び塞ぎ板21と共に中継部材とする以前に、バルジ加工によって形成してある。
図4に示すように、本実施形態は、パイプ13と第1ゴムホースとを把持する締結バンドから成る第1クランプ23aと、パイプ13と第2ゴムホース15とを把持する締結バンドから成る第2クランプ23bを備えている。
図6,9,10に示すようにベース板20は、鉄材から成り、パイプ13の外周によって形成される円の半分に相当し、パイプ13に密着する側部が開放された第1円弧形状20bを有している。またベース板20は、第1環状突起13a及び第2環状突起13bを有するパイプ13の挿通を可能にする例えば角形状に形成した閉空間部20aを有し、前述した第1円弧形状20bは閉空間部20aに連設させてある。また、ベース板20は、パイプ13の外周の第1円弧形状20bに対応する一方の半周とベース板20の第1円弧形状20b部分との間に形成された溶接部によってパイプ13に保持されている。
図6,11に示すように、塞ぎ板21も鉄材から成り、ベース板20の第1円弧形状20bと協働してパイプ13が挿通する1つの円穴を形成し、パイプ13に密着する側部が開放された第2円弧形状21aを有している。
この塞ぎ板21は、パイプ13にベース板20を溶接した状態で、ベース板20の閉空間部20aを塞ぐことが可能な形状となっている。また、この塞ぎ板21は、パイプ13の第2円弧形状21aに対応する他方の半周と塞ぎ板21の第2円弧形状21a部分との間に形成された溶接部によってパイプ13に保持されている。また例えば、塞ぎ板21の第2円弧形状21a以外の周囲は、溶接により形成した溶接部によってベース板20に固定してある。
パイプ13は、例えばベース板20の面部及び塞ぎ板21の面部に対して伸長方向が直交するように配置してある。
また本実施形態は、パイプ13とベース板20と塞ぎ板21の3部材から成る中継部材を、エンジン室6を画成する前述の仕切りカバー11に締結する締結具を備えている。
図12に示すように、仕切りカバー11は、ベース板20の形状よりも小さな形状に形成されたパイプ13が挿通する切り欠き部11aを有している。
前述した締結具は、ベース板20を仕切りカバー11に当接した状態で締結するものから成る。例えばこの締結具は、ベース板20に形成した図6に示すボルト穴20c、及び仕切りカバー11に形成した図12に示すボルト穴11bに挿入した図4に示すボルト22と、このボルト22に螺合しベース板20を仕切りカバー11に締結する図示しないナットとを含んでいる。
ボルト22によってベース板20を仕切りカバー11に取り付けた状態では、仕切りカバー11の面部に対して伸長方向が直交するようにパイプ13が配置される。
吸気配管10をエンジン室6を画成する仕切りカバー11に取り付けるに際して、事前にパイプ13とベース板20と塞ぎ板21との3部材から成る中継部材が以下のようにして製作される。
例えば、バルジ加工によって形成された第1環状突起13a、及び第2環状突起13bを有するパイプ13をベース板20の閉空間部20aに挿入し、このパイプ13をベース板20の第1円弧形状20b方向に相対的に移動させて、パイプ13の軸方向中央部分の外周をベース板20の第1円弧形状20bに密着させる。
この状態で、ベース板20の第1円弧形状20b部分と、第1円弧形状20bに対応するパイプの外周の一方の半周とを溶接して、パイプ13とベース板20とを固定する。
次に、塞ぎ板21をベース板20に当接させるようにして、塞ぎ板21の第2円弧形状21aをパイプ13に密着させる。これによりベース板20の閉空間部20aは塞ぎ板21によって塞がれる。
この状態で塞ぎ板21の第2円弧形状21a部分と、パイプ13の外周の他方の半周とを溶接して、パイプ13と塞ぎ板21とを固定する。また、第2円弧形状20b部分以外の塞ぎ板21の周囲をベース板20に溶接する。
このようにして、パイプ13とベース板20と塞ぎ板21の3部材から成る中継部材が製作される。
この中継部材を用いて、第1ゴムホース14及び第2ゴムホース15が配索される。この場合はじめに、パイプ13を仕切りカバー11の切り欠き部11aに挿通させるようにして、中継部材に含まれるベース板20を仕切りカバー11に当接させ、ベース板20のボルト穴20cと仕切りカバー11のボルト穴11bにボルト22を挿入し、ボルト22に図示しないナットを螺合させ、ベース板20を仕切りカバー11に締結する。これによりパイプ13とベース板20と塞ぎ板21とから成る中継部材が、エンジン室6を画成する仕切りカバー11に取り付けられる。
この状態で、エンジン室6に配置した図示しないエンジンに接続される第1ゴムホース14を、エンジン室6の内部に位置するパイプ13の端部に接続し、仕切りカバー11とパイプ13の第1環状突起13aとの間に位置する第1ゴムホース14の部分を第1クランプ23aで締結する。
また、エンジン室6の外部に配置したエアクリーナ7に接続される第2ゴムホース15をエンジン室6の外部に位置するパイプ13の端部に接続し、塞ぎ板21とパイプ13の第2環状突起13bとの間に位置する第2ゴムホース15の部分を第2クランプ23bで締結する。
このようにして、パイプ13と第1ゴムホース14と第2ゴムホース15とから成る吸気配管10を、エンジン室6を画成する仕切りカバー11に取り付けることができる。
前述したように本実施形態に係る油圧ショベルにあっては、ベース板20の第1円弧形状20bと塞ぎ板21の第2円弧形状21aとによって形成される1つの円穴にパイプ13を密着させて挿通し、パイプ13と、このパイプ13が溶接によって保持されるベース板20及び塞ぎ板21の3部材から成る中継部材を、ボルト22によってエンジン室6を画成する仕切りカバー11に締結することにより、経年的に隙間を生じることなくパイプ13と、第1ゴムホース14及び第2ゴムホース15とから成る吸気配管10を、仕切りカバー11に取り付けることができる。したがって本実施形態は、隙間を防ぐシール材を要することがなく、シール材の劣化による悪影響を受けなくて済み、エンジン室6の精度の高い密封性を確保することができる。
また本実施形態は、吸気配管10を仕切りカバー11に取り付ける際に、吸気配管10に含まれるパイプ13と、ベース板20と、塞ぎ板21とから成る1部材を構成する中継部材を仕切りカバー11に締結した後に、パイプ13に第1ゴムホース14と第2ゴムホース15を接続すればよいので、仕切りカバー11に対する吸気配管10の取り付けを簡単に行なうことができる。
前述したように、本実施形態は、予めバルジ加工によって形成した第1環状突起13a及び第2環状突起13bを有するパイプ13にベース板20と塞ぎ板21を溶接して仕切りカバー11に締結される中継部材を製作するようにしてある。
仮に第1環状突起13a及び第2環状突起13bが形成されていないパイプを使用して、ベース板20及び塞ぎ板21とから成る中継部材を製作した後に、パイプ13にバルジ加工によって第1環状突起13a及び第2環状突起13bを形成しようとすると、バルジ加工を行う際に、ベース板20及び塞ぎ板21が阻害となり、所望の第1環状突起13a及び第2環状突起13bを形成できなくなる虞がある。
本実施形態は、中継部材を製作する前に予め中継部材を形成するパイプ13に、バルジ加工によって第1ゴムホース14及び第2ゴムホース15の抜け止め用の第1環状突起13a及び第2環状突起13bが形成されているので、前述のような虞を生じることなく第1ゴムホース14及び第2ゴムホース15をパイプ13に強固に接続することができ、信頼性の高い油圧ショベルを実現させることができる。
また本実施形態は、パイプを分割することなく1本のパイプ13の外周に、ベース板20及び塞ぎ板21を溶接したことから、パイプ13の内部に溶接スパッタが入り込むことなく、中継部材を製作することができる。これにより、吸気配管10の高い品質を維持できる。
また本実施形態は、吸気配管10が第1ゴムホース14及び第2ゴムホース15を含む構成にしてあるが、従来からゴムホースの製作費用は、合成樹脂製配管の製作費用に比べて安くて済むことが知られている。これに伴って本実施形態は、製作費用を抑えることができる。
なお、本実施形態にあっては、エンジン室6の内部における第1ゴムホースの配索に際しての他の機材、機器の配置による制約、及びエンジン室6の外部における第2ゴムホース15の配索に際しての他の機材、機器の配置による制約を考慮して、仕切りカバー11の面部に対してパイプ13を90度とは異なる角度に、すなわち伸長方向が仕切りカバー11の面部と直交しないようにパイプ13を設置したい場合には、パイプ13と、ベース板20及び塞ぎ板21とを溶接する際に、パイプ13を傾けた状態で溶接することにより容易に対応できる。すなわち本実施形態は、エンジン室6の周囲の機材、機器の配置に応じて、吸気配管10を最適な配置スペースに容易に配索することができる。
また、前述した実施形態では、パイプ13と共に中継部材を形成する第1板部材を、閉空間部20a及び第1円弧形状20bを有するベース板20によって構成し、第2板部材を、ベース板20に当接し、第2円弧形状21aを有し、ベース板20の閉空間部20aを塞ぐ形状に形成された塞ぎ板21によって構成してあるが、本発明は、第1板部材及び第2板部材をこのように構成することには限定されない。
例えば、第1板部材を、第1円弧形状を有し、パイプ13の外周の前述の第1円弧形状に対応する一方の半周に溶接によりパイプ13に保持させた第1分割板によって構成し、第2板部材を、第1分割板の側端部に接合され、第2円弧形状を有し、パイプ13の外周の前述の第2円弧形状に対応する他方の半周に溶接によりパイプ13に保持させた第2分割板によって構成してもよい。
この場合、第1分割板と第2分割板とを合わせて成る全体形状が仕切りカバー11の切り欠き部11aよりも大きくなるように、第1分割板と第2分割板それぞれの形状を設定する。
この構成にあっては、パイプ13と、第1分割板と、第2分割板の3部材によって仕切りカバー11に締結される中継部材が形成される。また、この中継部材を仕切りカバー11に締結する締結具は、第1分割板と第2分割板の双方を仕切りカバー11に締結可能なものとする。
このように構成したものも、隙間を塞ぐシール材を要しないことから、シール材による悪影響を受けることなく吸気配管10をエンジン室6を画成する仕切りカバー11に取り付けることができ、前述した実施形態と同様にエンジン室6の精度の高い密着性を確保することができる。
2 旋回体(本体)
3 作業装置
6 エンジン室
7 エアクリーナ
10 吸気配管
11 仕切りカバー
11a 切り欠き部
11b ボルト穴
13 パイプ
13a 第1環状突起(第1抜け止め部)
13b 第2環状突起(第2抜け止め部)
14 第1ゴムホース(第1配管)
15 第2ゴムホース(第2配管)
20 ベース板(第1板部材)
20a 閉空間部
20b 第1円弧形状
20c ボルト穴
21 塞ぎ板(第2板部材)
21a 第2円弧形状
22 ボルト(締結具)
23a 第1クランプ
23b 第2クランプ

Claims (6)

  1. 本体と、エンジンが収納され前記本体の内部に設けられるエンジン室と、エンジン室を画成する仕切りカバーと、前記エンジン室の外部に配置されたエアクリーナとを備え、一端が前記エンジンに接続されて他端が前記エアクリーナに接続された吸気配管が、前記仕切りカバーに挿通されて取付けられる建設機械において、
    前記吸気配管は、前記仕切りカバーに挿通した1本のパイプと、前記パイプと前記エンジンとに接続される第1配管と、前記パイプと前記エアクリーナとに接続される第2配管とから成り、
    前記パイプと、前記パイプにそれぞれ保持された第1板部材及び第2板部材の3部材によって前記仕切りカバーに締結した中継部材が形成されており、
    前記第1板部材は、側部が開放されて曲面部が前記パイプの外周に密接される第1円弧形状を有し、前記第2板部材は、側部が開口されて曲面部が前記パイプの外周に密接される共に、前記第1円弧形状とあわせて前記パイプが挿通する1つの円穴が形成するための第2円弧形状を有し、
    前記中継部材は締結具により、前記仕切りカバーに締結されることを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1記載の建設機械において、
    前記第1板部材が前記パイプの外周の前記第1円弧形状に対応する一方の半周と前記第1板部材の前記第1円弧形状部分との間に形成された溶接部によって前記パイプに保持され、
    前記第2板部材が前記パイプの前記第2円弧形状に対応する他方の半周と前記第2板部材の前記第2円弧形状部分との間に形成された溶接部によって前記パイプに保持されたことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項2記載の建設機械において、
    前記第1板部材は、前記パイプの挿通を可能にする形状に形成した閉空間部、及び前記閉空間部に連設させた前記第1円弧形状を有するベース板から成り、
    前記第2板部材は、前記ベース板に当接し、前記第2円弧形状を有し、前記ベース板の前記閉空間部を塞ぐことが可能な形状に設定された塞ぎ板から成り、
    前記パイプと前記ベース板と前記塞ぎ板の3部材によって前記中継部材が形成され、
    前記仕切りカバーは、前記ベース板の形状よりも小さな形状に形成され前記パイプが挿通する切り欠き部を有し、
    前記締結具は、前記ベース板を前記仕切りカバーに締結するものから成ることを特徴とする建設機械。
  4. 請求項3記載の建設機械において、
    前記第1配管は、第1ゴムホースから成り、
    前記第2配管は、第2ゴムホースから成り、
    前記パイプは、前記第1ゴムホースの前記パイプからの離脱を防ぐ第1抜け止め部と、前記第2ゴムホースの前記パイプからの離脱を防ぐ第2抜け止め部とを有し、
    前記パイプと前記第1ゴムホースとを把持する第1クランプと、前記パイプと前記第2ゴムホースとを把持する第2クランプとを備えたことを特徴とする建設機械。
  5. 請求項4記載の建設機械において、
    前記締結具は、前記ベース板に形成したボルト穴及び前記仕切りカバーに形成したボルト穴に挿入したボルトと、このボルトに螺合し前記ベース板を前記仕切りカバーに締結するナットとを含むことを特徴とする建設機械。
  6. 請求項1記載の建設機械において、
    前記第1板部材は、前記第1円弧形状を有する第1分割板から成り、
    前記第2板部材は、前記第1分割板と側端部が接合され、前記第2円弧形状を有する第2分割板から成り、
    前記パイプと前記第1分割板と前記第2分割板の3部材によって前記中継部材が形成され、
    前記仕切りカバーは、前記第1分割板と、前記第2分割板とを合せた全体形状よりも小さな形状に形成され前記パイプが挿入される切り欠き部を有し、
    前記締結具は、前記第1分割板と前記第2分割板を前記仕切りカバーに締結するものから成ることを特徴とする建設機械。
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