JP2017112474A - メイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラム - Google Patents

メイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上することのできるメイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラムを提供する。【解決手段】MFP(Multifunction Peripheral)100は、サブ側情報処理装置であるモバイル端末200を含む複数の機器300の各々と無線通信を行うメイン側情報処理装置である。MFP100は、MFP100が発信した電波の強度に関する情報を、モバイル端末200から受信する。MFP100は、複数の機器300の各々が、MFP100から受信する電波の強度に基づいてMFP100との通信を行うか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、MFP100が推奨する推奨電波強度であって、モバイル端末200から受信した情報に基づいて決定した推奨電波強度を記憶する。MFP100は、推奨電波強度に関する情報と、MFP100を特定する情報とを含む電波を発信する。【選択図】図1

Description

本発明は、メイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、利便性を向上することのできるメイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
PageScope Mobileのような画像形成装置との連携を行うアプリケーションをインストールしたモバイル端末と、画像形成装置との間で、Bluetooth(登録商標)などの無線通信規格を用いて無線通信を行うシステムが提案されている。このシステムによれば、モバイル端末は、ワイヤレス接続により画像形成装置のサービスを利用することができる。
画像形成装置が無線通信によりモバイル端末と無線通信を行う場合、相互の通信を安全に行うために、ワイヤレス接続の対象となるモバイル端末を自機に登録(ペアリング)する必要がある。しかし、無線通信の電波の受信範囲は広く、たとえばBluetoothでは、仕様上の電波の受信範囲は最大100mである。このため、モバイル端末を所持したユーザーが画像形成装置の近くを通り過ぎただけで、モバイル端末は画像形成装置との無線通信が可能となり、意図しないユーザーのモバイル端末と画像形成装置とのワイヤレス接続が確立されることがある。
意図しないユーザーのモバイル端末とのワイヤレス接続が確立されることを防ぐ方法として、モバイル端末が受信する画像形成装置からの電波の強度が閾値以上である場合に、画像形成装置はそのモバイル端末が近接していると判断し、画像形成装置とモバイル端末とのワイヤレス接続を確立する方法がある。また、この際に閾値を設定する方法として、モバイル端末が、電波調整モードにおいて画像形成装置からの電波の強度を一定時間検出し、検出結果に基づいて自らが使用する閾値を設定する方法がある。
この閾値の設定方法に関連して、下記特許文献1には、他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部と、他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部と、閾値設定部により設定された閾値と、測定部により測定される受信信号強度との関係から、他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部とを備えた無線通信装置が開示されている。
特開2013−153281号公報
しかし、上述の閾値の設定方法では、あるモバイル端末が設定した閾値は、他のモバイル端末との間で共有されることはない。このため、画像形成装置と無線通信を行う個々のモバイル端末が、電波調整モードにおいて閾値を設定する必要がある。これは、モバイル端末のユーザーにとって非常に煩雑な作業である。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、利便性を向上することのできるメイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従うメイン側情報処理装置は、サブ側情報処理装置を含む複数の機器の各々と無線通信を行うメイン側情報処理装置であって、メイン側情報処理装置が発信した電波の強度に関する情報を、サブ側情報処理装置から受信する強度受信手段と、複数の機器の各々が、メイン側情報処理装置から受信する電波の強度に基づいてメイン側情報処理装置との通信を行うか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、メイン側情報処理装置が推奨する推奨閾値であって、強度受信手段にて受信した情報に基づいて決定された推奨閾値を記憶する記憶手段と、記憶手段にて記憶した推奨閾値に関する情報と、メイン側情報処理装置を特定する情報とを含む電波を発信する発信手段とを備える。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、推奨閾値は、複数の機器の各々が、メイン側情報処理装置から受信する電波の強度に基づいてメイン側情報処理装置との通信を開始するか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、メイン側情報処理装置が推奨するものである。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、強度受信手段は、サブ側情報処理装置の特徴をサブ側情報処理装置からさらに受信し、記憶手段は、強度受信手段にて受信した特徴と、強度受信手段にて受信した情報に基づいて決定された推奨閾値とを互いに関連づけてテーブルに記憶する。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、記憶手段は、強度受信手段にて受信した特徴と同一の特徴に関連づけられた推奨閾値がテーブルに既に存在している場合に、強度受信手段にて受信した情報に基づいて決定された推奨閾値に基づいて、テーブルの推奨閾値を更新する。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、強度受信手段は、推奨閾値をサブ側情報処理装置から受信し、情報の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段にて受け付けた情報に基づいて、強度受信手段にて受信した推奨閾値を補正する補正手段とをさらに備え、記憶手段は、補正手段にて補正した推奨閾値をテーブルに記憶する。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、入力受付手段は、サブ側情報処理装置の梱包状態に関する情報の入力を受け付ける。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、操作部をさらに備え、入力受付手段は、操作部を通じて、サブ側情報処理装置の梱包状態に関する情報の入力を受け付ける。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、入力受付手段は、サブ側情報処理装置の特定の特徴の情報を受け付け、補正手段は、強度受信手段にて受信した特徴が特定の特徴の情報と一致する場合に、推奨閾値を補正する。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、メイン側情報処理装置の通信環境を計測する環境計測手段をさらに備え、入力受付手段は、環境計測手段にて計測したメイン側情報処理装置の通信環境の情報の入力を受け付ける。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、環境計測手段は、メイン側情報処理装置の無線通信の継続時間、メイン側情報処理装置の周囲の温度、およびメイン側情報処理装置の周囲の湿度のうち少なくともいずれかを計測する。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、推奨閾値の決定方法の設定を受け付ける決定方法受付手段と、決定方法受付手段にて設定を受け付けた決定方法を用いて、強度受信手段にて受信した情報に基づいて推奨閾値を決定する決定手段とをさらに備える。
上記メイン側情報処理装置において好ましくは、メイン側情報処理装置が発信した電波の強度をサブ側情報処理装置が計測する場合に、電波の強度の計測の開始を通知する通知手段をさらに備える。
本発明の他の局面に従うサブ側情報処理装置の制御プログラムは、メイン側情報処理装置と無線通信を行うサブ側情報処理装置の制御プログラムであって、メイン側情報処理装置が発信した電波の強度を測定する測定ステップと、測定ステップにて測定した電波の強度に関する情報をメイン側情報処理装置に送信する送信ステップと、サブ側情報処理装置を含む複数の機器の各々が、メイン側情報処理装置から受信する電波の強度に基づいてメイン側情報処理装置との通信を行うか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、メイン側情報処理装置が推奨する推奨閾値に関する情報と、メイン側情報処理装置を特定する情報とを含む電波を受信する受信ステップと、受信ステップにて受信した推奨閾値に基づいて設定した閾値と、メイン側情報処理装置から受信した電波の強度とに基づいて、メイン側情報処理装置との通信を行うか否かを判断する判断ステップとをコンピューターに実行させる。
上記サブ側情報処理装置の制御プログラムにおいて好ましくは、測定ステップにて測定した電波の強度に基づいて推奨閾値を決定する決定ステップをさらにコンピューターに実行させ、送信ステップにおいて、決定ステップにて決定した推奨閾値をメイン側情報処理装置に送信する。
上記サブ側情報処理装置の制御プログラムにおいて好ましくは、サブ側情報処理装置に関する情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、受信ステップにて受信した推奨閾値を、入力受付ステップにて受け付けた情報に基づいて補正することで、閾値を設定する閾値設定ステップとをさらにコンピューターに実行させる。
上記サブ側情報処理装置の制御プログラムにおいて好ましくは、測定ステップにて電波の強度を測定する場合に、電波の強度の計測の開始を通知する開始通知ステップをさらにコンピューターに実行させる。
上記サブ側情報処理装置の制御プログラムにおいて好ましくは、判断ステップにてメイン側情報処理装置との通信を行わないと判断した場合、サブ側情報処理装置をメイン側情報処理装置に接近することを求める通知を行う接近通知ステップをさらにコンピューターに実行させる。
本発明によれば、利便性を向上することのできるメイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの概略的な構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において、MFP100が記憶している推奨電波強度テーブルを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態の処理PR11において、モバイル端末200が、電波の強度の計測の開始を通知するメッセージを表示した状態を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態の処理PR11において、MFP100が、電波の強度の計測の開始を通知するメッセージを表示した状態を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、モバイル端末200が測定するMFP100からの電波の強度の時間変化を模式的に示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態において、モバイル端末200が、推奨電波強度の決定方法の設定を受け付ける画面を表示した状態を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における更新後の推奨電波強度テーブルを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、モバイル端末200が、MFP100との接続を行わないことを通知するメッセージを操作表示部206に表示した状態を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるモバイル端末200の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるMFP100の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態において、MFP100が記憶している推奨電波強度テーブルを模式的に示す図である。 本発明の第3の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第5の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。 本発明の第6の実施の形態において、MFP100が記憶している推奨電波強度補正テーブルを模式的に示す図である。 本発明の第6の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第7の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第7の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。 本発明の第7の実施の形態において、モバイル端末200が、電波強度測定処理の要否を問い合わせる画面を表示した状態を模式的に示す図である。
以下の実施の形態では、メイン側情報処理装置がMFPであり、サブ側情報処理装置がモバイル端末である場合について説明する。メイン側情報処理装置は、MFPの他、ファクシミリ装置、複写機、またはプリンターなどのMFP以外の画像形成装置であってもよい。またメイン側情報処理装置は、サブ側情報処理装置と無線通信を行うものであればよく、PC(Personal Computer)、モバイル端末、または家電機器などであってもよい。サブ側情報処理装置は、メイン側情報処理装置と無線通信を行うものであればよく、モバイル端末の他、画像形成装置、PC、または家電機器などであってもよい。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの概略的な構成を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成システムは、MFP100(メイン側情報処理装置の一例)と、モバイル端末200(サブ側情報処理装置の一例)を含む複数の機器300とを備えている。MFP100と複数の機器300の各々とは、Bluetoothの無線通信規格を用いて相互に無線通信を行うことが可能である。複数の機器300の各々には、MFP100との間で無線通信を行うための通信用アプリケーションがインストールされている。複数の機器300の各々のOS(Operating System)は、通信用アプリケーションからの要求に応じて、MFP100との間でBluetoothを用いた無線通信を行う。
なお、画像形成システムは、上述以外の機器を備えていてもよい。
図2は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、補助記憶装置104と、無線通信部105と、操作パネル106と、スキャナー108と、画像形成部109と、通信環境測定部110とを含んでいる。CPU101と、ROM102、RAM103、補助記憶装置104、無線通信部105、操作パネル106、スキャナー108、画像形成部109、および通信環境計測部110との各々とは、バスなどで相互に接続されており、通信が可能となっている。
CPU101は、MFP100全体の動作を制御する。CPU101は、制御プログラムに基づいて処理を行う。
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムや各種テーブルなどを記憶する。
RAM103はCPU101の作業用のメモリであり、各種情報を一時的に記憶する。
補助記憶装置104は、各種テーブルなどの各種情報を記憶する。
無線通信部105は、Bluetoothなどを用いた無線通信を行うことにより、モバイル端末200などの機器300との間で各種の情報を送受信する。
操作パネル106は、各種情報を表示する表示パネルと、表示パネルへの入力操作を検出する検出部(タッチパネル)とを含んでいる。
スキャナー108は、原稿の画像を読み取り、その画像データを作成する。
画像形成部109は、印刷を行う。画像形成部109は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。画像形成部109は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する。トナー像形成部は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙(記録媒体)にカラー画像を形成する。トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを有する。定着装置は、加熱ローラーと加圧ローラーとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行なう。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、給紙ローラー、搬送ローラー、およびそれらを駆動するモーターなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセットから給紙して、MFP100の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙をMFP100の筐体から排紙トレイなどに排出する。
通信環境計測部110は、MFP100の無線通信の継続時間、MFP100の周囲の温度、またはMFP100の周囲の湿度などを計測する。
モバイル端末200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、補助記憶装置204と、無線通信部205と、操作表示部206と、カメラ207とを含んでいる。CPU201と、ROM202、RAM203、補助記憶装置204、無線通信部205、操作表示部206、およびカメラ207の各々とは、バスなどで相互に接続されており、通信が可能となっている。
CPU201は、モバイル端末200全体の動作を制御する。CPU201は、制御プログラムに基づいて処理を行う。
ROM202は、CPU201が実行する制御プログラムなどを記憶する。
RAM203は、CPU201の作業用のメモリであり、各種情報を一時的に記憶する。
補助記憶装置204は、通信用アプリケーションのプログラムなどの各種情報を記憶する。
無線通信部205は、Bluetoothなどを用いた無線通信を行うことにより、MFP100などとの間で各種の情報を送受信する。
操作表示部206は、各種情報を表示し、モバイル端末200のユーザーから各種操作を受け付ける。
カメラ207は、二次元コードなどの画像を読み取る。
なお、モバイル端末200以外の機器300の構成は、モバイル端末200と同様であるので、その説明は繰り返さない。
図3は、本発明の第1の実施の形態において、MFP100が記憶している推奨電波強度テーブルを模式的に示す図である。
図3を参照して、推奨電波強度テーブルは、機器300の機種と、その機種においてMFP100が推奨する電波の強度の閾値(推奨閾値の一例)(以降、推奨電波強度と記すことがある)との関係を記載したテーブルである。推奨電波強度は、複数の機器300の各々が、MFP100から受信する電波の強度に基づいてMFP100との通信を行うか否かを判断する際に用いられる。ここでは、機種PH1、PH2、およびPH3の各々に対して、それぞれ80dB、75dB、および70dBという推奨電波強度が設定されている。
機器300が受信する電波の強度は、機器300の形状や機器300に内蔵されている無線通信を行うためのチップなどに依存する。このため、従来においては、個々の機器300が電波調整モードにおいて閾値を設定する必要がある。しかし、機器300の形状やチップは、同一機種であれば同じものが使用されており、受信する電波の強度も同じになる傾向がある。そこで、本実施の形態では、最初に登録した機種の推奨電波強度を、同一機種の他の機器300の閾値としても使用可能にする。
図4は、本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。なお、本実施の形態において、図4および図5における「メイン側情報処理装置」はMFP100であり、図4および図5における「サブ側情報処理装置」はモバイル端末200である。
図4を参照して、MFP100は、アドバタイジングイベントを常時行っている。アドバタイジングイベントとは、アドバタイズデータを発信する動作である。MFP100が発信するアドバタイズデータには、MFP100が記憶する推奨電波強度テーブルに含まれる、互いに関連づけられた機種および推奨電波強度に関する情報と、MFP100を特定する情報とが含まれている。
モバイル端末200は、MFP100に近接すると、MFP100が発信するアドバタイズデータを受信する(処理PR1)。モバイル端末200は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種(使用しているモバイル端末)が含まれているか否かを確認する(処理PR2)。
モバイル端末200は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれていない場合、図5に示す電波強度測定処理(処理PR3)を行い、自らの機種についての推奨電波強度を設定する。その後、モバイル端末200は処理PR4を行う。一方、モバイル端末200は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれている場合、図5に示す電波強度測定処理(処理PR3)を行わずに、処理PR4に進む。
処理PR4において、モバイル端末200は、アドバタイズデータに含まれている自らの機種の推奨電波強度、または電波強度測定処理において決定した推奨電波強度に基づいて、閾値を設定する。本実施の形態では、閾値は推奨電波強度と同一の値に設定される。そしてモバイル端末200は、MFP100から受信する電波の強度が閾値(推奨電波強度)以上であるか否かを確認する(処理PR4)。
モバイル端末200は、MFP100から受信する電波の強度が閾値以上である場合には、MFP100との間の接続を確立し(ペアリングを行い)、必要なデータの送受信を行い(処理PR5)、その後MFP100との接続を終了する(処理PR6)。一方、モバイル端末200は、MFP100から受信する電波の強度が閾値未満である場合には、MFP100との接続を行わない。
図5は、本発明の第1の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。
図5を参照して、電波強度測定処理において、モバイル端末200は、電波の強度の計測の開始を、モバイル端末200のユーザーに通知する(処理PR11)。モバイル端末200は、操作表示部206に通知のメッセージを表示してもよいし、MFP100に対して要求することにより、MFP100の操作パネル106に通知のメッセージを表示させてもよい。
モバイル端末200は、自らが所定の場所(たとえばMFP100の操作パネル106上など)に設置されたことを確認した後(あるいは、メッセージを表示してから一定時間経過後)、所定時間の間、MFP100から発信された電波の強度を測定する(処理PR12)。モバイル端末200は、測定した電波の強度に基づいて、自らの機種の推奨電波強度を決定する(処理PR13)。モバイル端末200は、自らの機種の情報と、決定した推奨電波強度とをMFP100に送信する(処理PR14)。
なお、上述の処理PR13およびPR14の代わりに、MFP100およびモバイル端末200は次の動作を行ってもよい。モバイル端末200は、推奨電波強度を決定せずに、自らの機種の情報と、測定した電波の強度とをMFP100に送信する。MFP100は、受信した電波の強度に基づいて、モバイル端末200の機種の推奨電波強度を決定する。
MFP100は、モバイル端末200から情報を受信すると、推奨電波強度テーブルを更新することにより、モバイル端末200の機種の情報と推奨電波強度とを関連づけて記憶する(処理PR15)。その後MFP100は、モバイル端末200の機種の情報と推奨電波強度とを含むようにアドバタイズデータを更新し、アドバタイジングイベントを行う。
図6は、本発明の第1の実施の形態の処理PR11において、モバイル端末200が、電波の強度の計測の開始を通知するメッセージを表示した状態を模式的に示す図である。
図6を参照して、モバイル端末200は、電波の強度の計測の開始を通知するメッセージと、モバイル端末200を操作パネル106上に設置することを求めるメッセージと、「OK」キーKY1とを操作表示部206に表示している。モバイル端末200は、キーKY1の押下を受け付けた場合にMFP100からの電波の強度の測定を開始する。
図7は、本発明の第1の実施の形態の処理PR11において、MFP100が、電波の強度の計測の開始を通知するメッセージを表示した状態を模式的に示す図である。
図7を参照して、図6の通知方法とは別の通知方法として、MFP100は、モバイル端末200からの要求に応じて、電波の強度の計測の開始を通知するメッセージと、モバイル端末200で二次元コードを読み取ることを求めるメッセージと、二次元コードCD1とを操作パネル106に表示してもよい。モバイル端末200は、二次元コードCD1の読み取りを検知した場合にMFP100からの電波の強度の測定を開始する。この通知方法によれば、モバイル端末200は、モバイル端末200がMFP100に近接している(操作パネル106上に配置されている)ことを確認した上で電波強度の測定を開始することが可能である。
図8は、本発明の第1の実施の形態において、モバイル端末200が測定するMFP100からの電波の強度の時間変化を模式的に示すグラフである。
図8を参照して、モバイル端末200は、測定した電波の強度に基づいて推奨電波強度VLを決定する。モバイル端末200は、たとえば一定時間の電波の強度の平均値、一定時間の電波の強度の平均値よりも所定の値だけ低いもしくは高い値、または一定時間の電波の強度の最低値などを推奨電波強度として決定する。またモバイル端末200は、ユーザーから設定された方法で推奨電波強度を決定してもよい。
また、モバイル端末200は、図9に示す画面を通じて推奨電波強度の決定方法の設定をユーザーから受け付け、その決定方法を用いて推奨電波強度を決定してもよい。
図9は、本発明の第1の実施の形態において、モバイル端末200が、推奨電波強度の決定方法の設定を受け付ける画面を表示した状態を模式的に示す図である。
図9を参照して、モバイル端末200は、推奨電波強度の決定方法の設定を求めるメッセージと、キーKY2、KY3、およびKY4とを操作表示部206に表示する。キーKY2は、一定時間の電波の強度の平均値を推奨電波強度に設定するためのキーである。キーKY3は、一定時間の電波の強度の平均値よりも所定の値だけ低いもしくは高い値を推奨電波強度に設定するためのキーである(なお、キーKY3はボックス内に符号および数字が入力された場合に押下可能となる)。キーKY4は、一定時間の電波の強度の最低値を推奨電波強度に設定するためのキーである。
モバイル端末200は、電波強度測定処理を開始する場合に図9に示す画面を表示することにより、推奨電波強度の決定方法の設定を受け付けてもよい。またモバイル端末200は、MFP100からのアドバタイズデータを受信する前の必要なタイミングで図9に示す画面を表示することにより、推奨電波強度の設定を予め受け付けてもよい。
また、図9に示す画面は、モバイル端末200の操作表示部206に表示するものである代わりに、MFP100が操作パネル106に表示するものであってもよい。この場合MFP100は、設定された決定方法をモバイル端末200に送信する。
図10は、本発明の第1の実施の形態における更新後の推奨電波強度テーブルを模式的に示す図である。
図10を参照して、更新後の推奨電波強度テーブルには、モバイル端末200の機種PH4と推奨電波強度(74dB)とが互いに関連づけられて新たに記憶されている。
図11は、本発明の第1の実施の形態において、モバイル端末200が、MFP100との接続を行わないことを通知するメッセージを操作表示部206に表示した状態を模式的に示す図である。
図11を参照して、モバイル端末200は、MFP100から受信する電波の強度が閾値未満である場合(モバイル端末200がMFP100との通信を行わないと判断した場合)には、MFP100との接続を行わないことを通知するメッセージを操作表示部206に表示する。またモバイル端末200は、MFP100との接続が確立できるように、MFP100に接近することを求めるメッセージを併せて操作表示部206に表示することが好ましい。
図12は、本発明の第1の実施の形態におけるモバイル端末200の動作を示すフローチャートである。
図12を参照して、モバイル端末200のCPU201は、通信用アプリケーションが起動されると、MFP100からアドバタイズデータを受信したか否かを判別する(S101)。MFP100からアドバタイズデータを受信したと判別するまで、CPU201はステップS101の処理を繰り返す。
ステップS101において、MFP100からアドバタイズデータを受信したと判別した場合(S101でYES)、CPU201は、アドバタイズデータに自らの機種の推奨電波強度が含まれているか否かを判別する(S103)。
ステップS103において、アドバタイズデータに自らの機種の推奨電波強度が含まれていると判別した場合(S103でYES)、CPU201は、自らの機種の推奨電波強度を閾値に設定し(S105)、一定時間の間MFP100からの電波の強度を測定する(S107)。続いてCPU201は、ステップS109の処理へ進む。
ステップS103において、アドバタイズデータに自らの機種の推奨電波強度が含まれていないと判別した場合(S103でNO)、CPU201は、MFP100からの電波の強度の測定を開始する旨をユーザーに通知し(S115)、MFP100からの電波の強度を測定する(S117)。続いてCPU201は、受信した電波の強度に基づいて推奨電波強度を決定し(S119)、決定した推奨電波強度をMFP100に送信する(S121)。その後CPU201は、ステップS105の処理へ進む。
ステップS109において、CPU201は、受信した電波の強度が閾値以上であるか否かを判別する(S109)。
ステップS109において、受信した電波の強度が閾値以上であると判別した場合(S109でYES)、CPU201は、MFP100との接続を確立する(S111)。その後CPU201は、必要なデータの送受信を行った後、MFP100との接続を終了し(S113)、処理を終了する。
ステップS109において、受信した電波の強度が閾値未満であると判別した場合(S109でNO)、CPU201は、MFP100との接続を行わない(S123)。CPU201は、接続できない旨をユーザーに通知し(S125)、処理を終了する。
図13は、本発明の第1の実施の形態におけるMFP100の動作を示すフローチャートである。
図13を参照して、MFP100のCPU101は、アドバタイズデータを送信し(S151)、モバイル端末200から機種および推奨電波強度の情報を受信したか否かを判別する(S152)。
ステップS152において、機種および推奨電波強度の情報を受信したと判別した場合(S152でYES)、CPU101は、推奨電波強度テーブルを更新し(S159)、ステップS151の処理へ進む。
ステップS152において、機種および推奨電波強度の情報を受信しないと判別した場合(S152でNO)、CPU101は、モバイル端末200からの接続要求を受け付けたか否かを判別する(S161)。
ステップS161において、モバイル端末200からの接続要求を受け付けたと判別した場合(S161でYES)、CPU101は、モバイル端末200との接続を確立する(S163)。その後CPU101は、必要なデータの送受信を行った後、モバイル端末200との接続を終了し(S165)、ステップS151の処理へ進む。
ステップS161において、モバイル端末200からの接続要求を受け付けないと判別した場合(S161でNO)、CPU101は、ステップS151の処理へ進む。
本実施の形態によれば、MFP100が機器300の機種毎に推奨電波強度を記憶しており、機種と推奨電波強度との関係を示す情報を含むアドバタイジングデータを発信するので、アドバタイジングデータを受信した機器300は、自らの機種の推奨電波強度を用いて閾値を設定することができる。これにより、MFP100と無線通信を行う個々の機器300が、電波調整モードにおいて閾値を設定する必要がなくなる。機器300のユーザーは、MFP100に接近しただけで直ちにMFP100を使用することができるようになる。その結果、利便性が向上する。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、MFP100が「メイン側情報処理装置」(アドバタイズデータを含む電波の発信元)であり、モバイル端末200が「サブ側情報処理装置」(アドバタイズデータを含む電波の受信先)である場合について説明した。しかし、MFP100が「サブ側情報処理装置」(アドバタイズデータを含む電波の受信先)であり、モバイル端末200が「メイン側情報処理装置」(アドバタイズデータを含む電波の発信元)であってもよい。この場合、画像形成システムの動作は以下のようになる。
図4を参照して、モバイル端末200は、推奨電波強度テーブルを記憶している。またモバイル端末200は、常時、アドバタイジングイベントを行っている。モバイル端末200がMFP100に近接すると、MFP100は、モバイル端末200が発信するアドバタイズデータを受信する(処理PR1)。MFP100は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれているか否かを確認する(処理PR2)。
MFP100は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれていない場合、図5に示す電波強度測定処理(処理PR3)を行い、自らの機種についての推奨電波強度を設定する。その後、MFP100は処理PR4を行う。一方、MFP100は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれている場合、図5に示す電波強度測定処理(処理PR3)を行わずに、処理PR4に進む。
処理PR4において、MFP100は、アドバタイズデータに含まれている自らの機種の推奨電波強度または電波強度測定処理において決定した推奨電波強度を、閾値として設定する。そしてMFP100は、モバイル端末200から受信する電波の強度が閾値以上であるか否かを確認する(処理PR4)。
MFP100は、モバイル端末200から受信する電波の強度が閾値以上である場合には、モバイル端末200との間の接続を確立し、必要なデータの送受信を行い(処理PR5)、その後モバイル端末200との接続を終了する(処理PR6)。一方、MFP100は、モバイル端末200から受信する電波の強度が閾値未満である場合には、モバイル端末200との接続を行わない。
図5を参照して、電波強度測定処理において、MFP100は、モバイル端末200を所定の場所に設置するよう、モバイル端末200のユーザーに通知する(処理PR11)。
MFP100は、モバイル端末200が所定の場所に設置されたことを確認した後、所定時間の間、モバイル端末200からの電波の強度を測定し(処理PR12)、測定した電波の強度に基づいて、自らの機種の推奨電波強度を決定する(処理PR13)。MFP100は、自らの機種の情報と、決定した推奨電波強度とをモバイル端末200に送信する(処理PR14)。
モバイル端末200は、MFP100から情報を受信すると、推奨電波強度テーブルを更新することにより、MFP100の機種と受信した推奨電波強度とを関連づけて記憶する(処理PR15)。その後モバイル端末200は、MFP100の機種と受信した推奨電波強度との関係を示す情報を含むようにアドバタイズデータを更新し、アドバタイジングイベントを行う。
なお、上述以外の画像形成システムの構成および動作は、第1の実施の形態における画像形成システムの構成および動作と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態に場合と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
モバイル端末200が受信する電波の強度は、モバイル端末のカバーの有無などのモバイル端末200の梱包状態によって変化する場合がある。具体的には、モバイル端末200がカバー有である場合には、モバイル端末200がカバー無しである場合に比べて、カバーの影響によりモバイル端末200受信する電波の強度は弱くなる。そこで、本実施の形態では、MFP100は、モバイル端末200の梱包状態に応じて異なる推奨電波強度を含むアドバタイズデータを発信する。
図14は、本発明の第3の実施の形態において、MFP100が記憶している推奨電波強度テーブルを模式的に示す図である。図14(a)は、カバー有の場合の推奨電波強度テーブルである。図14(b)は、カバー無の場合の推奨電波強度テーブルである。
図14を参照して、MFP100は、カバー有の場合の推奨電波強度テーブルと、カバー無の場合の推奨電波強度テーブルとを含んでいる。それぞれの推奨電波強度テーブルには、機器300の機種と、その機種およびカバーの有無の機器300に対してMFP100が推奨する電波強度の閾値との関係が記載されている。MFP100が発信するアドバタイズデータには、2つの推奨電波強度テーブルに含まれる全ての機種についての、カバーの有無と機種と推奨電波強度と関係を示す情報が含まれている。なお、これらの推奨電波強度テーブルは、1つに纏められていてもよい。
図15は、本発明の第3の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。
図15を参照して、本実施の形態における電波強度測定処理の処理PR14において、モバイル端末200は、自らの機種の情報および決定した推奨電波強度とともに、モバイル端末200のカバーの有無の情報をMFP100に送信する(処理PR14)。モバイル端末200のカバーの有無の情報は、ユーザーによって通信用アプリケーションに予め登録されていてもよい。またモバイル端末200のカバーの有無の情報は、電波強度測定処理の際に操作パネル106を通じてユーザーから入力されてもよい。
MFP100は、モバイル端末200から情報を受信すると、推奨電波強度テーブルを更新することにより、モバイル端末200の機種およびカバーの有無と、推奨電波強度とを関連づけて記憶する(処理PR15)。
なお処理PR15において、MFP100は、モバイル端末200から受信した情報がカバー有を示すものである場合には、受信した推奨電波強度を補正することにより同一機種のカバー無の場合の推奨電波強度を計算して、推奨電波強度テーブルに追加する。またMFP100は、モバイル端末200から受信した情報がカバー無を示すものである場合には、受信した推奨電波強度を補正することにより同一機種のカバー有の場合の推奨電波強度を計算して、推奨電波強度テーブルに追加する。
この計算は、たとえば、受信した推奨電波強度に適当な係数を乗じることにより行われてもよい。カバー有の場合の推奨電波強度からカバー無の場合の推奨電波強度を計算する場合の係数は1より大きいことが好ましく、カバー無の場合の推奨電波強度からカバー有の場合の推奨電波強度を計算する場合の係数は1より小さいことが好ましい。
モバイル端末200は、図4に示す処理PR4において、アドバタイズデータに含まれている自らの機種およびカバーの有無に対応する推奨電波強度を、閾値として設定する。そしてモバイル端末200は、MFP100から受信する電波の強度が閾値(推奨電波強度)以上であるか否かを確認する。
なお、上述以外の画像形成システムの構成および動作は、第1の実施の形態における画像形成システムの構成および動作と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、MFP100が発信するアドバタイズデータは、機器300の梱包状態に応じて異なる推奨電波強度を含んでいる。これにより、機器300は、自らの梱包状態に応じた推奨電波強度を取得し、閾値を適切に設定することができる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態では、モバイル端末200が、MFP100から受信したアドバタイズデータに含まれる推奨電波強度を自らの梱包状態に応じて補正することにより、閾値を設定する。
図16は、本発明の第4の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。
図16を参照して、モバイル端末200は、MFP100に近接すると、第1の実施の形態と同様の方法で、MFP100が発信するアドバタイズデータを受信し(処理PR1)、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種(使用しているモバイル端末)が含まれているか否かを確認する(処理PR2)。
モバイル端末200は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれている場合において、モバイル端末200がカバー有である場合、受信したアドバタイズデータに含まれる自らの機種の推奨電波強度を補正することにより、閾値を設定する(処理PR21)。モバイル端末200のカバーの有無の情報は、ユーザーによって通信用アプリケーションに予め登録(入力)されているものとする。
この補正は、たとえば、受信したアドバタイズデータに含まれる推奨電波強度に対して係数を乗じることにより行われる。この係数は1より小さいことが好ましい。
モバイル端末200は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれている場合において、モバイル端末200がカバー無である場合、受信したアドバタイズデータに含まれる自らの機種の推奨電波強度を、補正せずにそのまま閾値として設定する。以降、画像形成システムは、第1の実施の形態の場合と同様の動作を行う。
なお、上述以外の画像形成システムの構成および動作は、第1の実施の形態における画像形成システムの構成および動作と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。加えて、MFP100は、推奨電波強度テーブルにカバー有の場合の推奨電波強度とカバー無の場合の推奨電波強度との両方を保持する必要がなくなり、MFP100が記憶する必要のあるデータの量を削減することができる。
[第5の実施の形態]
会社内において複数の従業員の各々に対して同一機種の複数の機器300の各々を配布する場合には、同一機種の複数の機器300の各々は、たとえば同一の種類のカバーが付けられるなど、同一の状態で使用されることが想定される。そこで本実施の形態では、MFP100は、カバー有で使用されることが想定される機種に関する情報を予め受け付ける。MFP100は、モバイル端末200の機種が、カバー有で使用されることが想定される機種である場合に、モバイル端末200から受信した推奨電波強度を補正し、補正後の推奨電波強度を推奨電波強度テーブルに記憶する。
図17は、本発明の第5の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。
図17を参照して、MFP100は、モバイル端末200から機種の情報と推奨電波強度とを受信する前の任意のタイミングで、カバー有で使用されることが想定される機種の入力を受け付け、補助記憶装置104に記憶しておく(処理PR31)。
電波強度測定処理において、モバイル端末200は、第1の実施の形態の場合と同様に、処理PR11、PR12、PR13、およびPR14を行う。なお、モバイル端末200は、処理PR11において電波の強度の計測の開始を通知する際に、カバーを外すことを求めることが好ましい。
MFP100は、モバイル端末200から情報を受信すると、受信したモバイル端末200の機種がカバー有で使用されることが想定される機種と一致するか否かを確認する。MFP100は、モバイル端末200の機種がカバー有で使用されることが想定される機種と一致する場合、カバー有の場合の推奨電波強度となるように、受信した推奨電波強度を補正する(処理PR32)。MFP100は、補正後の推奨電波強度を推奨電波強度テーブルに追加する(処理PR15)。
処理PR32における補正は、たとえば、受信した推奨電波強度に対して係数を乗じることにより行われる。この係数は1より小さいことが好ましい。
なお、上述以外の画像形成システムの構成および動作は、第1の実施の形態における画像形成システムの構成および動作と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。加えて、同一の状態で使用されることが想定される機種で使用する推奨電波強度がMFP100によって自動的に補正されるので、利便性が向上する。
[第6の実施の形態]
MFP100から発信される電波の強度は、MFP100の通信環境によって変化する。MFP100の通信環境とは、たとえば、MFP100の周囲の気温もしくは湿度、またはMFP100に内蔵されている無線通信を行うためのチップの温度などである。本実施の形態では、MFP100は、通信環境測定部110を用いて自機の通信環境を計測し、計測した通信環境の情報に基づいて、モバイル端末200から受信した推奨電波強度を補正する。
図18は、本発明の第6の実施の形態において、MFP100が記憶している推奨電波強度補正テーブルを模式的に示す図である。
図18を参照して、推奨電波強度補正テーブルには、通信環境と、その通信環境の場合に、モバイル端末200から受信した推奨電波強度に乗ずる係数との関係が記載されている。具体的には、MFP100の周囲の温度が所定範囲の上限値よりも高温である場合の係数は0.98であり、MFP100の周囲の温度が所定範囲の下限値よりも低温である場合の係数は1.02である。MFP100の周囲の湿度が所定範囲よりも高い(湿っている)場合の係数は0.97であり、MFP100の周囲の湿度が所定範囲よりも低い(乾燥している)場合の係数は1.03である。MFP100が継続して行っている無線通信の時間が5分以上30分未満である場合の係数は1.05であり、MFP100が継続して行っている無線通信の時間が30分以上である場合の係数は1.07である(ここではMFP100に内蔵されている無線通信を行うためのチップの温度が、MFP100が継続して行っている無線通信の時間として評価されている)。通常の状態の場合(MFP100の周囲の温度および湿度が所定範囲内であり、かつMFP100が継続して行っている無線通信の時間が5分未満である場合)の係数は1である。
図19は、本発明の第6の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。
図19を参照して、MFP100は、推奨電波強度テーブルに記載されている推奨電波強度を通信環境に応じて補正し、補正後の推奨電波強度をアドバタイズデータに含める(処理PR41)。そしてMFP100は、アドバタイジングイベントを開始する。以降、画像形成システムは、第1の実施の形態の場合と同様の動作を行う。
なお、推奨電波強度はモバイル端末200(機器300)側で補正されてもよい。この場合、モバイル端末200は、図18に示す推奨電波強度テーブルを記憶している。MFP100は、アドバタイジングイベントにおいて、機種および推奨電波強度の情報と、MFP100の通信環境とを含むアドバタイズデータを発信する。モバイル端末200は、推奨電波強度テーブルを用いて、受信した自らの機種の推奨電波強度を、受信したMFP100の通信環境に応じて補正する(図16の処理PR21)。モバイル端末200は、補正後の推奨電波強度を用いて閾値を設定する。
なお、上述以外の画像形成システムの構成および動作は、第1の実施の形態における画像形成システムの構成および動作と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、推奨電波強度がMFP100の通信環境に基づいて補正されるので、モバイル端末200が使用する閾値を適切に設定することができ、利便性が向上する。
[第7の実施の形態]
推奨電波強度が何らかの原因で不要に高いや不要に低い値で推奨電波強度テーブルに登録された場合、その推奨電波強度に関する機種のモバイル端末は、MFP100との通信に支障をきたすおそれがある。このような事態を回避すべく、本実施の形態では、MFP100は、推奨電波強度テーブルに記載された推奨電波強度を必要に応じて修正する。
図20は、本発明の第7の実施の形態における画像形成システムの動作を示すシーケンス図である。
図20を参照して、モバイル端末200は、第1の実施の形態の場合と同様に、MFP100が発信するアドバタイズデータを受信し(処理PR1)、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれているか否かを確認する(処理PR2)。また処理PR2において、モバイル端末200は、モバイル端末200のユーザーに対して、電波強度測定処理の要否を問い合わせる。
モバイル端末200は、アドバタイズデータに自らの機種と同一の機種が含まれていない場合、または電波強度測定処理の要求を受け付けた場合に、図21に示す電波強度測定処理(処理PR3)を行い、自らの機種についての推奨電波強度を設定する。以降、画像形成システムは、第1の実施の形態の場合と同様の動作を行う。
なお、モバイル端末200は、MFP100との接続を確立することができない場合に、モバイル端末200のユーザーに対して、電波強度測定処理の要否を問い合わせてもよい。
図21は、本発明の第7の実施の形態における電波強度測定処理を示すシーケンス図である。
図21を参照して、電波強度測定処理において、モバイル端末200は、第1の実施の形態の場合と同様に、処理PR11、PR12、PR13、およびPR14を行う。
MFP100は、モバイル端末200から情報を受信すると、受信した機種および推奨電波強度が推奨電波強度テーブルに既に登録されているか否かを確認する。MFP100は、受信した機種と同一の機種に関連づけられた推奨電波強度が推奨電波強度テーブルに既に登録(存在)されている場合、受信した推奨電波強度と、推奨電波強度テーブルに登録されている推奨電波強度とに基づいて、推奨電波強度テーブルに記載されている推奨電波強度を修正する(処理PR51)。処理PR51において、MFP100は、受信した推奨電波強度と、推奨電波強度テーブルに登録されている推奨電波強度とのうち小さい方の値に推奨電波強度を修正してもよい。またMFP100は、受信した推奨電波強度と、推奨電波強度テーブルに登録されている推奨電波強度との平均値に推奨電波強度を修正してもよい。さらにMFP100は、推奨電波強度テーブルに登録されている推奨電波強度を受信した推奨電波強度に置き換えてもよい。MFP100は、推奨電波強度テーブルに記載の推奨電波強度を、修正後の推奨電波強度に置き換える(処理PR52)。
図22は、本発明の第7の実施の形態において、モバイル端末200が、電波強度測定処理の要否を問い合わせる画面を表示した状態を模式的に示す図である。
図22を参照して、モバイル端末200は、電波強度測定処理の要否を問い合わせるメッセージと、「OK」キーKY5および「NO」キーKY6とを操作表示部206に表示する。モバイル端末200は、キーKY5が押下された場合に電波強度測定処理を行い、キーKY6が押下された場合に電波強度測定処理を行わない。
なお、上述以外の画像形成システムの構成および動作は、第1の実施の形態における画像形成システムの構成および動作と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、推奨電波強度が必要に応じて修正されるので、推奨電波強度テーブルに記載された推奨電波強度を、複数の機器300によって測定された電波の強度に基づいて設定することができる。その結果、閾値を適切な値に設定することができ、利便性が向上する。
[その他]
上述の実施の形態では、機器300の機種と推奨電波強度とが互いに関連づけられる場合について示したが、機種以外の機器300の特徴と推奨電波強度とが互いに関連づけられてもよい。たとえば、機器300の製造者、カバーの有無、機器300のサイズなどと推奨電波強度とが互いに関連づけられてもよい。また図5の処理PR14において、モバイル端末200は自らの機種の情報を送信せずに、決定した推奨電波強度のみをMFP100に送信してもよい。この場合、MFP100は、単一の推奨電波強度を推奨電波強度テーブルに記憶し、単一の推奨電波強度を含むアドバタイズデータを発信する。
上述の実施の形態では、推奨電波強度は、MFP100から受信する電波の強度に基づいてMFP100との通信を開始するか否かを判断する際に用いられるものであったが、推奨電波強度は、MFP100との通信開始時の判断の際に限らず、MFP100との通信を行うか否かを判断する際に用いられるものであってもよい。
上述の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。たとえば第2の実施の形態のように、MFP100がサブ側情報処理装置であり、モバイル端末200がメイン側情報処理装置である構成と、第3〜第7の実施の形態の各々における動作とを組み合わせてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 MFP(Multifunction Peripheral)
101,201 CPU(Central Processing Unit)
102,202 ROM(Read Only Memory)
103,203 RAM(Random Access Memory)
104,204 補助記憶装置
105,205 無線通信部
106 操作パネル
108 スキャナー
109 画像形成部
110 通信環境測定部
200 モバイル端末
206 操作表示部
207 カメラ
300 機器
CD1 二次元コード
KY1,KY2,KY3,KY4,KY5,KY6 キー
VL 推奨電波強度

Claims (17)

  1. サブ側情報処理装置を含む複数の機器の各々と無線通信を行うメイン側情報処理装置であって、
    前記メイン側情報処理装置が発信した電波の強度に関する情報を、前記サブ側情報処理装置から受信する強度受信手段と、
    前記複数の機器の各々が、前記メイン側情報処理装置から受信する電波の強度に基づいて前記メイン側情報処理装置との通信を行うか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、前記メイン側情報処理装置が推奨する推奨閾値であって、前記強度受信手段にて受信した情報に基づいて決定された推奨閾値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段にて記憶した前記推奨閾値に関する情報と、前記メイン側情報処理装置を特定する情報とを含む電波を発信する発信手段とを備えた、メイン側情報処理装置。
  2. 前記推奨閾値は、前記複数の機器の各々が、前記メイン側情報処理装置から受信する電波の強度に基づいて前記メイン側情報処理装置との通信を開始するか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、前記メイン側情報処理装置が推奨するものである、請求項1に記載のメイン側情報処理装置。
  3. 前記強度受信手段は、前記サブ側情報処理装置の特徴を前記サブ側情報処理装置からさらに受信し、
    前記記憶手段は、前記強度受信手段にて受信した特徴と、前記強度受信手段にて受信した情報に基づいて決定された前記推奨閾値とを互いに関連づけてテーブルに記憶する、請求項1または2に記載のメイン側情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、前記強度受信手段にて受信した特徴と同一の特徴に関連づけられた前記推奨閾値が前記テーブルに既に存在している場合に、前記強度受信手段にて受信した情報に基づいて決定された前記推奨閾値に基づいて、前記テーブルの前記推奨閾値を更新する、請求項3に記載のメイン側情報処理装置。
  5. 前記強度受信手段は、前記推奨閾値を前記サブ側情報処理装置から受信し、
    情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段にて受け付けた情報に基づいて、前記強度受信手段にて受信した前記推奨閾値を補正する補正手段とをさらに備え、
    前記記憶手段は、前記補正手段にて補正した前記推奨閾値を前記テーブルに記憶する、請求項3または4に記載のメイン側情報処理装置。
  6. 前記入力受付手段は、前記サブ側情報処理装置の梱包状態に関する情報の入力を受け付ける、請求項5に記載のメイン側情報処理装置。
  7. 操作部をさらに備え、
    前記入力受付手段は、前記操作部を通じて、前記サブ側情報処理装置の梱包状態に関する情報の入力を受け付ける、請求項6に記載のメイン側情報処理装置。
  8. 前記入力受付手段は、前記サブ側情報処理装置の特定の特徴の情報を受け付け、
    前記補正手段は、前記強度受信手段にて受信した特徴が前記特定の特徴の情報と一致する場合に、前記推奨閾値を補正する、請求項5〜7のいずれかに記載のメイン側情報処理装置。
  9. 前記メイン側情報処理装置の通信環境を計測する環境計測手段をさらに備え、
    前記入力受付手段は、前記環境計測手段にて計測した前記メイン側情報処理装置の通信環境の情報の入力を受け付ける、請求項5〜8のいずれかに記載のメイン側情報処理装置。
  10. 前記環境計測手段は、前記メイン側情報処理装置の無線通信の継続時間、前記メイン側情報処理装置の周囲の温度、および前記メイン側情報処理装置の周囲の湿度のうち少なくともいずれかを計測する、請求項9に記載のメイン側情報処理装置。
  11. 前記推奨閾値の決定方法の設定を受け付ける決定方法受付手段と、
    前記決定方法受付手段にて設定を受け付けた決定方法を用いて、前記強度受信手段にて受信した情報に基づいて前記推奨閾値を決定する決定手段とをさらに備えた、請求項1〜4のいずれかに記載のメイン側情報処理装置。
  12. 前記メイン側情報処理装置が発信した電波の強度を前記サブ側情報処理装置が計測する場合に、電波の強度の計測の開始を通知する通知手段をさらに備えた、請求項1〜11のいずれかに記載のメイン側情報処理装置。
  13. メイン側情報処理装置と無線通信を行うサブ側情報処理装置の制御プログラムであって、
    前記メイン側情報処理装置が発信した電波の強度を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにて測定した電波の強度に関する情報を前記メイン側情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記サブ側情報処理装置を含む複数の機器の各々が、前記メイン側情報処理装置から受信する電波の強度に基づいて前記メイン側情報処理装置との通信を行うか否かを判断する際に用いる電波の強度の閾値として、前記メイン側情報処理装置が推奨する推奨閾値に関する情報と、前記メイン側情報処理装置を特定する情報とを含む電波を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信した前記推奨閾値に基づいて設定した閾値と、前記メイン側情報処理装置から受信した電波の強度とに基づいて、前記メイン側情報処理装置との通信を行うか否かを判断する判断ステップとをコンピューターに実行させる、サブ側情報処理装置の制御プログラム。
  14. 前記測定ステップにて測定した電波の強度に基づいて前記推奨閾値を決定する決定ステップをさらにコンピューターに実行させ、
    前記送信ステップにおいて、前記決定ステップにて決定した前記推奨閾値を前記メイン側情報処理装置に送信する、請求項13に記載のサブ側情報処理装置の制御プログラム。
  15. 前記サブ側情報処理装置に関する情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記受信ステップにて受信した推奨閾値を、前記入力受付ステップにて受け付けた情報に基づいて補正することで、前記閾値を設定する閾値設定ステップとをさらにコンピューターに実行させる、請求項13または14に記載のサブ側情報処理装置の制御プログラム。
  16. 前記測定ステップにて電波の強度を測定する場合に、電波の強度の計測の開始を通知する開始通知ステップをさらにコンピューターに実行させる、請求項13〜15のいずれかに記載のサブ側情報処理装置の制御プログラム。
  17. 前記判断ステップにて前記メイン側情報処理装置との通信を行わないと判断した場合、前記サブ側情報処理装置を前記メイン側情報処理装置に接近することを求める通知を行う接近通知ステップをさらにコンピューターに実行させる、請求項13〜16のいずれかに記載のサブ側情報処理装置の制御プログラム。
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