JP2017112464A - 撮像装置および設定方法 - Google Patents

撮像装置および設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017112464A
JP2017112464A JP2015244485A JP2015244485A JP2017112464A JP 2017112464 A JP2017112464 A JP 2017112464A JP 2015244485 A JP2015244485 A JP 2015244485A JP 2015244485 A JP2015244485 A JP 2015244485A JP 2017112464 A JP2017112464 A JP 2017112464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
unit
imaging
image
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015244485A
Other languages
English (en)
Inventor
智幸 後藤
Tomoyuki Goto
智幸 後藤
耕司 桑田
Koji Kuwata
耕司 桑田
清人 五十嵐
Kiyoto Igarashi
清人 五十嵐
和紀 北澤
Kazuki Kitazawa
和紀 北澤
宣正 銀川
Nobumasa Gingawa
宣正 銀川
高橋 仁人
Masahito Takahashi
仁人 高橋
未来 袴谷
Miku Hakamatani
未来 袴谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015244485A priority Critical patent/JP2017112464A/ja
Publication of JP2017112464A publication Critical patent/JP2017112464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザ領域を簡単に設定する。【解決手段】画像データから複数のユーザを含む広角画像を生成する広角画像生成部と、それぞれのユーザ領域を記憶するユーザ領域記憶部と、画像データから、選択されたユーザ領域の部分を切り出してユーザ画像を生成するユーザ画像生成部と、それぞれのユーザ領域をユーザ領域記憶部に記憶させる設定部とを備え、設定部は、描画情報を取得する描画情報取得部と、描画情報における第1図形の位置を撮像位置として検出し、少なくとも1つの第2図形のそれぞれの位置をそれぞれのユーザに対応するユーザ位置として検出する位置検出部と、それぞれのユーザについて、画像データにおける、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向に対応する位置の部分を、ユーザ領域として算出する領域算出部と、それぞれのユーザについて算出されたユーザ領域をユーザ領域記憶部に書き込む書込部と、を有する撮像装置を提供する。【選択図】図12

Description

本発明は、撮像装置および設定方法に関する。
複数の会議室を用いて会議を行う遠隔会議システムが普及している。この会議システムは、一方の参加者がいる会議室において、会議端末装置を用いて参加者の画像および音声を収集して、これらのデジタルデータを他方の参加者がいる会議室の会議端末装置にネットワークを介して送信する。そして、他方の参加者がいる会議室の会議端末装置が、ディスプレイに画像を表示したり、スピーカで音声を出力したりする。会議システムでは、このような処理を複数の会議室の間で相互に行う。
会議システムでは、例えば360°の画角範囲を撮像可能なパノラマカメラを用いて、複数の参加者を撮像した広角画像を配信することができる。また、会議システムでは、複数の参加者のうちの発言をしている参加者(発言者)を検出し、その発言者をクローズアップしたユーザ画像を配信することができる。これにより、会議システムでは、他の会議室の参加者に対して、広角画像により参加者全員を認識させることができるとともに、ユーザ画像により何れの参加者が発言しているのかを認識させることができる。
また、このような会議システムでは、広角画像データの一部分を切り出して、ユーザ画像を生成する場合がある。これにより、会議システムでは、ユーザ画像を生成するための専用のカメラを備えなくてよいので、構成を簡易にすることができる。
特許文献1には、第1の参加者の発話の内容に基づき第2の参加者を特定し、第2の参加者の発話の開始時点から第2の参加者の撮像を開始できるように、カメラを制御するビデオ会議システムが記載されている。
ところで、会議システムでは、会議の開始時点において、それぞれの参加者の位置を、例えばコンピュータ等を操作して予め登録する。しかし、従来の会議システムでは、コンピュータ等を操作して参加者の位置を登録しなければならなく、非常に煩雑であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のユーザを撮像した画像データにおける、それぞれのユーザを含むユーザ領域を、簡単に設定することができる撮像装置および設定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、複数のユーザを撮像して撮像データを生成する撮像部と、前記撮像データに対して撮像処理を実行して、所定のフォーマットの画像データを生成する撮像処理部と、前記画像データに基づき複数のユーザを含む広角画像を生成する広角画像生成部と、それぞれのユーザについて、前記画像データにおけるそのユーザを含む部分を示すユーザ領域を記憶するユーザ領域記憶部と、何れかの前記ユーザ領域を選択する選択部と、前記画像データから、選択された前記ユーザ領域の部分を切り出してユーザ画像を生成するユーザ画像生成部と、それぞれのユーザについての前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に予め記憶させる設定部と、を備え、前記設定部は、描画情報を取得する描画情報取得部と、前記描画情報における第1図形の位置を撮像位置として検出し、少なくとも1つの第2図形のそれぞれの位置をそれぞれのユーザに対応するユーザ位置として検出する位置検出部と、それぞれのユーザについて、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向を算出する方向算出部と、それぞれのユーザについて、前記画像データにおける、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向に対応する位置の部分を、前記ユーザ領域として算出する領域算出部と、それぞれのユーザについて算出された前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に書き込む書込部と、を有する。
本発明によれば、複数のユーザを撮像した画像データにおける、それぞれのユーザを含むユーザ領域を、簡単に設定することができる。
図1は、実施形態に係る会議システムを示す図である。 図2は、会議端末装置の使用例を示す図である。 図3は、会議端末装置のハードウェア構成を示す図である。 図4は、会議端末装置の機能構成を示す図である。 図5は、撮像装置および複数のマイクロホンの配置の一例を示す図である。 図6は、集音部の機能構成を示す図である。 図7は、撮像装置により生成される出力画像の一例を示す図である。 図8は、撮像装置のハードウェア構成を示す図である。 図9は、撮像装置の機能構成を示す図である。 図10は、ユーザ領域の位置の一例を示す図である。 図11は、ユーザ画像の生成処理を示す図である。 図12は、設定部の機能構成を示す図である。 図13は、ユーザ領域の設定処理を示すフローチャートである。 図14は、電子黒板に描画された画像の一例を示す図である。 図15は、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向の算出方法を示す図である。 図16は、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向に対応する位置を示す図である。 図17は、ユーザ領域を示す図である。 図18は、第1変形例に係る電子黒板を示す図である。 図19は、第1変形例に係る設定部の機能構成を示す図である。 図20は、第1図形および第3図形を表示した電子黒板を示す図である。 図21は、第2変形例に係る設定部の機能構成を示す図である。 図22は、複数のユーザを撮像した画像を表示した電子黒板を示す図である。 図23は、複数のユーザを撮像した画像上に、第1図形、第2図形および第3図形が描かれた電子黒板を示す図である。 図24は、第3変形例に係る設定部の機能構成を示す図である。 図25は、確認画像の一例を示す図である。 図26は、第3変形例に係るユーザ領域の設定処理を示すフローチャートである。
図1は、実施形態に係る会議システム10を示す図である。会議システム10は、互いに離れた位置の参加者に、会議等のコミュニケーションをさせるためのシステムである。
会議システム10は、複数の会議端末装置20と、中継装置22とを備える。複数の会議端末装置20および中継装置22は、ネットワークを介して相互に接続して、データを送受信する。ネットワークは、LAN(Local Area Network)であってもよいし、WAN(Wide Area Network)であってもよいし、WANに公衆回線が含まれていてもよいし、どのようなネットワークであってもよい。
複数の会議端末装置20のそれぞれは、同一の機能および構成を有する。複数の会議端末装置20のそれぞれは、異なる場所(本実施形態においては異なる会議室)に配置される。それぞれの会議室には、少なくとも一人の参加者が存在する。
会議システム10は、一方の会議端末装置20から他の会議端末装置20へと、一方の会議端末装置20が設置された会議室内の参加者を撮像した映像データ、および、参加者の音声を表す音声データをリアルタイムで送信する。なお、会議システム10は、一方の会議端末装置20から他の会議端末装置20へと一方向に情報を伝達してもよいし、双方向に情報を送信してもよい。また、会議システム10は、1つの会議端末装置20から複数の他の会議端末装置20へと同時に情報を送信してもよい。
中継装置22は、例えばサーバまたはコンピュータ等の情報処理装置である。中継装置22は、会議端末装置20と他の会議端末装置20との間の中継装置22を介した通信を確立する。そして、中継装置22は、会議端末装置20から受信したデータを他の会議端末装置20へと転送する。
図2は、会議端末装置20の使用例を示す図である。会議端末装置20は、会議室内の参加者を撮像する。また、会議端末装置20は、会議室内の参加者の音声を集音する。会議端末装置20は、会議室内の参加者を撮像した映像データおよび参加者の音声を集音した音声データを他の会議端末装置20へと送信する。
また、会議端末装置20は、表示装置と接続され、他の会議端末装置20から受信した映像データを表示装置に表示させる。また、会議端末装置20は、スピーカと接続され、他の会議端末装置20から受信した音声データをスピーカから出力させる。会議端末装置20は、表示装置およびスピーカを内蔵していてもよい。本実施形態においては、会議端末装置20は、電子黒板23と接続され、電子黒板23に映像データを表示させ、電子黒板23から音声データに応じた音声を出力させる。
また、会議端末装置20は、会議室内の複数の参加者をフレーム内の撮像可能な位置に配置される。例えば、会議端末装置20は、360°の全周を撮像可能なカメラを有する場合には、図2に示すように、テーブル上に配置されてもよい。また、会議端末装置20は、天井に配置されてもよいし、会議室の一方の壁側に配置されてもよいし、電子黒板23と一体とされていてもよい。
図3は、会議端末装置20のハードウェア構成を示す図である。会議端末装置20は、CPU(Central Processing Unit)24と、ROM(Read Only Memory)25と、RAM(Random Access Memory)26と、記憶装置27と、マイクロホンアレイ28と、撮像装置30と、操作部31と、音声出力IF部32と、表示IF部33と、外部機器接続IF部34とを有する。
CPU24は、会議端末装置20の全体の動作を制御する。また、CPU24は、プログラムを実行する。ROM25は、起動時においてCPU24が実行するプログラム等を記憶する。RAM26は、CPU24が実行するデータを記憶し、CPU24のワークエリアとして機能する。記憶装置27は、会議端末装置20用の転送制御プログラム、アプリケーションプログラム、画像データおよび音声データ等を記憶する。記憶装置27は、例えば、ハードディスクまたはフラッシュメモリ等である。
マイクロホンアレイ28は、それぞれが指向性を有する複数のマイクロホン36を含む。それぞれのマイクロホン36は、設定された方向から発せられた音を集音して音声信号を生成する。
撮像装置30は、CPU24の制御に従って被写体を撮像して画像データを生成する。撮像装置30については詳細を後述する。マイクロホンアレイ28および撮像装置30は、会議端末装置20の本体を構成する筐体とは別体に設けられてもよい。
操作部31は、ユーザの操作情報を入力するためのキーボードおよびボタン等である。音声出力IF部32は、CPU24の制御に従って、音声信号をスピーカに与えて音声を出力させる。表示IF部33は、映像データを表示装置に与えて、映像データに応じた画像を表示装置に表示させる。外部機器接続IF部34は、外部機器に接続するためのインターフェース回路である。外部機器接続IF部34は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して電子黒板23と接続する。
図4は、会議端末装置20の機能構成を示す図である。会議端末装置20は、集音部41と、撮像装置30と、通信部42と、音声出力部43と、表示制御部44とを有する。
集音部41は、周囲の音を集音して第1音声データを生成する。より具体的には、集音部41は、会議室内における参加者の音声を集音し、第1音声データを生成する。また、集音部41は、複数の参加者のうち発話中の参加者を検出し、検出した参加者の方向を表す方向情報を生成する。集音部41は、生成した方向情報を撮像装置30に与える。
撮像装置30は、周囲の被写体を撮像して第1映像データを生成する。より具体的には、撮像装置30は、会議室内の複数の参加者を1つのフレーム内に収まるように撮像した広角画像データと、発話中の参加者を撮像したユーザ画像データとを生成する。撮像装置30は、広角画像データとユーザ画像データとを1つのフレーム内に合成した合成画像データを生成する。そして、撮像装置30は、合成画像データを含む第1映像データを出力する。
通信部42は、撮像装置30により出力された第1映像データおよび集音部41により出力された第1音声データを、他の会議端末装置20(他の装置)にネットワークを介して送信する。また、通信部42は、他の会議端末装置20から、第2映像データおよび第2音声データを受信する。
音声出力部43は、通信部42が受信した第2音声データに応じた音声をスピーカから出力させる。表示制御部44は、通信部42が受信した第2映像データを表示装置に表示させる。
図5は、撮像装置30および複数のマイクロホン36の配置の一例を示す図である。複数のマイクロホン36のそれぞれは、指向性を有する。複数のマイクロホン36は、撮像装置30の画角の範囲内における異なる方向の音を検出できるように、それぞれが画角の範囲内において分散して配置される。例えば、撮像装置30が360°の範囲を撮像可能な場合には、複数のマイクロホン36は、図5に示されるように、会議端末装置20の筐体の周囲に放射状に配置される。
また、複数のマイクロホン36のそれぞれの指向性の方向と、撮像装置30により撮像される画角の基準方向(例えば、画角の中心方向、または、画角の左端または右端の方向)との対応関係は、会議端末装置20に予め設定されている。撮像装置30は、この対応関係を予め取得して記憶する。これにより、撮像装置30は、複数のマイクロホン36により検出された音声の発生方向と、予め登録された対応関係とに基づき、音声発生方向が、撮像された画像内における何れの位置であるかを算出することができる。従って、撮像装置30は、集音部41から受け取った方向情報に基づき、フレーム内における発話中の参加者を含むユーザ領域を特定することができる。
図6は、集音部41の機能構成を示す図である。集音部41は、CPU24がプログラムを実行することにより実現される。
集音部41は、音声取得部46と、方向検出部47と、音声生成部48とを有する。音声取得部46は、マイクロホンアレイ28を構成する複数のマイクロホン36のそれぞれから音声信号を取得する。
方向検出部47は、複数のマイクロホン36から取得した複数の音声信号から、音声が発せられた方向を検出する。例えば、方向検出部47は、複数のマイクロホン36に到達した音の遅延量等に基づき方向を検出する。そして、方向検出部47は、検出した方向を示す方向情報を撮像装置30に与える。
音声生成部48は、複数のマイクロホン36から取得した複数の音声信号から第1音声データを生成する。音声生成部48は、例えば、有効な方向の音声信号の選択および有効な複数の音声信号の積算等をして、第1音声データを生成する。音声生成部48は、生成した第1音声データを通信部42に与える。
図7は、撮像装置30により生成される出力画像50の一例を示す図である。撮像装置30は、会議室内の複数の参加者を1つのフレーム内に収まるように撮像した広角画像52を表す広角画像データを生成する。例えば、撮像装置30は、360°の画角を有するレンズ等を用いて撮像したRAW画像データに対して所定の現像処理および歪補正処理等を行うことにより広角画像データを生成する。
また、撮像装置30は、集音部41から受け取った方向情報に基づき、RAW画像データに対して所定の現像処理および歪補正処理等を行った後の画像データにおける発話中の参加者が含まれるユーザ領域56を検出する。撮像装置30は、画像データから、ユーザ領域56に対応する画像を抽出する。そして、撮像装置30は、抽出した部分画像を拡大または縮小して、ユーザ画像54を表すユーザ画像データを生成する。
撮像装置30は、広角画像52を表す広角画像データと、ユーザ画像54を表すユーザ画像データとを1つのフレーム内に合成して出力画像50を生成する。そして、撮像装置30は、出力画像50を表す合成画像データを含む第1映像データを出力する。
図8は、撮像装置30のハードウェア構成を示す図である。撮像装置30は、レンズ光学系60と、イメージセンサ62と、現像処理回路64と、画像処理回路66と、合成回路68と、出力回路70と、制御回路72と、メモリ74とを有する。
レンズ光学系60は、被写体からの反射光をイメージセンサ62上に集光する。イメージセンサ62は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像装置を含む。イメージセンサ62は、光電変換、電荷読み出し、信号増幅、アナログ/デジタル変換を行って、被写体を表す撮像データ(RAW画像データ)を出力する。
現像処理回路64は、イメージセンサ62から出力された撮像データに対して現像処理等を行って、予め定められた形式の中間画像データを生成する。
画像処理回路66は、中間画像データから広角画像52を表す広角画像データを生成する処理、および、中間画像データからユーザ画像54を表すユーザ画像データを生成する処理を実行する。具体的には、画像処理回路66は、中間画像データに対する歪補正処理をする。また、画像処理回路66は、歪補正がされた中間画像データから、所定のフレーム番号のフレームの取得、画像抽出および拡大縮小処理をして、広角画像データおよびユーザ画像データを生成する。
合成回路68は、広角画像データとユーザ画像データとを合成して合成画像データを生成する。出力回路70は、合成回路68により生成された合成画像データを含む映像データを出力する。例えば、出力回路70は、所定のビデオデータ用のシリアルI/Fを介して映像データを出力する。
制御回路72は、例えば、MPU(Micro-Processing Unit)等であって装置全体の制御をする。制御回路72は、一例として、イメージセンサ62を動作させるためのパラメータおよび撮像処理部82を動作させるためのパラメータを制御する。
メモリ74は、例えば、RAM等であり、撮像データ、中間画像データ、広角画像データ、ユーザ画像データおよび合成画像データを記憶する。メモリ74は、現像処理回路64、画像処理回路66および合成回路68が処理を行うためにデータを記憶するワーキングエリアとして機能する。
図9は、撮像装置30の機能構成を示す図である。撮像装置30は、図8に示したハードウェアがソフトウェアと協働することにより、図9に示すような機能ブロックを実現する。撮像装置30は、撮像部80と、撮像処理部82と、制御部84と、歪補正部86と、広角画像生成部88と、ユーザ領域記憶部90と、方向情報取得部92と、選択部94と、ユーザ画像生成部96と、合成部98と、設定部100とを有する。
撮像部80は、被写体である複数のユーザを撮像して撮像データを生成する。撮像部80は、イメージセンサ62により実現される。撮像部80は、複数のユーザを1つのフレーム内に含む広角の撮像データを生成する。例えば、撮像部80は、360°の画角の撮像データを生成する。
撮像処理部82は、撮像部80により生成された撮像データに対して撮像処理を実行し、予め定められたフォーマットの画像データを生成する。例えば、撮像処理部82は、黒レベル補正、欠陥画素補正、シェーディング補正、ホワイトバランス調整、ゲイン調整、WB(ホワイトバランス)調整、デモザイキング、輪郭強調、色補正、NR(ノイズリダクション)、ガンマ調整、トーンカーブ調整等の撮像処理を行う。さらに、撮像処理部82は、RAW画像データからRGBまたはYCbCr等の色差信号データへの変換を行う。撮像処理部82は、現像処理回路64により実現される。
制御部84は、撮像部80に対してパラメータを設定する。例えば、制御部84は、シャッタースピードおよび露光時間等のイメージセンサ62を制御するために必要なパラメータを設定する。また、制御部84は、撮像処理部82に対してパラメータを設定する。例えば、制御部84は、ホワイトバランス調整のための色毎のゲイン等を設定する。
歪補正部86は、撮像処理部82から画像データを受け取る。歪補正部86は、画像データに対して、予め登録された歪補正値に基づき広角のレンズにより撮像したことにより生じる画像の歪を補正する。歪補正部86は、画像処理回路66により実現される。
広角画像生成部88は、歪補正がされた画像データを歪補正部86から受け取る。広角画像生成部88は、歪補正がされた画像データに基づき複数のユーザを含む広角画像を生成する。例えば、広角画像生成部88は、歪補正がされた画像データのフレーム全体を広角画像として抽出してもよいし、フレーム全体から数パーセント小さい範囲を広角画像として抽出してもよい。広角画像生成部88は、抽出した広角画像を必要に応じて拡大縮小して、合成部98に与える。広角画像生成部88は、画像処理回路66により実現される。
ユーザ領域記憶部90は、それぞれのユーザについて、画像データにおける、そのユーザを含む部分を示すユーザ領域を記憶する。方向情報取得部92は、集音部41から発話者の方向を示す方向情報を取得する。そして、方向情報取得部92は、取得した方向情報から、画像データにおける発話者の位置を算出する。
選択部94は、方向情報取得部92により算出された発話者の位置に基づき、ユーザ領域記憶部90に記憶されている何れかのユーザ領域を選択する。選択部94は、選択したユーザ領域をユーザ画像生成部96に与える。
ユーザ画像生成部96は、歪補正がされた画像データを歪補正部86から受け取る。また、ユーザ画像生成部96は、ユーザ領域を選択部94から受け取る。ユーザ画像生成部96は、歪補正がされた画像データから、選択されたユーザ領域の部分を切り出してユーザ画像を表すユーザ画像データを生成する。ユーザ画像生成部96は、切り出したユーザ画像を拡大縮小した画像を表すユーザ画像データを生成してもよい。ユーザ画像生成部96は、生成したユーザ画像データを合成部98に与える。ユーザ画像生成部96は、画像処理回路66により実現される。
合成部98は、広角画像生成部88により生成された広角画像データと、ユーザ画像生成部96により生成されたユーザ画像データとを取得する。そして、合成部98は、広角画像データとユーザ画像データとを1つのフレームに合成した合成画像データを生成する。合成部98は、生成した合成画像データを出力回路70に与える。合成部98は、合成回路68により実現される。
設定部100は、会議に先立って、それぞれのユーザについてのユーザ領域を算出する。そして、設定部100は、算出したユーザ領域をユーザ領域記憶部90に予め記憶させる。なお、設定部100の詳細については図12以降においてさらに説明する。
図10は、歪補正がされた画像データ58に対する、ユーザ領域56の位置の一例を示す図である。ユーザ領域56は、歪補正がされた画像データ58のフレーム内において、例えば、一人のユーザを含む程度の画角の範囲を指定する領域である。ユーザ領域56は、被写体である複数のユーザのそれぞれに対応して設定される。例えば、画像データ58に4人のユーザ(会議の参加者)が含まれていれば、4人のそれぞれについてユーザ領域56が設定される。歪補正がされた画像データ58から、何れかのユーザ領域56に対応する部分画像を切り出した場合、切り出した画像には、一人のユーザが被写体として含まれる。ユーザ領域記憶部90は、会議の開始に先立って、予めユーザ領域を記憶している。
図11は、ユーザ画像54の生成処理を示す図である。方向情報取得部92は、集音部41から発話者の方向を示す方向情報を取得して、画像データ58における発話者の位置を算出する。例えば、撮像部80により撮像される画像の画角と、集音部41により検出される発話者の方向とは、予め対応付けがされている。例えば、方向情報に示される0°が、画像データ58の水平方向の中心位置に対応付けされている。なお、方向情報に示される0°が、画像データ58の水平方向の左端の位置、または、画像データ58の水平方向の右端の位置に対応付けされていてもよい。選択部94は、このような対応付けを示す情報に基づき、方向情報から画像データ58における発話者の位置を算出する。
選択部94は、ユーザ領域記憶部90に記憶されている複数のユーザ領域56のうち、方向情報取得部92により算出された発話者の位置から最も近い1つのユーザ領域56を選択する。そして、ユーザ画像生成部96は、歪補正がされた画像データ58から、選択されたユーザ領域56の部分を切り出してユーザ画像54を生成する。
図12は、設定部100の機能構成を示す図である。設定部100は、描画情報取得部122と、図形記憶部124と、位置検出部126と、方向算出部128と、領域算出部130と、書込部132とを有する。
描画情報取得部122は、電子黒板23の表示入力部に対して描かれた線画を表す描画情報を取得する。描画情報は、例えば、ラスタデータであってもよいし、ベクタデータであってもよい。
図形記憶部124は、撮像位置を表す第1図形の形状、ユーザ位置を表す第2図形の形状、および、基準方向を表す第3図形の形状を記憶する。第1図形、第2図形および第3図形は、予め定められた形状である。本実施形態においては、第1図形は三角形であり、第2図形は丸であり、第3図形は矢印である。
位置検出部126は、図形記憶部124に記憶された情報に基づき、描画情報における第1図形の位置を撮像位置として検出する。また、位置検出部126は、少なくとも1つの第2図形のそれぞれの位置をそれぞれのユーザに対応するユーザ位置として検出する。また、位置検出部126は、第3図形が表す方向を基準方向として検出する。
方向算出部128は、それぞれのユーザについて、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向を算出する。例えば、方向算出部128は、基準方向からの角度を、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向として算出する。
領域算出部130は、それぞれのユーザについて、画像データにおける、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向に対応する位置の部分を、ユーザ領域として算出する。書込部132は、それぞれのユーザについて算出されたユーザ領域を、ユーザ領域記憶部90に書き込む。
図13は、ユーザ領域の設定処理を示すフローチャートである。会議の参加者である操作者は、会議の開始時において、図14に示すように、電子黒板23の表示入力部に対して、第1図形152(例えば三角形)、少なくとも1つの第2図形154(例えば丸)および第3図形156(例えば矢印)を表す線画を入力する。この場合において、操作者は、第1図形152、それぞれの第2図形154および第3図形156の相対的な位置および方向関係が、第1図形152が撮像装置30の撮像位置となり、それぞれの第2図形154がそれぞれのユーザ位置となり、第3図形156が基準方向となるように描く。なお、基準方向は、予め定められた方向であり、例えば、撮像装置30の画角の中心等である。
なお、第1図形152、第2図形154および第3図形156は、相対的な位置および方向関係が、実際の撮像位置、それぞれのユーザ位置および基準方向に対応していれば、どのような大きさで描いてもよい。また、操作者は、机等を表す所定の補助図形を描いてもよい。
第1図形152、第2図形154および第3図形156を電子黒板23に入力した後、操作者により所定の操作がされると、設定部100は、ステップS11から処理を開始する。
まず、ステップS11において、描画情報取得部122は、電子黒板23から描画情報を取得する。
続いて、ステップS12において、位置検出部126は、描画情報における第1図形152の位置を検出し、検出した第1図形152の位置を撮像位置として特定する。例えば、位置検出部126は、パターンマッチング等により描画情報内から三角形を検出して、検出した三角形の座標を撮像位置として特定する。
続いて、ステップS13において、位置検出部126は、描画情報におけるそれぞれの第2図形154の位置を検出し、検出したそれぞれの第2図形154の位置をそれぞれのユーザ位置として特定する。例えば、位置検出部126は、パターンマッチング等により描画情報内からそれぞれの丸を検出して、検出したそれぞれの丸の座標をユーザ位置として特定する。
続いて、ステップS14において、位置検出部126は、描画情報における第3図形156の位置を検出し、検出した第3図形156の方向を基準方向として特定する。例えば、位置検出部126は、パターンマッチング等により描画情報内から矢印を検出して、検出した矢印の方向を基準方向として特定する。
なお、位置検出部126は、机等を表す所定の補助図形が描画情報に含まれている場合には、補助図形に基づき、撮像位置、それぞれのユーザ位置および基準方向を補正してもよい。例えば、位置検出部126は、ユーザ位置を、机のエッジに沿うように補正してもよい。
続いて、設定部100は、それぞれのユーザについて、ステップS16からステップS18の処理を実行する(ステップS15とステップS19との間のループ処理)。具体的には、設定部100は、検出した第2図形154(例えば丸)毎に、ステップS16からステップS18の処理を実行する。
ステップS16において、方向算出部128は、処理対象のユーザについて、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向を算出する。例えば、図15に示すように、方向算出部128は、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向の、基準方向からの角度を算出する。より具体的には、方向算出部128は、第1図形152(例えば三角形)から処理対象のユーザに対応する第2図形154(例えば丸)までの直線と、基準方向と並行な直線との間の角度を算出する。
続いて、ステップS17において、方向算出部128は、処理対象のユーザについて、画像データ58上における位置を算出する。例えば、図16に示すように、方向算出部128は、基準方向に対応する画像データ58上の位置(例えば、画像データ58の画角の中心位置)を0°とし、そのユーザについて算出した角度に対応する画像データ58上の水平方向の画角の位置θ〜θを、ユーザ位置として算出する。
続いて、ステップS18において、領域算出部130は、処理対象のユーザについて、画像データにおける、撮像位置からユーザ位置へ向かう方向に対応する位置の部分を、ユーザ領域として算出する。例えば、図17に示すように、領域算出部130は、画像データ58のフレーム内における、算出したユーザ位置を中心とした水平方向の所定範囲を、ユーザ領域56として算出する。
設定部100は、それぞれのユーザについて、ステップS16からステップS18の処理を実行する。これにより、設定部100は、図17に示すように、それぞれのユーザについて、ユーザ領域56を算出することができる。全てのユーザについてステップS16からステップS18の処理を終了した場合、設定部100は、処理をステップS20に進める(ステップS19)。
ステップS20において、書込部132は、それぞれのユーザについて算出されたユーザ領域をユーザ領域記憶部90に書き込む。
以上のように、本実施形態に係る設定部100によれば、複数のユーザを撮像した画像データにおける、それぞれのユーザの位置に対応するユーザ領域を、簡単に設定することができる。例えば、設定部100によれば、電子黒板23に描かれた描画データによりそれぞれのユーザ領域を設定することができる。
(第1変形例)
つぎに、第1変形例に係る会議システム10について説明する。第1変形例に係る会議システム10は、図1から図17を参照して説明した会議システム10と略同一の機能および構成を有するので、同一の機能の装置およびブロックについては同一の符号を付けて、相違点を除き説明を省略する。なお、第2変形例以降も同様である。
図18は、第1変形例に係る電子黒板23を示す図である。第1変形例に係る電子黒板23は、マイクロホンアレイ28および撮像装置30を有する。例えば、電子黒板23は、会議端末装置20を内蔵している。例えば、電子黒板23は、表示入力面の上部側に、マイクロホンアレイ28および撮像装置30が取り付けられている。このような電子黒板23は、表示面を見ているユーザを撮像したり、表示面を見ているユーザが発した音声を集音したりすることができる。
図19は、第1変形例に係る設定部100の機能構成を示す図である。第1変形例に係る設定部100は、描画制御部180をさらに有する。描画制御部180は、予め定められた位置に第1図形152および第3図形156を含んだ描画情報を、電子黒板23の表示入力部に表示させる。
例えば、図20に示すように、描画制御部180は、電子黒板23における予め定められた位置に第1図形152を表示させ、予め定められた方向に向けて第3図形156を表示させる。第1変形例においては、電子黒板23が撮像装置30を有する。従って、撮像位置および基準方向の関係は、固定されている。従って、描画制御部180は、第1図形152および第3図形156を予め表示することができる。
操作者は、このように第1図形152および第3図形156が表示されている状態で、電子黒板23上におけるそれぞれのユーザに対応する位置に第2図形154を追加する。そして、描画情報取得部122は、第1図形152および第3図形156に追加して描かれた図形を含む描画情報を、電子黒板23から取得する。
このような第1変形例に係る設定部100は、電子黒板23に第1図形152および第3図形156を予め表示しておくので、操作者の入力の手間を省くことができる。
(第2変形例)
図21は、第2変形例に係る設定部100の機能構成を示す図である。第2変形例に係る設定部100は、画像表示制御部190をさらに有する。
画像表示制御部190は、設定開始時において、撮像部80に複数のユーザを撮像させる。そして、画像表示制御部190は、図22に示すように、撮像部80により撮像された複数のユーザが含まれる画像を、電子黒板23の表示入力部に表示させる。
操作者は、図23に示すように、このような複数のユーザが含まれる画像が表示されている状態で、電子黒板23上における、撮像位置に第1図形152を描き、基準方向に第3図形156を描く。そして、操作者は、電子黒板23上における、それぞれのユーザが表示されている位置に、第2図形154を追加する。これにより、画像表示制御部190は、ユーザを撮像した画像上に、ユーザ位置を示す第2図形154を書き込ませることができる。描画情報取得部122は、複数のユーザが含まれる画像上に描かれた線画を描画情報として取得する。
このような第2変形例に係る設定部100は、電子黒板23に、ユーザの位置を画像で予め表示しておくので、操作者に容易にユーザの位置を入力させることができる。
(第3変形例)
図24は、第3変形例に係る設定部100の機能構成を示す図である。第3変形例は、ユーザ領域が正しいか否かを操作者に確認させ、正しく設定されていない場合には、再設定をさせる。第3変形例に係る設定部100は、画像データ取得部202と、確認画像生成部204と、確認画像表示部206と、判定受付部208とをさらに有する。
画像データ取得部202は、歪補正部86から、歪補正がされた画像データを取得する。確認画像生成部204は、それぞれのユーザについて、画像データから領域算出部130により算出されたユーザ領域の画像を切り出して、例えば、図25に示すような確認画像220を生成する。確認画像表示部206は、確認画像220を電子黒板23の表示入力部に表示させる。
図25に示すように、確認画像220は、それぞれのユーザについてユーザ領域を切り出した画像を含む。操作者は、この確認画像220を見ることにより、ユーザ領域が正しく設定されており、それぞれのユーザ領域から切り出した画像に、全てのユーザが正しく含まれているか否かを確認することができる。
また、確認画像220は、全てのユーザ領域が正しく設定されている場合に押される肯定ボタン222と、何れかのユーザ領域が正しく設定されていない場合に押される否定ボタン224とを含む。操作者は、全てのユーザ領域が正しく設定されている場合には肯定ボタン222を押し、何れかのユーザ領域が正しく設定されていない場合には否定ボタン224を押す。
判定受付部208は、それぞれのユーザ領域が正しく設定されているか否かの判定結果を受け付ける。例えば、判定受付部208は、確認画像220の肯定ボタン222が押されたか、否定ボタン224が押されたかを受け付ける。
そして、判定受付部208が全てのユーザ領域が正しく設定されているという判定結果を受け付けた場合、例えば、肯定ボタン222が押された場合、書込部132は、それぞれのユーザについてのユーザ領域をユーザ領域記憶部90に書き込む。判定受付部208が何れかのユーザ領域が正しく設定されていないという判定結果を受け付けた場合、例えば、否定ボタン224が押された場合、描画情報取得部122は、再度、電子黒板23から描画情報を取得する。
図26は、第3変形例に係るユーザ領域の設定処理を示すフローチャートである。第3変形例に係る設定部100は、ステップS11からステップS19までは、図13に示す処理と同一の処理を実行する。設定部100は、ステップS19を終了すると、処理をステップS31に進める。
ステップS31において、画像データ取得部202は、歪補正がされた画像データを取得する。続いて、ステップS32において、確認画像生成部204は、それぞれのユーザについて、画像データから算出されたユーザ領域の画像を切り出して確認画像220を生成する。続いて、ステップS33において、確認画像表示部206は、確認画像220を電子黒板23の表示入力部に表示させる。
続いて、ステップS34において、判定受付部208は、それぞれのユーザ領域が正しく設定されているか否かを判定する。何れかのユーザ領域が正しく設定されていない場合(S34のNo)、判定受付部208は、処理をステップS11に戻す。これにより、描画情報取得部122は、再度、電子黒板23から描画情報を取得することができる。
全てのユーザ領域が正しく設定されている場合(S34のYes)、判定受付部208は、処理をステップS35に進める。ステップS35において、書込部132は、それぞれのユーザについて算出されたユーザ領域をユーザ領域記憶部90に書き込む。
以上のように、第3変形例に係る設定部100は、設定したユーザ領域が正しいか否かを操作者に確認させることができる。これにより、第3変形例に係る設定部100によれば、確実に正確なユーザ領域を設定することができる。
以上、本発明の実施形態およびその変形例を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 会議システム
20 会議端末装置
22 中継装置
23 電子黒板
24 CPU
25 ROM
26 RAM
27 記憶装置
28 マイクロホンアレイ
30 撮像装置
31 操作部
32 音声出力IF部
33 表示IF部
34 外部機器接続IF部
36 マイクロホン
41 集音部
42 通信部
43 音声出力部
44 表示制御部
46 音声取得部
47 方向検出部
48 音声生成部
50 出力画像
52 広角画像
54 ユーザ画像
56 ユーザ領域
58 画像データ
60 レンズ光学系
62 イメージセンサ
64 現像処理回路
66 画像処理回路
68 合成回路
70 出力回路
72 制御回路
74 メモリ
80 撮像部
82 撮像処理部
84 制御部
86 歪補正部
88 広角画像生成部
90 ユーザ領域記憶部
92 方向情報取得部
94 選択部
96 ユーザ画像生成部
98 合成部
100 設定部
122 描画情報取得部
124 図形記憶部
126 位置検出部
128 方向算出部
130 領域算出部
132 書込部
152 第1図形
154 第2図形
156 第3図形
180 描画制御部
190 画像表示制御部
202 画像データ取得部
204 確認画像生成部
206 確認画像表示部
208 判定受付部
220 確認画像
222 肯定ボタン
224 否定ボタン
特開2010−109898号公報

Claims (10)

  1. 複数のユーザを撮像して撮像データを生成する撮像部と、
    前記撮像データに対して撮像処理を実行して、所定のフォーマットの画像データを生成する撮像処理部と、
    前記画像データに基づき複数のユーザを含む広角画像を生成する広角画像生成部と、
    それぞれのユーザについて、前記画像データにおけるそのユーザを含む部分を示すユーザ領域を記憶するユーザ領域記憶部と、
    何れかの前記ユーザ領域を選択する選択部と、
    前記画像データから、選択された前記ユーザ領域の部分を切り出してユーザ画像を生成するユーザ画像生成部と、
    それぞれのユーザについての前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に予め記憶させる設定部と、
    を備え、
    前記設定部は、
    描画情報を取得する描画情報取得部と、
    前記描画情報における第1図形の位置を撮像位置として検出し、少なくとも1つの第2図形のそれぞれの位置をそれぞれのユーザに対応するユーザ位置として検出する位置検出部と、
    それぞれのユーザについて、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向を算出する方向算出部と、
    それぞれのユーザについて、前記画像データにおける、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向に対応する位置の部分を、前記ユーザ領域として算出する領域算出部と、
    それぞれのユーザについて算出された前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に書き込む書込部と、
    を有する撮像装置。
  2. 前記位置検出部は、第3図形が表す方向を基準方向として検出し、
    前記方向算出部は、前記基準方向からの角度を、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向とする
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記設定部は、音声の発生方向を示す方向情報を取得する方向情報取得部をさらに有し、
    前記選択部は、前記方向情報に示された方向の前記ユーザ領域を選択する
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記広角画像と前記ユーザ画像とを合成した合成画像を生成する合成部をさらに備える
    請求項1から3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記描画情報取得部は、表示入力部に描かれた前記描画情報を取得する
    請求項1から4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記描画情報取得部は、電子黒板の前記表示入力部に描かれた前記描画情報を取得する
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像部は、前記電子黒板に内蔵されており、
    前記設定部は、設定開始時において、予め定められた位置に前記第1図形を含んだ前記描画情報を前記表示入力部に表示させる描画制御部をさらに有し、
    前記描画情報取得部は、前記第1図形および追加して描かれた図形を含む前記描画情報を前記表示入力部から取得する
    請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記設定部は、設定開始時に、前記撮像部に複数のユーザを撮像させ、複数のユーザが含まれる画像を前記表示入力部に表示させる画像表示制御部をさらに有し、
    前記描画情報取得部は、複数のユーザが含まれる画像上に描かれた線画を前記描画情報として取得する
    請求項6に記載の撮像装置。
  9. 前記設定部は、
    それぞれのユーザについて、前記画像データから前記領域算出部により算出された前記ユーザ領域の画像を切り出して、確認画像を生成する確認画像生成部と、
    それぞれのユーザについての前記確認画像を前記表示入力部に表示させる確認画像表示部と、
    それぞれの前記ユーザ領域が正しく設定されているか否かの判定結果を受け付ける判定受付部と、
    をさらに有し、
    全ての前記ユーザ領域が正しく設定されているという判定結果を受け付けた場合、前記書込部は、それぞれのユーザについての前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に書き込み、
    何れかの前記ユーザ領域が正しく設定されていないという判定結果を受け付けた場合、前記描画情報取得部は、再度、前記描画情報を取得する
    請求項1から8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 複数のユーザを撮像して撮像データを生成する撮像部と、
    前記撮像データに対して撮像処理を実行して、所定のフォーマットの画像データを生成する撮像処理部と、
    前記画像データに基づき複数のユーザを含む広角画像を生成する広角画像生成部と、
    それぞれのユーザについて、前記画像データにおけるそのユーザを含む部分を示すユーザ領域を記憶するユーザ領域記憶部と、
    何れかの前記ユーザ領域を選択する選択部と、
    前記画像データから、選択された前記ユーザ領域の部分を切り出してユーザ画像を生成するユーザ画像生成部と、
    を備える撮像装置において、それぞれのユーザについての前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に設定するための設定方法であって、
    描画情報を取得し、
    前記描画情報における第1図形の位置を撮像位置として検出し、少なくとも1つの第2図形のそれぞれの位置をそれぞれのユーザに対応するユーザ位置として検出し、
    それぞれのユーザについて、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向を算出し、
    それぞれのユーザについて、前記画像データにおける、前記撮像位置から前記ユーザ位置へ向かう方向に対応する位置の部分を、前記ユーザ領域として算出し、
    それぞれのユーザについて算出された前記ユーザ領域を前記ユーザ領域記憶部に書き込む
    設定方法。
JP2015244485A 2015-12-15 2015-12-15 撮像装置および設定方法 Pending JP2017112464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015244485A JP2017112464A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 撮像装置および設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015244485A JP2017112464A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 撮像装置および設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017112464A true JP2017112464A (ja) 2017-06-22

Family

ID=59081791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015244485A Pending JP2017112464A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 撮像装置および設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017112464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019114967A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 大日本印刷株式会社 自動撮影システム及び自動撮影方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019114967A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 大日本印刷株式会社 自動撮影システム及び自動撮影方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108391035B (zh) 一种拍摄方法、装置与设备
KR101680684B1 (ko) 영상 처리 방법 및 이를 적용한 영상 촬영 장치
JP2017034502A (ja) 通信装置、通信方法、プログラムおよび通信システム
CN108605087B (zh) 终端的拍照方法、拍照装置和终端
EP2018065A1 (en) Camera apparatus and image recording/reproducing method
US9001181B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer program product
JP6582874B2 (ja) 通信システム、通信装置、通信方法およびプログラム
JP2007329602A (ja) 撮像装置、撮影方法、および撮影プログラム
JP6739064B1 (ja) 撮像装置
JP4802884B2 (ja) 撮像装置、撮像画像記録方法、及び、プログラム
JP2019012881A (ja) 撮像制御装置及びその制御方法
JP4577445B2 (ja) 撮像装置、画像記録方法、および、プログラム
WO2015198964A1 (ja) 音声入出力機能付き撮像装置およびテレビ会議システム
US20200364832A1 (en) Photographing method and apparatus
US8988559B2 (en) Electronic device
JP2017092850A (ja) 撮像装置、撮像方法および会議端末装置
CN113905204A (zh) 图像显示方法、装置、设备及存储介质
US20200366836A1 (en) Electronic apparatus and control method thereof
JP2008124830A (ja) 撮像装置
JP2017112464A (ja) 撮像装置および設定方法
JP2013016933A (ja) 端末装置、撮像方法およびプログラム
JP6004978B2 (ja) 被写体画像抽出装置および被写体画像抽出・合成装置
US11523052B2 (en) Electronic apparatus, control method of electronic apparatus, and non-transitory computer readable medium
TW202221409A (zh) 虛擬運鏡方法、攝像裝置及電子系統
JP2015095853A (ja) 撮影システム及びプログラム