JP2013153281A - 無線通信装置、近接判断方法、プログラムおよび無線通信システム - Google Patents
無線通信装置、近接判断方法、プログラムおよび無線通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013153281A JP2013153281A JP2012012268A JP2012012268A JP2013153281A JP 2013153281 A JP2013153281 A JP 2013153281A JP 2012012268 A JP2012012268 A JP 2012012268A JP 2012012268 A JP2012012268 A JP 2012012268A JP 2013153281 A JP2013153281 A JP 2013153281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless communication
- communication device
- threshold
- unit
- signal strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
【解決手段】他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部と、前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部と、前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部と、を備える、無線通信装置。
【選択図】図3
Description
1.無線通信システムの構成
2.無線通信装置の構成
3.第1の閾値設定方法
4.第2の閾値設定方法
5.第3の閾値設定方法
6.変形例
7.ハードウェア構成
8.むすび
本開示による技術は、一例として「2.無線通信装置の構成」〜「6.変形例」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、本開示の実施形態による無線通信装置(20)は、
A.他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部(218)と、
B.前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部(220)と、
C.前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部(224)と、
を備える。
上記のように、無線通信装置20同士が直接通信するための通信規格の一例として、Wi−Fiダイレクトが知られている。このWi−Fiダイレクトでは、複数の無線通信装置20が互いの存在を検出し(Device Discovery、Service Discovery)、WPS(Wi−Fi Protected Setup)で機器認証を行うことによりダイレクト接続を確立する。また、このWi−Fiダイレクトでは、複数の無線通信装置20がGO(Group Owner)またはクライアントのいずれとしての役割を担うかを決定して通信グループを形成する。以下、このようなWi−Fiダイレクトによる通信グループの形成手順について図2を参照して具体的に説明する。
上述したように、無線通信装置20は、近接判断のための閾値Tに基づいて他の無線通信装置の近接を検出したり、他の無線通信装置との接続処理を開始したりすることができる。
図3は、本開示の実施形態による無線通信装置20の構成を示した機能ブロック図である。図3に示したように、本開示の実施形態による無線通信装置20は、通信部216と、閾値設定部220と、記憶部222と、近接判断部224と、通信制御部226と、表示制御部228と、操作部230と、表示部232と、を備える。
通信部216は、受信処理を行う受信部、および送信処理を行う送信部としての機能を有する。例えば、通信部216は、通信制御部226からの要求に応じて各種データフレーム、データパケットを作成し、各種データヘッダやFCS(Frame Check Sequence)などの誤り検出符号の付加などの処理を行う。さらに、通信部216は、当該処理後のデータから搬送波の周波数帯の変調信号を生成し、変調信号を無線信号に変換して送信する。
閾値設定部220は、他の無線通信装置20との通信結果に基づいて近接判断のための閾値Tを設定する。より詳細には「3.第1の閾値設定方法」および「4.第2の閾値設定方法」において説明するように、閾値設定部220は、測定部218により測定されたRSSIに基づいて閾値Tを設定する。
記憶部222は、無線通信装置20のデータ処理の作業領域としての役割、または各種コンテンツデータを保持する記憶媒体としての機能を有する。また、記憶部222は、閾値設定部220により設定された閾値Tを記憶する。
近接判断部224は、測定部218により測定されたRSSIが、記憶部222に記憶された閾値Tを上回るか否かに基づき、他の無線通信装置20の近接を判断する。例えば、近接判断部224は、測定部218により測定されたRSSIが閾値TA1を上回る場合、他の無線通信装置20が近傍に存在すると判断する。また、近接判断部224は、測定部218により測定されたRSSIが閾値TA2を上回る場合、他の無線通信装置20と接続処理を行うと判断する。
通信制御部226は、通信部216による受信処理および送信処理などを制御する。例えば、通信制御部226は、利用周波数の決定、制御メッセージの作成や送信命令、制御メッセージの解釈、接続処理制御などの動作を行う。なお、制御メッセージとしては、ビーコン、ビーコンの受信応答、プローブリクエスト、プローブレスポンスなどの報知情報、Service Discovery Query、Service Discovery Responseなどがあげられる。
操作部230は、ユーザ操作を受け付けるための構成である。この操作部230は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチまたはレバーであってもよい。表示制御部228は、表示部232の表示を制御する。例えば、表示制御部228は、近接判断部224により近傍に存在すると判断された他の無線通信装置20の表示を含む表示画面を生成し、生成した表示画面を表示部232に表示させてもよい。ここで、図4を参照し、表示制御部228が生成する表示画面の具体例を説明する。
以上、本開示の実施形態による無線通信装置20の構成を説明した。続いて、無線通信装置20による第1の閾値設定方法を説明する。第1の閾値設定方法によれば、2つの無線通信装置20の各々が、他方の無線通信装置20が近傍に存在すると判断する距離、または他方の無線通信装置20との接続処理を行うと判断する距離の差分を小さくすることが可能である。
第1の閾値設定方法においては、通信部216が、他の無線通信装置20から、他の無線通信装置20の閾値Tを示す情報、および、他の無線通信装置20におけるRSSIを示す情報を受信し、閾値設定部220が、測定部218により測定されたRSSIに加え、他の無線通信装置20の閾値T、および他の無線通信装置におけるRSSIに基づいて閾値Tを設定する。以下、図5を参照し、より具体的に説明する。
−無線通信装置20Bにおけるフレームf1のRSSI
+フレームf2のRSSI
なお、上記では無線通信装置20Bが閾値TB1と閾値TB2を区別して扱う例を説明したが、無線通信装置20Bが閾値TB1と閾値TB2に同一の閾値TBを用いる場合、図5に示したフローは図6に示すように変形される。
−無線通信装置20Bにおけるフレームf1のRSSI
+フレームf2のRSSI
以上、第1の閾値設定方法について説明した。続いて、第1の閾値設定方法による動作のWi−Fiダイレクトへの適用例を説明する。
図7は、第1の閾値設定方法のWi−Fiダイレクトへの第1の適用例を示したシーケンス図である。図7に示したように、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Bは、S402〜S408に示すDevice Discoveryを行う。具体的には、無線通信装置20Aは、プローブリクエストを送信し(S402)、このプローブリクエストに対するプローブレスポンスを無線通信装置20Bから受信することにより(S404)、無線通信装置20Bの存在を発見する。同様に、無線通信装置20Bは、プローブリクエストを送信し(S406)、このプローブリクエストに対するプローブレスポンスを無線通信装置20Aから受信することにより(S408)、無線通信装置20Aの存在を発見する。
図8は、第1の閾値設定方法のWi−Fiダイレクトへの第2の適用例を示したシーケンス図である。図8に示したように、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Bは、S402〜S408に示すDevice Discoveryを行う。その後、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Bは、S410およびS412に示すService Discoveryを行う。なお、Device DiscoveryおよびService Discoveryについては第1の適用例において説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
図9は、第1の閾値設定方法のWi−Fiダイレクトへの第3の適用例を示したシーケンス図である。より詳細には、図9には、無線通信装置20BがGroup Ownerとして動作している場合に無線通信装置20AがClientとして無線通信装置20Bへの接続を試みる場合を示している。
図10は、第1の閾値設定方法のWi−Fiダイレクトへの第4の適用例を示したシーケンス図である。より詳細には、図10には、無線通信装置20Aの周囲に複数の無線通信装置20(無線通信装置20Bおよび20C)が存在する場合を示している。
以上、無線通信装置20による第1の閾値設定方法を説明した。続いて、無線通信装置20による第2の閾値設定方法を説明する。第2の閾値設定方法によれば、近接検知のための閾値Tを事前学習により適切に設定することが可能である。
第2の閾値設定方法においては、複数の無線通信装置20を近接させた状態で各々のRSSIを測定し、測定されたRSSIを閾値に事前設定する。以下、図11を参照してより具体的に説明する。
以上、第2の閾値設定方法について説明した。続いて、第2の閾値設定方法による動作のWi−Fiダイレクトへの適用例を説明する。
図12は、第2の閾値設定方法のWi−Fiダイレクトへの第1の適用例を示したシーケンス図である。図12に示したように、まず、閾値の学習期間においてユーザが無線通信装置20Aと無線通信装置20Bを近づける(S400)。そして、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Bは、S402−1〜S408−1に示すDevice Discoveryを行う。具体的には、無線通信装置20Aは、プローブリクエストを送信し(S402−1)、このプローブリクエストに対するプローブレスポンスを無線通信装置20Bから受信することにより(S404−1)、無線通信装置20Bの存在を発見する。同様に、無線通信装置20Bは、プローブリクエストを送信し(S406−1)、このプローブリクエストに対するプローブレスポンスを無線通信装置20Aから受信することにより(S408−1)、無線通信装置20Aの存在を発見する。
図13は、第2の閾値設定方法のWi−Fiダイレクトへの第2の適用例を示したシーケンス図である。図13に示したように、まず、閾値の学習期間においてユーザが無線通信装置20Aと無線通信装置20Bを近づける(S400)。そして、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Bは、S402−1〜S408−1に示すDevice Discoveryを行う。そして、無線通信装置20Aおよび20Bは、図12を参照して説明したように、Device Discoveryの過程で第2の閾値設定方法を実行する。これにより閾値の学習期間が終了すると、ユーザが無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Bを離隔させる(S409)
続いて、無線通信装置20による第3の閾値設定方法を説明する。無線通信装置20の通信相手の送信電力や、受信信号強度の測定精度などの特性は、通信相手の筐体形状および部品特性によって相違する。そこで、無線通信装置20は、通信相手の機器ごとの特性情報を事前に保持しておき、当該特性情報に基づいて近接判断のための閾値を通信相手ごとに設定してもよい。
以上、無線通信装置20が他の無線通信装置20との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する例を説明したが、本開示の実施形態はかかる例に限定されない。以下、本開示の実施形態の変形例を説明する。
無線通信装置20が測定するRSSIは、周辺温度や無線モジュールの温度によって、ずれが生じる。そこで、無線通信装置20は、周辺温度や無線モジュールなどの温度をセンサにより監視し、温度変化が生じた場合、温度と受信信号感度との対応表に基づいてRSSIを補正してもよい。かかる構成により、周辺温度や無線モジュールなどの温度変化による受信信号感度のずれを補正することができる。なお、補正対象は、RSSIの平均値であってもよいし、RSSIと比較される閾値(基準値)であってもよい。
上記のように、無線モジュールの温度によって無線通信装置20が測定するRSSIにずれが生じる。ここで、無線モジュールの温度は、無線モジュールの起動後からの使用時間が長くなるにつれて高くなると考えられる。そこで、無線通信装置20は、無線モジュールの起動後からの使用時間を監視し、使用時間とRSSIのずれの大きさとの対応表に基づいてRSSIを補正してもよい。かかる構成により、無線モジュールの使用時間長に応じた受信信号感度のずれを補正することが可能となる。
無線通信装置20が使用可能なチャネルのうち、下位周波数や上位周波数のチャネルでは、制限電波強度がスプリアスにかからないよう、送信電力を他のチャネルよりも低くされる場合がある。このようにチャネルごとに送信電力が異なる場合、RSSIもチャネルごとに変化する。そこで、無線通信装置20は、受信のために使用するチャネルの送信電力に応じて、近接判断のためにRSSIと比較される閾値を補正してもよい。例えば、送信電力が他のチャネルよりも低く設定されているチャネルを受信のために使用する場合、無線通信装置20は、近接判断のためにRSSIと比較される閾値を小さな値に補正してもよい。かかる構成により、チャネルによる送信電力あるいはRSSIの相違を調整することが可能である。
無線通信装置20が受信するフレームのレートは多様であり、フレームレートによって送信電力も変化する。このため、無線通信装置20により測定されるRSSIもフレームレートによって変化する。そこで、無線通信装置20は、受信したフレームのフレームレートに応じて、近接判断のためにRSSIと比較される閾値を補正してもよい。例えば、フレームレートが低い場合、送信電力も低いと考えられるので、無線通信装置20は、近接判断のためにRSSIと比較される閾値を小さな値に補正してもよい。かかる構成により、フレームレートによる送信電力の相違を調整することが可能である。
通信相手の無線通信装置ごとに、筐体の形状および部品特性などに起因して送信電力のような特性に相違がある。そこで、無線通信装置20は、通信相手の無線通信装置ごとに特性情報をデータとして事前に保存しておき、当該特性情報に基づいて近接判断のためにRSSIと比較される閾値を補正してもよい。例えば、無線通信装置20は、送信電力の小さな通信相手について、近接判断のためにRSSIと比較される閾値を小さな値に補正してもよい。かかる構成により、通信相手の無線通信装置ごとの特性の相違を調整することが可能である。
無線通信装置20は、第2の閾値設定方法の学習期間において、受信したフレームの受信信号強度の包絡線検波をし、検波された包絡線の上側、下側、中央値、または平均値を閾値に設定してもよい。また、無線通信装置20は、第3の閾値設定方法を実現するための閾値リストに保存する機器ごとの閾値を上述した包絡線検波の結果を用いて設定してもよい。
無線通信装置20は、一定時間内の受信信号強度の変化量(変化率)を閾値として用いてもよい。例えば、無線通信装置20の通信相手が無線通信装置20に近づくと、無線通信装置20により監視される通信相手の受信信号強度の変化量が高くなる。このため、無線通信装置20は、通信相手が無線通信装置20に近づいてきたときに近接を判断することが可能となる。なお、当該第7の変形例は、他の方法と組み合わせることも可能である。例えば、無線通信装置20は、受信信号強度の閾値、および受信信号強度の変化量の閾値を用い、受信信号強度が受信信号強度の閾値より高く、かつ、受信信号強度の変化量が受信信号強度の変化量の閾値以上である場合に通信相手が近接していると判断してもよい。
以上、本開示の各実施形態を説明した。上述した閾値設定および近接判断などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する無線通信装置20のハードウェアとの協働により実現される。
以上説明したように、本開示の第1の閾値設定方法によれば、無線通信装置20Aおよび20Bの各々が、他方の無線通信装置20が近傍に存在すると判断する距離の差分を小さくすることが可能である。その結果、無線通信装置20Aは無線通信装置20Bが近傍に存在すると判断しているのに、無線通信装置20Bは無線通信装置20Aが近傍に存在していないと判断する状態の発生を抑制することができる。
(1)
他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部と、
前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部と、
前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部と、
を備える、無線通信装置。
(2)
前記閾値設定部は、前記測定部により測定された受信信号強度に基づいて前記閾値を設定する、前記(1)に記載の無線通信装置。
(3)
前記無線通信装置は、
前記他の無線通信装置から、前記他の無線通信装置の前記閾値を示す情報、および、前記他の無線通信装置における前記無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を示す情報を受信する通信部をさらに備え、
前記閾値設定部は、前記測定部により測定された受信信号強度に加え、前記他の無線通信装置の前記閾値、および前記他の無線通信装置における受信信号強度に基づいて前記閾値を設定する、前記(2)に記載の無線通信装置。
(4)
前記閾値設定部は、前記他の無線通信装置の前記閾値と前記他の無線通信装置における受信信号強度の差分が、前記測定部により測定された受信信号強度との差分と等しくなるように前記閾値を設定する、前記(3)に記載の無線通信装置。
(5)
前記閾値設定部は、前記測定部により測定された受信信号強度を前記閾値に設定する、前記(2)に記載の無線通信装置。
(6)
前記無線通信装置は、
前記近接判断部により前記他の無線通信装置との近接が認められた場合に、前記他の無線通信装置との接続処理を制御する通信制御部をさらに備える、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の無線通信装置。
(7)
前記無線通信装置は、
前記近接判断部により前記他の無線通信装置との近接が認められた場合に、前記他の無線通信装置の表示を含む表示画面を生成する表示制御部と、
前記表示画面に含まれる前記他の無線通信装置との接続に関するユーザ操作を検出する操作検出部と、
をさらに備える、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の無線通信装置。
(8)
前記閾値設定部は、前記他の無線通信装置ごとに前記閾値を設定し、
前記無線通信装置は、
前記閾値設定部により前記他の無線通信装置ごとに設定された前記閾値を記憶する記憶部をさらに備える、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の無線通信装置。
(9)
前記関係は、前記閾値として設定された受信信号強度の変化率と、前記測定部により測定される受信信号強度の変化率との関係である、前記(1)に記載の無線通信装置。
(10)
他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定することと、
前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定することと、
前記閾値と、前記受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断することと、
を含む、近接判断方法。
(11)
コンピュータを、
他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部と、
前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部と、
前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部と、
として機能させるための、プログラム。
(12)
第1の無線通信装置と、
前記第1の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部、
前記第1の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部、および、
前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記第1の無線通信装置の近接を判断する近接判断部、
を有する第2の無線通信装置と、
を備える、無線通信システム。
216 通信部
218 測定部
220 閾値設定部
222 記憶部
224 近接判断部
226 通信制御部
228 表示制御部
230 操作部
232 表示部
Claims (12)
- 他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部と、
前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部と、
前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部と、
を備える、無線通信装置。 - 前記閾値設定部は、前記測定部により測定された受信信号強度に基づいて前記閾値を設定する、請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記無線通信装置は、
前記他の無線通信装置から、前記他の無線通信装置の前記閾値を示す情報、および、前記他の無線通信装置における前記無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を示す情報を受信する通信部をさらに備え、
前記閾値設定部は、前記測定部により測定された受信信号強度に加え、前記他の無線通信装置の前記閾値、および前記他の無線通信装置における受信信号強度に基づいて前記閾値を設定する、請求項2に記載の無線通信装置。 - 前記閾値設定部は、前記他の無線通信装置の前記閾値と前記他の無線通信装置における受信信号強度の差分が、前記測定部により測定された受信信号強度との差分と等しくなるように前記閾値を設定する、請求項3に記載の無線通信装置。
- 前記閾値設定部は、前記測定部により測定された受信信号強度を前記閾値に設定する、請求項2に記載の無線通信装置。
- 前記無線通信装置は、
前記近接判断部により前記他の無線通信装置との近接が認められた場合に、前記他の無線通信装置との接続処理を制御する通信制御部をさらに備える、請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記無線通信装置は、
前記近接判断部により前記他の無線通信装置との近接が認められた場合に、前記他の無線通信装置の表示を含む表示画面を生成する表示制御部と、
前記表示画面に含まれる前記他の無線通信装置との接続に関するユーザ操作を検出する操作検出部と、
をさらに備える、請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記閾値設定部は、前記他の無線通信装置ごとに前記閾値を設定し、
前記無線通信装置は、
前記閾値設定部により前記他の無線通信装置ごとに設定された前記閾値を記憶する記憶部をさらに備える、請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記関係は、前記閾値として設定された受信信号強度の変化率と、前記測定部により測定される受信信号強度の変化率との関係である、請求項1に記載の無線通信装置。
- 他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定することと、
前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定することと、
前記閾値と、前記受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断することと、
を含む、近接判断方法。 - コンピュータを、
他の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部と、
前記他の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部と、
前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記他の無線通信装置の近接を判断する近接判断部と、
として機能させるための、プログラム。 - 第1の無線通信装置と、
前記第1の無線通信装置から送信された無線信号の受信信号強度を測定する測定部、
前記第1の無線通信装置との通信結果に基づいて近接判断のための閾値を設定する閾値設定部、および、
前記閾値設定部により設定された前記閾値と、前記測定部により測定される受信信号強度との関係から、前記第1の無線通信装置の近接を判断する近接判断部、
を有する第2の無線通信装置と、
を備える、無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012012268A JP5857756B2 (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 無線通信装置、近接判断方法、プログラムおよび無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012012268A JP5857756B2 (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 無線通信装置、近接判断方法、プログラムおよび無線通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013153281A true JP2013153281A (ja) | 2013-08-08 |
JP5857756B2 JP5857756B2 (ja) | 2016-02-10 |
Family
ID=49049317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012012268A Expired - Fee Related JP5857756B2 (ja) | 2012-01-24 | 2012-01-24 | 無線通信装置、近接判断方法、プログラムおよび無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5857756B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103945068A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-23 | 深圳市欧珀通信软件有限公司 | 一种移动终端的接近阈值的设置方法和移动终端 |
US9479657B2 (en) | 2014-09-30 | 2016-10-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method for the same |
KR20170007141A (ko) * | 2015-07-09 | 2017-01-18 | 한국전자통신연구원 | 터치 액션을 수행하는 통신 방법 및 상기 방법을 수행하는 통신 장치 및 사용자 단말 |
JP2017022708A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 韓國電子通信研究院Electronics and Telecommunications Research Institute | タッチアクションを行う通信方法及び前記方法を行う通信装置及びユーザ端末 |
JP2017514351A (ja) * | 2014-03-14 | 2017-06-01 | インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド | WiFiの効率的なネットワーク遷移 |
JP2017112474A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | コニカミノルタ株式会社 | メイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラム |
JP2018196025A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | キヤノン株式会社 | 携帯端末とその制御方法、及びプログラム |
JP2019536330A (ja) * | 2016-11-02 | 2019-12-12 | オッポ広東移動通信有限公司 | アップリンクスケジューリングに用いる方法及びデバイス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006020004A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 通信端末装置及び通信システム |
JP2007329570A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 近距離無線通信システム、携帯端末装置及び無線通信装置 |
-
2012
- 2012-01-24 JP JP2012012268A patent/JP5857756B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006020004A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 通信端末装置及び通信システム |
JP2007329570A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 近距離無線通信システム、携帯端末装置及び無線通信装置 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017514351A (ja) * | 2014-03-14 | 2017-06-01 | インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド | WiFiの効率的なネットワーク遷移 |
US10051581B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-08-14 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Wifi efficient network transition |
US10420041B2 (en) | 2014-03-14 | 2019-09-17 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | WiFi efficient network transition |
CN103945068A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-23 | 深圳市欧珀通信软件有限公司 | 一种移动终端的接近阈值的设置方法和移动终端 |
CN103945068B (zh) * | 2014-04-29 | 2015-09-09 | 深圳市欧珀通信软件有限公司 | 一种移动终端的接近阈值的设置方法和移动终端 |
US9479657B2 (en) | 2014-09-30 | 2016-10-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method for the same |
KR20170007141A (ko) * | 2015-07-09 | 2017-01-18 | 한국전자통신연구원 | 터치 액션을 수행하는 통신 방법 및 상기 방법을 수행하는 통신 장치 및 사용자 단말 |
JP2017022708A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 韓國電子通信研究院Electronics and Telecommunications Research Institute | タッチアクションを行う通信方法及び前記方法を行う通信装置及びユーザ端末 |
JP2017112474A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | コニカミノルタ株式会社 | メイン側情報処理装置およびサブ側情報処理装置の制御プログラム |
JP2019536330A (ja) * | 2016-11-02 | 2019-12-12 | オッポ広東移動通信有限公司 | アップリンクスケジューリングに用いる方法及びデバイス |
US11082999B2 (en) | 2016-11-02 | 2021-08-03 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Method for uplink scheduling and devices |
JP2018196025A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | キヤノン株式会社 | 携帯端末とその制御方法、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5857756B2 (ja) | 2016-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5857756B2 (ja) | 無線通信装置、近接判断方法、プログラムおよび無線通信システム | |
US11889453B2 (en) | Method and apparatus for registering wireless device in wireless communication system | |
JP6516033B2 (ja) | 通信装置および通信方法 | |
US10285127B2 (en) | Wireless communication device, information processing device, and communication method | |
US8862056B2 (en) | Wireless communication device, wireless communication method, program, and wireless communication system | |
JP5573571B2 (ja) | 無線通信装置、無線通信システム、プログラム、および無線通信方法 | |
JP5671879B2 (ja) | 無線通信装置、プログラム、無線通信方法、および無線通信システム | |
US20180192465A1 (en) | Radio communication device, radio communication system, radio communication method, and program | |
JP5598081B2 (ja) | 無線通信装置、無線通信方法、プログラム、および無線通信システム | |
JP5664273B2 (ja) | 無線通信装置、プログラム、および無線通信システム | |
US20230030588A1 (en) | Communication apparatus, control method, and computer-readable storage medium | |
KR20180121170A (ko) | 전자 장치 및 전자 장치의 근접 디스커버리 방법 | |
US20140146760A1 (en) | Communication apparatus, control method therefor and computer-readable storage medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151130 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5857756 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |