JP2017114480A - ジオデシックプライを有するビードなし非空気式タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】空気による膨張を必要とするという短所なしに、空気入りタイヤの特徴の全てを備える改良された非空気式タイヤを提供する。【解決手段】構造的に支持された非空気式タイヤは、環状かつ接地するトレッド部分と、環状のせん断バンドと、ジオデシック(測地線に沿った)プライと、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、概して乗り物用タイヤ及び非空気式タイヤに関し、詳しくは、非空気式タイヤに関する。
空気入りタイヤは、1世紀以上の間、乗り物による移動可能性に関して選ばれた解決策であり続けてきた。空気入りタイヤは、引張構造である。空気入りタイヤは、今日、空気入りタイヤをきわめて支配的なものとした少なくとも4つの特徴を有する。空気入りタイヤは、タイヤ構造の全てが荷重を支えることに関係するので、荷重を支えることに有能である。空気入りタイヤは、接地圧が小さく、これは乗り物の荷重の分配に起因して路面上でのより少ない摩耗しかもたらさないので、この点でも好ましい。空気入りタイヤは、剛性が低く、これは、乗り物における快適な乗り心地を保証する。空気入りタイヤの主たる短所は、圧縮流体を必要とすることである。在来型の空気入りタイヤは、膨張圧の完全な喪失の後には役に立たなくなる。
膨張圧なしで動作するように設計されたタイヤは、空気入りタイヤに関連したこれらの問題点や妥協点の多くを取り除くことが可能性がある。圧力維持も圧力監視も必要とされない。今までの中実タイヤのような構造的に支持されたタイヤや他の弾性構造は、在来の空気入りタイヤで要求されるレベルの性能を有してこなかった。空気入りタイヤと同じような性能を与える、構造的に支持されたタイヤによる解決策は、望まれている改善であろう。
非空気式タイヤは、通常、その荷重支持効率によって規定される。「ボトムローダー(bottom loader)」は、ハブより下側の構造の部分で荷重の大部分を支える、本質的に剛体の構造である。「トップローダー(top loader)」は、構造の全部が荷重を支えることに関わるように設計されている。したがってトップローダーは、ボトムローダーよりも荷重支える能率が高く、より軽量な設計を可能にする。
空気による膨張を必要とするという短所なしに、空気入りタイヤの特徴の全てを備える改良された非空気式タイヤが望まれている。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えない非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに1以上の補強コードは半径方向に配向している非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらにリムに装着され、リムが軸方向に調節可能である非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層が、サイドウォールが角度づけられるように、半径方向に対して角度αを形成する非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層が、サイドウォールが角度づけられるように、半径方向に対して角度αを形成し、角度αが−20°から+20°の範囲内にある非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層の半径方向の内側の端部がリムに固定されている非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層の半径方向の内側の端部がリムに固定され、補強層の半径方向の内側の端部が補強層の半径方向の外側の端部の軸方向の内側にある、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層の半径方向の内側の端部が、リムに装着された環状クランプに固定されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層はせん断バンドの半径方向の内側に位置する、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層の第1の端部がせん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部がリムに固定されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層の第1の端部がせん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部が第1の端部に近接して位置し、中間部分がリムに固定されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層の部分が、せん断バンドの複数の補強層の間に位置する、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、サイドウォールは連続した織物から形成されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、補強層はプライストリップから形成されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、を有する非空気式タイヤであって、補強層の第1の端部はせん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部は第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定されている非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、を有する非空気式タイヤであって、補強層の第1の端部はせん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部は第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定され、織物の複数のストリップは、さらに、1以上の補強コードを含む、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、を有する非空気式タイヤであって、補強層の第1の端部はせん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部は第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定され、織物の複数のストリップは、さらに、1以上の補強コードを含み、1以上の補強コードは測地線経路に配向している、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、を有する非空気式タイヤであって、補強層の第1の端部はせん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部は第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定され、非空気式タイヤはビードを有しない、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、を有し、補強層の第1の端部はせん断バンド内に位置し、第2の端部は第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定されている非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の外側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する構造的に支持された非空気式タイヤであって、ビードを備えない、構造的に支持された非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、さらに、環状ビードを有しない非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、リムに取り付けられており、リムは軸方向に調節可能である、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、補強層は、サイドウォールが角度づけられるように、半径方向に対して角度αを形成する、非空気式タイヤが提供される。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、補強層の半径方向の内側の端部がリムに固定されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有する非空気式タイヤであって、ビードを備えず、補強層の半径方向の内側の端部が、リムに装着された環状クランプに固定されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有する構造的に支持された非空気式タイヤであって、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、非空気式タイヤはリムに装着され、リムはそれぞれのサイドウォールの半径方向の内側の端部を受け入れる相互に平行な壁を有し、相互に平行な壁の間の軸方向の間隔は軸方向に調節可能である、構造的に支持された非空気式タイヤを提供する。
本発明の1以上の実施態様は、環状かつ接地するトレッド部分と、せん断バンドと、トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、を有し、補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、補強層は、サイドウォールが角度づけられるように、半径方向に対して角度αを形成し、角度αはタイヤの動作中に調節可能である、構造的に支持された非空気式タイヤを提供する。
本発明の第1の実施形態の非空気式タイヤの斜視図である。 本発明の第2の実施形態の非空気式タイヤの斜視図である。 図1または図2の非空気式タイヤの断面図である。 二重補強層を有する図1または図2の非空気式タイヤの断面図である。 ジオデシック・プライ・スポークを有する図1のタイヤの拡大側面図である。 ジオデシック・プライ・スポークを有する本発明の一実施形態の斜視図である。 折り返しを有するジオデシック・プライ・スポークを有する本発明の第3の実施形態の側面図である。 せん断バンドの複数の補強層の間でせん断バンド内に位置するプライを示す、本発明の断面図である。 任意付加の弾性部材の周りでクランプされたプライの代替実施形態を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示す図である。 せん断バンドに埋め込まれたプライ・スポークを示す、本発明の断面図である。 せん断バンドに対するバネ定数試験を示す図である。 力−変位曲線の傾きから決定されたバネ定数を示す図である。 せん断剛性GAの算出を説明する図である。
本発明は、以下の説明と添付の図面を参照して、よりよく理解されるであろう。
[定義]
本明細書に関し、以下の用語は次のように定義される。
「赤道面」は、タイヤの中心線を通り、タイヤの回転軸に直交する面を意味する。
「子午面」は、タイヤの回転軸に平行であって、回転軸から半径方向外側に延びる面を意味する。
「ヒステリシス」は、10%動的せん断歪み及び25℃で測定された、動的損失正接を意味する。
本発明の非空気式タイヤ100が、添付図に示されている。本発明の非空気式タイヤは、地面と係合する半径方向外側のトレッド200と、せん断バンド(shear band)300と、1以上の補強層400と、を含む。本発明の非空気式タイヤは、せん断バンド300と補強層400とが効果的に荷重を支えるように、トップロード構造であるように設計されている。せん断バンド300と補強層400とは、せん断バンドの剛性がタイヤのバネ定数に直接関連するように設計されている。補強層は、タイヤのフットプリント(接地面)内で曲がったり変形したりするが、圧縮したり圧縮性荷重を支えたりはしない剛体構造として構成されている。このことは、フットプリント領域の外にある残りの構造に対し、荷重を支える能力を与え、これにより、非常に荷重効率のよい構造がもたらされる。上記の理由によりこの荷重を最小化し、せん断バンドが路上の障害物に乗り越えるために屈曲できるようにすることが好ましい。おおよその荷重分散は、圧縮を被る補強構造の下側部分が荷重を実質的に支えないように、好ましくは10%未満しか支えないように、荷重のおおむね95〜100%がせん断バンドと補強層400の上側半径部分によって支えらえるというものである。
トレッド部分200は、望まれる通りに在来型のトレッドであってもよく、溝や、それらの間に本質的に長手方向のトレッド・リブを形成する長手方向に配列した複数のトレッド溝を含んでいてもよい。リブは、横方向あるいは長手方向にさらに分割されて、特定の乗り物の応用における使用の必要条件に適合したトレッド・パターンを形成してもよい。トレッド溝は、タイヤの意図された使用に合致する任意の深さを有してもよい。タイヤ・トレッド200は、種々の条件での性能の改善をするために要求されるように、リブ、ブロック、ラグ、溝及びサイプなどのような要素を含んでいてもよい。
[せん断バンド]
せん断バンド300は、好ましくは環状である。せん断バンドの断面図が図3に示されている。せん断バンド300は、タイヤ・トレッド200の半径方向内側に配置されている。せん断バンド300は第1及び第2の強化(すなわち補強された)エラストマー層310,320を含んでいる。せん断バンド300の第1の実施形態において、せん断バンドは、相互に平行に配列され、エラストマーからなるせん断性マトリックス330で分離された2つの非伸張性の補強層310,320からなる。各々の非伸張性層310,320は、相互に平行であってエラストマー・コーティング中に埋め込まれた非伸張性の補強コード311,321から形成されていてもよい。補強コード311,321は、鋼、アラミド、ナイロン、ポリエステルあるいは他の非伸張性の構造体であってよい。せん断バンド300は、さらに、第1及び第2の強化エラストマー層310,320の間に位置する、任意に追加される第3の強化エラストマー層340(不図示)を含んでいてもよい。
さらに、サイドウォールの折れ曲がった形状を制御し曲げ応力を低減するために、せん断バンドの外側の横方向端302,304は、丸みをつけられていることが好ましい。
第1の強化エラストマー層310において、補強コードは、タイヤの赤道面に対し0から約±10°の範囲内の角度Φで配向している。第2の強化エラストマー層320において、補強コードは、タイヤの赤道面に対し0から約±10°の範囲内の角度φで配向している。好ましくは、第1の層の角度Φは、第2の層における補強コードの角度φの逆方向にある。すなわち、第1の強化エラストマー層における角度+Φと第2の強化エラストマー層における角度−φである。
せん断マトリックス330は、約0.10インチ(2.54mm)から約0.2インチ(5.08mm)の範囲内の半径方向の厚みを有してよく、より好ましくは0.15インチ(3.81mm)である。せん断マトリックスは、好ましくは、15MPaから80MPaの範囲内、より好ましくは40MPaから60MPaの範囲内のせん断弾性係数Gmを有するエラストマー材料によって形成される。
せん断バンドは、せん断剛性GAを有する。せん断剛性GAは、せん断バンドから採取された代表となる試験片でのたわみを計測することによって決定することができる。図12に示すように、試験片の上面には、横方向の力Fが加えられる。試験片は、せん断マトリックス材料から採取された代表的な試料であり、同じ半径方向の厚さを有する。
せん断剛性GAは、次に、下記式から計算される。
GA=F*L/ΔX
せん断バンドは、曲げ剛性EIを有する。曲げ剛性EIは、せん断バンドの代表となる試験片に対する3点曲げ試験を用いるビーム(梁)機構から決定することができる。これは、2つのローラー支持台上に載置されるビームであって、ビームの中央に集中して加えられる力を受けるビームの場合を表している。曲げ剛性EIは、下式から決定される。
EI=PL3/48*ΔX
ここでPは荷重であり、Lはビーム長であり、ΔXはたわみである。
せん断バンドの曲げ剛性EIを最大化し、せん断剛性GAを最小化することが望ましい。GA/EIの許容できる範囲は、0.01から20の間であり、好ましい範囲は0.01から5の間であろう。EAは、せん断バンドの伸び剛性であり、張力を加え、長さの変化を測定することによって、実験的に求められる。せん断バンドのEIに対するEAの比は、0.02から100の範囲内にあれば許容でき、好ましい範囲は1から50である。せん断バンド300は、好ましくは、15−30%の最大せん断ひずみに耐えることができる。
せん断バンド300は、バネ定数kを有する。バネ定数は、図11Aに示すように、せん断バンドの上端の水平面上に下向きの力Fを作用させ、変形の量δを測定することによって実験的に求めることができる。バネ定数kは、図11Bに示すように、力対変形曲線の傾きから決定される。
非空気式タイヤは、実験的に定められる全体としてのバネ定数ktを有する。非空気式タイヤは、リム502の上に装着され、リムを介しタイヤの中央に荷重が加えられる。バネ定数ktは、力対変形曲線の傾きから決定される。バネ定数ktは、好ましくは、芝刈り機のような小型で低速の乗り物に対し、500から1000の範囲内にある。
本発明は、ここに開示したせん断バンド構造に限られるものではなく、0.01から20の範囲内のGA/EI、あるいは、0.02から100の範囲内のEA/EI、あるいは、500から1000の範囲内のバネ定数kt、さらにはこれらの任意の組み合わせを有する任意の構造を有していてもよい。より好ましくは、せん断バンドは、0.01から5までのGA/EI比、あるいは1から50までのEA/EI比、あるいはこれらの任意のサブコンビネーションを有する。タイヤ・トレッドは、好ましくはせん断バンドの周りで包まれており、好ましくは、せん断バンドに一体的に成形されている。
[補強構造]
本発明の第1の実施形態の非空気式タイヤが図2に示されている。補強構造400は、せん断層から伝わった荷重を支える働きをする。補強構造400は、引張及びせん断として荷重が加えられるが、圧縮では荷重を担わない。図2及び図3に示すように、補強層400は、第1の端部402a,402bを有し、非空気式タイヤのサイドウォールを形成するために第1の半径R1から第2の半径R2に延びている。第1の半径において、第1の端部402a,402bは、図3に示すように、ビードを設ける必要なしに、リムに接続されたクランプ・リング500を介してリム502にクランプされている。第1の端部402a,402bの各々は、半径方向外側に延び、それぞれの第2の端部405a,405bにおいて終端となっている。図3に示すように、補強層は、せん断バンド300の半径方向外側を延び、せん断バンドの横方向縁302,304の軸方向内側で終端となっている。このようにサイドウォールは、1以上の補強層から形成されることができる。必要ではないが、図4に示されるように、第2の端部405a,405bは、随意的に、完全にタイヤのクラウンにわたって延びていてもよい。
補強層400は、ナイロン、ポリエステル、木綿、ゴムなどの任意の織物あるいは可撓性を有する構造を有することができる。好ましくは、補強層400は、ナイロン、ポリエステルまたはアラミドである相互に平行な補強材から形成された、強化ゴムまたはプライの層を有する。好ましくは、補強材は、半径方向に配向している。いくつかの理由により、補強層としてタイヤ・プライを使用するのであれば好ましい。第1に、タイヤ・プライは、薄く、かつ、圧縮または屈曲に対する抵抗を有さずに低い曲げ剛性を有するので、非空気式タイヤの用途に対する理想的な接続構造である。タイヤ・プライは、高い引張剛性及び引張強度を有し、これは、非空気式タイヤの用途に必要とされる。タイヤ・プライはまた、安価であって、耐久性が既知であり、容易に入手可能である。さらに、連続するプライ補強層は、スポークあるいはウェブによる非空気式タイヤ構造中に捕捉されうる破片類(デブリ)を除去するが、別々のスポークに関連したタイヤノイズや高周波倍音の原因とはならない。
サイドウォールを形成する補強層は、図3に示されるように、好ましくは、それが半径方向に関して角度αをなすように向きを定められている。角度αは、補強材400に予め張力を加えることを助けることができ、しかも、タイヤの横方向剛性を大きくして調整することができる。これにより、非空気式タイヤは角度づけられたサイドウォールを有することになる。角度αは、半径方向に対して測られ、−10°から45°であってよく、より好ましくは0°から45°であり、さらにより好ましくは10°から25°である。角度αは、リム502の軸方向調節機能を用いて要望通りに調節することができる。リム502は、軸方向に調節して軸方向のリム幅を狭くしあるいは広げることができる。この軸方向の調節は、プライの張力を制御し、タイヤの横方向剛性を半径方向剛性とは独立に調整することを可能にする。リムは、リムの対向する相互に平行な壁506,508に取り付けられている張力部材あるいはボルト504によって調整されてもよい。クランプ・リング500は、リム壁506,608の外側端部に固定されている。あるいは、角度は、サイドウォールの半径方向長さによって調整してもよい。
図1は、補強層が複数のストリップ401によって形成されている、本発明の第2の実施形態を示している。ストリップ401は、好ましくは、測地線に沿っており(geodesic)、より好ましくは、ストリップは、半径方向に配向している。ストリップは、好ましくは、約0.25インチ(6.35mm)から0.5インチ(12.7mm)の幅である。各ストリップは、好ましくは、タイヤに取り付けられたときに好ましくは半径方向に配向するナイロン、ポリエステルあるいはアライド補強材のような1以上の平行な補強材を含んでいる。図3は、ストリップが単一の補強層内に配置されていてもよい、図1の断面を表したものである。ストリップは、図5に示すように、重なり合っていてもよい。あるいは、補強構造400は、図4及び図5に示すように、図1または図2の実施形態に関して補強材の2以上の層を有していてもよい。図4に示されるように、プライ層は、(軸方向に)タイヤのクラウン部分に完全にわたって延び、せん断バンド300の半径方向外側に位置している第1の内側層400を有している。内側プライ層400は、半径方向内側に延び、リムにクランプされあるいは固定されるループ状の端部402a,402bを形成し、ここでプライは第2の層を形成する。この第2の層は、リムのクランプの半径方向外側に延び、それから、せん断バンドの半径方向外側に延び、折り重ねられた端部408a,408bにおいて終端する。このようにサイドウォールは、補強プライの二重の層によって形成される。随意付加的な柔軟なOリングまたは柔軟なゴムバンド800が、図6に示されるように、ループ状の端部を形成するために用いられてもよい。ここで柔軟なOリングとプライの端部とは、図8Bに示されるように、次に、リムのクランプ500に固定される。
あるいは、強化プライ・ストリップは、複数のジオデシック(測地線に沿った)プライ・スポークを形成するために、タイヤの一方の側から他方の側に連続的に巻かれていてもよい。強化ストリップは、図8Aに示すように、ジオデシック・プライ・スポークが内側半径R1から外側半径R2に向けて延びるように、連続形態で巻かれる。好ましくは、プライ・スポークは、半径方向に配向している。強化ストリップは、随意的に、クラウンの軸方向の全長にまたがって延び、次いで半径方向内側に延びて他方のサイドウォールを形成してもよい。プライ・スポークまたはストリップは、予め張力が加えられている。
あるいは、第1の端部402a,402bは、リムの一部に巻きつけられても、そうでなければリムの外側半径部分に固定または締結されていてもよい。
あるいは、図7に示すように、第1の端部402a,402bは、リムの部分の周りでループを形成し、ループ状の端部あるいはビードなしの折り返しを形成するプライの下側部分に固定されてもよい。ループ状の端部は、クランプ内に受け入れられてもよく、さらに、リムに取り付けられた随意付加的な環状の柔軟部材800を含んでいてもよい。随意付加的な柔軟部材800は、Oリングあるいは柔軟なゴムバンドであってよく、これらは、図6及び図8Bに示すように、リムのクランプ上への補強構造の取り付けを容易にするために含められてもよい。このように本発明は、ビードあるいは環状の引張部材を設けることの必要性をなくし、これは、重量、コスト、及び構造の複雑さを低減する。
補強構造400は、せん断バンドの半径方向外側に位置する必要はない。補強構造は、せん断バンドの半径方向内側に位置してもよく、図9に示すようにせん断バンドの下に位置してもよい。あるいは、図8Aに示すように、補強層の部分がせん断バンドの複数の補強層の間にさえ位置していてもよい。しかしながら、せん断バンドの半径方向外側に補強層を配置することは、せん断バンドと、荷重支持部材あるいは接続構造との間の結合における引張応力を取り除くので、有利である。この利点は、せん断バンドとプライとが異なる材料で構成されているときに、特に重要である。
あるいは、図10に示すように、プライ・スポークの第1の端部432はタイヤのクラウン部分で終端してもよく、プライ・スポークのの末端部431はタイヤのサイドウォールの上方へ部分的に延びてもよい。
出願人は、本明細書を読むことにより他の多くの変形例が当業者に明らかであることを理解する。これらの変形例や他の変形例は、添付の特許請求の範囲によって規定された本発明の精神と範囲に含まれる。
100 非空気式タイヤ
200 トレッド
300 せん断バンド
400 補強層
401 ストリップ
402a,402b,405a,405b 端部
500 クランプ
502 リム

Claims (27)

  1. 非空気式タイヤであって、
    環状かつ接地するトレッド部分と、
    せん断バンドと、
    前記トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、
    を有し、
    前記補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、
    前記補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有し、
    前記非空気式タイヤはビードを備えないことを特徴とする、非空気式タイヤ。
  2. 前記1以上の補強コードは前記半径方向に配向している、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  3. リムに装着され、前記リムは軸方向に調節可能である、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  4. 前記補強層は、前記サイドウォールが角度づけられるように、前記半径方向に対して角度αを形成する、請求項1に記載の構造的に支持された非空気式タイヤ。
  5. 前記角度αは、−20°から+20°の範囲内にある、請求項4に記載の構造的に支持された非空気式タイヤ。
  6. 前記補強層の半径方向の内側の端部がリムに固定されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  7. 前記補強層の前記半径方向の内側の端部は、前記補強層の半径方向の外側の端部の軸方向の内側にある、請求項6に記載の非空気式タイヤ。
  8. 前記補強層の半径方向の内側の端部が、リムに装着された環状クランプに固定されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  9. 前記補強層は、前記せん断バンドの半径方向の内側に位置している、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  10. 前記補強層の第1の端部が前記せん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部がリムに固定されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  11. 前記補強層の第1の端部が前記せん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部が前記第1の端部に近接して位置し、中間部分がリムに固定されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  12. 前記補強層の部分が、前記せん断バンドの複数の前記補強層の間に位置している、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  13. 前記サイドウォールは連続した織物から形成されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  14. 前記補強層はプライ・ストリップから形成されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  15. 環状かつ接地するトレッド部分と、
    せん断バンドと、
    第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、
    を有し、
    前記補強層の第1の端部は前記せん断バンドの半径方向の外側に位置し、第2の端部は前記第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定されていることを特徴とする、非空気式タイヤ。
  16. 前記織物の複数のストリップは、さらに、1以上の補強コードを含む、請求項15に記載の非空気式タイヤ。
  17. 前記1以上の補強コードは測地線経路に配向している、請求項16に記載の非空気式タイヤ。
  18. 前記非空気式タイヤはビードを有しない、請求項15に記載の非空気式タイヤ。
  19. 環状かつ接地するトレッド部分と、
    せん断バンドと、
    第1の半径と第2の半径の間で延びる織物の複数のストリップからなる接続ウェブと、
    を有し、
    前記補強層の第1の端部は前記せん断バンド内に位置し、第2の端部は前記第1の端部に近接して位置し、中間部分はリムに固定されていることを特徴とする、非空気式タイヤ。
  20. 構造的に支持された非空気式タイヤであって、
    環状かつ接地するトレッド部分と、
    せん断バンドと、
    前記トレッドの半径方向の外側に位置し織物からなる補強層と、
    を有し、
    前記補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、
    前記補強層は、測地線経路に配向した1以上の補強コードを有し、
    前記非空気式タイヤはビードを備えないことを特徴とする、構造的に支持された非空気式タイヤ。
  21. 前記非空気式タイヤは環状ビードを有しない、請求項1に記載の構造的に支持された非空気式タイヤ。
  22. 前記非空気式タイヤはリムに取り付けられており、前記リムは軸方向に調節可能である、請求項1に記載の構造的に支持された非空気式タイヤ。
  23. 前記補強層は、前記サイドウォールが角度づけられるように、前記半径方向に対して角度αを形成する、請求項1に記載の構造的に支持された非空気式タイヤ。
  24. 前記補強層の半径方向の内側の端部がリムに固定されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  25. 前記補強層の半径方向の内側の端部が、リムに装着された環状クランプに固定されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  26. 構造的に支持された非空気式タイヤであって、
    環状かつ接地するトレッド部分と、
    せん断バンドと、
    前記トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、
    を有し、
    前記補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、
    前記非空気式タイヤはリムに装着され、
    前記リムはそれぞれのサイドウォールの半径方向の内側の端部を受け入れる相互に平行な壁を有し、
    前記相互に平行な壁の間の軸方向の間隔は軸方向に調節可能である、構造的に支持された非空気式タイヤ。
  27. 環状かつ接地するトレッド部分と、
    せん断バンドと、
    前記トレッドの半径方向の内側に位置し織物からなる補強層と、
    を有し、
    前記補強層は、半径方向の内側に延びてサイドウォールを形成し、
    前記補強層は、前記サイドウォールが角度づけられるように、前記半径方向に対して角度αを形成し、前記角度αはタイヤの動作中に調節可能である、構造的に支持された非空気式タイヤ。
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