JP2017113345A5 - - Google Patents

Description

本発明は、以下の構成によって把握される。
本発明の描画装置は、描画対象をなす爪を有する指が挿入される指挿入部を囲う壁部と、描画部と対向する位置に前記爪を露出させる開口部と、を備えた指保持ケースと、前記指保持ケースとの間で押圧して前記指の動きを抑制する指押え部と、を備え、前記指保持ケースは、前記指押え部によって前記指が押圧されていないときに、前記壁部の移動により前記指保持ケースと前記指との間の空間を広げることを特徴とする。

Claims (7)

1. 描画対象をなす爪を有する指が挿入される指挿入部を囲う壁部と、描画部と対向する位置に前記爪を露出させる開口部と、を備えた指保持ケースと、
   前記指保持ケースとの間で押圧して前記指の動きを抑制する指押え部と、を備え、
   前記指保持ケースは、前記指押え部によって前記指が押圧されていないときに、前記壁部の移動により前記指保持ケースと前記指との間の空間を広げることを特徴とする描画装置。
2. 前記壁部は、前記指保持ケースの前記開口部が設けられた上面部と、前記上面部と対向する下面部と、を備え、
   前記壁部の移動は、前記上面部又は前記下面部が開く移動であることを特徴とする請求項１に記載の描画装置。
3. 前記上面部又は前記下面部が前記指保持ケースの外側に向かって観音開き状に開くように移動することを特徴とする請求項２に記載の描画装置。
4. 前記指押え部は、前記指挿入部の前記下面部上に配置されており、流体を供給することで膨らむ袋状部材で構成され、
   前記袋状部材は、前記爪より前記指の根本側で前記指保持ケースの外側に延在して、前記指保持ケースの外周を回り込んで前記指押え部と繋がる、前記移動を行う前記壁部を押圧するリング状の部分を有し、
   前記指保持ケースは、
   前記流体が前記袋状部材に供給されたときには、前記リング状の部分が膨らむことで前記移動を行う前記壁部を閉じる側に押圧する押圧力により、前記移動を行う前記壁部を閉じた状態で保持し、
   前記流体が前記袋状部材から排出されたときには、前記リング状の部分が萎むことで前記押圧力がなくなり、前記移動を行う前記壁部が開く側に動くことで前記指挿入部の前記空間を広げることを特徴とする請求項２又は請求項３に記載の描画装置。
5. 前記リング状の部分を挟んで前記上面部又は前記下面部と反対側に位置するように設けられ、前記リング状の部分が前記上面部又は前記下面部を押圧する側に膨らみやすいように膨らむ方向を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項４に記載の描画装置。
6. 前記上面部又は前記下面部が開くようになっており、
   前記上面部又は前記下面部と前記壁部の左右の側壁との境目に設けられ、前記上面部又は前記下面部を開く方向に付勢するバネを有することを特徴とする請求項２から請求項５のいずれか１項に記載の描画装置。
7. 描画対象をなす爪を有する指が挿入される指挿入部を囲う壁部と、描画部と対向する位置に前記爪が露出させる開口部と、を備えた指保持ケースと、
   前記指保持ケースとの間で押圧して前記指の動きを抑制する指押え部と、を備え、
   前記指保持ケースは、前記指押え部によって前記指が押圧されていないときに、前記壁部の移動により前記指保持ケースと前記指との間の空間を広げる描画装置において、
   前記指の動きが抑制された状態のときに、前記描画部により前記爪に描画を行い、
   前記指の動きが抑制されていない状態のときに、前記描画装置における前記指保持ケースへの前記指の抜き差しを行うことを特徴とする描画方法。