JP2017114218A - 俯瞰映像生成装置、俯瞰映像生成システム、俯瞰映像生成方法およびプログラム - Google Patents

俯瞰映像生成装置、俯瞰映像生成システム、俯瞰映像生成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】矩形状の表示装置を使用しても、適切に車両周辺の確認を可能とする俯瞰映像を生成すること。【解決手段】車両Vの周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得部41と、車両Vの周辺情報を取得する周辺情報取得部42と、車両Vの旋回方向への移動を推定する車両情報を取得する車両情報取得部43と、周辺映像に基づき仮想自車両画像Aを含む俯瞰映像Bを生成し、周辺情報取得部42で取得した周辺情報と車両情報取得部43で取得した車両情報とに基づいて、車両Vの旋回方向への移動が推定され、車両Vの周辺に旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、仮想自車両画像Aにおける旋回方向の外輪側の側面P1が内輪側の側面P2よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像Bを生成する制御部44とを有する。表示制御部44bは、生成された俯瞰映像Bを矩形の表示パネル101に表示させる。【選択図】図2

Description

本発明は、俯瞰映像生成装置、俯瞰映像生成システム、俯瞰映像生成方法およびプログラムに関する。
車両の走行時の運転支援のため、狭路や狭い屈曲路を走行中に最も接触の危険性が高い車体部分を含んだ範囲の映像に自動的に切り替えて表示する車両用表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−071833号公報
上記のような映像を表示する表示装置は、矩形状であることが一般的である。このため、例えば、特許文献1に記載の技術のように、確認したい部分を含んだ範囲の映像に自動的に切り替えて表示しても、確認したい部分の表示が小さいため、適切な確認が困難になるおそれがある。そこで、矩形状の表示装置を使用しても、適切に車両周辺の確認を可能とする技術が望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、矩形状の表示装置を使用しても、適切に車両周辺の確認を可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る俯瞰映像生成装置は、車両の周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得部と、前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得部と、前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する車両情報取得部と、前記周辺映像に基づき、前記車両を示す仮想自車両画像を含み前記車両を上方から見下ろした俯瞰映像を生成し、前記周辺情報取得部で取得した前記周辺情報と前記車両情報取得部で取得した前記車両情報とに基づいて、前記車両の旋回方向への移動が推定され、前記車両の周辺に前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成する制御部とを有することを特徴とする。
本発明に係る俯瞰映像生成システムは、上記の俯瞰映像生成装置と、前記車両の周辺を撮影し前記映像取得部に周辺映像を供給する撮影部とを有することを特徴とする。
本発明に係る俯瞰映像生成方法は、車両の周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得ステップと、前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得ステップと、前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する車両情報取得ステップと、前記映像取得ステップで取得した前記周辺映像に基づき、前記車両を示す仮想自車両画像を含み前記車両を上方から見下ろした俯瞰映像を生成し、前記周辺情報取得ステップで取得した前記周辺情報と前記車両情報取得ステップで取得した前記車両情報とに基づいて、前記車両の旋回方向への移動が推定され、前記車両の周辺に前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成する制御ステップとを含む。
本発明に係るプログラムは、車両の周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得ステップと、前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得ステップと、前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する車両情報取得ステップと、前記映像取得ステップで取得した前記周辺映像に基づき、前記車両を示す仮想自車両画像を含み前記車両を上方から見下ろした俯瞰映像を生成し、前記周辺情報取得ステップで取得した前記周辺情報と前記車両情報取得ステップで取得した前記車両情報とに基づいて、前記車両の旋回方向への移動が推定され、前記車両の周辺に前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成する制御ステップとを俯瞰映像生成装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明によれば、矩形状の表示装置を使用しても、適切に車両周辺の確認を可能とする俯瞰映像を生成することができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムの俯瞰映像生成装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムを使用する車両の周辺の状況を説明する概略図である。 図4は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像を示す図である。 図5は、従来の俯瞰映像を示す図である。 図6は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。 図7は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。 図8は、第二実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像を示す図である。 図9は、第三実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像を示す図である。 図10は、第四実施形態に係る俯瞰映像生成システムの構成例を示すブロック図である。 図11は、第四実施形態に係る俯瞰映像生成システムの俯瞰映像生成装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、俯瞰映像生成システムの他の構成例を示すブロック図である。 図13は、俯瞰映像生成システムを使用する車両の周辺の他の状況を説明する概略図である。 図14は、俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。 図15は、俯瞰映像生成システムを使用する車両の周辺の他の状況を説明する概略図である。 図16は、俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る俯瞰映像生成装置、俯瞰映像生成システム、俯瞰映像生成方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムの構成例を示すブロック図である。俯瞰映像生成システム1は、車両V(図3参照)の俯瞰映像B(図4参照)を生成する。
まず、車両Vについて説明する。車両Vは、図1に示すように、俯瞰映像生成システム1と、表示パネル101と、障害物検出部102と、地図情報記憶部103と、現在地情報検出部104と、方向指示器操作検出部105と、ギア操作検出部106と、ステアリング操作検出部107と、角速度センサ108とを有する。本実施形態では、俯瞰映像生成システム1に、表示パネル101と、障害物検出部102と、地図情報記憶部103と、現在地情報検出部104と、方向指示器操作検出部105と、ギア操作検出部106と、ステアリング操作検出部107と、角速度センサ108とを含めていないが、各部を俯瞰映像生成システム1に含めてもよい。俯瞰映像生成システム1は、車両Vに載置されているものに加えて、可搬型で車両において利用可能な装置であってもよい。
表示パネル101は、例えば、液晶ディスプレイ(Lcd:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイを含むディスプレイである。表示パネル101は、俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40から出力された映像信号に基づいて、俯瞰映像を表示する。表示パネル101は、俯瞰映像生成システム1に専用のものであっても、例えば、ナビゲーションシステムを含む他のシステムと共同で使用するものであってもよい。表示パネル101は、運転者から視認容易な位置に配置されている。
障害物検出部102は、車両Vの周辺の障害物Xを検出するセンサである。障害物Xは、例えば、壁面、縁石、ガードレール、道路標識柱、電柱、二輪車、歩行者、駐停車中の他の車両などである。より詳しくは、障害物検出部102は、車両Vの所定範囲内に存在する障害物Xを検出する。所定範囲は、例えば、5mである。障害物検出部102は、検出した障害物Xの障害物情報を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の周辺情報取得部42へ出力する。
地図情報記憶部103は、地図情報を記憶する。地図情報は、例えば、交差点や道路の幅員情報を含む道路地図である。地図情報は、目的地に対する経路案内情報を含んでもよい。経路案内情報は、例えば、交差点における右左折情報を含んでもよい。地図情報記憶部103は、記憶している地図情報を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の周辺情報取得部42へ出力する。
現在地情報検出部104は、車両Vの現在地を検出する。現在地情報検出部104は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機である。現在地情報検出部104は、取得した車両Vの現在地情報を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43へ出力する。
方向指示器操作検出部105は、方向指示器に対する操作を検出する。より詳しくは、方向指示器操作検出部105は、例えば、方向指示器を操作するスイッチに対する操作を方向指示器操作情報として検出する。方向指示器操作検出部105は、検出した方向指示器操作情報を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43へ出力する。
ギア操作検出部106は、ギアに対する操作を検出する。より詳しくは、ギア操作検出部106は、ギアに対する選択操作をギア操作情報として検出する。ギア操作検出部106は、検出したギア操作情報を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43へ出力する。
ステアリング操作検出部107は、ステアリングホイールに対する操作を検出する。より詳しくは、ステアリング操作検出部107は、ステアリングホイールの操作角度をステアリング操作情報として検出する。ステアリング操作検出部107は、検出したステアリング操作情報を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43へ出力する。
角速度センサ108は、車両Vの角速度を検出する。角速度センサ108は、例えば、ジャイロセンサである。角速度センサ108は、検出した角速度を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43へ出力する。
俯瞰映像生成システム1は、第一撮影装置20と、記憶装置30と、俯瞰映像生成装置40とを有する。
第一撮影装置20は、車両Vの周辺を撮影する。第一撮影装置20は、前方用周辺撮影カメラ21と、後方用周辺撮影カメラ22と、左側方用周辺撮影カメラ23と、右側方用周辺撮影カメラ24とを有する。第一撮影装置20は、前方用周辺撮影カメラ21と後方用周辺撮影カメラ22と左側方用周辺撮影カメラ23と右側方用周辺撮影カメラ24とで、車両Vの全方位を撮影する。第一撮影装置20は、前方用周辺撮影カメラ21と後方用周辺撮影カメラ22と左側方用周辺撮影カメラ23と右側方用周辺撮影カメラ24とで撮影した映像を俯瞰映像生成装置40の映像取得部41へ出力する。
前方用周辺撮影カメラ21は、車両Vの前方に配置され、車両Vの前方を主とした周辺を撮影する。前方用周辺撮影カメラ21は、撮影した映像を俯瞰映像生成装置40の映像取得部41へ出力する。
後方用周辺撮影カメラ22は、車両Vの後方に配置され、車両Vの後方を主とした周辺を撮影する。後方用周辺撮影カメラ22は、撮影した映像を俯瞰映像生成装置40の映像取得部41へ出力する。
左側方用周辺撮影カメラ23は、車両Vの左側方に配置され、車両Vの左側方を主とした周辺を撮影する。左側方用周辺撮影カメラ23は、撮影した映像を俯瞰映像生成装置40の映像取得部41へ出力する。
右側方用周辺撮影カメラ24は、車両Vの右側方に配置され、車両Vの右側方を主とした周辺を撮影する。右側方用周辺撮影カメラ24は、撮影した映像を俯瞰映像生成装置40の映像取得部41へ出力する。
記憶装置30は、俯瞰映像生成装置40における各種処理に要するデータおよび各種処理結果を記憶する。記憶装置30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。
俯瞰映像生成装置40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置である。俯瞰映像生成装置40は、記憶装置30に記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。俯瞰映像生成装置40は、映像取得部41と、周辺情報取得部42と、車両情報取得部43と、俯瞰映像生成部44aと表示制御部44bとを含む制御部44と、を有する。
映像取得部41は、車両Vの周辺を撮影した周辺映像を取得する。より詳しくは、映像取得部41は、第一撮影装置20の前方用周辺撮影カメラ21と後方用周辺撮影カメラ22と左側方用周辺撮影カメラ23と右側方用周辺撮影カメラ24とが出力した映像を取得する。映像取得部41は、取得した映像を俯瞰映像生成部44aに出力する。
周辺情報取得部42は、車両Vの周辺情報を取得する。車両Vの周辺情報とは、車両Vの周辺の障害物Xの障害物情報や、車両Vの周辺の道路Rの幅員W1を含む地図情報などである。より詳しくは、周辺情報取得部42は、障害物検出部102または地図情報記憶部103が出力した車両情報を取得する。周辺情報取得部42は、取得した周辺情報を表示制御部44bに出力する。
車両情報取得部43は、車両Vの旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する。車両Vの旋回方向への移動を推定する情報とは、車両Vの現在地情報と車両Vの方向指示器操作情報と車両Vのギア操作情報と車両Vのステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つの車両情報などである。車両情報取得部43は、現在地情報検出部104と方向指示器操作検出部105とギア操作検出部106とステアリング操作検出部107と角速度センサ108との少なくともいずれか一つが出力した車両情報を取得する。車両情報取得部43は、取得した車両情報を表示制御部44bに出力する。
制御部44は、映像取得部41で取得した映像を、視点変換して、俯瞰映像Bを生成する俯瞰映像生成部44aと、俯瞰映像生成部44aで生成した映像を加工し、表示パネル101に送る表示制御部44bとを含む。制御部44は、俯瞰映像生成部44aで生成した映像を加工し、表示パネル101に送る。例えば、制御部44は、俯瞰映像生成部44aで生成した俯瞰映像Bを、表示制御部44bで回転させて表示パネル101に表示されるように加工し、表示パネル101に送る。また、制御部44は、俯瞰映像生成部44aで生成した俯瞰映像Bを、表示制御部44bで回転および拡大して表示パネル101に表示されるように加工し、表示パネル101に送る。
俯瞰映像生成部44aは、映像取得部41で取得した映像を、車両Vの上方から見た映像に視点変換して、車両Vを上方から見た仮想自車両画像Aを合成して俯瞰映像Bを生成する。俯瞰映像生成部44aは、前方用周辺撮影カメラ21と後方用周辺撮影カメラ22と左側方用周辺撮影カメラ23と右側方用周辺撮影カメラ24とで撮影した映像に基づいて、俯瞰映像Bを生成する。俯瞰映像Bを生成する方法は、公知のいずれの方法でもよく、限定されない。俯瞰映像Bには、仮想自車両画像A、および、前方映像B1と後方映像B2と左側方映像B3と右側方映像B4との少なくともいずれか一つを含む。俯瞰映像Bは、矩形状のフレームF内に生成される。フレームFは、前方映像B1を表示する第一フレームF1と、後方映像B2を表示する第二フレームF2と、左側方映像B3を表示する第三フレームF3と、右側方映像B4を表示する第四フレームF4との少なくともいずれか一つを含む。俯瞰映像生成部44aは、生成した俯瞰映像Bを表示制御部44bに出力する。
表示制御部44bは、周辺情報取得部42で取得した周辺情報と車両情報取得部43で取得した車両情報とに基づいて、車両Vの旋回方向への移動が推定され、車両Vの周辺に車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、仮想自車両画像Aにおける旋回方向Dの外輪側の側面前方P1が上側に位置するように傾けた状態の俯瞰映像Bを生成する。車両Vの旋回方向の移動とは、車両Vが走行中の道路R0が延びる方向(以下、「走行道路方向」という)D0に対して、逸れる方向の移動である。旋回方向の移動は、車両Vの前後方向の前側に向かって左右方向の移動である。例えば、右左折時に、車両Vは、旋回方向に移動する。表示制御部44bは、例えば、走行道路方向D0とのズレが15°以上となったら、逸れる方向の移動と判定するようにしてもよい。これは、走行時の多少のブレやステアリングホイールの遊びを、車両Vの旋回方向の移動として判定しないためである。
表示制御部44bは、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報として、車両Vの旋回方向への移動時に車両Vとの距離が所定未満となる障害物X(以下、「車両Vの周辺の障害物X」という)が存在する場合、または車両Vの旋回方向への移動時に通過する道路Rの幅員が所定値より小さい場合に、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在すると判断する。
次に、図2を用いて、俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40における処理の流れについて説明する。図2は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムの俯瞰映像生成装置における処理の流れを示すフローチャートである。
表示制御部44bは、接触が予測されるか否かを判定する(ステップS11)。表示制御部44bは、車両Vの周辺の障害物Xが存在する場合、または、車両Vの旋回方向への移動時に通過する道路Rの幅員が所定値より小さい場合、接触が予測される(Yes)と判定する。表示制御部44bは、車両Vの周辺の障害物Xが存在しない場合、かつ、車両Vの旋回方向への移動時に通過する道路Rの幅員W1が所定値より大きい場合、接触が予測されない(No)と判定する。
例えば、表示制御部44bは、周辺情報取得部42で取得した障害物情報に基づいて、車両Vの周辺の障害物Xが存在するか否かを判定する。車両Vとの所定未満の距離とは、例えば、車両Vの移動方向(旋回方向)Dにおいて、例えば、車両Vから1m以内の範囲である。
例えば、表示制御部44bは、周辺情報取得部42で取得した車両Vの旋回方向への移動時に通過する道路Rの幅員W1を含む地図情報に基づいて、車両Vの旋回方向への移動時に通過する道路Rの幅員W1が所定値より小さいか否かを判定する。より詳しくは、車両Vの旋回方向Dの道路Rの幅員W1が所定値より小さいか否かを判定する。所定値とは、例えば、4mである。
図3を用いて、車両Vの周辺の障害物Xについて説明する。図3は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムを使用する車両の周辺の状況を説明する概略図である。車両Vは、旋回方向に移動する場合、旋回方向Dの外輪側の側面前方P1と、車両Vの旋回方向Dの内輪側の側面P2とが、障害物Xに接触し易くなる。言い換えると、車両Vは、右左折などで旋回方向に移動する場合、車両Vの回転中心と反対側の側面前方P1と、車両Vの回転中心側の側面P2とが、障害物Xに接触し易くなる。図3において、車両Vは、右折している。旋回方向Dの道路Rは、幅員W1が所定値より小さい。右折する位置には、回転中心側に縁石X2が存在する。このため、車両Vの側面前方P1は、壁面X1に接触するおそれがある。車両Vの側面P2は、縁石X2に接触するおそれがある。この場合、表示制御部44bは、障害物Xが存在すると判定する。
図2に戻って、表示制御部44bは、接触が予測されると判定されていない場合(ステップS11でNo)、ステップS13に進む。
表示制御部44bは、接触が予測されると判定した場合(ステップS11でYes)、ステップS12に進む。
表示制御部44bは、旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する(ステップS12)。より詳しくは、表示制御部44bは、周辺情報取得部42で取得した車両Vの周辺の地図情報と車両情報取得部43で取得した車両Vの現在地情報と車両Vの方向指示器操作情報と車両Vのギア操作情報と車両Vのステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つの車両情報に基づいて、車両Vの旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する。
表示制御部44bが、周辺情報取得部42で取得した車両Vの周辺の地図情報と車両情報取得部43で取得した車両Vの現在地情報とに基づいて、車両Vの旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報とに基づいて、車両Vが経路案内情報で右左折が予定されている交差点の所定距離内に近づいた場合、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定する。所定距離は、例えば、5mとしてもよい。表示制御部44bは、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定した際に、推定した車両Vの旋回方向Dを記憶装置30に記憶する。
表示制御部44bが、車両情報取得部43で取得した方向指示器操作情報に基づいて、車両Vの旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、方向指示器操作情報に基づいて、方向指示器が操作された場合、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定する。表示制御部44bは、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定した際に、推定した車両Vの旋回方向Dを記憶装置30に記憶する。
表示制御部44bが、車両情報取得部43で取得したギア操作情報とステアリング操作情報とに基づいて、車両Vの旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、ギア操作情報とステアリング操作情報との少なくともいずれか一方に基づいて、ステアリングホイールが操作された場合、または、リバースギアが選択されて、かつ、ステアリングホイールが操作された場合、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定する。表示制御部44bは、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定した際に、推定した車両Vの旋回方向Dを記憶装置30に記憶する。
表示制御部44bが、周辺情報取得部42で取得した車両Vの周辺の地図情報と車両情報取得部43で取得した車両Vの現在地情報、および、車両情報取得部43で取得した方向指示器操作情報とステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つに基づいて、車両Vの旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報、および、方向指示器操作情報とステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つに基づいて、車両Vが経路案内情報で右左折が予定されている交差点の所定距離内に近づいた場合で、かつ、方向指示器が操作された場合、または、走行道路方向D0に対して逸れる方向にステアリング操作がされた場合、または、走行道路方向D0に対して逸れる方向に角速度が変化した場合、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定する。所定距離は、例えば、5mとしてもよい。例えば、走行道路方向D0とのズレが15°以上となったら、逸れる方向の移動と判定するようにしてもよい。このように、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報、および、方向指示器操作情報とステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つを組み合わせて判定するのは、例えば、経路案内では右左折が案内されているものの、運転者が経路案内に従わないで直進する場合に、誤って車両Vが旋回方向に移動すると推定しないためである。表示制御部44bは、車両Vの旋回方向の移動が推定されると判定した際に、推定した車両Vの旋回方向Dを記憶装置30に記憶する。
表示制御部44bは、車両Vの旋回方向の移動が推定されていない場合(ステップS12でNo)、ステップS13に進む。
表示制御部44bは、車両Vが旋回方向に移動すると推定した場合(ステップS12でYes)、ステップS14に進む。
表示制御部44bは、通常の俯瞰映像Bを生成する(ステップS13)。より詳しくは、表示制御部44bは、車両Vの前後方向をフレームFの上下方向と平行に真っすぐ位置させた状態で、車両Vを上方から見下ろした仮想自車両画像Aを含む俯瞰映像Bを生成する。この俯瞰映像Bは、仮想自車両画像Aの中心CがフレームFの中央に位置する。
表示制御部44bは、車両Vの旋回方向Dを取得する(ステップS14)。表示制御部44bは、ステップS12で記憶装置30に記憶した車両Vの旋回方向Dを取得する。
表示制御部44bは、旋回方向に傾けた状態で表示パネル101に表示される俯瞰映像Bを生成する(ステップS15)。より詳しくは、表示制御部44bは、仮想自車両画像Aの旋回方向Dの外輪側の側面前方P1がフレームFの上側に位置するように傾けた状態の仮想自車両画像Aを含む俯瞰映像Bを生成する。本実施形態では、表示制御部44bは、仮想自車用画像Aの中心Cを中心として、仮想自車両画像Aを含む俯瞰映像Bを旋回方向Dに回転して傾けた状態で、表示パネル101に表示する。
より詳しくは、まず、表示制御部44bは、車両Vの旋回方向Dが、走行道路方向D0に対して、左右どちらの方向に位置するかを判定する。表示制御部44bは、車両Vの旋回方向Dを右方向と判定した場合、仮想自車用画像Aの中心Cを中心として、俯瞰映像BをフレームFに対して時計回りに所定角度回転して傾けた状態で、俯瞰映像Bを生成する。所定角度とは、例えば20°以上45°以下である。表示制御部44bは、車両Vの旋回方向Dを左方向と判定した場合、仮想自車用画像Aの中心Cを中心として、俯瞰映像BをフレームFに対して反時計回りに所定角度回転して傾けた状態で、俯瞰映像Bを生成する。所定角度とは、例えば20°以上45°以下である。このようにして、表示制御部44bは、フレームFに対して時計回り、または、反時計回りに傾けた俯瞰映像Bを生成する。これにより、俯瞰映像BがフレームFに対して時計回りに傾いている場合、俯瞰映像Bには、仮想自車用画像Aの左前方とその周辺と、右側面とその周辺とが広く表示される。俯瞰映像BがフレームFに対して反時計回りに傾いている場合、俯瞰映像Bには、仮想自車用画像Aの右前方とその周辺と、左側面とその周辺とが広く表示される。仮想自車用画像Aは車両Vを示しているため、車両Vの周辺において、旋回方向への移動時に注意すべき情報が表示される範囲を広く表示することができる。
本実施形態では、車両Vの旋回方向Dが右方向であり、図4に示すように、俯瞰映像Bは、仮想自車両画像Aの中心線LAがフレームFの中心線LFに対して傾いている。図4は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像を示す図である。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1と障害物Xである壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と障害物Xである縁石X2の周辺とが広く表示される。
ここで、図5を用いて、比較のために、従来の俯瞰映像Bを説明する。図5は、従来の俯瞰映像を示す図である。図5に示すように、俯瞰映像Bは、仮想自車両画像AがフレームFに対して傾いておらず、仮想自車両画像Aの中心線LAがフレームFの中心線LFと一致している。このため、矩形状のフレームFに表示された俯瞰映像Bには、車両Vの接触し易い部分と障害物X、具体的には、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とが、図4に比べて狭く表示される。
図6に示すように、俯瞰映像Bは、仮想自車両画像Aの中心線LAがフレームFの中心線LFに対して時計回りに45°傾いていてもよい。図6は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とがより広く表示される。しかも、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とが、フレームFの中心線LF近くに位置する。
さらに、図7に示すように、俯瞰映像Bは、仮想自車両画像Aの中心線LAがフレームFの中心線LFに対して傾き、側面前方P1をフレームFの中心線LF上に位置させてもよい。図7は、第一実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とがより広く表示される。しかも、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とが、フレームFの中心線LF近くに位置する。図7の俯瞰映像Bの生成処理は、俯瞰映像生成部44aが生成した俯瞰映像Bに対し、表示制御部44bが俯瞰映像Bを回転させ、さらに旋回方向とは反対方向に俯瞰映像Bを移動させた俯瞰映像Bを生成する。
表示制御部44bは、車両Vの旋回方向の移動が完了した場合、仮想自車両画像Aの傾きを解除して元の状態に復帰した俯瞰映像Bを生成する。
表示制御部44bが、図2に示すフローチャートのステップS12で、周辺情報取得部42で取得した車両Vの周辺の地図情報と車両情報取得部43で取得した車両Vの現在地情報とに基づいて、車両Vの旋回方向への移動を推定した場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報とに基づいて、車両Vが経路案内情報で右左折が予定されている交差点から所定距離以上に離れた場合、車両Vの旋回方向の移動が完了したと判定する。所定距離は、例えば、5mとしてもよい。
表示制御部44bが、図2に示すフローチャートのステップS12で、車両情報取得部43で取得した方向指示器操作情報に基づいて、車両Vの旋回方向への移動を推定した場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、方向指示器操作情報に基づいて、方向指示器の操作が解除された場合、車両Vの旋回方向の移動が完了したと判定する。
表示制御部44bが、図2に示すフローチャートのステップS12で、車両情報取得部43で取得したギア操作情報とステアリング操作情報とに基づいて、車両Vの旋回方向への移動を推定した場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、ギア操作情報とステアリング操作情報との少なくともいずれか一方に基づいて、ステアリングホイールが復帰方向に操作された場合、または、リバースギアの選択が解除されて、かつ、ステアリングホイールが復帰方向に操作された場合、車両Vの旋回方向の移動が完了したと判定する。
表示制御部44bが、図2に示すフローチャートのステップS12で、周辺情報取得部42で取得した車両Vの周辺の地図情報と車両情報取得部43で取得した車両Vの現在地情報、および、車両情報取得部43で取得した方向指示器操作情報とステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つに基づいて、車両Vの旋回方向への移動を推定した場合について説明する。例えば、表示制御部44bは、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報、および、方向指示器操作情報とステアリング操作情報と車両Vの角速度との少なくともいずれか一つに基づいて、車両Vが経路案内情報で右左折が予定されている交差点から所定距離以上離れた場合で、かつ、方向指示器の操作が解除された場合、または、ステアリングホイールが復帰方向に操作された場合、または、角速度が復帰方向に変化した場合、車両Vの旋回方向の移動が完了したと判定する。所定距離は、例えば、5mとしてもよい。
このような場合に、表示制御部44bは、車両Vの旋回方向に移動が完了したと判定して、仮想自車両画像Aを元の状態に復帰した俯瞰映像Bを生成する。
このようにして、俯瞰映像生成システム1は、俯瞰映像Bを生成して、俯瞰映像生成システム1の外部の表示パネル101に映像信号を出力する。外部の表示パネル101は、俯瞰映像生成システム1から出力された映像信号に基づいて、例えば、ナビゲーションとともに俯瞰映像Bを表示する。
上述したように、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1は、周辺情報取得部42で取得した周辺情報と車両情報取得部43で取得した車両情報とに基づいて、車両Vの周辺に車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、仮想自車両画像Aにおける旋回方向Dの外輪側の側面前方P1が上側に位置するように傾けた状態の俯瞰映像Bを生成する。より詳しくは、車両Vの旋回方向Dが左方向の場合、俯瞰映像BがフレームFに対して時計回りに傾いて表示され、俯瞰映像Bには、車両Vの左前方とその周辺と右側面とその周辺とを広く表示することができる。車両Vの旋回方向Dが右方向の場合、俯瞰映像BがフレームFに対して反時計回りに傾いて表示され、俯瞰映像Bには、車両Vの右前方とその周辺と左側面とその周辺とを広く表示することができる。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの接触し易い部分と障害物Xとを広く表示することができる。このように、俯瞰映像生成システム1は、矩形状の表示装置を使用しても、車両Vの周辺、より具体的には、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報をより適切に確認可能な俯瞰映像Bを生成することができる。
俯瞰映像生成システム1は、仮想自車両画像Aの中心線LAをフレームFの中心線LFに対して時計回りに45°傾けた俯瞰映像Bや、仮想自車両画像Aの中心線LAをフレームFの中心線LFに対して傾けて、側面前方P1をフレームFの中心線LFに位置させた俯瞰映像Bを生成することができる。これにより、俯瞰映像Bは、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とをより広く表示することができる。しかも、俯瞰映像Bは、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とを、フレームFの中心線LF近くに位置させることができる。このため、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの周辺、より具体的には、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報をより適切に確認可能な俯瞰映像Bを生成することができる。
[第二実施形態]
図8を参照しながら、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1について説明する。図8は、第二実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像を示す図である。俯瞰映像生成システム1は、基本的な構成は第一実施形態の俯瞰映像生成システム1と同様である。以下の説明においては、俯瞰映像生成システム1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態の俯瞰映像生成システム1は、俯瞰映像生成装置40における処理が、第一実施形態の俯瞰映像生成システム1と異なる。
表示制御部44bは、図2に示すフローチャートのステップS15で、俯瞰映像生成部44aが生成した俯瞰映像Bを傾けた俯瞰映像Bを生成する際に、俯瞰映像Bを拡大する。
本実施形態では、車両Vの旋回方向Dが右方向であり、図8に示すように、俯瞰映像Bは、仮想自車両画像Aの中心線LAがフレームFの中心線LFに対して傾いており、俯瞰映像Bが図4よりも拡大されて表示されている。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とが拡大して表示される。
上述したように、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1は、俯瞰映像生成部44bが生成した俯瞰映像Bを拡大した俯瞰映像Bを生成する。このため、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの側面前方P1と壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺とを拡大して表示することができる。このように、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの周辺、より具体的には、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報をより適切に確認可能な俯瞰映像Bを生成することができる。
[第三実施形態]
図9を参照しながら、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1について説明する。図9は、第三実施形態に係る俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像を示す図である。本実施形態の俯瞰映像生成システム1は、俯瞰映像生成装置40における処理が、第一実施形態の俯瞰映像生成システム1と異なる。
表示制御部44bは、ステップS15で、俯瞰映像生成部44aが生成した俯瞰映像Bを傾けた俯瞰映像Bを生成する際に、車両Vの旋回方向Dとは異なる方向に寄せた俯瞰映像Bを生成する。より詳しくは、表示制御部44bは、仮想自車両画像Aの旋回方向Dの外輪側の側面前方P1がフレームFの上側に位置するように傾けた状態の俯瞰映像Bを生成する際に、車両Vの旋回方向Dとは異なる方向に、俯瞰映像Bをずらした俯瞰映像Bを生成する。この場合、仮想自車両画像Aの中心CはフレームFの中心線LFから旋回方向Dとは異なる方向に移動した位置となる。表示制御部44bは、車両Vが右折する場合、俯瞰映像生成部44aが生成した俯瞰映像Bを左方向にずらした俯瞰映像Bを生成する。表示制御部44bは、車両Vが左折する場合、俯瞰映像生成部44aが生成した俯瞰映像Bを右方向にずらした俯瞰映像Bを生成する。
本実施形態では、車両Vの旋回方向Dが右方向であり、図9に示すように、俯瞰映像Bは、仮想自車両画像Aの中心CがフレームFの中心線LFより左側に寄るように表示されている。これにより、俯瞰映像Bには、側面前方P1と障害物Xである壁面X1の周辺と、側面P2と縁石X2の周辺とがより広く表示される。しかも、俯瞰映像Bは、側面前方P1と障害物Xである壁面X1の周辺と、側面P2と縁石X2の周辺とが、フレームFの中心線LF近くに位置する。
上述したように、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1は、俯瞰映像生成部44aが生成した俯瞰映像Bを傾けた俯瞰映像Bを生成する際に、車両Vの旋回方向Dとは異なる方向に寄せた俯瞰映像Bを生成する。このため、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの接触し易い部分と障害物Xとをより広く表示することができる。しかも、俯瞰映像生成システム1は、俯瞰映像Bにおいて、車両Vの接触し易い部分と障害物Xとを、フレームFの中心線LF近くに位置させることができる。このように、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの周辺より具体的には、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報をより適切に確認可能な俯瞰映像Bを生成することができる。
[第四実施形態]
図10、図11を参照しながら、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1Aについて説明する。図10は、第四実施形態に係る俯瞰映像生成システムの構成例を示すブロック図である。本実施形態の俯瞰映像生成システム1Aは、俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43が、さらに車速センサ(車速取得部)109から車速を取得する点で、第一実施形態の俯瞰映像生成システム1と異なる。
車速センサ109は、車両Vの車速を検出する。より詳しくは、車速センサ109は、車両Vの駆動軸またはタイヤに配置されている。車速センサ109は、駆動軸またはタイヤの回転に応じたパルス信号を検出する。車速センサ109は、検出した車速を俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40の車両情報取得部43へ出力する。
車両情報取得部43は、さらに車速センサ109で出力された車速を取得する。車両情報取得部43は、取得した車速も含む車両情報を表示制御部44bに出力する。
表示制御部44bは、車両Vの周辺に車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、さらに、車速センサ109で取得した車速に基づいて、車速が所定値より小さい場合、仮想自車両画像Aにおける旋回方向Dの外輪側の側面前方P1が上側に位置するように傾けた状態の俯瞰映像Bを生成する。所定値は、例えば、10km/hや徐行に該当する速度としてもよい。所定値より低い速度まで減速して、運転者がより慎重に運転していると予測される場合に、運転者の運転を支援するためである。
図11を用いて、より詳しく、表示制御部44bにおける処理の流れについて説明する。図11は、第四実施形態に係る俯瞰映像生成システムの俯瞰映像生成装置における処理の流れを示すフローチャートである。
表示制御部44bは、接触が予測されるか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21は、ステップS11と同様の処理である。
表示制御部44bは、旋回方向の移動が推定されるか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22は、ステップS12と同様の処理である。
表示制御部44bは、車速が所定値より小さいか否かを判定する(ステップS23)。表示制御部44bは、車速が所定値より小さいと判定されていない場合(ステップS23でNo)、ステップS24に進む。表示制御部44bは、車速が所定値より小さいと判定した場合(ステップS23でYes)、ステップS25に進む。
表示制御部44bは、仮想自車両画像Aを真っすぐに配置した俯瞰映像Bを生成する(ステップS24)。ステップS24は、ステップS13と同様の処理である。
表示制御部44bは、車両Vの旋回方向Dを取得する(ステップS25)。ステップS25は、ステップS14と同様の処理である。
表示制御部44bは、仮想自車両画像Aを傾けた俯瞰映像Bを生成する(ステップS26)。ステップS26は、ステップS15と同様の処理である。
本実施形態では、車両Vの周辺に車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、さらに、車速が所定値より小さい場合、俯瞰映像生成部44bが生成した俯瞰映像Bを傾けた俯瞰映像Bが生成される。
上述したように、本実施形態に係る俯瞰映像生成システム1Aは、車両Vの周辺に車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、さらに、車速が所定値より小さい場合、仮想自車両画像Aにおける旋回方向Dの外輪側の側面前方P1が上側に位置するように傾けた状態の俯瞰映像Bを生成する。このように、車速を所定値より低い速度まで減速して、運転者がより慎重に運転していると予測される場合に、俯瞰映像生成システム1Aは、運転者の運転を支援することができる。このように、俯瞰映像生成システム1Aは、運転状況に合わせて、車両Vの周辺、より具体的には、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報をより適切に確認可能な俯瞰映像Bを生成し、適切に運転支援を行うことができる。
さて、これまで本発明に係る俯瞰映像生成システム1について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
図示した俯瞰映像生成システム1の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
図12に示すように、俯瞰映像生成システム1Bの俯瞰映像生成部25は、第一撮影装置20の機能の一つとしてもよい。図12は、俯瞰映像生成システムの他の構成例を示すブロック図である。この場合、俯瞰映像生成装置40の映像取得部41は、第一撮影装置20の俯瞰映像生成部25で生成された俯瞰映像Bを取得する。表示制御部44bは、第一撮影装置20の俯瞰映像生成部25で生成された俯瞰映像Bのうち、仮想自車両画像Aと仮想自車両画像Aの周囲の映像を抽出した映像に加工し、表示パネル101に送る。このように、俯瞰映像生成システム1Bにおいては、第一撮影装置20の俯瞰映像生成部25と俯瞰映像生成装置40の表示制御部44bとで制御部としての機能を実現している。
俯瞰映像生成システム1の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記に記載した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
図2に示す、俯瞰映像生成システム1の俯瞰映像生成装置40における処理の流れにおいて、ステップS11の実行後にステップS12を実行するものとしたが、ステップS11とステップS12とは、順番が逆でもよい。より詳しくは、表示制御部44bは、旋回方向の移動が推定されるか否かを判定した後に、接触が予測されるか否かを判定するようにしてもよい。図11に示す、俯瞰映像生成システム1Aの俯瞰映像生成装置40における処理の流れにおいて、ステップS21の実行後にステップS22を実行して、ステップS22の実行後にステップS23を実行するものとしたが、ステップS21とステップS22とステップS23とは、順番が異なっていてもよい。より詳しくは、例えば、表示制御部44bは、旋回方向の移動が推定されるか否かを判定した後に、接触が予測されるか否かを判定し、その後、車速が所定値より小さいか否かを判定するようにしてもよい。
上記実施形態では、一例として、図3に示すように、旋回方向Dの外輪側の側面前方P1と車両Vの旋回方向Dの内輪側の側面P2とに障害物Xが存在するものとして説明したが、障害物Xの位置はこれに限定されるものではない。
図13を用いて説明する。図13は、俯瞰映像生成システムを使用する車両Vの周辺の他の状況を説明する概略図である。図14は、俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。図13において、車両Vは、右折している。この場合、旋回方向Dの道路Rの幅員は所定値より大きいが、壁面X1が側面前方P1に接触するおそれがある。このため、表示制御部44bは、接触が予測されると判定する。この場合、図14に示すように、俯瞰映像Bは、拡大されるとともに、車両Vの旋回方向Dとは異なる方向としてフレームFの下側に俯瞰映像Bをずらして表示させる。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの側面前方P1が拡大して表示される。
図15を用いて説明する。図15は、俯瞰映像生成システムを使用する車両Vの周辺の他の状況を説明する概略図である。図16は、俯瞰映像生成システムで生成した俯瞰映像の他の例を示す図である。図15において、車両Vは、右折している。この場合、旋回方向Dの道路Rの幅員は所定値より大きいが、右折する位置に縁石X2が存在し、側面P2に接触するおそれがある。このため、表示制御部44bは、接触が予測されると判定する。この場合、図16に示すように、俯瞰映像Bは、拡大されるとともに、車両Vの旋回方向Dとは異なる方向としてフレームFの上側に俯瞰映像Bをずらして表示させる。これにより、俯瞰映像Bには、車両Vの側面P2が拡大して表示される。
表示制御部44bは、障害物Xと車両Vの接触が予測される部分とを色を変えて強調した俯瞰映像Bを生成してもよい。例えば、図4においては、車両Vの側面前方P1と障害物Xである壁面X1の周辺と、車両Vの側面P2と縁石X2の周辺との色を変えた俯瞰映像Bを生成してもよい。
障害物検出部102は、車両Vの周辺の障害物Xを検出するセンサとして説明したが、これに限定されない。例えば、障害物検出部102は、第一撮影装置20から出力された周辺映像を画像処理することで車両Vの周辺の障害物Xを検出してもよい。
表示制御部44bは、図2に示すフローチャートのステップS15で、所望の俯瞰映像Bを生成するように、第一撮影装置20の前方用周辺撮影カメラ21と後方用周辺撮影カメラ22と左側方用周辺撮影カメラ23と右側方用周辺撮影カメラ24とのカメラの向き、画角を変える制御を行ってもよい。例えば、表示制御部44bは、車両Vの旋回方向Dを撮影するカメラの向きを変えたり、画角を変えたりしてもよい。このように、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの旋回方向の移動に応じて、車両Vの周辺の確認が容易になるような俯瞰映像Bを生成することができる。
表示制御部44bは、図2に示すフローチャートにおいて、車両Vが旋回方向に移動すると推定した場合、俯瞰映像生成部44bが生成した俯瞰映像Bを傾けた俯瞰映像Bを生成するものとしたが、ステップS15で、所定条件に応じて、俯瞰映像Bが徐々に傾くようにしてもよい。例えば、表示制御部44bは、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報、ステアリング操作情報、車両Vの角速度などに応じて、フレームFにおける俯瞰映像Bを徐々に傾けてもよい。表示制御部44bは、車両Vの周辺の地図情報と車両Vの現在地情報、ステアリング操作情報、車両Vの角速度などに応じて、フレームFにおける俯瞰映像Bを徐々に元に復帰させてもよい。これにより、外部の表示パネル101に表示される俯瞰映像Bにおいて、フレームF内の俯瞰映像Bの傾きが徐々に変化する。このため、俯瞰映像生成システム1は、車両Vの周辺、より具体的には、車両Vの旋回方向への移動時に注意すべき情報をより適切に確認可能な俯瞰映像Bを生成することができる。
1 俯瞰映像生成システム
20 第一撮影装置
21 前方用周辺撮影カメラ
22 後方用周辺撮影カメラ
23 左側方用周辺撮影カメラ
24 右側方用周辺撮影カメラ
30 記憶装置
40 俯瞰映像生成装置
41 映像取得部
42 周辺情報取得部
43 車両情報取得部
44 制御部
44a 俯瞰映像生成部
44b 表示制御部
101 表示パネル
103 地図情報記憶部
105 方向指示器操作検出部
106 ギア操作検出部
108 角速度センサ
109 車速センサ(車速取得部)
A 仮想自車両画像
B 俯瞰映像
D 旋回方向
P1 旋回方向の外輪側の側面
P2 旋回方向の内輪側の側面
X 障害物
V 車両

Claims (9)

  1. 車両の周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得部と、
    前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得部と、
    前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記周辺映像に基づき、前記車両を示す仮想自車両画像を含み前記車両を上方から見下ろした俯瞰映像を生成し、前記周辺情報取得部で取得した前記周辺情報と前記車両情報取得部で取得した前記車両情報とに基づいて、前記車両の旋回方向への移動が推定され、前記車両の周辺に前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成する制御部と
    を有することを特徴とする俯瞰映像生成装置。
  2. 前記周辺情報取得部は、前記車両の周辺情報として前記車両の周辺における障害物情報または前記車両が走行中の道路の幅員情報を取得し、
    前記制御部は、前記車両の旋回方向への移動時に前記車両との距離が所定未満となる障害物が存在する場合、または前記車両の旋回方向への移動時に通過する道路の幅員が所定値より小さい場合、前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在すると判断することを特徴とする請求項1に記載の俯瞰映像生成装置。
  3. 前記制御部は、前記俯瞰映像を拡大した俯瞰映像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の俯瞰映像生成装置。
  4. 前記制御部は、前記旋回方向において前記車両が移動する方向とは反対の方向に、前記仮想自車両画像を寄せて位置させた状態の俯瞰映像を生成することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の俯瞰映像生成装置。
  5. 前記車両の車速を取得する車速取得部と
    を有し、
    前記制御部は、前記車速取得部で取得した前記車速に基づいて、前記車速が所定値より小さい場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の俯瞰映像生成装置。
  6. 前記車両情報取得部は、前記車両の目的地に対する経路案内情報と前記車両の現在地情報と前記車両の方向指示器操作情報と前記車両のギア操作情報と前記車両の角速度との少なくともいずれか一つを前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報として取得し、
    前記制御部は、前記車両の目的地に対する経路案内情報と前記車両の現在地情報と前記車両の方向指示器操作情報と前記車両のギア操作情報と前記車両の角速度との少なくともいずれか一つに基づいて、前記車両の旋回方向への移動を推定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の俯瞰映像生成装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の俯瞰映像生成装置と、
    前記車両の周辺を撮影し前記映像取得部に周辺映像を供給する撮影部と
    を有することを特徴とする俯瞰映像生成システム。
  8. 車両の周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得ステップと、
    前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得ステップと、
    前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
    前記映像取得ステップで取得した前記周辺映像に基づき、前記車両を示す仮想自車両画像を含み前記車両を上方から見下ろした俯瞰映像を生成し、前記周辺情報取得ステップで取得した前記周辺情報と前記車両情報取得ステップで取得した前記車両情報とに基づいて、前記車両の旋回方向への移動が推定され、前記車両の周辺に前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成する制御ステップと
    を含む俯瞰映像生成方法。
  9. 車両の周辺を撮影した周辺映像を取得する映像取得ステップと、
    前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得ステップと、
    前記車両の旋回方向への移動を推定するための車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
    前記映像取得ステップで取得した前記周辺映像に基づき、前記車両を示す仮想自車両画像を含み前記車両を上方から見下ろした俯瞰映像を生成し、前記周辺情報取得ステップで取得した前記周辺情報と前記車両情報取得ステップで取得した前記車両情報とに基づいて、前記車両の旋回方向への移動が推定され、前記車両の周辺に前記車両の旋回方向への移動時に注意すべき情報が存在する場合、前記仮想自車両画像における前記旋回方向の外輪側の側面が内輪側の側面よりも上側に位置する向きとなるように傾けた状態の俯瞰映像を生成する制御ステップと
    を俯瞰映像生成装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2015249905A 2015-12-22 2015-12-22 俯瞰映像生成装置、俯瞰映像生成システム、俯瞰映像生成方法およびプログラム Pending JP2017114218A (ja)

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